2018年11月23日公開
2018年11月23日更新
プリンシパルの漫画あらすじをネタバレ!登場人物や素敵な最終回も紹介
漫画・プリンシパルは、いくえみ綾さん原作の少女漫画です。漫画・プリンシパルは、母の再婚相手ともうまくいかず、友達からもハブにされる孤独な少女が、学校の人気者の男子と親しくなるというあらすじから始まります。漫画・プリンシパルは読者から高い支持を得て、最終回に主人公が誰とくっつくのかという議論が巻き起こっていました。この記事では、漫画・プリンシパルのあらすじのネタバレや、最終回のあらすじもネタバレしながら、漫画・プリンシパルの魅力をお伝えしていきます。
目次
プリンシパルの漫画あらすじ・最終回が気になる!
漫画・プリンシパルは切ない少年少女の青春時代を描いたあらすじから、人気漫画となり、映画化も果たしました。最終回のあらすじも、読者を良い意味で裏切る形となり高評価を得ました。ですが、映画・プリンシパルは見たけれど、漫画・プリンシパルのあらすじや最終回を知らないという方も多くいるようです。
次の項目からは、漫画・プリンシパルのあらすじのネタバレや、漫画・プリンシパルの最終回のネタバレなどを、まとめて詳しくご紹介していきます。
プリンシパルとはどんな漫画?
漫画・プリンシパルは、2010年11号から2013年9月号まで、漫画雑誌「Cookie」で連載されていた少女漫画です。漫画原作者のいくえみ綾さんは、「あなたのことはそれほど」など数々の人気漫画を発表しています。プリンシパルのあらすじをネタバレして簡単にまとめると、何もかもうまくいかない孤独な主人公・住友糸真が、転校先で出会った同級生と仲良くなり、人気者の男子と恋に落ちます。
ですが、その男子の親と、糸真の親が再婚してしまい姉弟の関係になってしまうという複雑なものになっています。なかなかうまくいかない展開とあらすじに、最終回で糸真は誰とカップルになるのかとファンの間では常に話題となっていました。
プリンシパルの登場人物を紹介!
登場人物をネタバレ紹介・住友糸真(すみともしま)
プリンシパルの主人公である住友糸真は、高校一年生の15歳です。母は3度も結婚と離婚を繰り返し、学校でも友達からハブにされてしまいます。実父を頼り、北海道に引っ越し、そこで桜井和央という男子を好きになります。ですが、和央の親と糸真の親が再婚してしまい和央と姉弟になってしまいます。途中から、和央の親友の弦を好きになったりと、最終回ではどちらとカップルになるのか目を離せない展開となりました。
登場人物をネタバレ紹介・桜井和央(さくらいわお)
桜井和央は、小さい頃から身体が弱く、今でも体調を崩したりします。弦の姉・弓に恋しています。弦とは幼馴染で親友同士です。身体を弱いですが、性格は我慢強く、言いたいことはハッキリ言うことも出来る一面も持っています。
弓は自身が通う学校の音楽教師ということもあり、弓と交際していることが学校にバレてしまったり、弓の親に反対されるなど苦労もしましたが、次第にそれも収まり、最終回でも仲良く交際を続けています。
登場人物をネタバレ紹介・館林弦(たてばやしげん)
館林減は、和央の幼馴染であり親友です。幼い頃は和央を女だと思い込んでおり、恋をしていました。小学校にあがったときに、和央が男だと知り引きこもってしまいます。和央に対して過保護に世話をやきますが、和央以外には関心をみせません。
国重晴歌からの猛アタックで、なんとなく付き合うことになりますが、一向に晴歌に興味が持てず、すぐ別れてしまいます。糸真に告白されるも「無理」とふりますが、次第に糸真を好きであることを自覚します。
登場人物をネタバレ紹介・国重晴歌(くにしげはるか)
晴歌は、糸真が転校してきた当初は性格の良い女子として描かれましたが、糸真が、和央と弦と仲良くなってきたことに嫉妬して糸真をいじめます。その後、糸真と本音でケンカをし、糸真とは仲良くなることが出来ました。
弦に告白して、恋人同士になるも、弦は晴歌に興味を持ってくれませんでした。そのことを知り、晴歌から別れを告げます。糸真が弦を好きなことを知り、怒りますがすぐに仲直りをするなど、糸真とは本当の友達になれました。
プリンシパルの漫画全巻あらすじをネタバレ解説!
