【主人恋日記】ネタバレあらすじと感想！自分に自信が持てない葵と世那の恋の行方は？

吉永ゆうによる漫画、主人恋日記（しゅじんこうにっき）は、恋をすれば誰でも主人公になることができるというテーマで物語が進んでいきます。主人恋日記のヒロインは、自分を冴えない女の子だと思い込んでいますが、イケメン男子との恋によって自信を深め、成長していきます。

主人恋日記は小学館のベツコミにて2021年から連載されており、各漫画配信サイトにて読むことができます。コミックについては、フラワーコミックスより第7巻まで発売中で、紙と電子版を合わせて160万部を超えるヒット作品となっています。

主人恋日記の作者は、吉永ゆうです。プロフィールは9月27日生まれ、血液型はO型です。2007年に、デラックスベツコミに掲載された「彼氏の事情」が、漫画家としてのデビュー作です。主な作品は、ベツコミにて連載された「君と恋を知った」「初恋アステリズム」「ティーンズハウス」「恋にならないワケがない」「みらいのダンナさま」などです。

漫画「主人恋日記」1巻のあらすじネタバレ、辻村葵の家族は、母は人気漫画家、兄は運動神経抜群で、バスケットボール部次期キャプテンです。このような家族の中で育った葵は、常に自信が無く、自己を肯定することができない少女になっていました。母は葵が、いつか漫画のヒロインのような恋をするなどと言いますが、信じられず、学校でも目立たない、陰気なキャラとして過ごしています。

クラスで席替えが行われ、イケメンと評判の水沢世那が葵の席の隣になりました。世那はバスケ部で、兄の樹とはとても仲が良く、長身でイケメンの二人はバスケ部の中でも特に注目を集める存在です。ある日、世那が樹の誘いで家に泊まることになりました。辻村家では、漫画家の母が忙しいときは葵が夕食を作ることになっており、その日も葵が料理をしています。葵の手料理を食べた世那は、美味しいと言ってくれました。

夕食後、葵が学校で兄妹だということを隠していることについて、樹が文句を言います。葵は、妹であることを知られない方が兄のためだと答えます。すると、世那が、葵は料理も上手で家族への思いやりもあり、良いところがたくさんあるから自信を持てと言います。さらに世那は、物語のヒロインに特別な能力はいらない、大切なのは行動を起こす勇気だとも言います。葵はその言葉に感化され、思い切って行動してみようと思います。

漫画「主人恋日記」2巻のあらすじネタバレ、世那と樹は葵に自信を持たせようと、恋をすることを勧めます。二人のアドバイスに従って周りを意識して見ていた葵は、徳永というバレー部の男子が気になります。葵が恋をしているということで、世那はデートの練習をしてあげることにしました。その当日、眼鏡を外し、母親から習ったメイクをしてデートの練習に挑んだ葵を、世那は手慣れた感じでリードします。

次の日、葵がコンタクトレンズを着けて登校すると、その姿に徳永が気づき、表情が良くなったと褒めてくれました。その言葉を聞いた葵は喜びに浸ります。周りにいる男子たちも葵に注目しており、世那は彼らの視線を遮るなど、やきもちを焼くような仕草をします。葵と徳永は互いに犬を飼っていることを知り、葵は一緒に犬の散歩をしてみようと言われます。

徳永と一緒に犬の散歩をすることになった葵は、どのような話をすればよいか考えます。そして、当日、待ち合わせ場所の河川敷から散歩を始めた二人ですが、葵は徳永から思ってもみない事を言われます。次の日、葵は眼鏡をかけて暗い表情で登校しました。世那は葵の様子から、何かがあったと考えて樹に相談しますが、彼もわからないと答えます。そこで、辻村家に世那を招き、二人で葵の話を聴くことになりました。

漫画「主人恋日記」3巻のあらすじネタバレ、辻村家の家族旅行に世那も参加することになりました。海で、世那と樹が泳いでいると、彼らの周りに女の子が集まってきます。葵は、世那にとっては珍しくもないことだろうと考え、部屋に戻っていきました。一人で部屋にいた葵は、いつしか眠ってしまいます。世那がバーベキューの買い出しを頼まれ、葵も誘おうと彼女の部屋に入ると、葵はベッドで眠っています。

