【狂眼】漫画のネタバレあらすじと見どころを解説!韓国の宮廷ラブロマンス

狂眼の漫画のネタバレあらすじと見どころを解説します。韓国宮廷を舞台に、女官としての出世を目指すヒロインと世子の身分違いの恋を描いた狂眼の漫画。宮廷時代劇を彷彿させる華やかな世界観が目を引く一方、エロティックなシーンも多さも見どころです。ここでは、韓国漫画の狂眼のネタバレあらすじや結末を紹介します。その他、狂眼の見どころや登場人物・キャラ、漫画の感想もまとめました。

【狂眼】漫画のネタバレあらすじと見どころを解説!韓国の宮廷ラブロマンスのイメージ

目次

  1. 狂眼とは?
  2. 狂眼の1話~33話あらすじネタバレ
  3. 狂眼の34話~60話あらすじネタバレ
  4. 狂眼の61話~最終話あらすじネタバレ
  5. 狂眼の見どころ
  6. 狂眼の登場人物・キャラ一覧
  7. 狂眼に関する感想や評価
  8. 狂眼のネタバレまとめ

狂眼とは?

狂眼の作品紹介・イメージ画像

韓国宮廷を舞台に、平凡な女官人生を望むヒロインのシンデレラストーリーを描いた狂眼。韓国発の宮廷ラブロマンス漫画であり、エロティックなシーンが読者をドキッとさせます。また、宮廷ものの定番である権力闘争も描かれ、時代劇を見ているような壮大なストーリーも見どころです。以下では、狂眼の漫画のあらすじネタバレや見どころ、登場人物・キャラ、狂眼の漫画に関する感想をネタバレ紹介します。

狂眼の韓国漫画の概要

狂眼の韓国漫画の概要を紹介・イメージ画像

華やかで官能的な世界観と歴史的な要素を盛り込んだ、狂眼の漫画。韓国宮廷を舞台に、平凡な女官人生を夢見る主人公のシンデレラストーリーを描いた作品です。

狂眼の作者

狂眼の作者・イメージ画像

宮廷ものならではのドロドロした展開や、エロティックなシーンが目を引く狂眼。原作は肉花先生、作画はソラ先生が担当しました。

狂眼の1話~33話あらすじネタバレ

狂眼の1話~33話あらすじネタバレ・イメージ画像

韓国宮廷を舞台に、容姿端麗な見習い女官と冷徹な世子のラブロマンスを描いた狂眼の漫画。女官としての出世を目指す主人公・ウヌは、同僚の代役として世子の夜伽に選ばれます。王族との夜伽は女官の義務と考えるも、憧れの世子の記憶に残りたいと願うウヌ。叶わぬ思いを抱きながら、世子と夜を共にしました。以下では、狂眼の漫画から1話~33話あらすじをネタバレ紹介します。

1~4話あらすじネタバレ

女官として宮廷に勤めるウヌ・イメージ画像

幼い頃に親を亡くし、宮廷で働き始めたカン・ウヌ。見習い女官15年目に入ったある日、大妃から世子(ヒョン)付きの女官へ配属されます。初日から世子の世話係についたものの、失態を見せてしまい落ち込むウヌ。その頃、世子の夜伽相手の女官が体調を崩し、代わりとしてウヌが選ばれます。準備を整えながら、王族の夜伽に関する禁忌を教えられます。

夜伽では王族の身体を見てはいけない、声を出してはいけない、もし禁忌を破ることがあれば死罪になると言いつけられます。さらに、世子は夜伽には同じ女と2度呼ばない主義であり、女官を使い捨てのように扱うことも噂されていました。王族の夜伽も女官の義務だと自分に言い聞かせるウヌ。一度きりの関係でも世子の記憶に残りたいと励みます。

5~7話あらすじネタバレ

夜伽の褒美を聞かれるウヌ・イメージ画像

世子の夜伽の相手をした女官にはしかるべき褒美が与えられ、ウヌにも褒美の話が舞い込みました。褒美は、基本的に女官が選ぶことができ、王族の力を使って尚宮に昇進する女官も少なからずいました。褒美を与えるべく、ウヌを呼び出したヒョン。しかし、ウヌは褒美を求めることなく、これまで通り女官として働くことを願い出ます。実力で尚宮になりたいウヌにとって、褒美を利用して成り上がることは考えていません。

