2018年10月01日公開
2018年10月01日更新
ボス・ベイビーの声優・日本語吹き替えキャスト一覧!飛行機版は違う?
2017年にアメリカで公開されたアニメ映画「ボス・ベイビー」の吹き替えを担当した声優キャストが豪華すぎるという事で話題となっています。キャラクターの声を担当した吹き替え声優キャストは劇場公開版と飛行機公開版、また英語字幕版で違った人物が演じているため、今回は一覧で分かりやすく紹介していきます。また「ボス・ベイビー」のあらすじもネタバレを含みながらまとめていきます。
目次
ボス・ベイビーの声優と日本語吹き替えキャストが豪華すぎる!
見た目は赤ん坊だが中身はおっさんという一風変わったキャラクターが主人公であるアニメ映画「ボス・ベイビー」のキャラクターのアメリカでの声優キャストや、劇場版や飛行機版などの日本語の吹き替えを担当した声優キャストを分かりやすく一覧で紹介し、あらすじも紹介していきます。また「ボス・ベイビー」の話題の豪華吹き替え声優キャストについてプロフィールや代表作、現在の活躍などの詳細を考察し一覧でまとめていきます。
ボス・ベイビーのあらすじをネタバレ紹介!
ティモシー・テンプルトン(ティム)が自分が7歳の時の出来事を話すところから物語は始まります。ティムは7歳のある日、父親のテッドと母親のジャニスがスーツを着た赤ん坊を連れてきて、ティムの弟だという事を言ってきました。ティムは突然の事で唖然としましたが、それよりも赤ん坊が年に不相応な行動をとるためティムは驚きの連続でした。そして両親が赤ん坊に対して自分よりも世話を焼くため嫉妬心も覚えるようになりました。
そんなある日の夜にティムは赤ん坊が話しているところを目撃し、その後に赤ん坊は「自分はボスだ」と名乗りました。ティムは自分の生活の平和を取り戻すために、そんなボス・ベイビーの会話を録音する事にします。ティムが準備を終えてボス・ベイビーのもとに向かうと、ボス・ベイビーのように大人のような話し方をする赤ん坊たちが集まり、「赤ん坊よりも子犬が愛されている事にどう対処するか」という会議を開いていました。
ボス・ベイビーは次の瞬間ティムの存在に気付き録音テープを奪還しようとしますが、その際にティムが大切にしていたぬいぐるみを破損してしまいます。それに怒ったティムはボス・ベイビーを追い詰めますが、そこに両親がやってきて録音テープを取り上げてしまった事でティムの計画は崩れ去り、さらに罰を受ける事になってしまいます。その後ティムをかわいそうに思ったボス・ベイビーは謝罪し、ティムをある場所に連れていきます。
出典: https://novom.ru
ティムが連れて来られた場所はベイビー・コープ社という赤ん坊がどこでも愛される社会を維持するために、大勢の大人のような赤ん坊が働いているという会社でした。しかし最近はパピー・コーポレーションという子犬の幸せのために活動している会社にその地位を脅かされており、ボス・ベイビーはパピー・コーポレーションで働いているティムの両親に探りを入れるため、スパイとしてティムの家にやって来ていたのでした。
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ボス・ベイビーの上司であるビッグ・ボスはティムの両親から有益な情報を持ってこなければボス・ベイビーを解雇する考えであるため、ボス・ベイビーは必ず任務をこなさなくてはなりませんでした。ベイビー・コープ社は赤ん坊の姿を保ちながら大人の精神にする事が出来る不思議な成分の入ったミルクを製造しているため解雇されるとボス・ベイビーは普通の赤ん坊に戻ってしまうのです。そこでティムも協力してくれる事になりました。
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ボス・ベイビーとティムはパピー・コーポレーションで子供参観日が開かれるという情報を得た事で、それを利用してパピー・コーポレーションに潜入する事になりました。そして大人たちの目を盗みながら極秘資料にたどり着きますが、実はそこまで誘導したのはかつてベイビー・コープ社のエリート社員であった事があり、現在はパピー・コーポレーションの社長となっているフランシスで、ある計画を実行するための罠でした。
フランシスはベイビー・コープ社で働いていたころ、ミルクを飲んでいたはずなのに少しずつ自分が成長していっている事に気付きます。実はフランシスは乳糖不耐症であったため、ミルクの成分が十分に効いていなかったのでした。それによりフランシスはベイビー・コープ社を解雇されたという過去を持っており、恨みを晴らす機会を長い間うかがっていたのでした。ボス・ベイビーはこの困難を乗り越えて任務を完了する事になります。
ボス・ベイビーの英語字幕版声優一覧!
