かがみの孤城に続編はある？エンドロール後の特典映像や原作小説を調査

こちらの記事では、アニメ映画にもなった『かがみの孤城』の原作小説の続編があるのかについての情報を紹介していきます。詳しくは『かがみの孤城に続編はある？特典映像や原作小説は？』の項目で紹介しているので、かがみの孤城の続編について気になっている人は参考にしてみてください。

また、こちらの項目では、かがみの孤城の続編についての情報の他に、映画のエンドロール後の特典映像や、『その後の風景』というスピンオフ作品についても紹介しています。かがみの孤城の続編情報について紹介する前に、まずは下記の項目で作品概要と物語のあらすじを紹介しています。かがみの孤城の作品情報をおさらいしたい人は、そちらの項目から目を通してみてください。

かがみの孤城は、小説家の辻村深月先生が2017年に発表した小説を原作とする作品です。2019年から2022年には、月刊漫画雑誌ウルトラジャンプにて武富智先生が作画の漫画版も発表されました。また、2022年にはアニメ映画が制作され、話題を呼んでいます。

こちらの項目では、かがみの孤城のあらすじを紹介します。不登校の中学1年生・こころは、ある日、自室の鏡に吸い込まれます。鏡を抜けると、そこは城で、こころと同じように学校に通えなくなった少年少女が集まっていました。そこへ、狼のお面を付けた少女が現れます。「オオカミさま」と呼ばれるその少女は、「願いの部屋に入るための願いの鍵を見つけ、願いを叶ること」と言うのでした。

原作小説が人気となり、コミカライズと映画版が制作されたかがみの孤城には、続編小説はあるのでしょうか？2024年2月時点では、漫画、映画および、原作小説においても、続編といえる作品は発表されていません。かがみの孤城は、リオンとオオカミさまがあらすじの中心となっている作品です。

そのため、かがみの孤城の作中でリオンの問題が解決してしまったため、今後も続編が制作される可能性も低いと考えられます。かがみの孤城の原作小説の続編が発表される可能性は低いものの、物語あらすじのその後を描いた話については、『かがみの孤城のエンドロール後の特典映像はある？』の項目で紹介しています。映画のエンドロール後に流れた物語のあらすじが気になる人は、そちらの項目にも目を通してみてください。

2024年2月時点では、かがみの孤城の続編小説などは発表されていませんが、『その後の風景』という物語が存在します。この物語は、タイトルの通り、鏡の城から戻ってきた登場人物たちのその後のあらすじが描かれています。その後の風景は、映画館に訪れた人に配布されていた、第1弾入場者特典です。

また、このポストカードに描かれた物語は、映画のエンドロール後に流れていました。エンドロール後のおまけ映像については、次の項目『かがみの孤城のエンドロール後の特典映像はある？』で紹介しています。エンドロール後の登場人物たちについて知りたい人は、そちらの項目も続けてチェックしてみてください。

かがみの孤城の続編はないものの、映画が上映開始した当初は、エンドロール後にある映像が流れていたそうです。その映像とは、かがみの孤城の映画第1弾入場者特典として配布されていたポストカードの内容です。その特典映像が、イラストなのかショートアニメなのか、詳しい情報は不明となっています。

辻村深月先生が執筆した、かがみの孤城の原作小説は、単行本が全1巻、文庫本版は上巻・下巻の2巻で発売されています。そちらの原作小説の物語のあらすじは、映画と同じとなっています。そのため、映画の続編となる内容の作品は2024年2月時点では存在していません。

かがみの孤城の続編は制作されていないため、登場人物がその後どのような結末を辿ったのかは、鑑賞者や読者の想像に任せることになります。ここからは、登場人物のその後がどうなったのか気になっている人向けに、その後を考察していきます。まずは、主人公のこころのその後です。こころは、かがみの孤城から戻って来た後、学校に通うことにしました。

そして、中学2年生になった時、転校してきたリオンと出会います。鏡の城で過ごした時の記憶は消されているため、こころはリオンのことは覚えていません。しかし、その後2人は仲良くなり、友人として一緒にいるようになりました。

