楽園追放はどんなアニメ映画?評価・感想やアンジェラの魅力も紹介

「楽園追放」は2014年のアニメ映画。ナノハザードと呼ばれる大災害発生から人類はその大半が住処を仮想空間ディーヴァ内に移していました。フロンティアセッターという謎のクラッカーから度重なる攻撃を受けたディーヴァは保安要員のアンジェラ・バルザックを地上に派遣してフロンティアセッターの捜索を行わせようとします。エージェントのディンゴと共にフロンティアセッターを突き止めたアンジェラはその意外な正体と目的を知ることになります。「楽園追放」は近未来を描いたSFアニメです。

楽園追放はどんなアニメ映画?評価・感想やアンジェラの魅力も紹介のイメージ

目次

  1. 楽園追放が面白い?映画の評価・感想やアンジェラや作品の魅力に迫る
  2. 楽園追放とは?
  3. 楽園追放のあらすじを紹介!
  4. 楽園追放の声優・登場人物
  5. 楽園追放のアンジェラが可愛い!キャラ・作品の魅力5選
  6. 楽園追放を見た人の評価・感想は?
  7. 楽園追放を是非ご覧あれ!

楽園追放が面白い?映画の評価・感想やアンジェラや作品の魅力に迫る

さて今回ご紹介するのは映画「楽園追放 -Expelled from Paradise-」です。2014年に公開されたこの作品はSFアニメとして高い評価と人気を誇り、3DCGで作成されましたが高速展開する戦闘シーンや物語のヒロインで人気声優・釘宮理恵の演じるアンジェラ・バルザックの多彩な表情やディンゴの名台詞。「攻殻機動隊SAC」へのオマージュなど見所満載の作品のようです。

まずは概要を簡単に解説し、あらすじをご紹介。続いて登場人物と声優をご紹介しまして、ヒロインのアンジェラ・バルザックに寄せられた感想や評価をご紹介します。「楽園追放」とはアンジェラとはどういった作品で人物なのでしょうか?

『楽園追放 -Expelled from Paradise-』

楽園追放とは?

映画「楽園追放 -Expelled from Paradise-」は「鋼の錬金術師」や「機動戦士ガンダム00」の水島精二監督。「魔法少女まどか☆マギカ 」や「PSYCHO-PASS サイコパス 」の脚本家・虚淵玄(うろぶち げん)によるアニメーション映画です。

「楽園追放」は2014年11月15日公開。東映アニメーションとニトロプラス合作のフルCGアニメです。配給はティ・ジョイ。興行収入は1億8390万円でした。

楽園追放のあらすじを紹介!

それではここから映画「楽園追放」のあらすじ解説に入ります。その後で「楽園追放」の登場人物と声優についてやヒロインのアンジェラの魅力を紹介し、作品に対する感想や評価をご紹介致します。

西暦2400年

ナノマシン技術の暴走による「ナノハザード」によって地球文明は崩壊します。人類は食糧・資源の不足を解消するため衛星軌道上に「ディーヴァ」という仮想空間施設を建造して移民します。西暦2400年、全人口の98%がディーヴァ内に移民していました。劣悪な環境のまま放置された地上には僅かな人々が暮らしていました。

ハッキング

アンジェラ・バルザックが休暇を共有空間のビーチで楽しんでいるとナンパ男が接近してきますが、アンジェラは完全に無視します。突如、外部からの侵入者が仮想空間内にクラッキングを仕掛けます。フロンティアセッターを名乗る謎のクラッカーは共有スペース内で堂々と外宇宙探索要員の募集活動を行います。アンジェラはフロンティアセッターを待ち構えるために待機していました。

アンジェラは電脳空間内に入り、フロンティアセッターのアクセスコードを追撃しますが取り逃がします。ビーチに戻ったアンジェラはナンパ男に自分が3等保安局員だと正体を明かします。それを聞いたナンパ男は慌てて退散します。

中央保安局の呼び出し

中央保安局の呼び出しを受けたアンジェラは本来の姿に戻ります。出頭したアンジェラはフロンティアセッターのクラッキングへの迅速対応を高く評価され、地上への派遣を命じられます。アンジェラは自分の遺伝子情報をもとに作られたマテリアルボディの製造時間短縮のため、肉体年齢を16歳に設定して仕上げます。

