漂流教室のネタバレ結末と漫画あらすじ！実写ドラマ・映画の内容は？【楳図かずお】

漂流教室シリーズが大変話題となっておりますので、シリーズを通したネタバレとあらすじをあわせてご紹介いたします。原作は漫画作品の「漂流教室」となっており、その後映画化され、さらに2002年にはテレビドラマ「ロングラブレター漂流教室」として作品公開されております。

漂流教室とは、1972年から1974年に「週刊少年サンデー」で連載された漫画が原作となっております。作者は、楳図かずお（うめずかずお）となっており、ドラマ化や映画化されるなど大変人気の作品となっております。

1936年に和歌山に生まれた楳図かずおは、父親の一族が全員教員という家系であったため、天候の多い幼少期を過ごしておりました。その後27歳で上京した楳図かずおは、SF漫画作品を多く制作して人気作家となっております。

その中でも代表作となるのは1975年に発表した「漂流教室」は第20会小学館漫画賞を受賞している他、ギャグマンガ作品「まことちゃん」も大人気作品と知られており、和歌山県の橋本駅前には「まことちゃん像」が立てられるほどの人気作品となっております。

楳図かずおの自宅も大きな話題となりました。吉祥寺に建築した通称「まことちゃんハウス」は外観が赤と白のボーダー柄となっていましたが、近隣住民から景観を危惧する訴訟を起こされて建築が一度差し止めになったこともあります。その後、裁判で認められた上で建築されて有名な自宅が完成しております。

話題の作品となっている漫画「漂流教室」のあらすじネタバレを結末までご紹介します。原作となる漫画「漂流教室」では主人公が小学生の少年である高松翔となっており、学校ごと砂漠へ飛ばされてしまったことによって様々な事件が発生します。あらすじの中での事件にも注目ですが、その中で結末に向けて築いていく友情にもぜひ注目です。

主人公の高松翔（たかまつしょう）は、朝起きると学校に行く前に母親と喧嘩してしまいます。そのまま学校に向かってしまいますが、学校についた高松翔たちを大きな爆発音と地震が襲います。ほどなくして収まった地震ですが、外に出てみると一面、砂漠となってしまっていました。

そんな突然の状況に教師を含めた大人たちがパニックを起こしてしまいます。給食を独り占めして食料を確保してしまう大人など、混沌とする中で高松翔たちが頼りにしていた若林先生もパニックに陥ってしまいます。そして若林先生は自分以外の人間を皆殺しにして生き残らなければならないという考えになり、先生方を始め生徒をも手にかけ始めてしまいます。

そして高松翔が若林先生に狙われてしまいますが、過去から母親が高松翔にナイフをさずけます。そのナイフを手にした高松翔は若林先生を倒すことに成功しました。

漫画「漂流教室」あらすじネタバレ2は、混乱した学校内をまとめるために、高松翔が立ち上がって学校内を高松王国として統率を取ろうとします。ですが依然として周辺が砂漠のため、雨を降らそうという祈りのために人を殺そうとしたりと混乱は収まることがありませんでした。

そんな時、クラスメイトの仲田が「砂漠の中に食料がある」と言い出します。その話を信じて砂漠に繰り出すクラスメイトたちですが、砂漠にいる大きな虫に何人もが殺されてしまうことになってしまいます。そしてその虫の正体は仲田の妄想によって生まれたことがわかります。その時、仲田は自分の妄想をかき消すために自ら頭を石斧で叩いて自殺してしまいます。

仲田が死んだ瞬間に大きな虫たちは消え、生き残ったクラスメイトは仲田を「化物だ」と騒ぎ始めますが、高松は「仲田の最後の思いが虫を消した」と擁護してクラスメイトたちをなだめました。

学校に戻った高松翔たちですが、学校では疫病が満延していました。その病気は未知の病気で再びクラスメイトたちが混乱してしまいます。そんな中、高松翔の理解者であった大友とも険悪な空気となってしまいます。ですが再び病状を過去の母親に伝えた高松翔は、母親から送られた薬によって満延していた疫病を収めることに成功します。

