私がモテてどうすんだの最終回をネタバレ!あらすじ・登場人物と結末の感想は?

2013年から5年にわたって掲載された異色のヒロインの少女漫画、「私がモテてどうすんだ」とはどのようなあらすじにネタバレで最終回を迎えたのでしょうか? アニメ化もされた「私がモテてどうすんだ」の異色ヒロイン「腐女子」で「オタク」を隠さない三度の飯よりボーイズラブを愛するヒロインの定説、「王子様の隣には王子様」はどんなあらすじの中で最終回を迎え、ネタバレとしてはこの定義はどうなったのかなど。「私がモテてどうすんだ」徹底解説します。

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目次

  1. 私がモテてどうすんだの最終回をネタバレ! あらすじや登場人物も紹介!
  2. 私がモテてどうすんだの登場人物は?
  3. 私がモテてどうすんだのあらすじをネタバレ紹介!
  4. 私がモテてどうすんだの最終回をネタバレ! 誰と付き合う?
  5. 私がモテてどうすんだの最終回を読んだ感想は?
  6. 私がモテてどうすんだの作者は? 作品はアニメ化している!
  7. 私がモテてどうすんだあらすじから最終回までネタバレまとめ!

私がモテてどうすんだの最終回をネタバレ! あらすじや登場人物も紹介!

少女漫画としてはインパクトの強い「私がモテてどうすんだ」というタイトルに、主人公のネタバレとあらすじのネタバレ、登場人物などを巧妙に含めてきたところが素敵な作品だと評判の高い、「私がモテてどうすんだ」。

日本の少女漫画家、原作者ぢゅん子さんによる「私がモテてどうすんだ」は、講談社発行の「別冊フレンド」にて発表掲載された「ラブコメ路線」と「腐女子」を絡めながらも甘酸っぱく切なさと爽やかさをも描いたちょっと異色の少女漫画路線です。

もはや隠す気なく「腐女子」であり「オタク」な主人公が描かれる、コミカルで軽快な中に実は複雑に交じり合った「私がモテてどうすんだ」のあらすじとネタバレ、魅力的な登場人物たちと思いがけぬ波乱を巻き起こしてくれる登場人物からの最終回とネタバレへの伏線。「私がモテてどうすんだ」のタイトルの示すネタバレの伏線に張られたちょっとユニークで思わず笑いをこらえてしまいそうなネタバレを必死に隠したあらすじなどなど。

リアルの世界に生きる男子たちを見ても「妄想世界」を築き上げてしまうまぎれもない「腐女子」である主人公設定のあらすじに登場してくる登場人物たちはそうとは知らずに関わり合ってから「腐女子」ネタバレと「オタク」のネタバレからなる主人公に振り回されることとなるあらすじや、「腐女子ネタバレ」に大きく関わりながら主人公を取り巻く主要キャラとしての登場人物で登場する「宝塚系女子」と魅力満載に紹介していきます。

私がモテてどうすんだの登場人物は?

ぢゅん子による「私がモテてどうすんだ」には非常に魅力にあふれた登場人物が何人も絡み合って登場します。「私がモテてどうすんだ」主人公はもちろんのこと、エピソードあらすじとネタバレに関わってくる結末までに大きく関係するメインキャラクターを務める登場人物たち、サブキャラでありながら「私がモテてどうすんだ」あらすじと結末のネタバレに大きく影響することになる登場人物たちと紹介していきます。まずは主人公です。

主人公ネタバレ

「私がモテてどうすんだ」の主人公は芹沼花依高校二年生、花にも負けじと咲き誇る年頃の「腐女子」を隠さずして「オタク」も隠さない前代未聞のヒロインは、クラスメートで人気者のイケメン男子のペアに黄色い喚声を上げて憧れの瞳を向ける女子たちに交じっているかと思えば、彼らが自分に対して興味を持つのではなく、彼らを「カップリング」した「妄想世界」を繰り広げる徹底された「腐女子」ぶりから描かれる異色のヒロイン。