漫画プリンシパル1巻:あらすじのネタバレ
主人公・住友糸真は、母親の再婚相手とも上手くいかず、学校でもハブられていました。糸真は札幌にいる実父と一緒に暮らすことにし、転校もします。転校初日、席に座る糸真を睨み付ける男子がいました。彼は、館林弦というクラスの人気男子でした。「そこは和央の席だ」と言われ、糸真は「あたしは言われた所にいるだけだ!」とブチ切れます。
そこから、糸真はクラスに馴染むことが出来ました。糸真が自宅に帰ると、近所の犬であるすみれと父親が遊んでいました。すると、桜井和央というイケメン男子がすみれを迎えにきます。和央は身体が弱く、心配した弦がむかえに来ます。館林弦と桜井和央は糸真の近所に住んでおり、糸真とも仲良くなります。
ですが、弦と和央はイケメンで人気が高く、クラスメイトの晴歌からは「あの2人はファンが多いから、抜け駆けすると無視される」と忠告を受けます。糸真は気にしますが、次第に馬鹿らしくなってきて、そんなことは気にせず和央と弦と仲良くします。すると、糸真は和央に恋するようになってしまいました。和央は母子家庭で、身体の弱い和央の治療費を払うために母親は働き通しなのだそうです。
弦が金持ちの家に生まれました。糸真はその話を聞いて「和央に何かしてあげたい」という気持ちをもちます。そして、和央の家に食べ物を持っていき「いらないものだから」と渡そうとしますが「君の家でいらないものは僕もいらない」と追い返されます。それを弦に見られ「俺と和央の歴史をなめるな」と言われ落ち込みます。和央が好きなのかと弦は糸真に聞きます。
弦は「残念でした。和央はだれも好きになりません」と言い去っていきました。糸真はあっけにとられました。翌朝、和央は昨日のことを謝ってきました。その後、違うクラスの女子から「昔、和央と弦と仲良くした女子をハブにしたのは、晴歌だ」と言われます。糸真は嘘だと怒りますが気になってしまいます。休日に、偶然和央と弦と、弦の姉・弓がすみれを連れているのを見つけました。糸真も一緒に行きます。
糸真は弓から、弦と和央の歴史を聞きました。幼少期、弦は和央を女子だと思い恋しており、男子としって落ち込んでしまったのです。和央は「俺とお前は一生友達だ」と声をかけ、今の関係にいたったのでした。和央は弓のことも大切にしています。一方、晴歌は糸真をハブにしようと暗躍を始めるのでした。
漫画プリンシパル2巻:あらすじのネタバレ
糸真の父は、和央の母親と急接近していい雰囲気になっていました。糸真は、晴歌たちの女子会に参加するため、集合場所で待っていましたが、誰も来ません。糸真は、ハブにされてしまったのでした。糸真はショックを受けて、和央の家に行きますが、和央は弦の家にいっていました。そのかわりにいたのは、糸真の父と和央の母でした。その頃、晴歌たちはカラオケ中でした。
他のクラスメイトは、「糸真がちょっと可哀想だったんじゃない?」と晴歌に言いますが、晴歌は「だってムカつくんだもん」と悪びれません。そして糸真に「今日は全員ダメになった。でも初詣は一緒だよ」と嘘のメールをしました。糸真はさらに傷付きます。翌日、糸真は和央と弦と仲良くしたためにハブにされたことを暗に言いながら「仲良しでいてくれる?」と聞きます。
和央は「うん、いるよ」と答えます。糸真は、そんな和央を王子様だと思うのでした。そして、晴歌は弦を好きなので、そのせいでハブにされたと思うといいます。糸真はその夜、晴歌の家に行きます。晴歌はそんな糸真をストーカーだと罵ります。糸真は、なぜこんなことをしたのか、教えて欲しいと言います。ですが、晴歌はと「なんのこと?」と、とぼけます。糸真は必死に笑顔をつくり、涙を浮かべます。
