【異修羅】漫画のあらすじをネタバレ！強すぎる登場人物たちと武器についても解説

『異修羅（いしゅら）』は珪素先生によるライトノベル作品です。『カクヨム』にて2017年6月30日から、『小説家になろう』にて2017年7月20日からそれぞれ連載されています。単行本は電撃の新文芸（KADOKAWA）にて2019年9月17日より刊行されており、2024年2月現在は既刊9巻となっています。

異修羅の作者である珪素先生は、ライトノベル作家として2018年より活動を開始しています。ライトノベル作家を志すきっかけは、2016年に開設された小説投稿サイト「カクヨム」が活況を呈しているのを目の当たりにし、2018年頃より同サイトへの投稿を開始したことだそうです。代表作は異修羅をはじめ、『超世界転生エグゾドライブ』『アウトレイジョウ』などがあります。

それでは早速、異修羅の漫画あらすじをネタバレありで紹介します。ここでは異修羅の漫画1～3巻までのあらすじをネタバレありで見ていきましょう。

ここでは異修羅の漫画1巻のあらすじをネタバレありで紹介します。魔王が殺された後の世界。「自称魔王者」が作った、大迷宮の側にあるナガン迷宮都市の学士・遠い鉤爪のユノは、ある日、起動したナガンの迷宮機魔（ダンジョンゴーレム）に街を壊され、さらにリュセルをはじめ親しい人たちを皆殺しにされてしまいます。

自身も殺されそうになり、絶望しながら諦めていた彼女の前に現れたのは、ジャージ姿の剣士・柳の剣のソウジロウでした。”彼方”からの”客人”であり、「最強で最後の剣豪」を名乗る彼は、なまくら刀だけで超硬質な装甲を持つゴーレムを次々と切り倒していくのでした。

ここでは異修羅の漫画2巻のあらすじをネタバレありで紹介します。本物の魔王を倒し、世界を救った本物の勇者の正体を知るものは誰もいませんでした。そこで、唯一残った世界最大の都市、黄都は勇者を名乗るに相応しい者たちによる「本物の勇者」の座を賭けたトーナメント戦の開催を決定します。そこに集うは最強の修羅16名。ユノの命を救ったソウジロウもその一人でした。黄都を目指し、ソウジロウと行動を共にすることとなったユノ。

自身がいたナガン迷宮都市跡地にて生存者を探し続けるユノの前に、再び倒したはずのゴーレムが現れます。しかし、ゴーレムは何者かによって魂の核だけが抜き取られ、抜け殻になっていました。

その頃、黄都と敵対関係にあることから魔王の国と呼ばれるリチア新公国では、かつて黄都二十九官第二十三将に名を連ねた歴戦の武官・警めのタレンが戦争を巻き起こすべく、敵の攻撃速度を上回る力を持つ異世界人・ダカイと手を組もうとしていました。2人は手始めに、内通者をあぶりだすための作戦を開始します。

ここでは異修羅の漫画3巻のあらすじをネタバレありで紹介します。黄都第十七卿のエレアは、家庭教師としてイータ樹街道の村に暮らすエルフの少女に詞術を教えていましたが、ようやく任期を終え、街道を出ることにします。

そんな彼女のもとへエルフのヤウィカが訪れました。エレアと仲睦まじい様子でやり取りをするヤウィカはエレアの教え子の一人でした。実は誰よりも強い能力を持つ世界詞のキアに目をつけ、手駒にするために街道を訪れたエレア。彼女は自身の立場を家庭教師と偽り、豊かな胸と美貌を最大の武器として取り入り、内より腐らせながらのし上がってきたのでした。

先に異修羅の漫画1～3巻あらすじをネタバレありで紹介してきました。では、漫画にはどのようなキャラが登場するのでしょうか？ここからは異修羅のキャラ・登場人物について、武器・強さをなどを交えながら紹介していきます。

まずはじめに異修羅のキャラ・登場人物、柳の剣のソウジロウについて紹介します。柳の剣のソウジロウは六合上覧の参加者の一人です。本名は柳生宗次朗（やぎゅうそうじろう）。常人を遥かに超えた素早さや器用さ、そして驚異的な観察眼を持ち、ナガン大迷宮をただ一人で斬るほどの強さを誇ります。武器は刃がつぶれた訓練用の剣です。

続いて異修羅のキャラ・登場人物、警めのタレンについて紹介します。警めのタレンは将軍として仕えていた黄都に対して反旗を翻した魔王の自称者です。もともとは黄都二十九官の一人でした。武官としては修羅たちには到底及ばないとされるものの、四十代後半の女性としては突出した強さを持つとされています。武器は長いサーベルです。

