【ミスミソウ】主人公の野咲春花は死んだ?放火事件の真相や最後をネタバレ

押切蓮介先生の描く「ミスミソウ」の主人公・野咲春花について、野咲春花は死んだのか?といった情報や放火事件の真相についてを、ネタバレと共に紹介します。凄惨ないじめを受ける野咲春花は、家族を殺したいじめっ子たちへどのような復讐をしたのか注目です。最後は本当に死んだのか、主人公以外の生死が気になるキャラクターについてや、ネット上での感想や評価についてもまとめています。

【ミスミソウ】主人公の野咲春花は死んだ?放火事件の真相や最後をネタバレのイメージ

目次

  1. 野咲春花はミスミソウの主人公
  2. 野咲春花は死んだ?最後をネタバレ
  3. 野咲春花の放火事件の真相
  4. 野咲春花の復讐をネタバレ
  5. 野咲春花の実写映画での最後をネタバレ
  6. 野咲春花の実写映画キャスト
  7. 野咲春花に関する感想や評価
  8. 野咲春花まとめ

野咲春花はミスミソウの主人公

ミスミソウの作品情報

鬱漫画として話題となった「ミスミソウ」について、主人公は死んだのかといった物語の最後までについての情報を、ネタバレ込みで紹介します。ミスミソウは、押切蓮介先生が描くサスペンス・ホラー漫画です。2007年から2009年まで、「ホラーM」で連載されていました。これまでは怪異的な存在が恐怖を生み出すホラー作品を描いてきた押切蓮介先生の、初となる人間の恐怖を描いた作品です。ミスミソウは実写映画化もされました。

ミスミソウは、いじめからの復讐劇を題材とした作品です。復讐の際のグロテスクな描写はもちろん、主人公が受けるいじめはかなり陰惨なものばかりで、「精神破壊(メンチサイド)ホラー」というキャッチフレーズがつきました。ミスミソウの漫画は全20話で構成されており、全3巻が刊行されました。その後、完全版と題した加筆修正版の上下巻も2013年に刊行されています。2018年には、「漫画アクション」に描きおろし前日譚も掲載されました。

ミスミソウの概要

ミスミソウは、転校先の学校で凄惨ないじめを受けた主人公が、復讐を遂げていく作品です。物語の舞台は過疎化の進んだ地方の町で、降り積もる白い雪と復讐によって流れる赤い血の対比が印象的な画面を作ります。2013年に刊行されたミスミソウの完全版を原作として、小説も出版されています。本作の小説版を手掛けたのは、小説家の黒史郎先生です。小説版の表紙は押切蓮介先生が描きおろしをしています。

小説版は漫画版のミスミソウとは異なる視点と結末の描写があり、原作を読んだファンも新たなミスミソウの世界を楽しむことができるはずです。小説だけではなく、ミスミソウは実写映画化もされている作品です。こちらは2018年4月7日に公開され、主人公の野咲春花を演じたのは女優の山田安奈さんです。比較的原作に忠実に再現された映画化ではあるものの、いくつかの相違点もありキーアイテムとなる物も登場します。

ミスミソウのあらすじ

東京から雪国の中学校に転校してきた主人公・野咲春花は、よそ者としてクラスメイトからいじめを受けていました。家族には心配をかけないために、卒業までの2カ月間を耐えればいいと考えます。しかし、悪化するいじめに伴い家族にいじめがバレてしまい、登校拒否を選びました。ある時、外出をして帰ってきた春花は燃え盛る自宅を目撃します。放火によって両親は死亡してしまい、妹の祥子は全身に大火傷を負ってしまいました。

野咲春花のプロフィール

ミスミソウの主人公は、野咲春花という中学3年生の少女です。優しい性格をしており、長い黒髪で清楚な見た目をしています。家族仲は良好で妹のことも大切に想っており、それゆえにいじめに耐える日々を送っていました。同時に、クラスメイトの中で唯一自分のことを心配してくれる相場 晄(あいば みつる)に対しては、少しずつ惹かれ始めています。しかし、家族を殺されたことにより春花は殺人も厭わない人間へと変貌します。

野咲春花は死んだ?最後をネタバレ

ネタバレ①流美と相場は死亡した?

