2018年09月25日公開
2018年09月25日更新
映画大好きポンポさんのあらすじ!映画好きにおすすめの内容とは?【アニメ化】
映画大好きポンポさんとは、人間プラモによって描かれたオリジナル作品です。pixivに投稿されていた作品ですが瞬く間に人気となり漫画化やアニメ化のなども決定しているほど人気が高まっています。ネタバレも軽く交えますが、才能が長けている天才映画プロデューサーであるポンポさんと映画が大好きなアシスタントのジーンを主体に描かれ、映画での人間関係が楽しめる作品となっています。そんな映画大好きポンポさんのあらすじをネタバレを含めまとめていきます。
目次
映画大好きポンポさんの漫画版あらすじをネタバレ!アニメ化も!
pixivに投稿された136ページにも及ぶ映画大好きポンポさん。pixivに投稿されている漫画と比べるとかなりのボリュームとなっていますがテンポが売りとなっている映画大好きポンポさん、すぐ読み終えた、楽しかったという感想が多く見受けられました。そんな映画を主軸に描かれた映画大好きポンポさんのあらすじをネタバレを交えてまとめ、アニメ化、漫画化の情報などもネタバレ解説していきます。
映画大好きポンポさんとは?
いきなり漫画として掲載されるわけではなくpixivによって投稿された映画大好きポンポさん。この作品で重きを置かれているのが「モノを創るとは何か」という点です。その道の人が読んでも、何も知らずに読んでも楽しめると評価されている映画大好きポンポさん。この作品の最大の特徴なのが、作者の豊富な映画知識や映画に対する含蓄、強い思いが登場キャラクターたちのセリフから強く滲み出ている点が見どころなのです。
そんな映画に情熱を注ぐキャラクターたちが描かれている映画大好きポンポさん。この作品が投稿され少し経ってすぐにツイッターで話題になり映画大好きポンポさんの作者である人間プラモがトレンドになるほど人気になりました。読んだ人たちは「物作りに関わっている、携わる人ならぜひ読むことをお勧めします」や「軽い気持ちで読んだら作品に一気に惹きつけられました」などかなりの高評価をもらっている作品と言われています。
映画大好きポンポさんの漫画版あらすじを紹介!ネタバレ注意
ここで簡単に、漫画された映画大好きポンポさんのあらすじをネタバレを交えてまとめていきます。物語の始まりは、映画が盛んな都市ニャリウッドで絶賛活躍中の天才映画プロデューサー、本名はジョエル・ダヴィドヴィッチ・ポンポネット、(通称というか自称もしていますがポンポさんと呼ばれています)といつか映画監督になることを夢見て奔走しているジーン・フィニが活躍するというのが大まかなあらすじとなっています。
映画作りに対して一生懸命なポンポさんですが、なぜ彼女は映画監督になったのでしょうか?ポンポさんはすでに引退した伝説の映画監督、ジョエル・ダヴィドヴィッチ・ペーターゼンの孫だったのです。可愛らしい少女のような見た目とは裏腹にかなりの実力者だったのです。そんな伝説を受け継ぎ、さらにはペーターゼンが築いてきたコネクションをも受け継いだことでどんどんと実力を伸ばしていきます。
いつでも明るいポンポさん。口癖も「ポンポさんが来たぞー!」というものであり、この口癖に可愛さを感じた人も多いでしょう。何事も楽しそうにこなすこと、そしてやると決めたら絶対に面白くするという気合が感じられますがポンポさん曰く「主軸が決まれば、自分には映画を制作する腕があるからなんでも面白くできる!」と語るのです。自信家でもあるポンポさん、それほど映画に対する想いが強いと伺えます。
そんな天才映画プロデューサーの元で映画大好きであるジーンはポンポさんのアシスタントとして映画作りを学んでいました。ジーンは映画監督を夢見て日々映画を見てはまとめていました。そんな友達も作らず不眠不休で映画について学んでいたジーン。映画に対する想いなどを綴ったメモを作っていたジーン。そのメモの冊数は何と100冊は超えるほど。映画をそれほど見ており内容をまとめるほど映画を愛しているジーン。
そして天才であるポンポさんのアシスタントとして様々な映画に関する知識などを学び始めるジーン。次第に映画監督としての器を磨いていきます。そんなある日、ジーンにとって史上最大のチャンスが廻って来るのです。それは、ポンポちゃんが脚本を手掛けジーンが監督を務めるようポンポちゃんに指名されるのです。自信も経験も少ないジーンは自分では無理だ、という緊張や焦りからポンポちゃんに質問します。
ジーンの可能性
何故自分が選ばれたのか、経験や学力、経歴も人望もまるでないジーンは自分のことを低く評価していました。そのこともありポンポちゃんに何故自分が選ばれたのかを聞くのです。ポンポちゃんは予想の斜めをいく回答をします。ポンポちゃんは「ジーンが誰よりも目に光がなかったから」という理由で選んだのです。ポンポちゃんにだけ感じた直感、ジーンの映画に対する想いを評価したのでしょう。ともあれジーンは映画監督となります。