六見遊馬

異色のヒロインに最初から携わり、あらすじとしても最終回ネタバレとしても大きく関わる登場人物、六見遊馬は花依が所属する史学部の一学年上で、天然で何処かつかみどころのないキャラクターや性格でありながら、「私がモテてどうすんだ」の登場人物としては最もキレさせてはいけない人物のような描写と印象も描かれる、ヒロインを取り巻いた「逆ハーレム」構成員の1人です。花依の変身や趣味に何ら動じることのない強者。

五十嵐祐介

「私がモテてどうすんだ」の次の大きなメインキャラクターなる登場人物は、花依の同級生でクラスメートの人気者でありながら、花依に「カップリング」認定を受けた瞳で「憧れ」と「思慕」をこじらせて向けられる一人で、五十嵐祐介です。サッカー部所属で後述する七星望とは中学時代からの親友、爽やかながらも抜け目のない性格と何処か遊び人を漂わせながら実はとても一途で繊細、冷静な判断で面倒見のいい一面も発揮してきます。

七島望

「私がモテてどうすんだ」の主人公、花依が意味を間違えた方向に愛してやまないもう一人の同級生でクラスの人気者である七星望は前述した五十嵐祐介と中学時代にサッカー部を共にしていた親友で、口は悪いけれど素直で単純明朗快活な性格に描かれるのと、花依の愛してやまない「二次元の王子様」そっくりの容姿を持つことなどが特徴的なまっすくで直情的な心根で、五十嵐祐介の抜け目のなさをきちんと弁えていたりもする役どころ。

四之宮隼人

「私がモテてどうすんだ」の次なるメンバー、登場人物は儚げな容貌の美少年の雰囲気を持つ花依の後輩、四之宮隼人はノルウェー人とのクオーター、メンバー最年少ということもあり一直線に単純思考に走る節と暴走する節も否めない何処か憎めないキャラクターは、花依を取り巻く複雑な仲間構成と環境の中で愛され弄られキャラに回ることも多々ある「女装」と「姫」の衣装がとてもよく似合う可愛らしい男の子として登場します。

仁科志麻

「私がモテてどうすんだ」、ヒロインを取り巻く複雑に奏でられる人間模様に描かれる登場人物として、「姫」の衣装が似合う可憐な美少年が登場したならば、メンバーの中で唯一として出てくる女性でありながら「宝塚系」という立ち位置で登場する仁科志麻は、四之宮隼人と同じ花依の後輩で一年生、恐ろしい無茶を家の力に発揮出来る「スーパーお嬢様」ながら服装は「執事コスプレ」が似合い、花依と同じく「腐女子」の同人作家です。

私がモテてどうすんだのあらすじをネタバレ紹介!

では、「私がモテてどうすんだ」のあらすじをネタバレ紹介していきます。主人公は花も負けじと咲き誇る年頃の高校2年、芹沼花依、男子と見れば「カップリング」に、王子様の隣には王子様でいいじゃないと開き直った「腐女子」の「オタク」で、愛してやまない「二次元世界の王子様」に面影を重ねて、クラスの人気者である五十嵐と七星を「腐女子フィルター」で見る彼女は、全身全霊で愛していた「王子様」を作中の死に亡くします。

「オタク」で「腐女子」な芹沼花依は、「肥満女子」でしたが、食事も喉を通らないままに愛した「王子様」の死に泣き暮れること1週間、家族の促しにようやく自室を籠っていたのを這い出し、洗面台へと向かうと不思議な姿が映ります。涙を枯らして食事も摂らずに過ごした1週間に、体重を激減させていた芹沼花依はなんと絶世の美少女へと変貌を遂げていましたという素晴らしく「少女漫画」な始まりに描かれ出した物語でしたが…。

絶世の美少女と変貌を遂げて登校したヒロイン、芹沼花依の正体に最初から動じることなく気付いたのは、六見遊馬、その人だけでしたが、その日から花拠の周囲と環境は一転します。学校中の注目の的となった絶世の美少女は、学校の中でも異色な存在で人気者の女子の憧れを集める、七星望、五十嵐祐介、年下の美少年な四之宮隼人、そして変貌を遂げる前の花依と同じ扱いに置いているだけな六見遊馬と囲まれてアプローチされる日々に。

