東京喰種のヒデが口を隠している理由は?スケアクロウの正体と判明? 

石田スイ先生の大人気漫画、「東京喰種」の主人公、金木研の親友として登場する永近英良こと「ヒデ」。続編の「東京喰種:re」では、スケアクロウ=ヒデと判明しました。正体を明かし顔を見せたヒデですが、口から首にかけて隠すように布で覆っている理由とは?  

東京喰種のヒデが口を隠している理由は?スケアクロウの正体と判明? のイメージ

目次

  1. 東京喰種のヒデとはどういう人物なのか?主人公金木研との関係は? 
  2. 主人公金木研、悲劇の幕開け東京喰種の始まり
  3. 東京喰種(最終話)ヒデの生死
  4. 東京喰種の続編「東京喰種:re」
  5. 東京喰種:reスケアクロウ登場
  6. 東京喰種:re佐々木へのクリスマスプレゼントの贈り主はヒデ?
  7. 東京喰種:reヒデは和修家の正体を知っていた?
  8. 東京喰種:reスケアクロウの正体はヒデで確定!
  9. 東京喰種:re顔を見せたヒデが口~首にかけて隠す理由
  10. 東京喰種:reスケアクロウになって金木を助けようとしていたヒデ
  11. 東京喰種:reヒデがピエロ説
  12. 東京喰種:re今後のヒデの活躍に期待

東京喰種のヒデとはどういう人物なのか?主人公金木研との関係は? 

世界中で人気のある東京喰種に出てくる「ヒデ」というキャラクター。ヒデは東京喰種の中でも人気の高いキャラクターです。東京喰種:reになってから久しぶりに登場したヒデですが、口を隠す理由やスケアクロウの正体だと判明したことを中心に、ヒデの謎について考察します!

本名は永近英良(ながちかひでよし)。東京喰種の主人公の金木研とは同じ大学に通っていました。性格は非常に明るく、フットワークの軽い青年で、おとなしい金木とは正反対です。金木とヒデは、学生時代いつも行動を共にしており、互いに「親友」と認め合うほど非常に仲の良い関係です。 

東京喰種でのヒデと金木研との出会い

ヒデは、小学校の頃に金木が通う学校へ転校してきました。そこで、1人で本を読む金木に話しかけます。これが2人の最初の出会いです。小学校で友達になり、それから中学、高校、大学と同じ学校へ通い、共に日々を過ごしてきているのでかなり長い付き合いです。

主人公金木研、悲劇の幕開け東京喰種の始まり

東京喰種の主人公の金木は、世間から正体を隠す喰種たちが経営する「あんていく」という喫茶店の常連であり、そこで神代リゼという女性に一目惚れをします。金木はリゼのことをヒデに話し、ヒデにリゼを見てもらうために一緒にあんていくへ行きます。ヒデはスタッフの霧島董香(きりしまとうか)に興味を抱き、ちょっかいを出しているところでリゼが来店します。

その後、ヒデは金木を残し先に帰ります。1人になった金木は小説を読み始めますが、リゼのことが気になりチラチラと視線を送っていると、偶然にリゼも金木と同じ小説を取り出し、読み始めます。そして金木の視線に気づき、リゼは金木に微笑みかけます。それがきっかけで2人はデートに行くことになりました。

デートの帰り道、金木はリゼにヒデのことや、本のこと、家族のことを話します。リゼは金木を人通りのない道へ誘導します。そこで自分の正体が喰種であることを明し、金木を捕食しようとします。その時、鉄骨が落ちてきてリゼは鉄骨に押しつぶされます。

その後、金木は病院で医師の嘉納の手術により、リゼの臓器を移植されます。金木は味覚が変わり、病院食も喉を通らず、退院した後にヒデが持ってきてくれた食べ物も食べることができませんでした。そこで自分がリゼから移植された臓器により、半喰種になったことを知ったのです。これがきっかけで東京喰種という物語が始まります。(アニメ東京喰種第一話より) 

東京喰種でヒデがCCGへ潜入

ヒデは、自身が半喰種化していることを隠す金木に気づき、独自に調査をします。金木の失踪後、CCGのアルバイトとして働き始めますが、その理由は金木半喰種化の真相に近づくためでしょう。そして丸出に腕を見込まれ捜査官補佐となります。(アニメ東京喰種√a)

東京喰種(最終話)ヒデの生死

東京喰種の漫画では、ヒデは金木を回復させるために自身を食べさせ、死亡したかと思われていますが、具体的な描写は無く、金木もヒデを食べたつもりはありませんでした。(東京喰種14巻137話)