ボス・ベイビー/アレック・ボールドウィン
英語字幕版「ボス・ベイビー」で、見た目は赤ん坊ですが中身がおっさんという主人公のボス・ベイビーの声優キャストはアレック・ボールドウィンです。アメリカ合衆国出身で1958年4月3日生まれの現在60歳で、ミューヨーク大学で演技の勉強をしてから1986年に映画デビューを果たしました。1990年代の半ばまでは主役級の人物を演じる事が多かったですが、現在は脇役に回る事が多く、本人は体重が増えたからと語っています。
近年ではテレビドラマにも出演するようになり、コメディドラマ「30 ROCK/サーティー・ロック」に出演した際には「プライムタイム・エミー賞コメディ部門主演男優賞」を受賞し評論家からも視聴者からも評価を得ています。またバラエティ番組「サタデー・ナイト・ライブ」に常連として出演しており、第42シーズンのシーズンプレミアで、ドナルド・トランプに扮して大統領選挙のパロディを面白おかしく演じ、話題となりました。
私生活では1993年に女優のキム・ベイシンガーと結婚して第1子となる娘・アイルランドを授かりましたが2002年に離婚しました。その後2012年にヨガ・インストラクターであるヒラリア・トーマスと再婚し第2子となる男児が生まれました。またアレックは飛行機の中で携帯ゲームをやっていたために飛行機から強制的に降ろされたという事がありバラエティ番組内で飛行機会社に融通が利かないという事を語っていました。
フランシス・E・フランシス/スティーヴ・ブシェミ
英語字幕版「ボス・ベイビー」で、パピー・コーポレーションの創業者であるフランシス・E・フランシスの声を担当した声優キャストはスティーヴ・ブシェミです。アメリカ合衆国出身で1957年12月13日生まれの現在60歳で、演技学校で学んだ後に1983年から俳優としての活動を始め、2018年現在までで映画やドラマを含めた出演作品が80作品を超えているため、「90年代に最も仕事をした俳優ランキング」で4位に選ばれました。
強く印象に残るルックスをしているため演じる役柄も個性的な役が多く、さらに出演する作品はティム・バートンやアダム・サンドラー、ロバート・ロドリゲスなどの個性的な作品を作る監督の作品に出演する事が多くなっています。代表作は1997年に公開された「コン・エアー」で、伝説の連続殺人犯ガーランド・グリーンを演じて話題となりました。私生活では1987年に女優のジョー・アンドレスと結婚し、男児を授かっています。
俳優として売れる以前は消防士として働きながら夜はコメディの舞台に立って金を稼いでいましたが、コメディに見切りをつけて演技の勉強を始めた事で、売れっ子俳優としての道を作り出しました。現在でもボランティアとして消防士活動を続けており、2001年に起きた事件の「アメリカ同時多発テロ」の時には、かつて着ていた消防士の服を着て救助活動をしていたスティーヴの姿が他の消防士によって目撃されています。
テッド・テンプルトン/ジミー・キンメル
英語字幕版「ボス・ベイビー」で、ティムの父親であるテッド・テンプルトンの声を担当した声優キャストはジミー・キンメルです。アメリカ合衆国出身で1967年11月13日生まれの現在50歳で、一覧の中では珍しくテレビ番組の司会者やコメディアンとして活動しています。1997年にバラエティ番組に出演した事で初テレビ出演を果たし、持ち前のコメディアンとしてのセンスを買われた事で「デイタイム・エミー賞」を受賞しました。
