夫の扶養から抜け出したいのネタバレあらすじ!ラストの結末や最終回の感想は?

夫の扶養から抜け出したいのネタバレあらすじを紹介します。モラハラ夫に悩む専業主婦・ももこが、夫の支配から自由になるべく、自立を目指して奮闘する姿を描いた作品です。夫婦のリアルな問題を散りばめたストーリー展開が読者の共感を呼ぶ話題作です。ここでは、夫の扶養から抜け出したいの漫画あらすじや最終回・結末ラストをネタバレ紹介します。その他、漫画の感想等もまとめました。

夫の扶養から抜け出したいのネタバレあらすじ!ラストの結末や最終回の感想は?のイメージ

目次

  1. 夫の扶養から抜け出したいとは?
  2. 夫の扶養から抜け出したいの第1章~第5章ネタバレ
  3. 夫の扶養から抜け出したいの第6章~第10章あらすじネタバレ
  4. 夫の扶養から抜け出したいのラストの結末は?続編はある?
  5. 夫の扶養から抜け出したいの登場人物・キャラ一覧
  6. 夫の扶養から抜け出したいの見どころ
  7. 夫の扶養から抜け出したいに関する感想や評価
  8. 夫の扶養から抜け出したいのネタバレまとめ

夫の扶養から抜け出したいとは?

夫の扶養から抜け出したいの作品紹介・イメージ画像

ネット広告で取り上げられる機会が多く、見た人をイライラさせる夫のモラハラ発言が注目を集めた夫の扶養から抜け出したいの漫画。モラハラ夫を見返そうと一念発起した専業主婦の奮闘を通じて、夫婦のリアルな問題が描かれています。以下では、夫の扶養から抜け出したいの漫画のあらすじや最終回・結末ラストをネタバレ紹介します。その他、漫画の登場人物や面白い見どころ、感想などをまとめました。

夫の扶養から抜け出したいの概要

夫の扶養から抜け出したいの概要・イメージ画像

ネット広告での夫のモラハラぶりが話題を呼んだ、夫の扶養から抜け出したいの漫画。「ふよぬけ」の略称で知られ、めちゃコミック等の電子書籍サイトにて配信されています。

夫の扶養から抜け出したいの作者

夫の扶養から抜け出したいの作者・イメージ画像

読者の共感を呼ぶリアルなストーリー展開で注目を集める、夫の扶養から抜け出したいの漫画。作者はゆむい先生で、先生の実体験をベースに漫画が執筆されました。

夫の扶養から抜け出したいの第1章~第5章ネタバレ

夫の扶養から抜け出したいの第1章~第5章ネタバレ・イメージ画像

2歳の息子を育てながら、家事・育児と忙しい日々を送る専業主婦のももこ。一方、夫は仕事を理由に家事を手伝おうとせず、ももこに対して辛く当たっていました。夫に養ってもらっていることを理由に、じっと耐えていたももこ。しかし、ある出来事を機にももこは、夫からの自立を目指します。以下では、夫の扶養から抜け出したいから、漫画第1章~第5章あらすじをネタバレ紹介します。

第1章あらすじネタバレ

専業主婦のももこは、サラリーマンの夫に代わり、家事と育児を両立しながら忙しい日々を送っていました。息子のたるとは2歳になり、やんちゃ盛りに手を焼くももこ。最近は育児に手がかかるため家事がおろそかになってしまい、夫のつとむから落ち度を指摘されます。さらに、つとむは仕事を理由に家事を一切手伝おうとしません。収入がなければ夫に言い返すこともできないと考えるももこは、じっと耐えるしかありませんでした。

専業主婦として、家事や育児を完璧にこなしたいと思うももこ。しかし、子供が大きくなるにつれて家事をきちんとこなす余裕がなくなっていました。また、仕事から帰ってきた夫からの厳しい指摘も、ももこの自尊心を傷つけます。家庭での仕事を満足にこなせない自分に嫌気を覚えるももこ。同時に、収入を笠に着て偉そうな態度を取るつとむへの嫌悪感も増していき、夫への愛情がすっかり冷めていました。

