ふつつかな悪女ではございますがをネタバレ!才女と悪女の宮廷物語の魅力・感想を紹介

『ふつつかな悪女ではございますが』は、登場人物の入れ替わりが楽しめる作品です。本記事では、ふつつかな悪女ではございますがの小説と漫画のあらすじネタバレを、1話から10話までまとめています。また、主な登場人物や作品の見どころ、読者の感想も紹介します。ふつつかな悪女ではございますががどのような作品が詳しく知りたい人は、ぜひ本記事のあらすじネタバレや感想などをチェックしてみてください。

ふつつかな悪女ではございますがをネタバレ!才女と悪女の宮廷物語の魅力・感想を紹介のイメージ

目次

  1. ふつつかな悪女ではございますがとは?
  2. ふつつかな悪女ではございますがのあらすじネタバレ
  3. ふつつかな悪女ではございますがの面白い魅力
  4. ふつつかな悪女ではございますがの登場人物一覧
  5. ふつつかな悪女ではございますがは完結済み?最終回を予想
  6. ふつつかな悪女ではございますがに関する感想や評価
  7. ふつつかな悪女ではございますがのネタバレまとめ

ふつつかな悪女ではございますがとは?

『ふつつかな悪女ではございますが』は、「小説家になろう」に掲載されていた小説です。本記事では、ふつつかな悪女ではございますがの小説と漫画のあらすじネタバレや登場人物、読者の感想などをまとめます。ふつつかな悪女ではございますがのあらすじや感想を知りたい人は、ぜひ参考にしてください。

ふつつかな悪女ではございますがの漫画や小説の概要

ふつつかな悪女ではございますがは、中村颯希さんによるライトノベルです。正式名称は『ふつつかな悪女ではございますが 雛宮蝶鼠とりかえ伝』です。2020年から小説家になろうで連載が始まり、2020年に書籍化されました。2023年6月時点で、シリーズの累計発行部数は200万部を突破しています。

ふつつかな悪女ではございますがの作者

ふつつかな悪女ではございますがの作者である中村颯希さんは、6月17日生まれのライトノベル作家です。主に小説家になろうやカクヨムなどで執筆活動を行っており、多くの作品が書籍化されています。ふつつかな悪女ではございますが以外には、『シャバの「普通」は難しい』や『神様の定食屋』などの作品があります。

ふつつかな悪女ではございますが ~雛宮蝶鼠とりかえ伝~|ゼロサムオンライン

ふつつかな悪女ではございますがのあらすじネタバレ

ふつつかな悪女ではございますがの書籍版には、小説と漫画の2種類があります。漫画は小説の内容に沿っており、小説版と漫画版のあらすじに大きな違いはありません。ここでは、ふつつかな悪女ではございますがの小説と漫画のあらすじネタバレを、1話から10話まで紹介します。

1話あらすじネタバレ

ふつつかな悪女ではございますがの、小説・漫画1話のあらすじネタバレを紹介します。詠国には、子女が淑女教育を受ける学び舎である「雛宮(すうぐう)」と呼ばれる場所がありました。雛宮に入れるのは金家・藍家・朱家・玄家・黃家の五家の娘のみで、その中から将来の皇后が選ばれます。

現在の雛宮では才色兼備の黄玲琳が皇太子から寵愛されており、最も皇后にふさわしいと噂されていました。玲琳を悪く言う者はほとんどいませんでしたが、雛女の1人である朱彗月だけは違いました。慧月は誰からも愛される玲琳を妬み、乞巧節(たなばた)の日に玲琳を欄干の向こうへ突き落とします。

その瞬間、玲琳と慧月の意識は入れ替わり、玲琳が目を覚ましたときは慧月の体になっていました。慧月となってしまった玲琳は牢へ入れられ、そこへ玲琳付きの筆頭女官である冬雪がやって来ます。玲琳は自分が慧月ではないこととを説明しようとしますが、入れ替わりに関する言葉は出せないようになっていました。冬雪に入れ替わりを見抜いてもらえなかった玲琳は、慧月の体のまま処刑されることになります。

2話あらすじネタバレ

ふつつかな悪女ではございますがの、小説・漫画2話のあらすじネタバレを紹介します。慧月となった玲琳は、「獣尋の儀」とう儀式に出ることになりました。獣尋の儀とは、罪人と飢えた獣を同じ檻に入れて罪の有無を問うというものです。檻に入れられても落ち着いている慧月(玲琳)を見て、鷲官長の辰宇は不審に思います。

