君が消えた保育園のネタバレあらすじ！園児失踪事件の謎に迫る保育士漫画の感想は？

こちらの記事では、漫画配信サービス・まんが王国で先行配信中の漫画『君が消えた保育園』のあらすじを、第4巻までネタバレを交えて紹介しています。君が消えた保育園がどのような内容なのか、漫画のあらすじをネタバレありで知りたい人は、こちらの記事に目を通してみてください。

また、君が消えた保育園のネタバレあらすじのほかにも、漫画を読んだ読者の感想・評価や、漫画の見どころも紹介しています。君が消えた保育園の面白いポイントや、どのような雰囲気の漫画なのか知りたい人も、参考にしてみてください。まずは、下記の項目で君が消えた保育園の作品概要と漫画作者を紹介しています。君が消えた保育園の作品情報をおさらいしたい人は、そちらの項目から目を通してみてください。

君が消えた保育園は、インターネットで公開されている電子書籍漫画です。漫画配信サイト・まんが王国では、ほかのサイトに先駆け、先行配信されています。2024年4月4日に第13巻が配信予定となっています。君が消えた保育園は、主人公の美紅が、昔お世話になった保育園の保育士として働き始める物語です。その過程で、保育園に通っていた女の子が失踪した事件や、その犯人が見つかっていないことが明らかとなっていきます。

子供と犯人が見つからないことで、保育士に強く当たる失踪児の母親との確執や、その他の園児たちの親とのやり取りなど、リアルな保育士の現状が描かれています。君が消えた保育園は、そのようなサスペンスストーリーによって、「面白い」と感想が寄せられています。君が消えた保育園の漫画作者については、次の項目『君が消えた保育園の作者』で紹介しています。作者の情報を知りたい人は、そちらもチェックしてみてください。

こちらの記事でネタバレあらすじを紹介する君が消えた保育園は、2人の作者によって制作されています。君が消えた保育園のシナリオを作っているのは、金山カメ先生で、その原作を漫画として描いているのが中嶋礼治先生です。君が消えた保育園の原作シナリオを担当している金山カメ先生は、漫画家としても活動しており、これまでに『障がい現役！』や『介護小学生』などの作品を発表しています。

また、作画を担当する中嶋礼治先生は、代表作に読み切り作品『大好きなあの人に』があります。金山カメ先生も中嶋礼治先生も、SNS・Xにて近況情報や漫画を投稿しています。君が消えた保育園のネタバレあらすじを読んで作者の他の作品が気になった人は、そちらもチェックしてみてはいかがでしょうか？

明日川美紅は、自身が昔お世話になっていた保育園に、新米保育士としてやってきました。自分が辛かったときに助けてくれた園長先生のいる保育園で働けることになり、美紅はこれからの保育園生活に期待を膨らませていました。しかし、保育園に出勤した初日、美紅は保育士が一度に3人も退職するところを目撃します。その異例の事態について、事情を知る人は「藤崎主任のパワハラが理由だ」と噂します。

就任初日から不穏な事態となったことで不安を持ち始めた美紅に、件の藤崎主任は「1ヶ月前にあった事件を知っている？」と聞いてきます。その質問に戸惑っていると、藤崎主任はなぜ美紅がこの保育園に来ようと思ったのかを聞いてきます。その質問に、美紅は幼い頃に両親からネグレクトを受けていたこと、そして、当時自分を担当してくれていた保育士だった園長に救われたことを話し始めます。

美紅がやってくる1ヶ月前、この園では園児の失踪事件が起こっていました。保育園では、基本的には親が園に子供を迎えに来ますが、その日、桜という園児の親が迎えに来ませんでした。しかたなく、その日は保育士が桜を家に送っていくことになりました。そして、母親の姿が見えると、桜は彼女に向かって走り出します。しかし、その後桜は行方不明となってしまったのでした。

保育士が桜と別れた場所の近くには川があり、桜の失踪事件は事故として処理されたと美紅は聞かされます。その話を聞いて心を痛めた美紅が落ち込んでいると、藤崎主任に怒られてしまいます。その後も、園に通う子供の親に、園での子供への接し方について、厳しく怒られてしまうのでした。

ある日、美紅が同僚の男性保育士・安達と帰宅していると、そこに女性が現れます。その女性は安達に向かって「殺人犯」「お前を絶対に許さない」と怒号を浴びせます。安達にそう言い放ち女性がその場を去ると、安達は「彼女が失踪した園児・桜の母親だ」と説明してくれます。また、桜の母親は、桜がいなくなってからあのようになってしまったとも教えてくれました。

