リズと青い鳥のあらすじと感想をネタバレ紹介!映画で描かれた愛について考察

「響け!ユーフォニアム」の続編である京都アニメーション政策の映画「リズと青い鳥」についてネタバレ解説していきます。「リズと青い鳥」のあらすじの解説や、「リズと青い鳥」の劇中でされていた演出についての考察感想も紹介していきます、「リズと青い鳥」は百合映画なのか、そして「リズと青い鳥」の感想についても紹介していきます。「リズと青い鳥」の感想やあらすじについて読めば映画がより楽しくなります。

リズと青い鳥のあらすじと感想をネタバレ紹介!映画で描かれた愛について考察のイメージ

目次

  1. リズの青い鳥の感想やあらすじが気になる!
  2. リズの青い鳥の作品情報!原作がある?
  3. リズの青い鳥の登場人物と声優キャスト紹介
  4. リズの青い鳥のあらすじネタバレ!
  5. リズの青い鳥の劇中演出を考察
  6. リズの青い鳥は百合映画との噂に迫る?
  7. リズの青い鳥を観た感想は?
  8. リズの青い鳥の感想やあらすじまとめ

リズの青い鳥の感想やあらすじが気になる!

京都アニメが制作した大ヒットアニメ「響け!ユーフォニアム」のスピンオフ作品として、硬化いされた劇場アニメ作品「リズと青い鳥」についてネタバレ解説していきます。「リズと青い鳥」を視聴した感想や、「リズと青い鳥」の作品のあらすじをネタバレ解説、また「リズと青い鳥」に関する考察もネタバレ解説していきます。「リズと青い鳥」の感想について知れば、「リズと青い鳥」がより深く楽しむことができます。

『リズと青い鳥』公式サイト

リズの青い鳥の作品情報!原作がある?

劇場アニメ作品として公開された「リズと青い鳥」の感想を紹介する前に、「リズと青い鳥」の作品の情報について紹介していきます。制作は映画「聲の形」で第40回日本アカデミー賞優秀アニメーション作品賞、東京アニメアワードフェスティバル2017アニメオブザイヤー作品賞劇場映画部門グランプリを受賞した京都アニメーションです。監督は山田尚子脚本吉田玲子といった豪華製作陣で繊細な作品が制作されました。

リズと青い鳥の原作は?

アニメ「リズと青い鳥」の感想やあらすじのネタバレの前に「リズと青い鳥」の原作について紹介していきます。「リズと青い鳥」の原作は「響け!ユーフォニアム北宇治高校吹奏楽部波乱の第二楽章」です。あすかたちが卒業し、三年生になった北宇治高校吹奏楽部のオーボエ担当鎧塚みぞれとフルート担当傘木希美が中心となった作品です。高校最後のコンクールを前に進路などで2人の気持ちが交差する青春小説です。

リズの青い鳥の登場人物と声優キャスト紹介

映画「リズと青い鳥」の感想やあらすじのネタバレを紹介する前に、「リズと青い鳥」に登場するキャラクターや、「リズと青い鳥」に出演する声優が過去に出演していた作品などをネタバレ解説していきます。登場キャラクターや声優キャストについて知れば映画「リズと青い鳥」の感想やあらすじ解説もより深く楽しめるようになります。

鎧塚みぞれ/種崎敦美

「リズと青い鳥」で鎧塚みぞれを演じる声優は種崎敦美です。声優を職業として意識したきっかけは「美少女戦士セーラームーン」です。それがきっかけで大分から上京し、高校を卒業後養成所に入ります。「となりの怪物くん」「オオカミ少女と黒王子」「残響のテロル」「終わりのセラフ」「ご注文はうさぎですか?」「響け!ユーフォニアム」「モブサイコ100」など数々の作品に多く出演している実力派の声優です。

鎧塚みぞれ

映画「リズと青い鳥」の鎧塚みぞれについてネタバレ解説していきます。北宇治高校吹奏楽部に所属している三年生です。吹奏楽部ではオーボエを担当しています。市内の強豪中学校南中学吹奏楽部の出身で、オーボエ奏者としてはトップクラスの実力を持っています。音楽大学の推薦の話がくるほどの実力者です。おとなしい性格で吹奏楽部に誘ってくれた希美がみぞれにとって全てであり、希美以外に興味が向くことはありません。

