走馬灯株式会社の漫画全巻ネタバレ!あらすじ・感想と最終回の結末は?

走馬灯株式会社とは菅原敬太によって描かれたアクション漫画として不定期で連載されていました。簡単にあらすじをネタバレすると、ふとしたことをきっかけに自身の過去を走馬灯のように追体験できる場所が「走馬灯株式会社」その場所に迷い込んだ人たちは自身の今までの人生を振り返ることで不思議な出来事に巻き込まれていくと言う、異色な漫画となっている走馬灯株式会社。今回はそんな漫画のあらすじの結末をネタバレを交えまとめていきます。

走馬灯株式会社の漫画全巻ネタバレ!あらすじ・感想と最終回の結末は?のイメージ

目次

  1. 走馬灯株式会社の漫画ネタバレあらすじを調査!
  2. 走馬灯株式会社の漫画登場キャラクターをネタバレ紹介!
  3. 走馬灯株式会社の漫画ラストに至るまでのあらすじをネタバレ!
  4. 走馬灯株式会社の漫画ラストをネタバレ紹介!
  5. 走馬灯株式会社の作者について
  6. 走馬灯株式会社の見どころもネタバレ!
  7. 走馬灯株式会社を読んだ人の感想・評価をネタバレ!
  8. 走馬灯株式会社の漫画ネタバレあらすじまとめ

走馬灯株式会社の漫画ネタバレあらすじを調査!

不定期で連載されており、サスペンス、ホラー、ハートウォーミングなど多岐に渡る路線のストーリーが様々な展開を見せるのが見どころとなっている走馬灯株式会社。この漫画には主人公などは登場や設定などされておらず、どの回も話にも謎の美人女性で「走馬灯株式会社」の管理者である神沼が口にする狂言回しという形でエピソードを振り返っていくのです。独特な雰囲気と個性豊かな登場人物が描き出す物語が特徴です。

2012年にはドラマ化も果たしており、漫画としてはかなりの人気を誇っている走馬灯株式会社。ゲストキャラクターとして招かれるキャラクター達も見ごたえがあり、ドラマになった走馬灯株式会社でも様々なキャストが登場するのが毎回楽しみという声も多く見受けられました。何より、神沼がかなりの人気を誇っているのです。今回はそんな走馬灯株式会社のあらすじの結末や最終回はどうなるのかなどの内容をネタバレしていきます。

走馬灯株式会社の漫画登場キャラクターをネタバレ紹介!

ここからは走馬灯株式会社に登場するキャラクターの紹介をネタバレを交えてまとめていきます。まずこの漫画で重要な役割をしている謎の美人女性管理人・神沼です。「走馬灯株式会社主任」という肩書を持つ通り、管理人を務めている女性であり走馬灯株式会社に迷い込んできた人たちに、ネタバレですが自身が歩んできた人生が記された「DVD」を見せるのが役割と語られています。年齢などの素性は全て明かされていません。

黒縁眼鏡が特徴のクールビューティーな女性で、感情を表に出さないのが神沼の良い所と読んだ読者の感想にも残されています。美人とは裏腹に護身術、格闘術にも長けており屈強な男に不意に襲われても返り討ちにできるほどの力を持っているのも特徴と言われています。ネタバレになりますが、数十年前の走馬灯株式会社でも全く同じ見た目で登場しているため、年齢などが密かに考察されているほど全てが謎の走馬灯株式会社の管理人。

迷い込むキャラクター達

数年前に最愛の娘を不慮の事故で亡くしてしまい、その後を追うようにして妻も1年間に病死してしまいます。立て続けに不幸なことが起こり自身の気力も無くなってしまい仕事もやる気も失くしてしまった克己。そんな時、植物園だと思っていた建物にふらっと迷い込んでしまいますネタバレになりますが、その建物こそが走馬灯株式会社だったのです。そこで、自身が歩んできた人生がまとまったDVDを渡されるのです。

