おおきく振りかぶってのネタバレ・あらすじまとめ!魅力や登場人物も紹介

高校野球を題材にしたマンガ「おおきく振りかぶって」のあらすじをネタバレ込みでまとめました。「おおきく振りかぶって」のどこが面白いのかというポイントや、登場人物についてもまとめています。1巻から最新巻の29巻までのネタバレが含まれています。

おおきく振りかぶってのネタバレ・あらすじまとめ!魅力や登場人物も紹介のイメージ

目次

  1. 新しいタイプの野球マンガのおおきく振りかぶってとは?
  2. おおきく振りかぶって1〜3巻のネタバレ
  3. おおきく振りかぶって4〜8巻:VS桐青高校戦のネタバレ
  4. おおきく振りかぶって9〜10巻VS崎玉高校のネタバレ
  5. おおきく振りかぶって11〜14巻:VS美丞大狭山高校のネタバレ
  6. おおきく振りかぶって15〜16巻のネタバレ
  7. おおきく振りかぶって17〜19巻:県BEST4のネタバレ
  8. おおきく振りかぶって20〜23巻:VS武蔵野第一のネタバレ
  9. おおきく振りかぶって24〜26巻:VS千朶高校のネタバレ
  10. おおきく振りかぶって27〜28巻のネタバレ
  11. おおきく振りかぶって29巻のネタバレ
  12. 今後の「おおきく振りかぶって」から目が離せない!

新しいタイプの野球マンガのおおきく振りかぶってとは?

高校野球を題材にした少年マンガ「おおきく振りかぶって」は新しいタイプの野球マンガと言われています。その魅力と、各巻のあらすじを表紙の画像と共にネタバレ込みでまとめました。また、コミックスの各巻のカバーの内側に記載されている、登場人物ごとのキャラクタープロフィールもピックアップしてます。こちらも画像付きです。

おおきく振りかぶってとは?

講談社の出版している“月刊アフタヌーン”にて2003年11月号から、ひぐちアサが連載している野球マンガが「おおきく振りかぶって」です。これまでの野球マンガは主人公が“精神的に強い”ものばかりでしたが、「おおきく振りかぶって」は主人公はメンタルも弱く、コミュ症で弱々しいキャラクターです。更に周りの登場人物も決して強いとは言い難いのですが、だからこそ人間的で親近感が持てると人気を集めています。

「おおきく振りかぶって」は、TVアニメ、舞台、ゲームなどが展開されています。TVアニメは2007年4月からTBS、毎日放送などで第1期が放送されました。第2期は、〜夏の大会編〜として2010年4月から6月まで放送されていました。アニメ登場人物ごとの特徴がわかりやすカラーや声優の起用があり、子供でも楽しめるように原作と変更されている部分も多いです。ちなみに舞台は2018年2月から公演されています。

埼玉県の西浦高校で新しく作られた硬式野球部に集まった、10名の1年生部員と女監督、顧問の先生、1年生の女子マネージャーの13人の登場人物が、強くなるためにどうしたらいいか考えながら、練習方法や食事や栄養、メンタルトレーニングなどを工夫し、成長していくというのが大まかなあらすじです。メインの西浦高校だけでなく、他校の登場人物の心情も多く描かれているのがおおきく振りかぶっての特徴です。

「おおきく振りかぶって」には、通常のスポーツマンガではあまり描かれないスポーツ心理学の知識も盛り込まれており、現役選手にはタメになり、大人の方も楽しめる内容になっています。主人公のビクビクする弱気な性格になった理由の生い立ちや登場人物である部員の家族構成なども描かれており、それぞれの登場人物に感情移入しやすい作品です。他の野球マンガと比較するとわかりやすいです。

おおきく振りかぶって1〜3巻のネタバレ

1巻あらすじ:ホントのエース/キャッチャーの役割/プレイ!!

主人公の三橋は高校では野球をやるつもりはなかったのですが、グランドに集まる野球部員をみて、自信はないものの投手への執着は捨てられず足を踏み入れます。そこでキャッチャーの阿部に認められ、監督や他の部員も納得し、三橋はエースとして、合宿最終日に母校の三星学園との練習試合に挑むことになります。

キャラクタープロフィール:主人公の三橋廉

5月17日生まれでAB型、身長165cmで体重は52kg、右投・左打の投手です。家族は父親と母親、高校入学後のクラスは1年9組です。中学時代に贔屓でエースナンバーを背負っていたことから当時のチームメイトからいじめられていたことから自信を失っていますが、ストライクゾーンを9分割にしてコントロール出来るピッチャーです。登場人物の中でも一番弱気でビクビクしている卑屈なキャラクターです。

2巻あらすじ:先取点 投手の条件 スゴイ投手?