その後2003年に初めて自分がメイン司会者となる番組「ジミー・キンメル・ライブ!」が放送開始され、放送開始当時は前もって収録されたものが放送されていましたが現在はすべて生で放送されています。この番組では以前に一覧にはいませんが南原清隆やネプチューンが「はっぱ隊」としてゲスト出演し、歌とダンスを披露しました。またマット・デイモンも出演した事がありその縁でキンメルとのプロモーションビデオが制作されました。
キンメルとマット・デイモンはお互いに茶化しあう事が定番となっており、番組にデイモンがゲスト出演した際にキンメルがデイモンの出演経歴を読み上げる事に延々と時間を費やしたため、デイモンが登場する前に番組が終わってしまい、デイモンは演技で激怒しながら、スタッフロールが流れる中スタジオから出て行くというものがありました。この時にあまりに迫真の演技だったために、視聴者は本当に怒っていると勘違いしたようです。
ジャニス・テンプルトン/リサ・クドロー
英語字幕版「ボス・ベイビー」で、ティムの母親であるジャニス・テンプルトンの声を担当した声優キャストはリサ・クドローです。アメリカ合衆国出身で1963年7月30日生まれの現在55歳で、医者の父親のもとで育ったために自身も医者を目指していましたが、演技やコメディに興味を持ったため、大学卒業後に劇団に所属して演技を学びながら活動を始めました。その後1992年に「あなたにムチュー」に出演して知名度を上げました。
1994年には自身の代表作となるテレビドラマ「フレンズ」で主人公のフィービーの役を担当した事で人気女優の仲間入りを果たしました。また「あなたにムチュー」で演じたアースラとフィービーは双子だったという設定が追加され、「フレンズ」にアースラがゲスト出演した回がありました。「フレンズ」の放送が終了した後もテレビドラマを中心に活動しています。私生活では1995年に結婚し1998年に第1子となる男児を出産しました。
他の代表作に映画「小悪魔はなぜモテる?!」のミセス・グリフィス役や、テレビシリーズ「アンブレイカブル・キミー・シュミット」のロリ=アン・シュミット役などがあります。また女優として多くの賞を受賞した事がありますが、リアリティ番組のエグゼクティブ・プロデューサーを務めた際に「エミー賞」を受賞した事もあります。この番組内では自身のドキュメントも放送され、自身のルーツなどが視聴者に明かされました。
大人になったティム/トビー・マグワイア
英語字幕版「ボス・ベイビー」で、物語の語り手である大人になったティムの声を担当した声優キャストはトビー・マグワイアです。アメリカ合衆国出身で1975年6月27日生まれの現在43歳で、代表作である2002年から公開された「スパイダーマン」シリーズの主人公・ピーター・パーカー役を演じた事が有名です。現在は俳優業の他に映画プロデューサーとしても活動しており2003年公開「シービスケット」では制作指揮を務めました。
トビー・マグワイアの両親は彼が2歳の時に離婚しており、貧しい家庭だったためについに父親が強盗をして捕まってしまい、路頭に迷ったマグワイアでしたが、弟たちを守るためにハリウッドへ行く事を決め、唯一の取り柄だった演技力を活かして活動を開始したというのが俳優になったきっかけで、波瀾万丈の人生を送っていたという事です。私生活では2007年に宝石デザイナーであるジェニファー・メイヤーと結婚しました。
マグワイアには幻の出演作品というものがあり、2012年に公開された映画「ライフ・オブ・パイ/トラと漂流した227日」に出演する事が決まったためにシーンなどをすべて撮り終えましたが、監督が「キャストにもっと国際色が欲しい」と考えを改めたため、マグワイアの代わりにレイフ・スポールが役を演じる事になり、すべてのシーンが取り直されたため、マグワイアの演じたシーンは二度と見る事の出来ないものとなりました。
ボス・ベイビーの日本語吹き替えキャスト一覧!
