砂時計の漫画あらすじを結末までネタバレ!登場人物・感想や舞台となった場所も紹介

漫画砂時計は、両親の離婚で母方の実家に引っ越してきた主人公の少女の切ない青春時代の恋愛を描いた少女漫画です。現在は漫画をはじめ、テレビドラマや映画、小説など様々な手段で見ることができます。今回は漫画砂時計の登場人物や舞台となった場所にも観点をおき、ネタバレや感想を紹介していきます。両親の離婚で母の実家に来たが雰囲気に慣れず、やっと見つけた友達と居場所だったはずが、その一方で自分のせいで自殺させてしまったと思い込んでいる主人公の少女はどんな結末が待っているのでしょうか?

砂時計の漫画あらすじを結末までネタバレ!登場人物・感想や舞台となった場所も紹介のイメージ

目次

  1. 砂時計の漫画あらすじが気になる!
  2. 砂時計の漫画の登場人物を紹介!
  3. 砂時計の漫画あらすじを結末までネタバレ!
  4. 砂時計の漫画を結末まで読んだ人の感想とは?
  5. 砂時計の漫画の舞台となった場所を紹介!
  6. 砂時計の漫画あらすじネタバレまとめ!

砂時計の漫画あらすじが気になる!

テレビドラマや映画、小説になった人気少女漫画「砂時計」のあらすじや結末を登場人物や舞台となった背景を説明しながら、ネタバレしていきます。また、砂時計を読んだ人の感想も紹介します。砂時計は、Betsucomi(小学館)で2003年5月号から2005年11月号まで連載していました。そして2007年にテレビドラマ化し、2008年には小説化・映画化しました。単行本は10巻で、小説は全5巻まであります。

砂時計の漫画の登場人物を紹介!

本作の主人公!杏

12歳の冬に両親が離婚し、母親の故郷である島根に引っ越します。15歳のときに父親と暮らすために東京に出ることになります。幼い頃は明るく気の強い性格をしていました。しかし、母親の自殺によりその明るい性格はどんどん影がかかっていってしまいます。

杏の友達!大悟

杏が母親と島根に引っ越してきたとき、田舎に慣れず一人泣いていたところを偶然見かけた杏の初めての友達です。男らしくまっすぐで不器用ですが、優しい性格をしていて杏の母が自殺してからずっと杏の生きる支えとなります。勉強は苦手だったものの、教師になりたいという夢のために必死に勉強をした結果、夢の小学校の教師になります。

杏の友達!藤

村の地主「月島家」の御曹司です。一見クールに見えて、情に厚い性格をしています。月島家の跡取り息子である藤は、成績も優秀でした。しかし、団体行動が苦手という欠点もありました。大悟とは恋敵で、自分の正反対の性格の持ち主である大悟には全てにおいてかなわないと思っていました。

杏の友達!椎香

村の地主「月島家」の令嬢であり、藤の妹です。本当は母親と不倫相手との間に出来た子で、藤とは異父兄妹になります。おしとやかでおとなしく、きれいな顔立ちをしていて男子にモテるため、杏たち以外に友達はいませんでした。自分が母親の不倫相手との間にできた子供と知った15歳のときに、精神的に追いつめていたところを大悟が助けてくれて、恋をします。

砂時計の漫画あらすじを結末までネタバレ!

ここでは、漫画砂時計の1か10巻までネタバレ紹介していきます。主人公杏とその友達4人で繰り広げられる青春物語と恋愛事情は、どんなものになっているのでしょうか?それぞれ抱えている事情とどう向き合いながら物語は進んで行くのか追っていきます。ネタバレが多いので、まだ読んでいない方はネタバレにご注意ください。

砂時計1巻をネタバレ!

砂時計1巻のあらすじをネタバレしていきます。12歳の冬、杏と母親は両親の離婚を機に母親の実家・島根に引っ越してきました。田舎独特の雰囲気をなれなれしくプライバシーが無いと感じ、なかなか馴染めなかった杏でしたが、近所に住んでいる大悟と知り合い、次第に自分の居場所を見つけることができました。しかし、杏を支える母親が仕事をしているときに気を失って倒れてしまったのでした。

母親の離婚で母親の実家の島根に引っ越してきた杏は、田舎独特の噂話があちこちで飛び交う雰囲気をなれなれしくプライバシーがないと嫌気が指す毎日を過ごしていた杏でした。しかし、とある雪の日に杏が慣れない土地が嫌で、一人で泣いていたところを大悟に見つかってしまいます。その日を堺に大悟と杏は友達になるのでした。

少しずつ田舎に慣れてきた杏でしたが、母親が仕事中に倒れてしまいます。杏は自分が母親に「がんばれ」と言ったことで追い込んでしまっていると考えていました。そこで杏も少しでも助けられるように仕事を探し始めます。そこで大悟とお手伝いにいった村の地主「月島家」で同い年の藤と椎香に出会い仲良くなります。

その後杏の母親が生きることに疲れてしまい自殺をしてしまいます。杏は母親の葬式のときに母親から買ってもらった砂時計を悲しみを抑えきれず遺影に投げて壊してしまいます。それを見た大悟は杏に同じ砂時計をプレゼントし、ふたりでずっと一緒にいようと約束するのでした。

砂時計2巻をネタバレ!

砂時計2巻のあらすじをネタバレしていきます。なれない田舎での生活や突然の母親の死を祖母と4人の友達と乗り越えてきた杏は、幼なじみの大悟とつき合い始めました。ようやく普通の女の子らしい生活にを送るようになりました。恋する心の愛しさとはかなさを感じながら、15歳のふたりは来年には高校生になるのでした。出会いと別れの季節はふたりを見守ってくれるのでしょうか?

