2024年02月05日公開
2024年02月05日更新
【エデンの檻】ネタバレあらすじと最後の結末は?未回収の伏線や感想・評価は?
エデンの檻の漫画のネタバレあらすじと最後の結末を紹介します。地図に載っていない謎の島に不時着した生存者たちのサバイバル生活と、島の正体に迫ったエデンの檻の漫画。最終回では島が作られた理由が明かされた一方、最後に未回収伏線が遺されたことから、打ち切りの噂も浮上しました。ここでは、エデンの檻のネタバレあらすじや最後、漫画の打ち切りの真相、感想や評価を紹介します。
目次
エデンの檻とは?
未回収伏線の多さから謎の残る最終回となったエデンの檻の漫画。最後に全ての謎が明かされると思いきや、スッキリしない最後の結末から打ち切り終了ともささやかれています。以下では、エデンの檻の漫画のネタバレあらすじや最後の結末、打ち切りの真相について紹介します。その他、エデンの檻の未回収の伏線のネタバレ考察や、漫画の面白い魅力、感想や評価をまとめました。
エデンの檻の概要
ペンディングトレインでエデンの檻を思い出した人は俺だけではないはず
— いち (@ichiuma2896) April 21, 2023
こんなん飛行機が電車になったのと展開一緒やん← pic.twitter.com/JPj0qemQd2
エデンの檻の漫画は、2008年~2013年にかけて「週刊少年マガジン」にて連載されたサバイバル・サスペンス作品です。単行本は全21巻で構成されています。
エデンの檻の作者
エデンの檻の作者・山田恵庸先生は、福岡県出身の漫画家で、アシスタント活動を経てプロデビューしました。山田先生の主な作品は、「EX 少年漂流」「チャンバラ 一撃小僧隼十」等です。また、2023年9月現在までヤンマガWebにて「サタノファニ」を連載しています。
エデンの檻のあらすじと最後の結末をネタバレ
以下では、謎の島に不時着した主人公・仙石アキラたちのサバイバル生活を描いた、エデンの檻のあらすじと最後の結末をネタバレ紹介します。
エデンの檻のあらすじネタバレ
#漫画#過去作掘り起こし隊 259#エデンの檻
— マンガー50 (@BLZHxp5xhUHwpLk) February 3, 2024
海外修学旅行帰りの飛行機が突然の不調にみまわれ墜落したのは絶海の孤島。生き残った高校生達はそこで見たこともないような獰猛な生物と対峙することに!
〈漂流教室〉を彷彿とさせる出だしから始まり〈漂流教室〉を彷彿とさせるラストに終わりました😅 pic.twitter.com/3Od8El3Awo
修学旅行でグアムに来ていた横浜明協学園中等部でしたが、日本に帰国途中で飛行機が故障して、とある島に不時着しました。ジャングルには絶滅したはずの古代の巨大生物が棲息しており、生徒たちに襲い掛かります。地図に無い島に墜落したために、外部からの救助も望めない一行。動物や自然の猛威に晒されながらも、島で生きる方法を模索します。
島を探索中、丘の上で巨大な塔を発見した仙石アキラ達。自分たちが通っていた学校にそっくりであり、一行は4階へ向かいます。アダムとイブの絵が描かれた扉を開けると、飛行機事故に遭った乗客全員の写真と犠牲者を弔う石碑がありました。また、3階では修学旅行前に撮られたアキラと母親の写真を発見します。なぜ、この廃墟に写真があるのか、アキラは状況を理解できません。
エデンの檻の最終回結末ネタバレ
アキラ達が墜落した島は、石動財閥の総帥が亡くなった孫娘を供養するために建設された人工島・ライカ島でした。グアムから日本に向かう飛行機が消息を絶ち、搭乗者全員が死亡扱いとなりました。溺愛する孫娘を失い、楽園を作ることを思いついた石動総帥。しかし、ライカ島の開発には膨大な時間がかかり、完成を見届けることが出来ません。そこで、同志であるアキラの母・仙石優奈に後を託しました。
息子を失った後、優奈は不思議な夢を見るようになります。それは、アキラが仲間と力を合わせて冒険をする内容でした。アキラに居場所を作ってあげるべく、ライカ島の建設に乗り出した優奈。しかし、彼女も寿命によって建設を続けることが難しくなります。死期が迫った優奈は、養女として迎えたフレイに建設を引き継がせて亡くなりました。
エデンの檻の最終回は一歩でも切れるレベル pic.twitter.com/lRg9fmBh
— 四国犬@skeb受付中 (@ryumrykk) February 1, 2013
一方、ライカ島では偽者の石動ミイナ(平治郎)がわがまま放題に振舞っており、生存者たちは振り回されていました。巨大生物が侵入できないスクールを拠点に生活を始めた人々。アキラは、真理谷と大森と共に島を脱出する準備を進めていました。そして、船の準備が整うと日本を目指して出航しました。
エデンの檻は打ち切り?