日本語版ボス・ベイビー/ムロツヨシ
日本語版「ボス・ベイビー」で、主人公であるボス・ベイビーの吹き替えを担当した声優キャストはムロツヨシです。神奈川県出身で1976年1月13日生まれの現在42歳で、下積み時代は舞台を中心に活動しながら演技を学び、2005年に映画「サマータイムマシン・ブルース」に出演した事をきっかけに映画作品に出演していくようになります。2008年からは自身が主催の舞台「muro式」を定期的に開催し、脚本や演出を担当しています。
一覧の中で唯一本名は非公開となっており、芸名のムロツヨシに性名の区別は無く、映画などで英語の時は「Murotsuyoshi」というように空白が無い状態で表記されています。また本名を非公開にしている理由は離婚した両親のうち母親に知られたくないからだという事で、ムロツヨシがデビューしたての当時、母親には新しい家族が出来ていて、前の夫の子供がテレビで活躍しているのを見たら目障りに感じると思ったからと語っています。
ムロツヨシは日本語版「ボス・ベイビー」で、以前からやってみたかった吹き替え声優を初めて務める事が出来た事に感謝しており、初めての吹き替え声優が赤ん坊の役だった事に初めは驚いたと語っています。さらに特徴的な役柄であったため新しい演技が出来た事で勉強になったという事も述べていました。また一覧で後述する芳根京子とは過去に共演しており、自分が弟という立場で共演する日が来るとは思わなかったとも語っています。
日本語版ティム/芳根京子
日本語版「ボス・ベイビー」で、もう一人の主人公である少年・ティムの吹き替えを担当した声優キャストは芳根京子です。東京都出身で1997年2月28日生まれの現在21歳で、一覧の中で1番の若手です。高校1年生の時に友達と行った歌手の遊助のライブ会場でスカウトされた事がきっかけで芸能界入りを果たしました。その後2013年にテレビドラマ「ラストシンデレラ」に出演した事で女優としてデビューしました。
2015年に公開された映画「幕が上がる」では一覧で前述したムロツヨシが演じる先生の生徒役というかたちで共演を果たしています。翌年の2016年には連続テレビ小説「べっぴんさん」にヒロインである坂東すみれ役で出演し自身の代表作となりました。一覧の中では珍しく、役をオーディションによって勝ち取る実力者であるとされているため「オーディション荒らし」の異名をとった事もあります。
映画の吹き替え声優は今回の日本語版「ボス・ベイビー」が初めてで、画面に合わせて吹き替えするというのはとても難しく、タイミングを合わせようとすると感情が入らなくなってしまうので、一生懸命吹き替えをしていると勝手に手が動いてしまうと語っていました。また一覧で前述したムロツヨシが声優として吹き替えをしているところが面白かったために日本語吹き替えのボス・ベイビーがとても愛おしく感じられたということでした。
日本語版フランシス・フランシス/山寺宏一
日本語版「ボス・ベイビー」で、黒幕であるフランシス・フランシスの吹き替えを担当した声優キャストは山寺宏一です。宮城県出身で1961年6月17日生まれの現在57歳で、1997年から放送されている子供向け番組「おはスタ」のメイン司会者としての活動が有名です。「おはスタ」に初出演した頃でもすでに吹き替え声優として有名でしたが「おはスタ」に出演した事で外で子供たちに囲まれる事が多くなったと語っていました。
海外ドラマ・映画の吹き替え、アニメ作品を問わず多くの作品に出演し続けている実力派吹き替え声優で、ウィル・スミスの吹き替え担当声優、エディ・マーフィの吹き替え担当声優としても知られています。また自身の冠番組である「おはスタ」は本人の「これからは若い世代に任せたい」という強い希望により2016年4月1日をもって卒業する事が発表され、後任は同じく声優で後輩の花江夏樹が担当する事になりました。
