学園アリスのその後と漫画の最終回を考察!続編のアリス歌劇団も紹介

白泉社の「花とゆめ」にて2002年の19号から2013年14号までの11年間連載されていた少女漫画です。「学園アリス」は天賦の才能を持つアリス能力者しか通えない、初・中・高エスカレーター式の全寮制学校「アリス学園」を舞台とした作品となっています。また「アリス歌劇団」は「学園アリス」のその後を描いた作品です。数々の事件に巻き込まれながらも日々成長していく主人公・佐倉蜜柑やその仲間たち、最終回に進むにつれ明かされていく蜜柑の生い立ちや学園の秘密について、その後も含めてネタバレで紹介していきます。

学園アリスのその後と漫画の最終回を考察!続編のアリス歌劇団も紹介のイメージ

目次

  1. 学園アリスのその後と漫画の最終回に迫る!
  2. 学園アリスとは?
  3. 学園アリスの漫画あらすじをネタバレ紹介!
  4. 学園アリスの漫画最終回をネタバレ紹介!
  5. 学園アリスの漫画最終回まで読んだ人の感想を紹介!
  6. 学園アリスのその後がわかる続編を紹介!アリス歌劇団とは?
  7. 学園アリスのその後と漫画の最終回まとめ!

学園アリスのその後と漫画の最終回に迫る!

「学園アリス」の原作者や出版社の基本情報を紹介します。「学園アリス」のあらすじや漫画の最終回をネタバレありで紹介していきます。また「学園アリス」の主人公では佐倉蜜柑ですが「アリス歌劇団」では安藤星が主人公です。最終回の胸キュンな話から主人公が変わりながらも続く「学園アリス」を「アリス歌劇団」含めて詳しく説明していきます。

学園アリスとは?

「学園アリス」とは白泉社の「花とゆめ」にて2002年の19号から2013年14号までの11年間、連載されていた学園生活が舞台の少女漫画です。物語は完結されていて単行本は全31巻、累計700万部を超える大人気の少女漫画です。2004年には「NHK-BS2」でテレビアニメ化で全26話放送され2004年、2006年、2007年には3作品ゲーム化し発売されます。そんな大人気の少女漫画「学園アリス」の出版社や原作者について詳しく紹介します。

1973年に集英社から枝分かれする形で編集会社として設立されたのが「学園アリス」の出版社で雑誌や書籍、漫画、文庫、絵本などを発行している白泉社でした。誰でも知っている少女まんが誌「花とゆめ」は1974年5月に白泉社編集、集英社発行で創刊されています。1975年5月には漫画単行本レーベル「花とゆめコミックス」を創刊して出版事業を開始、1981年の3月から7月にかけて出版物の発売元を集英社から自社に移管しています。

白泉社という社名の由来は「泉のごとく申(白)す」だそうで清冽な泉のように滾々と湧き出ることばによって多くの人の心を癒し感動させることができる出版社となりたいという願いがこめられ名付けられたそうです。白泉社の初代代表取締役社長の梅村義直によって「青天五条水」と名付けられた白泉社のマークには青空高く吹き上がる五条の泉の水、五条には五大の地・水・火・風・空が表されています。

「学園アリス」の原作者である樋口橘さんは京都府出身の少女漫画家で1995年には白泉社第8回ベストストーリー部門のトップ賞を受賞されており、1996年では白泉社第27回ビックチャレンジ大賞を受賞されています。その後1996年「別冊花とゆめ」の5月号で掲載された「5月のサクラ」にて漫画家デビューし、デビュー後の1999年には第24回白泉社新人大賞デビュー優秀賞を受賞しています。

白泉社の漫画雑誌「花とゆめ」の作家陣の一員として活躍している樋口橘さんは自身の自画像を豚の覆面で描いていて漫画にもよく登場します。もともと人形が好きだそうでリカちゃん人形を自分のキャラに見立てるのも好きだそうです。好きな食べ物はカニ、カニ味噌、ハマグリ、桃、エビ、ケーキで「学園アリス」主人公の幼馴染であり大の親友である今井蛍の好きな食べ物と似ています。

