【ねずみの初恋】ネタバレあらすじと感想・評価！殺し屋少女の純愛ラブストーリー

あらすじネタバレと登場人物の情報を見る前に、まずは「ねずみの初恋」の基本情報を紹介していきます。ねずみの初恋は、2023年から「週刊ヤングマガジン」で連載されている漫画で、2024年3月時点でコミック1巻が刊行されています。作者の大瀬戸陸は、「影霧街」「ごめんなさい、メシアちゃん」などの作品も発表しています。

ねずみの初恋の主人公は、凄腕の殺し屋である「ねずみ」です。ねずみは幼い頃に殺しの技術を叩きこまれ、組織の道具として生きていました。ですが、一般人の碧から告白を受け、碧に本気の恋心を抱きます。また、碧は組織に殺される予定でしたが、ねずみとの関係を続けるために殺し屋になりました。

ここからは、ねずみの初恋のあらすじをネタバレしながら紹介していきます。ねずみの初恋は可愛い絵柄の作品のため、絵柄とストーリーのギャップが凄いと言われています。1話から10話のあらすじをネタバレしながらまとめていきます。

ねずみの初恋では、殺し屋のキャラクターの物語が描かれています。ねずみはクレーンゲームの景品を見つめており、プリクラの機械の中ではチンピラ風の男が電話をしていました。ねずみは外から男の電話を聞いており、シーンが切り替わった時に殺された男の姿が描かれています。その後、ねずみは再び景品を見ており、1人の少年がねずみに話しかけました。

少年は「僕が景品を取ります」と言い、ねずみは何も言わずに少年のプレイを見ています。また、小銭が無くなった少年は両替に行き、その間にねずみはいなくなってしまいました。その後、ねずみは殺し屋の師匠に「現場に居座るな」と叱られ、自宅で幼い頃の悪夢を見ています。

ねずみの初恋の鯆は、大勢の手下を抱えるヤクザの親分です。ねずみは鯆に雇われている殺し屋で、表情を変えずに淡々と人を殺す生活を送っていました。また、ねずみは満たされない感情を抱えており、公園のブランコに座っていた時にゲームセンターの少年と再会します。少年は鞄からねずみが欲しがっていた景品を出し、「なんとか取れたんです」と言って笑いました。

殺し屋のねずみは警戒心が強いため、少年が後をつけていたことに気付いていました。そのため、「なんのつもりですか？」と問いましたが、驚いた少年は黙ってしまいます。呆れたねずみはその場から去ろうとしましたが、少年の「一目惚れしました」という言葉に驚きます。そして、少年の碧はねずみに告白し、恋人関係になった2人は同棲を始めました。

ねずみと碧は幸せな生活を送っていましたが、鯆は2人が同棲していることに気付いていました。そのため、邪魔者である碧を拉致し、ねずみに「碧を殺せ」と命令します。ナイフを渡されたねずみは碧に近づき、どうすればいいのか分からない状態でしたが、碧の「今日のねずみちゃん可愛いね」という言葉に赤面しました。その後、1人の組員が碧に暴力を働き、激怒したねずみが組員を殺害しています。

碧はねずみと幸せな生活を送っていましたが、実は「ねずみの仕事」を目撃していました。そのため、鯆はねずみに口封じさせようとしましたが、ねずみは涙を流しながら「碧くんだけは殺せない」と返答します。また、「一生懸命に働くから碧くんを助けて」と言いましたが、鯆は「ねずみが故障した」と判断し、自らの手で碧を殺そうとします。

鯆は碧の喉元にナイフを突きつけ、ねずみは殺し屋の師匠に抑えつけられました。そのため、絶体絶命の状況でしたが、ねずみが「私が碧くんを殺し屋にします」と言いました。この言葉で鯆が止まり、ねずみは「碧くんが死んだら私も死にます」と言って舌を噛もうとします。

鯆は碧を殺そうとしましたが、師匠が「ねずみが死んだ時のスペアがあってもいい」と提言しました。また、「ねずみは本気で死のうとしている」と話し、鯆は1か月だけ猶予を与えることを決めます。そのため、ねずみと碧は師匠が運転する車に乗せられ、途中で碧が「殺し屋頑張るね」と話しました。