第2章あらすじネタバレ

家庭では妻に厳しい態度を取る関白亭主のつとむですが、職場で苦労を強いられていました。つとむの職場はややブラック気味で、理不尽な上司に耐えながら仕事をこなしていました。毎日オーバーワークに追われ、ストレスも溜まる一方のつとむ。自然とももこへの当たりも強くなってしまい、いつしかストレスの吐け口にしていました。また、家事と育児に専念できる環境にいながら完璧にこなせないことにも、いら立ちを募らせます。

職場で激務に追われるつとむ・イメージ画像

自分が会社で一生懸命に働いているように、ももこにも自分も同じくらいの働きぶりを求めるつとむ。そのような考えから、専業主婦であるももこは甘えていると感じていました。妻には主婦としてしっかりしてほしい、ももこへの期待もあいまって口調が厳しくなってしまうつとむ。しかし、ももこには理不尽な発言にしか聞こえず、結婚後に人が変わったしまった夫に失望していました。

これまでは、自分を納得させる理由を言い聞かせて耐えてきたももこでしたが、ついに我慢を限界を迎えます。まずは、モラハラ夫と距離を置くべく、夫との別居を思いつきます。しかし、夫の収入だけで生活しているももこが、すぐに自立した生活を送ることは不可能でした。自分の社会的信用は夫の上に成り立っており、専業主婦のままでは団地の部屋すら借りられない現実を突きつけられます。

第3章あらすじネタバレ

モラハラ夫に苦しむももこでしたが、彼女の父親もいわゆる関白亭主であり、男尊女卑の思想が非常に強い人です。男は仕事、女は家事・育児に専念すべきという考えを持ち、ももこと母親は父親の支配に耐える日々を送っていました。また、母親も父親と同じような考えを持ち、夫の暴力に耐えていました。ももこから夫のことを相談されても、妻は何事も耐えるべきと助言し、それが正しいと思い込んでいます。

つとむの両親が営む洋食店・イメージ画像

一方、つとむの両親は洋食店を営んでおり、朝から晩まで働きづめの日々を送っていました。家は貧しかったものの、一生懸命に働いて子供2人を育て上げたつとむの両親。母親は、仕事に加え家事や育児も精力的にこなす働き者でした。つとむにとって、母親とは仕事も家事も完璧にこなせるものだと思い込んでいました。そのため、ももこにも自分の母親のようになってほしいと、無意識に求めるようになります。

しかし、仕事をしながら家庭のこともこなしていた母親と比較して、専業主婦でありながら家事を満足にこなせないももこに苛立ちを募らせていました。また、ももこも、関白亭主だった父親の姿をつとむに重ね、夫を憎らしく感じるようになります。

第4章あらすじネタバレ

夫の稼ぎだけではいずれ家計が厳しくなるとの理由から、パートに出るように命じられたももこ。さっそく、パート探しに出たものの、条件に合う仕事先が見つかりません。また、保育園にも空きがなく、子供を抱えながら仕事をすることの難しさを痛感します。そんな中、友人のアドバイスを受けて、何かひらめいたももこ。得意の絵を仕事にして収入を得ようと思いつきます。

第5章あらすじネタバレ

漫画家を目指していた過去を持つももこ・イメージ画像

漫画家を目指してアシスタント等を仕事をしていたももこでしたが、つとむとの結婚・出産を機に夢を諦めてしまった過去がありました。しかし、その時に培ったスキルを活かして、イラストを描く仕事を始めようと考えます。しかし、つとむからは変わらず否定的な言葉を浴びせられ、経済的な心配がないから夢を追えると嫌味を言われます。いつもならば、夫に反論することをしなったももこ。今回ばかりは黙っていられません。

夫への憎悪もあいまって、感情を爆発させるももこ。子供を抱えながら仕事を探す大変さを痛感し、苦労の末にたどり着いたのが、在宅ワークが可能なイラストの仕事でした。自分がどれだけ苦労して仕事をみつけたのか、つとむにも理解してほしいと訴えます。しかし、ももこの苦労は、つとむの職場での苦労に比べたら生ぬるいものに感じたでしょう。

