渡くんの××が崩壊寸前の感想は？黒髪ヒロインの石原紫がかわいい

渡くんの××が崩壊寸前とは、冴えない高校生の渡直人が「最悪の幼馴染」の館花紗月、「憧れのクラスメイト」である石原紫、「極度のブラコン妹」の渡鈴白の3人によって物語が展開していきます。普通のラブコメとは異なり、渡直人がこの3人と関わることによって何かが文字通り「崩壊」していく渡くんの××が崩壊寸前。今回はそんな日常崩壊ラブコメのあらすじをネタバレを交えてまとめ、読んだ人の感想などをまとめていきます。

渡直人は妹の鈴白のことが何よりも大切であり優先している姿がこの漫画の特徴です。そして、直人にトラウマを植え付けた張本人である「畑荒らし」こと館花紗月の登場によって直人の日常は少しずつ崩壊していくのです。この渡くんの××が崩壊寸前という漫画の最大の見どころがその点にあるのです。さらに、直人と関わるヒロインやメインキャラクターには何かしら黒い影を背負っているのです。そこもまた魅力と言われています。

さらにこの渡くんの××が崩壊寸前の正統派ヒロインと言われている黒髪が特徴の石原紫がこの漫画で1番の黒い感情を持っているのです。その石原紫に惹かれる直人もまたどこかしら壊れているのかもしれません。しかし、渡くんの××が崩壊寸前を読んだ読者はそのような点が楽しめるなどと感想を残すほど。黒い感情、黒い過去が渦巻く中で渡直人はどのように行動するのか、渡くんの××が崩壊寸前は見どころ満載です。

ここで、そんな渡くんの××が崩壊寸前に登場する個性あふれる登場人物を紹介していきます。主人公の渡直人は幼い時に両親を亡くしてしまい、家族が妹の鈴白と二人で親戚の家をたらい回しにされ続けてしまうのです。その出来事があった所為か妹の鈴白を第一に考えるようになるのです。それほどまでに妹のことが大切であり生き甲斐とまで考えるようになったのです。しかし、高校生になったことでその考えを改めるようになります。

渡直人は幼い頃、まだ両親と一緒に信州の方に住んでいたころに、後述する金髪ヒロインの館花紗月と幼馴染であり畑を通じて様々な事をして遊んでいた仲でしたが、ある日突然紗月の態度が豹変し直人のトラウマになってしまったのです。しかし、そのトラウマを背負ったおかげか引っ越した先でも紗月に会うことになり物語は展開していくのです。直人がこれからどするのかが渡くんの××が崩壊寸前の注目するポイントとなっています。

直人に「畑あらし」と称されている館花紗月。幼い頃から直人との幼馴染であり直人のことを大切にしていますが、恋人になりたいわけではないという謎の少女。しかし、大切にしていることもあってか直人に少しでもトラブルがあると助けたりアドバイスをくれるのです。さらに直人以外の人間には興味がないという徹底ぶり。畑を荒らした人物とは思えないほど直人のことを想っていますが何か秘密を隠しているのも事実です。

不思議な雰囲気をまとっている紗月。読者からもその点が好感度は高く魅力的なキャラクターと言われています。この渡くんの××が崩壊寸前でも屈指の謎を持っておりまた暗い過去を背負っているのではと考えられています。女子高生ながら一人で生活をし、家族とは意図的に離れているのです。さらに、妹の鈴白と紗月の過去についての会話では父に命じられて畑荒らしをしたという描写が見受けられました。今後の展開に期待です。

性格もとても良くスタイルも抜群なため、学年中の男子から注目を集める存在となっている石原紫。直人も憧れる人物であり石原自身も密かに直人に好意を寄せています。しかし、クラスの高嶺の花と称されるほどの人物が何故何も持っていない直人に好意を寄せているのか。これは、紫自身の口から明かされており、石原紫はスタイルが良い所為か性的な視線に晒されることも多く男性恐怖症に近いものになってしまったのです。

しかし、直人だけはそのようなことはなかったと言い切り、妹を大事にしている姿にも惹かれたと言っています。そのような清く正しいヒロインの紫にも色々と秘密が隠されています。幼い頃からとても大事に、愛されて育てられた紫。母親がとても溺愛していることもあってかかなり歪んだ恋愛感情を持っているのです。さらに嫉妬や所有欲がかなり強くある意味では渡くんの××が崩壊寸前で一番歪んだ存在とも言われています。