これまでと異なる態度を見せるウヌに興味を示し、彼女を気に入ったヒョン。一方、世子にお気に入りの女官ができたことは、すぐさま王妃の耳にも入ります。王妃は世子の実母ではなく、宮廷でも次期王位を巡って対立関係にありました。ヒョンではなく、まだ幼い息子を次の王に即位させたい王妃。世子を疎ましく思い、夜伽には自身の息のかかった女官を送むなど暗躍していました。

王妃の息のかかった女官たち・イメージ画像

もちろん、夜伽相手の女官が王妃側の人間であることをヒョンも見抜いており、女官たちへ警戒心を強めていました。過去には王妃の差し金で危うい場面に遭遇したこともあり、女官たちに信頼を置いていません。しかし、ウヌに関してはこれまでの女官と異なると感じ、王妃の息がかかっていないと見ます。そんなある日、再び世子に呼ばれたウヌ。

二度と会うことはないと思っていた中、再度の呼び出しにウヌは喜びを噛みしめます。しかし、呼ばれた目的は世子の毒殺未遂の疑惑でした。ウヌがこれまでの女官と違うと思いつつ、まだ油断はできません。一方、あらぬ疑いをかけられたウヌは、無実を証明するべく世子の取調べに応じました。

8~10話あらすじネタバレ

世子への毒殺疑惑が浮上する・イメージ画像

ウヌの衣類を全て脱がせ、結い上げた髪もほどかせたヒョン。過去には毒針を仕込んできた者や口に毒薬を含んできた者もおり、ウヌへの疑いを強めます。もしかしたら、ウヌの知らないところで毒が仕込まれた可能性も疑われ、ヒョンの取調べに応じるウヌ。万が一、毒が見つかった時には自分が死ぬと覚悟を見せ、ようやく疑いが晴れました。

世子への誠実な態度も功を奏して疑いが晴れたウヌでしたが、安心したのもつかの間、ヒョンとの行為に及びます。世子との夜伽は女官の義務だと自分に言い聞かせ、掟を守ろうと必死になるウヌ。一方のヒョンはウヌに夢中であり、義務的に抱かれるウヌに物足りなさを感じていました。

11~13話あらすじネタバレ

一夜を共にするウヌとヒョン・イメージ画像

一晩中抱き続け、ウヌを妊娠させてしまう出来事を起こしたヒョン。しかし、妊娠しにくい身体だからとヒョンの不安を払拭します。部屋に戻る途中で意識を失ったウヌは、はじめて世子と会った日のことを夢で見ます。幼い頃、大妃の頼みで世子が読み上げる漢詩を訳す手伝いをしていたウヌ。庭の物陰に隠れながら世子の漢詩を聞き、その美声に魅了されていました。

その日も、大妃のいいつけで世子の漢詩を読み上げをしていたウヌ。漢詩を聞こうと耳を澄ませていると、世子が近づいてきました。驚きのあまり、泣きそうになったウヌ。しかし、事情を聞いた世子は優しくフォローし、ウヌに憧れを抱かせました。気が付くと部屋で横になっており、尚宮の計らいで5日間の休息をもらいました。

14~21話あらすじネタバレ

女官として仕事に励むウヌ・イメージ画像

王妃の息のかかった女官ではなかったことや相性の良さから、世子のお気に入りとなったウヌ。一度きりという掟を破り、何度も呼ばれるウヌに同僚たちは嫉妬せずにいられません。次第に同僚たちから嫌がらせを受けるようになったウヌ。しかし、世子への寵愛を笠に着ることなく、世子の夜伽に呼ばれることは女官の義務だと考えます。夢を叶えるためにも、同僚のいじめに耐えながら仕事に打ち込みます。

一方、ヒョンは父王の命令で乗馬の競技に参加することになります。会場には王妃陣営も来ており、世子を失脚させるための弱みを探ろう躍起になります。彼らの思い通りにさせないためにも、ここで失敗するわけにいかないヒョン。発作の兆候が見え始めたことで腹心のヒュルに止められるも、止められません。何とか馬に乗り、全ての藁人形を射抜くことに成功します。

発作の症状が現れるヒョン・イメージ画像

同時に、藁人形が血だらけの人間にみえはじめ、頭が割れるような激しい痛みに襲われます。発作が見え始めたことを見抜き、王妃陣営の人々は世子に嫌味を言い始めます。それらが引き金となり、発作を起こしたヒョン。彼の発作は狂病であり、一度発作が起きると彼を止めることはできません。何とか自室に戻ったものの、部屋でも大暴れし、自傷行為に走ります。