そして「ばいばい、今まで楽しかったよ」と晴歌と縁を切ります。大晦日の夜に、糸真は父親と初詣に出かけます。すると、和央と弓が参拝していました。そこにいた弦から「和央の頭には弓しかいない」と言われてしまいました。冬休みも明けて学校に行くと、晴歌以外の女子は謝ってきました。晴歌は逆に孤立していました。弦はへらへらしてるより、黙っている晴歌の方がいい。と言います。和央も賛同します。
晴歌とも腹を割って話が出来て和解しました。晴歌は弦は和央から自立させないとダメだ。と宣言します。そして、糸真の父が、公園で和央の母にプロポーズしました。結婚式も終わり、弦の家に和央が訪れると和央は「今までありがとう」と意味深に言い、口論になります。「お前は俺が嫌だったのか?」という弦に「囚われている弦がイヤだ」と答えます。
漫画プリンシパル3巻:あらすじのネタバレ
和央と弦は一言もあれから話しません。クラスメイトが和央の家に対して「弦から糸真に乗り換えただけだ。あの親子は」と陰口を言います。それに対して弦が切れます。それを止めに入った糸真は殴られてしまいました。糸真は、和央と晴歌と保健室にいきました。音楽教師をしている弓も入ってきます。そして、和央に「弦は和央を支えることで、自分自身も支えている」ということを伝え、和央は涙します。
翌朝、和央と糸真は弦を迎えにいきます。そして和央と弦は和解します。そして、「晴歌は何で俺を好きなんだ?」と聞きます。和央は、会話の中で弓への想いを語ります。それを聞いた糸真はショックを受けました。ですが、弓は母親から言われ、見合いをすることになっていました。糸真は、弓のコンサートに見合い相手を呼んでいることを聞いて、和央たちを呼んで参加します。
コンサートの後、見合い相手と約束している姿を見た和央は「レストランの予約を取り消しておくね」と言います。弓は「そんなことしたら2度と会わない」と言い返します。それでもひかない和央に「和央は糸真みたいな子が似合う」と泣きます。弓は走り去っていきました。糸真は追いかけて話を聞きます。糸真は「2人は両思いだ」と心底理解するのでした。
その後、和央は弓の元に行くと、弓は和央に「好きよ」と告白しました。それを見ていた糸真が晴歌と弦のところに戻ると、晴歌は「弦のことが好きなんだ」と告白しました。
漫画プリンシパル4巻:あらすじのネタバレ
和央はついに弓と付き合うことになりました。ですが、まだ正式ではないようです、「まだ先生でいたいから」と弓は言います。晴歌は弦に猛アピールします。そして、動物園でデートすることになりました。弦は「デートは何したらいいのか?」と糸真家に訪れます。和央と居るときみたいにしたらいい。とアドバイスします。和央は、家族みんなで動物園に行こうと言います。
和央は、糸真が去年晴歌にハブにされたのが忘れられていないことを見抜いていました。そして、今でも晴歌の下手に出ているように見えること。本当の友達には、なれていないことを指摘します。晴歌と弦は、動物園デートに行き、付き合うことになりました。ですが、晴歌は今までの行いから、靴が盗まれたりいじめを受けるようになります。糸真は自身に重ね合わせて涙を流しました。
弦は晴歌に「性格悪いのに、糸真という良い友達を持ったな。」と言われます。晴歌は反省し、糸真に今までのことを心から謝ります。晴歌へのいじめもすぐに収まり、一件落着をしたのでした。
放課後、晴歌と弦を下駄箱で見かけた糸真は、心が痛むのを感じたのでした。和央は、弓とのことで、弦と弓の母から嫌がらせをされてしまいました。もう弦の家には行けなくなってしまいました。弦はそのことを知りませんが何か隠していると感づきます。弦は和央のことを糸真に相談します。糸真は晴歌が好きなのかと弦に聞きます。
弦は「嫌いな奴と付き合わない」「お前と同じくらい話しやすい」と言います。痴漢がでるからそろそろ帰るという糸真に「俺がいるから大丈夫だ」と言います。
