【Gメン】ネタバレあらすじと最終回の結末!映画化で話題となった不良漫画を解説

漫画「Gメン」のあらすじを、最終回までネタバレ特集します。Gメンは、2010年代中盤から終盤にかけて、週刊少年チャンピオンに連載されていました。チャンピオン漫画の潮流とされるヤンキー漫画でありながら、「ギャグと感動エピソードのバランスが良い」という感想と高評価を得てきたのです。この記事では、Gメンの漫画のあらすじを最終回までネタバレ紹介しながら、登場キャラクター一覧、原作漫画と実写映画版との違いなどを取り上げていきます。

【Gメン】ネタバレあらすじと最終回の結末!映画化で話題となった不良漫画を解説のイメージ

目次

  1. Gメンとは?
  2. Gメンのあらすじや見どころネタバレ
  3. Gメンの最終回の結末ネタバレ!打ち切りだった?
  4. Gメンの登場人物・キャラ一覧
  5. Gメンの実写映画とは?原作との違いはある?
  6. Gメンに関する感想や評価
  7. Gメンのネタバレまとめ

Gメンとは?

「Gメン」は、2010年代中盤から終盤にかけて、週刊少年チャンピオンの看板作品の一つだった漫画です。チャンピオン漫画の潮流とされる不良ものでありながらギャグが満載で、それでいて泣けるストーリー展開も多いことから幅広い層の人気と支持を獲得してきました。この記事では、Gメンのあらすじを最終回まで紹介していきます。併せて、メインキャラクターや実写映画版、読んだ方の感想を取り上げるため、参考にしてください。

Gメンの概要

Gメンの漫画は、週刊少年チャンピオン2014年52号から2018年18号まで、全161話が連載されました。コミックスは、18巻にまとめられており、全話が完全収録されています。また、Gメンのコミックスは、Kindle版などの電子書籍も刊行されました。その他にもLINEマンガやピッコマ、めちゃコミック、コミックシーモアなどのWeb漫画配信サイトで読むことができます。さらにGメンは、2023年に実写映画版が公開されました。

Gメンの作者

Gメンの原作者は、小沢としおです。小沢としおは、1968年4月26日に兵庫県神戸市で生まれ、岐阜県で育ちました。血液型はO型で、プライベートでは2007年に結婚しており、一児の父であることを明かしています。また、小沢利雄名義で執筆した漫画があることも判明しました。小沢としおは、週刊少年チャンピオンや月刊少年チャンピオンなど、一貫して秋田書店で活躍している漫画家です。

小沢としおは、岐阜県立羽島北高等学校卒業後の1997年に、漫画「フジケン!!」が「第49回週刊少年チャンピオン新人まんが賞」に入選しました。そして、1998年に「フジケン」を週刊少年チャンピオンに連載させて、本格的に漫画家デビューしたのです。彼は不良漫画を得意としており、柔らかい画風にも拘わらず迫力のある喧嘩シーンや、切れ味鋭いギャグなどで人気と支持を集めてきました。

小沢としおの主な代表作品には、デビュー作にしてコミックス22巻の長期連載となった「フジケン」があります。また、「ナンバMG5」は続編の「ナンバデッドエンド」とともに小沢としお最大のヒット作品として知られ、2022年に間宮祥太朗主演でテレビドラマ化されました。さらに、小沢利雄名義の作品として「ダンコン」と「チェリー」を発表するなど、精力的な執筆活動をしてきたのです。

Gメン 第1巻 | 秋田書店

Gメンのあらすじや見どころネタバレ

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小沢としお原作の不良ギャグ漫画のGメンは、近年LINEマンガなどのWebコミック配信サイトで読むことができるため、「あらすじを見て興味が出て、読んでみたら面白かった」などの感想が多数寄せられているとのことです。また、あらすじからファンになった読者も多いとのことで、ストーリーテリングの面白さが高評価されていました。この章では、Gメンの漫画のあらすじと見どころを、ネタバレを含めながら取り上げていきます。

Gメンのあらすじネタバレ

Gメンの原作漫画のあらすじをネタバレしますと、次の通りです。主人公の門松勝太は、決してルックスが悪くないものの、「彼女いない歴=年齢」の高校1年生でした。勝太は、ただモテたいという一心で、私立武華高校に転校します。同校は、周囲2km以内に4つの女子高があり、卒業までの童貞喪失率120%という驚異的な数字を誇るモテ校として知られており、勝太もその高評価と感想にあやかってわざわざ転校したのでした。

