恋は雨上がりのようにの舞台巡礼!漫画に出てくる横浜・川崎の場所はどこ?

「恋は雨上がりのように」は、眉月じゅん先生の恋愛漫画です。海辺の街を舞台に、年齢の離れた男性へ女子高生が恋心を抱くといった内容になっています。原作コミックからTVアニメ化され、実写版映画にもなった人気の作品、略称「恋雨」。そんな「恋は雨上がりのように」の舞台となった、神奈川県横浜市・川崎市をご紹介していきます。また、実際に聖地巡礼される方のために、現地のちょっとした情報も一緒に記載いたします。

恋は雨上がりのようにの舞台巡礼!漫画に出てくる横浜・川崎の場所はどこ?のイメージ

目次

  1. 恋は雨上がりのようにのアニメや映画に出てくる横浜や川崎などの舞台巡礼場所まとめ!
  2. 恋は雨上がりのようにとは?
  3. 恋は雨上がりのようにの横浜や川崎などのアニメや映画の舞台となった場所を紹介!
  4. 恋は雨上がりのようにの舞台だけではなく挿入歌も要チェック!
  5. 恋は雨上がりのようにの舞台まとめ!

恋は雨上がりのようにのアニメや映画に出てくる横浜や川崎などの舞台巡礼場所まとめ!

作品「恋は雨上がりのように」は、小学館社出版の漫画であり、TVアニメ化されました。その後実写映画化され、キャストは小松菜奈さんと大泉洋さんという豪華初共演です。そんな「恋は雨上がりのように」に出てくる横浜や川崎などの舞台をご紹介していきます。

TVアニメ「恋は雨上がりのように」| 公式サイト

恋は雨上がりのようにとは?

「恋は雨上がりのように」、略称「恋雨」は、眉月じゅん先生の恋愛漫画です。小学館社出版の「月刊!スピリッツ」にて2014年8月号から2016年1月号まで連載。その後、同出版社の「ビッグコミックスピリッツ」に移籍し、2016年8号から2018年16号まで連載していました。

原作コミックは2015年度のコミックナタリー大賞で第2位を受賞し、第63回の小学館漫画賞(一般向け部門)を受賞しました。その後2018年1月よりテレビアニメが放送され、同年5月には実写映画が公開された、話題の作品です。

映画『恋は雨上がりのように』公式サイト

恋は雨上がりのようにの横浜や川崎などのアニメや映画の舞台となった場所を紹介!

「恋は雨上がりのように」の舞台は、実在する場所が描かれています。OPをご覧いただけるとおわかりかもしれませんが、横浜の町並みが作画に盛り込まれており、近隣の方でもそうでなくても見覚えのあるスポットが出てきます。「恋は雨上がりのように」のあきらと近藤の人間模様と、実際に存在する町並みが融合して生まれる世界観が、この作品の魅力のうちの一つです。

恋は雨上がりのようにの舞台の本題に入る前に、聖地巡礼について

ここから本題に入る前に一つだけお約束です。最近「聖地巡礼」といって、アニメや映画の舞台となった土地を実際に訪れるという楽しみ方をされる方が増えております。特に恋は雨上がりようにでは、学校やファミリーレストランといった、実際に高校に通う学生さんや、近隣住民の方の利用する場所が舞台となっております。

現地を訪問される際は学校やお店、近隣住民の方へご迷惑が掛からないようご注意下さい。また、学校や私有地への立ち入りや学校の生徒、近隣住民の方々を無断で撮影することは、法的なトラブルへ発展する可能性があります。ルールやマナーを守り、作品を楽しんでいただけますようお願いします。

ではここから、恋は雨上がりのようにの舞台となった場所を紹介していきます。舞台となっている主なエリアは神奈川県横浜市、川崎市のエリアです。

恋は雨上がりのようにの風見沢高校は、水取沢高校がモデル!

「恋は雨上がりのように」の主人公、橘あきらや、親友の喜屋武はるか、クラスメートの吉澤タカシの通う高校。ここは神奈川県立氷取沢高等学校がモデルとなっていると言われています。なぜこの高校が恋は雨上がりのようにの舞台にになっているのか、詳細は不明です。しかし作者の眉月じゅん先生の出身校ではないのか、といった噂もあります。

京急バスの氷取沢高校バス停です。「恋は雨上がりのように」でもこのバス停は登場するのですが、他にも京急バスや京浜急行電鉄など、地元の方にとって定番の足となっている乗り物も登場します。そういった細かいところも、恋は雨上がりのようにには描かれています。

恋は雨上がりのようにの主人公、あきらの自宅周辺は意外と高立地!?

「恋は雨上がりのように」の主人公、あきらの自宅は桜木町駅近郊のマンションの502号室です。足をケガしてしまったあきらのところへお見舞いにきた店長と、コンビニへ向かうあきらがバッタリ鉢合せするのが、横浜市西区紅葉橋付近から西方向に坂道を登った辺りです。

桜木町駅はランドマークタワーが近くにあり、赤レンガ倉庫も徒歩圏内です。松葉杖でコンビニへ向かうことを考えるとそこまで移動できないため、あきらの自宅はかなり近いと考察できます。なお、実際にマンションはあるのですが、近隣住民の方や、入居者様への配慮としてご紹介は割愛させていただきます。

店長と一緒に行った中原公園の舞台は日吉公園?

