シャーク・テイルのあらすじを紹介！感想や評価もネタバレまとめ

シャーク・テイルとは海に広がる大都会「リーフシティ」を舞台に、一攫千金の夢を見て暮らすお調子者の主人公オスカー。そんなオスカーとベジタリアンで心優しいサメのレニーの出会いをきっかけに思いもよらぬ事態に巻き込まれていきます。シャーク・テイルはオスカーとレニーの二人のコンビが織りなす波乱万丈なコメディアニメです。シャーク・テイルのあらすじや感想、ネタバレありの評価などを紹介します。

シャーク・テイルとは、ドリームワークス制作の最新技術を駆使して作り上げたCGアニメーション映画です。ウィル・スミスなどハリウッドを代表する豪華なキャストが話題になり、日本語吹き替え版でもオスカーの声は香取慎吾など豪華芸能人を起用しています。

シャーク・テイルでは登場キャラの表情が声優陣にそっくりと話題になっています。この背景にはシャーク・テイルの作画の段階で本人の顔や表情などを近づけてキャラクターデザインされたようです。

シャーク・テイルのユニークな仲間たちを紹介します。ネタバレあります。まずは主人公オスカーです。口が達者でお調子者のオスカーは、クジラの身体を洗う仕事で生計をたてています。しかしオスカーの夢は、とても大きかったのです。リーフシティーで一番になる夢を持っていて、高級ペントハウスで暮らすことに憧れています。一攫千金に憧れ、金儲けのアイデアを何度も思いつくが、すべてロクなものではないのです。

そんなお調子者のオスカーの吹き替え晩の声優を担当しましたのは、元SMAPの香取慎吾さん。日本語吹き替え版でも豪華有名人が配置されています。オスカーのお調子者っぷりのしゃべり方や、ラップ系の歌を歌いながら踊るシーンなど、香取さんのお茶目な口調でうまく表現されています。

次にご紹介するのは、ドン・リノです。食物連鎖のトップに立つサメ一族のボス。ひ弱な息子レニーとその兄フランキーの父親です。フランキーが殺されたのは「シャークキラー」だと思い込み、シャークキラーの正体を暴き、仇を取ろうとします。シャーク・テイルの世界では一番の強さと怖さを兼ね備えていますが、家族思いの優しい一面もあります。

続いてドン・リノの声優を紹介します。仁義なき戦いなどで活躍された松方弘樹さんです。松方弘樹さんのドスのきいた低い声が、ドン・リノのキャラクターにぴったりです。シャーク・テイルの世界で一番の実力者であり、誰もが怯える怖さを兼ねそろえたボスの声に松方弘樹さんの声ははまっているとの定評もあります。

次はシャーク・テイルのヒロイン、アンジーをご紹介します。アンジーは昔からオスカーの事が好きですが、オスカーはアンジーを友人としか見ていないようです。同じ仕事場で働くアンジーは遅刻するオスカーのタイムカードを代わりに押してあげたりと、面倒見も良く、仕事もしっかりとこなします。いつもロクな事しか思いつかないオスカーをいつも心配して、助け船を出してくれます。

そんなアンジーの声優を担当したのは、水野美紀さんです。しっかり者で面倒見が良いアンジーに、水野美紀さんの優しく響く声はしっくりきます。オスカーの事が大好きなのに、なかなか告白ができず、彼を助け陰ながら応援する姿は健気で、そんなヤキモキした気持ちを上手く声に表現できていると言われています。シャーク・テイルでの水野美紀さんの表現力にも注目です。

そして最後にご紹介するのは、ドン・リノの息子のレニーです。レニーはサメ一族なのに生き物を食すことが出来ず、ベジタリアンな変わったサメです。優しすぎる性格にドン・リノも頭を抱えています。サメ社会の教育をさせる為、兄のフランキーと生き物を食べる特訓に行くも、結局食べることも出来ず、不慮の事故で兄フランキーを失ってしまいます。そこで出会ったのがオスカーです。

レニーの声優を務めたのは、ぐっさんこと山口智充さんです。ベジタリアンでとても優しいレニーの声を、とても可愛く表現しています。気弱な感じと、迫力ある叫び声などもしっかり使い分けていて、レニーの声のぐっさん凄く似合っているとの評価もあります。日本語吹き替え版でも他にも有名な芸能人を起用しているので、ぜひシャーク・テイルと共に声にも注目してみて下さい。

それではここからは、シャーク・テイルのあらすじとネタバレをを紹介していきたいとおもいます。ネタバレありなのでご了承ください。シャーク・テイルの舞台は海の底に広がるリーフシティから始まります。リーフシティのトップになる夢を持っているオスカー。彼はクジラの口の中を掃除するホエールウォッシュで働いていました。ホエールウォッシュの社長サイクスは、オスカーに前借した大金を明日までに返せと言われます。

大金を用意できないオスカーは、友人のアンジーにそのことを相談します。オスカーに好意を持つアンジーは大切な祖母の形見のピンクオパールをオスカーに渡し、これで借金を返済するように言います。次の日ピンクオパールを売ってお金を工面したオスカーは、待ち合わせ場所の競馬場へと足を運ぶと、そこで美味しい話を耳にします。一攫千金の夢を抱き、アンジーから貰ったお金を全て競馬へとかけてしまいました。