勝太は、1年G組に編入されました。ところが、G組は学校中の問題児を集めた吹き溜まりのようなクラスであり、G組落ちはあっても上に上がれないというシステムだったのです。おまけにG組だけ赤いネクタイとさせられ、校舎もボロなど露骨な差別待遇が行われていました。その噂は周囲にも広がっており、G組男子だけは女子高からも相手にされていません。その事実を知った勝太は落ち込みましたが、すぐにプラス思考になります。

勝太は、転校初日に1年G組のクラスメイトの梅田真大や薙竜二、そして肝田茂樹らとつるむようになりました。下校途中、勝太たちは、里中唯という白桜学園の女子高生が、武華の八代省吾につきまとわれているところに遭遇します。八代は、同校の表向きの頭の兄の権威を笠に着ており、強引に唯を口説こうとしていました。唯のかわいさに一目惚れした勝太は、梅田たちの制止も聞かずに八代から唯を引き離そうとしたのです。

Gメンの見どころ

Gメンは、「あらすじを読んで関心を持った」という感想を持つファンもいれば、「あらすじだけでは伝わらない魅力や見どころがある」などの感想も見受けられる漫画とのことです。多くのファンや読者が見どころとして挙げているのは、「Gメンが単なる不良漫画ではない」との点でした。特に、本来であれば「肥溜め」とまで揶揄されている1年G組のキャラクターたちが、皆一様に個性的で魅力があるという評価が定着しているのです。

主人公の門松勝太と、自ら進んでG組堕ちしたイケメンの瀬名拓美の二人が読者人気が高いことはもちろんのこと、オヤジキャラの梅田真大やキモキャラの肝田茂樹のような人物にも、根強いファンがいるのです。これは、G組のメンバーがストーリー進展とともに勝太を中心にまとまっていき、信頼できる仲間関係を築いたことが理由でした。そのため、Gメンには熱い話や感動できるエピソードが多く、ファンを惹きつけているのです。

また、Gメンはギャグ漫画の側面も有している作品です。勝太自身もコメディーリリーフとしての役割を担っていますが、肝田がギャグメイカーとして八面六臂の活躍を見せていました。瀬名もまた、そうしたコメディー面でも機能しています。Gメンで展開されるギャグは、先鋭的なものから古典的なお笑い、そして下ネタに至るまで無尽蔵に繰り広げられており、「読む者を飽きさせない面白さがある」という感想と高評価を得てきました。

Gメンの最終回の結末ネタバレ!打ち切りだった?

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小沢としお原作の学園ギャグ漫画Gメンは、2018年に最終回を迎えており、「完結作品だから安心して読める」との感想を持たれているとのことです。その一方で、2024年現在になっても、Gメンには打ち切り最終回の噂が出ていました。なぜ、そのような説が起こったのでしょうか?この章では、Gメンの漫画の最終回あらすじをネタバレを交えて取り上げるとともに、どうして打ち切り最終回説が出たのかについて、考察紹介します。

Gメンの最終回の結末ネタバレ

Gメンの原作漫画の最終回あらすじを紹介する前に、最終回に至るまでのあらすじを取り上げます。武華高校の1年G組に転校した門松勝太は、持ち前の正直さと義理堅さ、そして人並外れた喧嘩の強さで校内でその知名度を上げていきました。そして、瀬名をはじめとする仲間たちとも交流を深めながら、「松怒クロスボーン」や「天王会」などの半グレ集団たちとの抗争でも勝利を収め、その名を校外にまで拡大させていったのです。

友人関係や喧嘩方面では絶好調の勝太でしたが、なぜか女の子にはモテない状況が続きます。最終回までの間で、一番相思相愛になったのは、コンビニ店員の高見真由でしたが、悲恋に終わりました。その後、勝太は天王会絡みで出会ったレディースチーム「黒天使」の総長上城レイナに惚れられます。当初は彼女のことを邪険にしていた勝太でしたが、天王会との抗争後に彼女の人柄に触れて以降は、徐々に親交を深めていきました。

Gメンの最終回では、両想いになりながらもなかなかレイナに気持ちを打ち明けられない勝太が、仲間のアドバイスもあり、ついに告白しました。そして、レイナも想いを受け入れたことから、二人は付き合うことになったのです。それから5年後、高校を卒業した勝太は、レイナと結婚して2人の子供をもうけました。仲間たちと再会した勝太は、皆それぞれ社会人として真面目に暮らしていることを知って、大いに喜んだのです。

Gメンは打ち切りだった?

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2024年3月現在、Gメンの漫画をインターネットで検索すると、「Gメン 打ち切り」という予測変換が出てくるとのことです。結論を先に書きますと、Gメンの最終回は打ち切りではありません。先のあらすじで挙げたように、同作品はストーリーがきちんと完結しています。また、原作者の小沢としおも、週刊少年チャンピオン編集部も、打ち切り説については何も語っていないのです。それでは、なぜ打ち切り最終回説が出たのでしょうか?

