トランスポーター2のネタバレあらすじとキャストを紹介！依頼品は男の子？

大ヒット映画シリーズ第２作目の「トランスポーター2」のネタバレあらすじをご紹介します。また人気キャストのご紹介と、その中でも人気のキャスト「ローラ」をピックアップしてご紹介していきます。スッキリする結末に定評のある作品となっていますのでぜひ注目して見てみてください。ネタバレ要素を含みますのでご注意ください。

トランスポーターシリーズのあらすじをご紹介します。主人公のフランクはいつでも依頼を完璧に遂行するプロの運び屋。一作目ではフランスが舞台となっていましたが、二作目では舞台をマイアミへと移して、物語がスタートしています。いつもと変わった町並みを走り抜けるフランクにも注目です。

主人公のフランク・マーティンは、元特殊部隊所属で戦闘のスペシャリストです。除隊後は、依頼品を確実に運び届ける「運び屋」として有名となります。そのため、危険な依頼も多く、依頼遂行中に敵に襲われることも多くあります。ですがフランクの上達的な運転技術と、元特殊部隊で培った戦闘能力で切り抜けていきます。

そんな人気シリーズとなった「トランスポーター」ですが、1作目の興行収入は思ったように振るいません。ですが、DVDなどの販売数が好調で、続編製作が決定するという特殊な人気を誇ったシリーズです。販売数の好調が続編決定となったため、「トランスポーター2」の内容に不安を抱えるファンも多くいました。

ですが公開されると、あらすじは爽快なカーアクションと戦闘アクションが魅力でトランスポーター2の興行収入は$85,167,639と好調な結果となりました。そんな人気シリーズのトランスポーター2作目のトランスポーター2は特におすすめの作品となっています。

トランスポーター2のあらずじは、主人公はどんな依頼品でも確実に届けるプロの運び屋である、フランク・マーティンです。車はアウディA8で、時計はオフィチーネ・パネライをつけ背広姿とこだわりも強く、冷静沈着な主人公です。

そんな運び屋であるフランク・マーティンの受ける依頼が物語のスタートとなります。本当にどんな依頼品も運んでしまうという凄腕の運び屋として業界では名前が轟いているフランクは、裏社会からの依頼が多く、依頼人と敵対している組織に狙われるなど波乱万丈の道のりを掻い潜り、依頼を遂行していく物語となっています。

あらすじだけではわからないキャラクター性や、爽快なアクションシーンが見所の映画です。あらすじだけではなく、各キャラクターの紹介やストーリー展開にもぜひ注目してください。

トランスポーター2の物語は突然急展開します。運び屋として足を洗っていたフランクに一つの依頼が舞い込みます。それは、連邦麻薬対策委員長のジェファーソンから、メインドライバーが休暇のため、その間息子のジャックの通学送迎をして欲しいとの依頼でした。

快く引き受けるフランクはジェファーソンともジャックとも仲良くなり、穏やかな日常を過ごしていました。ある日、ジャックは健康診断のため病院に訪れます。その病院に居る看護師に扮したローラと医師を見て違和感を感じたフランクは、診察を取りやめ病院を出ようとしたその時、看護師と医師が銃を取り出して発砲してきます。

なんとか切り抜け、ジャックを守ったフランクは自宅へ戻るとそこには、病院で発砲してきた敵が待ち受けていました。ジャックに銃口を向けてフランクを脅し、看護師になりすましていたローラという女性の指示である場所へと向かうことになります。

そんな女テロリスト「ローラ」は妖艶で男なら騙されてしまうのは確実と言わんばかりの美人です。そんな美人のローラが軽機関銃を片手で打っ放し、ハンドガンを２丁持ちで打つ姿はインパクト大です。

あらすじを読んでいると、重要なキャラクターなのではないかと感じる方も多いと思いますが、ストーリーの結末では、あっさりと始末されてしまいます。結末にローラをもう少しフォーカスしたストーリーを期待するファンも少なくありません。

ローラは、テロ組織のボスである「ジャンニ」に、始末されてしまうという結末で、キャラクターの割には呆気ない結末に少々残念な意見も多いキャラクターとなっています。

トランスポーター2の登場キャストは、ほかの映画よりも郡を抜いて豪華なキャスト陣が揃っています。あらすじもさる事ながら、どんなキャストが演じているのかを知っておくとより一層楽しくご覧頂けること間違いありません。物語の結末でキーマンだったと知るキャラクターもいたりと、最後まで目が離せない作品です。

トランスポーター2でも、依頼を完璧にこなすとして評判の運び屋「フランク・マーティン」は、冷静沈着な男で、自分のルールを確実に遂行しながら依頼をこなします。今回は、ジャックという少年の送迎から、誘拐そして取り戻すために奔走します。

