群青のマグメルが面白い!ストーリーと登場キャラをネタバレ解説【TVアニメ化】

話題沸騰の「群青のマグメル」は、不思議な新大陸を舞台にした冒険ファンタジー作品です。集英社のウェブコミック配信サイト「少年ジャンプ+」で面白いと評判の本作品の魅力とは?テレビアニメ化も発表された「群青のマグメル」のストーリーやキャラを、原作のネタバレしつつご紹介!以前読んだことがある方も、これを機会にアニメ放映前に一気におさらい。初めてのあなたも「群青のマグメル」の虜間違いなし。

群青のマグメルが面白い!ストーリーと登場キャラをネタバレ解説【TVアニメ化】のイメージ

目次

  1. 群青のマグメルが面白いと話題!ストーリーや登場キャラをまとめて紹介
  2. 群青のマグメルとは?
  3. 群青のマグメルの原作ストーリーをネタバレ解説!
  4. 群青のマグメルの登場キャラを一覧で紹介!
  5. 群青のマグメルが遂にアニメ化!監督や放送日は?
  6. 群青のマグメルについてまとめてみた

群青のマグメルが面白いと話題!ストーリーや登場キャラをまとめて紹介

今話題になっている「群青のマグメル」。テレビアニメ化も発表され、ますます話題を呼ぶ本作品は、集英社のウェブコミック配信サイト「少年ジャンプ+」にて大人気連載中です。アニメ放送前に原作のストーリーのネタバレと、魅力的なキャラを紹介します。

群青のマグメルとは?

「群青のマグメル」は、中国の漫画家第年秒(だいねんびょう)による漫画です。中国の漫画雑誌「翻漫画」と日本の集英社のウェブコミック配信サイト「少年ジャンプ+」にて連載中で、中国語でのタイトルは「拾又之国」と書きます。大洋のまん中に突如現れた新大陸「マグメル」で、探険家達を捜索救助する「拾人者(アングラー)」という仕事をしている因又(インヨウ)という少年が主人公です。

「群青のマグメル」のストーリーは、週刊少年ジャンプに連載されていた「トリコ」のグルメ界に着想を得たと作者は語っています。中国では2014年9月から、日本では2015年6月からそれぞれ連載を開始し、一時連載が中断したこともありましたが、現在は連載を再開し、2018年4月29日にはTVアニメ化が発表されました。

群青のマグメルの原作ストーリーをネタバレ解説!

ここからは、「群青のマグメル」のストーリーを、原作コミックスの巻ごとに分けてネタバレ満載でご紹介します。もちろん、まだ単行本になっていないストーリーのネタバレも紹介します。

「群青のマグメル」第1巻のネタバレ

「マグメルがなんでこの世界に出現したか考えたことある?それは世界があまりにも退屈だったから」と言う因又。彼はマグメルについて、何か知っていることがあるようです。「群青のマグメル」1巻では、導入としてマグメルの様々な生物・植物の生態についての説明や、拾人者について語られます。

聖暦元年に突如、世界の真ん中の海大洋に現れた新大陸。そこは未知の自然や生物たちが住む危険な場所でした。「聖洲(マグメル)」と名付けられたその大陸には、多くの探検家たちが殺到し様々な発見をしていきますが、遭難する者たちも出てきます。その為、そんな彼らを救助する職業「拾人者(アングラー)」が生まれました。

聖暦36年、主人公因又(インヨウ)は相棒のゼロが操作する機械とともに救助成功率ナンバーワン拾人者として活躍していました。そこへエミリアという少女が、世界的企業である極星社に勤めている父親がマグメルで行方不明になったため、救助を因又に依頼しに来ます。依頼を受けてエミリアと共にマグメルへ降り立つ因又は、物体を構造する「現実構造力(リアルラクト)」という特殊能力で依頼を成功させたのでした。