Gメンの打ち切りの噂の理由

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Gメンの原作漫画の打ち切り最終回説が出た理由は、「ストーリーの終盤が駆け足で進んだように思う」というファンの考察があるとのことです。また、実写映画版について、公開時期が2022年秋予定だったものが、2023年8月に延期されたことと、原作漫画の最終回を混同した人が打ち切り説としてネット上に流布したという推察も見られました。しかしながら、最終回説の具体的な真相は不明です。

なお、Gメンの実写映画版の公開が、予定よりも1年近く延期された理由は、制作陣に新型コロナウイルス感染者が出たことと、追加撮影の必要が出たことであることが明かされており、多くのファンを安心させました。

Gメンの登場人物・キャラ一覧

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週刊少年チャンピオンの2010年代を支えた作品として知られる不良漫画のGメンは、「勝太たち登場キャラクターに魅力がある」という感想を寄せられていました。特に、1年G組のメンバーに人気が集中しているとのことです。Gメンには、いったいどのような個性と魅力を有した人物が登場するのでしょうか?この章では、Gメンのメイン登場キャラクターを、一覧にまとめてネタバレも含めながら紹介していきます。

登場人物①門松勝太

Gメンの主人公は、門松勝太です。勝太は、黒髪短髪で真面目そうな風貌の少年に描かれていました。しかし、実際の彼は、女の子にモテたいがためにわざわざ武華男子高校に転校してきたほどの女好きであり、根っからのスケベであることも判明しています。また、学校の成績はあまり良くありませんが、一本筋の通った性格をしており、掃き溜めや肥溜めと形容された1年G組にもすぐに溶け込み、順応性の高さも見せていました。

勝太は、その見た目からは想像できないほど喧嘩が強いことがわかっていて、Gメンのストーリーの中でも並みいる強敵との戦いに勝利してきました。そして、仲間思いであることから、G組のメンバーをはじめ先輩後輩を問わず、多くの人たちから信頼されています。その反面、恋愛はなかなか成就することがなく、あらすじの項でも触れたように失恋や悲恋を重ねていきますが、最終的には上城レイナと結ばれました。

なお、勝太には奈々美という美少女の妹がいます。兄妹の仲は基本的に良いのですが、女の子にモテるために手段を選ばないことや、自分に過干渉する勝太に奈々美が呆れている描写も見られました。また、門松家には、マルちゃんという犬がいます。勝太は、モテようとしてペットを使うこともあり、マルちゃんは彼を下に見ているのです。実写映画版では、勝太役を俳優の岸優太が演じました。

登場人物②瀬名拓美

瀬名拓美は、Gメンの登場キャラクターの中でも、「武華のプリンス」と形容される屈指のイケメンです。茶髪ロングヘアが特徴的な瀬名は、当初武華の1年A組に在籍する優等生でした。初登場時から女性にモテまくっており、それでいて勝太たちを見下すことをしないなど、性格的にも貴公子然としていたのです。しかし、八代省吾の策略に嵌り、勝太が女生徒を殴ったという嘘の情報を刷り込まれて、彼と一対一の勝負をさせられました。

勝太に敗れ、彼の女性への暴力説が八代の策略だったこともわかった瀬名は、その後自ら進んで1年G組に編入しました。G組堕ちした後でも、瀬名が女の子からモテる描写は変わっていません。そして、勝太をはじめとするG組メンバーと完全に打ち解けて仲間になりました。しかし、彼にはあるコンプレックスが存在することが判明します。実は、瀬名はEDだったのです。幼少期に経験した性的な出来事が、彼をその方面で臆病にしました。

EDに悩み続ける彼でしたが、G組の担任女教師天宮瞳を、元彼のストーカー行為から救ったことがきっかけで、克服することができました。その後は、瞳に恋心を抱き続けているのです。なお、実写映画版では瀬名役を、竜星涼が演じました。

登場人物③梅田真大

梅田真大は、武華男子高校1年G組の生徒です。逆立てた金髪にサングラス、そして無精髭や恰幅の良い体型などで、老けて見られますが留年などはしていません。勝太は、校内を案内してくれた彼のことを先生と勘違いし、女子生徒は不動産屋だと思っていました。このように強面の容姿をした梅田ですが、決して粗暴な性格ではなく、義理人情に厚いキャラクターであることが判明しています。また、家族を大事にしていました。