そこまで本気で奔走するのは、ジャックと約束した「守れない約束はしない」というルールと、痛い思いはさせないという約束からです。凄腕の運転技術と格闘術で敵を制圧する姿はヒーローそのもので、トランスポーター２は、世間の父親が見習いたいお父さんそのものです。

トランスポーター2の結末では、事件を解決ししっかりと依頼をこなすフランク・ポーターを演じるキャストは、大物俳優のジェイソン・ステイサムさんです。アーノルド・シュワルズネッガーやブルース・リーなど大物俳優との共演も果たしており、アクションは自ら行うことが多い俳優さんです。特に、デスレースという映画では海軍特殊部隊と周6日の肉体トレーニングを行ったエピソードもあります。

トランスポーター2の悪役は、やることが過激なジャンニです。ジャックを誘拐したドライバーのフランクに帰るよう促すも、車の底に爆弾を仕掛けるなど、大胆な行動も描かれています。女テロリスト「ローラ」のボスとしても悪役がぴったりなキャラクターです。

そんなジャンニを演じたキャストは、アレッサンドロ・ガスマンという俳優さんです。イタリア出身のアレッサンドロは父親も俳優であり映画監督をしており、17歳の時に父親の作品でデビューしております。トランスポーター２以降、話題作品には出演がなく、今後の活躍に期待です。

トランスポーター2のキャラクターの中でも、妖艶で大胆な女テロリスト「ローラ」は今作品でもインパクトの強いキャラクターです。フランクの車に乗り込み、銃で脅しながら誘拐するシーンも、機関銃を片手で打っ放してパトカーを乱射するなど過激なキャラクターとなっています。

トランスポーター2では神出鬼没のローラは、フランクの行く手を阻みます。ローラが突然現れ、拳銃２丁を同時に持って乱射するなど男勝りの過激さを見せるシーンも描かれていますが、ローラの結末はあっけなくジャンニに始末されてしまいます。

そんなローラを演じたキャストは、ケイト・ノタという女優さんです。なんと映画デビューはこの「トランスポーター2」のローラ役となっています。元々はモデルさんということもあり、妖艶なプロポーションにも納得です。また、歌手としても活動しており、トランスポーター２のサウンドトラックには、ケイトの書き下ろし曲が２曲収録されています。

トランスポーターの１作目ではフランクを追う警部でしたが、トランスポーター2では心情から仲良くなり、トランスポーター2ではフランクのところへ遊びにくるタルコーニ警部ですが、フランクがジャックを誘拐する仲間と疑われ、フランクの家にいたタルコーニ警部も拘束されてしまいます。

トランスポーター2の始まりはなんと片道12時間かけて遊びにきたのに、フランクに合うこともなく拘束させれてしまうタルコーニ警部ですが、拘束されている間にフランクより手伝いを依頼され快く受けるのがタルコーニ警部です。

そのあとトランスポーター2の結末では、事件が解決しすぐに空港に送られてしまうタルコーニ警部ですが、文句も言わずに「楽しいバカンスだった」と言いのけ帰路に着く姿はまさに紳士です。

そんなタルコーニ警部を演じたキャストは、フランソワ・ベルレアンという俳優さんです。セザール賞最優秀助演男優賞を受賞するなど、実力派の俳優さんで、トランスポーター2でも欠かせないキャストとなっています。

トランスポーター2では麻薬サミットに参加することになっているジェファーソンは、テロ組織から感染の標的とされます。息子のジャック誘拐から、フランクを一度は犯人の仲間と考え、周りの意見も聞けなくなってしまう性格ですが、家族思いで身代金500万ドルを差し出しジャックの救出をします。

あらすじでは重要人物のように思えるジェファーソンですが、今回の作品の登場人物の中では、フランクに仕事を依頼し、狙われたジャックの父親というだけであまりストーリーには関与しませんが、物語の結末に迫るにつれて、実はテロリストたちに狙われている主要人物なのだとわかってくるキャラクターとなっています。

そんなジェファーソンを演じたキャストは、マシュー・モディーンという俳優さんです。多くの映画に出演しているだけでなく、脚本や監督として作品を作っており多彩な才能を持った俳優さんとしても有名です。

ジェファーソンの妻で、ジャックの母親であるオードリーは、フランク優しさに惹かれ、寂しさを埋めるためフランクを求めるシーンも描かれました。もちろんフランクは依頼人の妻なので、しっかりと帰路につくよう促しましたが、誘拐犯の仲間だと疑われたフランクは、オードリーへ「ジャックは必ず助ける」と約束し信頼を得ます。

ジャックに注射されたのは感染ウイルスと知ると、ジェファーソンへの感染を伝えるため、オードリーへ連絡を取るなど、フランクもオードリーを信頼し伝言を残すなど、ローラと並んでキーマンの一人として活躍しています。

