六道の悪女たちをネタバレ紹介！全員悪女のハーレム漫画のあらすじ・感想は？

六道の悪女たちは、そのあまりにもユニークな設定から現在話題となっているようです。そこで、ネタバレ含む六道の悪女たちの魅力や読者の感想をまとめてみました。本記事ではあらすじからネタバレまでを通して紹介させていただきますので、ぜひご覧ください！

六道の悪女たちとは、秋田書店の週刊少年チャンピオンで中村勇志先生により連載中の漫画作品です。読み方は「六道の悪女たち」と書いて（ろくどうのあくおんなたち）と読むそうです。ジャンルはハーレム漫画となってはいるのですが、登場するヒロイン達が全員「悪女（あくおんな）」というユニークな設定の漫画作品となっております。

読者からも作品の設定がかなり独特だという感想が寄せられています。ネタバレにはなるのですが、この悪女たちが見せる意外な一面も作品の見どころのようです。

六道の悪女たちのあらすじですが、不良が苦手でいじめられていた高校生の主人公、六道桃助が今は亡き祖父から謎の巻物が届くことで物語は始まります。この巻物には謎の術が施してあり、ネタバレになりますがこれによって六道は「問答無用で悪い女に愛される」体質となってしまいます。ここまでがあらすじで、この後「問答無用で悪い女に愛される」体質によって様々なストーリーが展開されます。

六道の悪女たちの漫画1巻のネタバレあらすじです。「むかしむかし、平安時代の話じゃ。平安京の人々は魔界からやってきた化け物に次々と襲われ長きにわたり苦しめられとった。そんな中、ある”不思議な術”を使う一人の陰陽師が現れてな、その術で化け物たちの手から平安京を守り抜いたんじゃ」という昔話から六道の悪女たちは始まります。この”不思議な術”が六道の「問答無用で悪い女に愛される」体質の原因となります。

シーンはすぐに変わり、六道の悪女たちのメインヒロインである乱奈のスケバン姿が描かれます。彼女が街を歩いているところに、ヤンキー達が時代遅れのスケバンだと揶揄するのですが、それに対して問答無用の木刀で反撃します。非常に狂暴で、喧嘩早い彼女の姿が描かれています。

ヒロインの乱奈に対し今度はいじめられている主人公・六道の姿が描かれます。昼休みに弁当を投げられ食べさせてられているという、非常に残酷な状況に置かれています。しかし、六道はその状況を受け入れている訳ではなくトイレでは「あのくそヤンキー共があああああ！！」と叫び、「ただ平和で楽しい学園生活を過ごしたいだけなんだと」仲間と嘆きます。

そんなある日、友人とと六道の家でで遊んでいたところ”例の巻物”が届きます。あらすじでもネタバレしたように、この巻物が「問答無用で悪い女に愛される」術となり、今後六道が様々な悪女たちに巻き込まれることになります。

翌日、いつも通り登校しいじめられる六道ですが少し異変が現れます。カツアゲされたり、また弁当を投げられたりする直前でヤンキーグループの女性に助けてもらうこととなるのです。不思議に思った六道はいじめられている仲間と疑心暗鬼で相談するのですが、その最中にも今まで散々いじめられてきたヤンキーグループの女性から謝られるという急展開に入ります。

異変に気付いた六道は、帰り際についにヒロインの乱奈と出会います。乱奈は喧嘩を売ってきたヤンキーグループを一人で壊滅させた後であり、傷だらけの乱奈に六道は手を差し伸べます。ネタバレですが、六道は不良が嫌いでしたが誰よりも優しい心の持ち主の為このように反射的に手を差し伸べることができるそうです。

その後、ヒロインの乱奈は学校に登校し六道の隣に座るなど、六道に付き纏うようになります。他の人間が彼女に何か聞こうとしても一切いい反応は返ってこないのですが、六道が話しかけた場合のみデレて普通に話してくれます。ネタバレしたように、ヒロインのこのような反応の差や普段とかけ離れたリアクションが六道前で現れるのが六道の悪女たちの魅力の一つのようです。

六道は乱奈につき纏われ、平和とはかけ離れた学園生活を送ることとなりこの町から出ていこうとします。しかし友人の説得により、乱奈が独りぼっちなことやこのままでは彼女が不良に狙われてしまうことを六道は危惧します。そこで六道が乱奈を守ると決意し、彼女に宣言します。一巻は殆ど物語のあらすじのようなもので、ここから様々な展開へと発展していきます。

六道の悪女たちの漫画2巻のネタバレあらすじです。新たなヒロイン「幼田」が現れます。彼女は小学生のような外見であり一言でいうと「ロリ」でした。しかし、当然ただのロリではなくやはり悪女、実際には口が物凄く悪く、その上物凄い腕力を秘めていました。彼女はその実力をもって番長に君臨しており、六道や乱奈にとっても危険な存在でした。

彼女の登場に対して六道は「問答無用で悪い女から愛される」能力があると安心します。しかし六道の能力が幼田には通用しません。彼女は外見や精神的にも幼いため「恋愛感情」が未だに芽生えていないのでした。そのため六道の力も効かないため、六道は幼田を更生させる作戦にでます。

幼田に気に入られた六道は平和に過ごそうとしますが、それを良く思わない人間が居たために幼田は誘拐されてしまいます。どうすることも出来ない六道は乱奈に協力を求め、彼女を救い出します。

