宇宙を駆けるよだかをネタバレ解説!全3巻のあらすじ・結末や感想を紹介

『宇宙を駆けるよだか』は2016年『このマンガがすごい!』でオンナ編5位受賞しました。その後2018年にはNETFLIXでジャニーズWESTの神山智洋と重岡大毅をダブル主演にしてオリジナルドラマ化され話題を呼びました。今回は『宇宙を駆けるよだか』のあらすじから結末までをネタバレ紹介いたします。更には『宇宙を駆けるよだか』のコミックを読んだ人の感想もネタバレいたします。

宇宙を駆けるよだかをネタバレ解説!全3巻のあらすじ・結末や感想を紹介のイメージ

目次

  1. 宇宙を駆けるよだかをネタバレ解説!あらすじや感想も紹介!
  2. 宇宙を駆けるよだかとは?
  3. 宇宙を駆けるよだかの全3巻のあらすじをネタバレ解説!
  4. 宇宙を駆けるよだかの結末をネタバレ解説!
  5. 宇宙を駆けるよだかを読んだ人の感想とは?
  6. 宇宙を駆けるよだかのネタバレ解説まとめ!

宇宙を駆けるよだかをネタバレ解説!あらすじや感想も紹介!

大人気漫画『宇宙を駆けるよだか』は2018年にはジャニーズWESTのダブル主演でNETFLIXでオリジナルドラマ化され話題を呼びました。男女4人が繰り広げるヒューマンとラブドラマである『宇宙を駆けるよだか』のあらすじから結末までをコミックごとにネタバレ紹介いたします。更には『宇宙を駆けるよだか』の漫画を読んだ人の感想もネタバレ紹介いたしましす。

宇宙を駆けるよだかとは?

『宇宙を駆けるよだか』は川端志季原作の少女漫画です。川端志季はドラマや映画にまでなった『ストロボ・エッジ』『アオハライド』などの原作漫画で知られている漫画家咲坂伊緒の元で、アシスタントを務めていました。2012年に川端志季は『08:05の変顔さん』で待望の漫画家デビューをしました。『宇宙を駆けるよだか』は2014年から2015年までに『別冊マーガレット』で連載され、集英社よりコミック販売になりました。

『宇宙を駆けるよだか』は宝島社が主催している『このマンガがすごい』で2016年にオンナ編で第5位を受賞しました。その後川端志季は別冊マーガレットで『箱庭のソレイユ』を連載し、現在は集英社が発行する漫画雑誌『YOU』で『僕のオリオン』を連載中です。『宇宙を駆けるよだか』はジャニーズWESTの重岡大毅と神山智洋のダブル主演で2018年8月1日よりNETFLIXで実写ドラマ化されました。

宇宙を駆けるよだか | 作品紹介 | 別冊マーガレット 公式サイト

宇宙を駆けるよだかの全3巻のあらすじをネタバレ解説!

ここでは『宇宙を駆けるよだか』の全3巻のコミックを、1巻から3巻までの巻別に分けてあらすじから結末前までを詳細にネタバレ紹介していきます。

宇宙を駆けるよだかの1巻のあらすじ

小日向あゆみは、かわいくて素直な性格をしている女子高校生です。ずっと好きだった幼馴染の水本公史郎に、告白されて初めての彼氏もできました。幸せいっぱいで初デートに向かう途中に、同じクラスの女子である海根然子から電話がかかってくるのでした。電話に出たあゆみに然子は、「自殺をするから上を向いて」というのでした。上を見たあゆみはビルの屋上に座る然子を発見しますが、然子は飛び降りてしまうのでした。

気が付くとあゆみは病院のベットの上で目を覚ますのでした。しかしあゆみが鏡を見たら、自分の姿が然子になっているのでした。然子の親に説明しても理解してもらえず、仕方なく然子家に帰ったあゆみは、翌日学校で友達や彼氏公史郎に相談しようと、然子のまま学校に行くのでした。そこには体が入れ替わりで自分の姿の然子を発見知るのでした。

更には友達にも彼氏公史郎にも全く信じてもらえず、学校なのに孤独を感じるのでした。元の姿に戻りたいことを海根然子に訴えますが、然子はあゆみに「幸せな人生を送ってきたんだから苦しめ」と言い、全然体を戻る気は全くありませんでした。学校からの帰り道に1人歩いていると、1匹のインコがなついてくるのでした。インコに癒されたあゆみは戻る手掛かりを探し始めるのでした。

学校では公史郎や友達にも近づくことが出来ず途方に暮れているあゆみでしたが、公史郎の親友火賀が、あゆみが然子と入れ替わっていることに気が付くのでした。火賀と共に戻り方を探していたあゆみの元に、体の入れ替わりのデータを集めている宇金真緒から電話がかかってくるのでした。宇金真緒から聞いた入れ替わりが起こる条件は①赤月の日、②なりたい相手に見られていること、③どちらかが死ぬことの3つでした。

