【26番目の殺人】ネタバレあらすじと殺人犯の正体に迫る！漫画の内容や感想は？

• 作品名：26番目の殺人（にじゅうろくばんめのさつじん）
• 原作：SUO
• 作画：アビディ井上
• 掲載：ピッコマ
• 既刊：12巻（完結済）

漫画「26番目の殺人」は、スマートデバイス向けの漫画・小説アプリ「ピッコマ」で連載されていたSUOが原作、アビディ井上が作画を担当しているサスペンス漫画です。「26番目の殺人」は、現地化されていない韓国漫画としても話題を集めました。また、「実際に韓国で起きたレインコートキラー事件（ソウル20人連続殺人事件）が元ネタになっているのではないか？」といった声も上がっています。

漫画「26番目の殺人」は、2022年6月にドラマ化されることが発表されました。その後、詳細情報は公表されておらず、いつドラマが放送されるのかや、キャストが誰になるのかは不明です。そのため、今後の情報に注目が集まっています。

漫画「26番目の殺人」のあらすじを、ネタバレしていきましょう。まずは、漫画「26番目の殺人」1巻のあらすじをネタバレします。「26番目の殺人」の主人公のジャン・ピルデュは、25人もの人を殺した凶悪な連続殺人犯です。ジャン・ピルデュは、捕まること無く殺人を繰り返していましたが、通報がきっかけで警察に逮捕されました。ジャン・ピルデュの事件は関心度が高く、裁判がテレビ中継されるほどでした。

ジャン・ピルデュは、死刑を宣告されましたが、悪びれる様子も恐れる様子も全くありません。それどころか、死刑宣告を受けた直後には、高笑いをしています。その後、裁判を重ね、最高裁でも死刑が宣告されますが、ジャン・ピルデュは「死刑が執行されることはない」と高を括っていました。しかし、世論の風当たりは強く、ジャン・ピルデュの死刑執行が確定します。

このニュースを聞いたジャン・ピルデュは、食堂で取り乱して暴れ出します。その後、バナナの皮で足を滑らせ転倒し、頭を強く打ってしまい、医務室に運ばれます。医務室で目を覚ましたジャン・ピルデュは、記憶喪失に陥り、自分が起こした残酷な事件のことを全て忘れている状態でした。

漫画「26番目の殺人」2巻のあらすじをネタバレします。ジャン・ピルデュは、記憶喪失になりましたが、世間は「記憶喪失は、ジャン・ピルデュの演技だろう」と信じることはありませんでした。そうした中、ジャン・ピルデュの弁護士は、「科学的に記憶喪失を証明しよう」と脳検査を行うことにします。脳検査の結果、記憶喪失であることが証明されました。

そこで、弁護士は、ジャン・ピルデュの死刑執行停止を求めて、裁判を起こすことになりました。検察側は、必死で「ジャン・ピルデュの記憶喪失は認めない」と主張します。しかし、検査を行った脳科学の教授がジャン・ピルデュに娘を殺害された父親であったこともあり、裁判では正式に記憶喪失が認められました。

記憶喪失が認められたジャン・ピルデュは、記憶が戻るまでの死刑執行停止が言い渡されます。そして、5年間の保護観察期間が与えられ、釈放されることになるのでした。ジャン・ピルデュは、釈放されましたが、世間の目は冷たいものでした。顔を変えても正体がすぐにバレてしまい、普通の生活ができずに追い詰められてしまい、保護観察期間を1日残したまま、行方をくらませてしまうのでした。

漫画「26番目の殺人」3巻のあらすじをネタバレします。釈放から10年後、ジャン・ピルデュは、キム・ジスと名前を変えていました。海辺にある田舎町で暮らすキム・ジスは、正体がバレることなく、村の人に慕われながら穏やかな日々を過ごしています。ある日、キム・ジスは、自殺をしようと海に飛び込んだジウォンという女性を、必死になって助けます。

キム・ジスは、ジウォンを献身的に世話し、だんだんと2人で過ごす時間が多くなっていきます。そうした中、村の公民館で大きな火事が発生しました。キム・ジスは、公民館に取り残された人を助けるために、危険を顧みずに公民館に飛び込み、残されていた老人を助けるのでした。勇敢なキム・ジスの姿を見たジウォンは、キム・ジスに惚れ、告白をし、一緒に住むことになります。

