腸よ鼻よの作者・島袋全優のプロフィールと経歴は？性別や過去の作品を一挙に紹介

腸よ鼻よとは、漫画家である島袋全優が自分自身の闘病生活を描いたエッセイ漫画作品です。腸よ鼻よはその衝撃的な内容と切れのあるギャグで注目され、人気のエッセイ漫画となりました。腸よ鼻よは2017年6月30日から、コミックスマートのウェブコミックサイト「GANMA!」にて連載を開始しました。その後、2023年4月14日まで連載されており、単行本はKADOKAWAから全10巻刊行されています。

腸よ鼻よでは、作者である漫画家の島袋全優自身が難病と闘うという、一見シビアな内容が描かれています。しかし、ジャンルはギャグエッセイとなっており、コミカルで笑える作風で人気を集めました。腸よ鼻よは2019年には第5回次にくるマンガ大賞のWEB漫画部門で第3位にランクインするなど、注目度の高い漫画作品となっています。

腸よ鼻よの作者・島袋全優は、漫画家を目指して勉強とバイトに明け暮れる学生でした。そのような忙しい学生時代、激しい腹痛と体調不良のため病院を受診した島袋全優は、「潰瘍性大腸炎」という難病であることが発覚します。若くして国が指定する難病を患った島袋全優は、自身の体験を漫画にすることを決意し、難病の治療と並行して執筆活動を続けていきます。

腸よ鼻よの作者・島袋全優のプロフィールや経歴を紹介していきます。島袋全優は沖縄県出身の漫画家で、生年月日は1991年の8月13日であると明かしています。1991年生まれなので、2024年現在では32歳になる年齢ということになります。「島袋」という苗字自体は沖縄県では多く見られる名前ですが、本人が「身バレはしたくない」と語っていたことから、本名ではなくペンネームではないかと考えられています。

島袋全優は漫画家を志し、総合学園ヒューマンアカデミー・マンガ・イラストカレッジに通っていました。子供の頃から漫画家に憧れていた島袋全優ですが、実際に漫画を描き始めたのは高校卒業後と語っています。専門学校時代の2011年、「潰瘍性大腸炎」であると診断されています。

腸よ鼻よの作者・島袋全優は、プロフィールでは本名は明かされていませんでしたが、性別は女性と判明しています。腸よ鼻よ本編に登場する島袋全優は、おさげの可愛い美少女として描写されています。また、島袋全優はメディアへの露出も多い人物で、その姿からも性別が女性であることが分かっています。

島袋全優の経歴や過去の作品について詳しく紹介します。腸よ鼻よで一躍人気漫画家となった島袋全優は、過去に「蛙のおっさん」というギャグ漫画作品を連載していました。島袋全優は専門学校に在籍している時、出版社の目に留まり、月刊ライバルにて蛙のおっさんの連載をスタートさせています。2013年に連載を開始した蛙のおっさんは、四コマ漫画形式のギャグ漫画作品で、単行本は2巻まで刊行されています。

蛙のおっさんが連載を終えた後、次回作についての構想を考えていた時、難病の潰瘍性大腸炎が原因で大腸を摘出する大きな手術を経験しています。このことから、自身の闘病生活と壮絶な経験をエッセイ漫画にすることを決意し、2017年に腸よ鼻よの連載をスタートさせました。腸よ鼻よが連載されている期間にも、「作者取材のための休載」と称して入院・手術を何度も経験しており、その壮絶さでも注目されるようになりました。

島袋全優は腸よ鼻よの執筆と並行して、長く闘病生活を送っていました。その期間に沖縄県にいた主治医が病院を異動することとなってしまい、島袋全優は治療のために転院することとなります。転院先は三重県の病院で、島袋全優は治療に専念する為に引っ越しをしています。

腸よ鼻よの作者・島袋全優のプロフィール・経歴に続いて、家族や素顔についても紹介します。島袋全優の家族構成は、父・母・兄・姉です。兄はすでに結婚して家を出ているため、腸よ鼻よでは一緒に暮らす家族として、主に両親と姉が登場しています。その他にも祖母も登場しており、島袋全優は非常に家族仲が良い人物です。