樋口橘さんは「学園アリス」を描くきっかけとして前作の「MとNの肖像」を連載していた時に暗めの展開に正直疲れていたそうです。そのため次の作品では悩まない主人公、悩んでもすぐ忘れるアホな子を描きたいと出来たのが天真爛漫な性格で「めげへん、ぐじけへん」がモットーの「学園アリス」主人公の佐倉蜜柑でした。要するに前作と違うタイプが描きたかったと「学園アリス」1巻の作者トーク、ヒグチの部屋で書かれています。

学園アリスの漫画あらすじをネタバレ紹介!

京都の小さな田舎町で育った主人公・佐倉蜜柑は小学3年生の時に転校してきた今井蛍と幼馴染で大親友です。この近隣で知らん人はモグリと言われるほどの名物コンビでいつも一緒にいる2人なのですが、突然蛍は国のスカウトで東京にある天才しか入れない小・中・高エスカレーター式の学校に転校してしまいます。しかも蛍は只の天才ではなく「アリス」という別格な天才だったそうで蜜柑は泣きながら転校していく蛍を見送ります。

蜜柑は蛍が転校した後、「アリス学園」は天然記念物みたいな存在である「アリス」を事故や悪い人に誘拐されることなどから守るために国が作った学校ということをクラスの噂で知ります。しかも一度入学すると卒業するまで親ともなかなか会うことができない学校で連絡手段である電話も滅多なことがない限り使えません。手紙の中身もチェックされていて外部との接触を極端に制限されてしまいます。

そのため蛍のお父さんとお母さんは嫌がって何度も引越しをして国のスカウトから逃げ回っていました。しかし蛍は「アリス学園」に入ると国からお金がもらえることを聞き転校することを決めます。廃坑寸前である蜜柑達の学校を守るためでした。そのことを知った蜜柑は蛍の分かりにくい愛に気付き、蛍にもう一度会うために転校していった蛍を追いかけ東京にある「アリス学園」に行くことを決意します。

「アリス学園」に着いた蜜柑は入学志願者を甘い言葉で誘い入学金を踏んだくろうとする人達に騙されてしまいます。しかしそこに居合わせたフェロモンのアリスを持つ「アリス学園」教師、鳴海先生によって助けられ、アリスが蜜柑に効かないことから蜜柑のアリスを見抜き「アリス学園」仮入学を勧めます。そして蜜柑は「天賦の才能」=「アリス」持ち主が集まった究極の一芸入学の学校が「アリス学園」ということを知ります。

「アリス学園」に仮入学することとなった蜜柑の元にクラスメイト代表ある学級委員2名が現れました。その内1名が蜜柑の親友である今井蛍で蜜柑は無事、蛍と再会することを果たします。そんな蜜柑は鳴海先生や蛍、学級委員長である飛田裕に連れられ学級崩壊状態である自分のクラス初等部B組に辿り着きます。最初は不安がる蜜柑でしたが蛍と一緒に居るため頑張ろうと張り切り、隣の席の子に声をかけます。

しかし、隣に座っていたのは初等部B組のボスで最年少にしてアリストップクラスの天才生徒、炎のアリスを持つ日向棗でした。実は蜜柑はついさっきすでに棗と遭遇しており初対面でパンツを脱がされてしまっていました。そんなことがあり蜜柑は危険人物として恐れられる棗に対し突っかかり仮入学初日から早速目を付けられることになってしまいます。

実は蜜柑は現在仮入学中で仮入学を正式入学するためには一週間以内でクラスメイトと協調性をもって仲良く受け入れられるかどうかでした。そのことを知っている棗はこのままだと確実に入学が出来ない状態である蜜柑にある条件を出します。それは北の森というアリス能力者の子も立ち入り禁止されている危険な森を通って無事、高等部に行き足跡を残してくることでした。危険な試験に蜜柑は蛍と委員長を連れて挑むことになります。

