ジョーカー・ゲームの三好がかっこいい!プロフィールから登場シーン・最期まで紹介

ジョーカー・ゲームの「三好」はかっこいいと原作ファンやアニメ視聴者から人気のキャラクターです。柳広司さんの原作小説をもとに製作されたアニメ『ジョーカー・ゲーム』。この作品に登場するD機関の一員である三好は、スタイリッシュな機関員の中でも特に人気と言われていますが、いったいどんなキャラクターなのでしょうか?今回は、三好のプロフィールやジョーカー・ゲームでの活躍シーンなどを紹介し、三好の魅力に迫ります!そして11話で死んだ三好の最期についても調査してみました。

ジョーカー・ゲームの三好がかっこいい!プロフィールから登場シーン・最期まで紹介のイメージ

目次

  1. ジョーカー・ゲームの三好のかっこいい魅力に迫る!
  2. ジョーカー・ゲームとは?
  3. ジョーカー・ゲームの三好とは?プロフィールを紹介!
  4. ジョーカー・ゲームの三好のかっこいい登場シーンを紹介!
  5. ジョーカー・ゲームの三好のかっこいい最期とは?死んだ理由も調査!
  6. ジョーカー・ゲームの三好はかっこいいキャラだった!

ジョーカー・ゲームの三好のかっこいい魅力に迫る!

TVアニメ『ジョーカー・ゲーム』は、秘密組織"D機関"に集められた優秀な青年たちがスパイとして世界各国で暗躍するストーリーです。本格的なミステリーとスパイの美学を貫く青年たちを描いたこのジョーカー・ゲームは、原作ファンも絶賛する人気作品となりました。

ジョーカー・ゲームに登場するスタイリッシュで魅力的な青年たちの中でも特に「かっこいい!」と人気が高いのが、声優の下野紘さんが演じる「三好(みよし)」です。今回は三好のプロフィールや作中での活躍シーンなどを紹介しながら、その人気の秘密に迫ります!また、その最期がどうなったかも調査してみました。

ジョーカー・ゲームとは?

原作はミステリー小説

ジョーカー・ゲームは2008年に発売された柳広司さんのミステリー・スパイ小説で、『ジョーカー・ゲーム』を始めとしたシリーズの総称でもあります。続編として『ダブル・ジョーカー』、『パラダイス・ロスト』、『ラスト・ワルツ』が発売されています。

ジョーカー・ゲームは2015年に全12話でアニメーション化され話題となりました。『攻殻機動隊S.A.C』シリーズなどで知られるProduction I.Gが製作し、人気イラストレーターの三輪士郎さんがキャラクター原案を担当しています。目立たないよう個性を殺した、「顔のない」スパイを登場人物にして映像化するのは難しいと言われていましたが、見事にアニメ化され原作ファンからも高い評価を受けました。

ジョーカー・ゲームのあらすじ

帝国陸軍中枢の反対を受けながらも「結城中佐」の発案により設立された秘密組織「スパイ養成学校"D機関"」。そこへ全国から優秀な青年が集められ、結城中佐の指導のもと、スパイとして成長していくという物語です。スパイの戒律として「死ぬな・殺すな・捕らわれるな」の三か条を掲げ、特に最悪の事態を招きかねない「捕らわれること」を最大の禁忌としています。

D機関の訓練生たちはみな偽名を名乗りお互いの素性も知らないまま寝食を共にし、様々な厳しい訓練を受けます。そして軍の関係者ではありますが坊主頭や軍服の着用は禁じられ、全員髪を伸ばし一般人のような背広を身に着けています。これはスパイとして民間人に紛れるためであり、機関には軍人が立ち入ることも許されていません。

D機関をまとめ上げるのは結城中佐

D機関を立ち上げ訓練生たちをまとめ上げるのは、「魔王」の異名を持つ結城中佐です。自身もかつて優秀なスパイとして活躍しており、彼を恐れた仲間の裏切りにあい敵に捕まっても、情報を盗み出し脱出するという偉業を成し遂げています。普段から敵味方関係なく言動にフェイクを織り交ぜており真の正体をつかませないなど、底の知れない人物でもあります。

TVアニメ『ジョーカー・ゲーム』公式サイト

ジョーカー・ゲームの三好とは?プロフィールを紹介!

ジョーカー・ゲームに登場するスパイのキャラクターでも特に人気が高いのが三好です。ここからは三好がどんなキャラクターなのか、プロフィールの紹介やジョーカー・ゲームでの活躍シーンなどを紹介していきます。また、人気の理由である三好のかっこいい生きざまやその最期なども調査しましたので、ぜひご覧ください!