また、護衛や救助の仕事をこなしていたある日のこと、マグメルの調査からクスク諸島に帰還した極星社の飛行船から何かが出てきて、極星社の社屋を中心に巨大なドーム状になります。これは新たな空間「ダーナの繭」と呼ばれ、極星社の社員救出作戦が始まるところで1巻は終了です。

「群青のマグメル」第2巻のネタバレ

2巻では、因又の持つ力「構造力」について詳しく語られていきます。構造者には「現実構造者(リアルラクター)」と「幻想構造者(イマジンラクター)」の2種類おり、前者は現実にあって本人が構造を理解している物体を、後者は構造者固有の想像上の物体をそれぞれ生み出す能力となります。また、「原住者(エリン)」というマグメルに住む、人類に近い容姿・知能を持った生命体も登場します。

突如現れたダーナの繭の中には人間より強力な力を持ち、人間を敵視する、マグメルの原住生命体「原住者(エリン)」が待ち受けていました。極星社が社員を救出するべく雇った探検家達も原住者によって次々に殺されてしまいます。

ダーナの繭の中にいるエミリアは、原住者の中でも卓越した力を持ち、マグメルの頂点に立つ高等種族「聖国真類(せいこくしんるい)」であるクー・ヤガ・クランに殺されそうになるも、構造力を知っているとクーに知られ、「あなたの知りたいことは教える!だからあなたの知ってることも教えてよ!」と強気の交渉に出た結果、殺されずに拉致されます。

それと時を同じくして、因又もダーナの繭に足を踏み入れ、極星社に雇われた探検家たちと合流します。そして、原住者との死闘の中で生き残った者たちの中に構造者の資質があることにゼロが気付き、力を目覚めさせます。因又と構造力に目覚めた探検家たちの反撃が始まります。

「群青のマグメル」第3巻のネタバレ

反撃を始めた因又達の前に、原住者のなかでも強大な力を持つ戦闘種族「双生タイタン」が現れます。その頃、クー・ヤガ・クランに拉致されたエミリアは、クーからダーナの繭の真実を聞かされます。ダーナの繭の出現は、「拾因(シュウイン)」というある1人の男によって仕組まれたものだったというのです。

聖国真類の領域にフラっとやってきた拾因という男が、構造力によってダーナの繭の種に空間移動能力を融合させ、繭を街に発生させた。というのが、今回の真相のようです。そしてクーがここへ現れた目的は、構造者とその資質を持った者を殺すことでした。

タイタンを倒した因又の前に、マスクを被ったクーが姿を現します。彼は非常に戦闘力の高い幻想構造者で、その能力は、「他人の現実構造を盗む」というものでした。緊迫する空気の中戦いが始まるものの、マスクを外したクーの素顔を見た因又は驚愕します。ク―は、因又と腐れ縁の幼馴染だったのです。

昔因又に約束を破られたことに怒り、因又を殺さんとばかりに攻撃していたクーに、因又は過去のことを謝り、仲直りできたのでした。そして、繭に捕らわれていた人々も無事に解放され、因又はダーナの繭から遭難者の救出に成功したのでした。

少しずつ明かされていく因又の過去等、突然明かされる重要情報が多いものの、謎が明かされ新たな謎を生みながら、特別読切「殺し屋ドミノ」も収録された「群青のマグメル」3巻は、ついにダーナの繭編が完結しました。そして、ここで初めて登場した「拾因」は、いったい何者なのでしょうか。因又とも関係があるのか、今後に注目です。

「群青のマグメル」第4巻のネタバレ

ダーナの繭から帰還した因又たちは、自堕落な日常を取り戻していました。そこへ、クーからの連絡があります。クーは繭で約束した通り、因又とゼロに人界を案内するよう言いに来たのでした。クーに人界を案内するヨウとゼロでしたが、クーの本当の目的は観光ではなく神明阿(しんめいあ)一族の動向を探ることでした。そんな中、因又が探している「ミスリルリキッド」の情報が入ります。