疫病が収まったのも束の間で、未知の生物たちが学校を襲い始めました。その生物たちによって、生徒たちも次々と未知の生物に変貌してしまいます。そんな中、クラスメイトたちが高松翔がこの世界に飛ばした犯人だと騒ぎ出します。そして高松翔は学校を追い出されてしまいました。

追い出されてしまった高松翔は、未知の生物に襲われながらも砂漠の中に「地下鉄の駅」を見つけて逃げ込みます。そこで、自分達が住んでいた世界が遠くない過去だったことが判明します。逃げ込んだ高松翔は未知の生物たちに襲われそうになっています。そんな時、未知の生物に助けを懇願すると、なんと未知の生物たちは引き返していきました。

再び、高松翔は学校に戻ります。すると、学校内では高松を信じている派閥と大友を信じている派閥に分かれていました。そして高松組と大友組の抗争へと発展してしまいます。そんな中、なんと高松翔が腹痛を訴え出し、盲腸になってしまいました。腹痛に苦しむ高松翔ですが、クラスメイトで医師志望の柳瀬が手術執刀を申し出ます。

手術を行うことになった高松翔ですが、砂漠に飛ばされた状況では麻酔もありません。麻酔なしで手術を行うこととなりました。手術は成功しますが、痛み止めの原料となるスズランは、大友組の敷地内に生息しており、そのスズランを入手するために女子生徒たちが奮起しました。

無事落ち着いた高松翔ですが、奮起した女児生徒の一人である西が突然意識を失って倒れてしまいます。倒れた西が何かを話し始めました。ですがその声は、紛れもなく高松翔の母親の声でした。倒れた西は、過去と今をつなぐ能力を持っていたのです。

女番長が痩せこけた状態で現れました。そして「富士山の見えるところに天国がある」と言葉を発して息絶えてしまいます。同時に学校には汚染された霧が立ち込めていました。高松組は霧から逃げると同時に、女番長の言った「天国」を目指して砂漠に出ることにします。

砂漠の中を歩き続けた高松組は「富士レジャーランド天国」を見つけます。たどり着いた高松組でしたが、どのアトラクションも故障していました。そして故障している機械たちが突然、高松組を襲い始めます。その機械たちから逃げる高松翔は、一台のコンピューターを見つけます。そのコンピューターで「元の世界に戻る方法」を調べた高松翔は「時空のひずみが起きた場所で再び大きな衝撃を与える」と答えを導き出します。

答えを導き出した高松翔でしたが、クラスメイトたちはもう一度学校に戻る体力は残っていませんでした。それでも学校へ戻る決意を固め、引き返すことにしました。ですが帰路の途中でクラスメイトがどんどん力尽きて死んでしまいます。その死体を、同じく霧から逃げていた大友組がどこかへ移動させているのを見かけます。

死体をどうして移動させているのか気になった高松組は、こっそりと移動させている大友組を追いかけます。そして大友組は、なにかを焼いて食べていました。その「なにか」に気づいた高松翔は、ついに大友と対峙することになります。死闘の末なんとか大友に勝利した高松翔でしたが、クラスメイトたちを学校へ引き返させるために「自分がダイナマイトを学校に仕掛けた」と嘘をつきます。

犯人だとして高松翔は学校まで逃げ、そのあとをクラスメイトが必死に追いかけることで学校まで引き返すことに成功します。学校についた高松翔は改めてみんなのために嘘をついたと弁解を始めますが信じてもらえません。ですがその時出てきたのが大友でした。大友は自分が真の犯人だと告白します。

大友は成績優秀で期待されている生徒でした。ですがそのプレッシャーに耐え切れなくなったために学校ごと吹き飛ばしてしまおうとダイナマイトを仕掛けたのでした。そのことを聞いた高松翔は大友を許し、再び友情で結ばれることとなります。クラスメイトたちもなんとか収まり、みんなで元の世界に戻るために輪になって集まります。