続いて異修羅のキャラ・登場人物、星馳せアルスについて紹介します。星馳せアルスは冒険者の鳥竜（ワイバーン）です。この世界のありとあらゆる伝説を踏破するほどの強さを誇ります。武具・道具の扱いから詞術に至るまで、すべてに適正を有する才能の持ち主であるため、多種多様な武器を使いこなします。

続いて異修羅のキャラ・登場人物、夕暉の翼レグネジィについて紹介します。夕暉の翼レグネジィは司令（コマンドー）の鳥竜です。鳥竜の統率者として、数多くの鳥竜を指揮しています。その腕は一国の軍にまで育て上げるほど。際立った体躯を持たないものの、鳥竜でありながら非常に高い知性を持っています。武器は自らの所有する空軍です。

続いて異修羅のキャラ・登場人物、世界詞のキアについて紹介します。世界詞のキアは。イータ樹海道の村に暮らすエルフです。非常に高い詞術への適性を持ちますが、敵もいない小さな村でのどかに暮らしていました。特別な詠唱などすることなくたった一言で天候すら操ることもできる、天才の域すら超えた魔才の持ち主です。赤い紙箋のエレアにその魔才見込まれ、黄都へ赴くこととなっています。武器は詞術です。

続いて異修羅のキャラ・登場人物、鵲のダカイについて紹介します。鵲のダカイは盗賊（バンディット）の人間です。タレンがリチアに集めた英雄の一人であり、ダレンの片腕として行動を共にしています。銃弾を見切ることができる高い動体視力の持ち主であり、音斬りシャルクの攻撃速度にも対応可能ではないかと言われているほどの強さを誇ります。武器はラスゴートの罰の魔剣です。

続いて異修羅のキャラ・登場人物、通り禍のクゼについて紹介します。通り禍のクゼは”教団”に属する人間です。教団に仇なす敵を幾百と倒してきた始末屋であり、自身では一切攻撃をおこなわないものの、彼と対峙する者は命を落とすとされるほどの強さを誇ります。武器は大盾です。

続いて異修羅のキャラ・登場人物、静かに歌うナスティークについて紹介します。静かに歌うナスティークはクゼに憑いている天使です。なぜクゼに憑いているのかは不明。彼女の行動原理はクゼを守ることです。クゼの命を狙う者は相手が誰であると確実に抹殺するほどの強さを誇ります。武器は死の牙と呼ばれる短剣です。

続いて異修羅のキャラ・登場人物、海たるヒグアレについて紹介します。海たるヒグアレは剣奴（グラディエーター）の植物生命体マンドレイクです。種族特性としてかすり傷程度で相手を即死させるほどの強力な猛毒を有し、高い戦闘技術を持つ彼は猛毒と大量の腕を使った攻撃で敵を圧倒します。武器は猛毒です。

続いて異修羅のキャラ・登場人物、濫回凌礫ニヒロについて紹介します。濫回凌礫ニヒロは騎兵（カタクラフト）の屍魔（レヴナント）です。単機で一軍を滅ぼしたという伝説を持ち、記録上最悪の生物兵器として黄都に幽閉されるほどの強さを誇ります。武器は蜘蛛の見た目をした生体戦車「埋葬のヘルネテン」です。

続いて異修羅のキャラ・登場人物、音斬りシャルクについて紹介します。音斬りシャルクは槍兵（スピンヘッド）の骸魔（スケルトン）です。英雄を屠るほどの強さを持ちますが、記憶を失っており、自分が何者なのか、どこから来たのかは分かっていません。常人離れした瞬発力とスピードの持ち主であり、自身の骨格の組み換えから繰り出される槍術の前ではその間合いの見切りすら不可能です。武器は槍です。

果たして異修羅の漫画にはどのような見どころがあるのでしょうか？では、ここから異修羅の漫画の見どころをいくつか見ていきましょう。

異修羅の見どころの一つとして、バトルシーンが挙げられます。異修羅はキャラクターが圧倒的な強さを持ち、また動きや表情が細かく描かれているため、武器や能力を駆使して全力でぶつかり合うバトルシーンの迫力は抜群です。

次に異修羅の見どころの一つとして、主要な人物たちの死が挙げられます。異修羅の主要な人物たちの死は物語の展開に大きな影響を与えます。特にソウジロウの死は物語の大きな転換点として機能しており、彼の死が引き起こす変化は他のキャラクターたちに新たな決断を促すのです。