漫画「26番目の殺人」4巻のあらすじをネタバレします。キム・ジスは、火事から老人を救い出したことが評価され、消防署長から表彰されました。このことは、ネットニュースになり、ジャン・ピルデュの事件を担当していたチェ検事に見つかってしまいます。チェ検事はいても経ってもいられず、キム・ジスという名前の人物を調べた後に、キム・ジスが住む街を訪れました。

そこで出会ったキム・ジスは、とても善人であり、かつてのジャン・ピルデュの面影は全くありません。しかし、チェ検事は、「どうにかしてジャン・ピルデュを逮捕したい」と思い、ジャン・ピルデュの余罪を探そうと決意します。

チェ検事は、過去におきた未解決事件を調べていく中で、幼い女の子が殺害された26番目の殺人にたどり着きます。一方で、キム・ジスは、ジャン・ピルデュだった頃の悪夢にうなされる日々を送っているのでした。

漫画「26番目の殺人」5巻のあらすじをネタバレします。5巻では、ジャン・ピルデュの弁護を依頼したソヨンと弁護士のジャンウォン、キム・ジスと一緒に暮らすジウォンとの関係がネタバレされます。ジウォンは、26番目の殺人で、娘のソヒを殺害された母親でした。そして、弁護士のジャンウォンは、ジウォンの父親で、孫のソヒを殺害された祖父です。

ジウォンとジャンウォンは、「ソヒの殺人事件の犯人はジャン・ピルデュだ」と考えており、ジャン・ピルデュに復讐をするために、近づいていたことが判明します。しかし、キム・ジスとして生きるジャン・ピルデュは、今までとは考えられない善人です。

ジウォンは、自分の命の危険を顧みず人々を助けるキム・ジスの姿を間近で見ており、「キム・ジスは、ジャン・ピルデュだ」とわかりながらも、情が移り始めていました。ジウォンは、「娘を殺害した犯人だ」と思いながらも、恋心を抱くといった感情と葛藤する日々を送り続けています。

漫画「26番目の殺人」6巻のあらすじをネタバレします。チェ検事は、26番目の殺人の捜査を続けていました。チェ検事は、「ジャン・ピルデュが犯人だ」と確信し、村に出向いてキム・ジスの指紋を採取します。一方で、キム・ジスは、ジウォンにプロポーズをしていました。

ジウォンはプロポーズを受け入れ、ソヒの命日に結婚式を行うことにします。そうした中、指紋照合の結果、26番目の殺人現場に残されていた指紋は、ジャン・ピルデュのものだと判明し、ジャン・ピルデュの逮捕状が発行されるのでした。

漫画「26番目の殺人」のあらすじをネタバレしたところで、殺人犯の正体や、面白い魅力などについてもネタバレしていきましょう。漫画「26番目の殺人」で、25人を殺害したのはジャン・ピルデュです。記憶喪失になったため、一度は釈放されました。しかし、チェ検事が捜査しているジウォンの娘のソヒが殺害された26番目の殺人の犯人として、再び警察に逮捕されました。

逮捕されたジャン・ピルデュは、「記憶を取り戻し、ソヒも自分が殺害した」と自白します。しかし、この自白はジウォンのことを守るための嘘です。そのため、ジャン・ピルデュは最後まで殺人犯だった頃の記憶は取り戻していません。また、ソヒが殺害された26番目の殺人の本当の犯人は、ジャン・ピルデュに憧れたイ・ギチュンという人物です。

連続殺人事件の犯人であるジャン・ピルデュは、死刑執行されたのかについてもネタバレしていきましょう。ジャン・ピルデュは、記憶喪失によって死刑執行が停止されていました。

しかし、「26番目の殺人の犯人が自分で、記憶を取り戻した」と発言したことで、チェ検事によって死刑執行停止の無効訴訟が行われることになります。ただ、ジャン・ピルデュの死刑が行われることは、ありませんでした。ジャン・ピルデュは、死刑執行される前に、自ら首を絞めて、自殺しています。

漫画「26番目の殺人」のあらすじをネタバレしましたが、「26番目の殺人」の最終回についてもネタバレしていきましょう。キム・ジスこと、ジャン・ピルデュが亡くなったことは、すぐさまニュースになり、大きく報道されます。

このニュースを見たキム・ジスを知る村の人は、悲痛な表情を浮かべていました。チェ検事は、ジャン・ピルデュの自殺後、検察を辞職。ジウォンは、ジャン・ピルデュに思いを馳せながら、海辺の村を訪れるのでした。