ともあれ、念願の映画監督となったジーン。大まかなあらすじはここまでですが、この後はジーンが苦労や苦難に直面しながらも仲間たちと協力しながらも何とか映画製作をしていくというのが映画大好きポンポさんのあらすじとなります。この映画大好きポンポさんで伝わってくるのが創作をすることの楽しさ、創造することの大変さなどがよく理解でき作品に引き込まれていくほどわかりやすく、楽しく学べるのも魅力えあり特徴です。
映画大好きポンポさんの登場人物一覧
ここで映画大好きポンポさんに登場する個性豊かなキャラクター達を紹介していきます。主人公であるポンポさんは本名、ジョエル・ダヴィドヴィッチ・ポンポネット。自他ともにポンポさんと呼ばれています。映画の聖地とも言われるほど映画業界が賑わっている都市ニャリウッドで映画作りをしています。のんな競争が激しいニャリウッドで最も活躍しているのもポンポさんなのです。性格はとてもポジティブで元気溌剌です。
見た目は幼く可愛さが感じられますが実年齢などは作品中では明かされていません。しかし、映画作りに関しては超一流、天才とまで言われるほど。周りにもその実力を見せつけニャリウッドでいま最も乗っている映画監督なのです。さらには周りから「映画作りに必要な才能をすべて揃え持っている」と評価を受けるほど。ポンポさんの映画に対しての含みのあるセリフに評判が集まっており、この作品の見どころの一つとも言われるほど。
アシスタント、ジーン
内気な性格で周囲の人とあまり関わらず生きてきたポンポさんのアシスタント、ジーン フィニ。しかし、そんな彼にも誇れる点はありました。それは、誰よりも映画を愛していることです。むしろその映画にのめり込んでいったため友達などは必要ではないと考えられています。彼は映画のことしか考えず、映画を見ている時もその内容をメモしながら楽しんでいたのです。気づけば作品をまとめた映画ノートは優に100冊を超えるほどに。
そのため、映画に対する知識はジーンが働いている映画会社でもトップなのでした。そしてついにチャンスが廻ってきます。長年の夢だった映画監督の任を今最も波に乗っているポンポさんから直々に指名されたのです。内気な性格ともありに任命された当初は相当狼狽え思うような作品を作れませんでしたが、先輩監督の助言で目が覚め、本当に自分が作ってみたかった映画作りに取り掛かります。
ジーンを見た人は最初はもどかしさでいっぱいになると言われていますが、次第に作品と向き合うようになっていき、先輩や色々な人の助言やアドバイスを元にして監督としての腕をどんどんと磨いていきます。そして映画ではかなり重要視されていると言われている予告映像などの制作なども任されるようになりポンポさんに負けないくらい監督としての技術を高めていきます。ジーンの成長する姿も人気の一つと言われるほど。
映画大好きポンポさんの隠れ人気キャラ?
映画大好きポンポさんで人気と名高い主人公、ポンポさん。その外見からは想像できない映画に対する情熱と愛を持ち合わせていますが、ポンポさんに負けないくらい魅力を持っていると言われているのがナタリーウッドワードという女優を夢見る女性です。田舎に住んでおり、トウモロコシ畑で生活をしていたナタリーですが、田舎度唯一の娯楽である映画を見ているうちに女優に憧れるようになり、ニャリウッドに乗り込んできます。
女優になるためにひたすらオーディションを受けますが30連敗、一時期諦めかけますが自身の持ち味であるポジティブさと前向きな性格でひたすら前に進みます。ポンポさんの所に受けに来た時も「地味、不合格」と一蹴されますがくじけません。そんなポンポさんもナタリーには才能があることに気づき合格を出してジーンが監督する映画の主演女優に任命するのでした。ナタリーの努力家として、今後の活躍に期待が集まっています。
映画大好きポンポさんが映画好きにおすすめの内容とは?
映画大好きポンポさんはただの映画好きの主人公が活躍する漫画ではありません。読者に純粋に漫画としての面白さを提供するのもありますが、この漫画の肝、重点が置かれているのが創作に対しての作者の思いが感じ取れ、モノづくりの楽しさを教えてくれる漫画とも言われているのです。今回の題材が「映画」ということで映画に関する用語なども登場しますが、根本では作ることの「楽しさ」「熱い想い」が感じられるの作品です。
この思いは映画に限らず、何かを作る、制作すること全般に言えるようなものになっています。現実でネックになるのが資金、予算の関係とも言われていますがそんなしがらみにとらわれずひたすら自分が作ってみたいやってみたいという純粋なモノづくりの思いを呼び起こしてくれる作品となっています。そんな作者の思いが登場人物のセリフ一つ一つに感じられることから読者の共感を得てここまで話題を呼ぶ漫画となったのです。
テンポよく読めるのも特徴!