ももこの考えに理解を示そうとせず、変わらずももこを認めないような素振りを見せるつとむ。やがて口論に発展するも、ももこは何とか仕事を始めることになりました。

夫の扶養から抜け出したいの第6章~第10章あらすじネタバレ

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つとむとの口論の末、イラストの仕事を始めたももこ。家事・育児と両立しながらの作業は苦労の連続でしたが、充実した日々を送っていました。また、収入を得られたことも自信となり、ももこに精神的な余裕が生まれます。しかし、夫からの自立が見え始めた矢先、夫婦に試練が訪れました。以下では、夫の扶養から抜け出したいから、漫画第6章~第10章あらすじをネタバレ紹介します。

第6章あらすじネタバレ

家事と育児の合間をぬってイラストの仕事を始めたももこ。1ヵ月で得た収入は3万円でしたが、ももこはここからがスタートだと前向きに捉えます。しかし、成長していく息子の育児は手を抜くわけにいかず、さらに仕事と家事もこさなければなりません。つとむの支配から自由になるためにも、収入を上げたいももこ。仕事が忙しくなるにつれて家事がおろそかになり、これまで以上に部屋が散らかってしまいます。

どうすれば仕事と両立できるのかと悩み、夫にも家事を手伝ってもらおうと考えたももこ。しかし、つとむからは、趣味の延長でやっていると言われ、仕事をしていると認めてもらえません。また、専業主婦でありながら家事をおろそかにする妻への苛立ちも増します。仕事を始めたことで日々の生活がさらに忙しくなり、夫からのモラハラもひどくなったももこ。負のループにはまってしまい、精神的に追い詰められます。

第7章あらすじネタバレ

在宅ワークであるものの仕事と家事の両立に限界を感じたももこは、正社員として働きに出ている親友・ひとみに相談します。そこで、ひとみのアドバイスから家事代行サービスの利用を検討します。家事代行といえば、富裕層が業者に依頼するという認識だったももこ。しかし、実際にサービスを利用すると家事の負担が軽減され、仕事に集中できるだけでなく精神面も楽になったと実感します。

これからは仕事と家事の無理な両立をやめて、必要に応じてサービスを利用することを検討するももこ。しかし、つとむは家事代行を依頼することに反対でした。本当はつとむにも家事を手伝ってほしかったものの、ももこはあえて言いませんでした。

第8章あらすじネタバレ

目標の金額に達したももこ・イメージ画像

息子のたるとが幼稚園に入園する時期に差し掛かった頃、ももこはイラストの仕事を精力的にこなしていました。そして、年間の収入が201万円を超えたため、配偶者控除の対象外になりました。つまり、夫の控除から外れなければならず、ももこは達成感を味わいます。自立して生活するにはまだ収入が少ないものの、もっと仕事をふやせば何とかなる見込みがつきます。

つとむから自立する日が見え始めたことで、夫のモラハラ発言も受け流せるほどの精神的な余裕もできたももこ。そんなある日、夫が通勤中に交通事故に巻き込まれ、救急車で運ばれました。大怪我を負ったものの、命に別状はなかったつとむ。しかし、精神的な限界に達し、ついに仕事を辞めたいと本音をもらします。ももこは「辞めたいなら、辞めてもいい」と答えます。

第9章あらすじネタバレ

救急車で運ばれたつとむ・イメージ画像

肋骨2本の骨折と、右腕の打撲と診断されたつとむは自宅療養に入ります。会社も辞めるのではなく、休職扱いにしてもらいます。怪我のため起き上がることもできず、布団に横たわるつとむ。一方、ももこは仕事の合間をぬって家事と育児にいそしんでいました。一日中、休みなく働くももこの姿を目の当たりにし、はじめて妻の忙しさを実感しました。

この出来事を機に、つとむへのももこへのモラハラ発言はピタリとやみ、時々ではあるものの食器洗いを手伝うようになりました。もちろん、妻の負担を少しでも軽くしようと自発的に行ったのですが、ももこからは疑いの目を向けられます。自分は家事を一切しないと強気に出ていた夫の変貌ぶりに、何か裏があるとも考えます。

