2018年10月01日公開
2018年10月01日更新
プリンス・オブ・エジプトの結末と感想は?あらすじをネタバレ紹介
プリンス・オブ・エジプトは、ドリームワークスが制作し大ヒットを記録した長編アニメーション映画です。旧約聖書のエピソードである、ヘブライ人のエジプト脱出を描く壮大なストーリーです。ミュージカルアニメとなっているため、随所に見どころがちりばめられている名作です。ここでは、そんなヒット作品プリンス・オブ・エジプトのあらすじをネタバレ紹介していきます。また、あらすじをネタバレすると共に結末も詳しくネタバレします。また見た人の感想などの情報も詳しくまとめます。
目次
プリンス・オブ・エジプトの結末や感想を調査!
プリンス・オブ・エジプトは、見どころのある壮大なストーリーの長編アニメーション作品としてヒットしました。アニメーション映画には子供向けのポップな作品がたくさんありますが、プリンス・オブ・エジプトは旧約聖書の物語を映像化してあるため、全年齢の人が楽しむことが出来る映画となっています。
旧約聖書のエピソードのアニメ映画という事で、エンタメ性はあまりなく面白みに欠けると思われがちですが、見どころ満載の名作アニメ映画として有名です。
ここでは、名作アニメーション映画のプリンス・オブ・エジプトのあらすじをネタバレ紹介していきます。また、あらすじだけではなく結末も詳しくご紹介します。高評価を獲得してヒットを記録したプリンス・オブ・エジプトですが、見た人の感想もご紹介していきます。
プリンス・オブ・エジプトとは?
プリンス・オブ・エジプトは1998年に公開されました。ジャンルとしてはミュージカルアニメーション映画になります。制作したのは数々の名作を世に送り出しているドリームワークスです。プリンス・オブ・エジプトはドリームワークス2作品目となる長編アニメーション作品です。スティーヴン・スピルバーグ率いるドリームワークスが4年間も温め続けたプロットを使用して制作されました。
プリンス・オブ・エジプトのクレジットには、スティーヴン・スピルバーグの名前はないのですが、スピルバーグも企画に参加しているアニメーション作品です。第71回アカデミー賞にて作曲賞・歌曲賞にノミネートされました。歌曲賞はマライア・キャリーとホイットニー・ヒューストンのwhen・you・believeが受賞しました。プリンス・オブ・エジプトは多くの映画評論家からも高い評価を得ました。
プリンス・オブ・エジプトは、旧約聖書の出エジプト記を忠実に描いた作品となっています。主人公はモーセで、ヘブライ人の奴隷として生まれましたが、王子として育てられます。そんな彼が奴隷解放を行い、約束の地までヘブライ人を導いていくストーリーとなっています。この物語はモーセの十戒としてもとても有名で、他にも様々な映画作品などが制作されています。
プリンス・オブ・エジプトの登場人物
プリンス・オブ・エジプトのあらすじをネタバレ紹介していく前に、主要な登場人物をまとめておきます。プリンス・オブ・エジプトは長編アニメーション映画ですが、声優を務めているのは有名な俳優や女優たちです。プリンス・オブ・エジプトの主要な登場キャラクターと、キャストを合わせてご紹介します。
モーセ(ヴァル・キルマー)
主人公のモーセは後のイスラエル人・ヘブライ人の子供として生まれます。奴隷の子供として誕生したモーセでしたが、エジプト女王に拾われて王子として育てられることとなります。容量がよく聡明な人物です。王子として育てられ、のちに神の啓示を受け奴隷解放を行い、民を安住の土地へ導いていきます。
ラメセス(レイフ・ファインズ)
ラメセスは主人公モーセの義理の兄でエジプト王です。父王の厳しい教育のため、心に闇を抱えてしまっています。とてもまじめな性格をしており、容量は悪い人物です。エジプト王としての威厳を守ろうとするあまりモーセの申し出を頑なに拒み続けたために、エジプトの災厄を招いてしまう事になり、多くの民の命と息子の命を失ってしまいます。
ツィッポラ(ミシェル・ファイファー)
ツィッポラは遊牧民であるミディアン人の娘です。モーセと出会って彼の妻となり、彼と共に行動し支えていきます。ミディアン人の集落の長の娘で愛情深く、気が強い女性です。
ミリアム(サンドラ・ブロック)
ミリアムはモーセの実の姉です。奴隷として育った彼女は、王子として育てられていくモーセを陰ながら見守っています。後にモーセと再会し、彼の出生の秘密を明かします。モーセに導かれてエジプトを脱出することになります。
プリンス・オブ・エジプトあらすじネタバレ!