傘木希美/東山奈央

映画「リズと青い鳥」に登場する傘木希美を演じる声優は東山奈央です。「鋼の錬金術士」に感動して大学受験をすることを条件に声優養成所に通います。「神のみぞ知るセカイ」と「STAR DRIVER輝きのタクト」でアニメデビューします。「きんいろモザイク」「ラブライブ」「ガールフレンド(仮)」「ニセコイ」「ノブナガ・ザ・フール」「アイドルマスター・シンデレラガールズ」など数多くの作品に出演しています。

傘木希美

映画「リズと青い鳥」に登場する傘木希美についてネタバレ解説していきます。北宇治高校の三年生で吹奏楽部に所属しています。吹奏楽部ではフルートを担当しています。みぞれと同じく市内の強豪中学校、南中学吹奏楽部の出身です。北宇治では上級生ともめて、高校一年の時に吹奏楽部をたいぶしてしまいますが2年の夏に復帰します。演奏技術は非常に高く明るい性格でフレンドリーです。後輩からも、慕われています。

少女・リズ/本田望結

「リズと青い鳥」に出てくる少女とリズ役を演じる声優は本田望結です。2011年に放送された日本テレビのドラマ「家政婦のミタ」で大人気になりました。オスカープロモーションに所属し映画「ポプラの秋」で映画初主演、上海国際映画祭、モントリオール世界映画祭に出品されました。またフィギュアスケートを習っています。「コドモ警察」「原宿ネストカフェ」「瀬戸内少年野球団」などの作品に出演しています。

少女

「リズと青い鳥」に登場する少女は童話「リズと青い鳥」に登場するキャラクターです。青い髪をした不思議な少女で湖のほとりで倒れているところをリズに助けられます。リズに助けられたあとは、リズと一緒に暮らすようになります。リズのそばにいることを何よりも喜んでいます。青い髪をした不思議な少女の正体は、森に住んでいる青い鳥だったのです。

リズ

「リズと青い鳥」に登場するリズについてネタバレ解説していきます。青い髪の不思議な少女と同じく童話「リズと青い鳥」に登場するキャラクターです。両親をなくし、湖の近くに1人で住んでいます。動物たちと仲良く暮らしていますがある日湖の近くで倒れている青い髪の不思議な少女を助けます。その青い髪をした不思議な少女と一緒に暮らすようになりますが、少女がリズに隠れて不思議な行動をとっていることに気づきます。

滝昇/櫻井孝宏

「リズと青い鳥」に登場する滝登を演じる声優、櫻井孝宏についてネタバレ解説していきます。小さい頃に見た声優のインタビュー番組に衝撃を受けたことで声優業に関心を持ち始めます。中学時代の国語の担任に言われたことで本格的に声優を志すようになったそうです。2006年以降はキャラクターソングを歌うことはなくなりました。「三月のライオン」「文豪ストレイドックス」など数多くの作品に出演しています。

滝昇

「リズと青い鳥」に登場するキャラクター、滝登についてネタバレ解説していきます。北宇治高校吹奏楽部にやってきた新任教師ですが「リズと青い鳥」の1年前、弱小吹奏楽部だった北宇治高校吹奏楽部を全国大会まで導いた名指揮者です。その指導方法は、厳しくはじめは滝に犯行する部員もいましたが次第に部全体がやる気に満ち溢れていきました。そんな滝の指導する吹奏楽部を見て希美は吹奏楽部に戻る決心をします。

中川夏紀/藤村鼓乃美

「リズと青い鳥」に登場するキャラクター中川夏紀を演じる声優藤村鼓乃美についてネタバレ解説していきます。第二回全日本アニソングランプリの福岡予選大会で準優勝し、決勝大会に進んだことがあったそうです。新人声優ユニット「ワルリンキス」のメンバーに選ばれて、活動を開始しています。また「アルパカモリス」として音楽活動も行っています。「たまこまーけっと」「アウトブレイク・カンパニー」などに出演しています。

中川夏紀

「リズと青い鳥」に登場するキャラクター中川夏紀についてネタバレ解説していきます。北宇治高校吹奏楽部に所属する高校3年生で北宇治高校吹奏楽部ではユーフォの先輩だった田中あすかから引き継いで副部長を勤めています。希美とみぞれと同じく強豪吹奏楽中学校、南中学出身ですが吹奏楽は高校から始めました。中学時代、いつも輪の中心にいる希美に憧れを持ち希美が部活に戻ってこられるように手助けをしていました。