続いては、ミスミソウの最後に主人公の野咲春花は死んだのか、といった情報をネタバレと共に紹介します。ミスミソウの中では多くの登場キャラクターが命を落とすこととなります。両親死亡の発端となったいじめグループの佐山流美や、想いを寄せる相場 晄が死んだのかについても、主人公と同じくらい気になる人も多いはずです。流美は登校拒否をした野咲春花に対して、学校に来るように説得にやってきました。

しかし、これは流美自身がいじめのターゲットになってしまうため、現在のターゲットである春花に戻ってきてほしかったゆえの行動でした。このことがきっかけで逆恨みを募らせた流美は、最後に対峙した春花を煽ります。その内容は、家族の死に様についてを彼女に伝えるというものでした。怒りのまま向かってきた春花にナイフを突き刺した流美は、それを見ていた相場によってボコボコに殴られてしまいます。

一方で、春花は散らばった相場の持ち物の中に、炎に巻かれて黒こげの父と妹の写真があるのを見つけました。「いつか父親の雄姿を見せるつもりだった」と言い訳をする相場に、春花は自分の腹に刺さったナイフを抜き取って襲い掛かります。相場が咄嗟に流美を盾にしたことで、ナイフは彼女の喉に刺さり流美は絶命しました。自分を殺そうとしたことに逆上した相場は、怒りのまま春花を押し倒して殴り続けます。

カメラを手に狂った愛を語る相場は、「妹は長生きできないし、祖父が死んだら春花は一人になる」と言います。這いずりながら逃げる春花に対し、自分と一緒に生きていく約束をして病院に行こうと誘いました。けれど、春花は逃げていたわけではなく、以前殺した真宮裕明の落としたボウガンを探していました。カメラごとボウガンに撃ち抜かれた相場は、最後まで春花に対する歪んだ愛情を向けて縋り続けながら死んだのです。

昔から歪んだ人間だった相場

幼少期の相場の家庭は歪んでおり、父親は母親に対して暴力を振るっては、相場に「父さんと母さんは仲良くしている」と言いました。その後も暴力は続き、相場は二人が仲良くしていると思い込もうとします。しかし、ある時いつものように暴力を振るう父親の背後を取り、相場はカッターで父親の背中を切りつけました。それ以降、母親は人形のようになってしまいます。相場は、自分が母親を支えなければと思っていました。

けれど、ある時母親は相場に「あんたは失敗」と告げ、あんなことをしなければ父親は自分のもとにいたと言い放ちます。母親に死ねと言われた相場は怒り、彼女に手を挙げました。必死に謝る母親の姿を見て、父親が本当に母親のことを愛していたと知ります。それ以降、相場は母親に暴力を振るい続けました。祖母は相場の本性に気がついておらず、母親が伝えていたと思われる事実も信じていませんでした。

ネタバレ②野咲春花は死んだ?

絶望的な裏切りを受けながらも、主人公の野咲春花は家族の敵討ちのために最後まで戦い抜きました。しかし、流美から受けた腹部への一撃は多くの出血を見せており、さらにろくな手当てもしないまま相場からの暴行を受けていました。周囲には誰もおらず雪が降りしきる中、春花は妹から貰ったアクセサリーを取り出します。三つ葉のクローバーが入ったそれは、白黒の漫画内の表現では黒く(実写映画では血に)染まっていました。

主人公ならば最後は死んだりしないと考える人もいるかもしれませんし、ミスミソウの中でも明確に野咲春花の死亡は描かれていません。けれど、相場は「その怪我では病院に行かなければ死んでしまう」という旨を伝えており、春花の最後は雪の中に倒れ込んだ描写で終わっています。その後、春花の祖父は一人で泣きながら電車に乗ります。春花の幻に謝罪している様子を見ても、野咲春花は最後に死んだものと考えられます。

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野咲春花の放火事件の真相

ネタバレ①野咲春花の家が火災になる

主人公の野咲春花は、最後まで散々で報われない終わりを迎えたことがわかります。続いては、春花の家族を巻き込んだ事件はどのようにして起こったのかを、ネタバレ込みで順番に紹介します。その日、春花は相場と共に写真を撮りに行く約束をしていました。妹の祥子も行きたがりましたが、学校の宿題があるからと母親に止められます。相場は学校でいじめられている春花を励ますため、とっておきの場所を案内しました。

綺麗な景色に感動する春花に、雪が降るともっと綺麗な景色が見られる、嫌なことも全部忘れられると話します。夜になるまでその場所で景色を眺めていた二人は、自然と距離が縮まっていました。帰り道、家の方角から煙が立ち上っていることに気がつき、春花は駆け出します。春花の家は炎に包まれており、周囲の人の叫び声で中にまだ家族がいるのだということがわかりました。動揺した春花は中に入ろうとして相場に止められます。