長編アニメーション映画として見どころ満載のプリンス・オブ・エジプトの詳しいあらすじをネタバレ紹介していきます。プリンス・オブ・エジプトは、主人公モーセが奴隷解放をなしどけるという壮大なストーリーとなっています。見どころを抑えたあらすじをネタバレしてご紹介しますので、是非チェックしてみましょう。
奴隷として扱われるヘブライ人
プリンス・オブ・エジプトの時代背景は古代エジプトです。古代エジプトでは、王であるファラオがヘブライ人を奴隷として扱っていました。奴隷として扱われているヘブライ人は、巨大帝国の建築のための労働力として酷使されていました。エジプト王は奴隷として虐げているヘブライ人からの反乱を恐れていました。ヘブライ人の人口の増加を懸念したエジプト王は、ある残酷な命令を下します。
それは、「生まれてくるヘブライ人の男の赤ん坊をすべて殺してしまう事」でした。そんな時にヘブライ人にある男児が生まれてきます。彼の母親は我が子を殺されてしまう事を防ぐため、カゴの中に生まれた赤子を入れてナイル川に流して逃がします。赤子の運命を神に託したのです。涙ながらに別れを告げる母親の元から流されていった赤子は、やがて王宮の水場へとたどり着きます。
王宮の水場ではエジプト女王が水浴びをしていました。エジプト女王は慈悲深く、流されてきた赤子を拾って第二王子として育てていくことにしました。赤子は「モーセ」と名づけられました。モーセは自分の出生を知らないまま、王宮で王子として成長していきます。
聡明な青年に育ったモーセ
モーセは王子として王宮で育てられ、賢く容量の良い青年に成長しました。第一王子で兄であるラメセスとも仲が良く、いつも一緒にやんちゃをして遊んでいました。いたずらがばれたとき、父親である王は次期王として期待しているラメセスを特に厳しくしかります。ラメセスが容量が悪く、まじめすぎるのもよく叱られてしまう原因でした。
一方賢く容量が良く育ったモーセは、叱られて落ち込む兄を慰めます。兄の考えすぎる所が良くないとあっけらかんというモーセに、兄ラメセスはお前は考えなさすぎると返します。王子二人は正反対の性格に育っていました。ラメセスは次期王として期待を受けていましたが、容量の良さで弟モーセに勝てたことはありませんでした。
自分の出生を知るモーセ
ある日の夜、ラメセスは王から次期王の権限を与えられます。モーセはラメセスの推薦により建設現場の担当者の仕事を与えられます。セレモニーの時、ラメセスは献上されてきた女性をモーセの元に連れてきます。宴会の後で彼女が待っているはずの部屋に戻ったモーセですが、見張りが縛られており彼女は逃亡した後でした。
逃亡した彼女を手伝って逃がしてあげることに決めたモーセは、彼女と共に町の外へと向かいます。その途中でモーセはある奴隷と出会います。ヘブライ人の女性ミリアムは、モーセの姿を見て戻ってきたと喜びます。しかし、モーセには何の事だか分かりません。そこでミリアムは、モーセの出生の事実を教えます。ミリアムはモーセの実の姉で、二人は姉弟だと言います。
突然告げられた自分の出生の秘密に耳を疑うモーセは、王宮へと戻りました。そこで壁画を見てファラオが行ってきた所業を知ったモーセは、ヘブライ人を蔑んで奴隷として扱っている父王に不信感を抱くようになります。
エジプトからの脱走
自分の出生を知ってから、モーセは奴隷として扱われているヘブライ人たちを以前のように見ることが出来なくなってしまいます。翌日建築現場へ行った時、奴隷として鞭打たれているヘブライ人を見て、モーセは彼らをかばいます。ヘブライ人を鞭打つ兵士を止めようとしたモーセは、誤って兵士を殺害してしまいます。
側で見ていたミリアムはモーセに声をかけようとしますが、モーセは王宮から出ていこうとします。一連の騒ぎを見ていたラメセスは、モーセを追いかけ必死に引き留めます。自分がモーセを無実にするから行かないでくれと懇願するラメセスでしたが、モーセは「もうここにはいられない」と言い放ち、自分を止める兄に背を向けて王宮を後にします。
行き倒れたモーセはミディアンの集落へ
一人で砂漠を当て所なく歩くモーセは、やがて行き倒れてしまいます。モーセは通りかかったラクダに引きずられ、遊牧民であるミディアン人の集落へとたどり着きます。ラクダの持ち主である男から集落の女の子を守ったモーセは、疲れ果てて井戸に落ちてしまいます。そこに現れたのはかつて王宮で献上され、モーセが逃亡を手助けしたあの女性でした。彼女の名前はツィッポラと言い、ミディアン人の長の娘でした。
モーセは集落で歓迎を受けます。集落で生活していくうちに、モーセはツィッポラと愛をはぐくみ夫婦となります。ある日モーセは逃げ出した羊を追いかけて山に登ります。そこで不思議な青白い光を見つけます。炎はモーセに語り掛けてきます。青白い光は自分はヘブライ人の神だといい、エジプトで奴隷として虐げられているヘブライ人を救うために舞い降りたのだと言います。
ヘブライ人から啓示を受け杖を授かったモーセは、エジプトで奴隷となっている同胞たちの自由を取り戻す事を決意し、妻ツィッポラと一緒にエジプトへと旅立っていきました。
プリンス・オブ・エジプトの結末は?