自分の立場が悪くなったから、ご機嫌取りをしていると解釈するももこ。しかし、いまさら家事を手伝ってもらっても、モラハラを受けた事実は消えることがありません。夫が優しくなったのは一時的かもしれないと考え、しばらく様子を見ることにしました。

第10章あらすじネタバレ

つとむに離婚届けを突き出す・イメージ画像

夫の支配的な態度に耐え兼ね、夫からの自立を目指して仕事を頑張ってきたももこ。夫の扶養から外れるという目標を達成し、ついに離婚届を突き出しました。そして、これまでの不満を爆発させるように、ももこは胸の内を明かします。まずは、夫の扶養から外れるまで仕事を頑張った理由から話し、つとむの態度にどれだけ傷つけられたかと訴えました。

つとむの発言に傷つくももこ・イメージ画像

そして、いまさら謝罪の言葉を受けても、つとむから受けた仕打ちは消せない過去であり絶対に許さない、と怒りをぶちまけます。ももこの突然の怒りに驚愕しつつ、ようやく自分が妻に対してひどいことをした時が着いたつとむ。その後、ももことつとむは、結婚後してはじめて面と向き合って話し合います。夫からの自立を目指し、離婚を視野にいれて仕事を頑張ってきたももこ。

しかし、息子・たるとのことを思うと、離婚には踏み切れませんでした。たるとから父親を奪わないためにも、離婚を撤回しました。また、ももこ自身も本心では夫と離婚したかったわけではありません。夫婦の話し合いから、自分に自信が持てる生き方がしたかったことに気づかされます。

夫の扶養から抜け出したいのラストの結末は?続編はある?

夫の扶養から抜け出したいの最終回結末を紹介・イメージ画像

夫の交通事故をきかっけにつとむの態度が軟化してきたものの、理不尽な思いをしてきたももこの怒りが解けることはありませんでした。息子のことを思い、離婚を思いとどまったももこ。夫との関係について、どのような決断を下したのでしょうか。以下では、夫の扶養から抜け出したいの最終回と結末ラストをネタバレ紹介します。その他、夫の扶養から抜け出したいの続編についてまとめました。

第11章の最終回ネタバレ

復職したつとむはこれまで通り同じ会社に勤め続けるも、部署移動によって仕事にも余裕が出来ました。同時に仕事でのストレスも軽減され、家族にも優しく接するようになります。台所に立る頻度も多くなり、傍から見れば理想の夫像でした。しかし、夫が劇的に変化しようと、妻のももこは信用していません。その理由は、夫からモラハラを受けていた壮絶な過去が関係していました。

ももこが受けたつとむのモラハラ発言・イメージ画像

夫は現代では珍しいくらいの男尊女卑の思想の持ち主であり、ももこは散々苦しめられました。交通事故をきっかけに改心したものの、油断はできませんでした。本当の幸せの形ではないものの、過去に比べれば非常に穏やかな日々だと実感するももこ。夫への不信感をいだきつつ、行けるところまで行ってみようと決意します。

月日は流れ、たるとは幼稚園の年中さんになりました。これからたるとの教育費がかかることを見越し、貯蓄にも精を出すももこ。つとむのことは変わらず信用していないものの、その後もモラハラが出ることはなく日々の生活に満足していました。

夫の扶養から抜け出したいの続編はある?

モラハラ夫に悩まされるももこの苦悩や夫との関係修復までをリアルに描いた、夫の扶養から抜け出したいの漫画。本作品は続編も連載されており、つとむの妹・ゆうかの視点でストーリーが進行されます。美容師のキャリアを諦め、専業主婦となったゆうか。夫は育児にも協力的であるものの、あることに不満を抱えてました。

「ゆうかは、自分がいなければ何もできない」「夫が協力的でよかったね」など、まるで妻を見下しているように聞こえるセリフを発する夫。悪気が無かったとはいえ、その言葉はゆうかの自尊心を深く傷つけました。夫の棘のある発言を真に受け、精神的に不安定になるゆうか。次第に自信を失っていき、自分はこのままで良いのかと悩みはじめます。

