【もう興味がないと離婚された】ネタバレあらすじと感想！追放令嬢の新生活恋愛漫画

漫画「もう興味がないと離婚された令嬢の意外と楽しい新生活」は、和泉杏花先生原作、さびのぶち先生作画の恋愛要素のあるファンタジー作品です。現在、小学館の裏サンデーなどに掲載中で、単行本は2023年11月17日に第1巻が発売されました。

漫画「もう興味がないと離婚された令嬢の意外と楽しい新生活」の原作者である和泉杏花先生は、小説家になろうなどで活躍中の作家です。代表作に「異世界に救世主として喚ばれましたが、アラサーには無理なので、ひっそりブックカフェ始めました。」や「死にかけ悪役令嬢の失踪」などがあります。

まず、漫画「もう興味がないと離婚された令嬢の意外と楽しい新生活」の各話のあらすじをネタバレで紹介していきます。

次期国王であるカロル殿下の妻のヴェラは、ある日突然、カロル殿下から離婚を言い渡されます。離婚の理由は、大臣の娘であるエスタの方が、ヴェラよりも役立つからというものでした。実は、ヴェラたちの暮らす世界では、春夏秋冬の精霊がそれぞれ存在し、それらの精霊の加護を得る者は極めて稀な存在でした。

そのため、それまで次期国王の妻として、一生懸命に努力を重ねてきたヴェラでしたが、夏の精霊の加護を得たエスタには太刀打ちできませんでした。また、実はヴェラのひいおじいさんは春の精霊の加護を得ていました。ヴェラとカロル殿下の結婚が決定したのも、ヴェラが春の精霊の加護を得たひいおじいさんの血縁者だからです。

つまり、この婚姻はヴェラもひいおじいさんのように、春の精霊の加護が得られるのではないかという期待から、決められたものだったのです。また、ヴェラは人前に出ることを苦手としていました。それでも、裏方の仕事くらいはせめてできるようにと、厳しい教育を施され、自分にできる仕事をしっかりとこなしていました。しかし、裏方の仕事ばかりするヴェラのことを、周囲はあまり歓迎していませんでした。

離婚後、ヴェラは自身のひいおじいさんと、ひいおばあさんが暮らしていた家に移住します。その家は1年を通し、ずっと雪が降り続く街にありました。その後、家の掃除を終え、荷物を片付けていたヴェラは王宮の庭師からの手紙とともに、花の種を見つけます。ヴェラはさっそくそれを庭に植えてみますが、かなり成長が早く、すぐに花が咲きました。そこへある人物が現れ、家の前に立っていました。

ヴェラは家の前に立っていた人物を城から来た使者だと思い、家の中に招きます。実は、その人物はカロルの異母兄で、第1王子のアランでした。本来は第1王子であるアランが、次期国王の座に就くはずでした。しかし、アランは高位の冬の精霊の加護を得ており、その加護の力の大きさによって、作物や運輸など、周囲に大きな雪の影響を与えてしまいました。ただ、デメリットばかりではなく、雪解け水は製薬に非常に有用でした。

そのため、王家はアランの冬の精霊の加護による雪の被害を最小限に抑えながら、雪解け水は利用したいと考えます。そこで、アランを辺境の街に追放することに決めました。その街こそ、ヴェラのひいおじいさんたちが暮らしていた家のある街でした。その街はアランが住んでいることで1年を通し、ずっと雪が降り続きました。さらに、アランは加護の力により、素手で触れたものを凍らせてしまうため、周囲から恐れられていました。

しかし、このような冬の精霊の加護の力を持つアランですが、ヴェラの家の中を温かいと感じます。さらに、手袋をしたままながら、手に持つ飲み物も温かいと感じられることに驚きました。そこで、アランはヴェラも、高位の精霊の加護を得ているのではないかと予想します。もしそうなら、ヴェラの精霊の加護によって、自身の冬の精霊の加護の効果が打ち消されているのではないかと考えたのです。

しかし、その予想は外れ、ヴェラは精霊の加護を持っていませんでした。また、ヴェラが移り住んだこの街は、現在アランの統治下にあります。アランは元王族であるヴェラが暮らす家の周囲を見廻る兵や、家の外壁の修繕をする人などの手配をする約束をし、帰っていきました。