北の森に入ってすぐ蜜柑達は蒔き割をしている動くぬいぐるみのベアに遭遇します。どんどん離れていく蛍と委員長とは正反対に興味津々でどんどんベアに近づいてく蜜柑でしたが実はベアは森の番人と言われるほどの最強のクマで蜜柑はぼこぼこにやられてしまいます。蛍はベアの気が蜜柑に逸らされているときに水をかけ、なんとかベアを突破します。3人はその後、蛍の発明品である「ソーラーエコキリンカー」乗り移動します。

蜜柑は蛍の「ソーラーエコキリンカー」に乗りながら委員長と蛍のアリスを知ります。蛍の凄さを改めて実感した蜜柑は惚れ直しますが、蛍は蜜柑にきついことを言います。蜜柑はお詫びに食料調達にでかけ蛍は落ち込む蜜柑に対して「もういいわよ」と許します。食事中、棗について蛍や委員長に訪ねる蜜柑でしたが、2人から話を聞いていくうちにとんでもない人を敵に回していることに気づきます。

そんな時、蜜柑達の食べ物のにおいに釣られてやってきた中等部で飼っている突然変異の巨大なひよこ、ジャイアントピヨが蜜柑達の前に現れます。とりあえず逃げる蜜柑達ですが前にはベア、後ろにはジャイアントピヨという逃げられない状況の3人は棗の幼馴染で親友の動物フェロモンのアリスを持つ乃木流架を委員長の幻覚のアリスでだまし捕獲します。そして流架に協力してもらいジャイアントピヨを落ち着かせてもらいました。

結局ジャイアントピヨは中等部飼育係が連れて帰り一件落着となりますが棗に流架のことがバレてしまいます。ルールを無視し流架をだまし利用したことに怒った棗がやってきてアリスで蛍や委員長を炎で囲い危険な目に合わせます。蜜柑は棗を止めようと不意を突き殴りかかります。すると棗が蜜柑にアリスを使おうとしますが無効果されアリスが使用できません。そこに鳴海先生が到着して棗を止めます。

試験終了と告げる鳴海先生は蛍や委員長を危険に回しときながらアリスを発見出来なかったと落ち込んでいる蜜柑に対して仮入学試験合格を伝えます。棗のアリスが全く効かなかったのが蜜柑のアリスで「無効化のアリス」。攻撃してくるアリスを打ち消して自分の身を守るアリスで訓練次第で可能性の広がる立派なアリスでした。正式入学する試験をクリアした蜜柑は無事アリス学園の正式入学が決定して物語は始まります。
 

学園アリスの漫画最終回をネタバレ紹介!

蜜柑は「昔ある事件を起こした関係者と同じアリス」ということから入学時から学園に目を付けられていて危険視されています。それは安積柚香が蜜柑の母であることと蜜柑の生い立ちに隠されており盗みのアリスを欲しがる初校長は蜜柑の身の危険をさらすことで盗みのアリスを持つ蜜柑の母、柚香をおびき寄せようとしていました。しかし体育祭で蜜柑にも盗みのアリスがあることが発覚します。

そのことを知った初校長は蜜柑に罠を仕掛けて、お気に入りとして傍におこうとたくらみます。まんまと罠にかかった蜜柑は初校長のもとに連れ去られてしまいますが棗や鳴海先生、のばらの助けがあり結界が張られている中等部の花姫殿に逃げます。そこには、かきつばた先輩が待っていて中等部校長の姫さまのもとに連れて行かれました。

そこで蛍と再会し櫻野先輩からもらったアリスストーンで瞬間移動し高等部校長のもとに移動します。そこでルカと再会し高等部校長が蜜柑の父親の兄であることと父親はすでに他界していることを明かされます。そして蜜柑に母親である柚香とともにこれから学園を出ることを理解してもらうためにここに呼び寄せたことを知らせます。