家の中に家族がいると知った相場は、消防車の到着を待たずに家の中に飛び込んでいきました。家の戸にはつっかえ棒がされており、明らかに外から誰かが工作をしたことがわかります。消防車が到着した頃、炎の中から相場が戻ってきました。その手には、小さな黒焦げの人間が抱えられています。春花には、すぐにそれが妹の祥子だとわかりました。まだ息があると言い、消防士たちが救急隊を呼ぶ声が聞こえます。

病院の中で全身包帯だらけの状態で横たわる妹を、春花はただ茫然と見下ろしていました。両親はすでに火事で死亡しており、知らせを聞いた祖父が春花のもとへ駆けつけます。黒焦げの遺体を確認した祖父は、どうしてこんなことになったのかと言葉を失います。父親は妹を庇うようにして死んでいたと知り、春花は声もなくただ涙を流していました。その姿を見た祖父もまた涙を流し、自分がいるからと春花を励ましていました。

ネタバレ②野咲春花の家は放火されていた?

火事によって家を失った野咲春花は、祖父と共に狭いアパート暮らしをすることになります。学校は休むかと思われた春花は、気丈に登校する選択をしました。そして、春花の家の火事は放火によるものだと判明します。春花の登校前、学校ではいじめっ子たちが集まって話をしていました。「バレたら捕まる」と怯える者がいるのに対して、真宮は「誰にも見られてないから大丈夫」と言います。殺人を気にする様子もありません。

流美もまた、「バレても中学生だから大丈夫」と話します。さらに流美は、登校してきた春花は自分たちが犯人だとは思っていないと推測します。その上で、春花に向かって焼死した家族をバーベキューに例えてからかったのです。その流美に対して、春花は別人のような恐ろしい形相で彼女を睨みつけました。火事当日の状況から放火だと疑いの目を向ける相場と同様に、春花もまた両親の死は人為的なものだと気がついていました。

ネタバレ③相場の提案

両親を死に追いやり、妹を瀕死の状態にしたいじめっ子への復讐は留まるところを知りません。けれど、相場は常に春花のことを気遣っていました。祖父もどうにか励まそうとするものの、春花に対して上手く接することができません。家まで訪ねて来てくれた相場に、祖父は中学卒業後に春花と妹を連れて東京に帰ると話します。それまで春花のことを頼むという祖父の願いを、相場は聞き入れることにしました。

春花を励ますために、相場は撮影スポットへ彼女を連れ出します。火事の前に一緒に過ごして、雪が降ったらまた来ようと約束をした場所でした。声を失い話すことをしなくなった春花が、寒いと意思表示をしたことを相場は喜びます。感情を取り戻し涙を流す春花に、相場は「苦しみに自分も一緒に耐えて春花を支え続けていく」と話しました。苦しい状況を抜け出せるかもしれない未来を見据えて、二人は唇を重ねます。

ネタバレ④小黒妙子からの謝罪

放火に関係したいじめっ子たちへの復讐を終えた野咲春花は、相場の存在によって少しずつ希望を見出し始めます。ある時、バス停で小黒妙子と出会いました。彼女はいじめっ子グループのリーダーで、これまで春花に散々酷い仕打ちをしてきた相手です。しかし、その一方で転校当初の二人は仲の良い友人関係だったのです。妙子は東京で美容師になるという夢を、春花にだけ密かに打ち明けていたほどでした。

二人の仲を裂くきかっけとなったのが、相場の存在です。春花は妙子も相場のことを好きで、それゆえに相場と親しくしていた自分に嫉妬したのだと考えていました。けれど、妙子は相場のことを心底嫌っていたのです。妙子が特別な想いを抱いていた相手は、春花の方でした。彼女に好意を抱いていた妙子は、相場に惹かれていく春花を許せませんでした。そこから感情が歪んでいき、現在のいじめに発展してしまったのです。

不器用だった妙子は歪んだ愛情表現で春花を傷つけ、自身の意図したことでないとはいえ、結果的に春花の家族を奪ってしまいました。本心を打ち明けて謝罪する妙子に、春花は「彼女がこうなったのは自分のせい」と思っています。謝罪を受け入れて、胸を張って生きてほしいと伝えました。妙子は自身の本当の気持ちを伝えることはできなかったものの、春花と和解できたことでひとつの区切りをつけます。

