ガーディアンズ 伝説の勇者たちのあらすじと感想は？続編の可能性も考察

「ガーディアンズ伝説の勇者たち」は、2012年に人気絵本作家であるウィリアム・ジョイスの作品を３Ｄ映画化した作品であり、冒険ファンタジーアニメーションです。残念ながら日本では劇場公開されていませんが、本作「ガーディアンズ伝説の勇者たち」は2012年度のゴールデングローブ賞アニメ映画賞にノミネートされた隠れた名作となっています。

「ガーディアンズ伝説の勇者たち」の反響はアメリカから海を渡り、日本に到着。2013年にＤＶＤの販売、レンタルが開始されています。この記事は「ガーディアンズ伝説の勇者たち」のあらすじ、ネタバレ、続編の可能性、視聴者の感想までを述べていきます。

ここでは、「ガーディアンズ伝説の勇者たち」のあらすじを最初から最後までネタバレしていこうと思います。でも安心してください。「ガーディアンズ伝説の勇者たち」は例え、ネタバレしたとしても楽しめる作品になっています。

ある夜、凍った湖で1人の少年が目を覚まします。名前はジャックフロスト。しかし、には記憶がなく、自分が何者なのかわかりません。ジャックは何気なく木の枝を触ると、自分に風と冷気を操れる能力があるのに気づきます。

そして、ジャックが人里に降り立って村人たちに声をかけるが、無視される。それどころか村人全員がジャックをすり抜けて歩いて行ってしまいます。ジャックは自分は誰にも見えない存在だと気づき村を離れます。

それから300年後、北極の工場にて工房を構えるサンタクロースのノースは、子どもたちの様子を見るために設置した地球儀の異変に気づきます。異変の原因は、悪魔を操ることが出来るブギーマンことピッチ・ブラックでした。子どもたちの危険を察したノースはガーディアンズを集めることにしました。

そして集められたのは、歯の妖精フェアリートゥース、イースターのバニー、そして夢を見せる妖精サンドマンがノースのもとに来ました。だが、どうしてもあと1人欲しいと思ってる中、月がメーッセージを照らし出し、新しいガーディアンとしてジャックフロストが選ばれました。しかし、悪さばかりしているジャックが相応しいとは誰も思っていませんでした。

その頃、ジャックは子どものジェイミーと遊んでいました。もちろんジェイミーにはジャックの姿が見えません。しかし、子どものジェイミーはジャックのイタズラで、周りで不思議なことが起きていることに関して何も疑問に思いません。ジャックは益々孤独を感じるようになりました。

そんなある夜、バニーがジャックのの前に現れて、ジャックを北極のノースのもとに連れていきます。そこで、ピッチの復活により子どもたちが危ないこと、ジャックがガーディアンに選ばれたことを知らされます。しかし、ジャックはガーディアンズとしての責務に縛られたくないと思い、仲間になることを拒否します。

その時、フェアリートゥースの歯の城がピッチによって襲撃されたという事態が発生します。ジャックたちは急いで歯の城に向かいますが、すでにピッチの悪魔によってメチャクチャにされており、全ての歯も盗まれてしまします。トゥースから歯には子供たちの思い出が詰まっていると聞いたジャックは、自分の記憶を思い出せるかもしれないと思い、ガーディアンとともにピッチに立ち向かう覚悟を決めます。

記憶を取り戻すために協力することにしたジャックは、ジェイミーの家に行くとブギーマンの悪魔が現れます。ジャックとサンドマンは逃げるブギーマンを追いかけました。サンドマンはブギーマンを攻撃しましたが、隙をつかれ封印されてしまいます。ジャックは怒って、全力で氷を発生させ、ブギーマンを追い払うことに成功しました。

子どもたちは夢を奪われてしまったため、イースターのことを信じてもらうようにガーディアンズは準備のため、バニーの地下へ行きました。するとそこにはジェイミーの家で、スノーのワープ用スノードームをくぐって来たソフィーがいたのです。ガーディアンズたちはその子の世話をしつつも、皆に希望を届けるために準備を進めます。

ジャックはソフィーを家に帰しにいくと、ジャックを呼ぶ声が聞こえてきます。聞こえてくる声をたどって地下に行くとそこにはブギーマンの姿がありました。ブギーマンは時間稼ぎの長話をし、ジャックに歯の記憶を渡してどこかへ行ってしまいました。その間にタマゴは壊され、バニーの存在も子どもたちに信じてもらえないようになります。