その頃、ウヌはヒュルに呼ばれて世子の元へ駆けつけます。狂病は、女官たちも知っている事実でしたが、その光景を目の当たりにしたウヌは驚きを隠せません。しかし、世子を落ち着かせようと奮起し、ヒョンもウヌの存在に気が付いて落ち着きを取り戻します。

22~33話あらすじネタバレ

ウヌへの思いを自覚するヒョン・イメージ画像

発作を起こした日の出来事をきっかけに、ウヌの存在が自分の中で大きくなっていることを自覚したヒョン。一方のウヌは、世子との関係は義務的なことと割りきり、仕事に取り組んでいました。しかし、女官の間では世子の寵愛を受けている女官の存在が知れ渡ります。中にはウヌの存在を快く思わない者もおり、嫌がらせを受けるようになりました。

部屋を空けている間に忍び込まれて衣服を破かれたり、わざと怪我を負わせてウヌを困らせます。さらに、ウヌに嫌がらせをする女官は、王妃のお気に入りでした。そのため、周囲は彼女たちに逆らうことができず、ウヌのいじめを見て見ぬふりしかできません。親友のミヒャンも心配する中、平気だと気丈に振舞うウヌ。しかし、ウヌの怪我は大妃を通じて世子の耳にも入りました。

怪我をする頻度が多くなったウヌ・イメージ画像

転んで怪我をしたと言い訳するウヌでしたが、傷のひどさから誰かにやられたことは明白でした。犯人を探るべく、ウヌの働く厨房へ足を運んだヒョン。もちろん、世子が近くにいることを知らない女官たちは、ウヌに嫌がらせを行います。その現場を目撃し、怒りを露わにするヒョン。世子に見られたことや彼の鋭い目つきから、女官たちは自分たちがしでかしたことの重大さに気づかされます。

同時に、世子が寵愛する女官への嫌がらせは死罪に値し、その場にいた女官たちは震え上がります。ウヌを大切に想うあまり、首謀者だけでなく、見て見ぬふりをした者全員の処罰を匂わせる世子。彼女たちの処罰はウヌに決めさせると言い放つも、ウヌは同僚たちを罰することはしたくありません。事を穏便に済ませるためにも、同僚たちを助けてほしいと願い出ました。

医者の手当てを受けるウヌ・イメージ画像

その後、ヒョンに連れていかれ、医師の診察を受けたウヌ。お互いの距離が縮まったことを実感する中、ウヌはヒョンの傷痕が気になります。若い頃、戦で負った傷であり、夜伽の女官たちは皆怖がっていたものの、ウヌだけは花のようだと怖がる素振りを見せません。そこで、ヒョンは自分が経験した戦での拷問や傷痕、狂病の発作が現れるようになった理由について語りました。

狂眼の34話~60話あらすじネタバレ

狂眼の34話~60話あらすじネタバレ・イメージ画像

国王の体調が思わしくなく、宮廷では次期王位を巡って世子と王妃陣営の対立が深まります。我が子を王座に就かせるべく、王妃は呪術に目をつけます。即位に伴い世子嬪を迎えることが検討される中、ウヌの身体に異変が見え始めました。体調不良とごまかすウヌでしたが、後にある兆候だったことが判明します。以下では、狂眼の漫画から34話~60話のあらすじをネタバレ紹介します。

34~48話あらすじネタバレ

報春亭の至密尚宮に昇進したウヌ・イメージ画像

尚宮のかんざしの美しさに憧れ、至密尚宮になることを目指していたウヌ。世子から提調尚宮への打診があったものの、自分には荷が重すぎるとの理由から至密尚宮を希望しました。報春亭へ配属され、報春亭の書庫で書物を管理する仕事についたウヌ。また、憧れのかんざしをつけたウヌの姿を一目見ようと、ヒョンが足を運びます。

ウヌとの出会いをきっかけに、穏やかさを取り戻りつつあるヒョン。感情の高まりが発作の引き金となるため、意識的に感情を抑えていました。しかし、ウヌと心が通じ合った今は精神的にも安定し、会議でも意見を述べるなど積極性を見せ始めます。また、敵対する王妃にも寛容に接することが出来るようになり、弟の大君をかわいがる姿を見せます。

