2024年04月20日公開
2024年04月20日更新
ドッグスレッドはつまらない?ゴールデンカムイ作者が描くアイスホッケー漫画の評価は?
「ドッグスレッド」が、つまらない漫画であるのかを考察します。ドッグスレッドとは、「ゴールデンカムイ」を大ヒットさせた野田サトルの最新作で、彼が以前に描いたアイスホッケー漫画「スピナマラダ!」のリブートとして話題と注目を集めてきました。この記事では、ドッグスレッドについてあらすじをネタバレ紹介しながら、「つまらない」或い価は「面白い」と評価される理由、スピナマラダ!との関係、読んだ方の感想と評価などを取り上げていきます。
ドッグスレッドとは?
ドッグスレッド面白い pic.twitter.com/0W26MaS0dm
— ミスター (@UMisuta) September 4, 2023
「ドッグスレッド」とは、週刊ヤングジャンプ誌上にて連載中のアイスホッケー漫画です。「ゴールデンカムイ」を大ヒットさせた野田サトルの最新作として、話題と注目を集めているとのことですが、一部で「つまらない」という感想や評価が見受けられました。この記事では、ドッグスレッドがつまらないといわれる理由を中心に、面白いという感想と評価、同作品のあらすじ、そして「スピナマラダ!」との関係などを取り上げます。
ドッグスレッドの概要
「ゴールデンカムイ」の実写化で沸く昨今ですが、野田サトル先生の最新先「ドッグスレッド」も最高に面白いです。アイスホッケー人気に火を付けて欲しい。
— カトウコミック (@katoucomic) August 31, 2023
主要キャラが「ゴールデンカムイ」に居たキャラの顔と近いのも最高です。 pic.twitter.com/b665uoqaJg
ドッグスレッドは、週刊ヤングジャンプ2023年35号より連載開始したアイスホッケー漫画です。同作品のコミックスは、2巻まで刊行されました。ドッグスレッドの原作者は、野田サトルです。野田サトルにとって同作品は、スピナマラダ!とゴールデンカムイに続く連載第3作品目となりました。ドッグスレッドは、ゴールデンカムイと同じようにテレビアニメ化や実写ドラマ化などのメディアミックス展開が期待されているとのことです。
ドッグスレッドとスピナマラダ!の関係
スピナマラダ!は、週刊ヤングジャンプ2011年33号から2012年49号まで連載されたアイスホッケー漫画です。また、アオハル2013年0.99にて、磯野和歌美を主人公にしたスピンオフ漫画「巨神兵ちゃんの恋-スピナマラダ!外伝-」が掲載されました。スピナマラダ!のコミックスは全6巻が刊行中で、電子書籍でも手軽に読むことが可能です。
ゴールデンカムイは当然面白いが
— 🍤コール🍫 (@dem3tours) April 9, 2018
スピナマラダもいいぞ pic.twitter.com/5AJNr5vFm3
スピナマラダ!は、原作者の野田サトルにとって初の連載漫画であり、意欲作でした。しかしながら、読者の反応が薄かったとのことで、事実上の打ち切り終了となりました。このような苦い経験をバネにした野田サトルは、次作ゴールデンカムイをメガヒットさせたことで人気漫画家の仲間入りを果たしたのです。そして、彼には、ゴールデンカムイを大ヒットさせたことによって、リベンジの機会が訪れました。
野田サトルは、ゴールデンカムイの連載スタート直後に「この作品が大ヒットしたらスピナマラダ!の完全版を描かせてほしい」と、週刊ヤングジャンプ編集部に直訴しました。その理由は、「不完全な作品をこの世に残しておきたくなかった」と明かしています。ドッグスレッドがスピナマラダ!をリブートさせた漫画であることは、このような事情からも明白であり、ある意味ゴールデンカムイ以上に原作者の思い入れが窺えるのです。
ドッグスレッドはつまらない?面白い?
