ピースオブケイク(漫画)をネタバレまとめ!あらすじ・結末や番外編も紹介

漫画・ピースオブケイクとはジョージ朝倉先生による日本の漫画作品です。 2003年から2008年にかけて祥伝社の雑誌、「FEEL YOUNG」で連載されていました。 本記事では漫画・ピースオブケイクのネタバレあらすじをまとめさせていただきました。漫画・ピースオブケイクには番外編も存在するようです。そこで本記事では漫画・ピースオブケイクの番外編のネタバレあらすじもさせていただきます。

ピースオブケイク(漫画)をネタバレまとめ!あらすじ・結末や番外編も紹介のイメージ

目次

  1. ピースオブケイク(漫画)のネタバレや結末を調査!
  2. ピースオブケイクの漫画作品情報
  3. ピースオブケイクの漫画登場人物
  4. ピースオブケイクの漫画あらすじネタバレ
  5. ピースオブケイクの漫画結末ネタバレ
  6. ピースオブケイクの番外編について紹介
  7. ピースオブケイクの漫画を読んだ感想は?
  8. ピースオブケイク(漫画)のネタバレや結末まとめ

ピースオブケイク(漫画)のネタバレや結末を調査!

漫画・ピースオブケイクは話題になった恋愛漫画で、単行本も全5巻と短くまとまっており、非常に評価の高い作品となっております。本記事では漫画・ピースオブケイクのネタバレあらすじをまとめさせていただきました。漫画・ピースオブケイクには番外編も存在するようです。そこで本記事では漫画・ピースオブケイクの番外編のネタバレあらすじも調査しましたので紹介させていただきます。

ピースオブケイクの漫画作品情報

漫画・ピースオブケイクとはジョージ朝倉先生による日本の漫画作品です。 2003年から2008年にかけて祥伝社の雑誌、「FEEL YOUNG」で連載されていました。現在は完結済みで、高い評価を得ておりメディアミックス化もされております。単行本も刊行されており、全5巻とまとまりの良い巻数となっております。連載時から少し経ったあとに番外編も刊行されておりますのでそちらもネタバレ紹介致します。

漫画・ピースオブケイクは恋愛漫画作品で、20代女性を中心に描かれる切ない恋愛が特徴です。20代から30代の若い女性たちに親しまれ、その切ない恋愛がたまらないという感想も多いようです。番外編や、実写化もされている為、そちらでも話題に挙がり再熱したこともあるようです。

この後は漫画・ピースオブケイクの登場人物をあらすじネタバレ含めて紹介させていただきます。本編や番外編をまだ読んだことがない方も楽しめるようにネタバレ致します。また、に読んだことがある方も思い出す形でお楽しみ頂ければ幸いです。

ピースオブケイクの漫画登場人物

梅宮 志乃

漫画・ピースオブケイクの主人公で、名前は梅宮志乃(うめみや しの)。24歳で自他ともに認める巨乳でした。恋愛や日常生活ではあまり考えず直感で動いてしまう性格の持ち主のようです。過去に服飾の専門学校でファッション関係の仕事を目指していました。実際の努力と才能もあり、服飾の技術は高く評価されています。

その実力から劇団の衣装担当にもなることができ、その道を歩み始めることにもなります。性格はあまりかわい子ぶらず、少しクールな様子と可愛い外見でかなり男性にはモテるタイプでした。しかし押しに弱いところもあり、バイト先では浮気してしまうことも。物語では、彼氏である正樹と浮気がきっかけで別れることになります。

正樹と別れた後は引っ越すことになり、新しいバイト先の店長である京志郎のことが好きになります。このように浮気や恋愛対象等が変わることも多く、男性は主人公の梅宮志乃に対してあまり好印象ではない感想も多いようです。しかしその切ない恋愛描写から女性からは多くの支持を得られているようでした。バイト先の店長である京志郎に出会ってからは梅宮志乃の人生観も少しずつ変わっていきます。

菅原 京志郎

漫画・ピースオブケイクのヒーローである菅原 京志郎(すがはら きょうしろう)です。京志郎は京ちゃんなどという愛称で慕われており、特に京志郎の女性ファンはかなり多いようです。京志郎の熱い男の心や義理堅い精神は様々な女性ファンを魅了し、漫画・ピースオブケイクの魅力の大部分でもあるようです。