六道の悪女たち3巻のネタバレあらすじです。原付の免許を取得した六道のもとに現れたのは、偽の白バイ警官姫野でした。彼女は過去に「暴走姫・莇美（あざみ）」として暴走族の姿があったことを六道に告白します。

そんな中、彼女を始末しようと不良集団の鬼島連合の布留川葵が六道に接近し、二人の戦いが始まります。六道連合全員との争いに発展し、乱奈や六道の元からの友人、「大佐」も参戦し活躍します。

六道の悪女たちの漫画4巻のネタバレあらすじです。六道連合VS布留川葵の戦いの続きが描かれます。六道たちは、決着をつけるために「鬼ごっこレース勝負」に挑みます。
ギリギリの勝負でしたが、六道が捨て身の作戦に打って出たところ莇美が見事に助けたことによって六道たちは無事勝利しました。

暴走族編が終わり、遂に平和な日常へ戻ったと思いきや、今度は謎の転校生グループ鬼島連合が現れて六道たちの平和はまた遠のいてしまいます。

六道の悪女たちの漫画5巻のネタバレあらすじです。転校生グループ、鬼島連合の総長である童子と一見上手くやれていた六道連合だったのですが、針蔵高校への激しい報復を行った童子のやり方に六道は疑問を持ちます。そこに、乱奈と元々知り合いだった悪女更生の「チーム竜宮」総長の乙姫も登場します。物語はさらに複雑に発展していきます。

鬼島連合の総長、童子は元々乱奈を目的としていたことも判明。六道に対して次第に正体を表していきます。

六道の悪女たちの漫画6巻のネタバレあらすじです。「チーム竜宮」を名乗る謎の集団に攻撃を仕掛けられた六道連合と鬼島連合。六道は竜宮のことをよく知っているため、誤解を解こうとするものの争いは止められず、抗争へと発展します。

実際には鬼島連合の自作自演だったことが判明し、竜宮を守ろうとするものの六道は孤立してしまいます。あの乱奈までもが鬼島連合側へとついてしまい、六道はピンチへと陥ります。

六道の悪女たちの漫画7巻のネタバレあらすじです。竜宮を盾にとられて乱奈までもが鬼島連合側へとついてしまい、六道の見方はいなくなります。そんな中、飯沼は六道の事を信じ、更にはあの莇美が味方に駆けつけてくれ、もう更生したと言い張り協力してくれなかった幼田も六道のピンチを救ってくれます。

今まで六道の元敵だった仲間たち等が駆けつけてくれる熱い展開が繰り広げられます。幼田も自分の意思を明確にし、強敵に立ち向かってくれます。

六道の悪女たちの漫画8巻のネタバレあらすじです。仲間の助けも借りてついに鬼島連合の総長である童子と乱奈の元へと急ぐ六道ですが、そこにはナンバー1の椰子谷が立ちはだかります。

六道は強敵に対し自分の能力を上手く使い遂にたどり着きますが、手遅れとなってしまいます。乱奈を何とか説得する六道ですが、彼女からは別れの言葉を告げられてしまいます。

六道の悪女たちの漫画9巻のネタバレあらすじです。ついに六道VS鬼島連合の争いが決着します。ぼろぼろの姿でも立ち向かい、人を変える力を持つ六道に対し童子は恐怖を抱きます。

一度は六道の元を離れた乱奈ですが、暴力という自分の衝動に屈しないことを誓いもう一度六道と共に歩むことを望みます。六道もそれを受け入れるこどで無事に鬼島連合編が完結します。

六道の悪女たちの漫画10巻のネタバレあらすじです。鬼島連合編も終わり、平和な日常を過ごしていた六道たちですが、仲間の課長が闇金に苦しめられることとなり、闇金に今度は闇金悪女グループと対峙することとなってしまいます。六道の能力で金貸しの悪女、「山吹ミナミ」を惚れさせることが出来仲間へと加わります。

しかし、六道と過ごし更生しかけたミナミは仲間に裏切られてしまいます。無一文となり無力となったミナミを六道は助ける決意をします。

六道の悪女たちの漫画11巻のネタバレあらすじです。仲間も金も全て失ったミナミを救おうと六達は彼女を助けようと決意します。しかし、六道とは別行動を取っていた乱奈が裏目にでてしまい、ミナミから金を奪った敵側を助けることとなってしまいます。事態を知らない乱奈と、敵を追う六道たち。闇金編が更に複雑に発展していきます。

六道の悪女たちを読んだ人の感想をまとめてみました。基本的には高評価ですが、一癖あるハーレムの設定が斬新だという感想がとても多いです。ヒロインが全員悪女、という設定が受け入れられているようです。Twitterでの感想も参考に紹介させていただきます。

ヒロイン達の全員悪女という特色に加えて更に悪女なりの個性で溢れているところが魅力的だという感想もよく見られます。メインヒロインである乱奈はカッコイイという感想が多く、好きな方も多いようです。

主人公の六道がただ単純に不思議な術のおかげで悪女たちにモテるのではなく、そこには愛され続けるための精神的なカッコ良さがあり、主人公にも魅力があるという感想も見られました。

ここまで紹介させて頂いた六道の悪女たちですが、現在単行本は11巻まで刊行されています。ヒロインが全員悪女たちという独特な設定や、そのヒロインたちの個性あふれる魅力も六道の悪女たちの面白さとして評価されているようです。個性溢れるキャラクターたちと、熱いストーリーで今後も目が離せない漫画作品のようです。