ゆうかの夫は、男尊女卑の思想が強いつとむとは対照的な人柄であり、家事・育児にも積極的に関わるなど精神的な余裕を見られます。しかし、それゆえに無意識に人を傷つける発言も目立ち、モラハラとも捉えかねません。夫の方がなんでも完璧にできると見せつけられ、自分の存在意義を見失ったゆうか。夫婦の問題をどのように解決していくでしょうか。

夫の扶養から抜け出したいの登場人物・キャラ一覧

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ネット広告を通じて作品を知った方も多い、夫の扶養から抜け出したいの漫画。妻に対して威圧的な態度を取るつとむの姿が、強烈な印象を与えたでしょう。同時に、ももこやつとむというキャラクターは、読者が共感できるリアルなキャラとして描かれています。以下では、夫の扶養から抜け出したいの登場人物・キャラクターを一覧にまとめました。

登場人物①ももこ

本作品の主人公であり、夫と2歳の息子と暮らす専業主婦です。結婚前は漫画家を目指し、アシスタント等の仕事をしていたものの、出産を機に夢を諦めました。家庭では家事・育児はももこのワンオペ状態であり、夫のモラハラに悩まされます。後に夫からの自立を目指し、扶養から抜け出すことを目標にイラストの仕事を始めました。

登場人物②つとむ

ももこの夫で、転勤族のサラリーマンです。妻と出会ったころは紳士的で優しかったものの、結婚を機に男尊女婢の思想を見せるようになります。会社では激務に追われて上司の部下の板挟みに遭いながら、家族を支えようと奮闘するつとむ。ももこにも、自分と同じように家事を完璧にこなしてほしいとの思い、辛く当たってしまいます。やがて、ストレスの吐け口としてももこに嫌味を言うようになりました。

作中後半で事故に遭い、療養生活を通じてももこの大変さを目の当たりにし、考えを改めるようになりました。回復後に離婚届を突きつけられるも、夫婦としての話し合いの末、息子のためにも離婚を回避しました。その後は積極的に家事・育児を行うようになったものの、過去の仕打ちからももこからは許されておらず、疑念を持たれています。

登場人物③エミ

キャリアウーマンのエミ・イメージ画像

ももこの親友であり、キャリアウーマンとして仕事に打ち込んでいます。仕事一筋のため独身であり、ももこから夫婦関係の相談を受けた際には厳しい意見を述べています。一方で、ももこが仕事をしたいという気持ちに理解を示し、ももこを後押ししました。

登場人物④ひとみ

子供を育てながら働くひとみ・イメージ画像

ももこの親友であり、子育てと仕事を両立するワーキングマザーです。仕事と家事の両立に悩むももこに対して、家事代行サービスを進めました。また、無理のない範囲での仕事と家事の両立を提案しています。一方、ひとみ自身は大きな問題はなかったものの、子供に何かあった時は自分が休まなければならないことが不満でした。後に夫と話し合い、夫の保育園への関わりを増やすことに成功しました。

登場人物⑤ももこの母

ももこの母親の紹介・イメージ画像

古い価値観を持つ母親であり、夫との関係に悩む娘に対しても現代の価値観には合わないアドバイスを送っています。ももこと同様、夫は関白亭主の思想の持ち主であり、些細なことで夫から暴力を受けることもたびたびありました。しかし、夫からひどい仕打ちを受けても妻は辛抱強く耐えるべきという考えから、夫に反抗することはありませんでした。

登場人物⑥ももこの父

ももこの父親のイメージ画像

つとむと同じく、男尊女卑の思想の持ち主であり、妻や娘に対して威圧的かつ支配的な態度で接していました。男は外で仕事、女は家事と育児をすればよいという価値観や男女平等に否定的な考えを持ち、妻や子供たちに辛く当たっています。

登場人物⑦つとむの上司(部長と課長)

つとむの上司のイメージ画像

部下の仕事の状況や家庭環境を考慮せず、大量の仕事を押し付けるブラック上司です。彼らも古い価値観を変えることができず、自分たちの若い頃を引き合いに出して仕事を押し付けてきます。つとむが部署移動した後もその態度は変わることなく、部下が離れていく結果を招きました。