野田サトルの最新作であるアイスホッケー漫画ドッグスレッドは、ゴールデンカムイの次の連載作品ということ、そして野田サトル自身の並々ならぬ拘りが感じられることから、連載開始前から話題を集めていたとのことです。同作品については、「面白い」という高評価が多い一方で、「つまらない」との感想も見受けられました。この章では、ドッグスレッドがつまらない、また面白いと評価される理由について考察紹介していきます。
ドッグスレッドがつまらないと言われる理由
ドッグスレッド面白いですよ🤣 pic.twitter.com/0BRazIBVO6
— saki_band (@band_saki) December 21, 2023
ドッグスレッドがつまらないといわれる理由について調べたところ、「スピナマラダ!の方が面白かった」という意見がありました。また、「ゴールデンカムイと比較すると、同作品はシリアスとギャグのバランスが絶妙だったのにドッグスレッドではギャグ部分が悪目立ちしてしまっている」との感想も寄せられています。さらに、「元々スポーツ漫画に関心がないので違うジャンルの野田サトル作品を読みたい」という意見もありました。
こうしたファンや読者の感想を総合すると、「野田サトルにはゴールデンカムイ以上の作品を描いてほしい」という期待値の高さが窺え、自然にドッグスレッドのハードルが上がっていることも判明しました。また、スポーツ漫画を好まない層も多く、大ヒット漫画の後の連載作品の難しさが浮き彫りにしたのです。さらに、「キャラクター造形がゴールデンカムイに似過ぎている」という、スターシステムに弊害も見られました。
ドッグスレッドが面白いと言われる理由
金カムの作者の現在連載中のドッグスレッドも面白いよ
— 鶏肉アリス (@trnkAlice) January 25, 2024
なんかどっかで見たことある奴の遺伝子のキャラとかいる pic.twitter.com/0bwtntfvsc
ドッグスレッドは、多くのファンから「面白い」との高評価や感想を受けている漫画でもあります。その中でも多かった意見の一つに、「アイスホッケーに興味がなかったのに読んでみたらとても面白かった」というものがありました。全く知らないジャンルのものを面白いと思わせる手腕は、野田サトルのストーリーテラーとしてのセンスの高さの賜物であり、ゴールデンカムイの成功が良い方向へ作用したことが窺えるのです。
また、野田サトルが得意にしている緩急の使い方を絶賛しているファンも多いといわれています。つまり、彼がゴールデンカムイで開花させた、シリアスとギャグのバランスの良さが、ドッグスレッドでも発揮されているというものでした。つまらない理由では、そのバランスの悪さが挙げられたように、ファンや読者の趣味嗜好によって評価が変わるという、漫画家をはじめとクリエイターのジレンマが出た形になっています。
ドッグスレッドの漫画あらすじネタバレ
野田サトルの最新作で2024年4月現在連載中のアイスホッケー漫画ドッグスレッドは、スピナマラダ!のリブート作品であることが公表されています。とはいえ、全く同じというわけではなく、改変した箇所も見られました。そのため、ファンや読者にとっては同作品とスピナマラダ!を読み比べる楽しみがあるとのことです。この章では、スピナマラダのあらすじについてコミックスごとに分けながら、ネタバレを含めて取り上げていきます。
ドッグスレッド1巻のあらすじ
「ドッグスレッド」面白いよなー💧
— 久保商店 (@KUBOSHOUTEN) August 17, 2023
「スピナマラダ!」4Kリマスター版みたいな漫画なんだけど、元のより人物描写は掘り下げてあってページ数が増えてるのに「テンポはよくなってる」という。
殆ど全く同じ内容を同じ作者が滅茶苦茶腕を上げてから描くとどうなるか?という、非常に興味深い注目作。 pic.twitter.com/MGqTyI4QFm
ドッグスレッドの舞台は、2010年の北海道です。主人公の白川朗(ロウ)は、フィギュアスケート選手で、全日本ジュニア選手権決勝大会に出場していました。歴代最高点を叩き出して優勝を確実視されていたロウでしたが、突然大暴れをしてしまい失格となったのです。さらに、大暴れを問題視したフィギュアスケート連盟から、追放処分を下されました。このことが原因で、ロウは東京を離れ、北海道苫小牧市へ引っ越したのです。