一躍、リアルヒロインの姫と転身したはずの花依は一筋縄でいきません。最初の日こそ耐え忍び、「オタク」に「腐女子」を隠そうと親友でオタク仲間からの助言に奮闘したものの、直ぐに仮面を脱ぎ捨ててしまい、カミングアウトしましたが、周りを取り巻いた七星、五十嵐、四之宮、六見もただものではなかったことに、かくして「オタク」で「腐女子」な「絶世の美少女」と花依を取り巻いての相関図ならぬライバル合戦が展開します。

望が認めて

まず初めに出てくるのは七端望とのエピソードです。美少女に変貌を遂げた芹沼花依に一目惚れしたものの、花依は相も変わらず「オタク」道中と根性でまっしぐらに突き進む中で、クラスでアクシデント発生します。元より運動神経が「肥満の身でありながら」優れていた花依は今や誰もが認める運動神経と瞬発力の持ち主ですが、そこに目を付けたのは女子サッカー部で試合前の大事な時期に選手の負傷という事態を抱えたクラスメート。

中学時代からサッカー部で苦い思いを強いられた七橋望には、安請け合いで引き受けた花依の姿は納得いくものではありません。それは今の花依には出来ないことがないといわんばかりの傲慢さに映りました。可憐な美少女は好きでも、お花畑の頭の持ち主なんてなと見下した態度に一抜け宣言したのですが、望が本当に花依を認めることになるのはその後でした。どれだけ元の運動神経が良くてもサッカーは初心者でしかない芹沼花依です。

天部の才としてサッカーセンスが与えられていたとはお世辞にも言えず、協力を求めた部員たちから陰で叩かれるのを望は耳にしますが、花依は謝ってしまって辞退したらどうだと問われた望の言葉に、素直に自分が思い上がっていたことを認め、けれども引き受けた以上は最後まで貫き通すと意志の硬さと前向き思考で望の心に入り込みました。望が教えた弱点を結局克服出来なかった花依は、あろうことか試合当日にそれを逆手に取ります。

ボールを蹴るとまっすぐ前にはいかずに横道に逸れる癖であり欠点を逆手に取った花依の勝負に望は大爆笑して、一抜け宣言を撤回、花依のように大真面目に真正面からどんだけだと突っ込みたくなる前向きさと面白さを兼ね備えた芯の強い女は嫌いじゃないと、容姿以外の花依を認めて、再び七橋望、五十嵐祐介、四之宮隼人、そしてちゃっかり混じっている天然、六見遊馬と芹沼花絵を取り囲んでのバトル再開、次に動いたのは五十嵐です。

お友達ごっこを望んじゃいない

「私がモテてどうすんだ」の中で次に動いて描かれるのは、五十嵐祐介です。「私がモテてどうすんだ」の前編のあらすじを通してのネタバレになりますが、最終回までに描かれる人間模様の登場人物の中でも、強気で抜け目のない俺様気質も持ち合わせながら、兄貴分のお節介さも持ち合わせたちょっと何処か損な役回りに描かれる登場人物ネタバレに、舞台は学校の文化祭準備にドタバタと追われるメンツと花依の姿の描写から始まります。

文化祭の出し物としてクラスメート男子の提案で「メイド喫茶」が出たところに、花依は便乗して「女子だけではなくクラス全員でのメイド喫茶」を提案、折衷案として落ち着いたのは「コスプレ喫茶」でした。四之宮のクラスでは演劇、なんと隼人はお姫様です。みんなの衣装を作らせてほしいと頼んだ花依に周囲の異存はなく、しかし花依は史学部の催しの手伝いもあり当然ながら他のクラスメートたちの衣装もとてんてこ舞いの中でした。