漫画プリンシパル5巻:あらすじのネタバレ
糸真は弦が好きだということを自覚していました。そんな中、晴歌から、弦の家に行ったというメールが届きます。糸真は、和央のところに行き、最初は和央のことが好きだったなど、今までの気持ちを話します。弦は、弦の母が和央に嫌がらせをしていることを知りケンカになります。弓は自立するために1人暮らしを始めて、和央とも仲良く過ごします。
和央は、弦を好きな糸真の気持ちに気づいていました。弦も糸真を気に入っているはずだと思います。ですが、弦は何にもわかっていません。和央は弦に「晴歌の好きなところを3つ言ってみて」と質問します。弦は「話しやすい・明るい・糸真いすすめられた」と答えます。和央は呆れます。晴歌はそんなやりとりを聞いてしまいます。糸真は晴歌に誰か紹介して欲しいと頼みます。
糸真と晴歌は盛り上がりますが、「一回リセットしないと」と糸真は言います。それを見ていた和央は晴歌に「国重さんも黒いからわかるでしょ?なんのリセットだと思う?」と、晴歌の心を見透かします。晴歌は逃げ出します。晴歌は弦と恋人になりましたが、いつもリードしているのは晴歌でした。弦は晴歌に興味をもっていなそうです。しかし、糸真のことは気にしているようで、晴歌は不安を覚えます。
後日、糸真は晴歌に紹介してもらった「金沢」という男性とデートします。糸真は「普通の爽やかな男子」という感想を持ちます。そんな糸真を弦と和央は尾行します。ですが、弦はその日、晴歌と映画デートの約束をしていました。待ち合わせに遅れて晴歌の元に行き、さっき飲んだフラペチーノに胸焼けをしたといいます。ですが、弦は糸真に焼きもちをやいていたのでした。
漫画プリンシパル6巻:あらすじのネタバレ
糸真は、金沢くんと付き合うことになりました。夏休みになり、糸真はみんなでキャンプに行くことにします。そこには両親と和央、弓、弦、晴歌、金沢くんもいます。キャンプ場につくと、カップル同士で行動します。金沢君は糸真に「糸真って呼んでいい?俺は、金やんって呼んで」と言います。2人はなかなか良い雰囲気です。一方、弦と晴歌は気まずい雰囲気が流れます。その夜、晴歌は弦のことを和央に話します。
晴歌は「弦を目覚めさせたくて頑張ってる。だから、普通なら頭にくるようなところも耐えて、やな女に見えないようにしてる」「でも、今日、なんて言ったと思う?あの男」と愚痴ります。弦は、昼間に晴歌とのデートに遅刻した理由を話したのです。糸真と金やんのデートを尾行して送れたことを悪びれず話したのでした。驚いた晴歌が、理由を聞くと「興味があったから。すっげえ見たくて」と言いました。
晴歌は、私とキスしたって、何の興味ももてないくせに。とショックを受けます。そのころ、糸真は金やんにキスをされていました。糸真は「キスしちゃったなあ」と思います。キャンプの帰り、晴歌はいつもどおりの笑顔です。晴歌は弦に、私をどう思っているかを質問します。弦は、あまり考えたことがない。と答えます。晴歌は「そのうち好きさせてやろうと頑張っていた」といいます。
晴歌は「でも、弦は私を好きにならないよね?」と弦に言います。すると弦は「ごめん。国重の期待に応えられない」と謝りました。晴歌は思わず泣き出してしまいます。弦は、恋愛感情がなくても、国重だから付き合ってみっかと思った。誰でもよかったわけではない。とフォローします。そして、「付き合う前の方がつきあいやすかった」と続けます。晴歌は納得して「友達ってことだよね?」と応えます。
晴歌は「殴っていい?」と弦に許可を取り、殴ります。晴歌は「弦は糸真とも友達として仲良くしてたほうがいいね。」と言って別れました。糸真は、そのことを晴歌から聞きました。糸真は「弦がふざけてる」と言い、怒ります。ですが、晴歌は大丈夫だと言います。糸真は、金やんに自宅に誘われます。金やんの両親は不在です。糸真はその意味がわかっていました。覚悟を決めて金やんの自宅にあがります。