登場人物⑧山田

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つとむの会社の後輩であり、一生懸命に仕事に打ち込むつとむを尊敬していました。また、つとむの交通事故に遭遇し、大怪我をしても出社しようとする先輩の姿に驚きを隠せませんでした。一方、会社や上司の理不尽なやり方に疑問を抱き、つとむの部署移動を機に転職を考え始めます。

夫の扶養から抜け出したいの見どころ

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モラハラ夫からの離れるべく、自立を目指して奮闘するももこ。最終回結末では、つとむとの離婚が予想されるも、最終的には離婚を思いとどまる決断をしました。一部では、モヤモヤの残る最終回結末だったと評された、夫の扶養から抜け出したいの漫画。しかし、主人公・ももこにとっては良い結末となったでしょう。以下では、夫の扶養から抜け出したいの見どころをネタバレ紹介します。

見どころ①ももこに共感するストーリー

理不尽な状況から自由を手に入れようと、夫の扶養から抜け出したいと行動を起こしたももこ。家事に育児に追われ、さらに仕事まで始めた彼女の1日は24時間では足りません。しかし、夫は家事を手伝うどころか、妻の不手際を指摘する始末です。漫画では夫・つとむのモラハラ夫ぶりに目がいきがちでしょう。同時に、自分なりに一生懸命に働くももこの奮闘にも注目が集まっています。

現実世界でも、家庭での夫の横柄な態度や、共働きなのに家事や育児を手伝ってくれないことに不満を抱える女性も少なくありません。夫の扶養から抜け出したいの漫画では、そのような夫婦の問題を題材としています。夫との関係に悩むももこの姿は多くの共感を呼び、物語をよりリアルに感じさせるでしょう。

見どころ②夫婦それぞれの視点

夫の扶養から抜け出したいの漫画では、ももこの視点だけでなく、彼女の悩みの種である夫・つとむの視点も描かれています。家庭では関白亭主であり、モラハラ発言は名言にあげられるほど本作品の嫌われ役となってしまったつとむ。しかし、彼もまた会社での理不尽な扱いから、人知れず精神的に追い詰められていました。

職場環境が悪さに嫌気を覚えつつ、妻や子供を養うためにも仕事を辞めるわけにいかないつとむ。会社では大量の仕事に追われ、家事を手伝える精神的な余裕を持てなかったでしょう。しかし、これまで理不尽な思いをさせられてきたももこにとっては、言い訳にすぎません。このように、夫の扶養から抜け出したいの漫画は、妻だけでなく、夫の視点も丁寧に描かれ、夫婦関係を俯瞰的に見ることが出来るでしょう。

夫の扶養から抜け出したいに関する感想や評価

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夫の支配から逃れようと自立を目指す専業主婦・ももこの挑戦や、夫婦の問題解決までを描いた夫の扶養から抜け出したいの漫画。序盤こそ、夫からモラハラを受けるももこの苦労が描かれるも、経済的な自立を目指して奮闘する姿に勇気づけられるでしょう。また、ももこやつとむに共感できるリアルなストーリー展開も支持されています。以下では、夫の扶養から抜け出したいに関する感想や評価を紹介します。

感想1:リアルなストーリー展開

夫の扶養から抜け出したいの漫画は、フィクションとは思えない夫婦のリアルな関係や共感できるポイントの多さが見どころです。最終回結末ではどのようなラストを迎えるのか、ももこによるどんでん返しも期待されました。一度は離婚を考えたものの、息子のために離婚を思いとどまったももこ。夫は嫌いだけけど今の状況に満足している、最終回結末で描かれたももこの現在もまたリアルに感じるでしょう。

感想2:ももこの結末が気になる

夫からの自立を目指す、専業主婦の奮闘を描いた夫の扶養から抜け出したいの漫画。SNSでも、夫・つとむの発言に腹立つなどの感想が見られる一方、ももこの結末が気になるとの声も寄せられています。家事・育児に追われる中で仕事を始めたももこ。果たして、最終回結末にてももこは自立できたのか、ラストではつとむと離婚するのか、ももこの動向にも多くの注目が集まりました。