期待外れの地球と素行不良のガイド

衛星軌道ステーションから射出された大気圏突入用カプセルで地上に降り立ったアンジェラは空気の悪さと、足を取られる砂の大地、変わり映えしない風景にひどくがっかりします。現地ガイドのエージェント通称ディンゴとの合流地点で待機しますが約束の時刻を過ぎても一向に現れません。

サテライトスキャンするとディンゴの乗るジープがサンドワームの大軍に追われていました。早速のトラブル発生にアンジェラは機動外骨格スーツ「アーハン」を起動しますが弾を惜しんで肉弾戦を挑み、数に苦戦します。ディンゴからのサインで頭が弱点だと教えられたアンジェラは上空からサンドワームを射撃で一掃します。

実のところ、ディンゴはサンドワームに追われていたのではなく、わざと音を立てて「おびき出して」いたのでした。サンドワームの死体の山に駆けつけた業者たちはディンゴに金を支払ってサンドワームの死骸を解体してトラックに乗せ運び去ります。サンドワームの肉は地上の人々にとって貴重な食料でした。保安局員と仕事をする際にはこうしてちゃっかり利用するというのがディンゴのやり方でした。

アンジェラは腕は立つが素行不良だという意味をしっかり理解します。更にディンゴはアーハンとディーヴァとの通信装置が背中にあると聞き出すなり銃弾で破壊します。ディーヴァとのリンクがあって初めてアーハンは本来の性能を発揮出来るのです。アンジェラが「これじゃタダの鉄くずよ」というと業者に売って金に換えてしまいます。

焦燥

ディンゴがディーヴァとの通信装置を破壊したのはこれから探そうというフロンティアセッターにわざわざ自分たちの位置を教えているという意味でした。地上に慣れたディンゴはフロンティアセッターの所在地がディーヴァに探知できず人も近寄らない場所だと見当をつけていました。最果ての街を目指して車を走らせるディンゴはアンジェラに野営を申し入れます。

しかし、アンジェラは運転を代わるから後で寝ていたらと取りあいません。アンジェラが焦っている理由は後続派遣された保安要員たちがスタートダッシュしたアンジェラを追うようにして次々と降下してきているからでした。手柄の奪い合いという状況にディンゴは呆れ果てます。ディーヴァでは管理出来る情報量がすべてでした。このため、保安局員たちは手柄を焦って奪い合っているのです。

油断

ディンゴは情報屋をあたって手掛かりを探ります。アンジェラには理解不能な言語を駆使して交渉するディンゴに退屈したアンジェラはふて腐れてディンゴから離れてしまいます。それを路地裏で見ていた男達がいました。路上に一人となったアンジェラに男達が絡んできます。

男達に取り囲まれたアンジェラは「丁度、むしゃくしゃしてたところよ」と喧嘩に応じて男達を叩きのめします。腕っ節には自信のあるアンジェラでしたが、何故か思うように動けなくなり、急に体に力が入らなくなります。アンジェラの隙をのがすことなく男の一人が羽交い締めにします。

羽交い締めされたアンジェラがナイフを突きつけられたとき、ディンゴの銃弾がナイフを弾き飛ばし、男達は退散します。しかし、アンジェラは礼を言えるような容体ではありませんでした。意識が朦朧としたアンジェラは倒れ込み、ディンゴの腕に抱きとめられます。

介抱

アンジェラは原因不明の高熱にうなされます。ディーヴァとのリンクが健在なら、身体のチェックは自動的に行われますがマテリアルボディに慣れないアンジェラは体調がおかしいことに気づけませんでした。

それはガイドであるディンゴの責任でもあり、アンジェラの回復を優先させたディンゴはディーヴァとリンクして薬を製造します。お粥を作って食べさせるなどしたディンゴの真心が通じたのか、アンジェラはディンゴが思ったよりも早く回復します。

仕切り直し

回復したアンジェラにディンゴは集めた情報を伝えます。何者かが化学肥料を電子部品との物々交換で集めており、中には親子三代にわたって肥料を納品している一族もいました。化学肥料は分解すると宇宙船やロケットの推進剤になります。ディンゴはその人物の了解を得た上で取引する化学肥料の入ったスーツケースに発信器を取り付けます。

取引の現場に現れたのは作業用ロボットでした。作業用ロボットはスーツケースを受け取って電子部品を置いていきます。そのまま地下に下りて行った作業用ロボットは詳しく調べることもなく地下鉄に乗せていずこかに向かいます。二人は発信器を頼りに追跡します。