世子の変化に焦りを覚え、次の手を考える王妃・イメージ画像

一方、世子の変貌ぶりを目の当たりにした王妃は心穏やかではありません。自分の息子を王位につけるためにも、世子の発作を口実に廃位に追い込みたいと考えていました。しかし、世子の弱みとする口実が見つからず、次第に追い詰められていきます。王の病もあまり良くないと言われる中、一刻も早く我が子を世子にしたい王妃。大君が王に相応しいことを証明するべく、霊媒師を頼ります。

大君の命式をもとに占ってもらった結果、王妃の期待通り王の器があると判断されます。しかし、世子の占いの結果が出たことで、王妃の不安が煽られます。竜の目を持つ世子は大君を上回る強運の持ち主であり、彼が存在する限り、大君は王になれません。さらに、王の死期が近いことも言い渡され、王妃は追い詰められます。そして、霊媒師の予言は的中し、王が倒れたとの知らせが舞い込みました。

王の見舞いに向かおうとする王妃・イメージ画像

王の見舞いにも行くことができない中、焦燥感を覚える王妃。再び霊媒師を呼び出し、すがりつきます。しかし、霊媒師の予言は神のお告げであり、それらを覆すことはできないと突き放されます。大君が自分の全てであり、大君を王にするためなら命は惜しくないと訴える王妃。ついに霊媒師が根負けし、ある呪詛を行うことを検討します。

49~55話あらすじネタバレ

世子嬪の迎える話が浮上する・イメージ画像

王の体調が思わしくなく、世子と大君陣営による王位を巡る争いが表面化しつつある中、ヒョンは父王から世子嬪を迎えるように勧められます。これは、王妃にとっても絶好のチャンスであり、世子嬪について話すべく世子を呼び出します。ウヌを同室に呼ぶことで世子の動揺を誘う計画でしたが、世子は動じる様子を見せません。

ウヌを心の拠り所にしてここまで来たヒョン。相手は女官と身分違いであるものの、ウヌを妻に迎えると宣言します。一方、霊媒師からウヌの妊娠を知らされた王妃。ウヌにも体調の悪さが見え始めるも、それらを押し切って職務に励みます。

56~60話あらすじネタバレ

体調が優れず、精神的に落ち込むウヌ・イメージ画像

女官の間でも世子嬪の話で持ち切りであり、相手は美人の令嬢でウヌは捨てられたと人々が噂し合います。事実とは異なると分かっていても、体調の優れないウヌは精神的に追い詰められます。ウヌを気遣い、部屋にいるように指示するヒョン。しかし、体調の悪さをごまかしながらウヌは職務をこなします。

狂眼の61話~最終話あらすじネタバレ

狂眼の61話~最終話あらすじネタバレ・イメージ画像

世子と女官という身分差を理由に、ヒョンとの恋愛に思い悩むウヌ。一方、宮廷では世子を陥れるべく王妃側による呪詛が行われ、世子は危機的状況に陥ります。まもなく国王も崩御し、宮廷の覇権を巡る世子・王妃陣が勃発しました。果たして、世子は政治闘争に勝てるのか、ウヌとの恋の行方はどのような結末を迎えるでしょうか。以下では、狂眼の漫画から61話~最終話82話のあらすじをネタバレ紹介します。

61~65話あらすじネタバレ

お使いのため、外出するウヌ・イメージ画像

ある日、ヒョンの使いで王宮の外に出たウヌ。久しぶりの外出に胸を躍らせながら、紙屋へ入ります。書礼を書くための上質な紙を求める中、おしのび姿のヒョンが入ってきます。その後、世子と女官という身分さを忘れて町に繰り出した2人。きらびやかな着物やかんざしを贈られたウヌは、つかの間の幸せを噛みしめます。これからも世子を支えていきたものの、子供を宿せない自分には叶わない夢だと悲しい気分に包まれます。

66~70話あらすじネタバレ

ウヌの妊娠が発覚する・イメージ画像

ヒョンの夜伽をした翌朝、吐き気に襲われたウヌ。ただの体調不良だと言うも、実際は妊娠によるつわりでした。後にウヌの妊娠が判明し、喜びをかみしめるヒョン。しかし、ウヌの妊娠は王妃陣営には隠さなければなりません。ウヌとお腹の子の安全を守るためにも、慎重に物事をすすめます。

