【家族対抗殺戮合戦】ネタバレあらすじと感想!最終回で家族たちはどうなった?

家族対抗殺戮合戦のネタバレあらすじをこの記事では紹介します。謎のゲームに参加させられた7家族の生き残りをかけた壮絶な戦いを描いた、家族対抗殺戮合戦の漫画。ゲームを通じて顕わになっていく人間の本性、追い詰められていく家族たちの運命は、どのような結末を迎えたでしょうか。以下では、家族対抗殺戮合戦の漫画あらすじや最終回のネタバレ、登場人物や感想、評価をネタバレ紹介します。

【家族対抗殺戮合戦】ネタバレあらすじと感想!最終回で家族たちはどうなった?のイメージ

目次

  1. 家族対抗殺戮合戦とは?
  2. 家族対抗殺戮合戦のあらすじネタバレ
  3. 家族対抗殺戮合戦の41話~最終回をネタバレ
  4. 家族対抗殺戮合戦の登場人物・キャラ一覧
  5. 家族対抗殺戮合戦に関する感想や評価
  6. 家族対抗殺戮合戦のネタバレまとめ

家族対抗殺戮合戦とは?

家族対抗殺戮合戦の作品紹介・イメージ画像

奇抜なタイトルと不気味な表紙絵が目を引く家族対抗殺戮合戦の漫画。デスゲームでの勝利を目指す家族たちの奮闘や、人間の本性を描いた異色のサスペンス作品です。以下では、家族対抗殺戮合戦の漫画あらすじと最終回をネタバレ紹介します。その他、登場人物や漫画の感想などもまとめました。

家族対抗殺戮合戦の漫画の概要

家族対抗殺戮合戦の漫画は、2018年~2019年にかけて「月刊コミックバンチ」で連載された怪奇サスペンス作品です。2019年からは「ピッコマ」で配信されています。

家族対抗殺戮合戦の作者

家族対抗殺戮合戦の作者・イメージ画像

奇抜なタイトルと不気味な表紙絵が目を引く家族対抗殺戮合戦の漫画。作者は、熊本県出身の漫画家・菅原敬太です。

家族対抗殺戮合戦のあらすじネタバレ

家族対抗殺戮合戦のあらすじネタバレ・イメージ画像

以下では、疑心暗鬼になっていく参加者たちの狂気が恐怖をそそる、家族対抗殺戮合戦の漫画あらすじをネタバレ紹介します。

1巻あらすじネタバレ

サラリーマンの鞠山雅彦は、妻や子供たちからぞんざいに扱われ、同居する母親の母親の認知症に悩みつつ、その日もいつも通りに出勤します。しかし、通勤通学ラッシュにも関わらず人通りが異常に少なく、バスが来る気配すらありませんでした。ひとまず家に戻ることに決めた雅彦。帰り道に子供たちと合流し、町に異変が起きていると確信します。帰宅後、町内放送を受けて一家は雨館南公園へ向かいます。

公園には鞠山家を含めた7家族が集まり、彼らの前に「せいらちゃん」を名乗る着ぐるみが現れました。公園の出入り口は封鎖され、脱出不可能な状況に住民はパニックに陥ります。この状況から抜け出すには、週に一回行われる家族対抗のレクリエーションに参加し、勝ち抜くことです。もし、最下位になった場合は家族の誰かが犠牲になり、せいらちゃんに逆らった場合もペナルティとして殺害されます。

そして、1回目のゲームは輪投げであり、鞠山家が最下位となりました。家族から1人差し出すルールであり、認知症の母親が自ら犠牲になりました。このゲームの恐ろしさを身を持って知った雅彦たち。家族を守るためにはゲームに勝つことが必須であることを思い知らされます。

2巻あらすじネタバレ

すもうのゲームに挑む・イメージ画像

一週間後、2回目のゲームはすもうであり、雅彦は波川社長から八百長を持ち掛けられます。しかし、雅彦は正攻法で勝負し、ゲームを勝ちました。しかし、娘の明穂が社長の娘からいじめを受け、階段から突き落とされる事件に見舞われます。ゲームの優勝者は入来謙也に決まり、彼は優勝賞金である食糧を独り占めします。