七色の声質を持つ吹き替え声優と呼ばれることが多く、その声質の範囲の広さは突出していると言われています。1955年に亡くなった先輩声優である富山敬の担当声優の多くを引き継いでおり、「宇宙戦艦ヤマト」の主人公である古代進役や、「ヤッターマン」のナレーションなどがあります。またディズニー映画のキャラクターのドナルド・ダックの吹き替え声優をしている事も有名で山寺本人は吹き替えが難しいと語っています。
日本語版ティムのパパ/石田明
日本語版「ボス・ベイビー」でティムのパパの吹き替えを担当した声優キャストは石田明です。大阪府出身で1980年2月20日生まれの現在38歳で、一覧の中で唯一のお笑い芸人であり、「NON STYLE」ではボケを担当しています。近年では舞台を中心に俳優としても活動しており、2014年に出演した舞台「ダンガンロンパ THE STAGE〜希望の学園と絶望の高校生〜」ではキャストとして出演しただけではなく演出も担当しました。
所属している吉本興業の2009年度男前ランキングでは3位に選ばれた事もあり、ナルシストキャラで知られる相方の井上裕介よりも女性人気が高い事で知られています。しかし身体が虚弱体質なため、「スキップをしたら足の指を骨折した事がある」「タバコを吸ったら風邪をひいてしまう」などといった虚弱エピソードが多数あり、バラエティ番組に出演した際には他の出演者や芸人などにいじられることが多く、定番となっています。
NON STYLEとして活動するときは全身白の衣装に身を包んでいる事が多く、これはボケなら明るい色を着た方が良いという相方の井上の意見に反抗した事が始まりでした。また私生活では2012年10月2日に、12歳年下の一般人の女性と結婚し、2017年8月13日には双子の女児が誕生しました。
日本語版ティムのママ/乙葉
日本語版「ボス・ベイビー」で、ティムのママの吹き替えを担当した声優キャストは乙葉です。長野県出身で1981年1月28日生まれの現在37歳で、大学在学時にスカウトされた事がきっかけで芸能界デビューを果たしました。グラビアや歌手として活動し、2005年5月7日には一覧には載っていませんがお笑い芸人の藤井隆と婚約を発表しました。2015年には藤井と共に「いい夫婦 パートナー・オブ・ザ・イヤー」を受賞しました。
出会ったきっかけはバラエティ番組である「笑っていいとも!」で、乙葉が関根勤と共演した時に藤井と引き合わせてくれた事でした。乙葉の父親はその時病気で苦しんでおり、自分に親身になって相談に乗ってくれていた藤井に対して結婚を意識するほどに惹かれて、交際に発展したという事です。藤井は「親身になって聞き役になり、相槌ばかりを打っていたら、いつの間にか交際することになって結婚まで至った」と語っていました。
日本語版大人になったティム/宮野真守
日本語版「ボス・ベイビー」で大人になったティムの吹き替えを担当した声優キャストは声優の宮野真守です。埼玉県出身で1983年6月8日生まれの現在35歳で、アニメ「DEATH NOTE」の八神月役や海外ではルーカス・テイルの吹き替え声優を務めており、主人公格の吹き替えを多く演じている人気声優として活躍しています。吹き替え声優の他に歌手活動も行っており感銘を受けた「EXILE」に近いスタイルとなっています。
「ボス・ベイビー」の吹き替え声優の話を貰った時は、この独特なタイトルを見て興味が湧き、内容を知った事で斬新な設定にとても驚き、ボス・ベイビーが可愛いのにかっこいいところに惹かれたという事です。子供の時の自分と大人になった自分が共感できる部分がとても多いストーリーであったため、自分にとって大切な吹き替え声優作品になったと述べており、大切な誰かを思い浮かべながら観てほしいと語っていました。
近年では吹き替え声優以外には俳優としても活動をしており、舞台「ミュージカル・テニスの王子様」の石田鉄役や、吹き替え先輩声優である浪川大輔が監督の映画「Wonderful World」では主演を務めました。過去には「3年B組金八先生」「ニュースの女」など有名なドラマに出演した事もあります。また舞台活動の共演をきっかけに吹き替え声優の髙木俊と声優ユニット「SMILY SPIKY」を結成しコントライブを中心に活動しています。
ボス・ベイビーの飛行機版の声優一覧!