世那は、眠っている葵をかわいいと思い、しばらく見つめていました。その時、目を覚ました葵は、世那が目の前にいることに驚き、赤面します。葵は世那と買い出しに出かけますが、寝顔を見られてしまったことに動揺しています。葵と世那が喫茶店で休んでいると、世那に電話が掛かってきて、楽しそうに話し始めます。そのような世那を見ていると、自分も友達が欲しいと思う葵でした。

漫画「主人恋日記」4巻のあらすじネタバレ、葵は世那のことが気になり始めています。その矢先、クラスで集まることになりました。葵は世那を意識するあまり、集合場所に着くまでに、体の調子が悪くなって行けなくなったらいいのに、などと考えてしまいます。このような事を考えながら集合場所に到着すると、友達のりんが迎えてくれました。

りんは葵と世那の関係が気になっており、バスケットボールの最中、葵に世那と交際しているのかと尋ねます。りんの質問に焦った葵は、世那とはそのような関係ではないと全力で否定するのでした。この後、一人になった葵はバスケットボールの練習を始めます。すると、そこに世那が現れ、葵のプレーの指導をしてくれました。

その後、葵と世那はゲームセンターに行き、二人の時間を過ごします。世那は葵の飼い犬とそっくりなぬいぐるみを取り、葵にプレゼントしてくれました。葵は嬉しそうな笑みを浮かべ、感謝の言葉を世那に伝えます。

漫画、主人恋日記の5巻のあらすじネタバレ、葵と世那の関係はすっかり恋人同士となり、お昼の休憩時間になると、決まった場所でキスをすることが日課のようになっています。しかし、バスケットボールの大会が近づいているということで、世那は何かと忙しくなります。ある日の昼休み、世那からバスケ部の集まりがあると伝えられ、いつもの場所に来れないと知り、葵は寂しい気持ちになります。

大事な予選を控えている世那は連日の練習で疲労しており、夜は葵からのメッセージに答えられずに眠ってしまいます。試合が近づいたある日、世那は、葵が必ず応援に行くと言ってくれたので、とても嬉しい気持ちになります。そして、試合当日、葵は世那がプレイする姿に見惚れてしまうのでした。

漫画、主人恋日記の6巻のあらすじネタバレ、葵は兄の樹、世那、宮路と一緒に遊園地に行くことになりました。樹は宮路も参加することが嬉しく、張り切っています。このような兄の姿を見ていた葵は、困っているなら言ってと宮路に声を掛けますが、宮路の反応は意外なものでした。宮路は樹の言動を嫌だと思っておらず、宮路も樹を意識しているようです。

世那は樹から、宮路と自分が上手くいくように手伝って欲しいと頼まれますが、少し戸惑います。しかし、樹と宮路がペアになれば、自分と葵が二人で行動できると考え、世那は樹のために協力することにしました。こうして、葵と世那、樹と宮路はそれぞれ楽しい時を過ごします。

ある時、樹がトイレに行った隙に、宮路が葵と世那に、二人が本当の恋人同士だと感じたと言います。さらに、宮路は世那に、他の男子が葵のことをかわいいと思ったらどうする？と尋ねます。このような宮路の問いかけに、世那は本気で心配する様子を見せます。ここまで、主人恋日記の1巻から6巻までのあらすじを、ネタバレで紹介しました。

主人恋日記は、ヒロインの葵に対する世那の包容力が見どころの一つと言われています。辻村葵は、人気漫画家の母と運動神経抜群でバスケ部次期キャプテンの兄という家族に囲まれて暮らしています。このような家族の中で育った葵は見た目も地味で、何も取柄のない女の子だと自分のことを思っています。世那はこのような葵を見て、家族思いなところや料理が上手いことなど、彼女の長所を自覚させてあげます。

さらに、世那は、葵の人生は葵自身が主人公なのだと諭します。また、葵に恋することを勧めたり、デートの練習をしてあげるなど、葵が自信を持てるよう導いていきます。例えば、イケメン男子として人気の世那と交際してもいいのか、と自信を持てない葵に、世那は好きだと言い続けます。