漫画「26番目の殺人」の面白い魅力も、ネタバレします。「26番目の殺人」の面白い魅力は、連続殺人事件の犯人でとてつもない悪人のジャン・ピルデュが、記憶喪失になって善人になってしまうところです。ただ、善人になったところで、ジャン・ピルデュとして犯した罪がなくなることはありません。

そのため、過去のことを思い出せずに葛藤したり、周囲に自分が犯した事件に関わる人が出現するなど、ジャン・ピルデュに平穏な日々が訪れることはありません。しかし、キム・ジスになったジャン・ピルデュは、とても優しい青年です。こういった点から「記憶喪失になり、善人になった犯人を許すべきなのか」と考えさせられる部分が多く、面白い魅力になっています。

漫画「26番目の殺人」の登場人物をネタバレします。「26番目の殺人」の主人公が、ジャン・ピルデュです。ジャン・ピルデュは、茶髪のショートヘアをした色白のアイドルのようなイケメン男性。一見すると、優しそうな雰囲気をした爽やかな青年ですが、25人を殺した凶悪殺人犯です。警察に逮捕され、死刑宣告を受けても「この国では、死刑は行われない」と言い放った残忍な性格をしています。

「死刑は行われない」と高を括っていましたが、死刑が確定したことで大暴れするなど、自分には甘い一面も多い登場人物です。大暴れして転倒したことがきっかけで、記憶喪失になってしまいました。ジャン・ピルデュは、記憶喪失になってしまったため、刑務所から釈放されています。

釈放後は、周囲から厳しい仕打ちに遭い続けています。結果、自殺しようとしましたが、たまたま出会ったお爺さんから「キム・ジス」という名前を与えてもらい、キム・ジスといった名前でひっそりと生活をしている登場人物です。キム・ジスは、自分の危険を顧みずに、人々を助けるなどといった性格をしています。

漫画「26番目の殺人」の登場人物一覧の2人目が、チェ・ミンホです。チェ・ミンホは、黒のショートヘアで鋭い目つきをした中年男性です。チェ・ミンホは検察官で、ジャン・ピルデュの連続殺人事件を担当していました。

記憶喪失になったジャン・ピルデュの釈放を許すことが出来ず、釈放後のジャン・ピルデュをずっと見張っていた登場人物です。過去に起きた少女殺人事件がジャン・ピルデュの犯行だと確信し、ジャン・ピルデュの26番目の殺人事件として再捜査しています。ジャン・ピルデュに取り憑かれたように、逮捕することに躍起になっている登場人物です。

漫画「26番目の殺人」の登場人物一覧の3人目が、ハン・ジウォンです。ハン・ジウォンは、ロングヘアをした色白の美人女性です。ハン・ジウォンは、自殺しようと海に飛び込んだ時に、キム・ジスと名乗っているジャン・ピルデュに助けられました。このことがきっかけで、キム・ジスと一緒に暮らし始め、プロポーズを受け、婚約者になった登場人物です。

しかし、ハン・ジウォンは、過去に娘を何者かに殺害された被害者であり、犯人はジャン・ピルデュだと思っていました。そのため、ジャン・ピルデュに近づき、娘の復讐を果たそうと裏では企んでいる登場人物です。ただ、一緒に生活をしていくうちに、記憶喪失になってとても良い人になったジャン・ピルデュに魅かれはじめています。

漫画「26番目の殺人」は、「面白いサスペンス漫画」といった感想が多く人気を獲得しています。「ピッコマの縦読み作品の中で一番好き」といった感想や、「登場人物の魅力にハマってしまった」といった感想が多く上がっている人気作品です。

漫画「26番目の殺人」は、面白いと人気を獲得しています。そんな「26番目の殺人」の魅力として、「現地化されていないので好き」といった感想も。韓国の漫画は、日本で連載される際に登場人物や地名が日本になっているものが多い中、「26番目の殺人」は韓国設定のままなので、「登場人物が韓国名なのが嬉しい」・「あえて日本語にしていないところに共感が持てる」といった感想が多いです。

漫画「26番目の殺人」は、「面白い」といった感想が多く、人気を集めていました。2022年にドラマ化されること発表されると、「面白いので、早くドラマ化してほしい」といった感想や、「主人公を誰が演じるのか、今から楽しみ」といった感想が多くあがっています。

漫画「26番目の殺人」は、ドラマ制作が決定しているサスペンス漫画です。漫画「26番目の殺人」のあらすじ・ネタバレや、主要登場人物一覧、面白い魅力のネタバレや感想などを見て気になった方は、一度「26番目の殺人」を見てみてはいかがでしょうか？