アランが再びヴェラの家を来訪し、今後の兵士の手配などの相談をします。1人暮らしを始めてからのヴェラは、人と喋る機会もなく過ごしていました。そのため、ヴェラはアランとの会話を楽しいと感じ、彼と友人になりたいと思うようになります。その後、アランは何度もヴェラの家を訪ねてきます。そして、次第にアランの表情も和らいでいきました。一方、カロル王子は国の現状が悪化していることに危機感を覚えていました。

アランの視点で過去から現在までが描かれます。アランの王子としての日常は、冬の精霊の加護を得たことにより様変わりします。移住した街は自分の加護のせいで、1年を通して雪が降り続くようになってしまいました。そのことで、アランは住人たちに恨まれているのではないかと考えるようになります。それでも、アランは自身の孤独は心の中に潜め、国や街のために尽力することを誓っていました。

また、アランは過去に、素手で触れた人を凍らせてしまったことがあります。そのことで周囲から恐がられているアランでしたが、自分に普通に接してくれるヴェラに出会ったことで、孤独な思いが消失しました。ヴェラと過ごす時間は、アランにとっても楽しいものだったようです。

ヴェラは身分がばれないように注意しながら、買い物をしようと街に出かけます。ヴェラが歩いているうちに雪が止みましたが、街の人々の反応から、この街で雪が止むのは非常に稀なことであることが判明しました。その後、ヴェラはある店で声を掛けられ、それまでヴェラが取り組んできたことについてお礼を言いたい、という話を聞き、嬉しくなります。一方、城ではカロル王子がエスタを呼び出していました。

そして、エスタの勉強がなかなか進んでおらず、結婚の準備も遅れていることをカロルは指摘しました。実はカロルは国の現状が悪化しており、城の状況も良くないことにイライラしていました。その後、カロルはヴェラのことを思い出し、彼女がいつも仕事終わりにお茶とお菓子を持ってきてくれていたことを回想していました。

アランは休憩のため、ヴェラの家を何度も訪れていました。帰るのが名残り惜しいと言うアランに対し、ヴェラは屋敷の余っている部屋で仕事をすることを提案します。アランはその提案を快諾し、2人はアランに使ってもらう部屋の片づけを始めます。すると、ヴェラの祖父が残した物がどんどん見つかり、2人は会話を楽しみながら片づけを進めていくのでした。

その中で、アランはヴェラに友達になってほしいと告げます。了承したヴェラはまず、照れながらも彼の呼び方を「アラン様」から「アランさん」に変えました。さらに、部屋のお礼がしたいと言うアランに、ヴェラはまた花を凍らせてほしいと答えます。そして、ヴェラはその花のお礼にとして、アランに手作りのブランケットを贈るのでした。

翌日、アランはヴェラのブランケットのおかげで、城でも温かかったと嬉しそうに伝えます。冬の精霊の加護を得たアランが、彼女のブランケットによって、なぜ温かく感じるのかは不明ですが、何らかの精霊が関係しているのは確実なようです。

また、ヴェラは屋敷で仕事をするようになったアランの手伝いをするようになります。アランは無償で仕事を手伝ってもらうのは申し訳ないと考え、彼女に有償で働くことを提案します。その提案をヴェラも快く承諾しました。ある日、ヴェラの家にいつも見回りをしている兵士が訪れ、王都では花屋で花が売られていないという話をするのでした。

カロル王子は、ヴェラの両親がヴェラをたった1人で追放したことを知ります。それでも、悪いことをしたと思っていない様子のヴェラの両親に対し、カロル王子は怒りを覚えました。そして、ヴェラのことが気になったカロル王子は、彼女を訪ねてみることにします。しかし、そこでは異母兄のアランがヴェラと楽しそうに会話していました。

ヴェラはアランの仕事を手伝う毎日に慣れ、裏方の仕事が自分に向いていることに気づきます。さらに、アランと過ごす時間や、兵士に花を渡したのがきっかけで花屋の仕事が増えたこと、そのことで街や城の人々との交流が増えたことを楽しく思っていました。