砂時計3巻をネタバレ!

砂時計3巻のネタバレをしていきます。杏は亡き母を想う父と東京での生活を選び、大悟との遠距離恋愛が始まりました。大悟を取り残して父との生活を選んだけれど、杏の大悟への想いは強くなるばかりです。一方で、名門月島家の跡取りとして、同じ東京に進学した藤にキスをされるのでした。

砂時計4巻をネタバレ!

砂時計4巻のネタバレをしていきます。東京と島根の遠距離恋愛を杏と大悟はお互いに会えないもどかしさを乗り越える一方で、藤と椎香は父親と母親の子供ではないのでは無いかという秘密のせいで、悩み苦しんでいました。そんな中、藤は誰にも何も言わず失踪してしまうのでした。

砂時計5巻をネタバレ!

砂時計5巻のネタバレをしていきます。流れる時間と距離は杏と大悟を不安でまといます。「距離を置こう。」と言われてから杏はずっと寂しくて苦しくて冷たい時間が流れていました。杏は苦しみながら出した答えを大悟に伝えるのでした。一方でようやく自分の気持に素直になれた藤と椎香にも変化が見え始めました。

砂時計6巻をネタバレ!

「好きだから一緒にいられない。」「一緒にいると不幸にしてしまう。」そう言って杏は大悟と別れたが、杏は大悟を忘れるこができませんでした。時間が経っても忘れられず過ぎていく日々、気づけば半年経っていて杏は進路問題に悩まされるのでした。そんな杏が前に進むために、一歩踏み出すのでした。

砂時計7巻をネタバレ!

砂時計7巻のネタバレをしていきます。大悟と別れて藤と付き合うことになった杏でしたが、藤と付き合っていても大悟への未練は変わらず、藤とは別れてしまいます。そしてまた杏はひとりに戻るのでした。

砂時計8巻をネタバレ!

砂時計8巻のネタバレをしていきます。大悟への気持ちはまだ残る中決別した杏は、大悟とは真逆のエリート商社マンと出会い婚約するがそれも結局無かったことになってしまいます。杏の今まで張り詰めた緊張の糸が切れ、精神的にも限界に近い状態で母と行った思い出の地に足を運ぼうとするのでした。

砂時計9巻をネタバレ!

砂時計9巻のネタバレをしていきます。ここから9巻と10巻は杏の周りの人物の物語が収録されている番外編です。杏の母、大悟の母、藤の母の学生時代のお話と、杏と婚約破棄した佐倉が赴任したN.Y.でのお話と、藤が少年時代に体験したクリスマスの思い出話が収録されています。

砂時計10巻をネタバレ!

砂時計10巻のネタバレをしていきます。この漫画も番外編になっています。小学校4年生だったときに埋めたタイムカプセルの物語と、杏と大悟が結婚した後の初々しい生活を読むことができます。このお話は大悟視点でお話が進みます。そして、藤も結婚したということがわかります。

砂時計の漫画を結末まで読んだ人の感想とは?

砂時計の漫画を結末まで読んだ方々の感想を紹介していきます。ネタバレも含まれているのでご注意ください。

昼ドラをちょい見て一気買いした本。大悟も杏もほんと切なくって切なくって涙なしには読めません。。二人とも最後の最後まで一途で。。4人の中で一番印象が変わったのが椎香ちゃん。

ドラマを見てから漫が気になって読んだという感想が結構多く見られました。ドラマを先に見ているからか、ドラマより漫画の方が4人の心理描写がよく描かれていてとてもよかった、という意見もたくさんありました。

ここまで約10年ぶりに再読。今読むと、杏のお母さんや26歳の杏の心の疲れが驚くほどわかる。当時はすらっと読んでいたはずなのに、人生が続いていくことを考えた時のずしりとした疲労が良く伝わってきた。20歳の大悟が別れを選んだ理由も、今読んだ方が納得できた。これは杏の問題で杏自身が変わらないとどうしようもないということに気づいた大悟も、それを受け止めて苦しみもがきながらやっと答えが見えた杏も、本当に良かった。

そして最も多かったのは、「一度昔(学生時代など)に読んでいたけど久しぶりに読み直して感動した。」という感想がとても多かったです。やはり少女漫画なのでニーズは学生です。大人になって久しぶりに読むといろんな視点から心理描写を受け取ることができるなど、新しい感動をおぼえる方もたくさんいました。

砂時計の漫画の舞台となった場所を紹介!

漫画砂時計の舞台となった場所を紹介していきます。舞台は島根県邇摩郡(にまぐん)仁摩町(現:大田市)です。

ここには杏と母親の思い出の場所である仁摩サンドミュージアムがあります。ここには世界一大きい砂時計があり島根の観光スポットです。

また作中よく出てきていた琴ヶ浜も仁摩サンドミュージアムの近くにあります。杏と大悟でなかよく来たり、杏が自殺未遂をはかったときもここでした。

砂時計の漫画あらすじネタバレまとめ!

砂時計の漫画あらすじネタバレはいかがでしたでしょうか?読者からは予想できていた結末という方もいれば、まさかの展開だったという感想の人もいました。1巻冒頭で大人の杏が出てきて、そこから振り返る「過去・現在・未来」がきれいに描かれていることから、連載終了から時間が経った今でも人気があるようです。また、漫画はドラマと少し違う視点で結末を見れることから違う楽しみ方もできるようです。

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