なかなか襲おうとしない獅子に痺れを切らした尭明は、辰宇に獅子を剣で突くよう命令します。剣で突かれた獅子は慧月(玲琳)に飛びかかりますが、倒れたのは獅子のほうでした。玲琳は牢にいたときに自死用の毒を冬雪から受け取っており、それを牢にいたネズミが誤って食べて死んでしまいました。

玲琳は死んだネズミを弔おうと、懐に入れていたのです。獅子が食べたのは、そのネズミでした。獅子はネズミが食べた毒に当たり、同じく死んでしまったのです。獅子が死んだことにより無罪が確定し、玲琳は檻から出ることができました。檻から出た玲琳は、辰宇から「別人のようだ」と言われ、喜びます。そこへ、1人の女性がやって来て、玲琳に「慧月様」と話しかけました。

3話あらすじネタバレ

ふつつかな悪女ではございますがの、小説・漫画3話のあらすじ・ネタバレを紹介します。玲琳に話しかけてきたのは、洗朱色の衣を着た女性でした。慧月の後見人である朱貴妃は慧月(玲琳)に室替え(へやがえ)を命じ、女性はその手伝いとしてやって来たのでした。玲琳が名前を尋ねると、女性は「莉莉(りーりー)」と名乗りました。

莉莉は1年も慧月に仕えていた女官で、自分の名前も覚えていない慧月(玲琳)に冷たい視線を送ります。莉莉が玲琳を案内したのは、荒れ果てた廃屋でした。これまで散々慧月に嫌がらせを受けてきた莉莉は、慧月を口汚く罵って立ち去ります。残された玲琳は、豊かな土地と自由を得て大喜びしました。そして、大量に生えている草をむしり、庭の整備を始めます。

そこへ、様子を見に辰宇と宦官の文昂がやって来ました。まるで別人のような慧月(玲琳)に辰宇と文昂は戸惑い、辰宇は次第に慧月(玲琳)に好感を抱くようになっていきます。一方、莉莉は誰からも食料をもらえずに困っていました。そこへ、顔を隠した「雅容」と名乗る金家の上級女官が現れます。雅容はあることを条件に、金家の中級女官が着る白鼠の衣を莉莉に与えると言います。その条件とは、「慧月をいたぶる」というものでした。

4話あらすじネタバレ

ふつつかな悪女ではございますがの、小説・漫画の4話あらすじネタバレを紹介します。莉莉は雅容からの突然の申し出に戸惑い、迷います。すると、雅容は莉莉に立派な簪と精米を与えました。莉莉は生きるため、雅容の言う通りに動くことを決意します。

しかし、生き生きと畑仕事をする慧月(玲琳)を見て、嫌がらせが効くかどうか不安を覚えるのでした。その頃、玲琳の体に入った慧月は、熱を出して寝込んでいました。慧月は女官たちからの慈愛を一心に受け、これまでに感じたことがない高揚感を味わいます。そして、これから先のことを想像して楽しんでいると、冬雪が多くの荷物を持ってやって来ました。

慧月は冬雪が見舞いの品を持ってきたと勘違いしますが、それらはすべて冬雪が用意した鍛錬の道具でした。本物の玲琳は、熱で寝込みながらも写経や刺繍などの鍛錬を欠かさなかったのです。慧月は青ざめ、玲琳の体でやっていけるのかと不安になりました。

5話あらすじネタバレ

ふつつかな悪女ではございますがの、漫画・小説5話のあらすじネタバレを紹介します。莉莉は何度も慧月(玲琳)に嫌がらせを行ってきましたが、そのどれもが逆に玲琳を喜ばせていました。玲琳は莉莉にもう嫌がらせはやめて、本来の仕事を全力でしたらどうかと勧めます。本来の仕事を奪ったはずの慧月(玲琳)から「本来の仕事にあたれ」と言われた莉莉は、激昂して家を飛び出します。

そこで雅容と遭遇し、慧月(玲琳)への嫌がらせがうまくいっていないことを責められます。雅容は莉莉に刃物を渡し、これで慧月(莉莉)を痛めつけるよう命令しました。雛女に刃を向けたらさすがに処刑されると反論する莉莉に、雅容は「できなければ簪を盗んだ罪で鷲官に突き出す」と脅します。雅容は莉莉が逃げられなくなるように、わざと簪を褒美として与えたのです。

追い詰められた莉莉は、絶望に涙を流しながら慧月(玲琳)を襲いました。間一髪のところで、駆けつけた辰宇が莉莉を取り押さえます。何があったかと問う辰宇に、玲琳は「枝毛を切ってもらっただけ」と答えました。莉莉は泣きながら玲琳に謝り、玲琳も莉莉の苦しみに気づけなかったことを謝ります。莉莉が落ち着いたところで、玲琳は莉莉を追い詰めた犯人を尋ねました。玲琳は莉莉を泣かせた人物に、激しい怒りを感じていたのです。

