悪役令嬢の中の人のネタバレあらすじ!転生ヒロインはバッドエンドを回避できる?

『悪役令嬢の中の人』は、小説家になろうに掲載された小説です。なろう版の小説だけでなく、書籍版や漫画版でも読むことができます。漫画版はサブタイトルが追加され、正式名称は『悪役令嬢の中の人~断罪された転生者のため嘘つきヒロインに復讐いたします~』となっています。本記事では、漫画版のあらすじネタバレや、登場人物のネタバレをまとめます。あらすじや登場人物のネタバレとあわせて、悪役令嬢の中の人の感想も紹介します。

悪役令嬢の中の人のネタバレあらすじ!転生ヒロインはバッドエンドを回避できる?のイメージ

目次

  1. 悪役令嬢の中の人とは?
  2. 悪役令嬢の中の人の漫画ネタバレ!バッドエンドを回避できる?
  3. 悪役令嬢の中の人の登場人物・キャラ一覧
  4. 悪役令嬢の中の人に関する感想や評価
  5. 悪役令嬢の中の人のネタバレまとめ

悪役令嬢の中の人とは?

悪役令嬢の中の人〜断罪された転生者のため嘘つきヒロインに復讐いたします〜の概要

『悪役令嬢の中の人』はまきぶろさんによるライトノベルで、「小説家になろう」で短編小説として掲載されました。連載版の小説もあり、こちらは短編小説に肉付けされた内容になっています。連載版の小説は書籍化され、一迅社ノベルスより全2巻が刊行されています。その後、悪役令嬢の中の人は漫画化され、『悪役令嬢の中の人~断罪された転生者のため嘘つきヒロインに復讐いたします~』のタイトルでpivivコミックに掲載されました。

悪役令嬢の中の人は百合作品?

悪役令嬢の中の人は、エミとレミリアがお互いの幸せのために奮闘する話になっています。特にエミに対するレミリアの執着は激しく、レミリアはエミの幸せだけを願って行動しています。エミとレミリアは相思相愛の仲であるため、百合作品のひとつに数えることができるでしょう。ただ、エミとレミリアが直接顔を合わせることはなく、百合作品とはいっても直接的な愛情表現があるわけではありません。

悪役令嬢の中の人のなろう版と書籍版の違い

悪役令嬢の中の人の小説には、なろう版と書籍版があります。書籍版はなろう版の小説をもとに作られているため、内容に大きな違いはありません。ただ、書籍版にするにあたって加筆修正が加えられ、描写がより詳しくなっているところもあります。

悪役令嬢の中の人~断罪された転生者のため嘘つきヒロインに ...

悪役令嬢の中の人の漫画ネタバレ!バッドエンドを回避できる?

漫画版の悪役令嬢の中の人~断罪された転生者のため嘘つきヒロインに復讐いたします~は、2024年3月現在でも連載が続いています。ここでは、悪役令嬢の中の人~断罪された転生者のため嘘つきヒロインに復讐いたします~のあらすじネタバレを、1話から12話までまとめて紹介します。大まかな内容が知りたい人は、ぜひあらすじネタバレをチェックしてみてください。

1話〜3話あらすじネタバレ

漫画版1話から3話の、あらすじネタバレを紹介します。公爵令嬢のレミリアは、幼い頃に高熱を出して寝込みました。そのとき、他人に体を乗っ取られ、レミリア自身は意識の奥への押しやられます。レミリアの体に憑依したのは、日本の大学生のエミでした。エミはしばらくレミリアの体で過ごすうちに、ここが乙女系ゲームの中であることに気づきます。レミリアは、そのゲームで悪役令嬢として破滅する運命のキャラだったのです。

ゲームのレミリアが大好きだったエミは、レミリアの運命を変えるために奔走します。レミリアは心優しいエミに好感を覚え、いつしかエミを応援するようになっていました。エミは学園に入学し、友人たちと幸せな日々を送ります。しかし、ゲームのヒロインである星の乙女・ピアが登場したことで、エミの生活は一変します。ピアは周囲の人間に取り入り、エミを孤立させていきます。

エミの周りからは徐々に人がいなくなり、エミは絶望とともに心を閉ざしました。エミの代わりに本来の自分の体に戻ったレミリアは、エミの無念を晴らすためにピアたちに復讐を誓います。そして、田舎に移り住み、復讐のための準備を始めました。レミリアは使用人たちに良い印象を与えつつ、ピアが使っていた課金アイテムの店を発見します。店主が魔族であると見抜いたレミリアは、店主のソーンを自分の領地に招きます。