ですが、いざ金やんがその気になって来ると、糸真は拒んでしまいました。糸真はそんな自分を不思議に思います。金やんは、待つからいいよ。と言います。そして「俺のことが好き?」と糸真に問いかけます。糸真は言葉がでません。すると、金やんは糸真に「弦が好きなのでは?」と指摘されます。金やんは嫉妬と悲しみ雰囲気が漂わしています。糸真はそれを見て、金やんとは無理だと思い、逃げ出します。
糸真は、自分の心に気づかないふりした罰だと思います。金やんも巻き込んで私は馬鹿だ。と反省します。そして、自分の心にだけは正直になれるように、弦に告白しようと思います。糸真は、学校をさぼりました。そして金やんと話し合いをすることにしました。金やんは、誰でもよかったの?と糸真に聞きます。そして、どんどん糸真を責めるようなことを発言してきます。怖い雰囲気です。
糸真はそんな金やんに引いて行きます。金やんは別れることに納得できず、可能性はまだあるなどしつこく迫ります。糸真は謝りながら、別れを告げ続けます。金やんは「弦に告白してもダメだと思う。友達の元カレだし上手くいかない。」と言います。糸真は、「上手くいくと思ってない。」と応えます。金やんはそれでもしつこく「諦めない」と糸真への執着を見せます。
漫画プリンシパル7巻:あらすじのネタバレ
金やんと別れたことを、糸真は晴歌に報告します。晴歌は、人それぞれだ言います。そして「嘘はつかないで」と糸真に釘をさします。実は、金やんは、糸真は弦を好きなことを晴歌にバラしていたのでした。糸真は晴歌に正直に、弦のことが好きなことを告げます。晴歌は、いつからなのか問います。あの時は新しい出会いが一番だと思ったと答える糸真に、晴歌は「バーカ」と連発します。
その流れで晴歌は「東京に帰れ」と言いますが、糸真は「いつか帰る」と言います。その言葉に晴歌は驚きます。晴歌は、空腹になり、「いったん休戦しよう」と言います。金やんからは、粘着質なメールが糸真に届いており、糸真と晴歌はそれを話題にして仲直りします。翌日、糸真は金やんから「和央の彼女が教師である弓」であることを知ったというメールを受けます。糸真は金やんに会いにいきます。
弦はそれを聞いて、念のため糸真について行きます。弦は草むらに隠れます。金やんは「和央と弓の写真を撮っているやつがいる」と話します。それに驚いた弦は飛び出し、詳しく金やんから話を聞くと走り去ります。金やんも次第に正気に戻り、糸真に謝ります。「ストーカーぶってみたけど、俺には向かない。むなしい。」と糸真に言いました。糸真はそんな金やんを見て、この人を好きになれればよかったのに。と思うのでした。
弦は糸真を忘れていたことを思い出し、糸真を金やんの元から連れ去ります。糸真は勢いで、晴歌とケンカした理由が弦にあることを告げ、キスをします。糸真は自分でキスをしておいてパニックになります。一方、和央と弓はキスしている写真を撮られてしまいました。そして、それが学校に貼り出されてしまいます。和央と弓は学校に呼び出されてしまいました。ですが、和央は動じません。
キスは「日常茶飯事です」とさらっと答えます。親や犬ともしているなどと流し、その言い訳は通ってしまいます。弦に告白した糸真は、弦に、突然キスをしたことを謝ります。弦は、糸真と付き合うのは無理だと言います。弦は、晴歌の気持ちも考えると、とてもそんな気になれないと答えました。今は慎重な男になっているとも話します。糸真はそんな弦の答えに対して「そうだと思った」と受け入れます。
