魔法騎士レイアースの登場キャラクターや魅力を紹介!あらすじもネタバレ解説

「魔法騎士レイアース」の登場キャラクターにスポットを当てて魅力を紹介していきます。アニメ版やゲーム作品は原作である漫画版との若干のストーリーの違いもあるため、相違点も検証しながら「魔法騎士レイアース」のあらすじをネタバレも含みながらまとめていきます。さらに当時話題となり、オープニングに使われた主題歌についても触れていき、どんな曲で誰が歌ったものなのかという事も考察していきます。

魔法騎士レイアースの登場キャラクターや魅力を紹介!あらすじもネタバレ解説のイメージ

目次

  1. レイアースの登場キャラクターと魅力に迫る!
  2. レイアースの作品情報
  3. レイアースの登場キャラクターや魅力を紹介!
  4. レイアースのあらすじをネタバレ
  5. レイアースの結末は衝撃的?
  6. レイアースのOP主題歌が素敵と話題に?
  7. レイアースの登場キャラクターや魅力まとめ

レイアースの登場キャラクターと魅力に迫る!

「魔法騎士レイアース」の登場キャラクターの魅力に迫っていきます。「魔法騎士レイアース」には魔法騎士である主人公たちや仲間達だけでなく、敵キャラクターにも個性豊かな登場人物が多数存在します。今回は登場人物に焦点を当てて、物語を盛り上げているのはいったいどんな登場人物なのか、性格などの詳細を紹介していきます。またストーリーのあらすじや衝撃的な結末もネタバレを含みながら分かりやすくまとめていきます。

レイアースの作品情報

「魔法騎士レイアース」は女性漫画家集団である「CLAMP」による漫画作品で、1994年に日本テレビ系列で放送されました。漫画版の続編に「魔法騎士レイアース2」があるため、アニメ「魔法騎士レイアース」も第1章と第2章に分かれて原作のストーリーに準えています。魔法騎士である少女たちが元々いた世界は日本の東京ですが、異世界である「セフィーロ」に召喚されたため剣と魔法によるファンタジーな世界観となっています。

本編であるテレビアニメ版が終了してから1997年にはOVA版が発売され、原作やテレビ版とは違いギャグ要素がほとんどないシリアスな展開が特徴となっています。またゲーム作品も多く発売され、1994年に「ゲームギア」用ソフト「魔法騎士レイアース」からゲームボーイ用ソフト「魔法騎士レイアース2nd ミッシングカラーズ」まで全7作品が制作されています。さらに2015年には「ニンテンドー3DS」の背景画像が配信されました。

レイアースの登場キャラクターや魅力を紹介!

獅堂光

「魔法騎士レイアース」のヒロインの1人で、中学2年生の14歳です。父親と母親、3人の兄による6人家族で、実家が「剣道道場」を営んでいるため幼少時代から剣道を習っており、剣術が得意で才能も持っています。幼い時からすでに大人顔負けの剣術を会得しており、幼稚園時代に父親を負かしたため、父親はショックで修業の旅に出ています。そのため現在は兄3人が父親代わりとなっていて、妹である光をとても可愛がっています。

ボーイッシュを絵に描いたようなキャラクターで、非常に明るく裏表が無い性格のため誰とでも仲良くなる事ができ、ヒロイン3人の中で1番運動神経が良いですが、背が145センチと小柄なため実年齢よりも若く見られる事が多く、海や風からは「小学生かと思った」など言われる描写があり本人も気にしている様子でした。まっすぐで優しいため味方だけでなく敵などの登場人物に本音でぶつかり、時には戦闘後に和解する事もあります。

学校の行事で東京タワーを見学していた際にセフィーロに召喚され、クレフから炎の魔法を授かりました。「炎の矢」という炎で作られた矢を乱射する技を得意としており、怒りによって強くなるなど精神状態によって強さを得ます。また「紅い稲妻」という炎を強力な電撃に変えて放つという技を会得し、のちにあらすじ見出しでネタバレしますが、敵キャラクターを倒した事で炎の神殿で「炎の魔神・レイアース」を手に入れました。

龍咲海

「魔法騎士レイアース」のヒロインの1人で、お嬢様ご用達の女子校に通う中学2年生です。長身でスタイルも良く顔立ちも整っているため、物語の序盤では光の同級生に「綺麗な人ね」と言われていました。本人は自分の事を心が広く温厚だと称している通り、仲間想いの優しい性格ですが、その反面感情的になりやすく怒りっぽい一面も持っています。光や風とは違い典型的な女言葉で話し、基本的には他の登場人物を呼び捨てで呼びます。