初めての練習試合で三星学園に勝利した西浦高校は、三橋が中学時代の禍根に決着をつけて合宿を終えます。自分に自信が無く部員の中で常に緊張していた三橋も徐々に打ち解け始めます。そんな中、顧問の志賀先生が朝練でα派を出すトレーニングをレクチャーしてくれ、その日から練習メニューに取り入れられます。

キャラクタープロフィール:阿部隆也

12月11日生まれでO型、身長170cmで体重は55kg、右投・右打の捕手です。家族は父親と母親、そして野球のボーイズチームに入っている弟がいます。高校のクラスは1年7組です。中学時代に1つ年上の“スゴイ投手”榛名と組んでいた時の経験から、サインに首を振る投手を毛嫌いしています。登場人物の中では一番「配給マニア」と言って良いでしょう。

3巻あらすじ:スゴイ投手1 スゴイ投手2 ちゃくちゃくと

埼玉県BEST8、武蔵野第一と浦和総合の試合を見学に来た西浦高校のメンバーは“スゴイ投手”の榛名が中学時代に阿部が球を受けていたピッチャーである事を知ります。その試合は武蔵野第一が勝利しました。西浦高校もいよいよキャプテンが決まり、初の公式戦に向けて新たなスタートを切りました。

キャラクタープロフィール:榛名元希「基本のキホン!」

榛名は5月24日生まれでAB型、左投・左打の投手です。身長182cmで体重75kgの2年B組、家族には両親とお姉さんがいます。「おおきく振りかぶって」の連載前に読み切り掲載された「基本のキホン!」は、武蔵野第一高校が舞台です。加具山と榛名、2人の投手の過去が描かれています。アニメでも1期の最終話・第26話で放送されました。

おおきく振りかぶって4〜8巻:VS桐青高校戦のネタバレ

4巻あらすじ:春が終わる 夏がはじまる

西浦高校野球部のメンバーはテストも無事に乗り切り、夏大会の抽選で、初戦は昨年度の甲子園出場校・桐青高校と対戦する事に決まります。朝練のα派トレーニングも「サードランナー」と条件付けするところまで仕上がり、いよいよ夏大会の初戦の日を迎えます。

キャラクタープロフィールとネタバレ:百枝まりあ

画像に笑顔で写ってる、西浦高校の女監督は23歳、4月18日生まれのB型、身長163cmで体重は秘密のようです。左投・左打で、オレンジを素手で絞れるほど握力があります。部員からはノックが上手と評価されており、高校時代にバッティングピッチャーもやっていたためか球速は120km/hほどあり、スクリューも投げられます。百枝が高校時代の最後の部員は既に死去しています。

5巻あらすじ:挑め!

西浦高校は浜田を中心とした有志の応援団も駆けつけ、昨年度優勝校の桐青に挑みます。事前に調べ上げたデータを元に試合直後から良い流れの西浦高校は2回に先制点を入れます。雨が降り始めた中、3回表が終わり、1−0で西浦高校リードで裏の桐青高校の攻撃に入ります。

キャラクタープロフィールとネタバレ:浜田良郎

中学時代に野球をやっていたが肘の故障と家庭の事情で野球をやめて留年しています。12月19日生まれでB型、身長183cmの体重70kg、1年9組で三橋のクラスメイトです。家族は両親と弟です。自ら応援団をやりたいと言い出して野球部の為に横断幕などを作っています。画像の真ん中が浜田です。野球部の活躍を見て自分も野球に戻りたくなりますが、家庭の事情の為に堪え、応援に徹しています。

6巻あらすじ:もう1点!

雨が降る中、夏大会で昨年度優勝校と激闘を繰り広げる西浦ナインは、先取点に続く「もう1点」を入れるべく攻めます。桐青も猛攻を見せますが、ピンチの時の“サードランナー”で落ち着いたプレイをする西浦から中々思うように点が取れません。田島が桐青ピッチャーのクセを盗んで盗塁が次々と成功し、追加点を入れます。その後落ち着きを取り戻した桐青が点を重ね、特典は2−2の同点で7回裏・桐青の攻撃を迎えます。

7巻あらすじ:逆転!