そしてもう一度ダイナマイトを爆破させます。ですが消えたのは輪の中心にあった三輪車だけでした。落胆するクラスメイトたちですが、爆破させたダイナマイトの衝撃によって火山が噴火を始めます。ダイナマイトよりさらに大きな衝撃に期待する生徒たちですが、学校の屋上には「失敗しろ」と念じる誰かが映し出され、物語が締められています。

ドラマ「漂流教室」は漫画原作とは違い、主人公は学校の先生となる浅海暁生となっております。漫画作品とは違ったあらすじとなっておりますが、環境破壊された未来の地球を目の当たりにし、新米教師の暁生が生徒を想って行動する、人間の変化をメインに描かれたドラマあらすじにぜひ注目です。

ドラマ「漂流教室」では、原作とは違い、先生が主人公となっております。主人公の先生である浅海 暁生（あさみ　あきお）は本倉高校の数学教師です。若い教師のため、生徒たちとも仲がよく人気の先生となっております。学校の近くにある花屋で働いている元教師である三崎 結花（みさき　ゆいか）に好意を抱いております。

そんな主人公の浅海暁生を演じたキャストは窪塚洋介さんという俳優さんとなっております。1998年の人気ドラマ「GTO」や2000年のドラマ「池袋ウエストゲートパーク」にも出演しており、演技力と独特の雰囲気で人気の俳優さんとなっております。現在も俳優さんとして活躍している一方で、レゲエ歌手としても活動されております。

そしてヒロインの三崎結花を演じたキャストは常盤貴子さんとなっております。コメディな役柄からシリアスな役柄まで幅広く演じることのできる女優さんとして評価が高く「連ドラの女王」と呼ばれている女優さんとなっております。現在はテレビドラマよりも映画や舞台をメインに活躍されている女優さんとなっております。

ドラマ版「漂流教室」にも、原作で主人公となっている高松と大友も登場しております。ですが、ドラマ作品の中で高松派と大友派の対立などは描かれておらず、友情を取り戻すという原作での名シーンは描かれておりません。

ドラマ版「漂流教室」で高松翔を演じたキャストは山田孝之さんという俳優さんとなっております。何事にも真剣に取り組むことで知られている山田さんは、コミカルな作品であるドラマ「勇者ヨシヒコと魔王の城」の出演依頼にも「局や放映時間にこだわらない」と出演を快諾したと言われております。山田さん自身もゲーム好きとしても有名となっております。

そして、原作でもう一人の主役となっている大友を演じたキャストは山下智久さんという俳優さんとなっております。ジャニーズ事務所に所属しているアイドルの山下さんですが、人気ドラマとなった「池袋ウエストゲートパーク」や人気ドラマシリーズ「コード・ブルー」にも出演するなど、演技も高く評価されている俳優さんとなっております。

主人公の浅海暁生は新任教師として横浜の本倉高校で数学教師をしています。生徒たちの中でもクラスメイトから信頼の厚い高松翔や大友からも、年齢が近いため頼れる存在として人気の先生です。冬休み明けの始業式前日となる1月7日に冬休みの補習授業が行われていました。

そんな放課後の学校に、近くの花屋に務めている三崎結花が、集金のために本倉高校を訪れていました。学校で結花は暁生に出会います。ですが二人は初対面ではなく、一年前に出会っていました。その時に連絡先を教えていましたが、暁生が携帯をスリに盗まれてしまい連絡ができないままいたのです。そんな二人は意識し合っていますが、口論になってしまいます。

その時、突然大きな地震が起こります。大きな揺れが収まったあと、教室にいた高松翔や大友は何が起きたかわからず騒ぎになっていました。携帯を見ると電波も入っておらずテレビや電話が使えなくなっています。不思議に思い、生徒たちは学校の外に出てみると、そこは一面砂漠の世界となっていました。

