チキンランのネタバレあらすじ!ラストの結末や感想・評価も紹介

チキンランは粘土を使ったクレイ映画(コマ送り映画)で制作はひつじのショーンやウォレスとグルミットを作った会社がしています。観たことがあるけど忘れてしまった、あらすじを思い出したい、そんな人に必見です!!ひつじのショーンやウォレスとグルミットは知っているけど、チキンランはあまり馴染みがない人も居るかと思いますが、そこでそんなチキンランについて今回はあらすじからラストのネタバレ、感想まで一挙にご紹介します。

チキンランのネタバレあらすじ!ラストの結末や感想・評価も紹介のイメージ

目次

  1. チキンランのあらすじやラストの結末が気になる!
  2. チキンランとは?
  3. チキンランの登場人物や日本語吹き替えキャスト紹介
  4. チキンランあらすじネタバレ!
  5. チキンランのラスト結末は?
  6. チキンランの感想や評価は?
  7. チキンランのあらすじやラストの結末まとめ

チキンランのあらすじやラストの結末が気になる!

チキンランという映画を、知っている人もいれば知らない人もいるかと思います!!ここでは、そんなチキンランについてあらすじから感想ラストまで、ご紹介します!!

チキンランとは?

チキンランとは、2001年に公開されたストップモーション映画です。2000年にアードマン・アニメーションズのニック・パークがドリームワークスの元で制作しました。

誰にでも馴染みがあるとすれば、映画ひつじのショーンやウォレスとグルミットです。あの映画と同じ手法で製作者も同じです。ストップモーションアニメと聞いても、馴染みがないかと思いますが、少し動かして撮影しては止めて、また動かして撮影して…そしてそれを編集して繋げた物がストップモーションアニメ(クレイアニメ)とされているものです。

要するにコマ撮り映画ということです。コマ撮りは一コマ事に少しずつ撮っていくため、かなりの長い時間と製作費がかかっていると言っても過言ではないです。そうして創られたのがひつじのショーンやウォレスとグルミットと同様の鶏を主人公に置いたチキンランです。

チキンランの登場人物や日本語吹き替えキャスト紹介

・ロッキー/岸谷五朗(予告編時:青山穣):チキンランでのキーパーソンになる存在。皆の救世主になるアメリカから空を飛びやってきた雄鶏。性格はお調子者です。

・バブス/さとう あい:チキンランの中で、一番天然でマイペースなところがある呑気なジンジャーの友人。編み物や裁縫が得意でいつも何かを編んでいます。             

・ジンジャー/優香:皆のまとめ役でチキンランの主人公。ロッキーと恋に落ちます。自由を夢見て、自由を掴むために何度も脱走を試みて突き進む養鶏場の雌鶏です。

・バンティ/小宮和枝:ジンジャーの友人の一人で、バブスとは違い気が強い性格をしています。チキンランの中でも一番気が強いかもしれないです。

・ファウラー/小倉久寛:養鶏場の中で、唯一の年老いた雄鶏。自分を養鶏場の指揮官と言っていて、朝の点呼の時に皆を整列させる役割を果たしています。昔、空軍に所属していたとよく皆に自慢話しをします。

・マック/加藤貴子:メガネがトレードマーク。チキンランの中では科学者又は物知りな博士。計算や設計が得意で、脱走計画には欠かせない要になる仲間でこの子がいなければ、飛行機を造って脱走するのは不可能だったはずです。

・トゥイーディ夫人/有馬瑞香:養鶏場の気が強く強欲な女主人、鶏たちを囚人(奴隷)のような扱いをしています。チキンランの中では一番の悪役です。

・トゥイーディさん/吉田照美:養鶏場を代々受け継ぐ経営者。気が弱く奥さんのトゥイーディ夫人には頭が上がらない様子。見回りをするときは二匹の番犬を連れています。チキンランの中では夫人に対しては一番気が弱いです。

・ニック/青森伸:養鶏場に住むネズミ。ジンジャーたちに脱出に必要な道具を見つからないように持ってきてくれるずる賢い物を調達する天才です。しかし、報酬として卵を要求してきます。

・フェッチャー/桜井敏治:ニックの相棒のネズミ。ちょっとおバカな所があるが、ニックと一緒に物を調達する天才です。同じく報酬は卵を望みます。

チキンランあらすじネタバレ!

トゥイーディー養鶏場で囚人のような生活

ここからは、あらすじやネタバレについてです。因みにチキンランは映画「大脱走」をモチーフにしているようで、要所要所に有名なシーンが盛り込まれています。ここからはネタバレも含むため注意して読んでください。

あらすじは、イギリスのヨークシャー州にあるトゥイーディ養鶏場。そこで鶏のジンジャーたちは毎日卵を産み続ける囚人(捕虜収容所)のような生活を強いられています。夫婦で養鶏場を営んでいますが、その中でも鶏たちを支配下に置いているのが、養鶏場の強欲な女主人トゥイーディ夫人です。トゥイーディ夫人は、毎朝雌鶏たちを一列に並ばせて点呼をし、卵を産まなくなった鶏を容赦なく殺処分する鬼のような存在です。

一方のトゥイーディさんは、養鶏場を代々受け継ぐ経営者ですが、気が弱く奥さんのトゥイーディ夫人には頭が上がらない様子です。いつも二匹の犬(番犬)を連れて養鶏場の見回りをしにきます。

そんな生活に嫌気がさして、自由を夢見る鶏がいます。それがこのチキンランの主役でもある雌鶏のジンジャーです。スプーンを使って穴を掘り、鉄格子の下を潜って行く作戦を立てたりと、ジンジャーはみんなを連れて自由を目指して何度も脱走を試みますが、失敗してばかりいます。そこに空からロッキーという雄鶏が飛んできてジンジャーは、これは逃げるためのチャンスだと思ったのですが、色々な騒動が起こります。

チキンランのラスト結末は?