お嬢様学校ではフェンシング部に所属していたため、セフィーロに召喚されてから使っている剣も細身のものとなっています。クレフからは水の魔法を授けられて、「水の龍」という龍の形の強い水流を敵キャラクターに放つ技を最初に会得し、得意技にしています。のちに「蒼い竜巻」という強力な水の竜巻を発生させる技も覚え、火災を消化したり、仲間が高い場所から転落してしまった時に舞い上げて救い出すなどの応用も見せました。

海の神殿ではザガートの配下であるアスコットに勝利して改心させ、あらすじ見出しでネタバレする「水の魔神・セレス」を手に入れました。海はこの時に常に魔物を連れているために居場所が無い事を嘆いていたアスコットを強く一喝し、アスコットから好意を寄せられるようになりましたが、本人は最後まで全く気付いていない様子でした。海自体はクレフに想いを寄せているようで、物語のラストで告白しようとするシーンがありました。

鳳凰寺風

「魔法騎士レイアース」で、ヒロインの1人であり名門の女子校に通っている中学2年生です。1人の姉と両親による4人家族で、常にメガネをかけており、頭の回転が速く作戦を立てる事を得意としている登場人物です。会話をする時には語尾に「ですわ」をつけるお嬢様口調で、他のヒロインや登場人物たちには基本的に「さん」をつけて話します。原作での一人称は「わたし」でアニメ版やゲームでは「わたくし」となっています。

いつも笑顔でおっとりとした性格のため、光や海を優しく見守っているという立場ですが、敵キャラクターとの戦闘では持ち前の頭脳を駆使して素早く立ち回ります。クレフから与えられた魔法は風で、味方を回復したり防御壁を作り出すことが出来るため攻撃に特化した魔法を使う事の出来る光や風の頼れるサポート役となっています。「癒しの風」という回復魔法を得意としており瀕死の登場人物を回復させるというシーンがありました。

学校では弓道部に所属していたためセフィーロに召喚されてからしばらくは弓を使って戦っていましたが、物語の後半ではプレセアに作ってもらった剣を使用していました。空の神殿ではもう1人の自分と戦い、自分に打ち勝ったことであらすじ見出しでネタバレする「風の魔神・ウィンダム」を手に入れました。魔神に乗ると視力が上がる事が特徴です。またゲーム版では光と海とは違い泳げない描写があり、浮き輪を使用していました。

モコナ

セフィーロに召喚された魔法騎士たちの前に突然現れた白くてふわふわした生き物です。進む道などを案内してくれますが人間の言葉を話すことはなく、代わりに「ぷぅ」という鳴き声を発します。真面目な性格の海はいつもからかわれていて、良いコンビとなっています。もともとはエメロード姫のもとに居ましたが、そこからクレフに預けられ、その後はプレセアに引き渡されました。プレセアの事をからかう事も好きなようです。

額に付いている宝石には仲間と通信する機能があり、さらに様々な物を取り出すことが出来るという優れものになっています。そんなモコナは実はセフィーロや地球、宇宙などこの世のすべての創造主である神様で、過去に宇宙を作った後に地球を作りましたが、争いばかり起こす人間に失望したため、次に創造した世界であるセフィーロは1人の人間が「柱」となり、世界のすべてを定める仕組みにしました。

クレフ

魔法騎士たちが初めてセフィーロに訪れたときに出会った登場人物で、セフィーロで最高位の導師(グル)です。あとであらすじ見出しでネタバレしますが、ヒロイン3人にそれぞれ魔法を授けて魔法騎士としてセフィーロを救ってくれるように頼みました。年齢は745歳という長寿者でザガートの魔法の師匠でもあります。魔法騎士たちに魔法を与えて「沈黙の森」に送り出した直後にザガートに石化の魔法をかけられて石になってしまいます。

性格は短気ですが最高位の魔法使いとしての力は本物で、初めて見せた「魔法伝承(アクセプト)」という魔法を与える事の出来る魔法の他、「稲妻招来(サンダス)」という強力な稲妻を放つ事の出来る魔法、「殻円防除(クレスタ)」というシールドで身を守る魔法など、セフィーロに存在する様々な魔法を使う事が出来ます。後述のあらすじでネタバレする魔法騎士たちの戦いの本当の目的を最初に教えなかった事に罪の意識を感じています。