三好のプロフィール

三好はD機関の機関員です。一見すると社交的な人物のようにも見えますが、口を開くと人を試す挑発的な言動をとり、敬語で喋っていてもどこか上から目線に聞こえるような物言いをする人物です。どんな相手にも冷笑的な態度で接するナルシストな面もあります。憲兵隊に扮してスパイ活動を行ったり、結城中佐自ら潜入した地に派遣されるなど、機関員の中でもとりわけ優秀な能力をもった人物のようです。

端正な見た目がかっこいい!と人気の三好ですが、そんな彼の身長は168cm。ジョーカー・ゲームは昭和が舞台の物語なので時代設定を考えればそれほど低いわけではありませんが、高身長揃いのD機関メンバーの中では少し小柄に見えます。そんな三好は、同じ160cm代の実井・波多野とあわせて"低身長トリオ"としてもファンから愛されています。

三好のスパイの美学はかっこいい

三好は外見がかっこいいだけではなく、スパイとしての能力やその信条も人気のひとつです。訓練生の頃から相手の気持ちを気にすることなく思ったことは何でも言ってしまう三好。参謀本部から監視役としてD機関に出向してきた佐久間中尉とやりとりするシーンでもそういう部分が描かれていました。

根っからの軍人気質である佐久間中尉は敵に正体がばれてしまったとき、最期は潔く自決すると言います。万が一の際は自決するということが美徳であり愛国心の表れだとされていた当時の日本において、佐久間中尉の発言は真っ当なものです。それを三好は「新興宗教のようだ」とバッサリ切り捨て、「集団を離れてしまえば長く持たない観念」と続けます。

臨機応変で洞察力に優れ、物事の本質を捉えることのできる三好にとって、それは上司や世間の常識を鵜呑みにする思考停止の考えでしかないのです。どんな窮地に陥っても冷静さを失わず、孤独にその場を切り抜けなければならないスパイにとって三好のような考え方はむしろ必須なのではないでしょうか?こういった頭の良さも三好の魅力のひとつなのです。

三好の声優は下野紘さん!

ジョーカー・ゲームで三好の声を担当する声優は、下野紘さんです。下野さんは1980年生まれの東京都出身で、声優の他に歌手としても活躍しています。人気ゲームシリーズで声優としてデビューを果たし、多数のアニメに出演し主役を演じることもある人気声優です。

三好を演じるにあたっては、世界中で任務のあるスパイらしくキャラクターの台詞を英語で喋る場面もあり、緊張しながらゴードン役の利根健太郎さんにレクチャーしてもらったこともあるという下野さん。急遽台詞が変更されることもあり収録は大変だったようですが、作品へのこだわりを感じたとインタビューで話していました。

ジョーカー・ゲームの三好のかっこいい登場シーンを紹介!

ここまで三好の魅力についてまとめてきましたが、三好はジョーカー・ゲームの何話に登場しどんな活躍を見せたのでしょうか?登場回の簡単なあらすじとともに登場シーンを紹介していきます!

三好の初登場シーン

昭和12年秋、秘密裏に設立されたD機関ですが、陸軍からの不信が残る機関と結城中佐に対する監視役として参謀本部から密命を受けた佐久間中尉が送り込まれてきます。そこで佐久間中尉が目にしたのは、並大抵の人間では突破不可能と思われる過酷な選抜試験に合格した8人の青年の姿でした。

試験に残った8人のうちの一人が三好です。青年たちは、ほぼ全員が軍出身ではなく一般大学の出身です。軍人でも突破不可能な試験を軽々突破した青年たちを、佐久間中尉は畏怖の念をこめて「バケモノ」と呼びました。この初登場シーンはアニメ第1話のもので、三好は2話でも佐久間中尉と共にメインキャラクターとして登場します。

佐久間中尉と三好

寮には門限が設定されておらず、訓練生たちは夜遊びをしに街へ出ることもたびたびあります。スパイは日常に潜み情報を集める仕事なので、こうした夜遊びもいわば「実地訓練」のようなものです。三好は佐久間中尉を外出に誘いますが、軍人の佐久間中尉はこうした機関の慣習に馴染めておらず断られてしまいました。

その"遊び"の一環として行われた訓練生たちのポーカー。こちらには佐久間中尉も参加しますが、実は三好たちが遊んでいたのは単なるポーカーではなく、その場にいる人間を色んな手段で味方につけ情報を支配しながら行う"ジョーカー・ゲーム"でした。これは大戦下における世界から見た日本の状況を模したものであるという場面です。

ここで三好は佐久間中尉の前時代的な考えを冷笑します。周りの人間がジョーカー・ゲームをやっていることに気づかず、自分だけポーカーのルールを頑なに守っている滑稽さ。情報の重要性を軽んじる日本のやり方では、各国と同じゲームのテーブルにさえつくことができないというのがスパイの考えです。軍人としての常識を三好たち訓練生に覆された佐久間中尉はその柔軟な考え方に驚愕しました。

"ジョーカー・ゲーム"