飛行機で無事脱出するジンジャー達

何度も脱走に失敗していた中で、ついに現れた頼みの綱だったロッキーも持ってきたチラシの端切れを置いて出ていきます。ネタバレをすると、それを見て、初めてそこでロッキーが嘘をついていて、サーカス団から逃げてきた飛べない鶏だと知ります。そのことを知ったジンジャーたちは絶望し、もうミンチにされてチキンパイになるしかないんだと、嘆き悲しみ皆は喧嘩をし始めます。

そんな時に一人落ち込んでいたジンジャーはファウラーの話しを思い出します。いつも自慢げに話す空軍時代の話しです。そして、飛行機で飛んで逃げようと提案します。それも自分たちで飛行機を造ってです。みんなは最初、無理・出来ないと反対しますが、ジンジャーが私たちなら出来るとみんなの勇気とやる気を奮い立たせます。こうして、飛行機造りが始まります。壊れたチキンパイ用の機械が直るまでが勝負です。

みんなの得意分野ごとに役割分担をして、協力しながら見つからないように木材・布・部品を組み合わせて、せっせと作業が行われます。もちろん材料や工具、他の必要な物は全部ネズミの二匹に卵を報酬にしてお願いします。こうして造っている途中で先に機械が直ってしまい焦ったジンジャーたちですが、ギリギリの所で完成し、ラストはみんなが飛行機に乗り込み見事脱出に成功したのです。

チキンランの感想や評価は?

ここからは、チキンランの感想と評価について書いていきます。以下ネタバレ注意です。感想や評価といっても感じ方は人それぞれです。なので作品を観るうえでの参考程度にしていただけると幸いです。

やはりチキンランの魅力は、何と言っても主人公が鶏というところが面白いです。最初はいくらやっても失敗してばかりで、他の鶏たちもどこか他人事のように脱走について行っているだけでしたが、自分たちはこのまま何もせずに毎日卵を産むだけの人生は嫌だと気付き意欲を見せるところもストーリーを上手く盛り上げています。

また、もう逃げる手段が無くなったかに思えたときに、お助けキャラのように突然空から飛んできたロッキーによってまた道が開け、さらなる展開へと繋がるのも面白いところです。内容は映画の大脱走をモチーフにしているということなので、この映画を観る前に一度大脱走を観ておくと更に見応えがあるかもしれないです。もちろんそれを観ずに鑑賞しても十分に内容がある映画なので、楽しく観ることができます。

ひつじのショーンとは違い鶏たちが話すところや、鶏目線での鶏小屋と人間目線での鶏小屋の中の様子の違いも、よく見るとしっかりと背景が変わって区別されていて見所です。細部にまでこだわっていることがよく分かります。またチキンランの感想として多かったのが、ストーリー展開の面白さです。約2時間という枠の中にワクワク・悲しみ・喜び・達成感などすべての要素がテンポよく込められていて観る者を飽きさせない映画です。

チキンランのあらすじやラストの結末まとめ

最後にチキンランの大まかなあらすじとラストの結末について書いていきます。あらすじとしては、イギリスにあるトゥイーディ夫妻が経営する養鶏場が舞台です。その養鶏場の鶏たちは毎日来る日も来る日も、鬼のようトゥイーディ夫人に監視・こき使われ、ただただ卵を産み続ける日々を送っています。そんな毎日に嫌気が刺したジンジャーという一羽の鶏が脱走しようと色々と計画を立てて実行するところから物語は始まります。

そして何度も失敗を繰り返していたある日、ロッキーという雄鶏が空から飛んできます。ジンジャーはロッキーがついた嘘を信じ飛べるものと思い、かくまう代わりに養鶏場にいる皆に飛び方を教えて、全員をここから脱走させてほしい、やってくれなければ此処にいるとバラスと少し強引に条件を出します。見つかりたくないロッキーはこの条件をのみます。こうして、色々な騒動が起きながら話しは進みます。

チキンランのラストは、結末からいうと全員で逃げ切ることができ、自分たちだけの楽園を見つけます。最後の最後、脱走用の飛行機が出来たにもかかわらず、離陸直後にトゥイーディ夫人に捕まり飛行機ごと落とされそうになります。しかし、夫人が持っていた斧を上手くかわし逆に夫人が掴んでいた電線部分が切れて、夫人は下へと落ちていきます。こうして無事に脱走することが出来たというわけです。

チキンランの感想からネタバレまで色々と書きましたが、最後までハラハラ・ドキドキ笑って楽しい映画です。ぜひおススメしたい映画です。

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