その後、流美の襲撃に遭った妙子は戦いの末に殺されてしまいます。妙子に対して好意を抱いていた流美は、彼女が春花に対して特別な感情を抱いていることに気がついていました。自分はどれだけ尽くしても妙子には振り向いてもらえず、それどころか暴力や暴言を吐かれるばかりです。募った恨みを爆発させた流美は、妙子を殺すことに成功し自信をつけた様子で帰宅していきました。

ネタバレ⑤祖父を暴行したのは相場

妹のお見舞いで病院にやってきた野咲春花は、病室にいる流美の姿を見つけます。彼女は病室の周囲に灯油を撒いて準備しており、手にはライターとナイフを持っていました。いじめっ子たちが次々に行方不明になっていることから、流美は次は自分の番だと怯え続けていました。殺される前に自分が春花を殺そうと流美は考えます。けれど、有利な立場に立ったと思った時、昏睡状態のはずの妹が起き上がっていることに気がつきました。

驚いて隙を突かれた流美は形勢逆転されますが、妹の体に繋がれた装置が大きく音を立て始めました。それを聞きつけた看護師たちが来たことで、流美はその場を逃げ出します。そこに、「病院にいるって聞いた」と相場がやってきました。その直後、襲われた祖父が病院に運ばれてきます。いじめっ子は殺したはずなのにと混乱する春花は、目の前の相場に疑いの目を向けます。彼の手には、何かを殴ったような怪我がありました。

相場は祖母を説得して、東京で春花と一緒に暮らす計画を立てていました。けれど、それを拒否したのは春花自身です。自分より家族を優先したことに激昂した相場は、祖父の存在が邪魔になっていると考えます。穏やかで頼れる人物だったはずの相場は、頭に血が上ると暴力に走ってしまう恐ろしい人物でした。春花が病院に行っている間に、家で一人の祖父のもとを訪問して暴力を振るっていたことがわかります。

本編では描かれていないものの、暴力的な行動に出ていることから、春花の祖父は相場の提案を拒否したものと考えられます。まだ中学生ということもあり、先のことを考えてやんわり断った可能性もあります。しかし、自分の思い通りに事が運ばないことに苛立った相場は、祖父がいなくなれば春花と二人で暮らせると考えたと予想されます。

ネタバレ⑥放火の真犯人は流美だった

手の怪我は自分の祖母を殴ったためだと弁解しますが、相場の凶暴性に気づいた春花は差し出された彼の手を振り払います。それにより、相場は春花が自分を裏切ったと逆上して本性を露にします。そこに現れた流美は、自分が放火の犯人だと明かしました。始めは脅かすだけのつもりで灯油を撒いたものの、火をつけた熱さで久賀が誤ってマッチを落としてしまいます。それにより、引火した母親は死亡してしまいました。

そこから母親が死んだ時の状況や妹と父親の様子などを、笑いながら流美は話し続けます。「二人を家に閉じ込めた」という流美の発言からも、家の扉に置かれていたつっかえ棒は彼女の仕業だとわかります。家族が死んだ時の様子を聞かされ続けた春花は、冷静でいられるはずがありません。起こって流美に突撃していき、隠し持っていたナイフによって腹部に致命傷を負うこととなりました。

野咲春花の復讐をネタバレ

ネタバレ①最初の犠牲者は吉絵と理佐子とゆり

主人公である野咲春花の受けてきた、あまりにも凄惨な出来事の数々に対する復讐の内容についても気になるのではないでしょうか?春花の手による最初の犠牲者は、吉絵と理佐子とゆりの三人です。三人は春花を呼び出して自ら命を絶つよう促しました。その場には流美もいましたが、担任の呼び出しを受けて離脱します。流美の帰りを待てない吉絵は、春花に向かって「母親の死は滑稽だった。その姿を見て自分の生を実感した」と話します。

怒りに支配された春花は、落ちていた釘を吉絵の左目に突き刺します。さらに鉄パイプを使って容赦なく吉絵の頭を叩き割りました。他の二人は怯え、理佐子は「久賀がやった」と命乞いをします。けれど、理佐子をナイフで切りつけた春花は、悲鳴を上げて逃げようとするゆりの足首を切り裂きました。落下し後頭部を打ち付けて死んだゆりを見た理佐子は、泣きながら母親を呼びます。最後に三人はその場で死んだのでした。