吉川優子/山岡ゆり

「リズと青い鳥」に登場するキャラクター吉川優子を演じる声優山岡ゆりについてネタバレ解説していきます。中学高校ともに吹奏楽部でトランペットをしていて高校時代は全国大会で金賞を獲得したという経験もあります。その後アミューズメントメディア総合学院に入学します。過去には「うみねこの鳴く頃に」「夢色パティシエール」「境界の彼方」「たまこまーけっと」「アイカツ!」などの作品に出演しています。

吉川優子

「リズと青い鳥」に登場するキャラクター吉川優子についてネタバレ解説していきます。高校三年生で北宇治高校吹奏楽部に所属しています。吹奏楽部ではトランペットを担当し部長も勤めています。2年前、同期の友人たちが大量に吹奏楽部をやめたことがあることから、みぞれのことを気にかけています。一つ上の先輩である香織にひどく執着していて、香織がソロパートをできなかった時には、大暴れしました。

剣崎梨々花

「リズと青い鳥」に登場する剣崎梨々花についてネタバレ解説していきます。高校一年生で北宇治高校吹奏楽部に所属しています。吹奏楽部ではオーボエを担当していて、同じくオーボエの担当である唯一の先輩みぞれとなんとか仲良くしたいと思っています。みぞれを遊びに誘ったり、みぞれと仲のいい希美に声をかけたりとみぞれのために一生懸命頑張ります。

リズの青い鳥のあらすじネタバレ!

「リズと青い鳥」についての感想をネタバレする前に「リズと青い鳥」のあらすじをネタバレ解説していきます。京都アニメーションの製作したアニメ「響け!ユーフォニアム」の続編で、「響け!ユーフォニアム」では主人公で一年生だった久美子たちが進級、新生北宇治高校吹奏楽部が始動する「リズと青い鳥」のあらすじを読めば、「リズと青い鳥」の感想もより楽しめます。

噛み合わないフルートとオーボエ

「リズと青い鳥」の感想のネタバレの前にあらすじを紹介します。北宇治高校吹奏楽部でフルートを担当する傘木希美とオーボエを担当する鎧塚みぞれは吹奏楽部の強豪中学校南中学出身の親友でした。三年生になったみぞれたちは高校最後のコンクールの目前でした。最後のコンクールの自由曲に選ばれたのは架空童話の「リズと青い鳥」です。その曲にはフルートとオーボエがリズと少女のように掛け合うようなソロがありました。

親友だったみぞれと希美はまるで自分たちのようだと、それぞれがリズと少女に自分たちを重ね合わせます。しかしソロパートになるとなぜかうまくいきません。希美は楽しそうに「リズと青い鳥」を演奏しますが、みぞれはこのコンクールが終わってしまった先、大学進学という進路で希美との別れが頭をよぎってぎこちなくなってしまいます。希美はそのぎこちなさに距離を感じるようになってしまいました。

青い羽

「リズと青い鳥」の考察感想を紹介する前に、あらすじを紹介します。両親を早くになくした街の外れにある湖のほとりに1人で生活していたリズはある日青い鳥と出会いました。一方現実の世界ではみぞれが部活にいくために希美を待ち伏せしています。希美がやってきて一緒に学校に向かう途中で希美が青い鳥の羽を見つけました。希美はその青い鳥の羽をみぞれにあげます。みぞれは中学の時のことを思い出していました。

コンクールの曲は「リズと青い鳥」

「リズと青い鳥」の考察感想を紹介する前にあらすじを解説していきます。部室についた希美は最後のコンクールで演奏する曲の元になった童話「リズと青い鳥」の絵本をみぞれに見せました。絵本の世界ではリズはパン屋で働いていて売れ残ったパンを森の動物たちに分けていました。ある日の嵐が過ぎ去った後、家の前には1人の少女が倒れていました。リズはその少女を助けて、一緒に暮らしていくようになります。

ハッピーエンド?