しかし蜜柑は友達を傷つけた人と逃げることを拒否して棗や流架も決めるのは本人だと訴えます。知る権利がある蜜柑は過去に学園で何があったのか、のだっちのアリスで過去へとタイムスリップします。過去の旅で蜜柑たちは入学したての柚香を発見します。彼女は瞬間移動のアリスで5歳の時に学園に入学してきます。

第2の能力である盗みのアリスが発覚するのは、まだ先のことでこの頃は親に給付金目当てで学園に引き渡された目立たない生徒でした。柚香が10歳の時、行平先生が学園にやってきます。彼の名は行平泉水といい無効化のアリスで2~3年前にアリスが発覚したばかりなので、このとき初めて学園に足を踏み入れます。

柚香は10歳の頃は脱走常習犯で度々脱走を繰り返していましたが副担だった行平先生に説得され家と呼べるのは学園だけだと認識して脱走をやめます。行平先生と柚香の出会いを見た蜜柑たちは初等部校長の過去の姿に驚きます。そして初等部校長が現在の少年のような姿になったのは柚香が学園を去った日からと野田先生は語ります。

長年初校長の野望に多くの方が気付きそれを阻み、尽く失敗してきました。しかし稀有なアリスを持つ柚香だけが一時的にでも初校長の時間を阻むことが出来ました。野田先生は柚香が一体何をしたのか、何故そんな事をしなければいけなかったのか、その背景にあったすべてと初等部校長がどういう方なのかしっかり見るように言います。

中等部に進んだ柚香は小泉月がクラスメイトに吸魂のアリスを使おうとしそれを阻止しようとして自身の第2の能力である盗みのアリスを発覚させます。そのことから初校長は柚香の保護観察人として傍に置きます。その間、柚香は裏任務をさせられ周囲の人間から初校長の愛人と噂され嫌われていました。しかし行平先生に初校長の元から助け出され、五十嵐馨の後押しで中校長の庇護下に置かれます。

その後行平先生に頼まれ鳴海のパートナーになります。柚香は鳴海や志貴雅近に好意を寄せられていましたがアリスが原因で虐げられていた自分を何度も救ってくれた行平先生のことが好きなため受け入れませんでした。行平先生も柚香に惹かれていますが、立場があるため一度は自制します。しかし初校長と柚香の婚約を知り公の場で告白し、結ばれ蜜柑を授かります。

行平先生はある日突然謎の死を迎え、死因は公には自殺や事故ということにされています。そのことに不信感を抱いた柚香は初校長の元を訪ねます。馨先輩のアリスストーンで初校長が行平先生を罠に嵌めて殺した真実を知り、初校長の体内に行平先生のアリスストーンと何も知らずに利用されたペルソナのアリスストーンを入れます。

その後、初校長はペルソナ腐食のアリスで生死を彷徨い、行平先生の無効化のアリスの副作用で若返って縮んでいきます。柚香は鳴海の必死の制止を振り切り高校長と神野先生の協力の元、学園を脱出します。しばらくは結界のアリスストーンを頼りに身を隠していましたが、学園の追手から逃げているうちに蜜柑と共に倒れてしまいます。

そこに通りかかったおじいさんに救われ介抱されますが、蜜柑を守るためお爺さんに蜜柑を託し二度と会いに行かないと決意します。その後、志貴と合流し初校長のクローンのアリスを盗む活動をしていました。過去の出来事を知った蜜柑は柚香と一緒に学園を脱出して逃げ回ることを決意します。過去から現在に戻った蜜柑たちは蜜柑を学園から脱出させるために柚香を探し出します。

