サブスク不倫のネタバレあらすじ！不倫サービスにはまってしまった未知留の運命は？

『サブスク不倫』の原作者は鈴木さやかさんで、作画はMinto Studioが担当しています。2023年から、DMMブックスで配信が始まりました。平凡な専業主婦が、サブスク不倫サービスの「ビュッフェ」にはまっていく様子を描いた作品です。

サブスク不倫は、2023年に実写ドラマ化されました。実写ドラマは毎日放送の深夜ドラマ枠である「ドラマ特区」で、2023年11月から12月まで放送されました。登場人物の1人を、超特急の草川拓弥さんが演じたことでも話題となりました。主演は、佐津川愛美さんです。

サブスク不倫は実写版のドラマが放送されていたため、ドラマでタイトルを知った人もいるでしょう。ドラマは基本的に原作の内容に沿っていますが、原作漫画とは異なる部分もあります。では、サブスク不倫の原作漫画の内容はどうなっているのでしょうか？ここでは、サブスク不倫の原作漫画のあらすじネタバレを、1話から3話までまとめます。

鳥山未知留は、会社で知り合った蒼と結婚します。皆から祝福された幸せな結婚でしたが、その幸せも長くは続きませんでした。結婚してから3年も経つと、未知留と蒼の関係は冷え切ったものになってしまいます。満たされない毎日を過ごしていた未知留のもとに、ある日一通の手紙が届きます。

それは、サブスク不倫サービス「ビュッフェ」からの招待状でした。不倫に興味がなかった未知留は、怪しさを感じながらその手紙を捨てます。その後も未知留は蒼から女として見られない寂しさを感じながら、むなしい日々を過ごしていました。ある晩、夜の誘いを拒否された未知留は、気分を紛らわせるために親友の有紀にメッセージを送りました。

そこで、有紀からサブスク不倫を勧められます。未知留は不倫はいけないことだと思いつつも、有紀の「旦那を愛しているから不倫をする」という言葉に揺れます。そして、自分もサブスク不倫をすれば、蒼から振り向いてもらえるかもと思い始めるのでした。

有紀の言葉にサブスク不倫に興味を持ち始めた未知留でしたが、やはり不倫は良くないと自分にブレーキをかけます。そして、もう一度外で働こうと思い立ちます。そのことを蒼に告げた未知留でしたが、蒼に即座に反対されました。しかし、すでに面接日が決まっていたため、蒼に黙って面接へと向かいます。面接は何も問題なく進み、未知留は採用されることが決まりました。

未知留は蒼に面接に合格したことや、店長がとても良い人だったことを伝えます。しかし、蒼は店長が男だと知ると、強い口調で未知留の仕事を禁じました。仕事を許可してもらえなかった未知留は、親友の有紀と絵里子に蒼の愚痴をこぼします。そこで有紀が、再びサブスク不倫を勧めてきました。

有紀からサブスク不倫のメリットや安全性を聞いた絵里子は、サブスク不倫のサービスを試してみることにします。絵里子からもサブスク不倫を勧められた未知留は、とりあえずお試し登録だけしてみることにしました。すると、すぐに男性からメッセージが届きました。

一緒にサブスク不倫サービスに登録した絵里子は、いくつも送られてくるメッセージに楽しそうに反応します。未知留にもすでにメッセージが何通も来ていましたが、未知留は絵里子たちのように盛り上がることはできませんでした。かたくなに誰とも会わないと言う未知留に、有紀は「旦那にないものをビュッフェで埋めればいい」とアドバイスします。

その夜、未知留は遅くまで帰ってこない蒼を待ちながら、既読にもならないメッセージ画面を見てため息をつきます。すると、絵里子から「ビュッフェを使ってデートしてきた」というメッセージが届き、楽しそうな様子に心が揺れます。

それでも未知留は不倫への抵抗感が消せず、サービスを使おうと決意することはできませんでした。そこへ、ブッフェを通じてタクミという男性からメッセージが届きます。そのメッセージを開いた未知留は、「会ってみませんか？」という文字を見てドキッとするのでした。