一方、学校が消えてしまった本倉高校の跡地には報道陣や警察なども集まる大騒ぎとなっております。警察や消防が調査を行い始めることとなりました。そして消えてしまった学校にいた、補習を受けていた生徒たちと新米教師の暁生、そして集金に訪れていた花屋の結花は混乱しながらも一日目の夜を迎えることとなりました。

学校内では、保存していた食料がなくなっている事件が起こります。このことで生徒たちだけではなく、先生たち大人も殺気立っていきます。その中で生徒の大友たちが「別のところに街も学校も存在している」という仮説を立てて外を確認することにします。暁生は手作りで発炎筒を作成し、何かあった時の目印として周りに配りました。「死ぬよりも生きることを考えよう」と勇気づける場面は名シーンとして有名となっております。

食料を独り占めしている犯人が判明しました。犯人は先生の関谷だったのです。関谷は放火をするなど行動がさらにエスカレートしていきました。放火を消し止めている結花たちですが、その時生徒の畑が悲鳴をあげているのを聞きます。駆けつけるとそこには、先生の平沼の首にロープがかかって死んでいる姿がありました。若原先生は自殺だと言いますが、閉じ込めた関谷は若原が殺したのを見たと叫んでいました。

その後、若原先生は東京方面に向かうと言い出します。そこに高松翔も同行し、さらにゆい夏も同行することにします。その道中で女子生徒の西が歩いているのを発見します。山梨に向かっているという西を、結花と高松翔が諭していると、突然車に乗っていた若原が車を結花たちに向かって走らせます。危険を感じた結花たちは近くの洞窟に非難しました。

その洞窟を進んでいくと廃墟の一室にたどり着きます。ですがその先は断崖絶壁となっており、追いかけてきた若原たちが追いついてしまいます。若原は結花に襲い掛かり首に手をかけます。一方、消えてしまった結花の声が聞こえた父親の重雄は、その声を頼りに横浜のあるホテルを目指します。そして声のする部屋にたどり着き、その部屋の壁に「栓抜き」を埋め込みます。

依然、襲われている結花を見つけた高松翔は、手渡されていた発炎筒で狼煙を上げます。学校に残っていた暁生はその狼煙に気づいて車を走らせて向かいます。一方、襲われている結花は、手元の壁が突然崩れて見覚えのある栓抜きが現れました。とっさに栓抜きを手に取って襲いかかる若原に振り下ろして若原を撃退することに成功しました。

合流した暁生の車で結花たちは一度学校へ戻ります。そして学校に着くと西は自分が見た夢の話を語り始めました。夢の内容は、結花を探しているおじさんが横浜のホテルの壁に栓抜きを埋めるという内容でした。結花が襲われている時に手にした栓抜きの謎が繋がり、一同驚きます。

そんな中、学校の中でプールに貯められた水を発見します。水を確保することで喜びますが、同時に結花が本倉高校の教師であった過去と暴力事件を知ることになります。ですが、武勇伝として語られている事件だったため、生徒たちは結花に好感を抱くこととなりました。落ち着いた生徒たちと暁生たちは一つの仮説について話し始めます。

空には太陽も月もあってここは地球だと再度認識します。そして、修理したカーナビに表示された2020年という表示から、今いるのは未来の地球だと仮定していきました。そのため、一度発見していた新幹線らしきものへ向かうことを決意します。同じ時、謎の三人組が学校へと猛スピードで向かってきていました。

暁生たちは新幹線らしきものを探索しています。そこには人が直前までいた痕跡とまだ使えるライターが投げ捨てられていました。その頃学校では、謎の三人組が親友して食料を漁られていました。夜になって戻ってきた暁生たちでしたが、食料庫へ向かった生徒たちの悲鳴が聞こえます。駆けつけた暁生たちは一人を取り押さえますが、ほかの二人から反撃を受けて負傷してしまい、食料をもって逃げられてしまいます。

そして負傷してしまった暁生を手当しているうちに捉えた一人も逃げてしまいます。体育館には生徒の西が「いってきます」と書き残した手紙が残されていました。西は逃げた男の荷物に隠れていたのです。この事態に暁生は自分の責任だと追い込んでしまいました。