最初は走馬灯株式会社のことなどを疑っていた克己。しかし、DVDを見ていく内に信じることとなり、さらには自身がひた隠してきた秘密もそのDVDに映っていたのです。ネタバレですが、克己は玲子という女性と一夜限りの過ちを犯してしまうのです。このことが原因で結局不倫関係が続き、今の妻と離婚しろと強要される毎日。そのことに疲れた克己は玲子を崖から突き落とし殺害したという記録が残っていたのです。詳しくは後述で。

走馬灯株式会社の3話と4話の主役を務める大崎拓也。元ストリートミュージシャンをしていた拓也はお金に困っている所であり、ネタバレですが公園で女性の鞄を置き引きしてしまい、逃げ込んだ先が走馬灯株式会社だったのです。この置き引きが後に彼を深い後悔へと叩き落すのですが、自身の尊厳を取り戻すきっかけにもなる出来事となっているのです。果たして彼は走馬灯株式会社でどのような人生のDVDを見せられるのでしょうか。

5・6話の主役として登場ある安達唯奈。OLをしており、亡くなった唯奈の父親の霊が見えるという男性と付き合っています。実家に帰省している最中の階段で足を滑らせ、意識を失っている所を神沼に助けられるのです。その際に走馬灯株式会社で自身の映像を振り返り、大好きだった父親との思い出を振り返り懐かしい思いに浸っていましたが、ふとした時に付き合っている男性・志村の映像も見ようと唯奈は神沼に頼みますが…。

走馬灯株式会社の7・8話の主役の雪村莉絵。暴力を奮う彼氏を持っており、その男性に貢ぐために風俗店で働いています。莉絵は、自身に痴漢してきた男性のことを問い詰め勢いが誤り男性を殺してしまうのです。さらに、その男性はニュースで痴漢が冤罪の可能性があると報じられており、その罪悪感から自ら字を選んだのです。その自殺にサイトを利用し、「タイロン」と「くーやん」という男性と知り合い、共に自殺することを決意。

2人の男性と共に樹海を目指して山道を歩いている中、知らぬ間に走馬灯株式会社にたどり着いたのです。ネタバレですが、走馬灯株式会社で2人の男性の人生の映像を見てみると男性たちはもう自殺する理由がなくなったことを知り、1人で自殺することを決意します。そして、自身の人生の映像を見ていたたまれない気持ちになり自殺も踏ん切りがつかず戻ってきたのです。しかし、戻ってきた所を神沼から思わぬことを言われます。

走馬灯株式会社の漫画ラストに至るまでのあらすじをネタバレ!

ここからは走馬灯株式会社のあらすじの結末を最終回前までまとめていきます。走馬灯株式会社の1巻の主役は杉浦克己となっています。娘も妻も亡くしてしまった克己は全てにおいてやる気が無くなってしまい、昔に家族旅行で訪れた場所を1人で訪れていました。そして、ふらっと立ち寄った場所が走馬灯株式会社だったのです。そこでここを管理していると名乗る神沼が登場します。ネタバレですがこの出会いが後に影響してくるのです。

神沼に走馬灯株式会社の説明を簡単に受けるとテレビの前に座れせられます。何が何だか分からないまま従うと赤ちゃんの姿が映され、それを見届ける人物がテレビに映し出されます。ネタバレになりますが、その人物が何と克己の両親だったのです。克己は食い入るようにその映像を見続けました。この走馬灯株式会社ではトイレもお風呂も完備されており、必要な時に食事が運ばれてくるため半年以上もこの場に留まった人もいるのです。

自身の人生を懐かしく見る克己、そんな時に1人の女性が映し出されます。その女性は玲子と名乗り克己との不倫関係にあったのです。玲子は克己のことをとても愛しており「今の妻と別れて私と結婚しろ」と強要してきたのです。玲子は克己の家庭を脅かす存在に変化していったのです。自身の悪事を棚に上げ、克己は玲子を海に呼び、崖から玲子を突き落としたのです。慌ててリモコンの停止ボタンを押す克己、これは自身の人生なのです。