エデンの檻の最終回は、未回収伏線の多さから最後まで謎が残る結末となり、一部で打ち切りの噂が浮上しました。しかし、作者・山田先生のSNSによって打ち切り説は否定され、さらにエデンの檻は消化不良で終わったことが言及されています。
エデンの檻の謎や未回収の伏線をネタバレ考察
以下では、打ち切り終了と言われる理由になった、エデンの檻の謎や未回収の伏線についてネタバレ考察しました。
考察①タイムスリップ説とクローン説
エデンの檻のタイムスリップ説は、飛行機の乗客たちを襲った時空の歪みのような現象や、島に棲息する古代生物の存在から浮上しました。しかし、ライカ島が作られた目的や最終回の仙石優奈のセリフから、生存者たちのクローン説が有力視されています。そして、アキラ達のクローンを作った人物こそ、優奈の養女・仙石フレイと推測されます。
考察②ライカ島の実験は一度失敗?
「何が国だよ、く○○…しろ!」でお馴染みの「エデンの檻」
— 七薙(佐々木元)@Nitroplus (@nanagi_high) November 16, 2017
たまに読みたくなり棄てられないのですが、ネット考察がかなり更新されておりました
今までタイムスリップ説だと思ってたのですがクローン説が有力みたいで
ハデスもアキラのクローンというのを読んで、マンガ読み返したくなりますw pic.twitter.com/LL19MVwIuG
エデンの檻では、アキラの敵対者として描かれたハデスですが、彼の正体はアキラが生み出される前の実験で誕生した、もう1人のアキラのクローンと考えられます。フレイのクローン実験で生み出されたハデスたち。しかし、早い段階から自分たちの状況を知ったと推測されるでしょう。突然の出来事に頭が混乱し、絶望を覚えるあまり1体のクローンが発狂しました。
その人物こそハデスであり、すべての生存者を殺害したと考えられます。また、ハデスがアキラを執拗に狙う理由は、オリジナルが同じという共通点からでしょう。2回目のクローン実験で生み出されたアキラ。しかし、ハデスにとって、アキラは目障りな存在です。自分だけが存在するべく、アキラの抹殺を試みたでしょう。
考察③ライカ島が2つ存在する?