ロウは、これまでに趣味を持たず、さらに彼女も作らずひたすらフィギュアスケートに打ち込んできました。そのような彼は、辿り着いた苫小牧がアイスホッケーの盛んな街であることを知ったのです。そして、ひょんなことからアイスホッケーの強豪である源間兄弟と対決することになりました。この勝負は、ロウにとってアイスホッケーにのめり込むきっかけとなる出来事だったのです。彼の長いホッケー選手としての旅が始まりました。
ドッグスレッド2巻のあらすじ
ドッグスレッド2巻買ってきたぞい pic.twitter.com/cRIpRTrHMV
— ななみん🔴⚫️🦉 (@min_nanamin) February 23, 2024
ドッグスレッドのコミックス2巻では、アイスホッケーに夢中になっていくロウと、そのことを快く思わない彼の双子の妹春名(ハルナ)との関係が描かれています。ハルナは、ロウのフィギュア時代の友人でライバルでもあるマサトと会って、兄を煽ろうとしました。ところが、ロウはフィギュアスケートではなく、全国高等学校アイスホッケーの決勝大会を観戦に行ったのです。そこで、彼は凄いプレーの連続に圧倒されました。
決勝大会のカードは、苫小牧狼之神VS八戸鮫王でした。試合は2-1で鮫王が勝ち、狼之神は優勝を逃したのです。地元苫小牧のファンは、目の前で王者が敗れたことに落胆しました。しかし、ハイレベルな決勝戦を観ることができたロウは、興奮冷めやらぬ様子です。すると、そこへフィギュア会場で待ちぼうけを食わされたハルナが現れました。そして、双子の兄のロウに向かって、「フィギュアに興味を失くしたのか」と言ったのです。
ドッグスレッドに関する感想や評価
この章では、大人気アイスホッケー漫画ドッグスレッドに関するX(Twitter)でのつぶやきを、いくつか取り上げていきます。ドッグスレッドは、インターネット上でどのような感想や評価を受けているのでしょうか?
ドッグスレッド
— R (@r_rogosu) February 9, 2024
面白い というよりこれからもっとおもしろくなりそう
よかったのが 判りづらいパックやスケーティングの動きにがっつり矢印使っている事 発明な気がするけど他のアイスホッケー漫画どうやって描いているのだろう?
他のアイスホッケー漫画って
南国アイスホッケー部しからしらない pic.twitter.com/nBZkB68PZ9
こちらは、漫画ファンだと思われる方のツイートです。野田サトルの最新作ドッグスレッドを読んで、これから面白くなりそうなので、期待値が膨らんでいるとつぶやいていました。
ドッグスレッド面白い。金カムでハードル上がりまくったのに、余裕で超えてきた。野田サトル先生、凄い。#ドッグスレッド
— もみじん (@momijinoki2018) September 21, 2023
こちらは、野田サトル作品の大ファンだと思われる方のツイートです。ドッグスレッドについて、ゴールデンカムイのメガヒットで上がったハードルを余裕で超えてきたと高評価していました。
ドッグスレッドつまらないよ
— サイコパスタ (@mato_mame) January 12, 2024
スピナマラダのリベンジ作やりたいのは分かるよ
当時は面白くてもっと見たかったもん
だけどお前…細かいところの変更はあるけど
根本がスピナマラダと同じで何のワクワクも面白味もないよ
下手したらスピナマラダの方が面白いよ…#ドッグスレッド #スピナマラダ
こちらは、野田サトルの漫画を熱心に読んでいると思われる方のツイートです。ドッグスレッドについて、スピナマラダ!のリブートであることは理解できるけれども、現状ではスピナマラダ!の方が面白いとつぶやいていました。
ドッグスレッドがつまらないと言われる理由まとめ
この記事では、ドッグスレッドについて、つまらないといわれる理由を中心に特集してきました。同作品は、つまらないという評価もありながら、面白いとう評価が大勢を占めているとのことです。是非一度、ドッグスレッドを読んでください。