その後、娘が事故死で妻が病死と次々に不幸が起こります。その原因をネタバレすると玲子だったのです。殺したと思っていた彼女はまだ生きていたのです。1巻からかなりハードなサスペンスとなっている走馬灯株式会社。この話は玲子と克己に焦点が当たり進んでいきます。玲子が克己に関わっている人物に対して裏で悉く殺していく姿はまさに悲しみという言葉が相応しい展開を見せます。玲子と克己がどのような結末になるでしょうか。

走馬灯株式会社 2巻のあらすじをネタバレ

様々な話が前後編に分かれて描かれている走馬灯株式会社、その2巻のあらすじの結末をネタバレしていきます。巻の始めの話をネタバレを交えてまとめますのでこの漫画を読んで気になった方は是非読んでみてください。今回の見どころとなる人物の名前は喜島茂輝。自身の母親にかなり依存、甘えており今日もお小遣いを貰い遊び歩くのです。しかし、周りからは「ナルシストおデブちゃん」と呼ばれておりお金目当てで遊ぶ友達も。

そんなことに気づいておらず、今日も茂輝は周りの人に上から目線の自慢話をたくさん聞かせてご機嫌です。そんな人生のDVDを見ていた茂輝は見るに堪えずにそのDVDを叩き割ってしまったのです。神沼はその事に静かな怒りを覚え、茂輝を追い詰めていくのです。彼の人生は人には見せられないほど曲がった人生であり見直した茂輝自身もそう思ったから割ってしまったのでしょう。こういう話も走馬灯株式会社の見どころなのです。

ネタバレになりますが、この茂輝という男は後々も登場してくるのです。これは走馬灯株式会社では珍しく毎話毎話で新しい登場人物が出てくるのが普通なのですが、この茂輝は別物であり様々な形で物語に関わってきます。2巻は1巻よりも内容が濃くなっており読んでいる人を飽きさせない内容となっています。茂輝がDVDを割るという暴挙や、いつもは感情の起伏を表に出さない神沼の些細な変化など見どころ満載となっています。

漫画 走馬灯株式会社・3巻のあらすじをネタバレ

走馬灯株式会社の3巻のあらすじをネタバレしていきます。この漫画の最初を飾ったのが猪原厚三が務めているタクシー会社の話となっています。客として乗ってきたガラの悪い男にせかされて仕事を全うしていました。その車内で電話をしている男の会話を聞いていた厚三、しかし、聞こえてくる会話は非合法な薬を所持していることや女性に乱暴を働いていると言ったかなりの悪事を自ら話していたのです。厚三は黙るしかありません。

男を刺激しないように早く目的地に送り届けようと決め厚三でしたが、その矢先に車がエンストを起こしてしまい動かなくなってしまったのです。男は悪態をつきながらトイレに行ってしまいます。時間が経ち、このまま車を修理して男を置いていこうかとも考えた厚三でしたが真面目に仕事をこなしてきた彼には出来ず、探しに行きますがそこで出会ったのが走馬灯株式会社でした。彼も招かれたお客であり、人生を振り返るのです。

そこで映されたのが厚三の過去で元は結婚していましたが手を離してはいけない物からも簡単に手を放してしまい、娘と妻を失ってしまったのです。そのことが今でも心残りであり、娘にも会えず仕舞いだったのです。堪らず席を立ち、男が見ている部屋に向かいへ行きますがその男の人生は悪事で埋め尽くされていました。男は何かを企みその部屋を後にしますが、映像は何と愛娘までもが映し出され乱暴されていたのです。