ミイナの墓石に刻まれた緯度「N21.97 F135.13」は、ライカ島の場所を示すと推測されました。後にライカ島はグアム島の近くと判明したものの、ミイナの墓石の緯度と数字が合いません。つまり、ミイナの墓の緯度はもう1つのライカ島の存在を示唆していると考察されます。もしかしたら、アキラ達のクローンが生み出された研究所を指しているでしょう。
考察④動物たちが施設に入ってこない理由
エデンの檻で、「何コイツ⁉️こわ🥶」思った動物+シーンはコイツかもしれん。
— ユウキ (@yuki_y1031) July 17, 2022
海の中から襲ってくる真っ黒な生物😱アンブロケタスって名前でクジラの祖先だそう。当時この生物は実在したのか?とよく検索しては、びっくりしてたなww😂#エデンの檻 pic.twitter.com/ykH4LMkCso
ライカ島には多くの巨大生物が棲息するも、施設を囲む門の内側に入ることが出来ません。何か動物が嫌がる磁気が放たれているのか、その仕組みは最後まで分かりませんでした。
考察⑤機長の謎のセリフ
緊急事態に見舞われながらも、怪我人を出さずに不時着に成功した機長。搭乗者たちがその腕をほめたたえるも、機長は自分の腕ではないと否定します。さらに、「急がないと帰れなくなる」と意味深なセリフを発しました。もしかしたら、機長はライカ島の真実を知っていたかもしれません。しかし、機長のセリフも回収されることなく、謎とされています。
考察⑥1話目の違和感のあるシーン
修学旅行中も問題行動を起こし、教師から目をつけられている矢頼光一。退屈な世界を変えてほしいとつぶやきながら500円玉を投げて遊びます。その時、飛行機に異常が起き、宙に投げた硬貨も消えました。また、空は暗くなり、ディアトリマの幻影が出現します。その後のストーリーから何かの伏線とも考えられるも、やはり違和感のあるシーンにしか見えないでしょう。
考察⑦ミイナの記憶喪失の真実
優奈の意思を叶えるためにも、アキラを安全な場所に誘導させたいフレイ。しかし、ライカ島には危険な巨大生物が棲息しています。そこで、アキラを安全を守るため、真理谷と大森を彼のそばに寝かせ、墜落したように見せかけました。また、前回の実験で起きた集団パニックを避けるべく、ミイナの記憶を消しました。ライカ島の生物は、ミイナが描いた生物がモデルです。
この事実をミイナが気が付けば、早い段階でライカ島の真実が明るみになって再び最悪の事態が起きるでしょう。そこで、ミイナを記憶喪失にすることで集団パニックを防いだと考察できます。
エデンの檻の面白い魅力
以下では、地図に載っていないライカ島の正体や魅力あるキャラクター達の活躍が目を引く、エデンの檻の面白い魅力を紹介します。
面白い魅力①島の全貌が少しずつ明らかになっていく
エデンの檻、20年ぶりにアニメ化お願い❤️
— ママバルカ@くまちー (@spilitspades) January 10, 2021
ちなみに最終回がクソすぎる漫画 pic.twitter.com/kiKBYgytas
アキラたちが不時着した場所は、絶滅したはずの古代生物が棲息する地図に載っていない島でした。しかし、探索を進めると高度な技術で作られた人工物が見つかります。やがて、島そのものが人工的なものではと考え始めます。果たしてライカ島とは何なのか、誰が何の目的のために作ったのか、謎が深まるばかりでしょう。
面白い魅力②アキラの成長
今日はエデンの檻を読み始めてし面白いし怖く物語みんなの飛行機の便が突然崩れて落ちて無人惑星サヴァイヴのようなですよ。 pic.twitter.com/nygbfALPIK
— Fabio Kono (@FKonohamaru) August 19, 2021
勉強も苦手でスポーツもいまいち、文武両道な友人と比較して劣等感にさいなまれていた主人公・仙石アキラ。しかし、ライカ島でのサバイバルをきっかけに急成長を遂げます。持ち前の優しさと勇敢さで生存者の窮地を救うアキラ。やがて、その活躍は周囲にも認められ、リーダーとして慕われるようになります。しかし、アキラの成長は、ライカ島を作ったある人物の思惑があったとも考察できます。
面白い魅力③恋愛模様
