【魔都精兵のスレイブ】東誉は呪術廻戦の禪院直哉に似ている？共通点や能力は？

東日万凛の義姉にあたり、露出の多い恰好や攻撃的な性格が目立つ東誉。魔防隊・九番組組員であり、行動をあらかじめ予約入力する能力を武器に戦います。一方、誉の能力は呪術廻戦の禪院直哉の能力とも似ているとも指摘されています。以下では、魔都精兵のスレイブから東誉と禪院直哉の共通点をまとめました。その他、魔都精兵のスレイブ・東誉のプロフィールや能力、強さもあわせて紹介します。

魔都精兵のスレイブは、タカヒロ原作、竹内洋平作画によるアクション・ファンタジー作品です。2019年から「少年ジャンプ＋」で連載され、単行本は2024年2月時点で15巻が刊行されています。

魔都からやってきた怪物と、異能力を手に入れた女性による魔防隊との戦いを描いた魔都精兵のスレイブの漫画。2024年1月からAT-X等にてテレビアニメが放送されています。

異界の魔都と繋がるゲートが出現し、醜鬼が人々を襲い始めます。十数年後、高校3年生の和倉優希は、ひょんなことから魔都へ迷い込みます。魔防隊の羽前京香に助けられたものの、醜鬼の数が多すぎます。そこで、京香は無窮の鎖（スレイブ）を優希に使い、敵を一掃しました。京香に気に入られ、彼女のスレイブとなった優希。能力の対価として与えられるご褒美を目当てに、醜鬼との戦いに身を投じます。

魔防隊・九番組所属で、特徴的な髪型と右眼の眼帯、露出が多い隊服の組員です。プロフィールは、9月19日生まれのB型、身長は158cm、好物はハンバーガーです。また、東家の分家の出身で、実力を見込まれて本家に入った経歴を持ちます。そのため、東日万凛や八千穂とは義理の姉妹関係にあたります。

東誉の初登場は、魔都精兵のスレイブの漫画8巻59話で、東本家の時期当主を決める晩餐会です。本家とは異なる髪色から、分家の血筋であることが強調された誉。分家出身ながら本家の当主の座を狙い、野心をたぎらせました。

露出の多いパンクファションと、攻撃的かつ口調のきつささが目立つ東誉。一見すると気が強い性格と思いきや、自身の血筋に対するコンプレックスが性格を歪ませていました。分家の生まれながら、実力を見込まれ風舞希の養子に入った東誉。しかし、どれだけ強さを誇っても、本家の血筋には敵いません。さらに、実力主義の東家では子供たちを競わせる風習があり、誉の人格に大きな影響を与えました。

分家出身というコンプレックスから、幼少期は日万凛をいじめていた東誉。日万凛への対抗意識は大人になっても消えることなく、日万凛に負けじと行動を起こしています。

普段は強気である東誉ですが、夜這いについては不慣れであり、経験不足であることが示唆されています。東家の晩餐会で日万凛に敗北した誉。このまま負け続けることに納得がいかない誉は、日万凛が好意を寄せている優希を奪おうと大胆な行動に出ました。さっそく、服を脱いで夜這いをかけたものの、部屋には優希の姿はありませんでした。

一方、2度目の夜這いでは優希と遭遇することができました。しかし、恥じらいや経験不足から思うように動けず、最終的には何も起きないままその場を逃げ出しています。普段の強気な姿勢とは一変して、かなり奥手な東誉。ギャップの大きさがかわいい魅力となっているでしょう。

魔都精兵のスレイブの中でも、異色の存在感を放つ東誉。親族への不遜な態度や年下の日万凛へのいじめなど、性格はあまり良くないでしょう。一方、そのようなキャラ設定は呪術廻戦の禪院直哉を彷彿させ、似ていると言われています。以下では、魔都精兵のスレイブから、東誉と禪院直哉の共通点を人柄や過去をもとに考察しました。

呪術廻戦の禪院直哉は、禪院家当主・直毘人の息子であり、特別1級術師です。禪院家の中で血筋が良く、次期当主の座を狙う上昇志向の持ち主である直哉。生い立ちや野心から親族に対する不遜な態度が目立ち、男尊女卑の考えを強く持っています。特に、禪院真希への風当たりは強く、幼少期に彼女をいじめていた過去がありました。