駆け付けたジャックは歯を持っていたこともあり、ガーディアンズ全員から疑われ、ジャックは再び１人になってしまいます。その時、ブギーマンが現れ寒さと闇は協力したほうがいいと言われますが、ジャックはこれを拒否します。ブギーマンは怒り、捕らえていたベビートゥースと引き換えにジャックの魔法の杖を要求しますが、ジャックが杖を渡した瞬感、杖を壊し、ジャックとベビートゥースを谷底に落とします。

魔法が使えないジャックは、持っていた歯の記憶を見ると記憶を取り戻し、最後の希望であるジェイミーのところへ行きます。ジェイミーのところに着いたジャックは姿が見えない中、必死にジェイミーに自分は存在することを伝えます。すると、ジェイミーはジャックや他のガーディアンズたちが見えるようになりました。そこにブギーマンたちが現ましたが、氷を操りソリを滑らせることで子どもたちを起こし、笑顔にしていきました。

すると、街の子どもたちの笑顔は悪魔を楽しい夢に変えていき、サンドマンが復活します。サンドマンはブギーマンを追い詰め封印します。そして、ジェイミーとの別れの時、再びブギーマンが現れたらジャックが倒しに行くと伝え別れました。ここで「ガーディアンズ伝説の勇者たち」の物語は終わりになります。

「ガーディアンズ伝説の勇者たち」は「ストーリーの構成も素晴らしいが、何より映像がとてつもなく綺麗で引き込まれる作品」といった感想が多い傾向がありました。また、ネタバレして話の展開がわかったとしても面白く、キャラクターに感情移入してしまうという感想も多く、「ガーディアンズ伝説の勇者たち」は最初から最後まで楽しめるアニメということが感想を見て伝わります。

「ガーディアンズ伝説の勇者たち」はゴールデン・グローブ賞にノミネートされた評価の高い作品ですが、いざ蓋を開けてみたら大赤字の作品であり、ドリームワークス初の最大級の解雇が行われました。理由は「」ガガーディアンズ伝説の勇者たち」の多額の製作費を興行収入で賄えなかったことにあります。

いくら「ガーディアンズ伝説の勇者たち」が賞にノミネートされて、評価が高くても前作の興行収入が低く赤字なら、続編を制作することは難しいです。

「ガーディアンズ伝説の勇者たち」は元々、３部作制作することを想定した作品です。また、「ガーディアンズ伝説の勇者たち」のファンからも続編が熱望されていますが、興行収入の関係上、続編を制作するのは難しい状況です。

しかし、ドリームワークスの配給は2018年より20世紀フォックスからユニバーサルの配給に変わることになっています。ですのでもしかしたら「ガーディアンズ伝説の勇者たち」の続編が見れる日も近いのかも知れません。

冒険ファンタジーである「ガーディアンズ伝説の勇者たち」は海外では絶賛された作品であり、日本でもＤＶＤが発売、レンタルされています。そんな「ガーディアンズ伝説の勇者たち」を見た日本の視聴者たちの感想とあらすじをここではまとめていきます。

記憶を失った風と氷を司る妖精ジャックフロストは自由気ままに暮らしていました。ある日、ジャックはサンタクロースのスノーに子どもたちが、悪魔をもたらすピッチに脅かされていることを知らさ、戸惑いながらも歯の妖精トゥース、夢の妖精サンドマンたちと力を合わせて戦うことを決意します。

ガーディアンズ伝説の勇者たちはストーリー展開が素晴らしく、ジャックだけでなく、悪役のブリードマンにも感情移入してしまう感想が多いです。また、最初は子ども向けアニメと思っていたけど、ストーリーが進むにつれて涙が出てきたという視聴者さんも多くいます。確かに、「ガーディアンズ伝説の勇者たち」はキャラクター１人１人個性的であり、ストーリーもしっかりしているので子どもから大人の方まで見て楽しい作品です。

「映像がきれいで素晴らしい」、「見ているだけで楽しめる」、「ネタバレとか関係なくとにかく引き込まれる映像」といった感想も多かったです。とくに冒頭部分のジャックフロスト目覚めのシーンが美しく、そこで映像に引き込まれたという感想が多くありました。やはり、「ガーディアンズ伝説の勇者たち」は映像に力を入れているため、ネタバレしたとしても純粋に楽しめる作品というのがわかります。

「ガーディアンズ伝説の勇者たち」は賞にノミネートされ、評価も高い作品です。ストーリーの構成もしっかりしており、何より映像がとても綺麗で子どもから大人まで引き付けるアニメになっています。見ていない方はぜひ見てください。