そしてヒデは死亡ではなく、行方不明扱いだったので、ヒデの生死は大きな謎でした。一方、東京喰種のアニメでは、ヒデはひどい怪我をしていて、出血多量で死亡しています。金木は隠すようにシーツをかけたヒデの死体を抱え、CCGへ返します。(アニメ東京喰種√a)このように東京喰種の漫画とアニメでは重要なラストシーンが大きく違うのです。

東京喰種の続編「東京喰種:re」

東京喰種の14巻140話で金木は、無敗の捜査官有馬貴将(ありまきしょう)との戦いに敗れ、死亡したかのように思えました。しかし、続編の東京喰種:reで金木は、佐々木琲世(ささきはいせ)として登場します。金木は半喰種であることを隠すことなく、喰種捜査官として生きていたのです。しかし「金木研」の頃の記憶は無く、喰種側から人間側へと環境もガラッと変わりました。当然、ヒデのことも覚えていません。 

tenten_0212さんの投稿
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東京喰種:reで佐々木琲世となった金木は、クインクスという喰種の力を組み込まれた人間の捜査官のチームの指導者(メンター)として生活を送っていましたが、ある日、Sレート喰種「オロチ」との戦いで力をコントロールできず、暴走してしまいます。(東京喰種:re1巻7話)

daichan_osakaさんの投稿
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オロチを追い詰めマスクをとった顔を見ると、正体は西尾錦でした。西尾錦といえば、東京喰種(無印)の頃のヒデと金木の大学の先輩です。記憶をなくしているはずの佐々木ですが、思わず「西尾先輩?」と呟きます。錦との再会で暴走してしまった佐々木。そこから葛藤の日々が始まります。(東京喰種:re7話)

東京喰種:reスケアクロウ登場

ビッグマダムらが取り仕切る人間の競り「オークション」。CCGはそこへ潜入し、喰種たちを駆逐する「オークション掃討作戦」を執行しました。(東京喰種:re2巻)

観客席には大勢の喰種が着席していましたが、その中に「へのへのもへじ」と書かれている袋を顔を隠すように被った喰種「スケアクロウ」が登場します。スケアクロウは日本語にすると案山子。案山子のような見た目であることから、スケアクロウと呼ばれているのでしょう。この時の台詞は、「○▽□~」「××~」など、どうやらまともに口がきけないようです。(東京喰種:re2巻17話)

作戦が開始され、それぞれの場所で戦いが繰り広げられている頃、スケアクロウは音響室のような場所で何かのボタンに触れました。そして、佐々木が突如現れたSSレート喰種「オウル」と戦っている状況が敷地内に響き渡ります。スケアクロウのこの行動は佐々木(金木)を助けるためなのでしょうか?たまたまボタンを押してしまったのでしょうか?それとも別の理由があるのでしょうか?(東京喰種:re3巻28話)

東京喰種:re佐々木へのクリスマスプレゼントの贈り主はヒデ?

オークション掃討作戦から1ヵ月が経ち、東京喰種の世界も時期はクリスマス。クインクスが共同生活をするシャトーに佐々木宛でクリスマスプレゼントが届きます。

1つは金木だった頃に着けていたマスク。このマスクは、贈ったものの正体がウタだと後に判明しました。(東京喰種:re4巻36話)もう1つは「誕生日おめでとう」とメッセージが書かれた高槻泉の小説「吊るしビトのマクガフィン」。パラパラとめくっていくうちに、高槻泉のサインと「金木研さんへ」と書かれているページを発見しました。(東京喰種:re4巻31.5話)

ヒデは以前、行方不明になった金木を探すために高槻泉のサイン会へ足を運んでいました。金木もヒナミと一緒に来ていましたが、入れ違いになってしまいます。サインを書いてもらう時に高槻に名前を聞かれたヒデは、「金木研です」と答えます。(東京喰種11巻109話)ヒデが自分の名を金木だと言った理由は、金木の誕生日にあげるためだったのでしょう。佐々木のもとへ贈られてきたプレゼントは、その時のものかと思われます。

東京喰種:reヒデは和修家の正体を知っていた?