フロンティアセッターの正体

発信器の示す地点に向かったアンジェラとディンゴは警備ロボットが見張る場所に辿り着きます。「なんにせよ確かめた方がいいか」とディンゴは警備ロボットに接近し、アンジェラはライフルを構えて万一に備えます。

なんとこの作業用ロボットたちの搭載するAIこそがフロンティアセッターの正体だったのです。彼らは「ナノハザード」が起きる以前から100年がかりで外宇宙探索用の宇宙船を建造していました。目的は地球以外に移住可能な惑星を探すこと、知的生命体との遭遇も想定していたのです。なによりディーヴァが切り捨ててしまった人類文明の継承者でもありました。

調査を終えて

フロンティアセッターは人類の敵でも脅威でもありませんでした。むしろディンゴと一緒に歌うことも出来る人類の友と呼べる存在で、宇宙の果てを目指す旅のため動力炉をコツコツと組み立てていたのです。間違いでディーヴァにクラックしましたが説得すれば受け入れるでしょう。アンジェラは任務が終わったと判断します。

そして、ディンゴにディーヴァの住人にならない訳を問います。ディンゴはディーヴァは人間に無限の可能性を与えるというのは「嘘」だと指摘します。メモリは無限ではなく有限です。そして優秀なパーソナリティに多く分配される。アンジェラはそれを当然だと考えますが、ディンゴは違うと考えます。限られた檻の中で手柄をあげてより多くのメモリを獲得する。その為に保安局員は必死になる。人生の目的が限られる不自由。

楽園追放

ディーヴァに帰還したアンジェラは中央保安局でフロンティアセッターの正体と目的、そして対話の可能性を説きます。しかし、高官達はアンジェラを任務を途中で放棄したと見做して身柄を拘束し、永久凍結します。クラッキングを可能にしている知性を獲得したAIそのものがディーヴァの存続にとっての脅威です。ディーヴァは人類にとって「楽園」でなければならない。全てを統制下に置かなければ危険ということです。

救出と脱出、反撃開始!

結果的にディンゴが主張していた通りディーヴァは巨大な檻でした。アンジェラは狭い空間に閉じ込められてしまいます。しかし、フロンティアセッターはクラッキングをデコイに利用して囚われたアンジェラを「仁義」のため救出します。その気になればディーヴァを消滅させられますが、フロンティアセッターは人類を守るため却下しました。

保安局員達が位置が特定されたフロンティアセッターのHLV打ち上げ阻止に送り込まれます。隔離空間から脱出したアンジェラは衛星軌道ステーションのシステムを乗っ取り、武器搭載コンテナを残らず地上に射出し、最新型のアーハンに自身の情報を全て搭載し強奪して脱出します。

アンジェラの脱走と離反行動に対し、ディーヴァは阻止行動に出ます。保安局防空隊による追撃にフロンティアセッターのバックアップを受けたアンジェラは最新型アーハンで応戦し撃墜します。更に切り札として発射された共鳴弾頭ミサイルをロングバレルレールガンで迎撃破壊します。

地上への帰還

地上に帰還したアンジェラをディンゴがマテリアルボディを抱えて待っていました。事実上追放者となったアンジェラにお得意様のご指名だからと協力を申し出ます。ディンゴは既に迎撃の準備を整えていました。アンジェラに罠の配置図を見せて近付かないように警告します。

アンジェラ大暴れ

フロンティアセッターのHLV打ち上げ準備に要する時間は1220秒(約20分)、持ちこたえれば勝ち、守り切れなければ負けという厳しい状況ですが、アンジェラにはフロンティアセッターの心強いバックアップがついています。アンジェラは最新型アーハンを駆って保安局員たちのアーハン部隊との死闘を繰り広げます。

位置の判明したHLVの破壊など容易い任務でやっと埃っぽい地上から解放されると油断しきっていたクリスティン、ヴェロニカ、ヒルデら保安局員たちでしたがいきなり通信阻害用のミサイルでリンクを絶たれ、作業用ロボットから兵器に転用されたロボットの奇襲を受けます。しかも離反したアンジェラが性能で勝る最新型アーハンで敵に回っていました。

フロンティアセッターのサポートで武器コンテナを次々に開けて戦い続けるアンジェラ。ディンゴも罠を仕掛けた場所にアーハンを誘い込んで仕留めます。相手はマテリアルボディで厳密には「人殺し」になりませんがディンゴにとって気持ちの良いことではないようですが、それはアンジェラも同じ事でした、