6話あらすじネタバレ

ふつつかな悪女ではございますがの小説と漫画は、6話以降から話の区切りなどにやや違いが出てきます。6話以降は、小説の内容に沿ったあらすじネタバレを紹介します。玲琳と慧月が入れ替わってから4日が経っても、玲琳(慧月)の熱は一向に下がりませんでした。慧月は玲琳がこれほど虚弱であったことに驚き、熱に苦しみます。苦しさに耐えかねた慧月は、道術を使って玲琳に助けを求めることにしました。

その頃玲琳は、雅容に簪を返しに行った莉莉の帰りを待っていました。するとロウソクの火が大きく燃え上がり、火の中に慧月が現れます。玲琳は慧月に薬の処方を教え、薬を飲んだ慧月は落ち着きを取り戻します。玲琳は慧月に入れ替わりを解消しないかと申し出ますが、激しく拒絶されました。慧月は自分のことを「美貌も才気もないドブネズミ」と卑下し、親は何も与えてくれなかったと恨み言を言います。

それに対し玲琳は、慧月には健康な体と素敵な名前があると伝えます。慧月の「慧」という文字には、彗星(ほうきぼし)という意味もありました。玲琳は乞巧節の夜、彗星に「健康になりたい」と願い、その願いが慧月との入れ替わりによって叶いました。玲琳は慧月に感謝を述べ、慧月こそが自分の彗星だと言いました。慧月はその言葉に泣きそうになりますが、入れ替わりは解消せずに消えました。

その直後に莉莉が戻り、雅容が待ち合わせに現れなかったことを報告します。この件から手を引こうとする莉莉にストップをかけ、玲琳は主人同士の戦いで決着をつけると息巻きました。ここまでが、小説6話のあらすじとなります。漫画版では、玲琳が慧月のことを彗星だと言ったところで、6話は終了しています。

7話あらすじネタバレ

ふつつかな悪女ではございますがの、小説7話のあらすじネタバレを紹介します。2日後にやって来る中元節に向け、玲琳は莉莉の衣を仕立てていました。その衣は、上級女官が身につける銀朱の衣でした。莉莉は自分が銀朱の衣に似つかわしくないと自覚しており、その旨を慧月(玲琳)に伝えます。しかし、玲琳はその言葉を、「銀朱にふさわしい女性になりたい」という意味だと解釈します。

そして、莉莉を全力でサポートすると意気込みます。莉莉は鍛錬を何とか回避しようとしますが、なぜか玲琳に胡旋舞という舞いを教える羽目になりました。場面は変わり、尭明は辰宇から先日の刃傷沙汰の報告を受けていました。これが慧月の捏造だと疑っている尭明に、辰宇は「慧月は高潔な女に見えた」と述べます。

そのままの勢いで現在の玲琳を批判しようとし、尭明から制止されます。慧月を気にかける余裕などない尭明に、辰宇もこれ以上は何も言おうとはしませんでした。ここまでが、小説7話のあらすじです。漫画版ではエピソードの順番が前後し、中元節の当日に金清佳が登場したところまで描かれました。

8話あらすじネタバレ

ふつつかな悪女ではございますがの、小説8話のあらすじネタバレを紹介します。金家の雛女である金清佳は玲琳を崇拝しており、玲琳を突き落とした慧月に恨みを持っていました。この中元節で慧月に恥をかかせようと画策していた清佳でしたが、現れた慧月(玲琳)の美しさに驚きます。玲琳は自分の席が用意されていないことにも構わず、堂々と床に座りました。

再び驚いた清佳でしたが、気を取り直して中元節の儀を始めます。玄歌吹、藍芳春に続き、清佳は3番目に舞を披露しました。玲琳は舞を賞賛する品として、莉莉が雅容からもらった簪を渡します。すると、金家の女官たちが、慧月(玲琳)が簪を盗んだのではないかと侮辱し始めました。玲琳は気にせず雅容という女官を探そうとしますが、女官の1人が莉莉を侮辱したことで口を開きます。

玲琳が抗議の声を上げると、朱貴妃がそれを制止しました。「儀式の邪魔にならないよう下がれ」と言われた玲琳は、「儀式を邪魔しなければ話して良い」と解釈します。そして、莉莉から習った胡旋舞を披露し、惜しみない賞賛の拍手をもらいました。尭明も感動し褒美に扇を与えますが、玲琳は手早く感謝の言葉を述べすぐに清佳との話に戻ろうとします。根負けした清佳が莉莉に謝罪すると、玲琳は本題の雅容の話に入ります。