「恋は雨上がりのように」の作中、店長が初めて一人称を僕と言った公園。そして、店長とあきらがデートへ行くきっかけとなったのがこの中原公園です。中原公園は、東急東横線元住吉駅と日吉駅の間にある、日吉公園ではないかと言われています。元住吉駅は川崎市、日吉駅は横浜市になりますので、二つの街のどちらからもアクセスが可能です。

日吉公園は駅から近く街頭も多いため、巡礼の際はとても訪れやすい場所となっています。公園の高台からは長めもよく、夜には川崎市の武蔵小杉の夜景をみることができます。また、天気のいい日には横浜市のランドマークタワーも見ることができますので、実際にデートへ訪れても夜景が楽しめるスポットになっています。

特徴的な建造物、横浜市中央図書館

図書館へ行くアキラとバッタリ遭遇する店長。この特徴的な外観は、横浜市中央図書館になります。横浜市中央図書館には駐車場がございません。巡礼される方は近隣の有料駐車場を利用するか、公共の交通機関をご利用ください。また図書館ですので、回られる際は利用者の方に迷惑がかからないようお静かにお願いします。

横浜市立図書館の公式ツイッターでも紹介されましたが、「恋は雨上がりのように」と横浜市のタイアップキャンペーンにも参加されました。あきらも立ち寄った図書館ですので、巡礼の際は「恋は雨上がりのように」を思い浮かべて回ってみてください。

恋は雨上がりのようにの風見沢高校の学生が利用する能見台駅

能見台駅は京浜急行線の停車駅です。「恋は雨上がりのように」では、風見沢高校の学生さんが電車からバスへ乗り換えるためにこの駅が登場します。長椅子などの細かい部分は少し違う描かれ方をされていますが、バス停などの位置はほぼ同じ場所に描かれています。

原作コミックでのお話になりますが、あきらが眺めているガチャガチャ。残念ながらこのガチャガチャは現在、能見台駅の施設内には設置されていません。舞台となった能見台駅へお越しの際はお気をつけください。

いつもの駅とはちょっと違う、舞台は京急富岡駅

あきらが親友のはるかと顔を合わせないようにするため、一つ隣の駅へ向かうシーンがあります。それが能見台駅から1駅横浜駅寄りにある。京急富岡駅です。ホームの自動販売機もちゃんと設置されていますので、舞台となった京急富岡駅を訪れる際は、ホームで是非飲み物を買って飲んでみてください。

駅構内に設置されている看板の位置や、勾配の角度を示す標識などもちゃんと舞台として描かれています。京急富岡駅のホームから空を望むシーンが「恋は雨上がりのように」の作中では描かれておりますが、かなり印象的なシーンです。こちらも忘れずに、チェックしてください。

秋祭りの待ち合わせ場所、舞台は川崎市の元住吉駅

秋祭りのためはるか達と待ち合わせをしたのは、京急線ではなく東急東横線の元住吉駅です。能見台駅や京急富岡駅からアクセスされる方は、横浜駅から乗り換えるとスムーズにアクセスできます。エスカレーターの上にあるアーチ状の屋根は、「恋は雨上がりのように」の作品でもちゃんと描かれている特徴的な建造物です。

駅のエスカレーターや、駅前のブレーメンの音楽隊の像は特徴的です。「恋は雨上がりのように」では、あきらはこの元住吉駅からアルバイト先のガーデンへ通っているという設定です。横浜市の風見沢高校から川崎市の元住吉駅駅を経由し徒歩で行くとなると、約1時間の道のりとなります。店長への気持ちの強さが、ここからも汲み取ることができます。

アニメでも印象的?あのモニュメントの舞台はブレーメン通り商店街

「恋は雨上がりのように」のアニメを見ていると、一瞬特徴的なモニュメントが映ります。これは元住吉駅付近の地元の方に親しまれている、ブレーメン通り商店街のモニュメントです。「恋は雨上がりのように」の舞台は、あきらの自宅の横浜市だけでなく、川崎市も舞台として登場します。

この商店街のは先ほど紹介した元住吉駅にあった像と同じように、ブレーメンの音楽隊がモチーフとなっています。ここ川崎市ブレーメン通り商店街はドイツ・ブレーメン市、ロイドパサージュ商店街と友好提携を結んでいて、ブレーメンの音楽隊の像はその際に贈られたものです。訪れる際には、「恋は雨上がりのように」の作品と、舞台となった商店街を重ね合わせて回ってみてください。

店長とのデートコースは横浜の汽車道?