4話〜6話あらすじネタバレ

漫画版4話から6話の、あらすじネタバレを紹介します。レミリアはソーンを自分の領地へと招き、ピアが悪用していたアイテムの販売を停止することに成功しました。また、他の魔族を移住させる約束をソーンに取り付け、村を形にしていきます。レミリアは冒険者ギルドに登録し、ピアの代わりにゲームを進めることにします。

冒険を続けながら人々を救い続けたレミリアは、いつしか崇拝されるようになっていました。あるときレミリアはドワーフ国を訪れ、火の神の姫巫女のプシュークに謁見します。レミリアの目的は、プシュークから聖鎧をもらい、世界の災厄となる神を倒すことでした。

7話〜9話あらすじネタバレ

漫画版7話から9話の、あらすじネタバレを紹介します。聖鎧を得たレミリアは、「天界の主」と呼ばれる神を倒して領地へ戻ります。領地に戻ると、そこにはかつてエミが仲良くしていたスフィアがいました。スフィアは自分が不在の間、レミリアがピアを殺害しようとしたと聞いて驚きます。ピアにも不審を抱いたスフィアは独自に調査を始め、レミリアの潔白を確信します。

そして、家族と縁を切り、レミリアの騎士になるべくやって来たのです。レミリアは忠誠を誓うスフィアを信用し、騎士としてそばに置くことを決めます。その後、ソーンに頼んで魔王に会わせてもらったレミリアは、魔族の「狂化」を解決する手段があると伝えます。さらに、世界を丸ごと救ってみせると宣言したのでした。

10話〜12話あらすじネタバレ

漫画版10話から12話の、あらすじネタバレを紹介します。レミリアを信用した魔王のアンヘルは、ともに創世神に戦いを挑むことにします。弟のクリムトはレミリアのことを警戒していましたが、徐々に心を開くようになりました。アンヘルとクリムトの信頼を得たレミリアは、アンヘルと一緒にダンジョンへ向かいます。そこで創生神からの奇襲を受けますが、レミリアとアンヘルはお互いをサポートしながら上手く戦います。

そして、2人は創世神に勝利し、魂を抜き出すことに成功しました。創世神の魂は、娘である浄化の女神・レンゲが受け取ります。レンゲはすべてを解決してくれたレミリアとアンヘルにお礼を述べ、レミリアに「浄化の乙女」の称号を授けました。その後、無事村へと戻ったレミリアは、アンヘルに魔界と人間界をつなぐ転移門を作りたいと言い出しました。

悪役令嬢の中の人の登場人物・キャラ一覧

ここまでは、悪や令嬢の中の人悪役令嬢の中の人~断罪された転生者のため嘘つきヒロインに復讐いたします~の1話から12話のあらすじネタバレをまとめました。あらすじネタバレに続き、作中に登場するキャラについて見ていきましょう。悪役令嬢は中の人には、レミリアやエミと関係の深いキャラが何人か出てきます。

これらのキャラは、漫画版の悪役令嬢の中の人~断罪された転生者のため嘘つきヒロインに復讐いたします~でも変わらず登場します。ここでは、悪役令嬢の中の人の小説版や漫画版の序盤で活躍する、主なキャラについて解説します。

登場人物①エミ

悪役令嬢の中の人のエミは、日本で暮らしていた大学生です。本名は小林恵美で、ある日突然「星の乙女と救世の騎士」というアプリゲームの中に転生してしまいます。エミが転生したのは、ゲームの中の悪役令嬢であるレミリアでした。エミは非常に心優しい女性で、自分のことよりも残された家族を心配しました。また、ゲームの推しキャラであったレミリアに感情移入し、レミリアを幸せにするために努力するようになります。

登場人物②レミリア・ローゼ・グラウプナー

レミリア・ローゼ・グラウプナーは、悪役令嬢は中の人の主人公であるレミリアのフルネームです。「星の乙女と救世の騎士」の悪役令嬢として生きていましたが、ある日体をエミに乗っ取られます。最初は体を奪ったエミに怒りを感じていましたが、エミの優しい性格や温かな感情にほだされていきます。

レミリアはエミの日常をのぞくことが日課となり、エミの幸せを願うようになりました。しかし、星の乙女の出現でエミが断罪され、レミリアはエミを傷つけた人々への復讐を企てることになります。レミリアはエミとは違って苛烈な性格ですが、普段はエミのフリをして穏やかで優しい女性を演じています。