次に異修羅の見どころの一つとして、本物の勇者の正体が挙げられます。異修羅の物語には圧倒的な強さを持つキャラが数多く登場しますが、魔王を倒した勇者は一人しかいません。そもそも魔王は”最初の一行”を戦いすらせずに壊滅させたほどの強さを持ちます。それほどの強さを持つ魔王を倒した勇者もまたかなりの強さを持っているはずです。多くの強者が登場する中で、真の勇者を見極めることは読者にとっても一つの楽しみと言えるでしょう。

異修羅は2024年1月よりテレビアニメが放送されています。総監督は高橋丈夫氏、監督は小川優樹氏、キャラクターデザインは菊地洋子氏と高品有桂氏、アニメーション制作はパッショーネがそれぞれ担当しています。では、ここから異修羅のアニメにてキャラの声を務めた声優について一覧で詳しく紹介していきます。まずはじめに柳の剣のソウジロウの声を務めたアニメ声優から見ていきましょう。

異修羅のアニメにて柳の剣のソウジロウの声を務めたのは、声優事務所「ヴィムス」所属の梶裕貴さんです。梶裕貴さんは2006年に『ふしぎ星の☆ふたご姫』でアニメデビューを果たしました。2007年に『Over drive』の篠崎ミコト役を演じて以降は数々の作品で主役に抜擢され、知名度を上げています。代表作に『進撃の巨人（エレン・イェーガー）』『七つの大罪（メリオダス）』などが挙げられます。

異修羅のアニメにて遠い鉤爪のユノの声を務めたのは、声優事務所「81プロデュース」所属の上田麗奈さんです。上田麗奈さんは2012年に『イナズマイレブンGO クロノ・ストーン』で声優デビューを果たしました。2014年には『ハナヤマタ』の関谷なる役で初主演を務めています。代表作に『鬼滅の刃（栗花落カナヲ）』『SSSS.GRIDMAN（新条アカネ）』『私に天使が舞い降りた！（星野みやこ）』などが挙げられます。

異修羅のアニメにて星馳せアルスの声を務めたのは、声優事務所「BLACK SHIP」代表取締役CEOの福山潤さんです。福山潤さんは声優としてだけでなくナレーターや歌手としてもマルチに活動しています。

アニメ初主演は『無敵王トライゼノン』の神威章役です。初代声優アワード主演男優賞をはじめ数々の賞を受賞しており、日本国内外での認知度も高いです。代表作に『コードギアス 反逆のルルーシュ（ルルーシュ）』『暗殺教室（殺せんせー）』『七つの大罪（キング）』『中二病でも恋がしたい！（富樫勇太）』などが挙げられます。

異修羅のアニメにて静寂なるハルゲントの声を務めたのは、声優事務所「マウスプロモーション」所属の大塚明夫さんです。大塚明夫さんはOVA『あいうえおアニメ 世界名作童話全集』のシルバー役で声優デビューを果たしました。2006年には第5回東京アニメワードにて声優賞を受賞しています。代表作に『ONE PIECE（マーシャル・D・ティーチ/黒ひげ）』『僕のヒーローアカデミア（オール・フォー・ワン）』などが挙げられます。

異修羅のアニメにて警めのタレンの声を務めたのは、芸能事務所「LAL」代表の朴璐美さんです。朴璐美さんは声優としてだけでなく女優や歌手としてもマルチに活動しています。

声優としては1988年に『ブレンアワード』のカナン・ギモス役でデビューを果たしました。2003年には第26回アニメグランプリにて声優部門賞を受賞しています。代表作に『NARUTO -ナルト-（テマリ）』『進撃の巨人（ハンジ・ゾエ）』『トリコ（小松）』などが挙げられます。

異修羅のアニメにて鵲のダカイの声を務めたのは、芸能事務所「アーツビジョン」所属の保志総一朗さんです。保志総一朗さんは専門学校東京アナウンス学院放送声優科・日本ナレーション演技研究所を経て、1990年代に声優デビューを果たしました。

2003年にはアニメージュ第25回アニメグランプリ声優部門においてグランプリを受賞しています。代表作に『機動戦士ガンダムSEED（キラ・ヤマト）』『PERSONA5 the Animation（明智吾郎）』『最遊記シリーズ（孫悟空）』『ひぐらしのなく頃に（前原圭一）』などが挙げられます。