「恋は雨上がりのように」の作品中、店長とあきらの映画デートコースとして描かれた汽車道。歩いている途中に店長の携帯電話が鳴ります。電話を終えたあと不満げなあきらの表情に胸が締め付けられた、そんなシーンです。汽車道には鉄橋が2本あり、こちらの桜木町駅に近い鉄橋になります。

こちらの鉄橋はワールドポーターズ側になります。「恋は雨上がりのように」であきらと店長の歩いたコースになりますので、店長が電話に出た場所や、放ったらかしにされたあきらの場所など、チェックしてみてください。

店長・加瀬と行った映画館、ワールドポーターズ

弱みを握られ仕方がなく加瀬とデートすることになったあきら、そして別の日に店長とデートで行った映画館。それが、ワールドポーターズにあるイオンシネマです。恋は雨上がりのようにでは加瀬と映画を観ているときと、店長と映画を観ているときで明らかに表情が違います。

店長からデートのお誘いを受けたときに描かれている、ワールドポーターズ内のお手洗いの前など、細かいところが「恋は雨上がりのように」では描かれていています。舞台となったワールドポーターズを巡礼される際は、そういった細かいところにも注意して巡礼してください。

あきらと店長の妄想!?桜木町駅

ワールドポーターズで映画を見たあと、店へ戻らなければならなくなった店長とお別れするのがこの桜木町駅です。駅の改札付近にある本屋さんや、特徴的なデザインの文字盤の時計が、「恋は雨上がりのように」では舞台であることを裏付けるかのように再現されています。実写版の映画でもこの桜木町駅でロケをしたようですので、巡礼の際はぜひチェックしてください。

2020年までに桜木町駅は新たな改札を整備する計画や、新たな複合施設を建設する計画が出ています。「恋は雨上がりのように」と同じ舞台を見ておきたいという方は、お気をつけください。

実写版映画にもなった恋は雨上がりのように

コミックやアニメの人気もあり、実写映画化された恋は雨上がりのように。実写映画の恋は雨上がりのようにでも、舞台となったスポットはロケ地となっています。横浜市・川崎市の様々な舞台がしっかり実写となって撮影されています。巡礼の際には、参考にしてください。

実写版の映画も、舞台となったとされる桜木町駅などのスポットでロケをしているようです。原作コミックや、アニメに近づけて撮影を行っています。

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恋は雨上がりのようにの舞台だけではなく挿入歌も要チェック!

恋は雨上がりのようにでは、雨をテーマにした楽曲が使われています。そんな恋は雨上がりのようにを演出してくれる音楽について、TVアニメと実写版映画合わせて、ここでは触れていきます。

アニメのオープニングはCHiCO with HoneyWorksが担当、ノスタルジックレインフォール

TVアニメ版「恋は雨上がりのように」のオープニングは、「CHiCO with HoneyWorks」の「ノスタルジックレインフォール」です。「CHiCO」は「恋は雨上がりのように」の原作が大好きだったようです。あきらの特徴でもある、不器用ながらもストレートな感情。これを表現するため、静かなセクションと躍動するセクションを作ったと言われています。

アニメ冒頭であきらも聴いていたRef:rain

アニメの冒頭で、あきらが音楽を聴いていたシーンがあります。画面に表示されていた「Ref:rain」は、実際にアニメのエンディングテーマになっている、「Aimer(エメ)」の「Ref:rain」です。

恋は雨上がりのようにのエンディングテーマ「Ref:rain」は、雨がコンセプトで作られた曲です。Refrein(繰り返す)と、rain(雨)の2つの意味がこの曲のタイトルには込められています。歌詞よりも先にタイトルが決まっていて、タイトルから「Ref:rain」の歌詞を作詞したと言われています。

実写版映画 恋は雨上がりのようにの音楽は豪華な顔ぶれ!

まず全体の音楽監督をボサノヴァ・ギタリストの「伊藤ゴロー」。他にも神聖かまってちゃんの「の子&mono」、忘れらんねえよの「柴田隆浩」、スカートの「澤部渡」が携わっています。「恋は雨上がりのように」という1本の映画に、なんと4組ものアーティストが参加しているということです。

実写版映画の主題歌、フロントメモリー

実写版映画「恋は雨上がりのように」の主題歌になっている、「フロントメモリー」。この曲は神聖かまってちゃんの名曲ですが、「亀田誠治」がアレンジし、「鈴木瑛美子」が歌っています。原作コミックを描いている眉月じゅん先生いわく、このマンガのテーマソングと言われています。

劇中歌?それとも主題歌?テレキャスター・ストライプ

劇中歌として、ポルカドットスティングレイの「テレキャスター・ストライプ」が使われています。映画では劇中歌というより、オープニングテーマではないかというタイミングで流れるのですが、映像に合わせてカットされてしまうため、あくまで劇中歌という位置付けです。

恋は雨上がりのようにの舞台まとめ!

「恋は雨上がりのように」のようにの舞台となった神奈川県横浜市・川崎市の舞台や聖地巡礼について、また音楽について触れてきました。あきらと店長の舞台を、次はあなたが見る番です。実際に巡礼して、あきらや店長の気持ちを、巡礼に訪れてみたご自身と重ねてみてください。

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