その頃、夜中に不審な物陰を耳にするようになったウヌ。ミヒャンから犬の死骸の噂を聞き、世子へ呪をかける儀式が行われたと予感します。夜になり、ウヌとミヒャンは不審な音がする方向へ向かいます。そして、世子のお気に入りの梅の木に犬の死骸が吊るされた光景を発見しました。また、2人の様子を注意深く見ていた者がおり、ウヌとミヒャンは危機的状況に陥ります。

71~75話あらすじネタバレ

霊媒師による呪詛が行われる・イメージ画像

宮廷から離れて講武へ発ったヒョン。ふと、自分の最期が頭をよぎり、ある人物へ手紙を書きました。そして、講武当日、凶暴化した犬が人々に襲い掛かる騒動が起きます。一方、宮廷では霊媒師による呪詛が行われました。呪いによってヒョンは苦しみ、動物たちも暴れ回る異常事態に見舞われます。さらに、世子暗殺未遂まで起き、矢を放たれたヒョンはインホと共に馬で逃亡しました。

76~81話あらすじネタバレ

ヒョンに放たれた弓矢・イメージ画像

講武での暴走の末、胸に矢を射られたヒョン。その後、インホと共に馬で逃亡したものの、王宮に戻ってきたのはインホだけでした。血のついたヒョンの胸背を片手に大妃に謁見したインホ。ウヌには、ヒョンから預かった手紙を渡しました。自分の死期を予感し、ウヌへ手紙を残したヒョン。彼が死んだと思い込んだウヌは、山寺へ引きこもります。しかし、ヒョンが生きていたことが判明し、再会を喜び合いました。

一方、王宮では王が崩御し、翌日には新王の即位が行われます。誰もが世子の死を信じて疑わない中、世子が姿を現しました。会場が騒然となる中、ヒョンは自身の暗殺を企てた者たちを次々と捕らえます。また、粛清の対象は王妃にも及び、女官たちに連行されました。我が子・大君を王位につかせようと暗躍した王妃。病に伏せる大君の看病にいそしむも、世子に呪詛をかけた代償のように大君は命を落としました。

世子陣営に捕まった王妃・イメージ画像

首謀者たちの処罰が定まる中、王妃は庶民の身分に落とされ、島流しとなりました。暗殺未遂事件が終息後も、父王や弟の大君の葬儀や即位の準備に追われるヒョン。そろそろ王妃を迎える必要があったものの、ヒョンはすでに決めていました。ウヌを王妃に迎えること、すでに身ごもっていることを臣下に公表します。しかし、女官出身の王妃は前代未聞のことであり、反対意見も予想されます。

そこで、腹心の部下・ヒュルの父親のナム大鑑の養女とすることで身分差を解消しました。事前に根回しをし、ウヌを王妃として迎え入れる準備を整えたヒョン。さらに、自分の妻はウヌ1人に定め、側室を迎えないことを宣言しました。

82話(最終話)あらすじネタバレ

穏やかな日々を送るウヌとヒョン・イメージ画像

身分違いによる心のすれ違いや権力闘争を経て、ようやく結ばれたヒョンとウヌ。心置きなく過ごせるようになった2人だけの時間に幸せを噛みしめます。ウヌはソン嬪となり、親友のミヒャンが至密尚宮としてウヌのお世話係に任命されました。臨月を迎えたウヌをヒョンが優しく寄り添い、物語は幕を閉じます。

狂眼の見どころ

狂眼の見どころを紹介・イメージ画像

宮廷ラブロマンスの王道を行くストーリーと、ウヌとヒョンが織りなす官能的なシーンが目を引く狂眼の漫画。女官と世子の身分違いの恋だけでなく宮廷の権力闘争も盛り込まれ、韓国時代を見ているような気迫のストーリー展開となっています。平凡な女官人生を目指すウヌと、彼女に惹かれるヒョンの恋模様が読者の興味を引きつけているでしょう。以下では、韓国漫画の狂眼の見どころをネタバレ紹介します。

見どころ①王道のストーリー

世子と女官のラブロマンスを描いた狂眼・イメージ画像

平凡な女官人生を夢見るヒロインが、世子に見初められてシンデレラストーリーを歩む狂眼の漫画。王道のラブストーリーであるものの、身分違いの恋には様々な障壁や妨害、事件がつきものです。世子に気に入られたことで同僚たちの嫉妬を買い、ひどい嫌がらせを受けたウヌ。どんなに苦しい状況に陥っても、世子を思いながら必死に耐えるウヌの健気さが胸を打つでしょう。