柚香を探し出した蜜柑たちは学園を脱出するために高等部に向かい扉を開けます。しかし初校長の企みにより大爆発が起き巻き込まれた柚香は死亡してしまいます。そんな中、中校長の結界が弱まり犯学園組織が学園に侵入してきます。学園を救うため蜜柑は志貴さん結界でみんなを守るように頼み込み自身は初校長の管理下に置かれることを決意します。

蜜柑は本部の迷宮棟で暮らすようになり一切の外出も許されておらず、脱走や問題を起こせば初校長の手に盗みのアリスが渡ってしまいます。しかし、蜜柑は腐食のアリスで命の灯が消えようとしている友達を救うため脱走してしまいます。そのことにより学園内での戦いも激化していきますが過ちに気づいたペルソナは蜜柑の味方に加わり初校長を倒しに行きます。

ペルソナと共に行動していた蜜柑ですが、自分のアリスに違和感を感じ始めます。そんな中、棗達は初校長を見つけ最後の戦いを挑みます。しかし月に操られていた生徒が棗を刺してしまい、棗は重傷を負います。棗は初校長の周りを炎で囲い、みんなを逃がしますが自身は息を引き取ってしまいます。そんな時、蜜柑が棗のところに辿り着き棗の炎を止めます。

初校長はそんな生徒の一大事の時でも自分の妄執にしか目がなく月に止められます。月は今まで多くのものを失い、とりかえしのつかない代償によってようやく気付き、初校長を吸魂のアリスで最後の最後までコントロールし見届けることを誓います。そんな時外にまで広がっていた棗の炎のアリスが消えていきます。

蜜柑は棗に治癒のアリスを入れようとしますが蜜柑はアリスの使い過ぎでアリスを無くしてしまいます。しかし蜜柑にはまだアリスストーンが残っています。蜜柑はその最後の力を使い棗を救おうとしますが棗はまだ生き返りません。そんな中お父さんもお母さんも失った蜜柑を救うためにも蛍が棗を助けようと蛍のお兄さんと野田先生と過去に向かうことにします。

蜜柑はアリスを無くしたため学園を去ることになり学園での記憶を全部消去することになります。蛍は棗を救うことで過去を変えた為時空の波に飲み込まれてしまい過去や未来を行き来することになり、みんなの頭から存在が消えてしまいます。そして野田先生と棗は現代に戻ってきます。蜜柑はベアだけを連れ学園にくる前の生活に戻ります。

蜜柑は小学5年生から中学1年生の2年間の記憶を無くして高校2年生になっています。学校では連続誘拐行方不明事件が話題となっており集団帰宅となる蜜柑でしたが、蜜柑達の目の前に黒づくめの集団が現れます。そして蜜柑達を誘拐しようとしますが、突然蜜柑の背後から炎が現れます。そして次々と蜜柑の周りに不思議な能力者たちが現れます。

蜜柑は誘拐犯だと思い逃げ出そうとしますが炎を出す少年に捕まります。そして小さな石を渡され握る蜜柑でしたが何故か小さな石は体内に消えます。すると蜜柑はごく一部の記憶とみんなのことを思い出し自分がアリス能力者だったことを知ります。そして今蜜柑を狙ってる人達がアリス狩りを行って居ること、今井蛍という大親友がいたことを鳴海先生たちから聞かされます。

そして蜜柑は蛍にもう一度会うため準アリスとして学園に戻ることを決意して棗や流架たちと共に今井兄弟を探す旅へと出発して物語は終わります。

学園アリス 31|白泉社

学園アリスの漫画最終回まで読んだ人の感想を紹介!

「学園アリス」の最終回では様々な反応があったようですがコミックス派と単行本派が居るため当時はネタバレを避けた感想が多かったようです。また「学園アリス」は未だに人気なので最終回を読まれても再度読んでも涙腺崩壊だと言われるファンの方が居たり「アリス歌劇団」に繋がる終わり方だったので続きがあるのではないかと最終回でも最終回ではないと思われるファンの方も居たようです。

作者の樋口橘さんはTwitterを利用されているのでファンの方々と最終回を迎えるにあたっての感想もリアルタイムで受け取らてたりと交流を深めています。また「アリス歌劇団」の「歌劇の国のアリス」最終巻は去年なので「アリス歌劇団」を知ってから「学園アリス」を知って今読まれていたり、昔読んでた方が「アリス歌劇団」を読んで再度読み直してたりするようです。

学園アリスのその後がわかる続編を紹介!アリス歌劇団とは?