碧は「殺し屋を頑張る」と言いましたが、師匠は「お前とねずみは違う」と否定しました。また、チンピラの写真を碧に渡し、「1か月後にこの男を殺せ」「ねずみは手出し無用」と命令します。その後、ねずみは薬局で碧を治療し、「私が生きているのは命令で人を殺す世界」「碧くんは私のために人を殺せる？」と問いました。

ねずみの問いに対して碧は、「あいつらはねずみちゃんに酷いことをさせてる」と返答しました。また、「ねずみちゃんの敵は全員殺す」と宣言し、縛るものからねずみを解放することを決意します。碧の言葉にねずみは嬉しさを感じ、お礼と言って胸を見せました。

碧の怪我を治すために2日の休養を取り、任務まで残りが28日になりました。そのため、ねずみは碧に戦闘技術を教えることを決め、露出の多いスポーツウエアに着替えています。また、「ナイフで喉を刺す技術」を教え始めましたが、密着する体に碧がドキドキしています。

ねずみは「相手の首に腕を回す」「顎を腕で上げる」「相手が声を出す前に刺す」という動作を実演し、「全てを一連の動作としてすることが大切」と教えます。碧はねずみの技術に驚きましたが、体が密着していることを思い出して再びドキドキしました。

ねずみは碧が集中していないと気付き、集中させるために肉体関係を提案しました。碧はねずみの言葉を受け入れようとしますが、寸前の所で自分を殴って思い留まっています。その後、碧の手にガムテープでナイフが巻き付けられ、ねずみの体を使った訓練が始まりました。

ねずみは碧の手にナイフを握らせ、「二人の幸せのために殺す気で来て」と言いました。碧はねずみを傷つけることを恐れましたが、ねずみは「本気で殺しに来ないと練習にならない」と返答します。また、碧は「ねずみが死ぬイメージ」をしてしまったため、動揺して「先に肉体関係を持とう」と提案しました。

ねずみは碧の提案を受け入れましたが、冷静になった碧は練習に戻ることを決めます。ねずみは「刃物を向けることに慣れよう」と言い、碧がねずみの喉にナイフを突きつけました。ねずみは冷静な様子でナイフを受け、ナイフを持つ碧は恐怖で涙目になっています。

ねずみと碧の訓練は続き、任務まで残り20日になりました。碧はナイフに対する恐怖が少し和らぎましたが、ねずみから「勢いが喉元で落ちる」「踏み込みが遅い」という指摘を受けています。また、碧はサンドバッグを使った自主練習を行い、任務まで残り10日になりました。

碧は少しずつ技術を向上させ、死を感じたねずみは満面の笑みを見せています。また、訓練後の2人は隣り合わせで床に就き、碧が「ねずみちゃんは俺が絶対に幸せにする」と話しました。ねずみは「私はもう幸せ」と返答し、碧の頬にキスをしています。その後、ねずみの過去が描かれ、碧の姉を殺したのはねずみであることが分かりました。

訓練は1か月続き、7話で本番の日を迎えました。ねずみは「呼吸が乱れないように、本番前は息を止めて」とアドバイスを送り、迎えのヤクザが自宅を訪れています。碧は車で駅に送られ、「人混みに乗じてチンピラを殺せ」と命令されました。約30分後にチンピラが姿を見せ、ナイフを持つ碧に緊張が走っています。

チンピラを確認した碧は、ねずみに教わった方法で後をつけました。また、「自分のつま先と相手のかかとが重なった瞬間」に踏み込もうとしますが、チンピラが咳き込んだことでタイミングがズレてしまいます。その後、チンピラはトイレに入って薬を打とうとしましたが、碧の足元に注射器が転がりました。碧は注射器をチンピラに渡し、個室から出てきたチンピラをナイフで襲っています。

碧は土壇場になって殺しが怖くなりましたが、ねずみとの幸せを考えてチンピラを襲撃しました。チンピラは喉元をナイフで突き刺され、声も出せずに絶命しています。その後、鯆の部下がチンピラの死体を確認し、任務に合格した碧は生き長らえることになりました。また、ねずみは碧の好物のハンバーグを作っており、自宅に帰った碧は涙を流しています。