菅原京志郎は30歳でビデオ屋の店長をしており、それがきっかけで主人公の梅宮志乃と出会うことになります。外見は短髪で髭を生やしており、漫画・ピースオブケイクの作中キャラクター達からは"ヒゲ店"(ヒゲ店長の略称)と呼ばれることもあります。その性格上多くの人から慕われておりますが、寂しがりやな一面もあるようでそこが女ファンの心を掴むこともあるようです。

過去には志乃と同じように夢がありました。それは、映画監督なるという夢であり、過去には自分で映画を自主制作していたこともあるようです。映画にはとても詳しく、そのためビデオ屋の店長を努めているというバックグラウンドもあります。強面な外見をしていますが、やはり熱い男で男気のある態度や行動を見せてくれるようです。

恋愛事情は少し複雑で、あかりという綺麗な女性と交際していました。しかし、あかりからは本名も住所も全て隠されていることが発覚し、急に京志郎の前からいなくなります。そんな状態で主人公の梅宮志乃から告白されるのですが、その義理堅い精神で志乃の事を断り続けます。しかし、あかりが自分の前から完全に消えてしまい、寂しさで志乃と付き合うことになります。

ネタバレにはなりますが、京志郎と以前付き合っていたあかりが漫画・ピースオブケイクの番外編の主人公となります。そのため番外編についてはあかり編、等ともファンの間では呼ばれているそうです。漫画・ピースオブケイクでは重要な立ち位置ではありますが、謎に包まれた彼女に迫る番外編は高評価のようです。

あかり

以前京志郎と同棲していた京志郎の元カノです。年齢・所在地・地元・や本名までもが全て不明であり京志郎には騙すような形で別のものを教えていました。あかりという名前も偽名であり紹介はバーに勤めている弟の紹介だったようです。その美貌に京志郎も惚れることになり、同棲し付き合い続けますが突如京志郎の前から姿を消すことになります。

漫画・ピースオブケイクでの重要な人物であり、謎に包まれた存在でもあります。唯一分かっているのは小説家を目指しているということと、バイトが在宅で出会い系のサクラをしているということでした。京志郎には黙っていたようでしたが、京志郎は理解しているようであまり触れることはありませんでした。

恋愛についてはかなり自由な性格の様で、京志郎に対しても熱があるような態度はあまり見せずにクールで少し素っ気ないような女性を演じていました。しかし、主人公の梅宮志乃が隣に引っ越してきてからは志乃のことが気になるようで、少し妬くこともあるようです。ネタバレにはなりますが、姿を消してからは小説を出版します。

番外編では彼女の実際の人生が描かれることになります。あかりには渋谷ナオミという本名があり、自分が家から逃げ出したことにより母親が亡くなってしまいます。そこから番外編で彼女の壮絶な背景が簡単に描かれることになります。こちらは後程番外編ネタバレとして、最初から最後まであらすじネタバレ致しますので詳しくはそちらをご覧ください。

正樹

正樹(まさき)は漫画・ピースオブケイクの重要な人物の一人でもあります。志乃の元彼であり、自己中心的な性格の持ち主でした。志乃に対して度々罵ったりすることがあり、時には暴力もふってしまうこともあり問題だらけでしたが、本人としてはそれも一種の愛情表現のようでした。志乃の事をかなり愛していたようでしたが、志乃の浮気で別れることになります。

その後は物語に直接関与することはありませんが、正樹は残像として志乃の前に事あるごとに現れます。恋愛が下手な志乃に対して言葉をかけていく残像であり、時には志乃の決断を迷わせたりすることもあるようです。

川谷

川谷(かわたに)は志乃の新しいバイト先であり、京志郎が店長を務めるビデオ屋のアルバイトです。志乃がバイト先に入ってからというもの、志乃のことが気になってしまい何かと付きまとうようになります。しかし、川谷には同棲している彼女もおり、何と7年間も付き合っていました。

漫画・ピースオブケイクのファンからは川谷は生粋のダメ男だと言われております。作中の行動でもすぐに行為に走ったりと京志郎の反対のような性格で、浮気も辞さないようです。しかしながら、エロくて良いという読者のファンもおり、感想は様々な様子です。京志郎と志乃が一旦別れたあとに隙をついて付き合おうとするところも、ダメ男だといわれる所以のようです。

ピースオブケイクの漫画あらすじネタバレ

ここからは漫画・ピースオブケイクのあらすじネタバレをいたします。漫画・ピースオブケイク1巻から5巻までのあらすじネタバレを、順を追って紹介致しますのでご覧ください。まだ物語を楽しんだことがない方もネタバレという形でお楽しみ頂ければ幸いです。また、既に読んでいる方は思い出す形でお楽しみ頂ければ幸いです。