ミスリルリキッドを入手できるという要塞都市ラジウムのにたどり着いた因又たちですが、情報通りに行き着いた部屋には武器を持った男たちに取り囲まれている少女の姿がありました。男たちから少女を助けた因又とクーは、少女に話を聞くことにします。少女は有名な冒険家オーフィス・ビックトーの娘、トト・ビックトーでした。

トトとミスリルリキッドの交渉を始める彼らですが、ラジウムの超級危険生物「森羅戦鬼(オーグゴーン)」の来襲に遭います。息を合わせて対処する因又とクーですが、その様子を遠くから見つめている一人の男の姿がいました。そして、神明阿一族のルシスと名乗る男が因又たちに接触を図ります。彼は拾因に関する情報を持っていると言い出します。

クーは、マグメルは突然現れたのではなく、人間たちは嘘に踊らされているのだと言います。様々な真実が少しずつ明らかになっていく4巻。クーが探っていた「神明阿一族」も、まだ謎の多い一族です。そして、マグメルの中でも強大な部族連合「フォウル族」を率いる「原皇ブレス」も出てきます。因又たちと森羅戦鬼の戦いを見ていた男にはこのブレスの紋章があるのですが、それの意味するところとは?

「群青のマグメル」第4巻のその後の話は?

神明阿一族に仲間になるよう勧誘される因又ですが、この誘いを断ります。しかし、原皇ブレスの策略によりマグメルへおびき出され、神明阿と原住者たちによる争いをどうにかするべく因又は動き出すことになります。そして舞台はマグメルの深部へと移動します。

4巻以後のストーリーを簡潔にネタバレしましたが、下のリンク「ジャンプ+」のサイトでは現在、「群青のマグメル」1~3話と4巻後の32話以降、最新話までのストーリーを無料で読むことができます。続きが気になった方は、ぜひ読んでみてください。

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群青のマグメルの登場キャラを一覧で紹介!

因又(イン ヨウ)

ここからは、前述の「群青のマグメル」ストーリーネタバレの際に登場したキャラ達の中でも、個性豊かなメインキャラたちを紹介していきます。また、キャラの名前をストーリー紹介では漢字のままで紹介してきましたので、こちらで読み方もおさらいします。

「群青のマグメル」の主人公です。救助成功率ナンバーワンを誇る拾人者で、拾人館を営んでいます。高い身体能力と現実構造力を使って仕事を遂行します。基本的に飄々としていてミステリアスな言動がよく見られます。仕事柄かドライな生死観を持っていますが、家族というものへの思い入れが強いアツいところもあります。また、親友のクーの前では少年らしい一面も見せます。

ゼロ

拾人館で因又の助手を務める少女です。現実に存在し得ない完璧な探査機を生み出す幻想構造力と豊富な知識で、マグメルで活動する因又のサポートを行います。マグメルへ赴くことは少ないですが、常人以上の身体能力を持っているので戦闘も可能です。

また、普段はずぼらな因又の日常生活の世話も焼いているので、公私ともにサポートキャラという立ち位置です。因又を非常に敬愛しており、それ以外の人間には冷たいのですが、特に因又に近付く、胸の大きい女性には当たりが強いです。

エミリア・チェスター

極星社に勤務している女性で、父親の救助依頼をきっかけに因又と関わりを持つようになります。ダーナの繭内部に取り残された際には、因又の元へ彼女の父親から救助依頼が出されました。因又のことを信頼し、好意を抱いています。

身体的にも構造力的にもごく普通の人間ですが、芯が強く生命の危機が迫っている時でも気丈に振る舞うことができ、そのおかげでダーナの繭の中ではクーに殺されずに済みました。極星社務めとはいえ、神明阿一族の暗躍など全く知らない一般社員でしたが、上記の事件に巻き込まれたことにより、マグメル出現の真相にたどり着いてしまします。

クー・ヤガ・クラン

マグメルの原住者である聖国真類です。飛び抜けた構造力と、人類とは比較にならない身体能力を併せ持つ、幻想構造者です。因又の幼馴染で喧嘩仲間ですが、昔因又に約束をすっぽかされたことがあり、初登場では殺意とも取れるほどの闘志を燃やして人界を攻撃しました。人類の娯楽を含む文化に非常にはまっているようです。