少しでも花依の負担を分担しようと史学部の催しの手伝いに興じていた五十嵐はふと疑問と違和感を覚えます。登場人物とあらすじの中で一番に覚えてしまった五十嵐の疑問は、「自分は楽しいだろうか。自分が欲しいのは花依であってお友達ごっこに興じることじゃない」と至極まっとうな意見で、登場人物たちもあらすじの中で気付いてしまい仲良く作り上げていたはずの空気は一転して、みんなで回ろうという花依の提案は却下されます。

文化祭当日、公平にとスケジュール分担されたタイムシフトの中でそれぞれと2人きりでの時間制で回る催しの中で、想いを寄せている女の子と2人の彼らが黙って今迄のように興じてくれるはずも甘んじることもなく、耐えきれなくなって花依は逃走した先で運悪く他校の不良に絡まれることに。逃げ出した花絵を心配した五十嵐のメールは入っていましたが戻れる気でもなかったところに起こった出来事、幸い駆け付けた3人組に無事です。

助けられたものの、騒ぎは乱闘騒ぎに発展した中で、ブチ切れたのは花依でした。まともに男子と話したこともない中で免疫もなく、なのにお構いなしに2人きりにされてキャパシティオーバーで、お友達のように出来ないなら自分には無理だと泣いた花依に心を痛めたのは五十嵐です。困らせたかったわけでなくてと告げた五十嵐に、他のメンツである登場人物、四之宮、七星、当然ながら六見も同意で、しばらくはこのメンツでと決定です。

王子様でしょうかいいえ執事様ですと仁科志麻

「私がモテてどうすんだ」のあらすじ本編に最終回ネタバレまで大きく関与することになる新たな登場人物であり主要人物でもある登場人物が登場します。あらすじの舞台はクリスマスパーティを和やかに提案した男子メンバーに天使の「腐女子」を発揮して、「コミケがある」と25日のクリスマスは「コミケの日である」の認識を覆さない花依に、動揺したメンバーに六見の提案で「コミケに参加し花依を手伝って打ち上げにクリパ」です。

「コミケ」の当日25日に、何も知らない哀れな子羊たちはイベントの規模に圧倒されるヒマもなく、花依の欲しがる「BL本同人誌」を求めて手分けして回ります。恐ろしいヒロインは「彼ら」に「BL本同人誌」を購入させるのをもはや躊躇いません。開き直ってしまっている男子メンツはあちらへこちらへと赴き、全ては花依を喜ばせるためと尊い犠牲に奔走します。天然な六見は動揺してません。花依と男子メンバーとの合流の矢先でした。

質の悪い男性参加者に絡まれてしまった花依は、痴漢行為も同然な中に晒されます。困惑して嫌がるしか抵抗出来ないか弱い女性は、会場に居合わせた「執事様」に助けの手を差し伸べられます。相手の男性を制し、周囲を見た方がいいと脅しをかけ花依のピンチを何とか救い上げたところに男子メンバー合流、「王子様達がこれだけいるなら守ってあげなよ」と言い残し去り際に花依の手に美しくキスを落とした「執事様」を学校で語ります。

「私がモテてどうすんだ」の新たな波乱の幕開けとなる登場人物のネタバレは、学校で「腐女子仲間」で親友と語り合っていたところに現れます。仁科志麻、四之宮隼人と同学年の「宝塚系女子」として花依を取り巻く新たなメンツと登場します。「コスプレイヤー」であり「腐女子仲間」であり、花依の愛する「王子様の同人誌サークル」の漫画家と判明、形勢は一気に彼女へと持っていかれる男子メンバーですが、女と安心していたら?

