フルアヘッド！ココ ゼルヴァンスは人気海賊漫画の続編！登場キャラを紹介

フルアヘッド！ココ ゼルヴァンスは漫画家の米原秀幸が描いている冒険漫画作品です。2017年から漫画雑誌「週刊少年チャンピオン」で連載されている漫画で、「フルアヘッド！ココ」の続編漫画です。今回はフルアヘッド！ココ ゼルヴァンスのキャラや魅力について紹介します。

フルアヘッド！ココ ゼルヴァンスは前作漫画フルアヘッド！ココから数年後を舞台にした漫画です。ツインソードのキャプテン、ココ・フェルケナを主人公に、物語が繰り広げられていきます。

フルアヘッド！ココ ゼルヴァンスの登場キャラその1は「ココ・フェルケナ」です。ココ・フェルケナは、親友の「カフェル・スパード」からもらったピアスがきっかけで、ジョン・バーツ率がいる「スイートマドンナ」のクルーになります。最初は戦闘能力が皆無でしたが、スイートマドンナの戦闘要員である「デット」から剣術を学んでいくうちに、子供ながら大人顔負けの実力を持つようになっていきます。

最終決戦後は、スイートマドンナから降り、友達を連れて旅に出ます。最終話では、ツインソードのキャプテンとして海を駆けており、激道越えに成功しています。続編漫画であるフルアヘッド！ココ ゼルヴァンスでは、成長して青年になり、ツインソードのキャプテンとして登場しています。

フルアヘッド！ココ ゼルヴァンスの登場キャラその2は「ジョン・バーツ」です。ジョン・バーツはファルコン文明を追い求めるスイートマドンナのキャプテンです。二刀流の剣術を使うため「双剣のバーツ」、または、圧倒的な戦闘力と無鉄砲さから「クレイジーバーツ」の異名で怖れられている海賊です。二刀流で戦うと誰にも負けない強さを発揮しますが、それ以外の戦い方ではめっぽう弱いです。

最終決戦では、動力石を開放した後、レイラ・スパードと結婚し、スイートマドンナは解散しました。最終話ではやつれていますが、冒険心は以前と変わらず持っており、ココ・フェルケナから送られてきた「激道旅伝」の写しを解読して、旅立ちの決意をしました。続編漫画であるフルアヘッド！ココ ゼルヴァンスでは、完全復活したジョン・バーツが見られます。

フルアヘッド！ココ ゼルヴァンスの登場キャラその3は「カフェル・スパード」です。カフェル・スパードはココ・フェルケナの親友で、レイラ・スパードの息子です。8歳ながらにして自然科学についての様々な知識を持っています。レッドスケルのリーダーである母に強い憧れと尊敬を抱いている一方で、親を求める気持ちが強く、レイラ・スパードが死んだと思い込んでいた時には助けを求めていました。

最終決戦の後、ジョン・バーツとの結婚のため引退したレイラ・スパードの跡を継いで、レッドスケルのキャプテンとなりました。最終話ではキャプテンとして立派に成長していて、の威厳に満ち溢れています。続編漫画であるフルアヘッド！ココ ゼルヴァンスでは、レッドスケルのキャプテンとして活躍します。

フルアヘッド！ココ ゼルヴァンスの登場キャラその4は「ナッツ」です。ナッツは元奴隷でありながらダイアモンドサーペントのキャプテンで、クーデターを起こしてキャプテンの座を略奪した過去があります。ひたいに奴隷時代の焼印があり、それをバンダナで隠しています。

最終決戦の後、奴隷時代に「永遠に親友」という誓いをたてた仲である、スイートマドンナのクルー「バクチ」をダイアモンドサーペントのクルーとして迎え入れ、最終話ではナッツとバクチは相棒のようになっています。

フルアヘッド！ココ ゼルヴァンスの登場キャラその5は「アスカマ・ニグ」です。アスカマ・ニグは日本刀とウエスタンブーツの拍車を利用したスタイルで戦う人物です。その圧巻の存在感のため、フルアヘッド！ココ ゼルヴァンスのもう一人の主人公ではないかとの意見もあります。