そんなオードリーを演じたキャストは、アンバー・ヴァレッタという女優さんです。モデルとして活動を始めたアンバーですが、実力派の女優として多くの映画に出演しています。さらに私生活では1990年代後半にレオナルド・ディカプリオと交際していたこともある女優さんです。現在はバレーボール選手と結婚しており、男の子を出産しています。

トランスポーター2のローラたちテロ組織が使う感染ウイルスの開発者であるディミトリは、フランクにウイルスを注射され、研究所まで案内してくれる大切なキャラクターです。自身の保身が一番で、実に研究者らしいキャラクターとなっています。

そんなディミトリを演じたキャストは、ジェイソン・フレミングという俳優さんです。カーテンコールという映画で、ジュネーブ映画祭の主演男優賞を受賞している実力派の俳優さんです。トランスポーター2の他、X:MENなどの人気映画に出演しており、結末があっさりの研究者役で登場しているのは少し残念と思える程の俳優さんが演じておりました。

トランスポーター2の製作・脚本はリュック・ベンソンという監督さんが担当しています。代表作品には「ニキータ」や「レオン」、「ジャンヌ・ダルク」といった作品があり、ハードボイルドな作品から歴史作品など幅広い作風で知られています。

さらにリュックは、女性を主人公やストーリーの軸にすることが多く、トランスポーターシリーズでも登場する女性キャラクターが主要な役割を担っていることが多くあるので、注目したいポイントにもなっています。作品の結末で女性キャラクターがキーポイントなんだと気づかされる作品も多く制作しています。

トランスポーター2でも、ローラのキャラクター性や、オードリーの女らしさなどの描写は、リュックベッソンらしい作風となっており、注目して見るポイントのひとつとなっています。

トランスポーター2のネタバレを含む、あらすじをご紹介します。シリーズ2作目となるこの作品は、あらすじだけではお伝えしきれない、爽快なアクションシーンが、みどころとなっていますが、ここのあらすじを読んでいただくと、より一層楽しくご覧頂けること間違いありません。

プロの運び屋として有名になっていた元特殊部隊のフランク・マーティンは、運び屋から足を洗うため、フランスからアメリカのマイアミへと移住します。ある日連邦麻薬対策委員長のジェファーソンから依頼がはいります。6歳の息子ジャックの正ドライバーが休暇のため、臨時で送迎をするという内容です。

依頼を引き受けたフランクは、ジャックと3つのルールである、「車と運転手を大事にする」こと、「挨拶をする」こと、「シートベルトをする」ことをルールとして作りました。ジャックと良好な関係を築いていくフランクはジャックの送迎を理由に夫婦喧嘩を見せないよう気を使うなど完璧に依頼を遂行します。

そんな気の使える男フランクに、ジェファーソンの妻オードリーはフランクを求めるようになりますが、フランクの「みんな寂しい。」という一言で、訪問してきたオードリーを帰すシーンもトランスポーター2では描かれています。

ある日、ジャックの定期検診に訪れた病院で、看護師がタトゥーを入れていることから、医者の白衣も偽物と気づき、病院を立ち去ろうとしますが、看護師と医者から発砲され、ジャックを守りながらその場を切り抜けます。その際、タルコーニ警部を迎えに行く予定だったが、タクシーで自宅に来るよう連絡を入れます。

なんとかジャックを自宅に返そうと戻ったフランクですが、自宅ではジャックの誕生日サプライズパーティーの準備中でした。そのサプライズのため近くで待機するフランクに電話がなります。テロ組織のボス「ジャンニ」からの電話で車を止めると、女テロリストの「ローラ」が銃を持って乗り込んできます。

ローラは、後部座席に乗っていたジャックに銃を突きつけると、フランクを脅し、目的地へ車を走らせます。その際、警備していたパトカーへ銃を発砲し、自宅には身代金の要求電話がなります。そのことでフランクが誘拐犯の仲間ではないか。と疑われてしまいます。

ローラに脅されながら、着いた先でジャックは連れて行かれてしまいます。「運転手は帰れ」と促されますが、濡れた地面の反射で車の底に設置された爆弾を確認しているフランクは、車を走らせ、ジャンプしてレッカー車のフックへ爆弾を引っ掛けて切り離し、爆発を逃れます。

その後、ジェファーソンの家にいる連邦捜査官に事件の説明をしますが、ジェファーソンはフランクを犯人と思い込み全く取り合いません。ですが、以前フランクに頼ってきたオードリーに、ジャックを必ず助けると約束をします。

それと同じくして、フランクの家で料理をしていたタルコーニ警部がフランク誘拐犯の一味と疑われ、拘束されてしまいます。ですが、フランス警察のタルコーニは、事情を説明すると連邦執行官の態度も変わっていきました。