希望が湧くあゆみでしたが、元に戻ろうとすることは、どちらかが死ぬことだと知ったあゆみは絶望するのでした。その夜自分の家の前に行きリビングを覗いてみますが、あゆみは涙が止まりませんでした。そこに火賀が現れ、あゆみに「周りにいた全員分を愛してやる」と告白するのでした。しかしその様子を陰から見ていた公史郎に、あゆみは突然引っ張られてどこかに連れていかれるのでした。

宇宙を駆けるよだかの2巻のあらすじ

公史郎に公園に連れてこられたあゆみは、公史郎に入れ替わりの方法を話し、公史郎はあゆみに「火賀と付き合うのか」と尋ねるのでした。しかし公史郎はあゆみから答えを聞かぬまま、火賀の元に戻る公史郎に、あゆみは寂しさを感じるのでした。火賀はあゆみの大変な時に告白したことを謝り、あゆみに考える時間をくれ、支えてくれると約束しました。

しかしある日学校で、イケメンの火賀がブス専と噂になります。しかし皆の前で火賀は「今の海根さんがかわいい」とはっきり言うのでした。今まで外見の優劣を考えたことないあゆみは、自分がブスなのだと自覚し、イケメンの火賀には不釣り合いなのではと思い、急にブスな自分が火賀と一緒にいることが恥ずかしくなるのでした。しかし元気のないあゆみに気が付いた火賀が、笑いに変えて元気づけてくれるのでした。

そのことが然子には気に食わなく、火賀の人生も壊してやりたいと公史郎に話すのでした。しかも公史郎も同感し、更には自分が入れ替わるより、人生変わる人を高みの見物している方が面白いとまで言い、2人で入れ替えの計画を立てるのでした。赤月の日に、あゆみは公史郎に呼び出されますが、その場所で待っていたのは然子でした。そして同じころ非常階段で公史郎は加賀を呼び出し、加賀を挑発しもみ合いをしていました。

その様子を見たあゆみは自分が然子と公史郎の劣りに使われたことに気が付くのでした。あゆみは然子に、「戻れなくても然子以上に幸せになってやる」と宣言して然子の顔を殴るのでした。しかし時遅く、火賀と公史郎は非常階段から落ちてしまうのでした。すぐに火賀に駆け寄ったあゆみでしたが、そこには火賀と中身が入れ替わってしまった公史郎だったのです。

宇宙を駆けるよだかの3巻のあらすじ

病院に運ばれた2人ですが、2人の転落に責任を感じるあゆみに火賀はいつものように明るく振舞うのでした。しかし然子は中身が入れ替わった公史郎と火賀にショックを受けているのでした。公史郎に「外見が変わっても、中身はそのままだから愛してくれるよね?」と聞かれますが、然子は答えることが出来ませんでした。

実は公史郎と火賀はもみ合って落ちたわけではなく、何にかえてもあゆみを元に戻すと決めた公史郎が、元に戻る方法を見つけだし公史郎が直前に火賀に伝えて、同意した火賀と2人でわざと落ちたのでした。落ちた後、公史郎はずっと好きだった事をあゆみに告げるのでした。

あゆみに事情を真相を話した2人は、3人で同じ人を入れ替われないなら別の人を経由して戻るという作戦を立てるのでした。まず最初に公史郎(中身は火賀)と然子(中身はあゆみ)、火賀(中身は公史郎)とあゆみ(中身は然子)が入れ替わり、その次に火賀(中身は然子)と然子(中身は火賀)、公史郎(中身はあゆみ)とあゆみ(中身は公史郎)が2回に分けて入れ替わるという方法でした。

しかしこの作戦には一歩間違えると死ぬかもしてないということと然子の協力も必要になるというリスクがありました。どうやって然子に協力してもらうかを考えている、その矢先に然子は姿を消してしまうのでした。然子の母親にすべてを話したあゆみは、母親から『赤月の森』という場所を教えてもらうのでした。

ドラマ「宇宙を駆けるよだか」公式サイト

宇宙を駆けるよだかの結末をネタバレ解説!

