エンバンメイズのあらすじと評価は?ダーツ漫画の最終回・結末もネタバレ

エンバンメイズのあらすじと評価を調査!ダーツ漫画「エンバンメイズ 」の最終回・結末もネタバレまで解説。エンバンメイズの最終回の結末は?漫画ならではの裏ダーツの世界をダークに、そしてコミカルに描いた漫画「エンバンメイズ」。スピード感のある話の展開は最後までどんどん読み進められる。主人公の信念とは?そして、その裏にある過去の出来事とはなんなのか?そして、異常なまでの強さの源は?エンバンメイズ1巻から最終回までエンバンメイズ徹底解説!

エンバンメイズのあらすじと評価は?ダーツ漫画の最終回・結末もネタバレのイメージ

目次

  1. エンバンメイズの漫画あらすじや評価を調査!
  2. エンバンメイズの漫画作品情報
  3. エンバンメイズの漫画登場人物
  4. エンバンメイズの漫画あらすじをネタバレ!
  5. エンバンメイズの漫画最終回の結末は?
  6. エンバンメイズを読んだ評価や感想は?
  7. エンバンメイズの漫画あらすじや評価まとめ

エンバンメイズの漫画あらすじや評価を調査!

田中一行作の漫画「エンバンメイズ」第1巻から最終回までのあらすじを完全ネタバレ。登場人物や評価も徹底調査。普通のダーツ漫画で終わらない、様々な工夫がされているエンバンメイズ。早速解き明かして行く。

エンバンメイズの漫画作品情報

「good!アフタヌーン」(講談社)2014年6月号から連載開始。2015年7月より漫画アプリ「マンガボックス」でも連載開始。その後、「good!アフタヌーン」から「マンガボックス」に完全移行し2016年10月12日更新分(2016年46号)で完結した。田中一行の連載作品としては「イコン」に次ぐ2作目。裏社会のダーツプレイヤーとダーツプレイヤーを育成する施設の対決を描いたサスペンス。

エンバンメイズ / 田中一行 - アフタヌーン公式サイト - モアイ

エンバンメイズの漫画登場人物

漫画「エンバンメイズ」の主人公は烏丸徨(からすまこう)基本は右投げ、左手でも投げられる。講談組の若頭絹守一馬(きぬもりかずま)から色々なダーツゲームを依頼される。桂木鈴音(かつらぎすずね)本作におけるヒロインで烏丸の幼馴染。剛堂力(ごうどうちから)と柳田陸(やなぎだりく)はギャングチームKINGCONGで剛堂はリーダー、柳田は参謀役である。志道都(しどうみやこ)は皆月の弟子。矢のデザインは蟻である。

エンバンメイズの漫画あらすじをネタバレ!

エンバンメイズ第1巻ネタバレ

ここからは漫画「エンバンメイズ」のネタバレ。以下、ネタバレ注意。主人公は烏丸徨(からすまこう)通称「迷路の悪魔」。第1巻で対戦するのは神谷総一郎(かみやそういちろう)通称冷血(コールドブラッド)と空山蒼治(そらやまそうじ)通称「自由人(フリーマン)」神谷の対戦のルールは、3投×8ラウンドのカウントアップ。

8ラウンド終了時、同点だった場合はサドンデスで1ラウンド追加。引き分けは無し。普通といえば普通のルールだが、両プレイヤーとも連続20のトリプルで対戦時間は数時間に及んだ。神谷は5時間ごとに薬を打たなくてはいけない体であった。想定外の長時間の対戦で、神谷の薬は切れてしまった。

対戦中はプレイヤーは外には出れないので、部下に薬を持ってくるように命令する。神谷は自分以外の人間の評価は最低で見下しこき使う。神谷は部下に薬を持ってくるように命令したが、薬を持っていかなければもう神谷に合わなくてすむと考え、薬を取りに行ったっきり戻っては来なかった。