登場人物③ピナ・ブランシュ

悪役令嬢の中の人のピナ・ブランシュは、エミを陥れた張本人です。ピナはエミと同じ転生者で、「星の乙女と救世の騎士」の内容をすべて知っていました。レミリアや攻略対象者の行動がゲームと異なっていたことから、レミリア(エミ)も転生者であると見抜きます。ピナは課金アイテムを使って周囲の人間を虜にさせ、レミリアに濡れ衣をかぶせました。ピナは自分のことしか考えない我がままな性格で、徐々に醜悪な姿が明るみになっていきます。

登場人物④ウィリアルド

悪役令嬢の中の人のウィリアルドは、国の第二王子でレミリアの元婚約者です。レミリアとは幼なじみで、幼い頃は人望も厚く博識なレミリア(エミ)に嫉妬していました。しかし、レミリア(エミ)が自分のために努力を続けていたことを知り、彼女に好意を抱くようになります。ウィリアルドはレミリアと将来を誓いますが、ピアにそそのかれされてレミリアに婚約破棄を言い渡しました。

登場人物⑤デイビット

悪役令嬢の中の人のデイビットは、騎士系の家に生まれた次男です。兄の剣の腕に劣等感を抱いているキャラで、ゲームでは星の乙女に才能を認められることになります。エミが転生した世界では、剣技に優れているレミリア(エミ)にも劣等感を抱くようになりました。

デイビットは強くなるため1人で森に入り、魔物相手に危機的状況に陥ります。そこをレミリア(エミ)に助けられ、彼女を慕うようになります。しかし、ウィリアルドと同じくピアの虜となり、最終的にレミリア(エミ)を裏切りました。

登場人物⑥ステファン

悪役令嬢の中の人のステファンは、王宮魔導士長の息子です。ステファンは音楽家になることを夢見ていましたが、反対されるのを恐れて父親に言い出せずにいました。しかし、レミリア(エミ)に背中を押され、自分の望む道に進むことになります。その後も、レミリア(エミ)によって励まされ続けたステファンは、彼女に心惹かれていきます。ステファンもピアにそそのかされ、レミリア(エミ)を裏切ったうちの1人です。

登場人物⑦クロード

悪役令嬢の中の人のクロードは、レミリアのいとこです。父親が亡くなったことで、レミリアの義弟となります。レミリア(エミ)によって深い愛情を与えられたクロードは、天真爛漫な少年に育ちました。レミリア(エミ)に淡い恋心を抱くようになりますが、その気持ちは胸の内に秘めています。クロードもピアによってレミリア(エミ)から離れ、彼女を裏切ることになりました。

悪役令嬢の中の人に関する感想や評価

悪役令嬢の中の人は、レミリアが転生者のエミのために復讐を進めるストーリーです。エミのためだけに生きるレミリアに、「尊い」「愛が深い」という感想がありました。また、エミを想うレミリアが好きだという感想や、エミに対するレミリアの執着が良いという感想も見られます。

悪役令嬢の中の人には、「面白い」という感想が多く寄せられています。令嬢モノの作品に飽きた人でも、悪役令嬢は中の人は面白く感じたようです。悪役令嬢は中の人を、おすすめ漫画として上げる人が大勢いました。

漫画版の悪役令嬢の中の人〜断罪された転生者のため嘘つきヒロインに復讐いたします〜には、「絵が上手」という感想が上がっています。悪役令嬢の中〜断罪された転生者のため嘘つきヒロインに復讐いたします〜は普段はきれいな絵ですが、悪意などを描くシーンで作画が変わることがあります。この迫力のある絵が、人気を集めています。また、普段の絵も「美しい」と評判で、作画を高く評価するコメントが多く見られました。

悪役令嬢の中の人のネタバレまとめ

悪役令嬢の中の人〜断罪された転生者のため嘘つきヒロインに復讐いたします〜のあらすじネタバレや感想、なろう版と書籍版の違いなどをまとめました。悪役令嬢の中の人にはなろう版、書籍版、漫画版の3種類があり、なろう版と書籍版は完結しています。小説と漫画でそれぞれ違った面白さがあるため、読み比べてみるのもおすすめです。あらすじネタバレを見て内容に興味を持った人は、ぜひ実際に小説や漫画を読んでみてください。

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