男はというと、先ほどの映像を見ていた所為か走馬灯株式会社の管理者である神沼に襲い掛かっていたのです。しかし、神沼はかなりの達人であり男は一方的に返り討ちになってしまいます。興ざめと言わんばかりに男は早く帰りたい気持ちになり厚三の元に向かいますが、そこには誰もいませんでした。厚三は何と男の背後におり娘に乱暴をした恨みが頂点に上っていました。男の結末と厚三の想いはどうなるのかに注目が集まります。

漫画 走馬灯株式会社・4巻のあらすじをネタバレ

ここからは走馬灯株式会社・4巻のあらすじの結末を簡単にネタバレしていきます。服飾大学のオープンキャンパスのポスターを見ていた妹尾舞は溜息と共にその場を後にしました。帰り道、舞はホームレスが佇む道を横切りました。舞はそのホームレスに気を取られていた所為か歩行者とぶつかってしまい相手の荷物の中にあったワインボトルを割ってしまうのです。男性はかなり怒っているようにも見えましたが不思議と優しさも見えます。

しかし、そのもめている光景を見たホームレスは立ち上がり仲介に入ります。舞に同情してくれてか、警察に行こうと脅しをかけて男性を揺さぶります。その男性は警察まで持っていきたくはなくそのままあっさりと引き下がりました。そして、ホームレスの男も何も言わずに去ろうとしましたが、舞はお礼がしたいと呼び止めます。その男性にビールを奢り2人で飲み自己紹介や互いの近況を報告しあいます。デザイナーと聞くと…

そして、舞はロクさんと別れた後に不自然な建物を見つけます。それが走馬灯株式会社だったのです。そして神沼に紹介され自身のDVDの人生を見るのでした。ネタバレすると舞の父親を殺したのはロクさんだったのです。そのため、デザイナーの話をした時に反応したのでした。しかし、本当は殺したのではなくロクさんの視点でDVDを見てみると父親は自殺だったのです。それを止めようとしてロクさんには血がかかっていたのです。

結末は舞はいつもロクさんがいた場所でショップを開いていました。ロクさんは舞が突き放したころから陸橋の下にはいませんでした。しかし、舞はその場所で店を開いてずっと待っていると心に決めたのです。もう一度会ってちゃんとお礼を言うために。神沼は舞がほったらかしで出ていったDVDの後片付けをしていました。その映像には幼い舞と手作りのブレスレットを付けた人物が優しく語り合っている場面でした。

漫画 走馬灯株式会社・5巻のあらすじをネタバレ

走馬灯株式会社の5巻のあらすじの結末をネタバレしていきます。この5巻はネタバレすると、後のしあ集会の結末に大きく関わってくる「澄川探偵事務所」が登場する巻となっています。さらに、その澄川探偵事務所に「走馬灯株式会社」を探し出してほしいと依頼を出す人物、それは2巻で登場し走馬灯株式会社に人生を滅茶苦茶にされた茂輝だったのです。この人物が再登場したことにより物語は一気に結末へと直下していきます。

そんなある日、澄川探偵事務所で働いている事務員の理乃の元に走馬灯株式会社が現れるのでした。そのことを知った理乃は走馬灯株式会社を調べるチャンスだと考え、乗り込みましたが幼い頃の記憶が沸々と蘇ってきたのです。そして、肝心な「前に一度ここに来たことがある」ことを思い出したのです。澄川探偵事務所で一体何が起こっているのかなどが今回の見どころとなっており、走馬灯株式会社の後半では夫婦で強盗する話も。

やはり見どころは澄川探偵事務所のメンバーたちの元に起こる不可解な出来事。長年澄川の補佐をしてきた所員の羽宮が急に事務所を辞めたいと言い出すのです。そして、羽宮は走馬灯株式会社で働くことになったのです。ネタバレですが、羽宮には夢がありそれは澄川探偵事務所にいては叶えられないと言い放つのです。澄川は羽宮を取り戻すため、依頼のために走馬灯株式会社の真相を暴こうと向かいますが、アパートは更地でした。