身代金の500万ドルを指定場所に届けたジェファーソンは、無事にジャックが返されたことを知りますが、ジャックには感染ウイルスが注射されていました。フランクは、タルコーニ警部に連絡をし、防犯カメラから偽医者の顔写真を調べるよう依頼しました。

ローラとともに病院に潜んでいた偽医者はロシア人のディミトリという研究者で、フランクはすぐさまディミトリを捉えます。ですが口を割らないディミトリに、ジャックと同じウイルスをディミトリに注射します。

そのままディミトリを泳がせると、遺伝子組み換えのウイルス開発現場にたどり着きます。そこにはウイルスの解毒剤も一緒に開発され置いてありました。24時間で活動してしまうウイルスの解毒剤は２本しかなく、一本は割られてしまっています。

ジャックから感染しているジェファーソンを麻薬サミットに出席させ感染を拡大させるウイルステロを企てているとわかったフランクは、すぐさまオードリーへ伝えますが、ジェファーソンは電話で聞き取ることができませんでした。そのまま自宅でオードリーが倒れ、サミット控え室でジェファーソンも倒れてしまいます。

テロ組織のボス「ジャンニ」は部下の女テロリスト、ローラを始末し解毒剤を体内にいれて運ぶためヘリコプターへ乗り込みます。それを調べていたタルコーニ警部はフランクに伝え、フランクは猛スピードで自宅へ戻り、自家用ジェットに乗り換えてジャンニを追います。

さらに逃げるため、ジェット機に乗り換えていたジャンニのもとへフランクはなんとか侵入します。ジェット機の中で格闘し、ジャンニの発砲した弾がパイロットを打ち抜いてしまい、海へ墜落します。その中でジャンニを救出し、フランクは解毒剤を手に入れます。

その解毒剤で間一髪助かったオードリーを見舞いに行くと、家族仲良く過ごしている場面を見て、フランクは引き返し、タルコーニ警部を空港まで送ります。12時間かけて遊びに来たタルコーニ警部は「いいバカンスだった」とフランクに伝え、フランスへ戻るという結末で終わっています。

ジャンニ率いるテロ組織と戦うフランクですが、見所は序盤のカーアクションはもちろんですが、元特殊部隊にいたことを思い出させるテロ組織に囲まれた際の戦闘アクションシーンです。

フランクは生身なのに銃は避けるし、消火ホースを手に取り足を掬い、投げつけて攻撃してと多彩なアクションシーンはさすがです。ジェイソン・ステイサムのアクションには圧巻の一言です。

結末は、ジャンニとのジェット機の中での戦闘となるのですが、ここでも圧巻のアクションシーンが描かれています。ジャンニの発砲した銃弾が操縦士を打ち抜いて墜落してしまうのですが、解毒剤を持っているジャンニを救出し、解毒剤を手に入れたフランクのおかげで、ウイルステロを食い止めることができました。

この事件で、まだまだやることがあると感じたフランクは、このあとなんと、足を洗おうと思っていた運び屋の仕事に戻ることになります。もちろん悪のためではなく正義のために戻るのです。変えられないルールの「契約厳守」と「依頼人の名前は聞かない」そして「依頼品は開けない」のルールを自分に課し、確実にどんな依頼品も届ける運び屋に戻ります。

アクションシーンに力を入れている俳優のジェイソン・ステイサムですが、トランスポーター２も例に漏れず、多くのアクションシーンが見所です。特にテロ組織との戦闘シーンは見ているこちらもハラハラの戦闘アクションですが、若くて元気のある俳優ではなく、貫禄あるジェイソン・ステイサムだからこその迫力感が見ものです。

そして、運び屋がメインのトランスポーターシリーズは、カーアクションにも力が入っています。車が宙をまったり、高いところから飛んだり、爆破されたりと、車が何台破壊されているのか、さらにフランクのこだわりであるアウディA8もぶっ飛ぶシーンが描かれており、高級車も派手に飛ばされる爽快アクションは必見です。

「トランスポーター2」はシリーズの第二作目として、公開前から話題となっていた作品ですが、公開されてみると爽快なアクションと、フランクの漢気や自分のルールをしっかりと守る姿がしっかりと描かれていました。

トランスポーター2もリュック・ベッソン監督の作品らしく、女性キャラクターの個性も強く、中でも女性テロリスト「ローラ」のキャラクターはインパクトも大きく、注目キャラクターとなっています。

そのローラを演じたケイト・ノタは、トランスポーター２のローラ役が映画初出演とのことですが、演技はそんなことを一切感じさせない圧巻の悪役ぶりです。家族愛も描かれており、いろいろな視点で楽しめる作品となっているトランスポーター2は、続編にも期待です。

まだご覧になっていない方はもちろん、一度見た方も女性キャラクター、特にローラに注目して再度トランスポーター2を見直してみてはいかがでしょうか。ぜひトランスポーターの世界を楽しんでみてください。