エメロード

セフィーロの平和の均衡を守っている「柱」となっている登場人物で、金髪の少女のような姿をしていますが長寿者です。彼女の祈りが無ければセフィーロは存在する事が出来ません。セフィーロに存在するすべての人々の幸せを願わなくてはならないという立場ですが、一個人であるザガートの事を愛してしまったためにこのままでは世界が崩壊してしまう事を恐れて、自分を殺してもらうために魔法騎士たちを異世界から召喚しました。

後述するあらすじ見出しで詳しくネタバレしますが、物語のラストシーンではザガートを失った事による深い悲しみから大人の姿になり、自我を失って魔法騎士たちに襲いかかります。しかし「柱」として残った自我で魔法騎士たちに伝説の真実を伝えて最終的には自分を倒してもらい、死ぬことによってセフィーロの「柱」としての苦しみから解放されてザガートと一緒に居られるという事に幸せを感じていました。

原作とアニメ版では活躍の仕方が違っており、原作ではラストシーンまで幽閉されて閉じこもっていますが、アニメ版ではザガートの幻影に攻撃された魔法騎士たちを魔法で助けたり、フェリオに連絡をとるなど活躍する場面が多くなっています。作中で使用した魔法は「光衝招撃(サイノス)」と「金爆殺襲(デボネア)」で、両方とも攻撃魔法となっています。OVA版では精霊として登場し、味方として魔法騎士たちのサポートをしていました。

プレセア

セフィーロで最高位の「創師(ファル)」という武器職人で、長い金髪をポニーテールでまとめている女性というキャラクターです。武器を魔法によって作る際には相当な精神力を消耗するという事ですが、後に魔法騎士たちに強力なエスクード製の武器を創りました。作中の登場人物たちを未遂ではありますが趣味と称して何度か折檻しており、モコナの耳を引っ張ったり人間を釜茹でにしたりするなど痛めつける事が好きなようでした。

アニメ「魔法騎士レイアース」のプレセアは原作との大きな違いがあり、館の創作室で魔法騎士たちに武器を作っている最中にザガートの配下であるアスコットに襲撃され、魔物が創作室に入ってきた時に屋根が崩れて下敷きになった事で、武器を作り終わって魔法騎士たちに託したあとに絶命しました。そのため死亡していない原作と合わせるためにアニメ版の第2章では双子の妹であるオリジナルキャラクター・シエラが登場します。

ザガート

もともとはクレフの弟子であり、エメロード姫の祈りを補佐する神官という立場でしたが、あらすじ見出しでネタバレするある事がきっかけで魔法騎士を抹殺しようと目論み、敵対する事になります。黒い衣装に床近くまである長い黒髪という出で立ちで、穏やかで思慮深い性格でしたが魔法騎士たちに刺客を次々と送り込んできます。最後の戦いでは自らで創造した巨大な魔神で圧倒的な力を見せ魔法騎士たちを窮地にまで追い込みました。

最終的には魔法騎士たちの合体した魔神の強力な魔法「閃光の螺旋」を受けて敗北しエメロードの自由を願いながら絶命しました。始めは魔法騎士をはじめとするほとんどの登場人物からセフィーロを支配する事が目的だと思われていましたが、ザガート本人は「セフィーロより大切なものがある」と発言したシーンがあり、後述のあらすじ見出しで詳しくネタバレしますがこのときにセフィーロの支配が目的では無い事が明らかになりました。

作中でザガートが使用した魔法は「闇爆殺襲(ストラトス)」「銀爆殺襲(ディアブロ)」「闇衝招撃(レクサス)」で、悪魔の名前をとった名前から分かるようにすべて闇の力を使った強力な魔法となっています。またザガートは過去セフィーロの秩序を守るための神官であった頃に、セフィーロの柱制度というものに疑問を感じているという発言をしている事が「魔法騎士レイアース2」の登場人物であるランティスによって語られていました。

フェリオ

「魔法騎士レイアース」で、魔法騎士たちがエスクードを見つけ出すために沈黙の森を歩いているときに出会った少年で、緑色の髪に鼻と頬に傷がある事が特徴のキャラクターです。魔法騎士たちの味方として活躍しますが、実はエメロード姫の弟であり、姉から貰った金色のリング状のピアスを常につけています。後に風が戦闘のときに「これは私たちの戦い」とフェリオの援護を断った事で風に惚れ、それから2人は恋仲になります。