7回裏の桐青の攻撃で三橋は自身のワイルドピッチで逆転を許します。2−3で留めて西浦ナインがベンチへ戻ると、雨で試合が一時中断します。三橋は身体が熱くて力が入らずにいましたが、三星が初戦を勝利した事を聞いて復活します。8回表に西浦が1点返しますが、その裏の攻撃で桐青がまた1点入れ、3−4で最終回の9回へ突入します。

キャラクタープロフィール:桐青バッテリー 河合和己 高瀬準太

桐青3年生でキャプテンの河合和己は、6月15日生まれでB型、身長180cmで体重78kgの捕手です。右投・右打で3年6組です。投手の高瀬準太は2年生なので背番号は10番ですが、実質桐青高校のエースです。2月2日生まれのO型、身長177cmで体重が69kg、右投・右打、2年4組です。

8巻あらすじ:決着! ひとつ勝って

9回表、西浦の攻撃で2アウト2、3塁でまだヒットのない田島がバッターボックスに立ちます。桐青ピッチャーの決め球・シンカーを、バットをズラして打ち、スコアは5−4と逆転します。最終回裏の桐青の攻撃は1番から、バックの好守備で0点に抑えて西浦が初戦勝利で飾りました。三橋は試合後つぶれ、田島も右手を負傷しますが、橋は他の部員からの評価に少しだけ自分に自信が持てるようになります。

キャラクタープロフィール:田島悠一郎

桐青ピッチャーのクセを見破った田島は、10月16日生まれでB型、身長164cmで体重53kgの三橋のクラスメイト、1年9組です。右投・左打の三塁手、中学の頃は名門ボーイズの“荒川シー・ブリームス”で4番を任されていた好打者です。大家族で兄弟も多く、実家から近いという理由で西浦高校に進学した西浦のムードメーカーです。スポーツテストで全校1位になるほど運動神経が良く、動体視力や観察眼も優れています。

おおきく振りかぶって9〜10巻VS崎玉高校のネタバレ

9巻あらすじ:次は? 3回戦

西浦高校は次の対戦相手が決定する試合を観戦して対戦相手が埼玉高校に決まると、学校に戻ってミーティングで次の試合は「コールド勝ち」を狙うことを決めます。そしていつも4番サードの田島は怪我の関係もあり1番ファースト、花井が4番を任されます。試合当日、埼玉高校の先攻で始まり、初回を0点に抑えた西浦高校はコールド勝ちを目指して1回裏の攻撃へ挑みます。

10巻あらすじ:3回戦

三橋の身体を気遣ってコールド勝ちを狙う西浦は、市原のスクリューには多少手こずりつつも1回裏に2点、2回裏に1点、3回裏に1点を入れますが、埼玉キャッチャー佐倉の肩でダブルプレーにされてしまいます。4番を任された花井にプレッシャーがかかる中、田島の1番ファースト起用理由を埼玉に悟られます。花井は思いつめて三橋に当たってしまいますが、「競う」事が悪くないと三橋に気付かされた後の打順でヒットを打つ事に成功し、0−8で7回表、埼玉高校の攻撃を迎えます。

キャラクタープロフィール:花井梓

西浦高校の硬式野球部の初代主将になった花井は4月28日生まれでA型、181cmの長身で体重は67kgです。右投・右打の外野手でパワーもあるプルヒッターです。他校の登場人物たちと比べると1年生ということもありまだ線の細さもありますが、西浦の4番を背負っていくバッターです。長男で双子の妹がいる為か面倒見もよく、しっかりしています。部員数の少ない西浦では、予備投手、予備捕手も兼ねています。

おおきく振りかぶって11〜14巻:VS美丞大狭山高校のネタバレ

11巻あらすじ:大事 4回戦 ゆるやかな変化 5回戦

西浦高校は4回戦も勝ち、BEST16にコマを進めます。BEST8をかけて戦う次の対戦相手・美丞大狭山は、優勝候補の桐青を下した西浦をしっかり研究して5回戦に備えていました。西浦も美丞大狭山のデータを集めて準備をして挑みますが、美丞大狭山が西浦のデータを徹底して活かした攻撃で3−0と先制します。

