冥界の王の嫁のネタバレあらすじと登場人物！不幸な少女のシンデレラストーリー

こちらの記事では、コミックシーモアで先行連載中の漫画『冥界の王の嫁』についてネタバレしています。漫画のあらすじネタバレや、漫画に登場するキャラ・登場人物の情報を、ネタバレを交えて知りたい人は、こちらの記事をチェックしてみてください。漫画・冥界の王の嫁のネタバレあらすじ、キャラ・登場人物についてのネタバレのほかにも、漫画を読んだ読者の感想もネタバレありで紹介しています。

冥界の王の嫁のネタバレ漫画あらすじは『冥界の王の嫁のあらすじネタバレ』、キャラ・登場人物のネタバレ情報は『冥界の王の嫁の登場人物・キャラ一覧』、漫画を読んだ人の感想は『冥界の王の嫁に関する感想や評価』の項目にまとめました。まずは、下記の項目で冥界の王の嫁の作品概要と作者を紹介しています。冥界の王の嫁の作品情報をおさらいしたい人は、そちらの項目から目を通してみてください。

冥界の王の嫁は、漫画配信サイト・コミックシーモアで先行配信中のラブストーリー漫画です。冥界の王の嫁は、過酷な環境で生活している少女のシンデレラストーリーです。冥界の王の嫁の序盤では、主人公が身の回りのキャラ・登場人物に迫害を受けていますが、ある人物と出会ったことで、今までの生活とは一変した幸せな暮らしを送るようになります。

そのような設定のため、冥界の王の嫁は、溺愛系恋愛漫画が好きな人から「面白い」と感想を寄せられることの多い作品です。2024年3月時点では、11巻まで刊行されています。次の項目では、冥界の王の嫁の作者・瀬緒ひかる先生について紹介します。冥界の王の嫁のネタバレあらすじやキャラ・登場人物のネタバレ情報、漫画のネタバレ感想を読む前に、そちらにも目を通してみてください。

こちらの記事でネタバレあらすじを紹介している漫画・冥界の王の嫁の作者は、瀬緒ひかる先生です。瀬緒ひかる先生は、冥界の王の嫁以外にも『甘い2LDK、こたろーくんは私を逃がさない』や、『ワケありですが、甘さは極上です。』などの代表作を持っています。前述の2作品も、冥界の王の嫁と同じく、漫画配信サイトで連載していた作品です。

瀬緒ひかる先生のこれらの作品は、コミックシーモアが立ち上げたオリジナルレーベル『恋するソワレ』で配信されています。恋するソワレは、「女子を潤すごほうび」をコンセプトとしたブランドで、日々の生活に癒しを提供することをテーマにしています。瀬緒ひかる先生の過去作品のように、冥界の王の嫁も、瀬緒ひかる先生が描く女性向け恋愛漫画として注目されています。

花岡菊花は、高級料亭・花乃屋で仲居として働く少女です。彼女は花乃屋の当主の娘ですが、その扱いは酷いものでした。なぜなら、菊花は当主が愛人との間に作った子供だったからです。母親が早くに亡くなったため、父親に引き取られたものの、菊花はその生い立ちによって、周囲から冷たい態度をとられていました。

特に菊花への風当たりが強いのは、妹の牡丹です。菊花は、花乃屋で料理人として働く平次に恋心を寄せていました。平次も同様に、菊花に対して好意を抱いています。しかし、それを知った牡丹は平次と婚約し、菊花から大切な人を奪います。さらには、菊花を「地獄の入り口」と呼ばれている不気味な屋敷の前に置き去りにし、嫌がらせをするのでした。

妹・牡丹の嫌がらせによって、不気味な屋敷の前に置き去りにされ途方に暮れていた菊花ですが、ある人物によって菊花は助けられます。その人物とは、とても美しい容姿を持つ焔と名乗る男性でした。焔の厚意に甘え、菊花は焔の屋敷で世話になることにします。そして数日経ったある日、菊花は花乃屋に一度戻りたいと焔に伝えます。

花乃屋には、幼い頃に亡くなった母親の形見の櫛があり、それを「取りに行きたい」と言うのでした。菊花のその申し出を焔は了承し、花乃屋に一緒についていきます。「地獄の門」と噂される場所から菊花が帰ってきたことで、花乃屋の人々は騒然とします。牡丹は、嫌っていた姉が、とても美しい容姿の男性を連れていたことを悔しがり、菊花に嫌味をぶつけます。それを見て、焔は牡丹に「醜い」と冷ややかな言葉を吐くのでした。

菊花が、「神の血筋」と言われている仙龍一族の焔と一緒にいたことで、花乃屋の中には菊花に対しての見方を変える者も出てきました。花乃屋での菊花の評判は上がってきたものの、菊花には別の悩みがつきまとい始めていました。それは、屋敷にいる亡霊たちの、菊花に対する嫌がらせ「ポルターガイスト現象」です。

