ヒックとドラゴン3の日本公開日はいつ？ネタバレあらすじと最新情報まとめ

「ヒックとドラゴン」というアメリカで大人気のアニメーション映画をご存知でしょうか?あの「リロ・アンド・スティッチ」の監督が執筆した児童文学が原作の、2010年に公開された3Ｄアニメ映画です。

その人気はすさまじく、4年後の2014年には続編である「ヒックとドラゴン2」が公開されました。今回はそんな大人気作「ヒックとドラゴン」シリーズの最新作である「ヒックとドラゴン3」について、過去作の内容もあわせてネタバレも含めて詳しくご紹介していきます。

「ヒックとドラゴン3」につながるお話である、前々作「ヒックとドラゴン」と前作「ヒックとドラゴン2」のあらすじをご紹介します。

「ヒックとドラゴン3」の前々作、シリーズ第1作目「ヒックとドラゴン」のあらすじをご紹介します。アメリカでの公開日は2010年3月、日本での公開日は同年8月でした。作品の内容に触れますので、ネタバレを含んだ内容になります。物語の舞台ははるか北の海に浮かぶ暮らす島、バーク島。そこで暮らすバイキングたちは長きにわたり、自分たちの暮らしを脅かすドラゴンたちを退治しながら生活してきました。

主人公は見習いバイキングの少年ヒック、村のバイキングたちの族長の息子でもあるヒックは、父親のように立派なバイキングになることを夢見ています。しかしヒックの体は貧弱で力も弱く、とにかく戦いに不向きな少年でした。そんなコンプレックスを抱えながら日々訓練を重ねていたヒックですが、ある日、自ら開発した罠で伝説のドラゴン・ナイトフューリーを捉えることに成功します。

最も危険とされるナイト・フューリーを倒せば、きっと村の皆に認めてもらえると思い喜ぶヒックですが、心優しいヒックは怪我を負って弱ったドラゴンをどうしても手に掛けることができませんでした。そしてヒックは考えを改め、怪我が治るまでドラゴンを世話することを決意します。最初は人間を警戒していたドラゴンでしたが、お互いに少しずつ心が通っていきます。

「トゥース」と名付けられたドラゴンは、ヒックの看病と特訓のおかげで元通り空が飛べるようになります。トゥースと仲良くなるうちに、ヒックにはある疑問が浮かび上がります。それは今まで敵と決めつけて退治してきたドラゴンが、本当は人間とともに共存することが可能なのではないかということです。

トゥースと過ごすうちにドラゴンは訓練すれば人間の良き友になるという確信を得たヒックは、なんとかして村の皆を説得しようと試みます。最初は到底信じてくれなかったバイキングたちですが、ヒックの必死の説得により意識が変わり、最後には人間とドラゴンが共存するようになるというストーリーです。

つぎに「ヒックとドラゴン3」の前作であるシリーズ第2作目「ヒックとドラゴン2」のあらすじをご紹介します。こちらのあらすじ紹介もネタバレを含みます。

アメリカでの公開日は2014年6月、日本での公開日は翌年の2015年3月でした。アメリカの公開から日本での公開にかなり日が空いていますが、これは前作の「ヒックとドラゴン」が日本ではあまりヒットしなかったためといわれています。ファンからの熱烈な署名活動の結果、2015年3月19日に東京アニメアワードフェスティバルにて1日限りで限定公開されました。

前作「ヒックとドラゴン」で、落ちこぼれ見習いバイキングの少年ヒックとドラゴンのトゥースが運命的な出会いをしてから5年が経ちました。バーク島ではすっかりドラゴンと人間の共存が当たり前になっており、毎日平和にドラゴンレースなどをして過ごしていました。

しかしそんな中親友たちといつものパトロールをしていたヒックは、ある日ドラゴンたちの長ドラゴがドラゴンたちの軍隊をつくり、バーク島を狙っているという噂を耳にします。ヒックの父親で村の長であるストイックはドラゴンたちとの戦いは避けられないと考えますが、ヒックはなんとかそれを回避する道を探すため、トゥースとともに旅立ちます。