マサムネと仲の良かったスバルは、その後ゲームクリエイターになった可能性が高いでしょう。その理由は、マサムネに「ゲームを作る」と約束したことと、マサムネの好きなゲームの作者名が、スバルの名前と一致するからです。マサムネが好きなゲームクリエイターはナガヒサロクレンという名前です。そして、スバルの本名は長久昴です。“昴”は、おうし座にある肉眼で見える6つの星のことを指します。

この星は、別名「六連星（むつらぼし）」とも呼ばれており、別の読み方をすると「ロクレン星」とも読むことができます。そのように、ゲームクリエイターを目指していたことや、名前がナガヒサロクレンと一致します。そのような設定から、スバルは鏡の城から戻った後、ゲームクリエイターの夢を叶えたと予想されます。

マサムネのその後が分かる情報は、映画や原作小説の中には登場していません。しかし、鏡の城で様々な人と出会ったことで、学校に通うようになったのではないかと予想されます。マサムネは、「有名なクリエイターと知り合いだ」と言ったことが、不登校になった原因の1つでした。

しかし、鏡の城で将来ゲームクリエイターになった可能性の高いスバルと友人になりました。そのため、有名なゲームクリエイターと知り合いになったことで、マサムネの言葉は真実になりました。嘘が本当になり、自分の言葉に自信を持てるようになったことから、マサムネは歩みを進めることができたのではないでしょうか？

アキは、かがみの孤城のエピローグで、その後が明かされています。アキは、エピローグで喜多嶋晶子というフリースクールの先生として登場します。喜多嶋先生ことアキは、その後大学を出て、フリースクールの先生となっていました。また、鏡の城にいたときは「井上」の苗字ですが、大人になってから総合病院に務める男性と結婚し、喜多嶋という苗字に変わっています。

ウレシノは、その後が判明していない登場人物の1人ですが、他のメンバーたちに明るい未来が訪れていることから、ウレシノもイジメられていた過去を克服していると予想されます。また、ウレシノはフウカに好意を打ち明けていたため、フウカとも再会し、現実でも仲良くなった可能性が高いでしょう。

リオンは、鏡の城から戻ったあと、ハワイから日本に帰国しています。中学2年生になった時に、こころが通う学校に転入し、こころと再会しました。こころは物語の流れを考えると、リオンのことを忘れているようですが、リオンは物語のキーマンという立場であることや、立ち振る舞いから「城での記憶が残っているのでは？」と鑑賞者や読者から考察されることが多いようです。

フウカも、他のキャラクターたちと同様に、仲の良かったウレシノと再会したと予想されます。また、多くの友人と出会い、今まで弾かなかったジャンルの曲に挑戦するようになった様子を見ると、足かせとなっていたピアノへの気持ちも、前向きになれたのではないでしょうか？精神的な理由からピアノが上手く弾けなくなってしまったフウカですが、その後は再びピアノの天才として復活した可能性があるでしょう。

かがみの孤城は、不登校という現代の若者にとって身近な問題がテーマとなっています。かがみの孤城を見た人の中には「共感した」「いろいろな不登校の理由があるんだと感慨深くなった」という感想を持つ人も多いようです。

こちらのかたは、かがみの孤城を見て「逃げるのは悪いことではない」という感想を持たれたようです。学生時代は、学校という閉鎖された空間で一日を過ごすため、周囲の顔色をうかがうことが多くなります。しかし、その状況で無理をしてしまうのであれば、かがみの孤城の登場人物たちのように、新しい環境や人々と出会うきっかけを作るのも悪くないかもしれません。

かがみの孤城は、映画化だけではなく、コミカライズも制作されている人気作品です。こちらのかたは、「かがみの孤城の続編が出たら買う」とコメントされています。現在、かがみの孤城の続編の制作予定はないものの、今後さらに人気となれば、作者や映画・漫画の制作陣の間で続編の制作が予定される可能性もあるでしょう。

以上、かがみの孤城の続編についての情報を紹介してきました。かがみの孤城は、2024年2月時点では、続編の制作予定は発表されていません。しかし、作品がさらに人気となれば、作者や映画・アニメの制作陣の間で、続編制作が予定される可能性もあるでしょう。「かがみの孤城の続編が見たい」という人は、まだ見ていない媒体のかがみの孤城作品を手に取ってみてはいかがでしょうか？