沈黙の森を出る際にフェリオは風に金色のピアスの片方を風に送り、風はこれを指輪として指にはめるようになります。フェリオは原作とアニメ版で違いがあり、原作では魔法騎士たちが沈黙の森を抜けてからは第2部になるまで登場しませんでしたがアニメ版ではしばしば登場して魔法騎士たちの助けとなっていました。またアニメ版では風に金色のピアスではなく通信機能を持っているマジックアイテムである赤いオーブを贈っていました。

アルシオーネ

「魔法騎士レイアース」で、もともとはクレフの弟子である魔法使いでしたがザガートに恋をしてしまったためにザガートの配下の1人となります。長い黒髪に白い肌、露出の高い服を着ている事が特徴のキャラです。魔法騎士の抹殺に何度も失敗してしまったために失望したザガートにより殺されてしまいました。アルシオーネはザガートとエメロードが愛し合っているという事を知らないまま、最後までザガートに忠誠を尽くしました。

魔法は攻撃魔法を得意としており、「氷尖撃射(アライア)」や「氷槍投射(アライル)」、「氷流切刃(アストラ)」といったすべて氷の魔法となっています。セガサターンのゲーム版ではザガートのために魔法騎士に奇襲を仕掛けた時に海におばさん呼ばわりされた事で激怒し、激しい攻撃を繰り出しますが、ザガートとエメロードが愛し合っているという事を知り、失恋した事で魔法騎士に捨て身の攻撃を繰り出して消滅しました。

原作とは違ってアニメ版では消滅しておらず、アスコットをそそのかし、魔物の力を使うなどして何度か魔法騎士たちを襲いましたがすべて失敗に終わっており、最後には海の成長した剣によって倒されました。その後もアニメ「魔法騎士レイアース」の第2章に登場しており、第2章の登場人物であるシエラに心を開いたことで遂にザガートへの想いを打ち切り、改心しました。その後は魔法騎士たちに協力していくようになります。

アスコット

「魔法騎士レイアース」で、魔法騎士たちが海の神殿を訪れた際に現れた子供の召喚士(パル)で、常に魔獣と共に行動しているため、魔獣の居場所を提供してくれるザガートに恩義を感じて力を貸しています。物語中にしばしば魔獣を使って魔法騎士たちを攻撃してきますが、最終的には海の言葉によって心を入れ替え、それから海に好意を寄せるようになります。しかし最後まで海には気持ちが全く伝わっていないようでした。

「魔法騎士レイアース」の作中で使用した魔法は「魔獣召喚(マキシマ)」という魔獣を召喚する魔法のみでしたが、第2部で再登場した際には魔獣を使わずに「衝電破激(アスキス)」というクレフに教えてもらった攻撃魔法を駆使して闘っていました。ちなみにこの時に魔獣たちは城でお手伝いをしているとの事でした。また第1部では幼さが目立ち落ち着きが無かったキャラクターでしたが第2部からは背が伸びて性格も大人びていました。

セガサターン版では設定が異なっており、後述する登場人物であるカルディナがひそかなる大穴で魔法騎士たちを襲った際に説得を試みましたが通じず、半狂乱になったカルディナが放った強力な魔法を魔法騎士たちを庇って自分が受けた事で絶命しました。アスコットが従えている魔物は5体で、それぞれ「アタランテ」「パジェロ」「ビガー」「デューシー」「カペラ」という名前で、動物や星の名前からとったものとなっています。

カルディナ

「魔法騎士レイアース」で、魔法騎士たちが空の神殿に訪れた際にザガートの配下として現れたキャラクターで、関西弁で話すことが特徴の踊り子であり幻惑師(ラル)であるという登場人物です。アスコットを本当の弟のように可愛がっているため、アスコットが魔法騎士を倒す事に失敗した事で変わりに魔法騎士を襲ってきました。ザガートに金で雇われているためアルシオーネのように完全に忠誠を誓っているというわけではありません。

踊る事で相手を思いのまま操るという魔法を使う事ができ、味方キャラクター達を操って同士討ちさせようとしましたが、風の強い意志により魔法がかき消された事で一時撤退しました。チビータ出身であり、関西弁はチビータの方言だという設定で、ザガートに雇われる以前は踊り子として生計を立てながら旅をしていました。第2部では後述する登場人物であるラファーガと相思相愛の関係となっています。