また、ウヌとの出会いを通じて穏やかになっていく世子・ヒョンの変化も見どころです。王族と女官ではなく、1人の人間としてウヌを大切に想うヒョンの姿も魅力的でしょう。ストーリー後半からは、次の国王の座を巡る権力争いが浮き彫りになり、ウヌとヒョンにも危機的状況が訪れます。困難を乗り越えた先に2人は結ばれるのか、ハラハラ・ドキドキが満載の韓国漫画です。

見どころ②韓流宮廷ラブ

狂眼の舞台となった韓国宮廷・イメージ画像

韓国発の時代劇漫画「狂眼」は、史実をモチーフにした綿密な世界観であり、韓国宮廷を舞台にしたラブロマンスが展開されています。女官の義務である王族の夜伽をきっかけに、お互いを意識し始めたウヌとヒョン。最初こそ身分違いを理由に世子への思いを断ち切ろうとしていたウヌでしたが、やがて世子への愛を自覚します。しかし、周囲には2人の仲を快く思わない者や、権力闘争の道具として利用しようとする者も出現します。

平凡な女官のシンデレラストーリーと思いきや、表世界での権力闘争など宮廷ものならではのドロドロした展開も繰り広げた狂眼の漫画。また、王族と女官という身分差も、ウヌとヒョンの恋を阻む要素となっています。このように一筋縄ではいかない恋の行方も見どころです。

狂眼の登場人物・キャラ一覧

狂眼の登場人物・キャラの紹介・イメージ画像

世子に見初められたことで、見習い女官から妃として迎え入れられたウヌのシンデレラストーリーを描いた狂眼の漫画。ウヌとヒョンはもちろん、味のある登場人物・キャラの登場も見どころです。さらに、狂眼の漫画では、ヒョンの部下・ヒュルを主人公にした番外編も発表されています。以下では、狂眼の漫画の登場人物・キャラのネタバレを一覧にまとめました。

登場人物①カン・ウヌ

狂眼の主人公のカン・ウヌのイメージ画像

狂眼の主人公であり、親を亡くしたことで宮廷に上がった見習い女官です。宮廷に入って15年目に突入し、女官の長である尚宮を目指して仕事に励みます。元は大妃付きの女官だったものの世子付きの女官となり、配置初日に代役として夜伽に選ばれました。容姿端麗であるものの分相応な望みは持たず、夜伽を務めた褒美も辞退しています。

宮廷に上がったばかりの頃、良くしてくれた尚宮のように自分もなることを目指すウヌ。実力だけで尚宮に成り上がることを目指し、女官の仕事にも精を出します。世子の夜伽も女官の義務として受けていたものの、夜を共にするたびに恋心を芽生えさせます。

登場人物②イ・ヒョン

世子ことイ・ヒョンのイメージ画像

次期国王とされる世子であり、「狂眼」の異名を持ちます。君主として優れた能力を持つ一方、相手を射抜くような鋭い目つきや冷徹な性格から周囲から恐れられていました。また、現王妃とは血縁関係がなく、我が子・大君を次の王にしたい王妃とは敵対関係にあります。夜伽に選ばれる女官の多くは王妃のお気に入りであり、命を狙われたこともありました。

そのため、世子も女官への警戒心を深め、夜伽を務めた女官は二度と呼ばないという対策を施します。しかし、王妃の息がかかっていないウヌとの出会いを機に、彼女を意識しはじめます。やがて、女官は一度きりという掟を破り、ウヌを何度も呼び出すようになりました。

狂眼に関する感想や評価

狂眼に関する感想や評価・イメージ画像

尚宮を目指す見習い女官と冷酷と噂される世子とのラブストーリーを描いた狂眼。韓国漫画では珍しいエロティックな作風であり、読者をドキッとさせるでしょう。また、宮廷ものらしく登場人物・キャラ同士の権力闘争もあり、時代劇として楽しめる作品です。以下では、狂眼に関する感想や評価を紹介します。

感想1:狂眼の漫画が面白い

ネット広告をきっかけに読み始めた方も多い狂眼の漫画。宮廷を題材にした作風からエロティックなシーンも多く、表現に関する規制が厳しそうな韓国漫画では珍しいとも評されています。もちろん、ストーリーも面白く、登場人物・キャラ同士のやり取りなど読者を引き込むような展開が繰り広げられています。SNSでも狂眼の漫画が面白いとの感想が多く見られ、韓流作品が好きな方におすすめと評されています。