3巻あらすじネタバレ

自宅を放火された鞠山家・イメージ画像

かくれんぼのゲームで雅彦が優勝し、カップ麺を入手します。一方、息子の晃助は入来家の娘と手を結び、食料を盗み出そうとしました。しかし、謙也に見つかってしまい、鞠山家は窮地に陥ります。さらに自宅が放火されるも、親友の朝倉太一と協力して一連の危機を脱します。そして、晃助と入来の娘を救出し、食料を奪い返すことに成功しました。

4巻あらすじネタバレ

ゲームの犠牲になった子供たち・イメージ画像

カラオケ大会は鞠山家が優勝し、最下位となった野本家では連れ子である幼い子供が犠牲となりました。不穏な空気が流れる中、5回目のけん玉大会で、入来家が最下位となります。娘を生贄に差し出そうした入来。しかし、妻の手で殺害され、彼女が自ら犠牲となりました。一方、残された入家の娘・舞夢は、晃助と結婚して鞠山家に入りました。

5巻あらすじネタバレ

入来家が消滅して残り6家族となる中、生き残りをかけて子供同士を結婚させる行為が続出します。次のゲームはザリガニ釣りであり、不正行為によって野本家が最下位に決定します。しかし、波川社長の鞠山家への妨害が浮上し、野本家と波川家の争いが勃発しました。結果、波川家が敗北し、社長の妻が犠牲になりました。

6巻あらすじネタバレ

家族のために犠牲となった冴子・イメージ画像

他家から妨害されながらも、何とか勝ち抜くことができた鞠山家。しかし、7回戦で土井家に騙され、鞠山家は最下位となります。自らが犠牲になる覚悟に出た雅彦でしたが、何者かに襲われて重傷となった妻の冴子が犠牲になりました。

7巻あらすじネタバレ

ある人物の日記から次のゲームを予測する・イメージ画像

野本と土井に騙され、家族を失った雅彦。この出来事を受け、鞠山家と朝倉家は手を結び、真相を探り始めます。彼らの前に現れた3体の人形と生贄を食べる人形に心当たりのある2人。ふと、子供時代に遊んだ父娘を思い出します。さらに、自分たちが巻き込まれたレクリエーションは、父親の日記に書かれた内容と同じでした。日記を頼りに次のゲームを予想し、コマ回しに勝利します。

8巻あらすじネタバレ

ふと、ある親子のことが頭に浮かんだ雅彦。箱庭の外に出ると、かつて遊佐隆太郎と娘のせいらちゃんが過ごしていた小屋を見かけます。30年前、子供だった自分たちとレクリエーションで遊んでくれた遊佐。その頃、波川社長の父親から立ち退きを命じられていました。その後、遊佐の小屋は土井兄弟と入来の手で放火され、父娘が焼死しました。

深い怨みを抱えながら死んでいった父娘。2人の怨念はせいらちゃんが大事にしていた人形に宿り、2人が死ぬ原因を作った雅彦たちを箱庭に閉じ込めました。

家族対抗殺戮合戦の41話~最終回をネタバレ

家族対抗殺戮合戦の41話~最終回をネタバレ・イメージ画像

以下では、箱庭の町からの脱出を目指す雅彦たちの活躍や、己の欲望に走る大人たちの醜さを描いた、家族対抗殺戮合戦のあらすじと最終回をネタバレ紹介します。

41話あらすじネタバレ

自分を蔑んできた人々を恨む遊佐隆太郎・イメージ画像

貧しい生活のために、周囲から蔑まれてきた遊佐隆太郎。かつて自分を虐げてきた者への復讐や、彼らの家族としての絆を試そうと、雅彦たちを箱庭に閉じ込めました。過去を思い出し、遊佐を追い詰めた罪悪感にさいなまれる雅彦。せいらちゃん人形に土下座して謝罪するも、レクリエーションはまだまだ続きます。

42話あらすじネタバレ

ゲームの犠牲者が人形となって現れる・イメージ画像

次のゲームは、身動きの禁止と耐久力を競うだるまさんが転んだであり、雅彦と土井、野本、波川社長が参加します。そして、ゲーム開始と同時に、これまでに犠牲となった人々の人形が現れます。