一方、アランはヴェラと一緒に仕事をする中で、彼女の優秀さや知識の豊富さを実感していました。そして、休憩中に居眠りをしてしまったアランは、あるきっかけから、自身の恋心に気づきました。

カロル王子は国内で起きた問題や、エスタの勉強がなかなか進まないことに悩んでいました。そのような中で、なぜか国内の気温が上がっており、ヴェラやアランが暮らす街でも同じように気温が上昇していました。一方、ヴェラとアランはお茶会で楽しい時間を過ごしていました。

その後、休憩中に居眠りをしてしまったアランをヴェラが起こしにいきますが、転んだヴェラを起こそうとしたアランは、思わず素手で彼女に触れてしまいました。凍ってしまうと焦る2人でしたが、アランに触れられてもヴェラが凍ることはなく、2人は落ち着いて話し合います。そして、2人はヴェラに精霊の加護がないかどうかを調べ、どのような結果が出ても、ヴェラの意思を尊重することに決めたのでした。

漫画「もう興味がないと離婚された令嬢の意外と楽しい新生活」の見どころの1つとして、穏やかなストーリーが挙げられています。1話で一方的に離婚を言い渡されたヴェラですが、その後、復讐劇が展開されるわけでもなく、穏やかなストーリーが進行していきます。その穏やかなストーリーに、心温まると高い評価を得ています。

漫画「もう興味がないと離婚された令嬢の意外と楽しい新生活」の見どころとして、ヴェラとアランの関係も挙げられています。ヴェラもアランも、互いに自身の事情によって、元いた場所を追放されました。

しかし、2人ともそのことで、ギスギスした雰囲気になることもなく、次第に打ち解けていく様子がほのぼのと描かれています。特に、ヴェラの勤勉で健気な様子はファンからも人気で、今後2人が幸せになってほしいという声が多くあがっています。

漫画「もう興味がないと離婚された令嬢の意外と楽しい新生活」の今後の展開について、ヴェラとアランはどんどん距離を縮めていくと予想されています。そして、アランと普通に接しているヴェラを見て、街の人々のアランに対する警戒心も和らぐと考えられています。さらに、ヴェラの周囲で起こる謎や、アランの冬の精霊の加護を打ち消した理由が明らかになり、ヴェラが実は何らかの加護持ちだと判明すると期待されています。

漫画「もう興味がないと離婚された令嬢の意外と楽しい新生活」の最終回について、穏やかなストーリーが展開されていることから、ハッピーエンドになるだろうと予想されています。実際、9話の時点で、ヴェラとアランの距離が徐々に縮まっています。そのため、最終回では2人が結婚して幸せに暮らしていくという結末が期待されているようです。

次に、漫画「もう興味がないと離婚された令嬢の意外と楽しい新生活」に関して、読者による感想や評価を紹介していきます。

漫画「もう興味がないと離婚された令嬢の意外と楽しい新生活」のヴェラとアランがともに幸せに生きて行ってほしいという感想となっています。

漫画「もう興味がないと離婚された令嬢の意外と楽しい新生活」では、極端に悪人というキャラが登場せず、全体的にあたたかいストーリーが展開され、読んでいて安心するので大好きだという感想となっています。

漫画「もう興味がないと離婚された令嬢の意外と楽しい新生活」がとても面白いという感想で、続きが気になるという声です。また、ヴェラとアランの穏やかな日常に癒されるという感想となっています。

以上、人気漫画「もう興味がないと離婚された令嬢の意外と楽しい新生活」の各話のあらすじをネタバレで紹介し、見どころを考察してきました。そして、漫画「もう興味がないと離婚された令嬢の意外と楽しい新生活」の見どころとして、穏やかなストーリーや、次第に打ち解けていくヴェラとアランのほのぼのとした関係が挙げられていることが分かりました。

さらに、漫画「もう興味がないと離婚された令嬢の意外と楽しい新生活」の今後の展開や最終回を予想し、読者による感想や評価を紹介してきました。

そして、漫画「もう興味がないと離婚された令嬢の意外と楽しい新生活」に関して、とても面白いという感想や、続きが気になるという感想があり、穏やかであたたかいストーリーが高く評価されていることが分かりました。さらに、ヴェラとアランに癒されるという感想や、2人の幸せを願う声などが挙がっていることが分かりました。