世那のこのような気遣いのおかげで、葵は少しずつ自信を持てるようになっていきます。このように、世那は葵に対して自己肯定感を高く持てるよう導き、葵自身が人生の主人公であるという自覚を持たせようとします。これら世那の包容力あふれる言動が、主人恋日記の見どころの一つとなっています。

主人恋日記のもう一つの見どころは、ヒロインの辻村葵の成長だということです。葵は華やかな家族の中で、自分だけは地味で冴えない存在だと思い込んでいました。しかし、学校で人気のイケメン男子である世那との出会いが、これまでの自分を変えるきっかけとなります。世那に、人生の主人公は自分自身であると教えられた葵は、思い切って眼鏡を外し、メイクをして登校します。

まず外見から変わった葵を見て、クラスメイトたちもこれまでの葵とは思えない変化に驚きます。それでも恋に関しては自信を持てずにいた葵でした。しかし、世那との交際が進むにつれて、学校内でキスをするという思い切った行動もするようになりました。このように、葵が恋愛を通して成長していく様子が見どころと言われています。

主人恋日記のヒロイン葵の恋の行方についてみてきます。2024年1月に発売された主人恋日記の最新刊7巻では、葵たちは2年生に進級しています。葵と世那が恋人同士だということはみんなに知られています。葵は世那の彼女として堂々と振舞うことにも慣れ、何も不安などないはずです。世那も葵のことを本当に大切に思っており、二人は順調に日々を過ごしています。

しかし、世那が他の女の子と二人っきりでいるのを見るだけで、葵は不安な気持ちになります。また、たわいもない出来事で仲たがいをすることがあります。そのたびに互いの思いを確かめ合うなど、二人だけの世界を築いていくのでした。

それでは、主人恋日記の最終回では、葵と世那の恋はどのような結末を迎えるのでしょうか？ここでは、二人の恋の最終回結末を予想していきます。世那はバスケ部のエースとして活躍しており、高校卒業後は海外へ行くかもしれないと言われています。そうなった場合、葵は世那と離れ離れになりますが、世那がバスケをしている姿も大好きなので、世那を応援し続けると予想されています。

葵と世那、二人の恋の結末については、世那との出会いによって自信を持つことができた葵は、自分自身が人生の主人公だと考えることができるようになりました。このことから、葵のほうから世那にプロポーズをする可能性もあると言われています。このように、主人恋日記の最終回結末は、二人が結ばれるという最高に幸せなエンディングを迎えると予想されています。

主人恋日記のヒロイン、葵がかわいいという感想です。そして、世那と交際することになり、様々な努力の結果、魅力が増していったということです。さらに、葵の世界が広がっていく様子がすごいという感想です。そのような葵を見て、幸せそうにしている世那も可愛いということです。

主人恋日記のヒロイン、葵は1巻のころと比べると、5巻の葵は別人のように見えるということで、恋の力はすごいという感想です。そして、二人が本当にお互いのことを好きなことが伝わり、特に、世那ことが葵をとても大切にしていることがとても良いという感想です。このような主人恋日記を何度も読んでいるということです。

主人恋日記の葵と世那についての感想で、二人が出会った1巻から少しずつ距離が近づいていくエピソードが美しくて可愛い、そして感慨深いということです。このような二人は、心と心で恋をしているという感想です。

主人恋日記は、自信を持つことができないヒロイン、葵が人生の主人公として勇気をもって行動していく様子が、眩しいという感想です。恋に翻弄される様子も可愛く、世那が葵のことを気にする様子もかっこいいとい感想です。

主人恋日記の1巻から6巻までのあらすじをネタバレで紹介し、見どころと最終回の予想などをみてきました。主人恋日記は、地味で自己肯定感の低いヒロイン葵が、イケメン男子の世那に恋したことで自信を持つことができ、成長していく物語です。見どころは、世那の包容力と葵が成長していく姿でした。物語の感想では、葵と世那の恋愛がとても良い、ずっと二人を見ていたい、などの感想が寄せられていました。