負傷した暁生の容態はどんどん悪化していきます。そこで結花たちは病院の跡地を目指して薬の調達へと動き出すことにします。そして県立病院の跡地へとたどり着いた結花たちですが、そこには跡地とは思えない廃墟となってしまっていました。それでも諦めない結花たちは違う病院の跡地へと、向かいます。

そしてたどり着いた次の病院跡地では、西を連れ去った侵入者が倒れていました。そしてその晋遊舎は最後に薬の在り処を伝えて死んでしまいまいました。西を連れて薬を手にした結花たちですが、道中で車がガス欠となってしまったため、徒歩で学校へ戻ります。一方、暁生の容態は発作を起こして深刻な状態になっております。

なんとか学校にたどり着いた結花たちですが、暁生の容態はかなり深刻な状態となっていました。そこでクラスメイトの一人である柳瀬が暁生の手術を行うことにします。麻酔もない中、手術に苦しむ暁生を励ましながら手術は成功して暁生の容態は回復に向かっていきます。

ですが、学校に残った食料が残り少なくなっていました。そんな時、学校の近くで行方不明となっていた生徒の二宮が砂にうもれて発見されます。二宮は「砂漠の中に天国がある」と語り始めました。その言葉に希望を見出して生徒たちは次々と学校から「天国」を目指して出て行ってしまいます。

生徒たちだけで行かせるわけにはいかないと、回復した暁生もそのあとを追います。一方、学校に残った二宮は農園を荒らして食料を確保していまいた。そこに赤く光った目をもつ生物が現れ、二宮は殺されてしまいます。その頃、天国を目指していた暁生たちは廃墟となった遊園地「ヘブン」を見つけました。

見つけた廃墟となった遊園地のヘブンに入ると、中にはフォログラムとなっている案内人から、今の世界の説明を受けますが、現状とは似てもにつかない状況となっていました。戻ろうとする暁生たちに突然緑色のガスが迫ってきました。逃げ遅れた生徒はそのガスを吸ってしまい倒れてしまいます。ガスは化学兵器だったのです。

学校に残っていた結花は、帰りを心配して暁生立ちの向かった方へ出発することにします。道中で暁生たちと結花は再開しますが、突然大きな地震が起こります。そしてその自信によって結花と暁生立ちの間に大きな地割れが発生して乗り越えることが困難となってしまいます。

それでも学校へ戻るために生徒たちは飛び越えることを決断します。続々と飛び越えていく生徒たちですが、大きな溝の先で待つ結花の様子がおかしいことに暁生は気づいていました。最後に暁生が大きな溝を飛び越えると結花は倒れてしまいます。急いで学校へと戻る一同ですが、学校についた時には結花は衰弱しきっており、最後に精一杯の笑顔を見せて亡くなってしまいます。

その後、暁生たち一同は大きな地震は火山活動で起こったことを知ります。そして元の世界に戻るために火山活動のエネルギーを使って戻るチャレンジをします。その作戦を遂行するために次の火山噴火に向けて装置を使って過去に戻ることにします。

そして火山活動が活発になってきた時に、校庭で装置を組み上げます。そして組み上げ終わると同時に装置に雷が落ちます。その衝撃で暁生たち一同は元の世界に戻ることに成功しました。戻った世界では元通りになっただけではなく、荒れた世界での記憶もなくなっていました。そして結花もその世界には存在していました。そして元の世界でもう一度結花との関係を暁生は築き直していきます。

1987年公開となっている映画「漂流教室」ですが、ご紹介している原作漫画の「漂流教室」やドラマ版「漂流教室」とはまた違った視点やあらすじとなっておりますので、合わせて注目してみてはいかがでしょうか。

原作漫画「漂流教室」と同じく、主人公は高松翔という少年になっておりますが、高松翔は神戸のインターナショナルスクールに通っていいる学生となっております。そんな高松翔を演じたキャストは林泰文（はやしやすふみ）さんという俳優さんとなっております。