ネタバレ②消えていくクラスとメイト

野咲春花の復讐は三人だけでは終わらず、関わったクラスメイトたちが次々に消えていきます。母親に火をつけた張本人の久賀のもとを訪れると、春花はナイフを突き刺します。さらに口を切りつけられた久賀は逃走しますが、途中で井戸に転落します。置き去りにされた久賀は、出血多量で井戸の中で死んだのです。復讐に気づいた真宮と池川は、逆に春花を襲撃しようと考えます。しかし、ボウガンでの狙撃に失敗しました。

春花を追いかけながら、真宮は自分たちが放火したことを認めます。さらに、敵討ちをしたくないのかと煽りました。春花を押し倒した池川は、隠していたハサミで鼻を切り裂かれます。遠方から狙っていたボウガンは彼の頭に当たり、おかしくなった池川は真宮に襲い掛かりました。彼に気を取られていた真宮は、春花によって腹を切り裂かれます。逃げた先でボウガンの矢を受けた後、凍った湖に落下して真宮は死んだのです。

野咲春花の実写映画での最後をネタバレ

ミスミソウの実写映画とは?

多くの登場人物が死んだミスミソウは、実写映画化もされている作品です。主題歌はタテタカコさんの「道程」です。主人公の野咲春花役には、約1千人の応募の中から山田安奈さんが抜擢されました。山田さんは春花を演じるにあたって、何度も原作を読み込んで役作りをしました。妙子役の大谷凜香さんは、本作が演技初挑戦の作品です。終盤の展開は原作と異なる部分もありますが、大筋は原作通りに描かれている実写映画です。

ミスミソウの実写映画の結末

ミスミソウの実写映画の設定は、原作と異なる部分もあります。もっとも大きな変更点としては、物語の最後が挙げられます。漫画ではほとんどのキャラクターが死んだと思われる状態で、春花の祖父だけが生き残っていました。しかし、映画では祖父は病院に運び込まれて以降、登場することはありません。生死に関する情報は不明で、どちらとも取れる終わり方をしています。一方で、原作では死んだ妙子が映画の最後に登場しています。

主人公の春花は原作と同じく死んだ描写は無いものの、卒業式のシーンに不在であることから死んだものと考えられます、けれど、中学校の卒業式に妙子が元気な姿で登場していました。卒業証書を受け取った彼女は、一人で教室に戻ります。そこで春花の髪をカットしたりと、二人で楽しく過ごすシーンが見られますが、最後には妙子一人になっていました。同時に主題歌も流れ始めて、映画ミスミソウはそのまま最後を迎えます。

野咲春花の実写映画キャスト

山田杏奈のプロフィール

名前:山田安奈(やまだあんな)
生年月日:2001年1月8日(現在23歳)
出身:埼玉県鴻巣市
身長:159cm
血液型:A型
職業:女優
所属事務所:アミューズ

実写映画版のミスミソウで主人公の野咲春花役を演じていたのは、女優の山田安奈さんです。原作を読み込んで役作りをしていた山田さんは、自身は人殺しはできないものの、春花の気持ちは理解できると話しました。押切蓮介先生の絵は目が特徴的で、家族が殺された後には瞬きをしないよう意識するなど、原作を意識した演技をしています。さらに、監督が役者に血糊を塗っていたエピソードや、共演者への感謝なども語っています。

山田杏奈の主な出演作品

山田安奈さんが出演している主な作品は、「21世紀の女の子 『恋愛乾燥剤』」「ジオラマボーイ・パノラマガール」「樹海村」「ひらいて」「山女」「ゴールデンカムイ」「幸色のワンルーム」「新米姉妹のふたりごはん」「荒ぶる季節の乙女どもよ。」「早朝始発の殺風景」などが挙げられます。この他にも、声優としての声の出演や、テレビ番組でのナレーターを務めることもあります。

野咲春花に関する感想や評価

ミスミソウの読後感は、憂鬱になること間違いなしです。実際に漫画を読んだり映画を観た人の感想も気になるはずです。続いては、ミスミソウを読んだ人の野咲春花に関するX(旧Twitter)上での、感想や評価についてもネタバレと共に紹介します。映画だけを観たという人もいれば、元々が漫画のファンデ映画にも興味を持ったという人もいるようです。どちらも総合的な評価は高い作品だといえそうです。