上記ではモノづくりに対する想い、受け取り方としては作者の「モノづくりはこうあってほしい」ととらえることの出来る漫画となっていますが、純粋に映画大好きポンポさんのストーリーを楽しみたい人にもお勧めできる内容となっています。
余計なセリフ回しや回想シーンなどが極限まで省略、なくなっていますのでサクサクと読めるのも映画大好きポンポさんの漫画の魅力だと評価されています。また、どんどん続きが気になる漫画とも言われています。
本作はpixivに投稿されたこともあり、pixiv内では長編漫画と言われていますが漫画の単行本と比べるとかなり短い部類の作品となっています。そんな短い中に作者の主張や考え方、そして映画大好きポンポさんの本筋となる物語。短いだからこそ無駄なシーンはカットしているため見やすく先が気になる漫画に仕上がっていると言われています。そんな物足りない、もっと読みたいと思わせられる作者の表現力には脱帽との声もありました。
映画大好きポンポさんの感想・評価
ここで、実際に映画大好きポンポさんを読んだ人の感想や評価などをまとめていきます。pixivから始まり漫画化まで果たした映画大好きポンポさんですが、アニメ化企画も進行しておりさらに期待が高まってきています。そのアニメ化の感想などもまとめていきます。ツイッターで瞬く間に知名度を広げ、人気を博した作者人間プラモ。そんな作者が描く漫画は読者にどのように映ったのでしょうか。ポンポさんを主体に見ていきます。
登場人物たちはティムバートンなど多くの映画監督のように青春時代映画以外何もない人物で、セッションのようにすべてを捨てた者が良い映画を撮るという内容だったのですが、ただストイックに撮るだけではなく編集作業など映画の楽しさも表現されてとてもよかったです#映画大好きポンポさん
— nutmeg (@nutmeg_2625) April 11, 2017
映画隙からも支持される映画大好きポンポさん。可愛らしさ満点のキャラクターたちが映画というジャンルで色々な試行錯誤をしながら最高の映画を作っていくという構成ですが、中には心に響くセリフなどが作中に多く散りばめられているのです。普通に映画に対する情熱、楽しさだけではここまで話題沸騰しなかったでしょう。その大きな要因の一つとしてポンポさんたちが放つ名言にも注目が集まっているのです。
映画大好きポンポさんの一番の名言として挙げられるのがジーンと話しているシーンで発せられます。ジーンは何でB級映画を元にいした映画ばかり作るのか疑問に思っていました。
たったひとつのシーンのためだけに、描かれた作品じゃなかろうか。
— あいざわ (@aizawa015) September 3, 2018
だけどだからこそ、刺さる人には深く深く突き刺さる作品だと思う。
「あのシーン」を見た瞬間の鳥肌、幸福感は、他の漫画にはない大きな魅力。定期的に読みたくなる作品。気になる方は是非ご一読を。#映画大好きポンポさん pic.twitter.com/15ZyJBGw22
そのことが積み重なり意を決してポンポさんに聞いてみるとポンポさんは不敵に笑いながら「泣かせる映画で感動させるより、おバカ映画で感動させる方がかっこいいでしょ?」と断言したのです。この発言でファンになって人も多いと言われています。
そんな要素が積み重なりpixivから一気に書籍化し、漫画と発売と同時にアニメ化の企画が進行していることが明らかになりました。
pixivにて50万PV超の人気マンガ「映画大好きポンポさん」、コミック発売と同時にアニメ化企画も進行中! [アキバ総研] #映画大好きポンポさん https://t.co/LxNU3zyDqS pic.twitter.com/443P1MW01u
— アキバ総研公式 (@akiba_kakakucom) August 28, 2017
ですが、映画大好きポンポさんの原作は少し短いのでファンからはアニメオリジナルストーリーが製作されることが予想されています。どんな話になるのか期待している方も多いようです。原作からのファンは原作での雰囲気を壊さないようにと願う人も多いと言われており、今後のアニメ情報に期待が集まりまっています。
映画大好きポンポさんは映画好きじゃなくても楽しめる!アニメも期待!
ここまで、映画大好きポンポさんのあらすじから感想までをまとめていきましたが、あらすじを読むだけでも作品の興味が出てくるとまで言われている映画大好きポンポさん。
短い中にもストーリー、情熱、楽しさを凝縮して書籍化されていますのでどんどんと読めてしまい先が気になる作品として高く評価されています。アニメ化にもかなりの期待がされている中、作者である人間プラモが書く作品にも話題が集まっていますので、あらすじを読み気になったらぜひチェックしてみて下さい。