糸真はこれからも、和央を守る同志として弦と一緒にいようと思います。あっという間に時が流れて、糸真たちは3年生になっていました。糸真と弦はクラスも離れて、話もしなくなっていました。そして、疎遠のまま高校を卒業してしまいました。糸真は東京の大学へ進学していました。両親も東京に引越し、和央は北海道の大学に進学しました。和央と弓は順調に交際していました。
弓と弦の母親も、最近は態度を軟化しているようです。弦は、東京の大学に進学しようと思っていましたが、落ちて浪人生活を北海道でしています。場面は高校の卒業前に遡ります。ある冬の日、弦と糸真は久しぶりに会話します。弦は、久しぶりに口を聞く糸真に少し気まずそうです。そして、和央から、糸真たちが東京に引っ越すことを聞いたと話します。そして、自身も東京に行くから、むこうでまだ遊べると話します。
糸真は、むこうに行ったら当たらし友達や女の子もいるのに、どうして私と遊ぶの?と問います。弦は「なんでだろう」と言います。そんな弦に対して糸真は「おちろ!」と笑いあいます。その結果、本当に弦は大学に落ちてしまったのでした。弦は、絶対に落ちたのは糸真のせいだ。と思いながら勉強に励みます。弦は、卒業式の日を思い出します。卒業式で糸真に別れを告げられた弦は、糸真の家に居ました。
糸真は驚きます。弦は、糸真を待ってたと言います。「なんで?」と問う糸真に、「俺はお前といないとつまらない。必ず次は大学に受かって東京に行くから待っていてくれないか」と言います。糸真は嬉しさのあまり泣き崩れてしまうのでした。現在に戻り、弦は和央と糸真の部屋で糸真を待っていました。糸真は、浪人生が何をやっているんだと呆れますが、弦は、後期試験に受かったので9月から入学すると言います。
弦は、東南アジアに旅行に行ってから上京すると言います。アパートも決めてあると話しました。糸真は「どうして秘密にしたのか?」と問うと「お前呪いかけるだろ」と言われてしまいました。糸真は、夏休みにみんなで遊ぼうかと誘うと、弦は、金やんはナシな。と冗談で返すなど笑い合いました。そして、弦と糸真は自然にキスをし、糸真は「あたし、今、最高に主役っぽい」と思うのでした。
プリンシパルの最終回が素敵?結末をネタバレ解説!
プリンシパルの始まりから最終回までのあらすじは、おわかり頂けたでしょうか?読者の間では「最終回が素敵すぎる」「最終回がすばらしい」と大絶賛をされています。では、最終回のどのようなところが絶賛をされているのでしょうか?この項目では、プリンシパルの最終回の魅力を徹底解説していきます。
最終回が高評価される理由として、従来の少女漫画であれば「最初に主人公が恋した相手とカップルになる」という最終回が定番なのにも関わらず、プリンシパルの最終回では「当て馬役かと思っていた相手とカップルになる」となったことが新鮮だったことが要因だと言われています。プリンシパルの最終回は「ご都合主義」にならず、上手くいかない現実をリアルに描いています。
糸真と最終回で結ばれた弦も、当初は晴歌と付き合うなどと、糸真はなかなか幸せになれず、それに共感した読者も多く感情移入がしやすかったようです。だからこそ、最終回でやっと弦と結ばれて幸せになった糸真を見て、読者の安堵と喜びが大きくなったといいます。ライバルだった晴歌も、最終回では弦と糸真の仲を認めるような様子を見せるなど、イイ味を出しています。
プリンシパルの感想・評価をネタバレ紹介!
素敵なハッピーエンド
#いくえみ綾
— 🍓kei (@kei1o22) November 5, 2018
『プリンシパル』7巻
最終話の、雪の降る中話す二人とか、最後とか、本当に好き。 pic.twitter.com/YGN4438SjA
最終回で、雪の中で話す様子や、結末の展開が本当に好きと話されています。最終回でやっと糸真と弦が結ばれてハッピーエンドをむかえる様子を喜ぶ感想が多く見られました。
登場人物が魅力的!