ファーストラブは突然に

志麻は油断大敵人物で本気で花依を口説きにかかってファーストキスを奪ってしまう。花依はバレンタインを境に大きな騒動を起こしてくれて、男子メンツの愛情を試す、五十嵐と七星はちょっとした衝突を起こすと描かれ、女性の仁科にも男性メンツの誰にも勝てないと落ち込んだ隼人がテンパって落ち込み、またまた一悶着ありきでと、「私がモテてどうすんだ」のあらすじ、登場人物として何も動じることのなかったメンバーが動きます。

きっかけは史学部に残された宝の地図を巡る騒動の中でトラウマに身動きが取れなくなった六見遊馬とトラウマの元凶でもあり、宝の地図騒動の元凶でもある遊馬の実兄、六見一馬による教育実習が発端になりました。遊馬の兄とあって中々に手ごわい性格の一馬は、花依にターゲットオン、焦ったのは五十嵐、七星、四之宮、仁科メンバーです。奮闘するも甲斐なくここはもうあの人頼るしかないと言わしめ、満を持しての六見遊馬登場です。

「私がモテてどうすんだ」のヒロイン、芹沼花依を賭けての勝負を申し込むと宣言された遊馬は、元来の性分である優しさで悩みの沼の中に居たところを、花依に気付かされることになります。「譲れないものがあるのなら、時には戦わなければいけないこともある」と説いた花依に己の心を自覚させられ、いざ出陣と勝負の場に繰り出た遊馬は元は後輩たちメンツの頼みから引き受けたはずの勝負と出陣にすっかりと恋に覚醒してしまいます。

嵐の前に

恋を自覚した最凶戦士の暴走による結果として、改めて仕切り直しです。五十嵐祐介、七星望、四之宮隼人、仁科志麻、六見遊馬から「正式な告白」という形で、「私がモテてどうすんだ」劇中は大きく最終回に向けて登場人物たちも動き出します。呼び出された屋上での申し出に真剣に答えないとと考えて意気込んだものの、花依の中で答えは見出せず、しまいに二次元に走って現実逃避してしまう始末ですが、物語は確かに動き出しました。

新しく登場した「二次元世界の王子様カップル」から衝突することになった、志麻とのカップリング戦争によるいざこざ、お小遣いピンチで聖地なるコミケにも参加出来ない状態で花依が申し込んだ遊園地イベントショーでの望とのすれ違いと和解、後輩隼人の祖母の危篤によりノルウェーへの引っ越し話の中から出た隼人の幼少期と関係してのペットに対する愛情からの行き違いと申し出からの元での隼人の決心とそれぞれが動いていきます。

次なる動きは五十嵐でした。五十嵐と七星の中学時代のサッカー部のマネージャーで先輩、そして五十嵐の好きだった女性が現れて、当時は部長という存在に手が届かないと知っていて恋を告白した五十嵐に、昔の恋を思い出させて揺らしますが、五十嵐が好きなのは花依なのだと告げられた彼女は、花依が5人を待たせたままでいることを厳しく突き付けます。返事を待たせ気を持たせて、花依のやっていることがとても残酷だという事実。

返事を待つとは覚悟していたけれど、いつまで待てばいいのかなとは想っていたのだと描かれた物語に、花依は花依なりに懸命に答えを見出そうとして、また暴走します。「二次元世界の王子様」はいつも「命を懸けた勝負」にライバルと相手の存在を認めていたと。花依による暴走した結論は、「ソーシャルゲーム対決」です。「このゲームで自分を倒したものと付き合う」と宣言、勝者は誰だと描かれ、六見遊馬が花依に勝利を収めます。

申し込んだ勝負に敗れたのだからと交際を申し出た花依を止めたのは、他の誰でもない遊馬自身でした。花依の心が誰にも追い付いていないと知っていて、バカな賭けを自分にかけた花依を止めたくて勝ちたかったんだよと告げる遊馬に、一同はホッとしたような申し訳ないような。止めるために勝利するのだと叱ってくれた遊馬に、一同がこのメンツで居るのも悪くはないしなと朗らかに笑う中、本当の嵐の種は直ぐ間近まで迫っていました。

私がモテてどうすんだの最終回をネタバレ! 誰と付き合う?