感想2:漫画にキュンキュンする

魅力的な登場人物・キャラも見どころに上げられる狂眼の漫画。韓国宮廷を舞台に繰り広げられる人間模様や、ウヌとヒョンの恋の行方に多くの注目が集まりました。身分違いであるものの、強く惹かれていく2人の姿にキュンキュンしたとの感想も見られる狂眼。また、宮廷の夜伽の制度から官能的な描写も多く、エロティックな韓国漫画としても注目されています。

感想3:時代劇とレディースコミックの要素を合わせた作風

異色の韓国漫画である狂眼は、いわゆる時代劇漫画である一方、エロティックな作風からレディースコミック要素も含まれているとも評されています。ヒロインと世子の恋だけでなく、彼らを取り巻く登場人物・キャラ達の思惑など時代劇を彷彿させる要素も満載です。SNSでは、歴史ものとレディースコミックの要素を取り入れた漫画であり、歴史ドラマやレディースコミック好きの読者も楽しめるとの感想も見られます。

感想4:世子が光海君に似ている

狂眼の登場人物・メインキャラであり、狂眼の異名をつけられたヒョン。SNSではキャラ設定が光海君に似てるとの感想も見られます。光海君の即位までの経緯は、ヒョンのキャラ設定と共通します。史実では暴君とされる光海君ですが、狂眼の登場人物であるヒョンは聖君になることが示唆されました。また、他の登場人物・キャラに実在の人物をモデルにしたキャラはいないか、気になった方もいるでしょう。

感想5:お互いに惹かれ合う関係が良い

女官と世子の恋模様だけでなく、彼らを取り巻く登場人物・キャラとの関係も気になる狂眼の漫画。韓国漫画の中では異色の作品であり、魅力的な登場人物・キャラの登場がファンを魅了しています。韓国宮廷の決まりとして、夜を共にしたウヌとヒョン。一夜限りの関係だったはずが、お互いに惹かれ合っていく展開は、胸をときめかせます。また、強く惹かれ合うウヌとヒョンの関係が羨ましいとの感想も見られます。

感想6:いやらしい感じがしない漫画

韓国漫画の中では過激なシーンが多いことで知られる狂眼。感想の中には内容がエロティックとの声も見られ、大人向けの作品でしょう。一方でいやらしさをあまり感じないという好意的な感想も見られます。登場人物・キャラの良さはもちろん、お互いに惹かれ合う関係がいやらしさを軽減させているとも捉えられます。また、ウヌとヒョンの恋の行方はどうなるのか、読者の期待が高まっていく展開も面白さを引き立てているでしょう。

感想7:幸せな結末を期待

夜伽を通じて惹かれ合うヒロインと世子の恋模様や、己の野心のために暗躍する登場人物・キャラとの権力闘争を描いた狂眼の漫画。ウヌの気持ちを自覚して彼女を守ろうと奔走するヒョンの優しさや、女官として世子を支えるウヌの健気さも読者を魅了しています。ストーリー後半からは2人の仲が引き裂かれそうな展開も起き、ハッピーエンドであってほしいとの声も見られます。

感想8:時代劇としてみたい

宮廷ラブロマンスとして描かれた狂眼の漫画について、SNSでは時代劇としてみたいとの感想も寄せられています。韓国時代劇といえば、魅力的な登場人物・キャラの登場はもちろん、宮廷ならではの豪華絢爛な世界観も見どころです。宮廷を舞台した狂眼も時代劇として制作しても面白いとの意見もみられ、もし実写化されたらどのような世界観が繰り広げられるのか、ファンの創造を掻き立てるでしょう。

狂眼のネタバレまとめ

狂眼のネタバレまとめ・イメージ画像

狂眼の漫画のあらすじネタバレ、登場人物・キャラ、漫画の見どころや感想をネタバレ紹介しました。世子の夜伽に選ばれた見習い女官のシンデレラストーリーを描いた狂眼の漫画。身分違いの恋であるものの、ウヌとヒョンはお互いに惹かれずにいられません。様々な困難を通じて真実の愛を見いだしたウヌとヒョン。最後は2人の恋が成就する幸せな結末となりました。

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