「リズと青い鳥」の感想考察を解説する前にあらすじをネタバレしていきます。童話の最後でリズと少女は別れてしまいます。希美は「物語はハッピーエンド」がいいとみぞれに言いました。そしてこの童話は自分達みたいだと言いました。希美はみぞれとのソロを楽しみにしていましたが、みぞれはこの曲で希美との演奏が最後になり、希美との別れが近づいてしまうことに恐れを感じていました。みぞれは1人で絵本を読みます。

梨々花とみぞれ

「リズと青い鳥」の考察感想をネタバレする前に、あらすじについて紹介します。童話の中のリズも今まで孤独を感じていたことから少女がどこかへ行ってしまうことを恐れていました。みぞれは希美と一緒に帰ろうとしますが希美は後輩とご飯に行ってしまいました。1人で帰ろうとしたみぞれに同じオーボエパートの後輩である梨々花がやってきてお茶会に誘いますが、みぞれは梨々花の誘いを断ってしまいました。

大好きゲーム

「リズと青い鳥」の感想のネタバレの前にあらすじを紹介していきます。ある日、みぞれと希美が廊下を歩いていると、ハグをして好きなところを言いあうゲームをしている後輩を見かけました。希美はみぞれにやってみる?と聞きましたが、みぞれは嬉しくて急だったことからその時はできませんでした。みぞれは進路のことを考えていませんでしたが新山から音大にこないかと推薦されました。

みぞれの進路

「リズと青い鳥」の感想のネタバレの前にあらすじを紹介していきます。みぞれが音大に誘われ、パンフレットを持っているところを希美がみます。自分も同じように音大を目指そうかなとみぞれに言いました。みぞれは「希美がいくなら私も行く」と嬉しそうに言いました。コンクールの出場メンバーに2人は選ばれますがソロパートが上手に噛み合いません。

優子の心配

「リズと青い鳥」の感想のネタバレの前に「リズと青い鳥」のあらすじを紹介していきます。部長の優子は、みぞれが音大にいくことを知りましたが、希美がいくからみぞれもいくという発言に希美が一度部活をやめたことを思い出してみぞれを心配しました。希美は新山に音大にいきたいと言いましたが、みぞれのように誘われることはありませんでした。希美は本当に音大にいきたかったのか悩みだします。

すれ違う希美とみぞれ

「リズと青い鳥」の感想の紹介の前にあらすじを解説します。ソロがうまくいかないみぞれと希美は距離ができ始めました。そのことに気づいたみぞれが希美にハグをして好きなところを言いあうゲームをしようと言いましたが希美に断られてしまいます。みぞれと希美はそれぞれ自分達をリズと青い鳥に重ねていました。希美は進路について優子と夏紀に相談します。みぞれは新山にソロで何を表しているのか聞かれました。

少女の正体は?

「リズと青い鳥」のあらすじを紹介します。絵本ではリズが少女の正体が青い鳥だったということを知りました。リズはまた孤独になることが強いと思いましたが好きな人を閉じ込めてはいけないと少女に羽ばたくように言います。少女も好きな人の気持ちをむしすることができずに羽ばたいていきました。みぞれは、好きな人を手放す気持ちが理解できていませんでしたが新山と話すうちにその気持ちが理解できるようになりました。

希美の進路

「リズと青い鳥」のあらすじです。希美は優子たちにプロを目指しているわけではないのにみぞれについていくような形で音大にいくことへの悩みを打ち明けます。新山との話のあと、ソロの演奏で希美を思って演奏したみぞれの演奏に希美は涙を流しました。演奏後、いなくなった希美をみぞれは追いかけます。希美はみぞれに今まで自分のレベルに合わせて演奏していたのかとみぞれに聞きますが否定されます。

希美の大きなところ

「リズと青い鳥」のあらすじ紹介です。みぞれは希美が自分の全てであることを伝えて希美にハグをし、大好きゲームを始めます。みぞれは希美の全部が好きだということを伝えました。希美はそれに対して、みぞれの吹くオーボエが好きだとみぞれに伝えます。みぞれは音大への受験を決意し、希美は音大ではなく普通の大学を受験することを決めます。今までのように常に一緒にいるわけではありませんが、2人は一緒に下校しました。

リズの青い鳥の劇中演出を考察

「リズと青い鳥」の感想を紹介する前に「リズと青い鳥」の劇中でされていた演出について考察していきます。「リズと青い鳥」は感想では演出に感動したというような感想や、演出の考察がしたいといった感想もありました。ここでは「リズと青い鳥」の演出の考察を徹底的にネタバレ解説していきます。

キービジュアル

「リズと青い鳥」の考察感想を紹介します。リズと青い鳥のキービジュアルには右下に青い鳥の羽がありました。キービジュアルは青い鳥の視点だということがわかります。みぞれはその羽をじっと見つめていますが、希美は親友であるみぞれの方を向いていません。みぞれと希美に共通していることは相手が後ろにいることを信じて疑っていないということです。足元に散らばっている楽譜が2人をつないでいるものということです。

続いてこちらのキービジュアルの考察感想を紹介します。この画像ではリズとたちは窓の外にいます。この窓の演出についての感想です。みぞれたち現実の吹奏楽の世界、リズと青い鳥の空想の世界、水槽がのような青い鳥は抽象の世界を示しています。この三つの世界がリンクするのが本作であり、響け!シリーズと絵のタッチを変えることでそれがある種のメリハリとなって、観客を飽きさせないという工夫もされていました。

階段を先に登るのは?