漫画 走馬灯株式会社・6巻のあらすじをネタバレ

走馬灯株式会社も結末に向かっていきます。その6巻のあらすじをネタバレしていきます。前の巻で急に所員が増えた走馬灯株式会社。羽宮理乃は澄川と縁を切り自身の夢に向かって神沼と精進していきます。澄川は諦めることが出来ず、新たに光明寺という相棒を連れ、探偵業に勤しみます。そして、とある暗号を解読し出会った澄川の先輩から走馬灯株式会社の場所を教えてもらい、遂にその建物らしきものを発見できたのです。

澄川も急いで先輩の風見に合流しようとしましたが「九州」というざっくりとした場所しか教えられておらず四苦八苦していました。その間に風見は調査と言い中に入ると、神沼と理乃に応対されます。風見は2つの目的のためにこの場にやってきたと言います。そのため、自身の映像は見なくてもいい、過去は振り返らない主義だときっぱり言うのです。1つ目の目的は澄川に頼まれていた「羽宮理乃の説得」でしたが、理乃は断ります。

理乃は「私は別次元の人間になってしまいました、澄川には申し訳ないが帰ることはできない」と冷静に語ります。風見のもう一つの目的は共に連れてきた編集の記憶が観たいと言い出します。風見はその編集が妻と浮気していることを知っているのでした。そこからは風見と編集の醜い争いが神沼と理乃の前で繰り広げられます。澄川は理乃を説得し連れ帰ることが出来るのでしょうか、理乃の夢とは一体どういうものなのでしょうか。

漫画 走馬灯株式会社・7巻のあらすじをネタバレ

走馬灯株式会社・7巻のあらすじの結末を簡単にネタバレしていきます。今回は大学で久しぶりに出会った留梨花と綾と道子。3人は久しく遊んでいなかったためかそれを発散するように海へと繰り出し遊びまくります。ナンパされたりしますが道子の地元であったため留梨花はお勧めスポットはないのかと聞くと、心霊スポットがあると言われそこに行くことになった3人。道子は呪われるから止めますが留梨花の強引さで行くことに。

海岸の岩場で作られた道を超えていき、辿り着いた所には立ち入り禁止の看板が立てられた如何にも何かが出そうな雰囲気が漂う場所でした。怖がる2人を面白がる道子はさらに心霊スポットに纏わる丸鏡の伝説を聞かせることに。この洞窟のどこかにあると言われていましたが結局見つからず帰ろうとした3人は元来た道に戻ろうとしましたが、来た道が無くなっていたのでした。そして、焦った留梨花は穴に落ちてしまったのです。

ネタバレですが、この穴に落ちたのは必然であり、綾と道子が仕組んだ罠だったのです。それを知らず留梨花は2人を信じており助けを待っていたのです。綾と道子は裏道を使い脱出し一晩留梨花を放置して怖がらせようとしていたのです。そして、帰り道に走馬灯株式会社に出会う2人。留梨花のことをおかしく笑っていた2人はその流れで走馬灯株式会社で自身が歩んできた人生を振り返るのでした。しかし、そこに映されていたのは…

漫画 走馬灯株式会社・8巻のあらすじをネタバレ

ここからは、いよいよラストスパートに差し掛かってきている走馬灯株式会社・8巻のあらすじの結末をネタバレしていきます。ここにきて理乃の目的がようやくわかってきたのです。ネタバレですが、その目的と言うのが内部から怪しまれないように走馬灯株式会社の調査をしていたのです。そして、澄川と光明寺は外部から走馬灯株式会社の真相に迫っていくのでした。そんなある日、澄川探偵事務所に電話がかかってくるのでした。

その電話をとった光明寺の顔色がみるみる変化していき、澄川もただどとではないことに気づき事情を聴くと光明寺の父親が病気で倒れたという電話だったのです。光明寺は二度と実家には帰らないという信念の元に澄川探偵事務所に来たからと実家に帰るのをためらいますが、澄川はそんなの忘れて帰って来いと諭します。しかし、光明寺はかなり実家に帰っていないために道を忘れていたのです。そんな時助けてくれたのが同級生です。