近接用のブレードとシールドで戦うアンジェラでしたが連係攻撃に苦しみます。一機倒したもののブレード同士がぶつかり合い追い込まれかけたピンチにディンゴが現れます。「演算バックアップ用のアンテナが丸見えなんだよなぁ」とライフルでアンテナを破壊し、ディーヴァとのリンクを切断。形勢逆転したアンジェラは返り討ちにします。

人間の定義

フロンティアセッターが確保出来た外宇宙探索要員はゼロ。最後の望みとしてディーヴァを追放されて行き場を失ったアンジェラに期待していましたがアンジェラの答えは「ゴメンね、アタシこの世界をロクに知らない。まだ見たことがないものが沢山ありすぎるの」でした。

ディンゴは言います。「なぁ、フロンティアセッター。人類にだって色々ある。どだい人間の定義だって結構曖昧なもんだよ」そして続けます。「歌を歌って、仁義を通して、星空に夢を見たアンタなら、もう、人間でいいんじゃないか」フロンティアセッターは答えます「そうでしょうか?」。

「俺たちが失い、忘れた物を誰よりも強く受け継いできたのはアンタなんだ」とディンゴは指摘します。「だから、胸を張って行ってこい。いずれ旅先で出会ったヤツには堂々と名乗ってやりなよ。地球人類の末裔だってな」フロンティアセッターは答えます。「分かりました。二人とも本当にありがとう。私はこの世界の記録を遙かな世界に伝えます」。

フロンティアセッターの旅立ち

「行ってきます」こうしてフロンティアセッターは銀河の彼方へと旅立ちました。ディンゴは餞の歌を贈ります。残されたアンジェラとディンゴはあてもない旅に出ます。「後悔してるのかい?」というディンゴですが、アンジェラは「まぁ今更どうでもいいわ、頼もしいガイドもいることだしね」。こうして物語は幕を閉じます。

楽園追放の声優・登場人物

さて映画「楽園追放」のあらすじは如何だったでしょうか?ディーヴァという仮想現実空間で無限の寿命を持つ精神情報体となって「楽園」に暮らす人類と、荒廃した地球に残り、飢えや渇き、病に老いや死といった現実と隣り合わせで生きるディンゴたち。フロンティアセッターの事件により「楽園追放」という憂き目に遭ったアンジェラですが、限りある生は楽園内での飼い殺しよりは「余程マシ」だと考えたのではないでしょうか?

アンジェラ・バルザック

アンジェラ・バルザック(声優・釘宮理恵)はディーヴァ保安局に所属するシステム保安要員で階級は三等官。本来は実体を持たない電脳パーソナリティですが地上調査のため生身の身体「マテリアルボディ」を得ることになりますが、早期作成のため肉体年齢16歳で地上世界へ赴きます。出世至上主義者で性格は高慢ちき。また、とにかく無駄が嫌いで無駄な時間、無駄な労力、無駄弾が大嫌いというじゃじゃ馬娘です。

ディンゴ

ディンゴ(声優・三木眞一郎)はディーヴァが現地オブザーバーとして徴用した地上調査員エージェント。ディンゴは通称で、本名は「ザリク・カジワラ」。総合評価はSランクですが、素行不良だと判定されています。利用出来るものはなんでも利用するちゃっかり者。その一方で人柄は優しい人物です。音楽をこよなく愛しており、主にロックミュージックを聴き、ギターを弾きます。

その他

フロンティアセッター(声優・神谷浩史)は地上からディーヴァにハッキングを仕掛けているクラッカーです。「外宇宙探索の同志を探している」という内容のメッセージをディーヴァに送り続けています。その正体は人格を獲得したAIです。人類の叡智の継承者であり、ロックの新曲を作ってしまうなど創造性に優れ、建造時には国家間の対立で宇宙で組み立てられなかった動力炉部分を百年以上かけて完成させました。

クリスティン・ギラム(声優・林原めぐみ)、ヴェロニカ・クリコワ(声優・高山みなみ)、ヒルデ・トルヴァルト(声優・三石琴音)はディーヴァの保安要員。フロンティアセッターの破壊指令を受けて地上降下していました。

アロンゾ・パーシー(声優・古谷徹)は冒頭でアンジェラをナンパしようとする男です。レジェンド声優の古谷徹さんは友情出演ということですが、冒頭から聞き慣れた声が聞こえてきて驚かれた方も多いのではないでしょうか?

楽園追放のアンジェラが可愛い!キャラ・作品の魅力5選

釘宮理恵さんが今をときめく人気声優だということもありますが、とにかくヒロインのアンジェラ・バルザックがとても多彩な表情を見せてくれます。それが「楽園追放」の魅力の一つであることは間違いないようですが、皆様の感想は如何でしょう?