また別の日には、啓太という園児の母親と藤崎主任の間で、小さな諍いが起こります。美紅は、啓太がズボンを前と後ろを逆に履いていたため、読んだ育児書を参考に、啓太を褒めながらズボンを正しい向きに履き替えさせました。新米保育士の美紅のそのような頑張りを見て、啓太の母親は美紅に労りの声をかけます。しかし、その様子を見ていた藤崎主任は、啓太の母親がかけてくれた言葉に対して、怒りを見せます。

君が消えた保育園の第4巻では、井上という園児の母親が一騒動起こします。失踪した子供やその母親、園に通う子供達の世話など、大変なことはいくつもありますが、美紅は挫けずに保育士としての仕事を全うしていました。そのような美紅の前に、井上という高圧的な母親が現れます。井上は子供が泣いていても気にせず預けてすぐに帰ってしまいます。

また、井上は4人の子供を預けており、そのうちの1人がお茶をこぼしてしまい、美紅が着替えをさせてあげました。すると、娘の服が汚れていることに腹を立て、「高い服だったのに」と、声を張り上げます。「給料は少なくても自分の業務くらいちゃんとやりなさい」と、失礼なことを口にする姿に、ほかの園児の親たちは眉をひそめます。

君が消えた保育園の見どころを、読者の感想を元に紹介します。君が消えた保育園の見どころ1つ目は、失踪した園児・桜の行方と犯人についてです。桜は、作中では事故に巻き込まれたとされていますが、物語の流れを見ると、誘拐の可能性が考えられます。そして、桜の母親はその犯人が保育士の中にいると考えています。

君が消えた保育園の読者の感想では、桜の母親が精神的に正常ではない様子を見て「母親から離すために誰かが匿っているのでは？」と、犯人を予想する人もいます。感想で予想されているように、誘拐した犯人がいるのか、もしくは本当に事故に巻き込まれたのか、桜の失踪の理由に読者の注目が集まっています。

君が消えた保育園が「面白い」と言われている2つ目の理由は、保育士のリアルな仕事内容が描かれているからです。保育士というと、優しくて包容力のある人物を想像する人も多いのではないでしょうか？しかし、実際の保育は肉体労働です。はしゃぎ回る園児たちを追いかけ、駄駄をこねても優しく諭し、さらには園児たちの親にも気を使わなければいけません。

親たちの間では、誰と誰が仲良しで、誰と誰が不仲という関係性もあります。そのような関係にも気を使い、子供たちの世話をしなければいけません。君が消えた保育園を読むことで、保育士という仕事の大変さを感じられることでしょう。

美紅の同僚の男性保育士・安達が言った「保育園は子供のためのものではない」という言葉など、登場人物のセリフも君が消えた保育園の見どころです。安達が口にしたこの言葉は、「保育園は働く親のためにある」「子育てから離れる時間を持つために必要なもの」という意味が込められています。

自分の子供のことを「目に入れても痛くない」と比喩する言葉もありますが、親であっても1人になって、のんびりと自分に時間を使ってあげることは大切です。安達のこのセリフは、そのようなリアルな育児事情を応援する言葉として読者から支持されています。

君が消えた保育園が先行配信されているまんが王国のコメント欄には、「保育士さんの仕事って大変なんだ」という感想が寄せられていました。保育士の仕事について「子供とふれあえて楽しそう」と思っている人もいるかもしれません。しかし、その実態は肉体労働で、親とのやり取りには気を使わなければいけない一面もあります。そのような実状を君が消えた保育園で知って、保育士の大変さを感じる読者も多いようです。

君が消えた保育園を読んだ人の感想では、作画の綺麗さについて言及するコメントも見られています。君が消えた保育園は、失踪した園児の事件の真相や犯人、親たちとの関係など、シリアスなストーリーが展開されています。中嶋礼治先生の作画は、そのような物語を読みやすくし、読者を世界観に引き込むと評判です。

こちらのかたは、君が消えた保育園の主人公・美紅に対する労りの言葉をコメントされています。自身が幼い頃にお世話になった園長先生に憧れて始めた職業ですが、美紅がやってくる直前に園児が失踪していたり、クセのある人物が身近にいたりと、心労が募る出来事が山積みです。そのような境遇に負けず、自分の仕事をこなす美紅の姿に、多くの人が彼女を応援したくなったことでしょう。

以上、君が消えた保育園のあらすじを、ネタバレを交えて紹介してきました。君が消えた保育園は、新米保育士の美紅が、リアルな保育士事情に揉まれながら、園児失踪事件の謎に迫っていく物語です。まんが王国にて先行配信されており、ほかにもさまざまな漫画配信サービスで読むことができます。気になった人は、この機会に手に取ってみてはいかがでしょうか？