ピースオブケイク第1巻あらすじネタバレ

ピースオブケイク第1巻のあらすじネタバレです。ピースオブケイクの物語は主人公の梅宮志乃がCD屋でバイトしているところから始まります。冒頭からドロドロとした生々しい梅宮志乃の恋愛模様が描かれることになります。志乃は元々、正樹という男と付き合っていました。正樹は志乃に激しくアタックしており、プロポーズする程に志乃の事を愛していました。

しかし、付き合った当初からセフレ関係だったミツという男とも別れることが出来ず、二股をかけることになります。押しに弱い彼女は押しに弱く正樹と付き合いながらもみつとは体の関係を続けていました。その後、その関係は正樹にバレてしまいます。

しかし、正樹はそれでも志乃の事が好きでした。一方で志乃は正樹とは押されて付き合っただけでしたので、好きという気持ちはもう残っておらず只々冷めていました。正樹はそれでも志乃と付き合い続けることを選択し、志乃も浮気の事を償おうとして正樹と付き合います。

しかし、彼女に浮気されていた正樹の精神はあまり安定はしておらず志乃の事を少しずつ責め続けます。志乃もその言葉に苛立ちながら、正樹にはあまりいい感情を抱かないようになっていました。次第に2人の関係はぎくしゃくしていき、遂に正樹は志乃に手を上げてしまいます。

そんな状態の志乃と正樹でしたが、志乃は特になにも言いませんでした。志乃に対してつらい態度をとってしまう正樹は、そんな自分を責める自己嫌悪に陥っていました。志乃もそのことを把握しており、逆手にとって逆に何も言わないことで正樹を責め続けます。

遂に正樹は自己嫌悪に耐え切れなくなり、別れ話を切り出します。同時に志乃は仕事も辞め、同時に彼氏と仕事をなくしてしまいました。全てをリセットしたいと願った彼女は母親の紹介で、知り合いの経営するアパートに引っ越すことになります。友人のナナコに引っ越しを手伝ってもらった志乃は、その日ナナコに全てを話し、こころを落ち着かせるのでした。

志乃は新居に一人で夜を過ごしますが、寂しさのあまり寝れる状態ではありませんでした。アパートの庭で一人寂しさに見舞われながら自分と向き合います。そんな状態に耐え切れず、夜も遅いのに志乃は庭の草むしりを始めるのでした。そんな中、突如隣に住むアパートの住人、京志郎が現れます。こんな夜中に草むしり大変すね、なんと笑って声をかける京志郎に志乃は一目惚れしてしまいました。

恋愛がド下手で、自分から浮気してDVを受けて別れたばかりの志乃は好きな人なんてこの先一生できないんだろうな、と思っていた矢先にすぐに好きな人が出来てしまいます。しかし、顔がいいためにモテてきた志乃は今まで自分からアプローチをしたことはなく、この後どうやって近づけばいいのかわかりませんでした。

その後、京志郎の後を追うように京志郎が店長を務めるビデオ屋でアルバイトをすることになります。志乃が遅番の時、京志郎は危ないからといって志乃を家に送るようになり、次第に2人の関係は近づいていきます。しかし、京志郎には恋人のあかりが既におり志乃はどうしていいかわかりませんでした。あかりも志乃に対してはあまりいいイメージを持っておらず、少しギクシャクしていました。次は2巻のネタバレあらすじになります。

ピースオブケイク第2巻あらすじネタバレ

ピースオブケイク第2巻あらすじネタバレです。京志郎にはあかりがいることにも関わらず、やはり自分の京志郎が好きな気持ちを曲げられない志乃は京志郎に思い切って告白します。しかし、義理堅く男前な京志郎はあかりがいるからと志乃の事をきっぱりと断ります。しかし、人を好きになったことが初めてだった志乃は我慢することが出来ずに京志郎に対してアタックを続けることになります。

一方で京志郎は、実際のところは志乃に惹かれている一面もありました。志乃は外見も可愛くその上京志郎のタイプでした。そんな京志郎は、最初はきっぱりと断ったものの仲良くしてくる志乃に冷たくすることはできず、惹かれているからこそ曖昧な関係が続き泥沼化していきます。そんな中、志乃は京志郎が貸した映画を見て感動し思わず京志郎の元へ向かい、再度京志郎のことが好きだと確信します。