「リズと青い鳥」の考察感想を紹介します。作中で階段を先に登るのは希美です。これは伏線でもあり、希美とみぞれの関係を象徴している演出でした、ここでみぞれの視点になり、みぞれは眩しそうに希美を見つめます。ここで青い鳥と希美に強い太陽に当たることでみぞれが強烈な憧れを抱いていることがわかります。2人は挨拶もしません。希美の後ろをついていくみぞれに希美がみぞれをリードする2人の関係性が象徴されています。

希美とみぞれの癖

「リズと青い鳥」の考察感想について紹介していきます。みぞれは両サイドの髪を手でつかむ癖があります。希美は手をぶらぶらさせたり手遊びをする癖があります。みぞれは動揺した時に髪を手で触る傾向がありました。OPでは、感動して触っていますがそれ以降では否定したり、反論する時に触っています。また、希美は何かを言いよどんだり、ごまかしたりする時に手足をぶらぶらさせたりしているという考察感想がありました。

上手・下手の演出

「リズと青い鳥」の考察感想を紹介します。映画の画面には「上手、下手」という概念があります。観客から見て右側、上手は「強い、格上」のような意味があり、観客から見て左側、下手は「弱い、格下」という意味があります。また下手から上手の移動には困難に立ち向かうという意味もあるそうです。このような人物配置を「リズと青い鳥」では演出としてしようしているそうです。上手下手の考察感想について紹介します。

音楽室に入るまでの、みぞれと希美が歩いているシーンについてです。画面の移動の方向は常に下手から上手への移動となっています。また常に上手に希美を配置して戦闘を行かせ、下手にみぞれを配置してみぞれが希美のあとを追っているように見せています。ここでも真っ先に困難に立ち向かう希美に対して、みぞれが強い憧れの気持ちを抱いていることが描かれていて、みぞれにとって希美は上の存在であることがわかります。

しかし、音楽室に入るとその関係は一変します。指揮者から見た希美とみぞれの位置関係は、みぞれが上手、希美が下手という配置になっています。オーケストラの配置なのでたまたまなのではという感想もありますが、みぞれの音楽の実力と希美の音楽の実力を比べるとみぞれのが格上であり、音楽の才能を持っているみぞれを希美は格上の存在だと思っています。みぞれの視点では希美が上手にいるのは音楽室でも変わりません。

作中の中で、希美が新山先生に進路のことについて相談します。希美は新山に音大を受けたいといっても音大を勧められませんでしたが、みぞれはそうは言ってないにもかかわらず新山から音大を勧められます。このあたりから、希美の移動の方向が下手から上手ではなく上手から下手へ、困難から逃れるようになっていきます。理科室でのシーンもみぞれは上手にいて、みぞれとの実力の差が描かれているという考察感想がありました。

ラストシーンでは、OPの逆をなぞるような演出がされています。階段のところで立ち止まって話をするシーンではみぞれが上、希美が下という実力差が描かれていました。しかし希美がそこで、みぞれを精一杯支えていくと言ってみぞれを振り返ります。ここで希美はみぞれとの実力の差を受け入れ、みぞれと希美はようやく向き合うことができたことを表現しているのではないかといったような考察感想もありました。

みぞれと梨々花の関係は希美との関係とは違ってきます。みぞれが教室で作業をしてりしているような場面では梨々花が上手、みぞれが下手です。これは先輩に対して梨々花が積極的にぐいぐい話しかけ仲良くしようとしているのに対して、みぞれは受け身だからということが考えられます。また梨々花の登場するシーンに陽気なBGMを流すことで、梨々花のキャラクターがよりわかりやすくなったという感想もありました。

リズの青い鳥は百合映画との噂に迫る?

「リズと青い鳥」の感想の中には「リズと青い鳥」が百合映画なのではないかという感想がとても多く目立ちました。映画「リズと青い鳥」は百合映画なのか、考察感想をネタバレ解説していきます。

百合かどうかは見方で変わる?