キャラクタープロフィール:栄口勇人

6月8日生まれのO型、身長169cmの体重54kg、右投・右打の二塁手です。中学校が阿部と同じで、違うシニアのチームで野球をやっていました。高校は1年1組で、父親と姉、弟という家族構成です。人当たりの良い野球少年です。

12巻あらすじ:5回戦 2

美丞大狭山は守備でもデータを活かして西浦に得点を許さず2回にも1点追加しますが、西浦ベンチも違和感に気付き始めます。美丞大狭山の戦略に気付いた西浦は3回に1点、4回に1点を返してスコアを4−2とします。しかし5回表、美丞大狭山が1点追加し、更に打順は初回に2ランホームランを打った4番・和田をむかえます。

13巻あらすじ:5回戦 3

配球が美丞大狭山にバレていることで初めて西浦の女監督は“三橋が配球に関与してない”ことを知ります。その間に4番田島、5番花井でランナーを返し、5−4で5回裏の攻撃を終わります。そして7回表の美丞大狭山の攻撃でキャッチャーの倉田とのクロスプレーで阿部が膝を捻挫してしまいます。西浦は田島をキャッチャーに据えて試合を再開します。しかし倉田は、自分の打順でファーストに走っている途中に足を止めてしまいます。

キャラクタープロフィール:水谷文貴

美丞大狭山戦で「ナイスバッチ水谷」となった水谷は、1月4日生まれのB型、身長172cmで体重57kgの右投・右打、セカンドと外野手を兼任しています。クラスは1年7組で両親とお姉さんがいます。くすぐりに弱いようで、美丞大狭山戦でくすぐりで緊張をほぐし、その成果でヒットを打っています。

14巻あらすじ:5回戦 4

8回裏でまた1点を返して5−5の同点にした西浦ナインは、最終回の守備へと向かいます。美丞大狭山はベンチから配球サインが出ている事に気が付き猛攻、3ランホームランなどを含めて一気に得点を稼ぎます。三橋が調子を崩しかけますが、味方のエラーで自分の責任を自覚し立て直します。11−5で最終回裏の西浦の攻撃は1点は返しますが続かず、11−6で美丞大狭山が勝利し、BEST8へと進みました。

キャラクタープロフィール:沖一利

美丞大狭山戦で阿部の怪我の原因となった送球をして、それを気に病んでいた少し気の弱い部分のある沖は、7月20日生まれのA型です。172cmで60kgの一塁手、左投・左打で、西浦唯一の左利きのため、三橋の後の投手としても期待されています。1年3組、祖父母と両親、お姉さんがいます。ビクビクする三橋のフォローをするなど、所々で優しい部分も見られます。画像の右下が沖です。

おおきく振りかぶって15〜16巻のネタバレ

15巻あらすじ:また始まる 目標 育て!

阿部の膝は2度の捻挫で治るまでに2週間以上はかかる事が判明します。そして阿部以外の西浦のメンバーは花井の提案で目標を統一すべく全員が意見を紙に書いてミーティングを行います。甲子園出場か優勝かで意見が割れ、翌日再度話す事になり、三橋と田島、栄口の3人は阿部の家へお見舞いに行く事にします。三橋と阿部は仲を深め、翌日の話し合いで全員一致で甲子園優勝を目標にする事が決まります。

キャラクタープロフィール:志賀剛司

野球素人でありながらスポーツの栄養やメンタル部分でのトレーニング方法で西浦を強くする土台を作っている顧問の先生です。数学教師で11月26日生まれのA型、180cmで79kgです。妻子持ちで子供は娘と息子がいます。野球部の顧問を依頼されてからセミナーなどで知識をつけて部に還元しています。

16巻あらすじ:育て!2 準々決勝

新人戦に向けて合宿を行なっている中、三橋と阿部は2人で朝食作りをする事になり、マネージャーの篠岡の助けも得ながらなんとかこなし、合宿中により仲を深めます。10人の部員もそれぞれ打ち解けてくだらない話もできるようになっていました。そして全員で準々決勝の武蔵野第一対春日部市立の試合を観戦に行きます。武蔵野第一は先発の加具山が3回裏に捕まって3点先制され、エース榛名が登板します。