ねずみの初恋の10話では、ねずみと碧のデートのエピソードが描かれています。ねずみは可愛いワンピースを着用し、ワンピース姿を見た碧が「可愛い」と言って笑顔を見せました。夕方には定食屋で食事をしており、ねずみが碧の顔に付いていたご飯粒を取りながらキスをしています。その後、「碧は3人組の殺し」「ねずみは3人家族の父親の殺し」を鯆から命令されました。

あらすじネタバレを見た後は、ねずみの初恋の登場人物を一覧で紹介していきます。ねずみは殺し以外を知らない人生でしたが、碧との出会いが人生を変えるきっかけになりました。登場人物のプロフィールと特徴を一覧でまとめていきます。

ねずみは本作の主人公で、優れた腕を持つ殺し屋のキャラクターです。詳しい過去は不明ですが、ヤクザのような男に監禁されており、才能を持っていたことで殺し屋になりました。また、淡々と人を殺していますが、一般常識に欠ける部分があり、キスだけで照れる様子が描かれています。卓越した身体能力を持つため、他のキャラクターから「化物」と評されています。

ねずみの初恋の碧は、ねずみに一目惚れしたキャラクターです。何の取り柄もないフリーターで、公園で告白してねずみと恋人関係になりました。また、同棲生活に幸せを感じていましたが、ねずみの仕事を目撃したことで拉致され、ねずみとの関係を続けるために殺し屋になっています。数年前に姉を殺されており、物語途中に犯人はねずみであることが判明しました。

ねずみの初恋の鯆は、ねずみを雇っているヤクザのキャラクターです。普段は物腰柔らかな様子を見せていますが、実際には冷酷で残忍な性格をしています。殺しの道具としてねずみを重宝しているため、邪魔者である碧を殺そうとしました。また、過去に兄貴分をねずみに殺されたことが分かりました。

ねずみの初恋のテング先生は、ねずみから師匠と呼ばれているキャラクターです。小柄な老人ですが、ねずみを一瞬で抑えつける戦闘能力を持っています。また、弟子のねずみに厳しいですが、碧を助けるなどの情を見せています。ねずみの過去は不明のため、テング先生が祖父という説が浮上しました。

キャラクターのプロフィールと特徴を見た後は、ねずみの初恋に関する感想と評価を一覧でまとめていきます。ねずみの初恋は、読者の間で話題になっている作品のため、様々な感想と評価が挙がっています。本記事で紹介したストーリーと登場人物に関する感想と評価をまとめていきます。

ねずみの初恋では、殺し屋のキャラクターの物語が描かれています。ねずみは殺し以外を知りませんでしたが、自分の命と引き換えにしても碧を助けたいと考えています。また、碧もねずみのために殺し屋になっているため、「ねずみの初恋は純愛ストーリーが面白い」「キャラクターの変化が面白い」という感想が挙がっています。

ねずみの初恋は可愛い絵柄の作品ですが、作中ではバイオレンスな描写がされています。そのため、「絵柄とストーリーのギャップが凄い」「予想できないストーリーが面白い」という評価があります。

ねずみの初恋のねずみは、淡々と人を殺している殺し屋です。ですが、碧の恋人になってからは乙女の表情を見せるようになったため、「ねずみが可愛い」「ねずみの初恋はキャラクターが可愛い」という感想が挙がっています。また、「作者の画力が高くて面白い」という評価もあります。

碧はねずみとの関係を続けるために殺し屋になっていますが、用済みと判断されたら組織に殺される可能性があります。また、ねずみは碧のために組織を裏切る可能性があるため、「ねずみの初恋の結末が気になる」という感想が挙がっています。

碧は鯆に認められたことで殺し屋になりました。また、「ねずみちゃんの敵は全員殺す」と発言しているため、最終的にはねずみと共にヤクザを殺す可能性があります。そのため、「ねずみと碧は幸せになってほしい」という感想が挙がっています。

本記事では、ねずみの初恋のあらすじと登場人物を紹介していきました。ねずみの初恋では、ねずみと碧の恋愛が描かれていますが、最終的に2人は殺される可能性があります。そのため、力を合わせて組織を倒してほしいという意見が挙がっています。ねずみの初恋を読んだことがない方も、本記事の登場人物の情報と評価を参考にしながら読んでみて下さい。