プリンス・オブ・エジプトのあらすじを詳しくネタバレしてきました。ここからはプリンス・オブ・エジプトの結末の部分を詳しくネタバレします。壮大なストーリーの結末がどんな事になっていくのか、気になる結末部分を詳細にご紹介します。
ラムセスが王となる
エジプトではラメセスが王となり、子供も生まれています。王宮に戻ったモーセにラメセスは喜びますが、奴隷を開放しろと言うモーセに態度を変え、敵として接するようになります。エジプトに戻ったモーセに奴隷たちは反感を示します。モーセは川へ向かい、そこで水遊びをしていたラメセスに奴隷解放を訴えます。しかし兵士を差し向けられ、モーセは杖の力で川の水を血に変えます。奴隷たちはモーセを神の使いとして信じ始めます。
その後、エジプトには次々と災いが起き、人々は病に倒れていきました。頭を悩ませるラメセスの説得に向かったモーセでしたが、頑なにラメセスはモーセの訴えを突っぱねます。ついにエジプトに神の手が入ってしまいます。モーセは奴隷たちに戸口に羊の血を塗って印をしておくように伝えます。その夜、エジプト町を光が駆け巡り、印の無い家の長子たちの命を奪ってしまいました。その中にはラメセスの息子もいました。
息絶えた息子を抱いたラメセスは、ついに奴隷解放に応じたのです。エジプトの民の命を奪いたくはなかったモーセはひどく心を痛めます。彼は妻たちに寄り添われ、エジプトを後にしました。
モーセとヘブライ人は安住の地へ
ヘブライ人一行はモーセを先頭に進み、やがて海へとたどり着きます。そこへエジプト兵の大群が現れます。ラメセスが指揮を執っていました。すると海から炎の柱が立ち上り、エジプト兵を足止めします。モーセが神に祈りを捧げ、杖を突きたてると海が真っ二つに割れて道が現れます。ヘブライ人たちは海の道を進み、向こうの大陸へと逃げ延びました。
炎の柱をやり過ごしたエジプト兵たちも海の道を追いかけてきます。ヘブライ人の殿を務めたモーセが渡り終えると、たちまち海の道は元通りに閉じてしまいます。エジプト兵とラメセスは海のそこへと沈んでいくのでした。モーセは兄とエジプトに別れを告げ、ヘブライ人達を安住の土地へと導いていくのでした。
プリンス・オブ・エジプトを観た感想は?
たしかにブルーレイなかった。プリンスオブエジプトはこの世の美しさと理不尽さを感じながら見てたな…兎に角アニメーションと音楽が最高すぎて震えます。
— 💤Nelnal💤 (@medoropop) March 4, 2018
プリンス・オブ・エジプトの感想で、ストーリーの深さを感じたというものが多いです。モーセの十戒のストーリーになっているので、この世の理不尽さを感じながら美しさも感じられるという感想が多くみられます。プリンス・オブ・エジプトの感想は、ストーリーも映像も美しく、アニメーション映画としての出来が抜群に良いという感想ばかりになっています。
ドリームワークスの忘れてはいけない名作、プリンスオブエジプトも大好き。アニメの十戒なのだが、エジプトに訪れる呪いのシーンが恐ろしくも美しい。残念なのはBlu-rayが出ていないこと。そして音楽はハンスジマー。もちろんサントリー買ったw
— seishiro@DDON MHW (@seishiroayamei1) December 8, 2017
プリンス・オブ・エジプトは、ドリームワークス作品の名作だという評価や感想も多いです。冒頭から結末まで目の離せないストーリー、美しいアニメーション、そして特に評価の高い要素が音楽です。作中に登場する歌や曲が美しくいつでも聞きたくなると評判です。
プリンス・オブ・エジプトの結末や感想まとめ
プリンス・オブ・エジプトのあらすじを詳しくネタバレ解説しました。また、主要な登場人物や詳しい結末、見た人の感想も合わせてご紹介しました。プリンス・オブ・エジプトは、奴隷として扱われていたヘブライ人を開放し、安住の土地まで導いたモーセの壮大な英雄譚となっていました。ミュージカルアニメとなっており、ストーリーの見どころ以外にも引き込まれる要素がたくさんあります。
ここでは、プリンス・オブ・エジプトの結末までのストーリーをくわしくまとめました。公開当初から高い評価を得たプリンス・オブ・エジプトは、鑑賞した人の感想の多くも大満足の内容ばかりです。プリンス・オブ・エジプトのあらすじネタバレを見て、映画に興味を持った人は是非鑑賞してみてください。