アスカマ・ニグは登場時、米原秀幸ファンの中で大盛り上がりしました。なぜなら、米原秀幸が描いた漫画「ウダウダやってるヒマはねェ! 」の登場人物「天草銀」がアスカマ・ニグとして登場したからです。ウダウダやってるヒマはねェ! の時点でフラグは立っていましたが、実際に登場したので話題になるのも無理はないです。フルアヘッド！ココ ゼルヴァンスの中でどう活躍するのか、注目すべきキャラです。

フルアヘッド！ココの登場キャラその1は「レイラ・スパード」です。レイラ・スパードは赤い髑髏がトレードマークである「レッドスケル」のキャプテンです。ジョン・バーツと白無のキャプテン「ラグ・ローグ」とレイラ・スパードの3人は、昔からの複雑な関係性を持ちます。

フルアヘッド！ココ本編開始時はジョン・バーツとの関係は険悪でしたが、物語が進むに連れてわだかまりが解消し、最終決戦にはジョン・バーツにプロポーズします。最終決戦後、カフェル・スパードにキャプテンの座を渡してジョン・バーツと結婚し、穏やかに暮らしました。続編漫画であるフルアヘッド！ココ セルヴァンスでも登場します。

フルアヘッド！ココの登場キャラその2は「ラグ・ローグ」です。ラグ・ローグはオールドブラッドによる支配を企てる組織「白無」のキャプテンです。昔はレッドスケルのクルーとして、ジョン・バーツと共に息子当然のように育てられていました。オールドブラッドとファルコン伝説に興味を持ち、船を降りますが、女性関係が原因で、殺害されかけました。

何よりもファルコン伝説を優先するあまり、非道な行動をすることもありますが、最終決戦では父親らしい行動をしています。その後、生物兵器「ライツワイズ」と共に消滅します。続編漫画であるフルアヘッド！ココ ゼルヴァンスには出ないと予想されますが、名前だけは出てくるかもしれません。

ここからはフルアヘッド！ココ ゼルヴァンス の第一話について紹介します。ココ・フェルケナたちの活躍に注目です。

ココ・フェルケナは天使が空に逃げた場面を想定し、空を飛ぶ練習をします。案の定失敗して落下し、落ちた先にいた大蛇に追われます。その一方で、落下先の近くにある遺跡でダイアモンドサーペント号のクルー達は「境界の柱」を入手していました。

大蛇から逃げていたココ・フェルケナは境界の柱を奪い、ダイアモンドサーペント号のキャプテンと取引したいと言い残し、再び逃げ出します。逃げた先で一人の少女が飛び降りようとしていたので、ココ・フェルケナは少女を助けます。少女も追われている身だったので、一緒に逃げます。

ココ・フェルケナを見つけたダイアモンドサーペント号キャプテン「ナッツ」は砲撃しますが、ココ・フェルケナの船「ツインソード号」が接近し、交戦します。ナッツとの交渉内容は境界の柱と「太陽のパズル」との交換でした。ココ・フェルケナは少女「レイン」を身元人に届け、交渉も成立させます。

交渉を終えた帰り、ナッツの隣にいたバクチは男に刺され、境界の柱を奪われます。一方ココ・フェルケナたちは太陽のパズルの謎を解き、サバルガという街に向かいます。向かう途中、嵐の中で溺れているレインを見つけ、救助します。

パズルの中にあった名前とレインを探していた人の名前が一致していたため、レインを加えて一緒に街に向かいます。街の中にある屋敷についたココ・フェルケナたちは男にレインをさらわれ、ココ・フェルケナは傷を負ってしまいます。

レインの背中から天使の翼が出て来ますが、さらった男「アスカマ・ニグ」はその翼をむしり取ります。アスカマ・ニグの仲間達は魅了され、ココ・フェルケナたちに襲いかかります。レインを助けたいココ・フェルケナはアスカマ・ニグを追い、男が乗った「ゼルヴァンス号」に飛び乗りますが、失敗に終わります。ココ・フェルケナは必ず助けだすと決意を固めます。

フルアヘッド！ココ ゼルヴァンスは前作漫画のフルアヘッド！ココを知らなくても楽しめる漫画ですが、前作漫画を読むとより面白く感じます。機会があったら、フルアヘッド！ココ ゼルヴァンスだけでなく、フルアヘッド！ココも読んでみましょう。また、今後のフルアヘッド！ココ ゼルヴァンスの動きにも注目です。