高槻泉(エト)の小説「王のビレイク」によって主張された「和修家が喰種の協力者」だということ。(東京喰種:re7巻64話)丸出は自分なりに和修を洗いざらい調べ、ゲートのシステムが有馬など庭出身の者や、和修家が通過している時に反応していることがわかりました。そして丸出は、和修家は喰種の協力者ではなく、喰種そのものだと言います。(東京喰種:re8巻83話)

丸出は、吉時の正体が喰種だということを確かめるべく、吉時に向かって銃を放ちます。普通の人間なら死亡しますが、吉時は「失望したぞ、マル」と言って起き上がります。その時に丸出は、「お前のタレコミ通りだったぜ、永近ー」とヒデの名前を口にしています。この丸出の言葉から、ヒデは生きており、和修家の正体を知っていた。その情報を丸出に流しているということがわかりました。(東京喰種:re8巻83話)

もう一つ明らかになったのが、東京喰種の作中で最強の捜査官である有馬が「半人間」で、隻眼の王だったということです。白日庭から見出された捜査官たちはどちらかに「喰種」の親を持ち、普通の人間より多少身体能力が高いが、寿命が短いというリスクも背負っています。有馬は若くして「緑内障」になり、寿命が近付いていました。有馬は息を引き取る前に金木に隻眼の王の座を託し、金木が隻眼の王となりました。(東京喰種:re8巻83話)

東京喰種:reスケアクロウの正体はヒデで確定!

有馬がコクリアで金木に戻った佐々木に敗れ、和修家は政と旧多以外全滅、この状況で新たな局長に選ばれたのは、旧多でした。旧多の身勝手な行動に、宇井を中心にCCG全体が巻き込まれます。旧多に不信感を抱く瓜江と黒磐は、局長室でロマと死堪に襲われます。そこで旧多が喰種と繋がっていたことを知ったのです。黒磐が旧多に首元を刺され、瀕死の状態のところへ、行方不明となっていた丸出が部下を引き連れて現れます。(東京喰種:re13巻138話)

そして旧多に向かって銃を放ち、耐え切れなくなった旧多は逃げ出します。旧多が逃走した後、丸出に「テロリスト」と呼ばれ姿を現したのは、スケアクロウでした。スケッチブックを持っており、そこには「俺は永近ヒデヨシ、力をかしてくれ、うりえ」と書かれています。そのシーンで、スケアクロウの正体はヒデだと確定しました。(東京喰種:re13巻138話)

東京喰種:re正体を明かしたヒデが語る「専門家」とは?

旧多によって竜にされてしまった金木に、CCGはお手上げ状態です。そこでヒデが「専門家に聞いてみますか」と案を出します。(東京喰種:re14巻147話)その専門家は喰種に詳しい人物が挙げられ、嘉納か小倉のどちらかと考察されていましたが、ヒデが呼んだ人物は、喰種研究家の小倉でした。ヒデが小倉を呼んだ理由は、嘉納について聞くためでした。小倉と嘉納は大学の頃の知人であり、小倉は嘉納に個人的な興味を持ち、経歴を調べたことがあると語り始めます。

ヒデは小倉の語る嘉納の過去から居場所を推測し、嘉納は母親の墓に向かっていると気づきます。丸出は、部下に墓で張るように指示を出します。嘉納を探している理由を小倉が尋ねると、丸出は「芋虫の専門家だから」と、答えます。芋虫=金木のことなので、ヒデの言う専門家とは、嘉納のことだったのです。(東京喰種:re14巻148話)

東京喰種:re顔を見せたヒデが口~首にかけて隠す理由

ヒデは顔を見せたものの、口~首にかけて布で隠すように覆っています。(東京喰種:re14巻148話)その理由は恐らくV14ルートで金木が有馬と戦う前に、地下で金木に食べさせた部分が口~首にかけてだったのではないでしょうか。なぜ口なのかということはわかりませんが、その理由もこれから語られてくるのではないかと思われます。

ヒデはしばらく喋れない状態で、会話も筆談でした。地行博士のおかげで声が出るようになったヒデですが、董香との会話のシーンで口を隠す布を取ります。董香は不思議と驚いた様子もなく、ヒデの素顔について触れることもなく話を続けます。(東京喰種:re14巻151話)

ヒデの口から下部分の状態は隠すように描かれているので、未だ描写がありませんが、鉢川のように損傷がひどく、歯茎がむき出しになっているのではないでしょうか。ヒデの口の状態がどうなっているのか気になりますね。