ラファーガ

「魔法騎士レイアース」で、魔法騎士たちが炎の神殿にやってきた際にザガートの部下として魔法騎士たちを襲ってきた登場人物で、もともとはエメロードを護衛する親衛隊長の剣闘師(ダル)でしたがザガートに魔法で操られています。光と激しい戦闘を繰り広げ、凄まじい剣技で光を追い詰めますが、地面に突き刺さった光の剣に触れた瞬間に炎を浴び、それにより洗脳が解けました。後にカルディナと知り合い惹かれ合うようになります。

アニメ版では原作同様に洗脳が解けた直後に炎の神殿に現れたザガートと交戦し、光がザガートの魔法を受けそうになったところを身を挺して守り、剣闘師としての誇りを取り戻して光の試練の終了を最後まで見届けました。セガサターン版の「魔法騎士レイアース」では光たちに敗れた後に後述する登場人物であるイノーバによって殺されてしまいますが、絶命の直前に自我を取り戻します。

イノーバ

「魔法騎士レイアース」のアニメ版とゲーム版のみに登場するオリジナルキャラクターで、もともとはエメロードがザガートのために贈った精獣ですがザガートの魔法によって人間の姿となり副神官を務めています。空の神殿にて魔法騎士たちと交戦しますが失敗し、のちに自らの意志でもとの精獣の姿になって力を増して魔法騎士たちに攻撃を仕掛けますがエメロードの助言を受けた魔法騎士3人の力には及ばずに敗北しました。

ザガートのために2度と人間の姿に戻れない事が分かった上で精獣の姿に戻った事からも分かるように、主であるザガートに忠誠を誓っておりザガートの命令のみを遂行します。セガサターン版「魔法騎士レイアース」でのイノーバはアニメ版とは若干性格が変わっており、同じザガートの部下であるはずのカルディナやラファーガを任務をこなすことが出来なかったという理由で躊躇することなく殺害するという残忍な面が目立っていました。

レイアースのあらすじをネタバレ

謎の世界に引き込まれる3人のあらすじをネタバレ

それぞれの学校の社会科見学で東京タワーを訪れていた獅堂光、龍咲海、鳳凰寺風の3人は突然窓の外に少女の幻影を見て、次の強烈な瞬間光に包まれます。そして気が付いたらそこは地球では無く「セフィーロ」という異世界にいました。そこで3人はクレフという名前の導師に出会い、自分たちはセフィーロを救うために魔法騎士となって魔物たちと戦い、捕らわれてしまっているエメロード姫によって召喚されたという事を聞かされます。

3人が魔法騎士となったあらすじをネタバレ

光たち3人は、セフィーロに魔物が溢れ返ってしまったのはザガートという悪の神官がセフィーロの平和の均衡を保っている「柱」であるエメロードを連れ去ってしまった事が原因であるという事をクレフから教えてもらいます。突然の事で3人は戸惑いますが、魔法騎士となってエメロードを救いだし、セフィーロの平和を取り戻す決意をします。そして3人はそれぞれクレフから魔法の力を授かり、長い旅に出発する事になります。

試練を突き進む事になるあらすじをネタバレ

クレフはまずプレセアという武器職人に武器を作ってもらうように3人に言い、3人はプレセアの家に向かいます。プレセアによると強力な武器を作るためにはエスクードという物質が必要だという事で、3人は水先案内人であるモコナに案内されて自分専用の武器を作るためにエスクードの調達に向かいました。道中では魔法騎士の存在に気付いたザガートによる多くの刺客の攻撃により困難な道のりとなりますが、3人は協力して進みます。

多くの試練を乗り越えて成長していくあらすじをネタバレ

旅の途中ではフェリオをはじめとする仲間との出会いや、新しい魔法を覚えたりなど様々な出来事があり、魔法騎士たちは肉体だけでなく心も成長していきます。そして武器の材料を調達し終わった3人はプレセアに自分の成長と共に形を変えて成長するという特別な武器を作ってもらいます。その後3人はそれぞれ「炎の神殿」「水の神殿」「空の神殿」で魔神を手に入れるための試練に打ち勝ち、心の強さを認められました。