「私がモテてどうすんだ」のあらすじを詳しく紹介してきました。複雑に奏でられながら爽やかに交流していく人間模様の最終回とはどう描かれたでしょうか? 花依の出した結論と相手、ここまでのあらすじで触れた中から最終回についてのネタバレを詳しく迫っていきましょう。あらすじ紹介に描いた本当の嵐の種とは幼馴染の急な出現によるものとなります。この幼馴染が物語を本当の意味で急展開させていくキーパーソンになります。

嵐の名前は三星、本名を田中健、幼少期から花依に固執していたことが少しずづ作中に明かされる人物は、花依の「新しい二次元の王子様」の声優として、再会を果たしたようでしたが、明かされていくのはダークサイドの幼馴染が抱えた闇です。花依に元より固執しており、再会したイベント会場ではなく、花依の転居後の自宅を張ってみたりと異常行動を取っていた「たぁくん」の手によって、花依は罠に嵌められ、面々も危うくなります。

健のマネージャー、ファン、全てを動員しての罠に仕掛けられて陥れられた挙句に、大切な5人の無事と引き換えにと出された条件を飲み込むしかない花依と、親の作った健への借りに健に手を貸しながらも花依の身を案じることが止められず、健に隠れて5人に花依の身の奪還を訴え、無理矢理にまとわせたウエディングドレスの誓いを迫る健を阻止しようとする一同と、健が容赦なく仕掛ける罠、これまでと打って変わった描写が動きます。

怒りに震えて花依の身を案じながら駆け付けたメンバーの中で作戦遂行のために二手に分かれた五十嵐、六見の花依奪還ペアと健が用意しているであろう周りに仕掛けられた罠を破るための残りの3人でした。協会から逃げ出した花依は健に向かって別れを突き付け、健こそが誰よりも花依を認めようとも見ようともしないのだと告げます。「昔の花依」の面影と姿しか追わない健こそが容姿を変貌させたからと誰より自分を見ないのだと。

最終回の結末は?

事件はその中で起こります。花依が連れ去らわれていたのは山中の教会で、逃げ出したのも山の中、過去に囚われて花依に固執する健は絶壁の状況下で暴れて、花依の怒りの一撃に気を失ったままです。とにかく3人と合流してしまおうとする流れの中で、地面に入った亀裂の音先に断崖絶壁と気を失ったままの健。必死で健を救いに駆け出そうとする花依を止めた五十嵐に、悲鳴を上げる花依、花依に微笑んだのは遊馬でした。駆け出します。

このまま健を見過ごせば花依が哀しむと走った遊馬が駆け出した先で、亀裂の音は完全なものとなり、断崖絶壁から放り出された六見遊馬と健、助けを呼べとしか言えない五十嵐、あまりの出来事にショックで気を失った花依と描かれて病院に映ります。遊馬は健を身を挺して庇った状態で絶壁から投げ出されました。健は軽症です。目覚めた花依はならと期待しますが健を庇った体だった遊馬は命は取り留めたものの、意識の戻らないまま。

頼み込んで遊馬の病室に張り付いての世話を願い出た花依は日増しにやつれていきながら、振り返ります。「私がモテてどうすんだ」の最終回の幕はすぐそこに。花依が描く遊馬の姿。思えば「先輩」はいつも何処か不思議な人でしたと振り返る中に誰にも気付かれなかった変貌に動じることなく「芹沼花依」を見つけていた遊馬だった。振り返れば涙の中に混乱と叫びと願いを込めるしかなく「おとぎ話」の「魔法」を賭ける花依がいます。

遊馬は目覚めました。泣いて喜ぶ花依は病室に張り付いている間にもう答えを見つけていました。やるべきことが花依にあります。いつか、花依が「告白」に呼び出された屋上に花依が呼び出した5人。答えを見つけたんですと告げる花依は「六見先輩が好きです」と5人に告げ、五十嵐祐介、七星望、四之宮隼人、仁科志麻、それぞれに「ごめんなさい」と「答え」を渡します。「きちんと答えてくれてありがとう」と告げて去る面々です。