そんな京志郎と志乃がいる中で、あかりは初めて自分の気持ちを動かすことになります。今まで京志郎に対しても少し素っ気ない態度で恋愛に対してクールな女性を演じてきた彼女でしたが、志乃の存在が気になって仕方がないようで遂に我慢の限界が来てしまいました。あかりは京志郎の気を引こうとテレクラのバイトをして敢えて京志郎を心配させる作戦に出ます。

あかりはテレクラのバイトをして京志郎を心配させるだけでなく、遂には浮気までしてしまいます。何故そんなことをと問い詰める京志郎に対してあかりは「あんたといてもつまらないから」と吐き捨てます。京志郎も京志郎で志乃に対して惹かれていた部分もあり、その罪悪感が裏腹にあかりに対して強めの態度に出てしまいます。

喧嘩になった2人でしたが、あかりは遂に京志郎の元を離れて出ていってしまいます。京志郎はあかりを探そうと必死になりますが、調べて探してるうちにあかりは偽名であり、実家の電話番号も住所も全て嘘だったことが判明しました。どうしようもない京志郎は、あかりを探すことを諦めると同時に、ショックを受けるのでした。次は3巻のネタバレあらすじになります。

ピースオブケイク第3巻あらすじネタバレ

ピースオブケイク第3巻あらすじネタバレです。あかりが消えたことにより京志郎の心には大きな穴が開いてしまいます。寂しさのあまり、遂には志乃の元へ寄り添ってしまい、寂しさを埋めようと志乃と付き合うことになります。それからはあかりの事を忘れることができ、京志郎と志乃は幸せな時間を過ごすことになりました。

しかし、志乃にとってその状況は京志郎からあかりが離れたから付き合えただけに過ぎませんでした。自分のことは大事にしてくれる京志郎でしたが、あかりがもし帰ってきたらあかりに取られてしまうのではないかと日々不安になります。あかりが帰ってこないことを願う日々と不安から、次第に苛立ちを見せて京志郎にあたってしまう志乃は、今の状態を過去の正樹と重ねるのでした。

そんな不安定な状態の志乃を京志郎は受け止めて見せます。志乃は正樹と自分の姿を完全に重ねており、更にその状態で受け止められなかった自分と受け止めてくれた京志郎を比較して自己嫌悪に陥ります。しかし、そんな中、京志郎は只ひたすらに志乃に気持ちを伝え続け、志乃が安定するまで一緒に寄り添います。京志郎の努力で2人の絆はより強く結ばれ、2人で新しい生活をしようと決意します。

ピースオブケイク第4巻あらすじネタバレ

ピースオブケイク第4巻あらすじネタバレです。新しい生活に移ろうと、志乃と京志郎は新居を探していました。そんな中、志乃は昔服飾の専門学校に通っていたこともあり劇団の衣装担当を務めることになります。そこで行われる予定の劇を確認しようと、渡された原作の小説を確認するとそこにはあのあかりの顔写真が、作者の欄に掲載されていました。あかりは本名は渋谷ナオミという19歳の若い女性でした。

この後、ピースオブケイク4巻ではあかりの過去が描かれることになります。あかりは早くに父親を亡くし、母親はあかりに対して当たる毎日でした。そんな毎日から抜け出すように、あかりは叔父が経営する本屋に通うことになります。本の世界は自分の癒しであり、次第に小説を書くことで自分を保つことが出来ていました。

本が純粋に好きだったあかりでしたが、本屋を経営する叔父とまわりの親戚は自分の元にあかりを嫁がせようとしていました。まだ幼く、そのことを知ったあかりはショックを受けてしまい気持ち悪いと伝えてしまいますが、叔父は自殺してしまいます。そこから鬼のように周りから責められ続けるあかりは地元を離れて絶縁することを決意します。

実はこれらが全て小説の内容であり、自伝やエッセイのようなものでした。小説を読み終えた志乃はあかりの壮絶な過去に対して驚きを隠しきれないと同時に、小説のあとがきに綴ってある京志郎への想いを見過ごすことはできませんでした。

物語は結末へ

ここから物語は結末へと向かいます。不安定になる志乃に対して抱きしめて抱擁する京志郎は、志乃と再び幸せな時間が過ごせると思いました。ですが、結末である5巻ではあかりが遂に帰ってきます。志乃とあかり、どちらを取るか京志郎は悩まされます。読者からもドキドキするとの感想が多く寄せられているようです。最終巻後の展開は番外編で補完されていますので、番外編も続けてあらすじネタバレ紹介致します。

