私の推しは悪役令嬢のあらすじをネタバレ解説!百合×転生モノ小説・漫画の感想は?

『私の推しは悪役令嬢』は、「小説家になろう」などのweb小説サイトに掲載された作品です。私の推しは悪役令嬢は書籍版の小説となり、その後漫画やアニメにもなりました。本記事では、私の推しは悪役令嬢の漫画版のあらすじネタバレや、原作の最終回のあらすじネタバレをまとめます。また、私の推しは悪役令嬢の感想や、面白い魅力なども合わせて紹介します。主な登場人物についても解説しているため、ぜひ参考にしてください。

私の推しは悪役令嬢のあらすじをネタバレ解説!百合×転生モノ小説・漫画の感想は?のイメージ

目次

  1. 私の推しは悪役令嬢とは?
  2. 私の推しは悪役令嬢のあらすじネタバレ
  3. 私の推しは悪役令嬢の面白い魅力やつまらない理由
  4. 私の推しは悪役令嬢の登場人物・キャラ一覧
  5. 私の推しは悪役令嬢に関する感想や評価
  6. 私の推しは悪役令嬢のネタバレまとめ

私の推しは悪役令嬢とは?

私の推しは悪役令嬢のなろう小説や漫画の概要

『私の推しは悪役令嬢』は、「小説家になろう」などの小説投稿サイトに掲載された小説です。正式な表記は『私の推しは悪役令嬢。』で、最後に読点がつきます。原作者はいのり。さんで、自身の作品のタイトルを「わたおし。」という略称で呼んでいます。私の推しは悪役令嬢の小説は2018年から連載が始まり、2019年に一部が終了しました。

その後、二部の連載が2020年から始まり、2021年に二部が終了したことで完結となりました。私の推しは悪役令嬢は一部が終わったと同時に、GL文庫から電子書籍版の小説が発売されます。電子書籍版は英語や韓国語など8言語の翻訳版が出版され、その人気に伴い書籍版の発売も決定しました。書籍版の小説は、一迅社ノベルズから発行されています。

2020年からはコミック百合姫にて連載が始まり、2024年3月時点で7巻までの単行本が発売されています。漫画でのキャラクター原案は花ヶ田さんが、作画は青乃下さんが担当しています。私の推しは悪役令嬢はテレビアニメにもなり、2023年10月から12月までTOKYO MXなどで放送されました。

私の推しは悪役令嬢の作者

前述したように、私の推しは悪役令嬢の原作者はいのり。さんです。一橋大学社会学部社会学科卒業後、第14回富士見ファンタジア大賞の第3次選考に残ります。その後、私の推しは悪役令嬢で作家デビューを果たしました。これまでにいくつもの小説やウェブトゥーンシナリオなどを手掛けており、多くの百合作品を執筆してきました。電撃文庫からは、『勇者になりたい少女<ボク>と、勇者になるべき彼女<キミ>』が出版されています。

私の推しは悪役令嬢。|BS日テレ

私の推しは悪役令嬢のあらすじネタバレ

私の推しは悪役令嬢は、小説家になろうの原作だけでなく、漫画でも楽しむことができます。アニメでは、漫画の1巻から5巻までの内容が描かれました。ここでは、アニメの序盤のストーリーとなる、漫画1巻と2巻のあらすじネタバレを紹介します。

1巻あらすじネタバレ

私の推しは悪役令嬢の漫画1巻のあらすじネタバレから紹介します。OLとして残業続きの毎日を送っていた大橋零は、唯一の趣味である乙女ゲームで心を癒やしていました。ある日、いつものように乙女ゲームをしていた零は、いきなり別の世界で目覚めます。そして、自分が大好きなゲームの中の主人公、レイ=テイラーに転生していることに気づきました。

ゲームのヒロインであるレイは、クレア=フランソワという悪役令嬢にいじめられる立ち位置でした。しかし、前世でクレアを推していたレイは、クレアにいじめられることが嬉しくてたまりません。クレアはいじめるたびに大喜びするレイを気味悪がりながらも、徐々にレイからの好意を受け入れるようになっていきます。

2巻あらすじネタバレ

レイはクレアのメイドとして仕えることになり、これまで以上にクレアと一緒に過ごすようになります。ゲームの知識を持っていたレイは、クレアが攻略対象者の1人であるセイン王子を好きであることを知っていました。そこで、クレアがセインに近づけるように画策し、クレアの恋愛を後押しします。

しかし、レイはクレアと一緒に過ごすうちに、クレアへの思いが恋愛感情であることを再認識します。レイは自分の気持ちを周りにオープンにしつつも、クレアに受け入れてもらうことは期待していませんでした。レイは自分の感情を押し殺しながら、クレアのためにセインとの恋を応援するのでした。

私の推しは悪役令嬢は完結している?最終回はどうなる?