43話あらすじネタバレ

ゲームを終わらせるための方法を思いつく静香・イメージ画像

参加者たちに身動きをさせようと、恨み言で彼らを揺さぶる人形たち。弥生を殺せばレクリエーションが終わると考えた静香は、周囲の反対を押し切って行動に出ます。

44話あらすじネタバレ

朝倉家を襲撃する静香・イメージ画像

土井家の最下位が決定する中、弥生の殺害を試みる静香は朝倉家を襲撃します。弥生は太一によって守られ、危機的状況を脱します。

45話あらすじネタバレ

小屋に会社の不正資料が隠されていた・イメージ画像

土井家の罰ゲームは夫の土井友幸が受けることとなり、静香は罰を免れました。一方、波川社長によって、遊佐家の真相が明らかになります。当時の社長が遊佐家の立ち退きを迫ったのは、彼らが住んでいた小屋に会社の不正資料が隠されていたためでした。さらに、生き残ったせいらちゃんは記憶喪失となり、その後、施設に預けられました。

そして、2か月前にせいらちゃんこと土井静香が町にやってきたことで、彼女が子供時代に大事にしていた人形に魂が宿り、レクリエーションが開始されました。ゲームを通じて記憶を取り戻した静香。セイラちゃん人形の目からも、涙が流れました。

46話あらすじネタバレ

遊佐家が放火された日が明日に迫る・イメージ画像

最後のレクリエーションは氷鬼となり、波川社長は雅彦と手を結ぼうとします。人形たちからの復讐を予感する中、大きな衝撃が箱庭を襲います。実は、現実世界で遊佐が箱庭を落としたためでした。箱庭の出来事は、現実の追体験だと推測する雅彦。明日は遊佐の小屋が放火された日であり、自分たちも焼け死ぬ運命が待っていました。

47話あらすじネタバレ

子供たちが氷漬けにされる・イメージ画像

箱庭からの脱出を目指して探し物に出た雅彦でしたが、波川社長の裏切りに遭い、子どもたちが氷漬けにされてしまいます。さらに、野本と社長が手を組み、雅彦を背後から殴りかかりました。

48話あらすじネタバレ

町を脱出する穴に向かう・イメージ画像

人形から新たな人形を生み出す方法を教えられた静香。彼女の念の強さが雅彦の窮地を救い、氷漬けにされた子供たちを救助しました。外につながる穴を見つけ、人形に乗って脱出を図ります。しかし、雅彦と静香が乗った人形の前にせいらちゃんが立ちふさがり、人形を壊すと雅彦を氷漬けにしました。

49話あらすじネタバレ

子供たちを守るべくせいらちゃんに反抗する雅彦。最後は全身を氷漬けにされ、セイラちゃん人形に踏みつぶされました。一方、せいらちゃんと一緒にいることを約束した静香は、雅彦が描いた人形を絵を具現化し、子供たちを外の世界へ脱出させます。

50話(最終回)あらすじネタバレ

現実世界に戻り、成長した子供たち・イメージ画像

15年後、鞠山家の長女・明穂は看護師となり、長男・晃助は舞夢と結婚して娘を授かりました。朝倉太一の息子・元太は、弥生と共に亡き両親のラーメン屋を切り盛りします。一方、野本と波川社長は、現実世界にて焼死体となって発見されました。両親の死を弔いながら、普通の日々を送る子供たち。箱庭を脱出する際、セイラちゃん人形が放った「またね~」が気になります。

もしかしたら、おじさんこと遊佐隆太郎の復讐ではなく、人形自身が人が争う様子を楽しむためだったと考え、明穂と晃助・舞夢は不安を覚えます。真夜中、晃助の娘・真亜沙は「何か小さいもの」「明日からみんなで何かする」と意味深な寝言をつぶやきました。

家族対抗殺戮合戦の登場人物・キャラ一覧

家族対抗殺戮合戦の登場人物・キャラ一覧・イメージ画像

以下では、家族での生き残りをかけて団結する鞠山一家の活躍が注目を集めた、家族対抗殺戮合戦の登場人物・キャラをまとめました。

登場人物①鞠山雅彦

家族対抗殺戮合戦の主人公であるサラリーマンです。気弱な性格から家族から頼りにされず、妻や子供から邪険に扱われていた雅彦。しかし、レクリエーションで母親を失い、人間同士の争いを目の当たりにしたことで、本来の強さを自覚します。