大穴を狙ったものの、ラストで転倒してしまい結局一文無しになったオスカー。怒ったサイクスは、手下のアーニー&バーニーにオスカーを拘束するよう伝えます。縛り上げられ身動きの取れないオスカーを深海へと連れていくことになりました。そこへ偶然やってきたのは、ドン・リノの息子たち、フランキーとレニーでした。

サメ一族のレニーは、ベジタリアン。生き物を食べることが出来ません。そんな息子に困ったドン・リノは兄のフランキーにレニーを教育するよういいます。そこで偶然みつけたオスカーを、フランキーはレニーに食べる様に促します。しかしレニーはオスカーを食べることは出来ず、縄を解いて逃げる様に促します。それに気づいたフランキーは怒り、襲い掛かります。

オスカーを食べようとしたその時、上から碇が落下して、フランキーへと命中します。そのままフランキーは絶命してしまいます。遅れてやってきた、アーニー&バーニーはその現場を見て、オスカーがサメを殺したと勘違いし、オスカーも自分がサメを倒したのだと嘘をつきます。瞬く間にその噂は広がり、オスカーはリーフシティのヒーロー、サメ殺しのシャークキラーと呼ばれるようになりました。

シャークキラーを偵察に来たサメの中にレニーがいました。レニーはオスカーがシャークキラーだと嘘をついていることに気づきます。ばらさない代わりに家を提供する事を約束します。アンジーには嘘がばれてしまいますが、呆れはされたが黙っていてくれます。レニーの望みは家に帰らない事、オスカーの望みはシャークキラーの地位を守る事。お互いの利害が一致する方法として、やらせでレニーはオスカーにやられるふりをします。

やらせとはったりで、嘘を重ねるオスカー。そんなオスカーに色気たっぷりのローラが近づき、オスカーを誘惑します。その場面を見たアンジーは昔のオスカーの方が良かったと言い、どこかへ行ってしまいます。アンジーの気持ちに気づいたオスカーは、ローラを振り切りアンジーを追いかけます。しかしアンジーはドン・リノに誘拐されていました。

ドン・リノは息子フランキーを殺した、シャークキラーを探しています。オスカーが仇だと知ると、オスカーを引きずり出すためにアンジーを人質にとります。話し合いの場を設け、変装したレニーと共に約束の場所へと赴くのです。オスカーの嘘や機転を生かし、アンジー奪還に成功します。しかしレニーの変装がばれてしまい、怒り狂ったドン・リノは、オスカーたちを追い、リーフシティまでやってきます。

オスカーの機転により、ドン・リノとレニーを洗車場で拘束します。レニーのありのままの姿を受け入れる事ができたリノは、二人の親子は和解します。オスカーも今までの自分の嘘をテレビ局の前で話し、アンジーがナンバーワンではなくなってもいいのかとの問いに、オンリーワンがいるから十分だと答え、アンジーへの想いを打ち明けるのでした。

ドン・リノとオスカーも和解し、誤解も解け、これからはサメ一族も一緒に仲良く暮らしていくことになりました。以上がシャーク・テイルのネタバレあらすじでした。

ここでは、シャーク・テイルの劇中に使用された楽曲を紹介致します。シャーク・テイルの世界観に合っていて、とてもユニークなテンポの曲が多く、踊りだしそうになる曲が多いと評判です。ここではその楽曲の中で特に高評価の曲を紹介します。

ボブ・マーリーの名曲スリー・リトル・バーズをショーン・ポールとジギー・マーリーがカバー。ボブの息子の、ジギーが歌っていると話題になりました。お洒落にリミックスされていて、聞きやすいと好評の曲です。

シャーク・テイルの主題歌です。この曲は70年代にヒットしたローズ・ロイスの曲を、クリスティーナ・アギレラとミッシー・エリオットの競演により、カバーされた名曲。さわやかなノリでPOPな曲調が、子供が好きになりそうな曲、聞いていると楽しくなる曲と高評価です。

シャーク・テイルの感想や評価などを集めてみます。まずは良かったという感想を上げていきます。一番多かった意見は、声優陣の豪華さです。字幕でも日本語吹き替え版でも、有名な芸能人を起用しています。海外版では、キャラと声優の顔が似ているので、誰かと考えるのが楽しかったとの感想もあります。キャラクターの個性が豊かで見ていて楽しかったとの声もあります。BGMがとても良かったとの評価も多数あります。

次はあまり良くなかったとの評価を見ていきます。主人公のオスカーが好きになれなかったとの感想が多くみうけられます。お調子者で嘘つきなダメ魚が主人公なのが気に入らないらしいです。あとキャラがリアルで気持ち悪すぎたとの感想もあります。リアルを追求しすぎて、受け付けない人もいたようです。

今回はシャーク・テイルのあらすじや評価などをまとめましたがいかがだったでしょうか？お調子者の主人公が、嘘をつきヒーローになり、地位や名声などを手に入れるが、本当に大事なものは何か、ナンバーワンよりオンリーワンの大切さに気づくという物語です。敵役のドン・リノも息子レニーの甘い考えを受け入れ、どんな姿だろうが大切な家族に違いはないという事を知ることができます。

食物連鎖の法則を無くし、みんなで仲良く暮らしてハッピーエンドという物語です。評価に関しては、賛否両論があり、主人公やキャラを受け入れれるかどうかで分かれるようです。以上がシャーク・テイルのネタバレ&評価まとめです。