この事を見抜いた烏丸によって、対戦時間を延々と伸ばされた神谷は追い込まれた。1億円を支払うことと引き換えに敗北して試合を終わらせる権利をとった神谷は、試合終了後半狂乱状態で会場の出口にたどり着いたが、部下たちの逆襲にあい、車で2度轢かれ殺された。

次の対戦相手は空山。ルールは基本的に普通のダーツと一緒だが、違うところはボードに得点が書かれておらず、ランダムに入れ替えられている。射抜いた時点で初めて、そこの得点のみが公開される。中心のブルは0点で固定。

そして、1番のポイントは両プレイヤーの総得点が500点を超えるたびにボードの点数は再び入れ替わる。総得点が500点を超えた後、ボードの点数が入れ替わった後、投げなければならないのは誰か。その時になるべく多くのOKラインを作って置けるかがが勝負の鍵である。

空山は最後まで烏丸を追い詰めていたが、烏丸の仕掛けた言葉の罠により敗北。最後の1投まで逆転のチャンスはあったが(空山が20点を取れば逆転勝利)、運は味方しなかった。敗北後には絹守監禁され、落とし前として拷問を受け、「自由」を奪われる。生死は不明。

漫画「エンバンメイズ」第2巻ネタバレ

漫画「エンバンメイズ」第2巻では、烏丸と桂木の過去。そして華原清六(かはらきよろく)通称「恋人(ラバーズ)」との対戦が描かれている。過去の話では、烏丸目的、ダーツ勝負を続けている理由、そして烏丸の信念とは何かを考えさせられる。

華原との対戦のルールは、白い矢か赤い矢の2種類の矢を選び投げる。制限時間は両プレーヤー144分。白は得点を得られないが、代わりに10点につき1分間、自分の部屋の毒ガスを止めることができる。

赤は得点を得られるが、代わりに通常のガスに加え10点につき1分間ぶんのガスが自分の部屋に追加される。勝敗は先に1080点に到達するか、対戦相手が死亡。プレイヤーは相手がどちらの色の矢を選んだかは見えず、攻めるか守るか。心理戦が勝敗を決める。

華原は知り合いの女に、烏丸がどちらの矢を選んだか教えるように仕組む。圧倒的に華原の方が有利な展開だったが、見えないものを確認したがる華原の欠点を烏丸が見抜き、逆に利用され、先の展開を見越した烏丸に敗北が確定する。敗北が確定したが、最後までダーツプレイヤーとしてのプライドで、制限時間が0になるまで投げ続け、最後は毒ガスを吸って死亡する。

漫画「エンバンメイズ」第3巻ネタバレ

華原の勝利で得た情報とは、以前烏丸や桂木がいた施設出身のダーツプレイヤーのリストであった。烏丸は施設出身のダーツプレイヤーと対戦し、情報を集め、施設を運営している人間を突き止めようとする。第3巻では、施設出身者の時盾実(ときだてみのる)と山田ロミオ(やまだロミオ)と対戦をする。

時盾と山田は2人で1つという性質をもち、今回の対戦も2人1組で対戦する。烏丸は絹守を相棒に選ぶ。今回のルールは、1ラウンド(3投ずつ×2人)×6ラウンド。そして、手を怪我させるルールがあり、1ラウンドで180点を超えた場合、10点ごとに1本の針が利き手に刺さる。各ラウンド終了後に希望するプレイヤーは「懺悔の口」というものを使用できる。「懺悔の口」には4本の牙があり、使用者が手を入れると噛み付き怪我をするが、1〜3本の矢を手に入れられる。

「懺悔の口」で手に入れた矢は、追加で得点となる。使用者は得点から1台あたり60点を払う事で、3台中2台まで噛み付かれないようにでき、運がよければ噛まれずに矢を手に入れることができる。つまり、得点のために自分の手を犠牲にするか、手を守るためには得点を犠牲にするか。勝負はどちらを選らぶかによってわれてくる。