篁の報告によって、菊花が亡霊たちからイタズラされていることを知った焔は、彼女に髪留めを渡します。それを受け取ってから、菊花の身の回りでポルターガイスト現象が起こることはなくなりました。平和な日常を手に入れた菊花ですが、最近は焔の仕事が忙しく、彼とゆっくり話せる時間が少なくなっていました。そこで菊花が考えたのが手紙です。焔に手紙を出したい一心で、菊花は篁に字の書き方を教えてもらうことにします。

ある日、菊花は猫が井戸に入るところを目撃します。自力では上がれないだろうと考えた菊花は、井戸に近づき猫を助けることにしました。しかし、その井戸は普通の井戸ではありません。冥界に繋がっているその井戸に落ちてしまったことで、菊花は焔と篁の冥界での姿を目撃することになります。そこでは、焔が「浄瑠璃の鏡」の前に亡者たちを立たせ、生前の罪によってその魂の行き先を決めていました。

冥界の王の嫁の主人公の少女です。財政界の要人が御用達の高級料亭・花乃屋の仲居として働いていましたが、妹の牡丹の嫌がらせによって、「地獄の門」と呼ばれている屋敷の前に置き去りにされ焔と出会います。妹の牡丹とは腹違いの姉妹で、菊花の母親が花乃屋の当主の愛人であるため、花乃屋で冷遇されていました。幼い頃に母親を亡くし、それをきっかけに父親に引き取られました。

菊花に酷いいじめを行っているキャラクターで、菊花の腹違いの妹です。嫉妬深く、菊花と両思いだった平次を婚約者にして、菊花を苦しめました。また、ヒステリー持ちで、菊花が焔の屋敷から始めて帰って来たとき、菊花に嫌味を言ったことで焔から「醜い」と言われ激怒していました。

花乃屋で働く新米料理人の青年です。心優しい菊花とお互いに想い合っていましたが、牡丹の菊花に対する嫌がらせによって、牡丹と婚約を結ばされてしまいます。花乃屋の跡取りとして期待されている、冥界の王の嫁の登場人物です。

冥界の王の嫁は、レトロモダンな和風の世界が舞台となっています。菊花と焔の落ち着いた大人の恋愛模様が、幅広い世代の読者から「面白い」という感想を持たせています。また、周囲から酷い扱いを受けていた菊花が、焔という青年と出会ったことで、今までの苦労を忘れるほどの幸せな生活を送るようになります。そのような姿を見て、「スカッとする」という感想を持つ読者も多いことでしょう。

冥界の王の嫁は、2024年3月時点では連載中となっています。そのため、最終回の結末はネタバレされていませんが、物語の流れを汲むと、焔と結婚するハッピーエンドで終わると予想されます。冥界の王の嫁第9巻までの内容では、妹の牡丹とは確執があります。しかし、冥界の王の嫁となっても、以前と変わらずに誰にでも平等な姿を見て、牡丹が自分の浅はかさを反省する展開も訪れるかもしれません。

上記では、冥界の王の嫁のネタバレあらすじを紹介してきました。続いてこちらの項目では、冥界の王の嫁を読んだ人の感想をネタバレを交えて紹介します。冥界の王の嫁は、コミックシーモアのオリジナルレーベル「恋するソワレ」の作品として先行配信しています。恋するソワレの作品は定期配信ではないため、次の巻の配信がいつになるのか気になっている人も少なくないようです。

漫画配信サイトで冥界の王の嫁を読んだ人のネタバレ感想では、「菊花と焔の今後の関係と、母親と妹が悔しがる展開が見たい」というコメントが寄せられてました。清く正しく美しい主人公・菊花を応援する読者も多いようです。

「不幸な少女が、ある日を境に幸せになっていくというありがちな物語」と言われることも多い冥界の王の嫁ですが、王道ストーリーでありながら、冥王との恋愛というスパイスによって読者を楽しませています。和風シンデレラストーリーが好きな人からは、特に「面白い」と評判の作品です。

以上、冥界の王の嫁のあらすじやキャラ・登場人物を、ネタバレを交えて紹介してきました。冥界の王の嫁は、高級料亭を経営する父親と、その愛人の間に生まれた純粋な少女の物語です。和風でレトロモダンな世界観となっており、和風シンデレラストーリーが好きな人から人気の作品です。

冥界の王の嫁はさまざまな漫画配信サイトで連載されていますが、原作はコミックシーモアのオリジナルレーベル「恋するソワレ」となっています。2024年3月時点では、コミックシーモアで第11巻まで連載されているので、こちらの記事を読んで気になった人は、そちらを手に取ってみてはいかがでしょうか？