サブスク不倫の原作漫画は、30話までが配信されています。30話には最終回と書かれていませんが、DMMブックスではサブスク不倫は完結扱いになっています。そのため、30話が最終回と見て良さそうです。ここでは、サブスク不倫の原作漫画の、30話の内容を紹介します。結局サブスク不倫を始めてしまった未知留は、徐々に不倫の魅力に取り憑かれていきます。

そして、最初抱いていた罪悪感もなくなり、「蒼のため」ではなく自分の快楽のためにサブスク不倫サービスを使うようになります。ところが、そのような生活がいつまでも続くはずはなく、未知留の不倫は結局蒼にバレてしまいます。蒼は未知留の不倫を許し、2人は元通りの生活に戻りました。しかし、未知留の頭からこれまでの不倫が消えることはなく、未知留は蒼を拒絶するようになっていきます。

久しぶりに有紀と絵里子の2人に会った未知留は、2人から近況を尋ねられました。楽しく結婚記念日を過ごしたと言う未知留に、有紀は安心したように「旦那と元通りで良かった」と言います。しかし、未知留は完全に元通りになったとは思っておらず、不倫の罪を一生背負わなければならないと考えていました。さらに、「結婚する覚悟が足りなかった」と続ける未知留に、有紀と絵里子はある予感を覚えます。

その夜、未知留は意を決したように蒼に話しかけ、離婚届を差し出しました。未知留は蒼の気持ちを考えれば考えるほど苦しくなり、蒼と一緒にいるのが辛かったのです。未知留の意志が揺るがないことを知った蒼は、離婚を受け入れました。そして、未知留は荷物をまとめ、家から出ていったのでした。サブスク不倫原作漫画の30話は、ここで話が終わっています。

遠回りをして関係を再構築したかのように見えた未知留と蒼でしたが、結局は離婚という結末を迎えました。不倫をする前から、すでに2人の関係は破綻していたのでしょう。離婚のきっかけが不倫だっただけで、不倫をしなくても遠からず離婚した可能性が高いです。サブスク不倫のドラマでも、最終回は離婚という結末になりました。

続いて、サブスク不倫の見どころを紹介します。サブスク不倫の注目ポイントは、「ビュッフェ」というサブスク不倫サービスです。不倫を斡旋するところは出会い系に似ていますが、ビュッフェには出会い系にはないサービスが充実しています。例えば、デートをするための服をレンタルしてくれたり、会員になれば無料でエステなども使い放題になります。

また、もっと上のランクの会員になると、不倫のアリバイを作ってくれたり、不倫がバレたときの弁護士までつけてくれます。サブスク不倫では主人公が単に不倫をするだけでなく、ビュッフェのサービスにのめり込んでいく様子がリアルに描かれています。タイトルにもある「サブスク不倫」という斬新な設定が、この作品の一番の見どころだといえるでしょう。

サブスク不倫には、サブスク不倫サービスという設定に驚く感想が見られました。近年さまざまなジャンルで「サブスク」というシステムが導入されていますが、不倫までサブスクしてしまうという発想は斬新です。サブスク不倫というタイトルで、内容に興味を持った人も多いでしょう。

サブスク不倫には、「主人公の描写がリアル」という感想が上がっています。サブスク不倫は「不倫のサブスクサービス」という非現実的な設定をテーマとしながらも、登場人物の心情は非常にリアルです。このリアルな描写が、読者を作品に惹きつける要因のひとつになっているといえるでしょう。

サブスク不倫には、ドラマに関する感想も寄せられています。サブスク不倫のドラマの最終回には、「モヤモヤする」という感想が見られました。その他、「斜め上の結末だった」「楽しかった」など、人によってさまざまな感想が上がっています。

サブスク不倫の原作漫画のあらすじネタバレや、作品の見どころ、感想などを紹介しました。サブスク不倫の主人公は満たされない夫婦生活の寂しさを埋めるため、不倫のサブスクサービスに手を出してしまいました。しかし、結局不倫で幸せが手に入ることはなく、夫婦生活は終わりを告げます。サブスク不倫はドラマにもなり、ドラマでも原作漫画と同じく主人公に幸せは訪れませんでした。