母子家庭で育った梅田は、自分の行動から出た災いが母親に降りかかるのを防ぐために、あえて八代のリンチを受けたことがありました。また、梅田の祖母はスナックを営んでいて、彼女のことも大事にしています。梅田には生き別れた兄のヒロキがおり、後に対峙しました。武華の近くにある菫女子高校には、彼の幼馴染で思いを寄せている藤本ミナがいます。実写映画版で梅田役を演じたのは、SixTONESの森本慎太郎でした。

登場人物④肝田茂樹

肝田茂樹は、1年G組の男子生徒です。ロングヘアに眼鏡、太った体型など見るからにオタクのテンプレートのような風貌をしていますが、外交的でG組の不良とも対等に話せるスキルと度胸を有していました。しかしながら、性格は「変態」の一語に尽き、常に女性のことばかり考えています。また、嫉妬深く、勝太が女の子とデートする際には、呪詛とも取れる言葉を投げかけていました。

肝田には、身長175cmで体重80kgの中学生の弟がおり、彼としょっちゅうプロレスごっこをしているため、スタミナはないものの喧嘩のスキルも決して低くありません。肝田は、勝太たちと海でアルバイトした際に、幽霊のちひろに霊界へと連れて行かれそうになりました。それでいて、黒天使のチーコと良い仲になり、G組の中で真っ先に童貞を卒業したのです。実写映画版で肝田役を演じたのは、矢本悠馬でした。

登場人物⑤薙竜二

薙竜二は、1年G組の生徒です。左頬に大きな傷跡があり、G組の中でも武闘派として知られていました。また、「戦争じゃー!!」が口癖で、すぐに喧嘩をするキャラクターです。それでいて、義理人情に熱いところがあり、出会ったばかりの肝田を守った過去が描かれていました。また、元カノの五月がトラブルに巻き込まれた際にも、漢気を見せています。実写映画版で薙役を演じたのは、お笑いコンビEXITのりんたろーでした。

Gメンの実写映画とは?原作との違いはある?

カチンコとフィルム イメージ画像

小沢としお原作の大ヒット不良ギャグ漫画のGメンは、連載終了から5年後の2023年に実写映画版が公開されました。実写映画版については、「原作漫画に忠実な映画化で良かった」という感想が大勢を占めたといわれています。また、「キャスティングや脚本がいい」という感想も多かったとのことです。この章では、Gメンはの実写映画版について取り上げながら、原作漫画と映画版との違いを考察紹介していきます。

Gメンの実写映画とは?

Gメンの映画版は、2023年8月25日に、全国公開されました。当初は2022年秋公開予定でしたが、先述の通りコロナ禍の影響などで延期されたのです。同作品の監督は、「劇場版 おっさんずラブ~LOVE or DEAD~」などで有名な瑠東東一郎が手がけました。映画の主題歌は、ザ・クロマニヨンズの「ランラン」です。Gメンの実写映画版は、週末興行成績ランキングにて、動員14万9900人・興行収入2億円の第2位にランクインしました。

Gメンの実写映画版は、ブルーレイとDVDがリリースされました。また、Amazon Prime VideoやNetflixなど、複数の有料動画配信サービスにて容易に鑑賞することができます。

Gメンの実写映画と原作との違い

AとBのプラカード イメージ画像

Gメンの実写映画版は、「原作漫画を忠実に再現した作品」という感想と評価が寄せられています。しかし、全18巻のストーリーを丸々映画化することは不可能なため、人気のあるエピソードや映画化しやすいシーンが実写化されたとのことです。そのため、うるさ型の原作ファンからも高い評価を得ました。その一方で、原作の最終回が実写化されなかったことから、続編を希望するファンも多いといわれているのです。

Gメンに関する感想や評価

この章では、小沢としお原作の傑作不良ギャグ漫画のGメンに関するX(Twitter)でのつぶやきを、いくつか取り上げていきます。Gメンは、インターネット上でどのような感想や評価を受けているのでしょうか?

こちらは、Gメンの原作漫画の大ファンだと思われる方のツイートです。同作品をリアルタイムで読んでいたようで、面白くてかっこ良く、ハマることができる漫画だという感想をつぶやいていました。

こちらは、Gメンの原作漫画を読んでいたと思われる方のツイートです。同作品について、面白い作品だという感想とともに、肝田茂樹が推しキャラクターであるとつぶやいています。

こちらは、Webコミック配信サイトでGメンを読んでいると思われる方のツイートです。毎日2話ずつ読み進めているとのことで、瀬名拓美がEDを克服したシーンが良かったという感想をつぶやいていました。

Gメンのネタバレまとめ

まとめ イメージ画像

この記事では、週刊少年チャンピオンに連載されていた不良ギャグ漫画のGメンについて、あらすじネタバレ紹介を中心に特集してきました。実写映画化されたことで、新規ファンが増え続けているとされるGメンの漫画を、是非一度読んでください。

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