渋谷事変で父・直毘人が亡くなり、禪院家当主の座は自分に回ってくると信じて疑わなかった直哉。しかし、遺言によって次期当主に指名されることはありませんでした。当主の座を自分のものにするべく行動に出た直哉でしたが、計画は失敗に終わります。真希にも敗北し、最後は彼女の母親の恨みを買って殺害されました。

人柄や過去が似ていると言われる、魔都精兵のスレイブの東誉と呪術廻戦の禪院直哉。2人の共通点として、周囲への不遜な態度や年下の親族をいじめていた過去があげられるでしょう。また、次期当主の座を狙う野心的な性格も、2人が似ていると感じさせるポイントになっています。このように性格だけでなく、過去にも共通点が見られた東誉と呪術廻戦の禪院直哉。

さらに、2人揃って同じような結末を迎えています。魔都精兵のスレイブでは東誉が日万里に敗北し、素手での戦いでも圧倒的な実力差を見せつけられました。一方、呪術廻戦の禪院直哉も真希に敗北した挙句、彼女の母親に殺害される悲惨な結末となっています。どちらも相手への不遜な性格が、思わぬ災いを招いたでしょう。

人柄だけでなく、幼少期の過去も似ている東誉と禪院直哉。2人の共通点はキャラ設定だけでなく、能力にも見られます。以下では、魔都精兵のスレイブの東誉の能力・行雲流水（パイソン）を紹介します。その他、呪術廻戦の禪院直哉の術式や東誉の能力との共通点もまとめました。

魔都精兵のスレイブにて、データ収集やプログラミングを得意とする東誉。彼女の強みは能力にも生かされ、「行雲流水（パイソン）」という能力を駆使して戦います。自身の動きをあらかじめデータ化し、攻撃力を高める強化系の能力です。

行雲流水は、自分または対象者の動きを予約入力することで、その動きを強化させることができる能力です。脳内で能力を発動させる禪院直哉とは異なり、東誉の場合は太ももでタイピングを行うことで予約入力をします。

先の動きを予約入力するためには状況を的確に把握しなければならず、情報収集も欠かせません。また、誉の場合は肌で感じるデータも重視しており、隊服の露出度の高さもそのためです。データ収集を得意とし、相手の成長にも対応できる東誉。行雲流水は、プログラミングを得意とする誉にうってつけの能力でしょう。

精妙な命令を組めることやプログラミングをする際のノリの良さから、太ももにタイピングすることで予約入力を行う東誉。しかし、タイピングによる入力は隙が生じてしまうことや、状況によっては予約入力できないことも生じます。一方、行雲流水は脳内だけで命令と実行ができる能力です。指が使えない場合は、脳内で行っています。

自分だけでなく、相手の行動も予約入力し、命令と実行が可能な東誉の行雲流水。身体を超絶強化できる最強の能力とも評されるも、1つだけデメリットがあります。それは、予約入力した行動を変更することが出来ない点です。状況を正確に見極め、かつ的確な判断が出来ないと入力ミスを起こしかねないリスクが生じるでしょう。

呪術廻戦の禪院直哉の術式は「投射呪法」といい、父・禪院直毘人も使用していた能力です。あらかじめ行動をイメージして実行する能力であり、東誉の行雲流水と似ています。以下では、禪院直哉の術式・投射呪法と東誉の能力との共通点をまとめました。

禪院直哉の投射呪法は、おおまかな能力は東誉の行雲流水と同じである一方、直哉の方がより緻密に行動を予約入力できる強みがあります。投射呪法は、1秒間を24コマに分割して行動のイメージを作りあげます。そして、それらをトレースすることで高速の動きが可能です。

投射呪法は脳内のイメージを具現化させる能力であり、より緻密な設定によってスピード感ある攻撃を繰り出すことが可能です。その速さは亜音速まで達し、超スピードを駆使して真希を追い込みました。

東誉と禪院直哉の能力は共通点が多いものの、直哉の方がより緻密に予約入力が出来るため、攻撃力やスピードも高いでしょう。同時に、あらかじめプログラミングした行動を変更することはできないデメリットも、共通点に上げられます。特に、投射呪法の場合は1秒24コマに細分・設定するため、1コマの変更がその後の行動に大きな影響をもたらします。