東京喰種:reスケアクロウになって金木を助けようとしていたヒデ

小倉との会話を終えたヒデは、ある人物たちの元へと向かいます。そこにいたのは亜門とアキラでした。ヒデは「和修から追われていましたから 俺が邪魔だったみたいスね」と言っています。和修家はヒデに正体を知られたことにより、ヒデを追っていたようです。「和修がいなくなった今は動きやすいッス」「今度は絶対に失敗しない」と言っているので、和修家から行動を邪魔されていたようです。(東京喰種:re14巻148話)

アキラは「あんな恰好で何をしてたんだ?」とヒデに尋ねます。ヒデは正体を隠すためにスケアクロウという喰種になりすまし、オークション戦では金木を助けてくれそうな人たちを、流島では「保険」があるかどうかを見定めていたと言いました。ヒデはこれから金木に起こり得ることを推測して助けようとしていたのです。(東京喰種:re14巻148話)

東京喰種:reヒデが見定めていた「保険」の登場

嘉納は母親の墓で自殺をしたので、嘉納の口から直接「竜」について聞くことはできませんでした。しかし、丸出は「嘉納が墓に向かったなら、保険が現れる」とヒデから聞いていました。その直後に、嘉納の助手と名乗る女性が息を切らしてやってきます。

その女性は、錦の恋人である西野貴未でした。貴未は、竜について話せることがある、と言います。ヒデが言っていた保険は、嘉納の助手である貴未のことでした。嘉納がいなくなっても助手である貴未なら竜について何か知っているであろうとヒデは保険をかけていたのです。(東京喰種:re14巻149話)

東京喰種:reヒデがピエロ説

ピエロといえば、快楽目的で動いている東京喰種の作中で最も謎多きグループです。現状で明かされていることは、ドナートがピエロメンバーだったこと、旧多がピエロと繋がっていたこと、ロマがピエロの創設者ということです。しかし、未だに全ては明かされておらず、謎に包まれています。そんなピエロですが、ある説が浮上しています。それは、「ヒデがピエロの王なのではないか?」という説です。

その理由は、上のプロフィールに書かれている「re」の文字です。ヒデのプロフィールにだけ「re」の文字が記されています。東京喰種:reの漫画8巻で「re」は王を意味すると明らかになりました。金木は隻眼の王となりましたが、それは有馬とエトが作り上げたものであり、有馬とエトが目指す世界(人間と喰種の共存)の王ということになります。なので、本当の王は実はヒデなのではないかと噂されています。

まず、東京喰種:re14巻の表紙になったヒデですが、人差し指を立て、「1」を表現してるように見えます。東京喰種では、タロットに基づいた伏線が多く張られており、1はタロットでは「魔術師」で、表の意味は「創造、起源、可能性、機会」です。表の意味は何となくヒデのイメージに合っていると思います。しかし裏を返せば「裏切り、空回り、混迷、無気力」という意味があります。

他にもヒデがピエロの王だと疑われているシーンが、金木の回想シーンに出てきた学芸会の演劇でヒデが魔女の従者を演じていたことです。ピエロの恰好のようにも見えます。タロットの「裏切り」というワードがすごく引っかかりますね。表向きでは親友のために自ら危険な目に遭い、金木を助けようとしていたヒデ。しかし、「実は俺がピエロの王でラスボスです」なんて裏切りも想像できてしまいます。

東京喰種:reまだまだある!ヒデの謎

最近ですが、「ヒデは地下出身なのでは?」という説も浮上しています。その理由は、アヤトが地下で出会った子供の喰種の背中に、3つの丸のマークが描かれています。(東京喰種:re12巻131話)そして、東京喰種の作者である石田先生のツイッターにアップされていたヒデのイラスト。

背景をよく見ると、地下の喰種の子供と同じ3つの丸のマークが描かれています。もし、ヒデが地下出身だとしたら、喰種である可能性が高いですが、普通に食事をとったりと何の違和感もなく人間として過ごしています。もしかしたらヒデは、方法は謎ですが喰種から人間となり、最初から喰種と人間の二つの世界を繋げ、共存を目指すために金木に近づいた可能性もあります。

東京喰種:re今後のヒデの活躍に期待

いかがでしたでしょうか?ヒデは東京喰種の物語のカギを握る重要な人物です。スケアクロウになった理由も金木を助けるためでしたし、東京喰種の作中では金木を一番深く理解している親友なので、最後にヒデと金木が戦うことだけは避けてほしいところですが、どんな展開が待っているのかと思うとワクワクしますね。東京喰種:reも、いよいよ集大成に入ってきています。今後、ヒデの謎が明かされていくのがとても楽しみですね。

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