プリンシパル、この作品も大好き♡
— はな子 (@hanako0622) September 20, 2017
和央も良いが弦も良い(〃ω〃)
弓ちゃんがちとモヤモヤするけど、いくえみ先生のこのモヤモヤする人物設定とか複雑な人間関係とかすごく魅了されるので好き。#プリンシパル #いくえみ綾先生 #漫画 #7巻完結 pic.twitter.com/IIzRAW9KkB
最初に糸真が好きになる和央も好きですが、弦も素敵という感想です。いくえみ綾さんの描く人間関係が魅力的だと絶賛しています。
#いくえみ綾
— 🍓kei (@kei1o22) November 3, 2018
『プリンシパル』
弦って全体的にすごくカッコイイのに、本当にいそうなところがすごい。 pic.twitter.com/GCUXwPtGCk
こちらは、弦はすごく格好いい男性にも関わらず、現実にもいそうな格好良さだという感想をもたれています。登場人物がリアルに描かれているところも、プリンシパルの人気の理由となっています。
プリンシパルの漫画、何回も読んでるんだけどすみれっていいキャラしてるよね〜🐕🐕🐕🐕🐕🐕
— よーこ⇨望Love (@nozomu__yoko) December 26, 2017
ほんとかわいい💕#プリンシパル #いくえみ綾 #すみれ
漫画・プリンシパルで、和央と弓が飼っている犬・すみれがお気に入りだという感想です。主人公たちだけでなく、サブキャラクターも個性的でいい味を出している作品となっています。
#いくえみ綾
— 🍓kei (@kei1o22) October 29, 2018
『プリンシパル』1巻
この作品、リアルタイムで読んでいた時より、今読む方がもっとおもしろくて好きになった。なぜだ?和央に憧れるようになったからかな。初めて読んだ時、私も和央が弓ちゃんのことが好きだって気づかなかった。 pic.twitter.com/QruIcHjck1
漫画・プリンシパルを久しぶりに読んだら、ますます面白いと感じるようになったという感想です。登場人物たちにも憧れるようになったと話しています。
プリンシパルの実写映画も要チェック!
プリンシパルは、2018年3月3日に映画化を果たし公開されました。主人公・糸真は女優の・黒島結菜さんが演じており、作者のいくえみ綾さんも「イメージにピッタリ」と絶賛していました。和央役の高杉真宙さんも「漫画から出てきたようだ」といくえみ綾さんがコメントしています。プリンシパルの映画は、キラキラとした青春時代を描いた可愛らしい作品だと高評価を得ています。
ですが、反対に「原作のイメージが壊された」などと、原作ファンからはネガティブな感想も見られます。しかし、それ以上に「ハラハラドキドキした。」「俳優がイケメンでイメージ通りだった」「原作ファンだけど、映画もレベルが高くて面白かった」というポジティブな感想が多くありました。プリンシパルの世界をリアルに再現した映画作品となっており、まだ見ていない方はチェックしてみてはどうでしょうか?
プリンシパルの漫画ネタバレまとめ
プリンシパルは、高校生の青春時代を甘く切なくをリアルに描いたことで人気をはくしました。従来の少女漫画のように、最初に出会った男性と紆余曲折を得てカップルになるという展開ではなく、その男性の親友とカップルになるという展開が新鮮だと評判になりました。そして、その人気から映画化も果たし、こちらも高評価を得ました。
漫画・プリンシパルを読んだ方からは、主人公たちのその後が気になるという声も多く見られます。実は、漫画・プリンシパルには、最終回のその後を描いた番外編が発表されています。漫画・プリンシパルの登場人物たちは卒業後どのような生活を送っているのでしょうか?弦や糸真、和央と弓、そして最終回で描かれなかった晴歌のその後が描かれていますので、未読の方チェックしてみてはいかがでしょうか?