ミスミソウは単なるいじめ復讐漫画ではなく、キャラクターにもそれぞれの魅力がある作品です。主人公の春花はつらい境遇に立たされるものの、自らの力だけでいじめっ子たちに復讐を果たしていきます。その姿がかっこよく、強さを評価する声もありました。さらに、完全な悪役でしかないいじめっ子たちや、それぞれの想いを抱えた相場や妙子の魅力にも強く惹かれるものがあるようです。

ミスミソウの漫画を読んだり映画を観た人の多くは、主人公が可哀想だという感想を抱いたようです。家族を失うまでの理不尽さはもちろん、自身の手で殺人を犯す復讐劇に胸を痛める人も多くいました。さらに、唯一の救いかと思われた相場が異常者だったことで、春花と同じように絶望してしまう感想もありました。雪と血の対比の美しさがさらに悲しさを際立たせており、気持ちの沈んでしまう人が多い作品でもあります。

主人公が自らの手を汚して復讐をすることに胸を痛める人がいる一方で、主人公のやり方を応援する声もありました。残酷な殺され方をするいじめっ子たちに、同情的な見方をする意見もあります。しかし、元々は相手が100%悪いという点からも、心置きなく応援できるという声もありました。春花も死んだ最後の展開については賛否両論ありますが、すべてを失った春花が生きることを諦めても仕方がないという意見もあるようです。

ミスミソウは純愛映画でもあるとの評価も見られます。そもそもの発端は、妙子が抱いた春花への特別な感情でした。それが歪んでしまったことによりいじめが始まり、その妙子へ特別な感情を抱いた流美によって、悲劇が生まれていきます。一方で、純粋なものと思われた相場から春花へ向けられた感情もまた、歪な形をしたものでした。単なるいじめ復讐劇というだけではない、違った視点からも楽しめる作品といえるのかもしれません。

ある意味では、主人公は死んだことで幸せだったのではないかとの意見もありました。原作の場合祖父は生きているものの、両親も家も失った上に妹も最後は死んだものと考えられます。情状酌量の余地があるとはいえ、罪が明るみに出れば逮捕されることは間違いありません。そうした状況でたった一人生き残るよりも、復讐を果たして最後に死んだのはせめてもの幸せと捉えられる場合もありそうです。

「ゴールデンカムイ」にも出演している山田安奈さんを見て、ミスミソウに興味を持った人もいます。復讐時の描写がグロテスクなこともあり、視聴したことを後悔しているという感想でした。しかし、後悔をした作品であるにも関わらず他人にも見てほしいと勧めたくなる作品でもあるようです。心が痛むシーンが多い作品でもありつつ、重い題材を扱った本作はトラウマ以上に心に何かを残す作品なのかもしれません。

主人公の殺しのスキルについて、感心する意見もありました。家族を殺される前はごく普通の中学生で、特別な殺人スキルを持つわけでもありません。いじめっ子たちがそれぞれに、「弱いいじめられっ子に反撃されるわけがない」「殺されるという発想が無い」といった心理状態だったことも大きいかもしれません。油断や不意打ちといった状況の有利が、結果的に復讐を成し遂げる手助けとなったのかもしれません。

登場人物が可哀想なストーリーの作品は数多くありますが、ミスミソウが一番だと考える人の感想もありました。理不尽ないじめを受ける作品の中でも、家族を焼き殺された上に嬉々として詳細を語られたり、写真を撮られるといった鬼畜の所業が群を抜いた作品です。自分が同じ立場だったら絶対に許せないと考える人も多く、春花の行動に共感できる部分が多数あります。

一方で、主人公を可哀想だと思うことができないといった感想もありました。どのような視点で作品を見るかによっても、違った感想が出てくるものです。どういった理由があるとしても、人を殺していい理由にはならないと考える人もいるはずです。そうした人にとっては、警察に頼ることもなく自らの手で復讐を果たしていく姿には、共感しにくい場合もあるのかもしれません。

野咲春花まとめ

漫画「ミスミソウ」の主人公・野咲春花について、最後に死んだのかといった情報などをネタバレ込みで紹介しました。鬱作品として有名なタイトルでもあり、その情報だけで避けていた人もいるはずです。一方で、過去にいじめを受けたことがある人ならば共感できる作品だという感想もあります。映画や小説にもなっているため、気になった人は好みの媒体で作品をチェックしてみてはいかがでしょうか?

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