小説家になろうに掲載されている私の推しは悪役令嬢の原作は、すでに完結しています。ここでは、小説家になろうで読むことができる、私の推しは悪役令嬢の最終回のあらすじネタバレをまとめます。小説家になろうでの原作は、第一部と第二部に分かれています。第二部の終盤では、私の推しは悪役令嬢の世界が実はゲームの世界ではないことが明かされました。

かつて地球は人類存亡の危機にあり、それを救おうと科学者たちはループシステムを作り出します。そのループシステムを作ったのが、大橋零とクレア=フランソワでした。この世界に存在しているレイはAIが作り出した存在であり、零とは別の人間だったのです。零は永遠にクレアとの愛に生きるため、クレアが死ぬたびに世界をループさせます。しかし、ループを100回以上も繰り返したところで、零とクレアの愛に歪みが生じます。

零はこれまでループするたびにクレアと恋人関係になりましたが、ループを重ねるうちに新鮮さを失っていったのです。零はループを終わらせたいと考えるようになりますが、自分の手でクレアの存在を消すことはできませんでした。そこで、魔王という存在を作り出し、魔族たちにクレアを殺害させようとします。魔王となった零は、「世界を滅ぼされたくなければクレアを差し出せ」と世界中の人類に命令しました。

しかし、レイとクレアは魔王の言葉に屈しず、仲間たちとともに対魔王戦の準備を整えます。そして、数々の困難を乗り越え、最悪の危機を乗り越えました。レイとクレアは愛娘たちが待つ家へと帰り、2人で玄関のドアを開けたのでした。最終回では人類滅亡の危機という大きな事件が起きますが、最終回はハッピーエンドで幕を閉じました。

私の推しは悪役令嬢の面白い魅力やつまらない理由

ここまでは、私の推しは悪役令嬢の漫画1〜2巻のあらすじネタバレと、小説家になろうの原作最終回のあらすじネタバレをまとめました。ここからは、私の推しは悪役令嬢の評価や感想について詳しく見ていきましょう。私の推しは悪役令嬢には、「面白い」という感想と「つまらない」という感想の両方が見られます。

ただ、どの作品でも良い感想と悪い感想があるのは当たり前のことで、私の推しは悪役令嬢だけが特別ではありません。ここでは、私の推しは悪役令嬢の感想を参考にしながら、作品の面白い魅力とつまらないと言われる理由を解説します。

私の推しは悪役令嬢の面白い魅力

面白い魅力①悪役令嬢系の常識ハズレの設定

小説家になろうの作品を始め、世の中には悪役令嬢系の物語が溢れています。一般的な悪役令嬢系の作品は、悪役令嬢に転生した主人公がバッドエンドを回避すべく奮闘するという内容になっています。もちろん作品ごとに内容は異なりますが、どうしても似たような内容になることが多いです。

私の推しは悪役令嬢も、主人公が転生するという点は他の作品と一緒です。しかし、主人公が転生したのは悪役令嬢ではなく、乙女ゲームのヒロインでした。しかも、攻略対象の男性キャラではなく、悪役令嬢を好きになるという異色のストーリー展開を繰り広げます。悪役令嬢系では珍しい百合作品で、一般的な悪役令嬢系作では味わえない面白さがあります。

面白い魅力②秀逸な世界観

私の推しは悪役令嬢は、最初は学園ラブコメディのような印象を受けます。しかし、主人公たちの恋愛模様をメインとしながらも、物語は徐々に壮大さを増していきます。物語を読み進めていくと、私の推しは悪役令嬢が単なる学園モノではないことがわかるでしょう。

私の推しは悪役令嬢では、国同士の争いやジェンダー問題など、深いテーマも扱っています。しっかりと作り込まれた秀逸な世界観が、私の推しは悪役令嬢の物語をさらに面白くしているといえるでしょう。

面白い魅力③レイのキャラ

私の推しは悪役令嬢の主人公であるレイは、やや変わった趣味を持つキャラです。レイは大好きなクレアにいじめられることが大好きで、意地悪をされるたびに大喜びします。何事にも動じないレイのキャラは、見ているこちらまで明るい気持ちにさせてくれます。レイの一風変わったキャラ設定も、私の推しは悪役令嬢の面白い魅力のひとつです。

面白い魅力④かわいいクレア様

私の推しは悪役令嬢のクレアは、ゲームでは主人公をいじめる典型的な悪役キャラです。しかし、実際のクレアは真っ直ぐな心根を持った、非常にかわいらしい女性です。クレアはレイのことをいじめはしますが、一線を超えることはありません。

そして、周りの人間の手を汚すことはせず、必ず自らの手で攻撃します。主人公をいじめていることに変わりはないのですが、主人公が傷ついていないこともあり、あまり憎めない悪役になっています。また、クレアは典型的なツンデレキャラで、照れたときの姿がとても魅力的です。

私の推しは悪役令嬢がつまらないと言われる理由

理由①気持ち悪い主人公

私の推しは悪役令嬢がつまらないと言われる理由のひとつは、主人公であるレイの性格や行動です。レイはクレアが大好きで、常にクレアのことを追いかけ回しています。ただ、その思いが強すぎて、ストーカーまがいの行動を取ることがあります。クレアの裸を舐め回すように見るところなどは、例え同性でも気持ち悪いと感じる人が多いようです。また、クレアが嫌がっているのにしつこく絡む様子に、嫌悪感を覚える人もいました。