飛行機版ボス・ベイビー/チョー
飛行機版「ボス・ベイビー」で、主人公のボス・ベイビーの吹き替えを担当した声優キャストはチョーです。埼玉県出身で1957年12月15日生まれの現在60歳で、1989年から声優としての活動を始め現在では代表作であるアニメ「ONE PIECE」のブルックの声優や映画「ロード・オブ・ザ・リング」のゴラムの吹き替えが有名です。ゴラムの吹き替えを担当した時期にゴラム役のアンディ・サーキスが来日した際には共演を果たしました。
出典: https://festy.jp
もともとの長島雄一という芸名を、教育テレビで放送されていた「たんけんぼくのまち」で扮していた「チョーさん」から取って芸名をチョーに改めました。「たんけんぼくのまち」が放送終了したさいには「チョーさん死亡説」が流れた事があり、事務所の吹き替え声優ボイスサンプルで「チョーさん生きてるよ」というコメントを録音したり、番組に出演した時に「生きてるよ」と明るく言うなど、現在では自分でギャグにしています。
吹き替え声優以外の活動では、一覧声優達の中で唯一NHK教育番組に多く出演しており、「いないいないばあ!」のワンワンの声優を担当した時には声だけではなく着ぐるみの中に入って演技も務めていました。しかしワンワンは元気に動き回る役だったため、中に入っていると非常に暑く、チョーは事務所の吹き替え声優サンプルボイスにて着ぐるみを着ていた時の息苦しさやあまりの暑さを語っていました。
飛行機版フランシス・フランシス/多田野曜平
飛行機版「ボス・ベイビー」でフランシス・フランシスの吹き替えを担当した声優キャストは多田野曜平です。福岡県出身で1962年3月10日生まれの現在56歳で、ドラマの吹き替えや映画の吹き替えを中心に活動していましたが現在ではアニメ作品にも多く出演しておりどんな役柄にも対応できる演技が特徴で、代表作に「NARUTO -ナルト- 疾風伝」のチュウシン役や「スター・ウォーズ」シリーズのヨーダの吹き替えなどがあります。
同じく声優で先輩である山田康雄と声質が似ているとされており、山田が亡くなってからは彼の吹き替えの代役を務める事が多く、クリント・イーストウッドの吹き替えを担当する機会が増えています。多田野は以前からイーストウッドのファンであったため、吹き替えを担当する事が出来て嬉しいと事を語っていました。また青野武の声にも似ているという事から、現在「スター・ウォーズ」シリーズのヨーダの吹き替えを引き継いでいます。
飛行機版ティムのパパ/大西健晴
飛行機版「ボス・ベイビー」でティムのパパの吹き替えを担当した声優キャストは大西健晴です。奈良県出身の7月8日生まれで、年齢は非公開となっています。1994年にテレビアニメ「覇王大系リューナイト」のドワーフ役を担当した事で声優デビューを果たしました。その後現在までで吹き替え・アニメ作品問わず多くの作品に出演し、「スパイダーマン」の運転手の吹き替えや、「アイアンマン」のハロルドの吹き替えなどがあります。
飛行機版ティムのママ/佐々木優子
飛行機版「ボス・ベイビー」でティムのママの吹き替えを担当した声優キャストは佐々木優子です。神奈川県出身で1961年11月19日生まれの現在56歳で、海外映画の吹き替えやドラマでの吹き替えを中心に活動しています。アニメ作品では「ちびまる子ちゃん」のさくらこたけ(おばあちゃん)役が有名で、放送開始時からずっと担当していますが当時佐々木は20代後半であったためかなりの老け役になったという事で話題になりました。
飛行機版「ボス・ベイビー」以外での海外作品ではジュリア・ロバーツやメグ・ライアンをはじめ多くの女優の吹き替え声優を担当しており、代表作に2001年公開の映画「オーシャンズ11」のテス・オーシャンの吹き替えや、2008年公開の映画「あいつはママのボーイフレンド」のマーティの吹き替えなどがあります。
飛行機版大人になったティム/勝杏里
飛行機版「ボス・ベイビー」で、大人になったティムの吹き替えを担当した声優キャストは勝杏里です。東京都出身で1977年7月3日生まれの現在41歳で、2002年に「スパイラル -推理の絆-」の生徒役の声優を担当した事で声優としてデビューを果たしました。現在は海外映画の吹き替えやドラマの吹き替え、歌手活動をメインに活動しており、クリストファー・ミンツ=プラッセの吹き替え担当声優として知られています。
歌手活動では森訓久をはじめとする吹き替え声優仲間達6人で声優ユニット「Revolver」を結成しましたが、2006年から現在まで活動を休止しています。吹き替えの先輩声優である井上和彦を師匠としており、テレビアニメ「百獣王ゴライオン」で井上が声優を務めた役を、リメイク作品である「ヴォルトロン」で勝が担当しました。また井上がリーダーを務める声優ユニット「声援団」に所属しており、現在も活動しています。
ボス・ベイビーの声優と日本語吹き替えキャストまとめ!
映画「ボス・ベイビー」の英語版・日本語版・飛行機版の吹き替えを担当した声優キャストを一覧でまとめてきましたが、吹き替え声優キャストによって演じ方も違うので、ファンの方にはすべて観てみる事をお勧めしたいです。今回の英語版・日本語版・飛行機版の「ボス・ベイビー」吹き替え声優キャスト一覧を見た事で読者様に作品に興味を持っていただけたなら幸いです。