キャラクタープロフィール:篠岡千代

上の画像の女の子が篠岡です。入学当初からマネージャーとして部員を支える篠岡は3月25日生まれのAB型、154cmで42kg、クラスは1年7組です。中学時代は野球をやっており、ショートで右投・右打でした。桐青戦で使用したデータを細かくまとめるなど、勝利にも大きな貢献をしています。はっきりと明言はしていませんが、中学も同じだった阿部のことが好きなようです。

おおきく振りかぶって17〜19巻:県BEST4のネタバレ

17巻あらすじ:準々決勝2 ビクビクとイライラ 準決勝

準々決勝の武蔵野第一対春日部市立の試合は、春日部市立の優勢でむかえた9回表、武蔵野第一は同点に追いつき延長に突入します。両者譲らない展開が続く中、10回裏で春日部市立はバッテリーごと入れ替える決断をし、11回表、変わったばかりの投手・長沢が榛名にホームランを打たれ、試合は武蔵野第一が勝利します。準決勝の1つは武蔵野第一対ARC、初回裏にARCが3点先制する形でスタートします。

18巻あらすじ:準決勝2

準決勝の武蔵野第一対ARCに試合を西浦の阿部と三橋は試合内容について話しながら観戦します。ARCは投手が4人いる中で1年生の太田川が投げ、捕手は正捕手の吉田がリードします。武蔵野第一は初回から榛名が登板し、捕手は町田でスタートしましたが、榛名の全力投球を受けられる秋丸に途中から代わります。しかし捕球以外がおぼつかず、また町田がマスクを被る展開となります。

キャラクタープロフィール:秋丸恭平

武蔵野第一キャッチャーの秋丸は榛名の幼馴染です。3月12日生まれのO型、176cmで67kg、右投・右打の捕手です。2年A組で、両親と2人の姉の家族です。榛名の全力投球の球を捕球できる秋丸は、サイン無しでも榛名の球種を予測することができる目を持っています。上の画像は舞台で秋丸を演じた川隅美慎です。

19巻あらすじ:準決勝3 振りかぶって…? まっすぐ! こうしえん

武蔵野第一も7回と8回に2点ずつ返しますが、ARCは7回に2点、8回に5点を入れて8回裏、ARCがコールド試合で制します。試合終了後に三橋は阿部と共に榛名のところへ行き、球速を上げる為にフォーム改造をすることを決めます。西浦は合宿をすることになり、阿部と三橋は2人で朝食を作り、篠岡のサポートもあって仲を深めます。そして部員全員で甲子園を体感しに1泊2日の関西遠征へ行くことになりました。

キャラクタープロフィール:西広辰太郎

西浦高校野球部唯一の初心者の西広は普段は控えですが、阿部の怪我の為に練習試合などでも出番が増えます。2月20日生まれのO型、170cmで60kg、まだ決まったポジションはありませんが、右投・右打です。1年3組で家族は祖父母、両親と妹がいます。野球部の中で一番頭が良く、テスト勉強の際には三橋と田島に教える役として抜擢されます。

おおきく振りかぶって20〜23巻:VS武蔵野第一のネタバレ

20巻のあらすじ:合同練習

甲子園への試合観戦と合わせて西浦は桃李、波里、泰然の3校での合同練習に参加します。各ポジション毎に別れた練習と練習試合で、田島や花井がキャッチャーをします。練習試合の相手の投手が故障でBチームにいる事を知った三橋はチームの事をより考えるようになります。

キャラクタープロフィール:巣山尚治

4月6日生まれのA型、175cmの64kgの巣山は、西浦で上位打線からクリーンナップを任される選手です。右投・右打で、守備は遊撃手や三塁手になることが多いです。1年1組で、家族には祖母と両親、兄と弟がいます。普段は自分でお弁当を作っています。

21巻あらすじ:秋大抽選会 秋季 地区大1回戦

新人戦で3回勝利した西浦は秋季大会のシード権を獲得して秋季大会の抽選会をむかえ、初戦の相手が武蔵野第一に決まります。武蔵野第一は1年生で田島や花井の中学時代を知る選手もメンバー入りしています。投手が榛名、捕手は秋丸で、西浦も阿部が怪我から復帰してマスクを被ります。

22巻あらすじ:秋季 地区大1回戦2

西浦対武蔵野第一の試合、秋丸は急にサインを出し始めます。西浦は秋丸の様子を見て榛名の球種を探る事にします。そんな中、西浦高校公式戦初のホームランが花井から飛び出します。そして武蔵野第一は、三橋の球の癖に秋丸が気付きます。