ピースオブケイクの漫画結末ネタバレ

帰ってくるあかり

漫画・ピースオブケイクの結末をネタバレ致します。最終巻は遂にあかりが帰ってきたことで物語が進展していき、志乃と京志郎の絆が試される展開となります。また、突如帰ってきたあかりは本当の気持ちを京志郎へぶつけることになります。

帰ってきたあかりは、恐縮ですがに泊めて欲しいと願います。あかりの小説を読んで過去をしった京志郎は、不遇に見舞われるあかりに対してつい対応してしまいます。志乃がいるにもかかわらず、彼女を家へ入れてしまうことになります。志乃へも嘘をついてしまい、彼女もまた京志郎が何か隠していると勘づき始めることとなります。

京志郎の明らかな態度に志乃は不信感を抱きますが、京志郎のことを信じようと志乃は葛藤します。そんな中、あかりを放っておけない京志郎はあかりにちょくちょく会いに行き、あかりの面倒を見てしまいます。しかし志乃は我慢できずに、京志郎が嘘をついている友達の電話番号へ電話をかけてしまいます。

2人の関係自体が怪しくなる

志乃が電話をかけて出た人物はなんとあかりでした。京志郎はその時風呂に入っており、志乃は京志郎に勢いよく携帯を投げつけて怒鳴ります。わざわざあかりが心配だから助けに行かなくても、「あかりさんなんて最もしぶとい部類の女よ」と京志郎を怒鳴りつけて怒ります。

志乃が不安定だったのも、あかりの存在が原因でした。そのあかりに京志郎が会いに行っていたとなれば、志乃はもう別れるしかないと決断してしまいます。一緒に同棲する家を探そうとまでしていた二人でしたが、あかりは遂に京志郎合鍵まで渡してしまいます。

別れることしか考えれない志乃に対して、京志郎は尋ねます。しかし志乃は京志郎の事をもう信じられないと言い、京志郎も信じてくれたことなんてあったっけとつい冷たい態度をとってしまいます。そして二人は別れてしまいます。

今までの人生に逆戻り

結局2人は別れてしまいますが、志乃はバイト先でイケメンの川谷に慰められることとなります。そんな川谷と志乃は流れで付き合うことになってしまい、今まで通りの流されるダメ女に逆戻りしてしまいました。元々こうやって生きてきたと自分に言い聞かせながら、川谷と旅行に行くなどして日々を消化していきます。

志乃は川谷と日々を過ごしていたが、今だに喉の奥に何かが引っかかったような状態でした。川谷もそれと同じで、お互いの傷を舐めあっているだけだと気づいて本当の恋を見つけます。志乃もようやく吹っ切れて過去の自分の恋愛を全て清算しようと決意しました。

それから約1年後

川谷と別れてから約1年ほど経ったあと、恋愛について清算しかけていた志乃でしたがここでまた過去を掘り出す出来事が起こります。それは、渋谷ナオミ(あかり)が新しい本を出したということでした。

小説を読んでみると、そこにはあかりと京志郎の話が書いてありました。すべて読み切った志乃は、京志郎が本当に志乃の事を思っており、浮気をしていなかったということ。京志郎が志乃と真剣にやっていきたいと願っていたからこそ、あかりは京志郎から突き放されていたということが書いてありました。

真実を知った志乃は、思わず京志郎と住んでいたあのアパートへ行ってしまいます。雨の降る中、一緒にクワズイモを育てた庭を覗いてみるとそこには沢山のクワズイモが育っていました。志乃のことを待つかの様に育ったクワズイモを見ていると、目の前には京志郎が立っていました。思わず逃げ出す志乃でしたが、京志郎は走って志乃の事を抱きしめて、「俺を愛してろ」と叫んで二人は再び結ばれます。

ここまでが漫画・ピースオブケイクの結末であり、あらすじネタバレとなります。大人の恋愛というテーマの漫画・ピースオブケイクでしたが、内容は非情に生々しくリアルな恋愛模様が描かれています。実際は有り得ない少女漫画のような綺麗ではなく、リアルな大人の恋愛事情を描いた漫画・ピースオブケイクでしたが、この後番外編でその後の物語が少し保管されることになります。

ピースオブケイクの番外編について紹介

めばち娘編

ここからは漫画・ピースオブケイクの番外編のあらすじネタバレを紹介致します。番外編は祥伝社の刊行されており、本編終了から6年後に刊行されました。長い年月が経った後に発売されたため、ファンたちはかなり驚いたようです。漫画・ピースオブケイクの番外編は大きく分けて3章に分かれておりますので、それぞれの番外編あらすじネタバレをご紹介致します。