ここでは「楽園追放 -Expelled from Paradise-」の劇中で彼女が見せてくれる多彩な表情を中心にご紹介します。まずは睡眠不足で不機嫌気味のこの表情。ディンゴがお気に入りのロックミュージックが気に入らないようです。ディンゴの名台詞「ロックは骨で聞くものだ」もまったく理解に苦しむようです。

続いて情報屋との交渉で耳慣れない言語を駆使するディンゴにブチ切れするアンジェラ。普段だったらディーヴァにリンクしたオペレーターが自動翻訳してくれるところですが、残念ながら当のディンゴがアクセスを制限しています。しかも、交渉内容を通訳して説明してさえくれません。睡眠不足に体調不良、疲労とストレスがピークのアンジェラは全身を使って表現します。

シーンはかなり飛びまして、中央保安局に捕らえられたところをフロンティアセッターに助け出され、最新型アーハンを駆って宇宙で一暴れした後に地上に戻り、ディンゴに抱かれていたマテリアルボディに戻った際に見せるこの表情は完全にデレています。仮想空間内であらゆる快楽を体験済みだと言っていたアンジェラでしたが、男性と至近距離で接する機会は少なかったのではないでしょうか?

無謀ともいえる圧倒的多数の保安局員たちの駆るアーハンとの戦闘に臨むアンジェラ。とても凜々しいというかおっかない表情をしています。マテリアルボディでの操縦にも大分慣れた様子で、武装コンテナから次々と武器を取り出して激闘を繰り広げている真っ最中。高周波振動ブレードと盾とで突貫する場面。顎の下のところにディンゴが渡した罠の配置図のメモが見えます。

5つほどご紹介させて頂きましたが、感想は如何だったでしょうか?3DCGアニメだということをすっかり忘れてしまうほどにアンジェラはとても多彩かつ様々な表情で、我々視聴者を楽しませてくれるとは思いませんか?何度も観たくなるアニメだという感想が多く見受けられるのも「楽園追放」の最大の魅力がヒロインたるアンジェラの多彩な表情と、さすがは人気声優という釘宮理恵さんの名演技によるものではないでしょうか?

楽園追放を見た人の評価・感想は?

ここでは「楽園追放」について皆様の感想や評価をご紹介させて頂きます。世界観こそ複雑ですがストーリー展開はとてもシンプル。それでいて「人間の定義」など考えさせられる部分は沢山あります。それでは皆様の感想や評価はどのようなものか早速確認してみます。

楽園追放の感想・評価

「楽園追放」の各レビューサイトでの評価は4弱。感想は好意的なものが溢れていますが、アンジェラのボディ(バストとかヒップ)に関する感想は女性読者の反応も考え、ご紹介するのを控えます。

心の底から面白かった一本。今までそんなにたくさん映画見たわけじゃないんですけど、確実に3本の指に入る面白さ。

エヴァとかマクロスとか好きな人はこの映画好きだと思う。脚本もまどマギの人だし、久しぶりに当たりの映画だった。

飽きずに見られた。長さもちょうど良い。電脳世界の設定はありがちだが、よく練られているなと実感するほど話の内容には関わってこない。

萌えキャラが頑張るアクションメインの映画かと思いきや、意外とお話を聞かせる方がメインで、アクションは最初と最後にある程度。結構真面目にSFやってます。

楽園追放を是非ご覧あれ!

さて「楽園追放」の紹介記事もいよいよ最後となります。豪華な声優陣と全編3DCGというだけでも話題性十分ですが、なんといってもアンジェラ・バルザックの魅力に勝るものはないようで、イラストやコスプレ写真も沢山ありました。

楽園追放の感想・評価まとめ

「楽園追放 -Expelled from Paradise-」について今回はヒロインたるアンジェラ・バルザックを中心にご紹介させて頂きました。しかし、高速戦闘シーンの迫力についてはご紹介できなかったのがとても残念で、球体から変形するアーハンのギミックや様々な武装を使いこなす処も本作の魅力の一つではないでしょうか?

「楽園追放」では他にもディンゴの含蓄ある名台詞の数々や、攻殻機動隊SACのマスコット「タチコマ」をどこか彷彿とさせるフロンティアセッターの造形など見所沢山です。是非、機会がありましたら「楽園追放」をご視聴しては如何でしょうか?

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