「リズと青い鳥」は百合映画なのかという感想を紹介していきます。みぞれは何をするにも希美と一緒じゃなくては何もできません。朝学校にいく時も希美を待ち伏せしています。こういったところから、みぞれは希美しかみておらず、みぞれが希美を好きなのではという感想があったようです。しかし、リズはみぞれで青い鳥が希美ではなくみぞれが鳥で希美がリズだという文学的な見方もできるという感想もありました。

リズの青い鳥を観た感想は?

「リズと青い鳥」のあらすじや考察について紹介してきました。ここからは「リズと青い鳥」を見た感想をネタバレ紹介していきます。感想を読めば「リズと青い鳥」という映画がさらに深く楽しめるようになります。

ユーフォの続編として楽しめた

「リズと青い鳥」の感想について紹介していきます。「リズと青い鳥」はアニメ「響け!ユーフォニアム」シリーズの続編とも言えることから、「響け!ユーフォニアム」からみているファンが多いようです。「響け!ユーフォニアム」のその後が見れることがよかったという感想が目立ちました。

希美の挫折がよかった!

「リズと青い鳥」の感想について紹介していきます。「リズと青い鳥」の感想では希美が挫折するシーンに感動したという感想が多くありました。なんでもできるように見える希美ですが、音大進学について新山先生からは何も言われませんでした。希美の自惚ていた部分に気づくシーンに興奮したという感想も多くありました。

思春期特有の感情がよかった!

「リズと青い鳥」の感想について紹介していきます。「リズと青い鳥」の感想では、思春期の感情を丁寧に描いていて感動したという感想がありました。高校生という思春期に抱く複雑な感情を水彩画のようなタッチと上品な脚本で丁寧に描いたことからこのような感想が多く生まれたようです。また、少女と少女の関係性もよかったというような感想もありました。

みぞれと希美の関係に感動した!

「リズと青い鳥」の感想についてネタバレしていきます。「リズと青い鳥」の感想では、みぞれと希美の関係についての感想が多くありました。学校生活では、みぞれは希美を格上にみていますが音楽ではその関係が逆転します。その関係性が好きという感想がありました。また、希美がみぞれとの関係性に出した結論が好きという感想や2人の最後がよかったという感想など2人についての感想が目立っていました。

サウンドがよかった!

「リズと青い鳥」の感想について紹介していきます。「リズと青い鳥」の感想では、物語を彩る音楽が非常によかったという感想がありました。映画をみたあとに、サウンドトラックを買うファンも多くいたようです。みぞれと希美の関係や、みぞれの後輩である梨々花のキャラクター、映画のイメージなどがとてもわかりやすく表現されていると映画「リズと青い鳥」をみたファンの中では大好評だったようです。

希美の今後について

「リズと青い鳥」の感想について紹介していきます。「リズと青い鳥」の感想ではみぞれと希美の将来について予想する感想が多くありました。音大に進学し、プロになったみぞれのマネージャーに希美がなるのではという考察感想もありました。なんでもでき、フレンドリーな希美は仕事もよくでき、他の人にマネージャーにならないかと誘われるのではないかという感想がありました。

コンプレックスの表現

「リズと青い鳥」の感想を紹介します。「リズと青い鳥」の感想では希美のコンプレックスについての感想がありました。希美は、みぞれからみたらなんでもできて友達も多く完璧な女の子のように見えますが希美はみぞれに対してコンプレックスを持っていたのではないかという感想がありました。みぞれの本気の演奏を聞いて、そのコンプレックスを自覚した希美は涙を流しています。希美の涙に感動したという感想もありました。

みぞれの演奏に感動した

「リズと青い鳥」の感想について紹介します。「リズと青い鳥」の感想では、みぞれのオーボエについての感想がありました。「響け!ユーフォニアム」でも、みぞれのオーボエが天才的であるような描写がありました。「リズと青い鳥」でもみぞれはオーボエのソロパートを任されます。「リズと青い鳥」のラストシーンでみぞれは希美を思って演奏します。希美も感動したように、それをみたファンもとても感動したようです。

リズの青い鳥の感想やあらすじまとめ

「リズと青い鳥」について、あらすじ、考察、感想をネタバレ解説していきました。前作「響け!ユーフォニアム」では二年生だったみぞれたちの世代に焦点を当てたこの作品ではみぞれと希美の関係に感動したという感想や考察が多く目立ちました。「リズと青い鳥」の感想やあらすじについて知れば、「リズと青い鳥」がより深く楽しめるようになります。

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