長ぐつをはいたネコのあらすじまとめ！豪華すぎる声優キャストも紹介

「長ぐつをはいたネコ」は、子どもが読む絵本にある「ながぐつをはいたねこ」とは別のものです。ネタバレ見ずに作品を観るとビックリします。こちらは「シュレック」シリーズに出ていた「長ぐつをはいたネコ」のプスのスピンオフ映画になります。ネタバレあらすじとなりますが絵本とは別物の「長ぐつをはいたネコ」の作中には、おとぎ話が織り込まれていて楽しく見れる作品です。

キャストも豪華でラテン系の映画に常連だったりコメディ俳優だったり、数多くのハリウッドスターが声優をされています。日本版のキャストには竹中直人さん、本田貴子さん、勝俣州和さんと、こちらも豪華な方々が声優をされています。犬派猫派ありますが、この作品は、つぶらな瞳が可愛くて猫好きにはたまらない感じの行動が散りばめられています。ネタバレであらすじを見たとしても、作品を楽しく観てもらえます。

竹中直人さんのシリアスからコメディーまで演じることが出来る幅広い力量が声優にも活かされており、プスが竹中直人さんにしか見えてこなくなるくらいです。逆に竹中直人さんでなければ、プスは、あのキャラクターではなかったというくらい役に合っていて本当にプスが可愛いんです。ネタバレしていても可愛いプスの姿は映画で、ぜひ観てほしいと話題です。

きっとネタバレしても、あらすじが分かっても、問題なく竹中直人さんの世界に引き込まれます。それくらい素晴らしいものになっています。絵本にされている「ながぐつをはいたねこ」とは別物として、新しい「長ぐつをはいたネコ」として動物好きの人にとってはプスに癒されること間違いなしじゃないでしょうか。そんなプスが活躍するスピンオフ映画の「長ぐつをはいたネコ」をネタバレありで、あらすじ込みで紹介していきます。

長ぐつがトレードマークのプスは孤児院でイメルダに育てられます。しかし「無実の罪」で町を追われて賞金首になってしまいます。ある日町の酒場で、プスが半生を費やして遂に見つけることが叶わなかった魔法の豆の話を聞きます。その魔法の豆をジャックとジルが持っていると情報を聞き、魔法の豆を盗もうと動き出します。

しかし、その場で謎の覆面ネコと居合わせてしまい同じように魔法の豆を盗もうとしています。プスと口論の末に持ち主であるジャックとジルに見つかってしまい魔法の豆を盗むのを失敗してしまいます。プスは、覆面のネコと対決して覆面のネコがメスのキティだと分かった時に昔からの友達でハンプティ・ダンプティンと7年ぶりに再会します。

覆面のネコのキティは、ハンプティの仲間だったのですがプスにとってハンプティは「無実の罪」の元凶となっています。ハンプティとの出会いは、母親とはぐれて孤児院に居た時に出会いました。貧しいながらも意気投合して相棒となったが、ある事件でハンプティへの信頼は消えてしまいます。そんなプスにハンプティは魔法の豆の木を登って雲の上にある巨人の城へ行きダチョウの産む金の卵を探し当てようと持ち掛けます。

プスは、以前の経験からハンプティ達を信用できないと一旦は拒否ります。でも再び町の人々の信頼を取り戻したいと「無実の罪」が消えるのではないかと考えて話を受け入れます。ハンプティの天才的な発明のおかげで魔法の豆を手にすることが出来ました。天空にそびえたつかつて巨人が住んでいた城に忍び込むことが出来たプス達3人は無数の金の卵を目にします。

その金の卵を産むのは、プス達よりも一回り大きいひよこで彼らは金の卵を産むひよこを盗んで逃げます。地上に降りた3人は喜び踊ります。しかし次の日目覚めるとハンプティとキティは、ひよこを連れて姿を消していました。プスは地面に着いた足跡を追いかけて彼らを探した。着いた先は、プスとハンプティが育った町でプスが目にしたのは、プスを取り囲む警察官でした。