急いで実家に帰る光明寺でしたが、父親の姿を見て驚愕しました。ネタバレですが、彼の父親は元気だったのです。光明寺の家族は長年帰ってこない光明寺のことを心配しており、こういう緊急事態を装わなければ帰ってこないだろうと父親は語ります。そして、最大の目的は父親が経営している酒屋を継がさせることが真の目的だったのです。さらに親戚が集まる親睦会で勝手に光明寺が後を継ぐことを発表してしまったのです。

ここまでかなりの急展開でついていくのが大変とまで言われていますが、父親にも急がなければならない理由があったのです。それは、酒屋に対して誰かが嫌がらせをしてきているのです。最初は店に落書きされる程度で急を要していませんでしたが、最近になって窓ガラスが割られたり商品の酒瓶が割られたりとエスカレートしていってるのでした。父親は犯人の目星がついておりそれを阻止するためにも親子で仕切りたいと考えました。

身内が犯人と決めつける父親でしたが、光明寺は悩み続け思わず裏山に飛び出し逃げたのです。そこで行き着いたのが走馬灯株式会社。澄川と共にずっと追いかけてきた存在が本当に見つかり困惑と焦りでいっぱいの光明寺。荷物も持たずに出ていってしまったため澄川に連絡が取れない光明寺、そこで念願だった理乃との再会も果たし益々澄川に連絡したいと考えましたが、理乃の案内で自身の人生を振り返ることになったのです。

走馬灯株式会社・9巻のあらすじをネタバレ

走馬灯株式会社もいよいよを大詰めとなってきた9巻のあらすじをネタバレしていきます。走馬灯株式会社という不思議な会社を追っているうちに次々と所員を無くしてしまう澄川探偵事務所。遂には1人になってしまいましたが相棒の理乃を連れ戻すため、そして昔付き合っていた人にそっくりな神沼の正体を突き止めるために止まることはできない澄川。しかし、走馬灯株式会社は窮地に陥った人が招かれる場所と言われているのです。

いくら調査をしても足取りがつかめません。さらには探偵としての仕事も来なくなり公園のブランコで無気力に過ごしていました。そんな時、1人の男がブランコに寄ってきます。その男をネタバレすると喜島茂輝だったのです。以前、澄川探偵事務所に走馬灯株式会社の場所を探し出してくれと依頼した人物であり走馬灯株式会社に人生を潰された人物でした。とりあえず、茂輝をファミレスに連れていきご飯を食べさせるとある人物が…

その人物とは昔に走馬灯株式会社い招かれたことのあるという2人の夫婦でした。夫婦は走馬灯株式会社のおかげで人生が好転したと話をし、それを聞いた茂輝は不公平!と怒り夫婦を逃げ出させてしまうのです。そして、茂輝は事件に巻き込まれてしまいます。何でもヤクザの組長の恋人に大怪我を負わせたと山奥に連れていかれるのです。助けに行く澄川でしたが相手は銃を所持しており…困っていると現れる走馬灯株式会社…

走馬灯株式会社の漫画ラストをネタバレ紹介!

ついに最終巻を迎えた走馬灯株式会社。澄川は念願だった走馬灯株式会社に招かれたのです。昔の恋人・遥にそっくりな神沼の関係の解明と内部から調査している理乃との合流など目的が山積みの澄川。しかし、今は茂輝をどうにかしなければと行動を起こします。桂木と名乗る男は澄川に遠慮のない発言をぶつけたりと無関係ではなさそうな男で呼び止めますが、そこで走馬灯株式会社内で銃声がなったのです。