結城中佐に現場指揮を任された三好は佐久間中尉と共に憲兵に扮して、スパイの疑いをかけられたアメリカ人「ゴードン」の元で家宅捜索を行うことになりました。しかしこの家宅捜索は、実は2度目。陸軍大佐の「武藤」が1度家宅捜査に失敗し、その責任をD機関になすりつけるための罠だったのです。

その意図を理解した佐久間中尉でしたが、三好の「もしこの場で何も見つからない場合、詫びとして彼(佐久間)が腹を切る」という言葉で窮地に陥ってしまいました。「任務に失敗したら自害も辞さない」と三好たちに言っていた佐久間中尉は引くに引けない状況に追い込まれましたが、三好や結城中佐の言葉を頼りに証拠物品をなんとか探し出しその場を切り抜けることができました。

佐久間中尉を「頭の固い軍人」と見下していた三好は、"ジョーカー・ゲーム"の仕組みに気づき答えにたどり着くことができた彼に対して、意外だというように口角をあげます。そして関心を寄せた佐久間中尉をスパイに勧誘するも、軍人としての生き方を選んだ中尉には断られてしまうのでした。

ジョーカー・ゲームの三好のかっこいい最期とは?死んだ理由も調査!

ジョーカー・ゲームの第1話、第2話で佐久間中尉と一緒に登場した三好ですが、彼がメインキャラクターとなる回が11話『柩』です。D機関を卒業し、8名それぞれがスパイとして暗躍する話が続きましたが、なんと11話冒頭で映し出されたのは三好の死んだ姿。なぜ三好は死んだのか、その理由を調査しました。

三好が死んだ理由とは?

11話は、ドイツで起こった列車事故を調査する場面から始まります。ドイツ国防軍のヘルマン大佐とヨハン中尉は列車事故が偶然起こったものか、何者かの企みによって引き起こされたものなのかを徹底的に調べ上げようとしました。その調査で、スパイ道具と思われるマッチが発見されます。マッチの持ち主が証言したのは、それは列車事故で死んだ「真木克彦」の死体から盗んだものだということです。

実はこの列車事故で死んだ男性が、美術商としてドイツに潜入していた三好でした。三好は列車が爆発したはずみで折れた鉄パイプが胸部に突き刺さり死んだのです。三好が死んだ理由は、スパイとして失態をしたわけではなく、不慮の事故によるものだったというわけです。

スパイとして三好が残したもの

若かりし頃の結城中佐と因縁があるヘルマン大佐は三好がD機関のスパイであるということに確信をもっており、に三好が真木として使用していた自宅をヨハン中尉に家宅捜索させますが、何もみつけることはできませんでした。三好は協力者リストを巧妙に隠し、死ぬまでのわずかな時間で結城中佐にその隠し場所を伝える手段を用意し最期までスパイとしての役割を果たしたのです。

ヘルマン大佐は死んだ三好に結城中佐が接触すると睨み、24時間体制でその遺体を見張らせました。しかし結城中佐は遺体が運ばれる前に三好と接触しリストの場所を突き止め証拠を隠滅していたのです。死んだままの状態のときは開いていた三好の目がが閉じられていたという看護婦の話を思い出し、ヘルマン大佐は二人に出し抜かれたことを悟るのでした。

最期までスパイの矜持を貫いた三好

三好の遺体を見た真木の関係者は、死んだ三好の写真を確認したとき「意外に美男」「死んでからのほうが存在感がある」と評しました。これは三好が生前、真木として過ごしている間は目立たず周囲に溶け込めるよう冴えない男を完璧に演じていたことがわかる場面です。そして重要なリストを守り切り、最期までスパイとしての使命を全うしました。

三好が死んだ後も、彼が手に入れた情報は結城中佐によって活かされています。結城中佐にも目をかけられるほど優秀なスパイだった三好。遺体は日本に帰ることはなく共同墓地へ埋められ、暗躍した彼の功績は誰にも語り継がれることはありません。しかし、そんな風に誰にも存在を知られず死ぬことがスパイの名誉でもあるのです。

実は最終話にも登場する?

11話では三好の最期が描かれましたが、第1話・第2話の直後のエピソードである12話の『XX(ダブル・クロス)』にも登場します。こちらは陸軍から結城中佐にスカウトされた飛崎が、二重スパイの疑いをかけられた男を調査する話となっています。訓練生時代の三好も出てきますが、「三好の最期を見た後だと切ない」と感じた視聴者もいたようです。

ジョーカー・ゲームの三好はかっこいいキャラだった!

ジョーカー・ゲームに登場する三好のかっこいいポイントや登場シーンなどを紹介しましたが、いかがでしたか?冷静に状況を判断し、厳しい頭脳戦を勝ち抜いてきた三好は、最期までスパイとしての生き様を貫きました。

本格的なサスペンス、そしてミステリーを楽しめるジョーカー・ゲームは、三好をはじめ多数のかっこいいスパイたちが登場します。情報に命をかけた三好たちの活躍をぜひご覧ください。

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