異修羅のアニメにて夕暉の翼レグネジィの声を務めたのは、声優・俳優・タレントのマネジメント、プロモート業務をおこなう会社「アドナインス」代表取締役の森久保祥太郎さんです。

森久保祥太郎さんは声優としてだけでなく俳優や歌手、ナレーターとしてもマルチに活動しています。声優としては1996年に『爆走兄弟レッツ&ゴー!!』のミニ四ファイター役でデビューを果たしました。代表作に『メジャー（茂野吾郎）』『弱虫ペダル（巻島裕介）』『NARUTO -ナルト- 疾風伝（奈良シカマル）』などが挙げられます。

異修羅のアニメにて晴天のカーテの声を務めたのは、芸能事務所「ミュージックレイン」所属の雨宮天さんです。雨宮天さんは声優としてだけでなく歌手としても活動しています。声優としては2012年にデビューし、2014年にはアニメ『一週間フレンズ。』にて初のメインヒロイン役となる藤宮香織役を演じました。代表作に『東京喰種トーキョーグール（霧島董香）』『彼女、お借りします（水原千鶴）』などが挙げられます。

異修羅のアニメにて世界詞のキアの声を務めたのは、声優事務所「青二プロダクション」所属の悠木碧さんです。悠木碧さんは4歳で芸能界に入り、2024年2月現在は声優としてだけでなく女優や歌手、タレントとしてもマルチに活動しています。2017年には声優としてアニメ『キノの旅』にて主人公のキノを演じました。代表作に『魔法少女まどか☆マギカ（鹿目まどか）』『幼女戦記（ターニャ・デグレチャフ）』などが挙げられます。

異修羅のアニメにて赤い紙箋のエレアの声を務めたのは、声優事務所「大沢事務所」所属の能登麻美子さんです。能登麻美子さんは声優としてだけでなく歌手やナレーターとしてもマルチに活動しています。

声優としては2000年にデビューしており、2024年2月現在は主にアニメ、ゲーム、吹き替え、ナレーションなどを中心に活動しています。代表作に『いちご100%（東城綾）』『CLANNAD -クラナド-（一ノ瀬ことみ）』『犬夜叉（りん）』などが挙げられます。

異修羅のアニメにて濫回凌轢ニヒロの声を務めたのは、声優事務所「81プロデュース」所属の高橋李依さんです。高橋李依さんは声優としてだけでなく歌手としても活動しています。2013年にはアニメ『ステラ女学院高等科C3部』の女子C役で声優デビューを果たしました。代表作に『Re:ゼロから始める異世界生活（エミリア）』『この素晴らしい世界に祝福を！（めぐみん）』『彼女、お借りします（桜沢墨）』などが挙げられます。

異修羅のアニメにて音斬りシャルクの声を務めたのは、声優・タレント事務所「アクロスエンタテインメント」所属の山寺宏一さんです。山寺宏一さんは声優としてだけでなくナレーターや歌手、歌手、俳優、司会者、ものまねタレント、ラジオパーソナリティとしてもマルチに活動しています。

声優としては1985年『メガゾーン23』の中川真二役でデビューしました。ジャンルを問わずさまざまな作品に出演し、幅広い役をこなすことから「七色の声を持つ男」と呼ばれています。代表作に『ルパン三世（銭形警部）』『ドラゴンボール超（ビルス）』『ソードアート・オンライン（茅場晶彦）』『スティッチ！（スティッチ）』などが挙げられます。

ここまで異修羅の漫画あらすじをネタバレありで紹介しつつ、漫画の見どころと登場人物たちと武器・強さやアニメ声優の詳細を一覧で解説してきました。では、最後に異修羅に関して寄せられたネット上の感想や評価を見ていきましょう。

異修羅の魅力に関する声があがっています。こちらでは異修羅が「面白すぎる」と好評です。主人公が存在しない代わりに、強者が多く登場するという点に魅力を感じていることがうかがえます。

異修羅の漫画2巻あらすじに関する声があがっています。こちらでは異修羅の漫画2巻のあらすじが「凄まじい面白さだった」と好評です。漫画2巻の魅力的なキャラによる熱い戦いや泣かせるエピソードが高評価されています。

異修羅のアニメ第7話に関する声があがっています。こちらではアニメ第7話のバトルシーンが「見入っちゃった」と好評です。魅力的なキャラと声優陣が高評価されています。

本記事では異修羅の漫画のあらすじをネタバレありで紹介つつ、強すぎる登場人物・キャラたちと武器・強さを解説してきました。異修羅の漫画やアニメを見る際はぜひ、本記事のまとめを参考にしてみてください。