しかし、清佳は雅容という女官を知りませんでした。そのとき、会場に冬雪が駆け込み、怜悧(慧月)が危篤状態であることを知らせます。これを聞いた玲琳は、自分も治療に当たらせて欲しいと頼みます。皇后から「破魔の弓をひと晩中引けたら看病しても良いと」言われた玲琳は、嬉しそうに気合を入れるのでした。ここまでが、小説8話のあらすじです。漫画版では、冬雪が会場に飛び込んできたところで8話が終わっています。

9話あらすじネタバレ

ふつつかな悪女ではございますがの、小説9話のあらすじネタバレを紹介します。玲琳は皇后に言われた通り、手を血まみれにしながらも破魔の弓を引き続けました。慧月(玲琳)を心配した莉莉や辰宇が止めますが、玲琳は弓をひくことをやめようとはしません。玲琳は弓を引き続け、初めて弓が的の中心を射ました。それと同時に、黄麒宮の玲琳(慧月)が意識を取り戻します。

安心して気が緩んだ玲琳は、気を失ってその場に倒れました。玲琳(慧月)がまだ意識不明で苦しんでいた頃、尭明は見舞いもできずに本宮に戻されていました。尭明のもとには玲琳と慧月に関する報告が逐一届けられ、尭明は玲琳が快方に向かっていることを知ります。その報告に安心した尭明は、紫龍泉に向かうと言い出しました。紫龍泉の水は仙人が残したといわれている泉で、真実を写し、たちどころに傷を癒やす効果があります。

尭明は桶を2つ用意するよう命じ、玲琳と慧月のために泉の水を汲んでくることにしました。弓の引きすぎで倒れた玲琳は、いつもの廃屋で目を覚ましました。痛みと安堵に玲琳が涙していると、そこに冬雪がやって来ました。冬雪はついに慧月と玲琳の入れ替わりを見抜き、涙を流しながら「あなた様が玲琳様なのですね」と言いました。ここまでが、小説9話のあらすじです。漫画版では、9話と10話でこの内容が描かれています。

10話あらすじネタバレ

ふつつかな悪女ではございますがの、小説10話のあらすじネタバレを紹介します。玲琳(慧月)が意識を取り戻したことに女官たちは喜び、破魔の弓を引き続けた慧月(玲琳)を口々に褒め称えました。思わず声を荒げて慧月(玲琳)の悪口を言ってしまった玲琳(慧月)は、玲琳らしくない行動に反省します。そこに冬雪がやって来て、慧月(玲琳)が煎じた薬を差し出しました。

薬を飲んだ玲琳(慧月)は皆を下がらせますが、冬雪だけは下がろうとしません。そして、玲琳(慧月)の髪の毛を鷲掴みにし、「お前は誰だ」と詰問します。答えようとしない玲琳(慧月)の首に刃を当て、冬雪は「お前は慧月だな」と確信めいた口調で言いました。慧月は炎を操って玲琳の体を人質に取りますが、冬雪に水をかけられてしまいます。絶体絶命に陥った慧月は、苦し紛れに冬雪を責め始めました。

これまで入れ替わりに気づかず玲琳を苦しめたことを指摘され、冬雪は悔しそうに部屋を出ていきました。入れ替わりがバレてしまった慧月は、もう終わりだと力なく座り込みます。そのときに思い浮かんだのは、優しげな玲琳の言葉でした。そのとき慧月は、自分は玲琳を憎んでいるのではなく、ずっと憧れていたのだと認めます。そこでふと、慧月は自分が破魔の弓で助かったことに疑問を覚えます。

そのとき、部屋にあった香炉から蜘蛛のような影が香炉から飛び出し、慧月はそれが蠱毒の呪いだと悟ります。蠱毒は簡単に扱える術ではありませんが、慧月には1人だけ蠱毒の術を使える人物に心当たりがありました。その人物とは、慧月の後見人である朱貴妃でした。ここまでが、小説10話のあらすじです。漫画版では、11話でこの内容が描かれています。

ふつつかな悪女ではございますがの面白い魅力

面白い魅力①入れ替わりを描いたストーリー

ふつつかな悪女ではございますがは、悪女と才女の入れ替わりを描いたストーリーです。才色兼備の玲琳は悪女である慧月と入れ替わりますが、積極的にもとの体に戻ろうとはしません。なぜなら、慧月としての生活が、あまりにも楽しいからです。悪女であるはずの慧月の変化に周囲は戸惑い、徐々に心を開いていきます。