トゥースと旅をつづけるヒックでしたが、あるときドラゴンに乗ったひとりの女性に出会います。なんとそれは亡くなったと聞かされていたヒックの母親ヴァルカでした。ヴァルカは夫であるストイックに度々ドラゴンとの共存を訴えかけていましたが聞き入れられず、そんな夫に失望して村を出て行ったのでした。その後巨大ドラゴンアルファの巣でドラゴの魔の手からドラゴンたちを取り返し、匿う暮らしを続けていたのでした。

感動の再開も束の間、ドラゴンたちの軍隊を率いたドラゴが巣を襲撃しアルファが倒されてしまいます。トゥースをはじめその場にいたドラゴンたちが次々に洗脳されていき、必死に説得を試みるヒックですが親友のトゥースに襲われてしまいます。しかしそんな絶体絶命のヒックを、ストイックが自分の身を犠牲にして救出します。

父親がトゥースによって殺されてしまい目の前が真っ暗になるヒックでしたが、仲間の支えによりなんとか自身を奮い立たせ、ドラゴンと人間の未来のために戦うことを決意します。そしてトゥースを洗脳から解放し戦いに勝利したヒックは、父親の跡を継いで村の長となり、再びドラゴンと共存して暮らしていきます。そして物語は「ヒックとドラゴン3」へと続いていきます。

続いて「ヒックとドラゴン」シリーズ最新作として注目が集まっている、「ヒックとドラゴン3」についてご紹介します。

前作「ヒックとドラゴン2」で強烈な悪役として印象的なドラゴでしたが、ファンの間では度々「ヒックとドラゴン3」でドラゴが復活するのでは？という噂が流れていました。この噂を受けてプロデューサーであるボニー・アーノルドは「ヒックとドラゴン3」でドラゴが再登場する予定であることを認めました！あの最強最悪のドラゴン、ドラゴが「ヒックとドラゴン3」でどのように登場するのか注目が集まります。

「ヒックとドラゴン3」の監督であるディーン・デュボア監督は、「ヒックとドラゴン3」のあらすじについて、ネタバレにならない程度でさまざまな要素を匂わせています。前作「ヒックとドラゴン2」で最後の戦いで敗れたドラゴンたちが再びヒックたちの前に立ちはだかり、「ヒックとドラゴン3」において人間とドラゴンたちが決別する決定的なカギとなると言われています。

さらにデュボア監督によると、ネタバレになるので詳しくは述べられていませんが「ヒックとドラゴン3」では主人公のヒックと親友トゥースが離れ離れになってしまうとのことです。前作「ヒックとドラゴン2」でそれぞれ人間として村の長になったヒックと、ドラゴンの長になったトゥースでしたが、「ヒックとドラゴン3」ではなんらかの理由で各々別々の道を進んでいくという話になるのではないかと言われています。

ここからは「ヒックとドラゴン3」のアメリカでの公開日と、「ヒックとドラゴン3」の日本での公開日をご紹介します。

「ヒックとドラゴン3」はアメリカでは2019年3月1日公開予定です。アメリカではテレビアニメ番組まで放送されるほどの大人気作品ですので、「ヒックとドラゴン3」の続編公開を待ちわびているファンが大勢います。

「ヒックとドラゴン3」が日本で公開されるのかは今のところ未定です。前作「ヒックとドラゴン2」が「ベイマックス」を抑えてゴールデングローブ賞を受賞し、アカデミー長編アニメーションにもノミネートされたのにもかかわらず日本では劇場公開されないばかりかＤＶＤすら発売されず、ファンの間では悲しみの声が広がりました。

そしてそんなファンたちが必死の思いで署名活動をしたおかげで、1日だけという限定的ではありますが劇場公開され、DVDも発売される運びとなりました。そのような歴史があるので、ファンの間ではなんとしても「ヒックとドラゴン3」は劇場公開してほしいという声が多数上がっています。

ひとむかし前までは、ディズニーアニメーション以外の3Ｄアニメーション映画はあまり劇場公開されない傾向にあった日本の映画業界ですが、「ミニオンズ」などのヒットを受け、ディズニー以外の海外アニメ映画も続々と劇場公開される流れになってきています。「ヒックとドラゴン2」は1日限定でしか劇場公開されませんでしたが、「ヒックとドラゴン3」はぜひとも映画館でファンとともに喜びを分かち合えることが望まれています。