島袋全優の父は元々ホテルの料理人として働いていた人物で、YouTubeに料理動画を挙げる活動もしています。母親は優しい性格をしており少し心配性なことが、腸よ鼻よにも描かれています。島袋全優の姉は島袋全優のことを「全くん」と呼んでおり、妹を溺愛する様子が度々漫画作中に描かれていました。

現在は島袋全優は姉と共に三重県に移住していると語られました。島袋全優の姉は転職をしてまで妹の全優と引っ越しており、深い家族愛が感じられるエピソードとなっています。

島袋全優は素顔が不明な人物です。メディアにも度々露出し、SNSにも自身の写真をアップすることも多い島袋全優ですが、素顔は白塗りのメイクでしっかりと隠されています。インパクト大の白塗りメイクは、取材に答える時などでも必ずしており、素顔は全く明かさないスタイルを取っていました。性別は女性と明かされている島袋全優は、素顔は全く分からないながらも、整った目鼻立ちから美人ではないかと推測されています。

島袋全優は現在結婚していないと推測されています。島袋全優自身もSNSなどで、「結婚できる気がしない」といった発言をしており、現在は三重県で姉と2人暮らしだと明かされています。過去に同じく漫画家の「島袋光年」と夫婦ではないか？との噂もありましたが、この噂は島袋全優自身が完全に否定しています。

腸よ鼻よの作者・島袋全優はSNSで様々な情報を発信しています。島袋全優はX（旧Twitter）でアカウントを開設しており、日常のつぶやきなども多数投稿しています。SNSの更新頻度が非常に多い島袋全優は、SNS上に作品の告知だけではなく、漫画作品を投稿することもあります。ギャグセンスに定評がある島袋全優の漫画は、SNSに投稿されると面白いと話題になることが多く、注目度の高い存在となっています。

腸よ鼻よの作者・島袋全優に関しての感想や評価をいくつか紹介していきます。腸よ鼻よの作者・島袋全優に関しての感想では、腸よ鼻よで描かれたエピソードから、作者の実話だと知って驚いたといった感想が多くなっています。腸よ鼻よではコミカルな作風で、作者・島袋全優自身の壮絶な闘病生活が描かれています。

難病である潰瘍性大腸炎の症状の苛烈さや、大腸を摘出してしまったことなど、明るくギャグとして描いているものの、内容が壮絶過ぎて実話とは思わなかったという読者も多いです。また、作品から作者の島袋全優を調べた結果、素顔が白塗りのデーモンメイクで隠されており、驚いたという声も挙がっていました。

腸よ鼻よの作者・島袋全優に関する感想では、性別が女性と知って驚いたという感想も挙がっています。島袋全優は前作である蛙のおっさんから、切れのあるギャグを披露しており、その作風から作者の性別は男性と考える人も多いです。そのため、島袋全優自身のノンフィクションエッセイ漫画である、腸よ鼻よを読んで初めて、島袋全優が女性だったと知って驚いた読者も多かったのです。

腸よ鼻よの作者に関しての感想では、腸よ鼻よで紹介されている、胃腸に優しい料理がためになるといった感想も見られています。島袋全優は大腸を摘出しているため、脂質や繊維が多い食事は摂れなくなっていました。そのため、胃腸に負荷をかけない美味しい料理に詳しく、漫画作中にも描いています。

腸よ鼻よの作者・島袋全優に関しての感想では、難病と闘った経験を面白くユーモラスに描けて凄いと高評価している声も多いです。腸よ鼻よでは島袋全優の闘病生活が切れのあるギャグと共に、非常にコミカルで楽しい雰囲気で描かれています。過酷な経験もギャグに消化できる作者のことを、重要文化財みたいだという感想も見られています。

ここでは、腸よ鼻よの作者・島袋全優についての詳しい情報をまとめました。島袋全優は沖縄県出身の漫画家で、性別は女性です。年齢は2024年に32歳となり、現在は三重県で姉と2人で暮らしていると明かされています。島袋全優のプロフィールや過去の経歴についてもまとめています。是非、腸よ鼻よをチェックして、島袋全優の壮絶な闘病ギャグエッセイを楽しんでみて下さい。