なんでも共有したがる時盾と山田は、楽しみも苦痛も2人で1つ。「懺悔の口」で山田に矢が刺されば、時盾も刺されるなど結束の強さが見せつけるが、烏丸と絹守は投げ(烏丸)と手を犠牲にする役(絹守)を分担し、絹守の粘り強さと戦略の前に時盾の心が折れてしまう。山田も最後まで粘るが、時盾が戦意喪失したことにより、自分も心が折れてしまい、崩れ去る。

漫画「エンバンメイズ」第4巻ネタバレ

時盾と山田からは施設の有力な情報は得られなかったが、黒幕と思われる者から招待状が届く。そこには烏丸の名前が入った金貨と、以前対戦し勝利した華原の名前が入った金貨が。次のダーツの対戦相手は志道都(しどうみやこ)通称「求道者(ファナティック)」。自身に降りかかる困難は喜んで受け入れる志道は烏丸と勝負する際の対価に「生命」を要求され、自分の命を評価されたと思い泣いて喜んだ。

今回のルールは、お互いがダーツ台1000台を自由に並べ迷路を作りダーツをしていき、得点が同じ場合は先に1000台投げ終えた方が勝者となる。もちろんそれぞれがトッププレイヤーなので、実質先に投げ終えた方が勝利となる。なので、いかに迷わせるかダーツだいの配置の時から勝負が始まっている。

複雑な迷路を用意した志道に対し、一本道を用意した烏丸。この何も考えていないようで裏をかく烏丸の策略が炸裂。ゴールまで僅差で勝っていた志道だが、最後の最後で烏丸の策略にはまり敗北する。その後興味をなくした師、皆月から見放されるが烏丸に興味を持たれ、勝負の後は一緒に酒を呑んだりその後の試合を観戦している。

漫画「エンバンメイズ」第5巻ネタバレ

漫画「エンバンメイズ」第5巻は、次の対戦相手皆月司(みなつきつかさ)通称「純粋(ホワイト)」との対戦がメイン。皆月は子供らしく甘い物が好物なでチョコレートやドーナツなどを持ち歩いていが、自分の所に報告にきた後藤の顔を見たいというだけで殺したり、施設の卒業試験で死んだ同級生の死体を見て快感を得るなど、子供特有の無邪気さが醜悪に歪んだまま成長している。

烏丸との対戦は、ケーキカットカウントアップ。ダーツをケーキに見立て、烏丸と皆月が3分割カットされた部分を選んで投げ合う。今回は烏丸、そして皆月以外にもダーツを投げるグループ「ゲスト」が存在する。それは、施設の生徒20人。彼らはこのゲームで70点を得ないと不合格となり、死ぬ。

このゲームにはもう1つルールがあり、それはドクロの存在。ケーキをカットする際、プレイヤーはドクロを設定。このドクロに当たってしまうと焼却処分となってしまう。烏丸は生徒を守るために動く一方、皆月は面白半分で生徒たちを犠牲にしていくやり方で勝負を進めていった。それは絹守に「外道め」と言われるほどであった。

生徒を守る烏丸を散々バカにした後、最終ラウンドで逆に生徒たちと烏丸の策により敗北が確定となり、「こいつら全員殺してやる…」とつぶやき続け半狂乱に。そして敗北後、烏丸によって殴り倒される。皆月との対戦の後ダーツバーで休んでいると、謎のマダムから次の試合の招待状を渡される。そこには施設時代から共に過ごした桂木の名前が書かれていた。エンバンメイズ最終回に向け徐々に黒幕にと迫る。

漫画「エンバンメイズ」第6巻ネタバレ

漫画「エンバンメイズ」最終回。第5巻の最後で桂木との対戦が決まっていた烏丸だが、強制的に対戦させられた桂木は烏丸や仲間の機転で烏丸の手に矢を当てることで失格処分となる。しかし、敗者となった桂木をすんなり帰すわけもなく、乱闘に。結果烏丸以外は捕まることに。烏丸は、絹守、桂木、剛堂、柳田、志道の命を賭け、ある人物と勝負することになる。