ピースオブケイク番外編(めばち編)のあらすじネタバレです。めばち娘編では、志乃の親友である天ちゃんが所属する劇団の話になります。その劇団は志乃が以前に衣装担当を務めていたこともあった劇団で、劇団長の千葉と女優の銀子の恋愛模様が描かれることになります。千葉は銀子の出会いやそれからの劇団が描かれており、千葉が大学を中退してめばちを創設した話などが描かれます。

あかり編

ピースオブケイク番外編(あかり編)のあらすじネタバレです。あかり編では本編で描かれきれなかったあかりの過去や、実際の行動や選択などが描かれることになります。あかりは女手一つで育てられた背景と、亡き父が資産家で祖母が精神的に弱かったため、親戚たちは叔父にあかりをあてがいいい様に使おうとされていました。しかし、あかりはそれを強くそれを断り叔父が自殺してしまいます。

親戚中から責められるあかりは家を出て、京志郎に出会います。ここまでが本編で描かれていたあかりでしたが、その後小説がヒットしてからあかりは本家と縁切りに出かけていました。遺産ももすべて放棄するという言葉に親戚たちは戸惑いながらも承諾してしまい、遂にあかりは忌々しい実家と縁を切ることに成功します。

そこから京志郎の元へ帰ってくる本編へと繋がりますが、その時にあかりが何を考えていたのか等あかり目線で物語が描かれることになります。京志郎も志乃と付き合いながらもしっかりとあかりを愛していることがわかり、切ない恋愛模様が描かれています。

あかりはその後、絶縁した祖母に罪滅ぼしとして老人ホームに会いに行くなどして地元へ帰ることになります。京志郎の前だけだったあかりはもう居なく、渋谷ナオミとして生きていき、京志郎の前にはもう2度と現れなかったことが描かれています。

志乃と京志郎編

ピースオブケイク番外編(志乃と京志郎編)のあらすじネタバレです。志乃と京志郎編は、半分京志郎編のようなもので志乃が川谷と付き合っている1年の間に京志郎がどうしていたかが描かれています。その視点は京志郎が育てていたクワズイモ視点で語られることになり、京志郎が別れてからも志乃の事をずっと想っている姿が描かれることになります。

本当は浮気をしておらず、あかりと正しい別れ方が出来なかっただけで会いに行っていたことも説明できずそのまま別れてしまい、京志郎は納得していませんでした。そのため志乃に会いに行こうか悩んだり、劇団めばちのチケットを買っていこうかと悩んだりする京志郎に対してクワズイモは未練がましいと感じたようです。

その後、2人は喧嘩もしつつ子供を迎えることになります。また、京志郎はあかりと自分との小説はあるけれど自分と志乃小説はないということで自ら話を書き始めていました。クワズイモ視点での2人での物語を楽しそうに見る志乃と京志郎の姿で番外編は幕を閉じます。

ピースオブケイクの漫画を読んだ感想は?

こちらでは漫画・ピースオブケイクを読んだ方のネタバレ感想をTwitterからまとめましたのでご覧ください。ピースオブケイクはリアルな恋愛模様が描かれており、共感できるといった方のネタバレtweetを多く見かけることが出来ました。また、メディアミックス化されていることで映画の感想tweetも数多く拝見することができました。

こちらの方は既にピースオブケイクを読んでいたが、読みなおして泣き崩れたとのtweetをされています。ピースオブケイクのラストシーンが、如何に感動できるものかといういことが分かります。泣いた、感動したというtweetはピースオブケイクでは数多く見られ、多くの読者に感動を与えているようです。

思わず感動してネタバレtweetにならないような悲鳴を喘げている方もいらっしゃるようでした。特に感動する作品に関してはネタバレや感想等上手く言葉にできず、叫びたくなる方も多いようですがこの作品は特にそういった言葉に出来ない魅力で溢れているようです。

ピースオブケイク(漫画)のネタバレや結末まとめ

漫画・ピースオブケイクのあらすじネタバレは如何でしたでしょうか。既に読んでいる方でも忘れていたり、ネタバレを通して改めて気づくことや、読んでいなかった番外編の内容などお楽しみ頂けていれば幸いです。また、未だ作品を読んでいない方もネタバレを通してピースオブケイクを読んでいただければ幸いです。

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