直人の妹であり、兄である直人が何よりも大事にしている存在の渡鈴白。鈴白と直人は幼い頃に両親と別れてしまうのです。そのため、実の家族は直人ただ一人であり共依存のに近い関係になってしまったのです。直人は何よりも鈴白のことを考え、鈴白もまた直人しか頼れないのです。最初は仲の良い兄妹に見えますが話が進むにつれ関係の歪さが露見していくのです。渡くんの××が崩壊寸前の見どころの一つとも言える兄妹です。

そんな鈴白もどこかが欠落していると言われています。直人が鈴白以外の女と仲良くしているのを見ると目の光が消え見下すような視線を直人に向けるのです。そのことに酷く動揺する直人は鈴白の顔色を窺っているのです。しかし、鈴白は紗月にだけは寛容であり畑荒らしをした紗月の本当の理由を知っているのも鈴白なのです。それを直人に黙っているのも自身の利害が一致していたためであり鈴白もまた直人を想っているのです。

ここで、渡くんの××が崩壊寸前のあらすじを1巻から順に簡単にネタバレしていきます。1巻始まりは直人と鈴白が叔母の所で生活している場面から始まります。両親が他界してしまい、親戚のお家をたらい回しにされていた2人は周りのことが信じられなくなり直人と鈴白、2人で生きようと決意していたのです。そこで行き着いた放任主義ですが置いておいてくれる叔母の元で平穏の生活を送っていましたが、いつも通り登校していると…

2人のことを、正確には直人をつけている人物がいるのです。焦った直人は鈴白に「今日は早く帰ってこい」と言い残し足早に登校します。その1日は常に付きまとわれており、業を煮やした直人は「畑荒らし」と声をかけるのです。幼い頃、仲良く遊んでいた相手である館花紗月、彼女が畑荒らしの正体なのです。なぜそのようなことをしたのかは未だ明かされていませんが、紗月の行動原理は誰にも理解できないのです。

紗月は直人のことだけを考え行動しておりますが、直人は突然のことで理解できず紗月の話を聞かずに突き放します。紗月は手に持っていた鍬を返しに来ただけであり、話を聞いてくれない直人にキスをして落ち着かせてしまうのです。紗月のことを勘違いしていた直人でしたが突然のキスでかなりの動揺し、その光景を見ていた鈴白から眼の光が消え、さげすむような視線を直人に向けるのでした。劇的な再会を果たした2人ですが…

鈴白が直人に畑を作りたいと頼み、叔母から庭を貸してもらった2人は昔のように畑を作り野菜を育てようと計画します。しかし、鈴白は昨日のキスの件で「他の女の人と仲良くするお兄ちゃんは嫌い！」と言われてしまいます。拒絶された直人は悲しみますが、鈴白は紗月のことを覚えていないことが分かったのです。その後も紗月に振り回されている直人は密かに想っている石原紫の前でもからかわれ、大変な思いをしながら進みます。

紗月は鈴白の所に訪れ昔のことを話しますが、お互いの利害のために直人にその話を隠したのです。そして、紗月も直人の家の畑を手伝うことになり3人で作業します。なぜ他の女と仲良くするなって怒った鈴白が紗月だけは許すと言ったのか理解できない直人。紗月のことや委員会で一緒で気になる紫のこと、さらに妹のことなど考えることがたくさんある直人。今後渡くんの××が崩壊寸前のストーリーはどう展開していくのでしょうか。

渡くんの××が崩壊寸前の2巻のあらすじを簡単にネタバレを交えてまとめていきます。渡くんの××が崩壊寸前の2巻ではヒロインの1人である石原紫に焦点が当たり進んでいきます。紫は周りから「かわいい」や「優しい」などクラスのマドンナ的な存在となっていました。直人はそんな紫と同じ委員会程度の関わりしかありませんでしたが、2巻の始めで紗月のために行動した結果、風邪を引いてしまったのです。そこから物語が動きます。

直人が風邪で寝込み、鈴白は心配してか一緒に学校を休むと言い出しますが直人はそれを許さず学校に行かせます。少し経つと今度は紗月が家にやってくるのです。直人は戸惑いますがタイミングが悪いことに、さらに想定外な事に石原紫が見舞いにやってくるのです。紗月が遺影にいる状況で慌てふためく直人とその状況を楽しむ紗月。紗月と紫が帰った後に見舞い時に作ってもらったおかゆを食べてか次の日には元気になりました。