理由②百合要素が多くない

私の推しは悪役令嬢は、百合要素が含まれた作品です。漫画版の私の推しは悪役令嬢は、百合作品を扱う漫画雑誌の「コミック百合姫」に掲載されています。また、小説家になろうの原作には、「ガールズラブ要素が含まれている」と明記されています。

そのため、百合要素を求めて私の推しは悪役令嬢を読む人も少なくありません。しかし、他の漫画や小説に比べ、私の推しは悪役令嬢は百合要素が控えめです。百合要素を期待して作品を手に取った人は、百合要素が少ないことに「つまらない」という感想を抱くようです。

私の推しは悪役令嬢の登場人物・キャラ一覧

登場人物①レイ=テイラー

私の推しは悪役令嬢の主人公であるレイ=テイラーは、大橋零という社畜OLが転生した乙女ゲームのヒロインです。悪役令嬢であるクレアのことが大好きで、クレアからのいじめをご褒美として受け取るような変わった性格です。ただ、ゲームのヒロインらしく成績優秀で、魔法属性を2つ持つという特別な才能を持ったキャラでもあります。レイは同性愛者であることを自覚しており、クレアのことも恋愛対象として見ています。

登場人物②クレア=フランソワ

クレア=フランソワは、金髪縦ロールの悪役令嬢です。レイが平民であることをバカにして、ことあるごとに意地悪をしてきます。しかし、嫌がらせをするたびにレイが喜ぶため、調子を狂わされます。プライドが高く不器用な性格で、思ったことを素直に口にすることが苦手です。最初はつきまとってくるレイを嫌がっていましたが、徐々にレイの想いを受け入れるようになります。

登場人物③ミシャ=ユール

私の推しは悪役令嬢のミシャ=ユールは、王立学院に通うレイのルームメイトです。元は貴族でしたが、没落したため現在では平民となっています。クールで知的な美人で、転生したレイの変化にもいち早く気づきました。ミシャはクレアのことを良く思っておらず、クレアに執着するレイを心配しています。

登場人物④レーネ=オルソー

私の推しは悪役令嬢のレーネ=オルソーは、クレアに仕えるメイドです。クレアが小さい頃からフランソワ家で働いており、クレアにとっては姉のような存在です。レーネにはランバートという兄がいて、兄妹であるにも関わらず恋人同士という関係でした。レーネはランバートの暗躍を知りつつ、兄に協力します。ランバートに協力したことで兄と一緒に捕らえられ、最後は国外追放処分となってランバートとともに国を去りました。

登場人物⑤ロッド=バウアー

私の推しは悪役令嬢のロッド=バウアーは、バウアー王国の第一王子です。乙女ゲームの攻略対象者の1人で、ゲームの中ではヒロインが優秀な成績をおさめることで好感度が上がります。レイはロッドに好感を持たれないようにわざと魔法の試験でミスをしますが、それを見抜かれて逆に興味を持たれます。原作でロッドはレイにプロポーズしますが、レイはクレアが好きだからと素気なく断りました。

登場人物⑥セイン=バウアー

私の推しは悪役令嬢のセイン=バウアーは、バウアー王国の第二王子です。ロッドと同じくゲームの攻略対象者の1人で、クレアの想い人でもあります。レイはクレアとセインを何かと接触させますが、クレアのツンデレな性格のせいで2人の仲はこじれていきます。ただ、クレアを嫌っているわけではなく、クレアの危機には体を張って彼女を助けました。

私の推しは悪役令嬢に関する感想や評価

私の推しは悪役令嬢には、「クレアがかわいい」という感想が多く寄せられています。特に、クレアのツンデレなところがかわいいと評判です。また、悪役令嬢として登場しながら、悪役になりきれないところも良いという感想が上がっています。

私の推しは悪役令嬢は小説が原作ですが、アニメや漫画から入った人もいます。後から小説家になろうでの原作を読み、ストーリーの素晴らしさに改めて気づいた人もいるようです。小説家になろうの原作の世界観の深さに、感嘆の声が上がっています。

私の推しは悪役令嬢は、百合要素を含む作品です。ただ、女性同士の恋愛描写はそれほど多くなく、百合作品が苦手な人でも比較的読みやすい内容となっています。百合要素が少ないことに不満の声が上がることもありますが、逆に「百合要素が少なくて見やすい」という感想もありました。

私の推しは悪役令嬢のネタバレまとめ

私の推しは悪役令嬢の漫画のあらすじネタバレや、小説家になろうの原作の最終回のあらすじネタバレをまとめました。私の推しは悪役令嬢は、主人公の女性と悪役令嬢の恋愛を描いた作品です。百合要素を含む作品の中でも人気があり、アニメも面白いと評判です。小説家になろうの原作はすでに完結しているため、2人結末が気になる人はぜひ原作を読んでみてください。

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