感想3:ももこに共感

あらすじネタバレのように、ストーリー前半では夫のモラハラ発言に苦しめられていたももこ。読者から見ても、つとむの発言は威圧的に感じられ、怒りを覚えた方もいるでしょう。一方、ももこと似たような言葉を言われたことがあり、ももこに共感したとの感想も見られます。言い方はソフトでも、言われた側にとっては深い傷となり、ももこが夫を許せないと感じることも理解できるでしょう。

感想4:既婚者男性が無意識に持っている考えを表現している

夫の扶養から抜け出したいは、主人公である妻だけでなく、夫の視点でも展開され、夫の知られざる苦労も共感を呼んでいます。作中では、専業主婦の妻に対してマウントを取るようなきつい言い方が目立ち、つとむへの批判も多く見られました。一方で、つとむのように妻を見下すような考えは、既婚者男性の多くが無意識に持っている感情とも指摘されています。

感想5:最後に夫の鼻を明かした展開が良い

序盤こそ理不尽な展開が多かったものの、最終回に近づくにつれて主人公に明るい希望が見え始めた夫の扶養から抜け出したいの漫画。結末ラストでは夫の関係もそれなりに良好となり、自分の才能でお金を稼ぎ、夫の鼻を明かした妻が素敵との感想も見られます。最終回ラストについて、一部ではモヤモヤの残る結末とも評されるも、最後に夫との立場を逆転させたももこの一人勝ちともいえるでしょう。

感想6:ハッピーエンドの最終回結末で良かった

紆余曲折を経ながら、夫のモラハラから解放され、経済的な自立を獲得した主人公・ももこ。最終回では、自分なりに幸せと言える家庭環境に満足する様子が描かれました。結末ラストについて、夫をばっさり切り捨てる展開を期待していた読者にとっては物足りない最終回となったでしょう。しかし、SNSではハッピーエンドの最終回だったと評され、ももこはもちろん、つとむにとっても良い結末ラストとなったでしょう。

感想7:奥さんの気持ちも分からなくない

夫の扶養から抜け出したいは、読者の価値観によって感じ方が大きく異なる作風であり、中にはモラハラ夫の言い分も分からなくもないとの感想も見られます。経済的な理由から共働き夫婦が増加傾向にある中、家事・育児に専念できるももこは恵まれているとも感じるでしょう。しかし、漫画を通じてももこの大変さも分かるとの意見も見られ、仕事と家庭を両立させることの難しさを考えさせられます。

感想8:夫婦のどちらにも非があるとの意見も

あらすじネタバレのように、主人公・ももこへ感情移入してしまう場面が多いものの、一部ではどちらにも非があるとの感想も見られます。読者の価値観によっても、ももこやつとむへの印象が大きく変わる夫の扶養から抜け出したい。最終回結末では、ももこにとっては納得のいく家庭環境となり、ハッピーエンドの結末だったでしょう。しかし、読者の中にはスッキリしない最終回ラストとも感想も見られ、評価が分かれています。

感想9:やはり読んでいてつらい

一度は離婚の危機もあったものの、最終回では円満なラストを迎えた夫の扶養から抜け出したいの漫画。ももこやつとむに共感できるエピソードの多さが見どころです。一方で、夫のモラハラに悩む妻の苦悩も描かれ、漫画を読んでいて辛いとの感想も寄せられています。また、つとむのモラハラはやりすぎとの意見も見られ、リアルなストーリーではあるものの誇張しすぎではと感じやすい場面もあるでしょう。

夫の扶養から抜け出したいのネタバレまとめ

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夫の扶養から抜け出したいの漫画あらすじや最終回結末・ラストのネタバレ、登場キャラや感想などをまとめました。夫と妻の2つの視点から夫婦問題をアプローチした作風や感情移入できるストーリー展開で多くの共感を呼んだ、夫の扶養から抜け出したいの漫画。夫との関係に悩む主婦はもちろん、夫婦が直面するリアルな問題を知りたい方にもおすすめの作品です。

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