歌劇の国のアリスとは?

「歌劇の国のアリス」とは天賦の才能「アリス」のみが入団を許される夢の世界で日本が誇る世界随一の最高レベルの歌劇団が舞台の作品で前作の「学園アリス」の最終回から数か月後となっています。そんな「アリス歌劇団」が今年から一般人生徒募集をされ12年前に「アリス学園」に連れていかれたきり2度と会えなくなった安藤翼を兄に持つ安藤星は兄に会うために受験倍率100倍の「国立アリス歌劇団付属音楽学校」を受験します。

無事、一般人枠で受験に合格して入学します。兄に会いたい一心で受験したため学園のことをあまり調べていなかった星ですが、入学式で祝辞を述べた2年生の首席・四之宮遠麻の美しい見た目と声にすぐに魅了されていきます。清く・正しく・麗しくをモットーにした女子校で「アリス歌劇団」は世界唯一、女が男をを演じることで有名な女性だけの歌劇団です。

そんなある日、星は遠麻が襲われている所に偶然遭遇します。剣道一筋だった持ち前の運動神経で撃退して遠麻に近よります。すると星は遠麻の脱げかけている衣服の隙間から見える胸元に胸がなく遠麻が女性ではないことを知ります。頭が混乱する星でしたが、遠麻は実は男性で「アリス」のせいで命を狙われていることでアリス学園から音高へと籍を移して、身を隠すために「女性」として生きていることを鳴海先生に説明され知ります。

秘密を唯一知ってしまった星は、遠麻のボディガード達から退学を求められますが、ずっと探し求めていた兄との唯一の繋がりの場所で兄にまだ会えてない状態の彼女は断固拒否。そこで校長となった鳴海先生がある条件を出しました。1ヶ月間その条件を守り通せることができたら、星を信用できる人物として残留させるというのです。ここから退学したくない星と、彼女を何とか退学させたいボディガードの攻防が始まります。

歌唱力や演技力などは未知分野ですが身長173㎝という女子にしては高身長で剣道一筋で培ってきた凛とした雰囲気からしだいにファンを増やしていく星と未来のトップスターと名高い遠麻は急接近することになります。遠麻が星だけに見せるあどけない表情や男らしい表情も注目です。「学園アリス」主要キャラクターである蜜柑や棗や流架などの数々のキャラクターが次々と登場するのも「歌劇の国のアリス」の魅力の1つです。

学園アリスのその後と漫画の最終回まとめ!

「学園アリス」は、とても面白くて今でも人気がある作品です。みんなから嫌われてた蜜柑は、いつしかクラスメイトから大切な仲間だと思われて蜜柑を助けるために行動します。最終回は仲良しの棗と琉架と蜜柑の3人で今井兄弟を探しに旅に出ます。このままでは会えたのか分からないままの最終回ですが最後に写真で今井兄弟と会ったシーンや蜜柑と棗の結婚したかのようなシーンがあるのでハッピーエンドのようです。

「アリス歌劇団」では「学園アリス」の数か月後ということもあり、「アリス歌劇団」にも蜜柑や蛍達が出てくるため、その後の生活を垣間見ることが出来ます。主人公の安藤星のお兄さんは蜜柑達の先輩の安藤翼だったり、「アリス歌劇団」の姉妹制度で安藤星の姉となった遠麻は流架の親戚だったりと「学園アリス」を詳しく知っていると「アリス歌劇団」も、もっと楽しく読める作品です。

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