入れ替わりによって玲琳は莉莉と仲良くなり、慧月とも友情を深めていきます。また、鷲官長である辰宇も、入れ替わりによって慧月(玲琳)に心惹かれていきます。入れ替わりに寄って引き起こされる騒動や、人間関係の変化がとても面白い作品です。

面白い魅力②主人公の鋼のメンタル

ふつつかな悪女ではございますがの主人公である玲琳は、病弱な色白美人です。非常に繊細そうな見た目をしていますが、実は鋼のメンタルの持ち主です。いきなり悪女となっても動じることなく、悪辣な環境すら楽しんでしまいます。玲琳は健康な慧月の体を手に入れたことで、今までできなかったことに片っ端から挑戦します。どこまでも前向きで生き生きとした主人公の姿は、読者の気持ちまで明るくさせてくれます。

ふつつかな悪女ではございますがの登場人物一覧

ふつつかな悪女ではございますがには、大勢の個性豊かな登場人物が出てきます。ここでは、作中で活躍する主要な登場人物を3人ピックアップして紹介します。登場人物の基本的な情報をまとめてあるため、ぜひ参考にしてください。

登場人物①黄玲琳

ふつつかな悪女ではございますがの登場人物1人目は、主人公の黄玲琳です。玲琳は生まれつき病弱で、化粧をして顔色の悪さをごまかしています。しかし、精神力は強く、高熱で苦しんでいるときでも鍛錬を欠かしません。周囲からの評判が良く、次の皇后になることを望まれています。土いじりが大好きで、慧月と入れ替わったときは暴走しがちです。

登場人物②朱慧月

ふつつかな悪女ではございますがの登場人物2人目は、玲琳に続く主要キャラの朱慧月です。慧月は雛宮の雛女の1人で、周囲から「どぶネズミ」と罵られています。すべてに恵まれている玲琳を妬んでいましたが、玲琳と接するうちに彼女の人柄に惹かれていきます。そして、ついには友情を育むようになりました。慧月は道術を習得しており、その術で人の魂を入れ替えることができます。非常に激しい性格で、感情も豊かです。

登場人物③詠尭明

ふつつかな悪女ではございますがの登場人物3人目は、詠国の皇太子である詠尭明です。尭明は玲琳の従兄に当たり、玲琳からは「おにいさま」と呼ばれています。玲琳のことを溺愛していますが、慧月との入れ替わりにはしばらく気づけませんでした。真面目で責任感の強い性格で、国のために私情を押し殺すこともあります。

ふつつかな悪女ではございますがは完結済み?最終回を予想

ふつつかな悪女ではございますがは完結済み?

ふつつかな悪女ではございますがは、小説も漫画も連載中です。2024年3月現在で小説は7巻まで発売済みで、4月に8巻の発売が予定されています。漫画版は小説をもとにしているため、小説版よりも進みが遅いです。ふつつかな悪女ではございますがの漫画版は、2024年3月時点で6巻まで発売されています。

ふつつかな悪女ではございますがの最終回を予想

ふつつかな悪女でございますがは、小説6巻で大きな事件が一段落しました。小説7巻は番外編となっており、次回への布石のようなものが描かれました。次巻からまた大きな事件が始まると推察され、最終回がどうなるかはまだ予測がつきません。登場人物も増えてきたため、今後もさらに盛り上がっていくでしょう。

ふつつかな悪女ではございますがに関する感想や評価

ふつつかな悪女でございますがの感想を見ると、小説にも漫画にも面白いとの声が上がっています。先の読めない展開や、玲琳と慧月のやりとりに「面白い」との感想が寄せられています。「面白い」という感想は、主人公の玲琳の言動に対しても見られました。特に、玲琳の鋼のメンタルや、見た目に似合わず攻撃的ところが人気です。

ふつつかな悪女ではございますがは、人気の作品にも関わらずまだアニメになっていません。アニメ化を望むファンは多く、「アニメで観たい」という感想がいくつも見られます。また、「必ずいつかアニメ化するはず」という感想を上げる人もいました。

ふつつかな悪女ではございますがには、玲琳と慧月に関する感想も多く見られます。ふつつかな悪女ではございますがは、玲琳と慧月の友情物語でもあります。2人の関係が好きな人は多く、「玲琳と慧月の友情が尊い」との感想が寄せられています。

ふつつかな悪女ではございますがのネタバレまとめ

ふつつかな悪女ではございますがのあらすじネタバレや登場人物、感想などをまとめました。ふつつかな悪女ではございますがは魅力的な登場人物が多く、読者からの感想も良いものばかりです。本記事のあらすじや感想を見て作品に興味を持った人は、ぜひ実際の小説や漫画を読んでみください。

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