ある人物とは施設時代死んだと思われていた瀬戸慎悟(せとしんご)であった。烏丸、桂木とは違いダーツの売れはそこそこで、最終試験目前までAクラスになれずBクラスのままであった。実は卒業試験前に出された朝食は、Aクラス以外の料理に毒が入っており、それを食べた瀬戸も瀕死の状態になるが、烏丸と桂木からAクラスの食事を貰っていたため、毒の量が少なく死に損なったという。

そんな瀬戸はその後、施設の統括者である主人の元で修行を積み、皆月をも超える最強のダーツプレイヤーになっていた。対戦ルールはA,B,Cランクの3つの的があり、それぞれ点数が1万倍、100倍、1倍される。両者共ににCランクからスタートし、1ランクずつ上がっていく。

お互い譲れない信念の元対戦は白熱していき、ランダムにレーザーが飛び出し的にたどり着く前に矢が焼かれてしまうBランクに到達した2人。難しすぎて当てられないと高笑いする2人だが、烏丸の高笑いは演技だと見破っていた。烏丸が当てられない演技をし、最終ラウンドで自分だけAランクにいくつもりと考えた瀬戸。ただ、演技をしているのは瀬戸も同じで、最終ラウンド前にあっさりとAランクに昇格する。

瀬戸は烏丸と同時にAランク昇格を確信したが、烏丸は自分のラウンドでBランクに留まる。瀬戸はAランクの的に当てられないと侮辱されたと思い矢を投げたが、矢は的の前で流れている突風いよって天井に舞い上がる。烏丸はこのシステムでは一度昇格するとランクを降りることが出来ない事に疑問を持っていた。

瀬戸はやはり突風の影響で全て的を外す。烏丸は最後Bランクのまとで180点をあて、逆転勝利する。瀬戸の勝利に命を賭けていた主人は、負けをなかったことにする為に、全員を射殺させようとする。その時瀬戸が、かつて盛られた毒を矢に塗り、主人の右手に命中させ。自分が撃たれながらも、主人を道連れにした。瀬戸と烏丸は意志が通じ合い、瀬戸は笑いながら息を引き取る。施設は翌日解体された。

エンバンメイズの漫画最終回の結末は?

最終回、白熱した瀬戸との対戦の後…

瀬戸との対戦後、志道は剛堂の店で働き始める。皿洗いをしている志道には無意識に女性客が集まり売上にも貢献している。そこにもうすぐ試合が始まると絹守が現れる。

施設から出て来た生徒全員の生活費を稼ぐため、試合に出場し続ける烏丸。どこかへ行こうと願ったならそこらじゅうで行き止まりにブチ当たる。歩いて迷ってまた戻って、何が正解なのかわからなくなっちまった時はこう思え。自分の放った矢はどこへ行く?自分が狙った場所へ行く。以上が漫画「エンバンメイズ」ネタバレ。

エンバンメイズを読んだ評価や感想は?

漫画「エンバンメイズ」の評価としては、1話から最終回までの流れ、ギャンブルや裏社会をテーマにしているものは多いが、その中でプラスダーツをテーマに加えてる点は評価大。そして、最終回に向けての伏線回収。素晴らしい。毎回違ったダーツのルールの元最終回まで飽きさせない展開も評価される。

エンバンメイズの漫画あらすじや評価まとめ

1話から主人公烏丸の紹介に始まり、剛堂、柳田。そして、本格的な対戦の神谷から始まり、色々な裏社会、人間の醜さなども描かれている。空山、華原といった個性的な面々から、時盾、山田のような絆、ラスボスかのように思える皆月まで描かれ、色々な伏線を含ませたまま最終回で瀬戸と対戦。そして施設解体までを描く。

評価のまとめ

ダーツを使った頭脳心理戦漫画という珍しさやダーツは100%当たる設定なのでルールなどがわからなくても楽しめる。絵もクセもあるが綺麗で上手い。勝負における演出に迫力がありコミカルシーンの崩し絵もギャップがある。鳥丸だけじゃなく毎回の対戦相手が変人ながらそれぞれに哲学があり個性的で評価が高い。ネタバレした後でももう一度読みたくなる作品だ。

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