そして映画「漂流教室」もう一人の重要人物となっているマドンナ先生のみどり先生は結婚の話をしていたのに突然事件に巻き込まれてしまう不幸な先生ですが、子どもたちをまとめることに長けた先生となっております。そんなみどり先生を演じたキャストは南果歩（みなみかほ）さんという女優さんとなっております。

主人公は高松翔となっております。高松翔は母親と自宅で喧嘩してしまいます。そして家を飛び出してしまった高松翔は普段から通っている、神戸のインターナショナルスクールに向かいました。学校では先生たちも残っている以外にもパンの納品に来ていた関谷なども学校に来ていました。そんな中で憧れている「みどり先生」が電話で結婚の話しをしており、学校全体がお祝いムードとなっていました。

ですがその時、突然大きな地震が起こります。その自信と同時に教室内には大量の砂が流れ込んできました。一方、外では学校ななくなってしまったという事件になっていました。学校に向かった高松翔を心配して駆けつけた母親は自分のせいだと追い込んでしまいます。さらに調査に駆けつけた学者は「タイムスリップした」という仮説を立てました。

その頃、学校にいた生徒たちは次々と砂の中から生還します。ですが、学校の外を見てみると周りは一面砂漠となっており、連絡する手段も絶たれてしまっていました。混乱に陥る生徒たちですが、みどり先生がピアノを弾くと騒動は一度収まります。そして高松翔は生徒数人と砂漠を探索するために出かけることにしました。

探索していた高松翔たちが学校に戻ると謎の生物に襲われてしまっていました。話を聞くと探索は一日だけだったはずなのに学校では一ヶ月の時間が過ぎていたといいます。その時、大きな竜巻が発生しました。竜巻の先には見慣れた神戸の街が見えます。一同は竜巻に向かいますが、竜巻に乗れたのは一番体の軽かった勇一という少年だけで、残ったメンバーはこの世界で生きていかなければならなくなってしまいました。

映画「漂流教室」は1987年に公開された映画となっており、作品の中では原作者の楳図かずおも出演している映画となっております。ですが、作品のストーリーは原作とかけ離れてしまっており、原作者の楳図かずおも酷評する作品となってしまっており、実際に楳図かずおは試写会の後は一度も映画作品を見ていないと言われております。

特に映画の物語結末は変わってしまった世界に取り残されてしまうという結末となっており、ドラマ版「漂流教室」のようなハッピーエンドの結末とも違い、原作の想像を訴える結末とも違うことで、映画版の「漂流教室」もまた違う作品としてファンからは語られている作品となっております。

「漂流教室」の中でも漫画版は名作として有名となっております。次々に起こる事件と極限状態の中で混乱に陥る人間を描かれた作品は現在でも読み応え十分な作品としてレビューが上がっております。

一方、ドラマ版「漂流教室」はあらすじも高評価となっておりますが、出演キャストも豪華キャストとなっており、テレビ出演の少なくなっている窪塚洋介さんにはカムバックの声も上がっております。

さらに、ジャニーズ事務所に所属しているアイドルとして活躍している山下智久さんのファンからも、当時から俳優としても活躍していた山下さんを高評価するレビューも上がっております。

話題の作品となっている「漂流教室」は原作漫画をはじめとして、映画やドラマにまでなっている作品となっています。その中で、突然極限の状態になった人間模様やそれを打開するために動き出す主人公に感銘を受けているファンが多く見受けられております。

主人公が漫画版では小学生、ドラマでは教師となっており、さらに映画ではインターナショナルスクールに通う学生と作品によって視点やあらすじ、さらに結末まで異なっている作品となっております。どの作品も世界観は極限の世界に突然落とされてしまいますが、その中で生き抜いていく姿にはぜひ注目となっています。

映画化やドラマ化されるほど話題となっている原作漫画作品の「漂流教室」をぜひこの機会に手に取ってみてはいかがでしょうか。あわせて、映画「漂流教室」とドラマ「漂流教室」にもぜひ注目です。