後日談

花依が出した答えは六見遊馬でしたが、ここで綺麗に終わらせてはくれないのが「私がモテてどうすんだ」の醍醐味でしょう。天然の遊馬と花依が織り成すメンバーの前憚らない色ボケバカップルが成立したかと思えば、花依の元に戻った「二次元の王子様」にすれ違いを起こし、あろうことか遊馬に好意を抱くリアル遊馬の同級生男子に嵌められ何も言えない始末が描かれたり最終巻も「腐女子ヒロイン」ドタバタコメディ路線でエンドです。

最終巻に描かれるのはメンバーたちの未来と数年後、なんだかんだと腐れ縁を続けている仲間たちなどと描かれています六見遊馬に告白してから、花依のご乱心ぶりが描かれた最終巻前巻、告白後に「腐女子」と戻ってしまっての姿に起こったすれ違いや「腐女子」ならではの「妄想」と打って変わった爽やかさでした。

私がモテてどうすんだの最終回を読んだ感想は?

綺麗に終わるかと思えばあくまで「腐女子ヒロイン」を貫いてみせた花依を描いて、「私がモテてどうすんだ」は最終回を迎えました。魅力的な五十嵐、七星、四之宮と取り巻いたメンバーの中から花依が見出した答えとその後に描かれた2人の有り様やドタバタ、それぞれの未来と最終回まで魅力たっぷりに描かれた「私がモテてどうすんだ」の最終話でした。描かれた未来の中に笑ってしまう茶目っ気たっぷりな設定もふんだんにあります。

最終回ネタバレ感想

最終回の感想をネット上に見ると、「私がモテてどうすんだ」を活かした終わりのハッピーエンドや、ヒロイン花依が選ぶのは五十嵐か六見だろうと予想してたとの声が多く、ドタバタラブコメ腐女子目線に描かれたそれぞれの未来や設定などにもニヤニヤしてしまうなど、5年にわたって連載された異色のヒロイン路線で続いた「私がモテてどうすんだ」の終わりを寂しいとしながら、きちんと花依が選んだと描かれて嬉しいという意見が。

私がモテてどうすんだの作者は? 作品はアニメ化している!

「私がモテてどうすんだ」は漫画家ぢゅん子による作品で、2013年から2018年にわたって、講談社出版雑誌「別冊フレンド」で掲載された講談社漫画賞や宝島社による「このマンガがすごい!!」にもノミネートされている作品ですが、実は2016年にテレビアニメ化もされています。

「私がモテてどうすんだ」の作者であるぢゅん子さん、実はボーイズラブ作品のコミックスを刊行している作者さんでした。花依の描写がリアルな理由は、そのことに関係しているのかもしれません。

アニメ化された作品の中では、ボーイズラブコミックスの作者としてぢゅん子さんが刊行した漫画のカップルをベースに、第一話冒頭でボーイズカップルが描かれるなどのお茶目な演出もされています。2016年3月の「別冊コミック誌上」で正式に発表されたテレビアニメは2016年10月から12月まで、全12話数の構成で放映されました。放映局はTBSテレビ、BS-TBSテレビ、CBC、サンテレビと4局のテレビ局で放映展開されています。

私がモテてどうすんだあらすじから最終回までネタバレまとめ!

「私がモテてどうすんだ」のあらすじのネタバレから最終回に至るまでを順に紹介してきましたが、いかがでしたでしょうか? ちょっと異色な「腐女子ヒロイン」を取り巻く本人曰く「無理ゲー」展開の中であくまで「腐女子」と「オタク」を貫くヒロイン芹沼花依と花依を取り巻いた魅力的な「乙女ゲー男子たち」の織り成すドタバタラブコメの中に爽やかさと甘酸っぱさ、数えきれない魅力が盛り込まれた作品であるのと言えるでしょう。

異色の作者による異色の少女漫画とも言える、「私がモテてどうすんだ」、劇中、一筋縄ではいかないヒロインやメンツです。ちょっとときめきに浸りたいあなたにも、単なるラブコメはつまらないあなたにも、もちろんボーイズラブが大好きなあなたにも、魅力的なキャラクターと世界観で描かれたこの作品、色んな方が「おススメする作品」としてあげています。これを機会に一度手に取られてみてはいかがでしょうか?

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