かつて、この町で起こした罪をプスのせいにしてハンプティは、プスを落とし入れてたのです。牢屋に入れられたプスは、絶望の淵にいましたが彼らが盗んだひよこを守るあの存在が追いかけてきたのです。プスは、過去を忘れて、この町を守ろうと2人で仲良く過ごした日々を思い出して、町を救いひよこを返します。

プス役の声優アントニオ・バンデラスさんは、元々スペインのトップの俳優さんです。数多くの作品に出演されていて1992年の「マンボ・キングス/わが心のマリア」でハリウッドデビューして「デスペラード」主演で一躍トップになりました。スペインでは、繊細なキャラクターを演じていたがハリウッドでは、ラテン的なセクシー俳優として有名になっています。

「長ぐつをはいたネコ」で初めて声優をやっています。キャストで「デスペラード」で共演した女優のサンマ・ハエックさんも「長ぐつをはいたネコ」のキティ役が声優デビューのようです。今回の作品がラテンっぽい音楽を使ったりとラテン要素があるのでスペインやメキシコといったアメリカ人では表現できないセクシーさを求めたのでしょうか、素晴らしいキャストで「長ぐつをはいたネコ」が作られています。

プライベートでは、2回の結婚と2回の離婚をしています。１回目は、1987年にスペイン人の女優アナ・レサさんとですが、1995年に『あなたに逢いたくて』のコメディ映画で共演したメラニー・グリフィスさんと交際をはじめたために別居しています。1996年にやっと離婚したアントニオ・バンデラスさんは、同じ年に以前から付き合ってたメラニー・グリフィスさんと結婚します。

メラニー・グリフィスさんと結婚したアントニオ・バンデラスさんですが2015年に2回目の離婚をしています。2人の間には女の子が居ますが離婚時には18歳になっていたため当初問題になっていた親権問題は解消して、離婚は、すんなりと進んだそうです。新しい恋人ニコール・キンペルさんと離婚前に出会っていたのですがメラニー・グリフィスさんの交際とは違いニコール・キンペルさんが理由での離婚ではないと言っています。

「長ぐつをはいたネコ」のプスのようにイケメンですから、あちこち渡り歩いた恋多き俳優のようです。そんな自由な生き方がプスの声優に採用されたのではないでしょうか。

キティ役の声優サルマ・ハエックさんは、メキシコの女優さんです。彼女は、メキシコで有名になる前に英語も話せないままハリウッドに移っています。売れない時期を経験して「デスペラード」で一躍名を知られます。彼女も「デスペラード」のキャストでアントニオ・バンデラスさんと同じようにチャンスを掴んだようです。しかし彼女は一時期は不法移民だったようですが今ではアメリカの市民権を持っています。

また過去に沢山の俳優と付き合い、億万長者と言われている実業家のフランソワ＝アンリ・ピノーさんと婚約しています。2人の間に女の子を授かったのですが何故か一度婚約破棄をして別れています。しかし別れた半年後にサルマ・ハエックさんはフランソワ＝アンリ・ピノーさんと結局結婚しています。結婚してからも女優として活躍されています。

パンプティ役の声優ザック・ガリフィアナキスさんはアメリカのコメディアンであり俳優です。コメディアンは下積み生活を経て1996年に「Boston Common」でテレビデビューします。しかし、すぐには有名にならず徐々に段階を踏んでコメディアンとして頭角を出していきます。コメディアンと並行して俳優もやっており「ハングオーバー! 消えた花ムコと史上最悪の二日酔い」のダメ中年男を演じて俳優でも大ブレイクしています。

MTVムービー・アワードで最優秀コメディ・パフォーマンス賞を受賞した彼は、コメディ俳優として地位を確立して数々の作品に出演しています。またプライベートでは、2012年にチャリティ団体『Growing Voices』の創立者のクイン・ランドバーグさんと結婚しています。彼女との結婚は農業での式だったようです。ハリウッドスターだから豪華というわけではなく自然体のようです。

竹中直人さんは、スケジュールの関係で断ることはあっても他の理由で断ることがないで有名です。またセリフを読み込まないでも有名です。明日さえ分からない日常を生きているのに演じることは把握しているのがキライだそうです。そう言われてみればアドリブというか場の空気間を大事にしてそうな俳優さんです。プライベートでは木之内みどりさんと結婚して一男一女の父親ですが、あまりプライベートが見えない俳優さんです。