ここの会社に1番の恨みを持っていた人物の存在のことを忘れていたのです。茂輝はヤクザから銃をくすねておりそれを神沼に撃ったのです。桂木はこの社内に医者がいないかを聞きまわれと澄川に伝え小声で「喜島のやつ、余計なことをしてくれたな…」と。桂木は今までの人生についてのDVDの保管庫に入り込んでおり企んでいました。理乃の目的なども発覚するなど最終巻はかなりの見どころと悲しい結末を迎えます。

走馬灯株式会社の作者について

この走馬灯株式会社を描いた菅原敬太ですが、プロ野球選手のいとこを持っており似顔絵を描くなどして祝うエピソーが有名な漫画家です。第6回漫画アクション新人賞を受賞するなど実力も十分と言われており走馬灯株式会社で有名になります。その他にも「鉄民」や「隣町のカタストロフ」や現在でも連載を続けている「家族対抗殺戮合戦」などが注目を集めています。走馬灯株式会社はかなり読みやすいものとなっていますのでぜひ。

走馬灯株式会社の見どころもネタバレ!

この走馬灯株式会社で最も魅力的と言われているのが、オムニバス形式での漫画となっているため、くどくなく非常に見やすい漫画と言われているためです。前後編に分かれてのストーリー構成をしており、さらにはそのストーリーに登場する個性豊かな登場人物。そして極めつけは自身の人生を振り返ることのできる会社「走馬灯株式会社」という異質な存在。やはり普通には得られない物に対して求めてしまうのは人間の本質なのです。

走馬灯株式会社を読んだ人の感想・評価をネタバレ!

ここまで走馬灯株式会社のあらすじをまとめていきましたが実際に読んだ人の感想は一概に「面白い」と言う評価がとても多く残されています。まず、この漫画の見どころは今までにない設定が盛り込まれているため読んでいて飽きないという声が多く見受けられました。さらに、現実に置き換えてこの漫画のこと考える人も多数おり「本当にあったら怖い」や「自分がどんな人生を歩んできたか気になる」などと言った感想もあります。

そして、やはり登場人物に焦点を置いた感想も多数残されています。1話完結で見やすくそれぞれの登場人物で組み立てられている作品で個人個人の過去や人生が見られるのも面白い点の一つです。そして、珍しくその後のストーリーに登場してくる人物がいるのも面白い点なのです。後々ストーリーに影響しそうな人物には重い話が描かれており走馬灯株式会社はそれぞれが送ってきた人生の内容に関して不幸か幸せかなどに顔を変えます。

徹底的に守られたオムニバス形式の物語。主役である神沼はどの巻数でも登場しますがあくまで主人公などは定められておりません。不意に迷い込み出来心で自身が歩んできた人生を振り返る、これは懐かしい気持ちや幸せな気持ちにさせてくれるのでしょうがそれはあくまで一時的なものであり、悪事や残酷な場面を思い出すという結末を迎えます。そんな思いをしてまで振り返りたくないという読者の感想が多く見受けられました。

走馬灯株式会社の漫画ネタバレあらすじまとめ

ここまで、走馬灯株式会社の大まかなあらすじの結末をまとめてきましたが、昔の漫画とは思えないほど支持された漫画であり、最近にはテレビドラマ化し人気も上々という走馬灯株式会社。人生をDVDという形で招かれた人たちに見せる走馬灯株式会社。この会社で自分のDVDを見て、今後に生かせるかなどはその人の性格次第と言われています。ある人はその結果を粛々と受け止め、その後の日々に生かして行動していきますが…

ある人は自身の過去を恥じ、このDVDを見せた神沼を逆恨みし悲惨な結末を迎える人物も少なくありません。人々が普通にはあり得ないことが走馬灯株式会社です。読んだ読者はこんな会社で務めてみたいという感想や悲惨な結末は迎えたくないから関わりたくないという正反対の感想がたくさんあります。この走馬灯株式会社を描いた菅原敬太は現在「家族対抗殺戮合戦」にも注目が集まっているので気になった方はぜひ読んで見て下さい。

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