その後、直人は石原紫とテストに向け勉強会をすることに。あまり2人で話す事がないためか会話が弾みませんが、直人が「何故自分に気をかけてくれるのか」と何気なく聞くと紫の眼から突然光が消えたのです。思いの丈を吐き出したのです。それが歪んだ思いだと理解している直人でしたが、密かに想っていたこともありそれを素直に受け入れたのです。そこから紫との接点が増えるようになり紗月のちょっかいも増えるように。

鈴白と紗月の協力もあって直人達が昔のように耕していた畑が完成しました。その頃から紗月が訪れる頻度が減っており、それが気がかりでもありました。そして、鈴白は臨海学校のため2日間家を空けることになったのです。直人も丁度、友人の徳井の提案で海に行くことになっていたのです。鈴白は直人に今生の別れのようなことを言い戸惑う直人。しかし成長しているようにも見え安心と焦燥が…3巻のあらすじでは海に行くことに。

渡くんの××が崩壊寸前の3巻のあらすじは石原紫や館花紗月のかわいい姿が多く見られ、何と中学時代のゆかりの彼氏と称する人物が登場します。徳井の提案で直人の所属するクラス全員で海に泊まりの旅行をすることに。直人も紫も一緒に旅行できることを楽しみにしていましたが石原紫という人物はかなりの人気が高く、海についても直人が近づけないほどの人気っぷり。残念そうに直人は紗月の方に向かうとある事実を聞かされます。

紗月は小さい頃から水が苦手で、顔を水中に5秒もいれるのも難しいと言うのです。そんな紗月を見かねてか直人は、一緒に泳ぐのをみてやると約束したのです。紗月は嬉しそうに笑い可愛い姿を見せてくれ、直人はドキドキするのです。その後、徳井が気を利かせ紫と直人を2人きりに。お昼ご飯や他愛もない会話など、少しずつ今の関係から前に進んでいきますが、その時に中学時代に付き合っていたと言われている藤岡先輩が登場します。

この藤岡との出会いで紫の過去が少し垣間見られます。藤岡は自身に都合よく物事が進んでいるという考えを持っており、紫は藤岡からの告白を断っていたのですが「それは恥ずかしいから」と言い、聞き耳を持たずに付き合っているということを周りに言いふらしていたのです。この時の紫は男性恐怖症に近く、強く言おうとしても話を逸らされてしまうのです。夜になり、藤岡ときっぱり別れるために話し合いに向かいます。

紫は藤岡にプロポーズされ、断るはずなのにどんどんと話が進んでしまい逃げ出します。そのことを戻ってきた藤岡から聞き、探しに行く直人。見つけた紫から「本当は付き合ってもない、好きでもない」「だけど、話を聞いてくれない、私は誰とも付き合ったことはない」と胸の内を明かされるのです。直人は紫の代わりに藤岡にきっぱりと言い切り、周りも誤解していたと納得。次は4巻のあらすじをまとめていきます。

渡くんの××が崩壊寸前の4巻のあらすじをネタバレを踏まえてまとめていきます。4巻では直人と紫の関係が劇的に変化したり、直人の中学時代の後輩が登場するなど見どころ満載です。石原紫のかわいい姿を見られ、関係を進められたことを嬉しく思う直人。鈴白もなんだかんだ楽しかったと言っていましたが、紗月の様子がおかしいことに気づいたのです。海での最後「私に関わらないで」と言い突き放されてしまった直人。

紗月の態度も気になり、紫や鈴白のことも考える直人。さらに紗月の過去も少し明かされます。昔はかなり仲の良かった2人。しかし、紗月に言わせれば「先に裏切ったのは直人の方」と言うのです。何のこと分からない直人は思い出せず悶々と悩みますが、紫は紫で海から帰ったら直人に告白すると決意するのです。直人はまず紗月の真意を確かめるために直接聞きますが「私に関わるとまた大事な物を壊してしまう」と突き放されます。

紗月の対応に痺れを切らした直人は幼馴染として関わりたいと頼み、紗月もまた前のように接するように。その後、紫に告白される直人でしたがその告白を本気だと受け止められなかったのです。そのため、返事はすぐにせず徳井や紗月に相談し、一度は告白を断りますが「お試しでもいい」と言われ仮として付き合うことに。付き合うにもお金が必要なため紗月がバイトしている所に応募しますが、そこには後輩もいたのです。