「長ぐつをはいたネコ」の日本版プス役の声優は、俳優の竹中直人さんです。竹中直人さんは俳優、コメディアン、映画監督、歌手などとマルチで活躍されています。

笑いながら怒るという芸風は有名ですが「のだめカンタービレ」ではフランツ・フォン・シュトレーゼマンという胡散臭いドイツ人を演じていて竹中直人さんらしい役柄です。そんな竹中直人さんが演じるプスは彼だから表現できる味わいが出ています。

日本版の「長ぐつをはいたネコ」でキティ役の声優は、本田貴子さんです。本家の「長ぐつをはいたネコ」でも俳優が多い中、唯一彼女は声優やナレーターとして沢山の役をやられている本物の声優です。声優の役柄で一番ピンとくるのは「とっとこハム太郎」ののっぽくんではないでしょうか。ナレーターでピンとくるのはCMでの声でYmobileではないでしょうか。

身近な声だと認識して「長ぐつをはいたネコ」を観ると面白いのではないでしょうか。また声優を意識したキッカケがテレビ番組で「ダーティハリー」を観ていた時に父親に「この人ルパンの声だぞ」と言われたことらしいです。声だけで演じる声優の素晴らしさを感じたのでしょうか。父親が言わなければ声優を知らなかったかもしれないと考えるとキッカケって面白いです。

「長ぐつをはいたネコ」の日本版パンプティ役の声優さんは、マルチで活躍されている勝俣州和さんです。欽ちゃんファミリーでCHACHAとしてアイドルデビューした過去を持ち、元スマップの中居正広さんがCHACHAに憧れたいう説があります。CHACHAが解散した後は、お笑いタレントとして活躍されていてテレビで観ない日はないように感じます。

ダウンタウンやウッチャンナンチャンやとんねるずのように大御所に気に入られており冠番組は持たないけども、出演者を選ばず人脈もあるため重宝されているようです。七分丈のズボン=勝俣州和さんとくらい長ズボン姿を見たことがなく元気いっぱいのイメージがありますが実は1965年生まれの53歳で案外年配です。それでも年を感じさせないキャラクターも持ち味かもしれません。

「長ぐつをはいたネコ」を観た人で悪い評価を出している人は居ないに等しいです。あのつぶらな瞳のプスにキュンキュンしてしまった人が多いためかもしれません。ネタバレがあったとしても犬派の人でさえ可愛いと感じるようです。またプス役の竹中直人さんの演技力に惹きこまれて何回も観たという人もいるようです。「長ぐつをはいたネコ」は竹中直人さんの面白さが詰まった作品です。

「長ぐつをはいたネコ」はスピンオフ映画ですが、ショートストーリーの「長ぐつをはいたネコ」があります。そちらは3匹の小さい子猫が出てくるのですが、その子猫も子猫だから、もちろん可愛いのですがプスのつぶらな瞳には負けてしまいます。プス自身も小さい頃は今以上に憎めない可愛さです。「長ぐつをはいたネコ」は「シュレック」シリーズから飛び出した作品ですが、ショートストーリーも面白いです。

「長ぐつをはいたネコ」のあらすじをまとめてみましたが、ネタバレで作品の内容が分かってたとしても猫好きには観てもらいたい作品です。「シュレック」シリーズのスピンオフ映画ですが、ところどころにおとぎ話が散りばめられていてあらすじを分かっていてネタバレしていても楽しく観ることができます。あらすじをチェックしてから、竹中直人さん演じるプスの憎たらしいけど憎めない可愛い姿を観ても楽しいです。

ネタバレで内容が分かっていてもキャストが素晴らしいので忘れて観てしまいます。本家のキャストでは、セクシーな感じで良いですし日本版のキャストではキャストのキャラが溢れた感じが良いです。プスとパンプティの旧友との関係も、あの竹中直人さんと勝俣州和さんだと認識して観ると更に面白いです。コメディー経験者の2人だから出来る阿吽の呼吸を「長ぐつをはいたネコ」で楽しんでみて欲しいです。