魔神でザガートとの最終決戦に臨むあらすじをネタバレ

3人が試練に打ち勝って魔法騎士として認められた事で、光は「炎の魔神・レイアース」、海は「水の魔神・セレス」、風は「風の魔神・ウィンダム」というそれぞれ専用の魔神を手に入れ、さらに心の成長と共に武器も形を変えて成長しました。そして遂に3人はそれぞれの魔神に搭乗してザガートとの最終決戦に挑みますが、ザガートは自ら創造した強力で巨大な魔神に乗って応戦したため、魔法騎士たちは苦戦を強いられます。

ザガートを倒したあらすじをネタバレ

魔法騎士たちはそれぞれの魔法の力を集めた合体技である「閃光の螺旋」を放ちましたが、ザガートに致命傷を与える事は出来ませんでした。しかし魔法騎士3人の気持ちが1つになり、3体の魔神が合体した事で巨大な魔神「レイアース」となって、最後の力を振り絞った強力な攻撃により見事ザガートを倒すことに成功しました。この時にザガートはエメロードの自由を願いながら消滅していきました。

レイアースの結末は衝撃的?

ハッピーエンドで終わらない

これでセフィーロの平和を取り戻す事が出来ると喜ぶ魔法騎士たちでしたが、ザガートが消滅した事でエメロードが悲しみにより泣き叫びます。急いでエメロードが幽閉されている部屋へと向かった3人の前に現れたのは金髪の美女で、3人ははじめて見た時の見た目と違う事に困惑します。すると次の瞬間エメロードは巨大な魔神に乗って襲いかかってきました。3人はどういう事か理解出来ないまま必死に攻撃を避け続けます。

するとどこからかエメロードの声が聞こえてきたため、3人は今攻撃してきているエメロードは偽物で、本物がどこかにいると思いますが、エメロードの声は今戦っているエメロードは自分自身で、愛する人を失ってしまった事で暴走してしまっている事から、自分を殺してほしいと言ってきます。実はエメロードは世界の人々すべての幸せを願わなくてはならない立場であるのにザガート1人を愛してしまったという事実を3人に伝えます。

衝撃的なラストをネタバレ

魔法騎士たちは、このままではセフィーロの人々が不幸になってしまう事を恐れたエメロードによって、自分を殺してもらうために召喚されたのでした。本当の自分たちの使命を知った魔法騎士たちはエメロードの強い気持ちを感じ取り、本当のエメロードの願いを叶えるために巨大な魔神を打ち倒しました。すると次の瞬間3人は地球の東京タワーに居て、悲しい結末に抱き合いながら「こんなのってないよ」と言い泣き叫びました。

時間は魔法騎士たちが光に包まれてセフィーロに召喚されてから数秒しか経っていないようで、周りの生徒たちは3人が突然泣き叫んだことで驚いた様子でした。ここまでが「魔法騎士レイアース」のあらすじと衝撃的なラストのネタバレとなります。そして物語は漫画「魔法騎士レイアース2」へと続いていき、アニメ版は第2章へと続いていきます。

レイアースのOP主題歌が素敵と話題に?

ゆずれない願い

アニメ「魔法騎士レイアース」のOP主題歌が素敵という事で話題になりました。歌っているのは歌手の田村直美で、累計売上げが120万枚を超えるという大ヒット曲となりました。「魔法騎士レイアース」の主題歌として制作された曲のため、歌詞に主人公3人の名前である「光」「海」「風」という言葉が組み込まれています。問いかけを歌っている曲であり、アンサーソングである「Hello again」という曲も2008年に制作されました。

「魔法騎士レイアース」の主題歌としてだけでなく様々なシーンで使われており、ゲーム作品「ポップンミュージック14 FEVER!」には田村直美が新たにボーカルを務めた曲が収録されています。また2013年には広島カープのプロ野球選手である菊池涼介が登場曲として使用した事があります。B面ソングは「あの日の二人はもういない」で、ドキュメント番組である「住宅バラエティー 我が家・大作戦!」のED曲として使われました。

レイアースの登場キャラクターや魅力まとめ

「魔法騎士レイアース」の登場人物にスポットを当てて、原作やアニメ版の違いなども述べながらネタバレを含んだあらすじや衝撃的な結末などもまとめてきましたが、「魔法騎士レイアース」が魅力的なキャラクター達によって素晴らしい作品に仕上がっている事が分かります。今回の「魔法騎士レイアース」のネタバレを含んだあらすじを述べたまとめ記事を読んだことによって読者様が作品に魅力を感じていただけたなら幸いです。

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