トト・ビックトー

オーフィス・ビックトーという有名な冒険家の娘で、莫大な資産と「マグメルに財宝を隠し新たな冒険を作る」という父の夢を受け継ぐ女性探検家です。構造力を持たず身体能力も普通の人間ですが、情報収集に長けています。ミスリルリキッドの採掘に成功したことがきっかけで因又たちと知り合いました。自身の探検ではなく、他の探検家たちのロマンを支えることを第一としている点で因又と共感する部分があるようです。

神明阿(しんめいあ)一族

神明阿一族とは人界で強大な権力を持ち、世界の支配者・統治者と呼ばれる一族です。兵器開発などを行い世界各地に支部を置くほどの巨大企業である極星社のCEOを使い走り同然に扱い、連合国の決定も秘密裏に操作しています。しかし、その存在は秘匿されていて、一般には知られていません。

また、マグメルの富を独占的に享受してきた唯一の人類で、マグメル開発を裏で主導しているので、要塞都市などにも指令を出すことができます。その目的はマグメル最深部への侵攻です。目が十字に組み合わさった斑紋を身体に持つことが一族の直系の証で、その図柄は一族のシンボルとしても用いられています。この一族は構造力の才能に秀でていて、原住者とも互角に渡り合う程です。

拾因(シュウ イン)

拾因は主に因又の回想の中でシルエットで登場していましたが、「世界の敵」と呼ばれるほどの実力を持つ構造者です。元拾人者のようですが、度々過去を悔やむ様子を見せたり、黒い鍵を見つめながら「自分の愚かさのせいで家族を守れなかった」と語ったり、因又と世界を救うように約束をしたエピソードが語られています。何度かマグメル深部への進入やダーナの繭の種への接触を図っていたようですが目的は不明です。

画像の通り、容姿や雰囲気が因又と似ています。また構造力も因又とほぼ同じで、通常は他人に引き継がせることが不可能なはずの構造力を因又に引き継がせました。しかし、3巻のストーリーネタバレでクーが説明していた能力では、彼は幻想構造力を使用しており、「因又の師匠である」ということ以外はまだ謎の多いキャラクターです。

群青のマグメルが遂にアニメ化!監督や放送日は?

監督は伊達勇登氏!

今年アニメ化が発表された「群青のマグメル」ですが、アニメーション制作は様々なジャンプ作品を映像化してきたぴえろが担当することが決定しています。シナリオ構成は「ミュージカル刀剣乱舞」の御笠ノ忠次氏、音楽は「NARUTO-ナルトー疾風伝」の高梨康治(TeamーMAX)が務めます。また、監督は「NARUTOーナルト」や「幻想魔伝最遊記」のアニメ監督を務めた伊達勇登氏です。

伊達監督は「『群青のマグメル』が遂にアニメ化です。広大な世界観の為、説明しなきゃいけないことも沢山有る作品ですので、先ずはマグメルの世界を楽しんで戴ける様に日々奮闘中です。チョットシュールな世界観を是非お楽しみに」とコメントを寄せています。

アニメの放送日は未定?

2018年4月29日にアニメ化決定のニュースが出た「群青のマグメル」。その半年後の2018年11月22日、とうとうアニメ放送の日程が発表されました。下のリンクの「群青のマグメル」アニメ公式サイトにて、2019年4月放送スタートの文字がトップに記載されています。また、サイトにはその他にも、キャラクター紹介やストーリー紹介など、続々と情報が増えています。

TVアニメ「群青のマグメル」公式サイト

群青のマグメルについてまとめてみた

以上、「群青のマグメル」について、ネタバレ多めでご紹介しました。魅力的なストーリーとキャラに興味を持っていただけたのであれば幸いです。アニメ公式サイトも情報が増え、アニメ化も準備が着々と進んでいる様子。来年の放送を楽しみにしましょう。

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