上の項目であらすじを紹介しましたので、次はここで『宇宙を駆けるよだか』の結末を2つのブロックに分けて詳細にネタバレ解説いたします。

結末ネタバレ1:失踪する然子

3人で然子を探して赤月の森に向かうと、そこの天文台に然子はいましたが、心配するあゆみを突き放すのでした。公史郎は「元に戻ろうが、あゆみのルックスだろうが好きなることはない」、更には「あゆみと元に戻らなきゃ軽蔑する」とまで然子に伝えますが、然子は体を戻す気はありませんでした。

そこにこっそりついてきていた然子の母親が、陰から現れ然子をビンタしあゆみに謝るのでした。しかし然子は天文台から逃げだし、あゆみの顔をナイフで傷つけようとしました。しかし母親に抱きしめられ謝られるのでした。更にあゆみの「もうひとりじゃないよ」という言葉で、然子は自分の今までの苦しみや訴えが伝わっていることに気が付き泣き崩れるのでした。

結末ネタバレ2:最後の入れ替わり

赤月の日に2回に分けて入れ替わるという方法を使い、ギリギリで4人の体は入れ替わっていき、無事に元の体に戻ることが出来るのでした。火賀のあゆみへの気持ちを知ってしまったあゆみは、火賀と公史郎にどちらとも付き合えないことを伝えるのでした。

しかしあゆみの気持ちを察した火賀は、あゆみを呼び出し、「本当にこうしているのは誰?」と聞き、あゆみの背中を推したのでした。火賀に背中を押されたあゆみは、公史郎に気持ちを伝えて正式にカップルに戻るのでした。

元に戻った然子は、教室のドアの前で入れずにいましたが、火賀が声をかけ一緒に教室に入ることにしました。教室で然子を待っていたのは、あゆみの然子への明るい「おはよう」という声でした。その言葉に微笑む然子でした。その後は4人は友達になり、然子も明るい表情をするようになりました。
 

宇宙を駆けるよだかを読んだ人の感想とは?

感想その1:然子に共感

『宇宙を駆けるよだか』を結末まで読んだ人の感想をネタバレ紹介いたします。Twitterでは多く女性が、以外にも然子の気持ちが分かるという意見があります。ルックスにコンプレックスを持っており、認めてもらいたいがどうしていいのか分からなくなって負のサイクルに陥っていくのです。

その負の気持ちを1人ではどうしようもなくなって、どんどん自暴自棄になりあゆみがキラキラ光って羨ましいという感情から、知らないうちに妬み憎しみに変わっていってしまったのです。コンプレックスはほとんどの人にはあるものですが、やはり外見のコンプレックスは女性の方が多く持っているのでしょう。

更にコンプレックスが酷くなっていけばいくほど、どうしようもなくなってコンプレックスを隠すように悪循環が生まれます。そのため然子の外見がコンプレックスで、かわいい人を妬んでいく気持ちが女性には理解できると評判です。

感想その2:斬新で現実的

他に『宇宙を駆けるよだか』を結末まで読んだ人の感想で多く上がるのは、『宇宙を駆けるよだか』は外見で世界が変化する恐ろしい世界がかかれているということです。よくある少女漫画では美人になってモテモテになるという話が定番ですが、『宇宙を駆けるよだか』はクラスでも人気のあゆみが、ブスで陰険な然子になってしまいます。

更には、肉体入れ替わりを友達に説明しようとしますが、誰も聞いてはくれず外見が自分の然子や彼氏だった公史郎とはどんどん距離が開いていきます。そして周りの人にブスと言われて、今まで外見に優劣を付けたことなかったあゆみが、初めて今まで意識していなかった自分がブスということに自覚します。この王道を真逆な設定が斬新ですが、とても現実的でリアルと評判です。

感想その3:やっぱり中身が重要

更には、『宇宙を駆けるよだか』のあらすじから結末まで読んだ人のほとんどの人が持つ感想では、『たとえ外見が変わっても、中身を自分で変えなくては人は何も変わらない』ということを実感したと言うことです。人はやはりルックスではなくて、内面がとても大事で、内面を磨いていけば、内面を見て本当に好きになってくれる人はいるということです。

中身が入れ替わってしまったあゆみですが、ブスの外見なのにやはりあゆみの内面は変わっておらず、内面の純粋さがにじみ出ていました。然子と入れ替わってすぐの時も、あゆみは欠点を隠さずに素直に前髪をかわいいバレッタで留めていました。そのちょっとした、かわいいものをつけているだけという純粋な行動が外見をどんどんかわいくしていくのだということです。

宇宙を駆けるよだかのネタバレ解説まとめ!

大人気漫画である『宇宙を駆けるよだか』は、2016年に『このマンガがすごい!』でオンナ編第5位を受賞し、その後2018年にはNETFLIXでドラマ化されました。ドラマ版はジャニーズWestのメンバーがダブル主演ということで更に話題を呼びましたは、原作コミック版の『宇宙を駆けるよだか』は全3巻のコミックの中で、肉体が入れ替わってしまったことで知る世界と人の内面でのラブストーリーを描いています。

今回は、『宇宙を駆けるよだか』のあらすじから結末までを詳細にネタバレ紹介しました。更には『宇宙を駆けるよだか』を読んだ人の感想もネタバレしました。この機会にヒューマンドラマとラブストーリーが混ざっている『宇宙を駆けるよだか』の漫画やNETELIXドラマを見てみてはいかがでしょうか?

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