23巻あらすじ:秋季・地区大1回戦3 まっすぐ

阿部は、4−4でむかえた最終回表、三橋が練習してきたナックルカーブを試す事を提案し、3者凡退に抑えます。さらに西広が秋丸が榛名が投げる球がストレートの時に癖があると気付きます。そしてむかえた9回裏、西浦が三橋の打順で阿部がホームへ突っ込み、勝利を手にします。試合後に榛名からバックスピンを練習しろと言われた三橋は、監督に相談し、監督は甲子園で登板経験もある自分の父親をコーチとして呼びます。

おおきく振りかぶって24〜26巻:VS千朶高校のネタバレ

24巻あらすじ:秋季県大会

武蔵野第一に勝利した西浦の次の相手は優勝候補でもある千朶との試合で花井が4番に抜擢され、田島は5番を任されます。打順を大きく変更した西浦が先制し、0−3でむかえた3回表に千朶に同点に追いつかれます。最初は背番号の大きいメンバーがグランドに立っていた千朶もほぼメンバーを1軍に入れ替えていました。

キャラクタープロフィール:泉孝介

11月29日生まれのO型、168cmで55kg、右投・両打の外野手です。三橋と田島という野球部の中でもマイペースなメンバーと同じ1年9組で、両親と兄の中で生活しています。他のメンバーが三橋と田島のやり取りに疲れている中、既に順応して、三橋は本当のバカではないと認めています。

25巻あらすじ:秋季県大会2

三橋は大会終了後にすると決まった投球の歩幅改善を自分で勝手にやっていたが為に、それが原因で試合中に調子を崩して持ち味である9分割のコントロールが乱れます。1点西浦が勝っている状態での6回表の攻撃、西浦のエラーで千朶が同点に追いつきます。この巻の表紙画像は、千朶高校の野球部員たちですね。

26巻あらすじ:秋季県大会3

表紙画像が千朶の投手陣と保守の26巻では、三橋のコントロールが思うようにいかない中、三橋も阿部も奮闘しますがエラー等もあり、千朶は6回に合計8点入れます。そしてついに千朶は、県下指折りの投手・宮森が登板します。西浦の打順は6番から、結局7回コールドで試合は終了し、西浦のクリーンナップは宮森の綺麗なバックスピンをバッターボックスで見ることは叶いませんでした。

おおきく振りかぶって27〜28巻のネタバレ

27巻あらすじ:進展 田島の

西浦はテスト期間に入り部活がなく、部員は昼休みや登校を使って身体を動かします。そんな中、投球フォームを固めたい三橋は、阿部や田島と話をし、泉も含めて田島の家で投球練習をする事になります。田島の家で表紙画像に描かれた2人が「レン」「ゆうくん」と呼び合うのみて、他のメンバーも名前呼びを始めます。投球練習もコーチのアドバイスで球数投げても良い事になります。

28巻あらすじ:田島の2 メントレ 4市大会

田島の家で行われたBBQに部員みんなが参加しより仲を深めます。練習中の花井の場外ホームランがきっかけになって監督が学校に依頼した高いフェンスも実装され、されにメンタルトレーニングの講師の人がやってきてメンタル面でのトレーニングも強化されていきます。そして4市大会の初戦は夏大会でも対戦した埼玉高校、2回表の埼玉の攻撃で佐倉がホームランを放ちます。

おおきく振りかぶって29巻のネタバレ

29巻あらすじ:4市大会2

前回対戦時にはいなかった埼玉の石浪に苦労させられた西浦は2回表に2点を許します。その裏に1点返しますが、4回表にさらに1点追加されます。その裏、マスクを被っていた佐倉がマウンドへと向かい、無失点に抑えられます。6回表での佐倉の打席は西浦が敬遠を選択し、5番バッターの石浪に打順が回ります。表紙画像の右が佐倉、にだりが石浪です。

今後の「おおきく振りかぶって」から目が離せない!

最新巻まで全てのコミックのあらすじをネタバレ込みでまとめましたがいかがでしたでしょうか。29巻は西浦高校がピンチで終わっているので次巻がとても待ち遠しい展開ですね。西浦高校のメンバーは全員が精神的にも技術的にも、そして身体も成長しているのがよくわかります。上の画像にも描かれている三橋と阿部の仲の進展からも、今後の西浦の成長と大会の結果からも、目が離せません。

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