登場人物②鞠山冴子

鞠山冴子のイメージ画像

雅彦の妻で、美人でしっかり者の専業主婦です。レクリエーションでは特技である歌を生かし、鞠山家の勝利に貢献しています。また、自分よりを家族を優先し、ゲームで最下位が決まった時には自ら犠牲となりました。

登場人物③鞠山明穂

雅彦の娘・明穂のイメージ画像

鞠山家の長女であり、中学生です。人と視線を合わせられないなど引っ込み思案な性格であるものの、持ち前の頭脳や勘の鋭さを生かして一家の窮地を救います。父親や静香によって、現実世界に戻ることができた明穂。その後は穏やかな生活を送るも、箱庭の出来事は人形の快楽のために巻き込まれたと思い始めます。

登場人物④鞠山晃助

雅彦の長男・晃助のイメージ画像

鞠山家の長男で、運動が得意な小学6年生です。レクリエーションでは運動神経の良さを生かし、運動系のゲームに参加しています。一方、物事をハッキリ言うタイプであり、それが原因でトラブルに発展することもしばしばです。最終回では入来舞夢と結婚し、娘・真亜沙に恵まれました。

登場人物⑤朝倉太一

ラーメン屋を営む朝倉太一・イメージ画像

雅彦の幼馴染であり、夫婦でラーメン屋を営んでいます。レクリエーションでも雅彦と協力関係を結び、現実世界に戻る方法を模索します。レクリエーションの説明中に、発狂した住民に妻を殺害され、自身も静香の手で殺害されました。一方、子供たち・元太と弥生は生き延び、父親のラーメン屋を営んでいます。

家族対抗殺戮合戦に関する感想や評価

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以下では、人間の本性を色濃く描いた作風や不気味な世界観が気になる、家族対抗殺戮合戦に関する感想や評価を紹介します。

感想1:家族対抗殺戮合戦が面白い

家族同士でデスゲームを繰り広げる、ありそうでなかった作風が注目を集める家族対抗殺戮合戦の漫画。本当の家族の絆を試すような過酷な条件やゲーム内容は、例えようのない恐怖を感じさせるでしょう。また、ゲームを機に家族の本性が見え始め、人間の醜さや愚かさが顕わとなりました。SNSでは、家族対抗殺戮合戦の登場人物が胸糞悪いとの声が見られる一方、漫画が面白いなど好意的な感想も寄せられています。

感想2:人間の本質を丁寧に描いた作品

ネタバレ紹介した家族対抗殺戮合戦といえば人間の本性が暴かれていくデスゲームも見どころです。表向きは家族であるものの、極限状態をきかっけに私利私欲に走り始める人々。命を守るためなら家族の犠牲も厭わない、残酷な展開も目を引くでしょう。また、家族対抗殺戮合戦は人間の本質を表現した作風とも評されており、普通のデスゲームとは異なるとも言われています。

感想3:人間の醜い要素が詰まっている

家族対抗殺戮合戦で行われたゲームは、本当の意味で家族の絆が試される内容でした。子供たちのために自らを犠牲にできるのが親ですが、残念ながら参加者家族の中には、命惜しさに妻や子供を生贄に差し出す者もいました。人間の醜さや愚かさを詰め込んだ作風で鬱になりそうとの感想も見られます。最終回まで生き残った人物は誰なのか、最後まで読み進めてしまうでしょう。

感想4:主人公家族のキャラが良い

家族対抗殺戮合戦では、お世辞にも家族の絆が希薄な登場人物も多く、読者の中には不快感や怒りを覚えた方もいるでしょう。一方で、ここぞという場面で家族の絆を見せた主人公家族・鞠山一家のキャラが良いとの感想も見られます。家族対抗殺戮合戦の最終回で生き残ることができた鞠山家と浅倉家の子供たち。漫画の最終回では大人になった子供たちの現在が描かれ、今をたくましく生きています。

家族対抗殺戮合戦のネタバレまとめ

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家族対抗殺戮合戦の漫画あらすじと最終回のネタバレ、登場人物や感想をまとめました。雅彦たちの奮闘と犠牲によって、現実世界に戻ることが出来た子供たち。最終回ではそれぞれが自分の人生を歩む一方、ある不安が頭をよぎりました。果たして、明穂たちの不安は的中してしまうのでしょうか。晃助の娘の寝言は、せいらちゃんによる次のレクリエーション開始を告げる伏線かもしれません。

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