4巻の最後に登場した謎のかわいい後輩。この人物は中学時代に直人が所属していた陸上部の後輩であり、エースと言われるほどの実力を持った選手なのです。同じバイト先を受けていたこともありましたが、出会い方が少々特殊でお互い忘れていたのです。直人は紫のことで頭がいっぱいでありあまり気にならないのです。その直人の幸せの表情を見た後輩の梅沢真輝奈は「何か幸せそう」と光を失った眼で見つめていたのです。

真輝奈との出会いは直人にとっても想定外でしたが、バイトにも無事受かっており先の進路も考えるようになります。紗月との関係も良好であり気がかりなこともありましたが幼馴染としてそばにいることにしていたのです。花火大会は紫を誘いますが昔馴染みの友達と行くと言われ断れてしまいます。残念に想いながらも妹の付き添いで花火大会に行くことに。真輝奈には彼氏のフリをするように頼まれたりと波乱を呼ぶ展開に。

花火大会が終わり紫と少し話せましたが、途中雨が降ってきて家に泊めることに。しかも、畑の心配をした紗月は雨に降られながらも来てくれていたのです。そのまま返すわけにはいかないため、紫と紗月、2人を泊めることになったのです。紫の嫉妬心も強く、キス以上に身体の関係を持とうとしますが焦るのは良くないと断ります。紫はそのことで酷く傷つき泣いてしまいます。今後のあらすじや展開の期待が高まると感想も多いです。

この渡くんの××が崩壊寸前でメインヒロインとして登場する石原紫。館花紗月というヒロインの対照的な性格や考えをしていますが、どこか欠落、崩壊しているのも事実です。登場時はかわいい姿やしぐさが読者の心を掴んでいました。しかし、彼女も紗月と同様に心の奥に深く黒い感情が支配しているのです。直人への執着心と嫉妬心がかなり強く、自分のものにしておかないと焦りや不安を感じてしまうという感性を持っています。

しかし、そういう暗い面が好きという感想もあるのです。愛が重い所も愛する直人を強く想う紫のことを応援したりする感想もあるくらいです。しかし、ぐいぐいと責めたい気持ちはありますが、根は奥手なためか中々踏み出せない紫。さらに、恋愛をしたことがないためか手順などを飛ばしてしまうところもあるのです。そんな不器用ながらも健気で可愛い石原紫。直人の周りにはたくさんの女子がいますが今後はどう進むのでしょうか。

金髪が特徴の館花紗月、黒髪の正統派ヒロインと言われている石原紫。どちらもかわいいという声もありますがこの渡くんの××が崩壊寸前という物語でもしかしたらまともな人はいないのではと考察する方もいるほど、普通のラブコメとは雰囲気が全く違います。地味な直人に集まっている女性はどの人も胸の内を明かされていない人物ばかり。特に紫は何を考えているのかなどの描写が少ないため、注目が集まっています。

ここからは渡くんの××が崩壊寸前を読んだ方の感想を少しまとめて紹介していきます。まず多かった感想は登場人物のかわいい姿が多い所と言われています。特に紗月や紫がかわいいという感想が多く見受けられました。渡くんの××が崩壊寸前の1巻からかなり多くの伏線と重く暗い過去を背負ったキャラクター達が出てくることもあってか、これを普通のラブコメと見られず、サスペンスなのではという感想もありました。

さらに多かったのは渡くんの××が崩壊寸前の3巻での海の話に注目が集まっていました。紗月の海で泳げない姿がかわいいという感想や紫が昔の男性との関係をきっぱり切った勇気ある行動の話が印象に残ったという感想もありました。相変わらず直人はどことなくふらふらしており、紗月のことを切り捨てられないところに苛立ちめいた読者もいるのも確かです。様々な視点から渡くんの××が崩壊寸前を読んだ人の感想をまとめました。

ここまで渡くんの××が崩壊寸前のあらすじや登場人物のかわいいポイント、読んだ方の感想をまとめましたがあらすじだけでは紗月や紫のかわいい姿などはまとめきれないほどの内容となっています。紗月はもちろんのこと、紫や鈴白や真輝奈といったかわいいキャラクターが直人にアタックするラブコメ要素はありますが、人の裏側にある深く暗い過去やトラウマが関わり、見ごたえ満載ですのでぜひ読み、かわいい姿を見てみてください。