分家から本家の養子となった経緯から、幼少期からかなりの強さを誇っていたと推測される東誉。もしかしたら、次期当主として期待されていたかもしれません。作中でも、行雲流水の能力を駆使して日万凛を追い詰めた東誉。しかし、最後には本家の血筋には及ばず、悔しい結果となりました。以下では、魔都精兵のスレイブから東誉の強さをまとめました。

魔都精兵のスレイブの東の晩餐会で次期当主の座を決める戦いが勃発し、野心家の東誉は日万凛に戦いを申し込みます。分家の出身ながら、実力を見込まれて本家の養子になった誉。圧倒的な強さを見せつけ、日万凛を追い詰めます。一方の日万凛は、優希をスレイブすることで応戦して無窮の鎖・旋風を繰り出しました。しかし、東誉が一蹴し、2人の攻撃を阻止します。

このまま行けば、誉の勝利が確実になると思いきや、ここで日万凛をあおるような発言をします。この出来事が日万凛を本気にさせ、本家の血筋の力を引き出させる結果となりました。

誉からのあおりをきっかけに、豹変した日万凛。無窮の鎖・旋風「天」を繰り出し、誉は負けてしまいます。能力で勝てないと悟り、素手で挑むことにした誉。しかし、ここでも日万凛との実力差を思い知らされます。京香のもとで修業を積み、腕を磨いてきた日万凛。さらに、本家の血筋もあいまって、誉を超える強さを身に着けたでしょう。

呪術廻戦を知る読者から、禪院直哉に似ていると言われる東誉。2人の共通点は性格や過去だけでなく、共に当主の座を狙う野心的な一面もあげられます。さらに能力や術式、いじめていた者に負けるという結末まで似ています。果たして、東誉のキャラが呪術廻戦の禪院直哉に似ているのは偶然なのでしょうか。以下では、魔都精兵のスレイブの東誉に関する感想や評価を紹介します。

魔都精兵のスレイブにて、4つにまとめた髪や、右目に眼帯をしたパンクファッションである東誉。日万凛への対抗心は優希を巡る戦いでも見られ、夜這いに出たこともありました。髪を下して眼帯を外した姿は別人のような印象を与え、美少女とも評されています。魔都精兵のスレイブの番外編では東誉の新たな魅力が描かれ、経験不足な一面もあいまって、東誉がかわいいとの声も寄せられました。

魔都精兵のスレイブでは隊員ごとに様々な能力が発揮されるも、その中でも東誉の行雲流水は変わった能力に思えるでしょう。また、東誉の外見と性格のギャップも注目を集め、データ収集やプログラミングを得意とする東誉にしか使えない技とも言えます。SNSでは、行動を予約入力するという能力から、状況を素早く判断できる頭の回転の早さやセンスが必要な能力と評されています。

クセのあるキャラクター性から、呪術廻戦の禪院直哉に似ていると指摘される魔都精兵のスレイブの東誉。禪院直哉の女版とも評されており、魔都精兵のスレイブでは異色のキャラとして注目されています。性格だけでなく、それぞれの過去も似ている東誉と直哉。2人の共通点は能力・術式にも見られます。おおまかな能力は非常に似ており、キャラだけでなく能力でも共通点が多く笑ったとの声も寄せられています。

魔防隊の女性組員にスレイブされつつ、彼女たちに好意を持たれている優希。魔都精兵のスレイブでは、優希を巡る女同士の戦いのような状況も勃発し、作品の面白い魅力となっています。また、作中では女性組員による夜這いも行われ、日万凛に対抗意識を持つ東誉も夜這いを試みています。魔都精兵のスレイブでは夜這いは失敗に終わったものの、東誉も優希に好意を寄せる女性の1人ではと考えられています。

魔都精兵のスレイブの東誉のプロフィールや能力、強さ、呪術廻戦の禪院直哉との共通点をまとめました。強気で不遜な性格であるものの、性的な事柄に関しては不得手な東誉。ギャップのある性格がかわいいキャラでしょう。また、呪術廻戦の禪院直哉との共通点の多さも、東誉の魅力にあげられます。性格だけでなく、能力・術式まで似ており、2人の共通点の多さは偶然とは思えないでしょう。