エデンの檻の漫画には、生存者たちの恋愛模様も描かれ、幼馴染のりおんに一途なアキラや亡き母の面影を重ねる矢頼の恋の行方も見どころとなっています。学校での素行の悪さから女子に嫌われているアキラ。しかし、ライカ島での活躍は、女子たちの評価を改めるきっかけとなりました。アキラを見直し、彼に告白する女子も現れる中、アキラはりおん以外に興味がありません。
一方、学校の問題児である矢頼は、担任の操栖モトコへ特別な感情を抱いています。操栖の窮地を救い、その後も行動を共にしてきた2人。矢頼と操栖の関係も気になるでしょう。
エデンの檻の登場人物・キャラ一覧
以下では、未知なる島でのサバイバル生活やキャラクター達の人間関係も見どころの、エデンの檻の登場人物・キャラを一覧にまとめました。
登場人物①仙石アキラ
エデンの檻を久々に読み返したが相変わらず打ち切りとはいえ加筆もないし酷すぎ
— あっくん (@axedays) October 16, 2021
最後ハデスは船の中に乗っていたけれど誰やねんってなるし結局タイムワープなのかそれともクローンなのかなんやねん pic.twitter.com/Z8TZnmaDY6
エデンの檻の主人公で、横浜明協学園中等部の3年生です。勉強や運動が苦手なことから、思春期特有の悩みを抱えていたアキラ。島に不時着してからはサバイバル能力を開花させ、皆に頼られるまでに成長しました。
登場人物②赤神りおん
アキラの幼馴染であり、成績優秀で体操部のエース、容姿端麗な女子です。島ではアキラと行動を共にし、彼の心の支えとなりながら数々のピンチを乗り越えていきます。
登場人物③真理谷四郎
エデンの檻の真理谷くん好きな人いませんか?!何気なく読み始めたんだけどこの子がすごくよくて一気に最後まで読んでしまった… pic.twitter.com/20MA4nkmjE
— メイジ🍋 (@meijihoney) February 23, 2023
エデンの檻の狂言回しであり、持ち前の頭脳とパソコンを武器にサバイバル生活を支えるブレーン的存在です。頭脳明晰である一方、現実主義かつ合理的な考えから冷酷な一面を見せていた真理谷。しかし、アキラの行動力に感化され、行動を共にします。
登場人物④大森夏奈子
アキラ達が搭乗した飛行機の新人CAで、この時が初フライトでした。いわゆるドジっ子であるものの緊急事態への対処法に優れ、医療の知識を頼りにされています。
登場人物⑤矢頼光一
#なりきりさんや一般さんがRTしてまだ見ぬなりきりさんや一般さんとつながりたい #拡散希望
— 矢頼光一 (@yarai_EDEN) September 26, 2014
暇だから流す反応くれたら俺から迎えに行く pic.twitter.com/nvSthcKkYz
アキラのクラスメイトの1人で、不良な外見もあいまって学園一の問題児と評されています。並外れた身体能力で仲間の窮地を救う一方、島の秘密も調査しています。
登場人物⑥操栖モトコ
アキラ達が在籍する中等部3年4組の担任教師で、科目は数学です。飛行機の墜落後、生徒たちに襲われそうになったところを矢頼に救出され、以降は彼と行動を共にしています。
登場人物⑦石動ミイナ
墜落事故を起こした飛行機の搭乗者であり、石動財閥の一人娘です。墜落後に記憶喪失に陥るも、スケッチブックや人工物に刻まれた名前から島との関係が示唆されています。後に、ライカ島はミイナの祖父によって設計された人工島と判明します。
エデンの檻に関する感想や評価
以下では、未回収の伏線が残された最後の結末に賛否両論が飛び交った、エデンの檻に関する感想や評価をあらすじネタバレを交えながら紹介します。
感想1:面白いけど最後がいまいちだった
エデンの檻って漫画読んだけど、なかなか面白かった
— ジン 🐍🧪緑🟩⬛️ (@JINN_3304) March 4, 2023
けど最後もうちょいなんとかならんかったか。゚(゚´ω`゚)゚。
不時着した謎の島を舞台にしたサバイバルや極限状態に陥った人間同士の争いなど、読み応えのあるストーリー展開が支持されているエデンの檻。島の謎に迫っていく展開も見どころであり、SNSでもエデンの檻が面白いとの感想が多く見られました。同時に、伏線が残る最後の結末に関しては厳しい意見も寄せられています。中盤までのストーリーが面白かったのに、最後の方がもったいないとの声も見られます。
感想2:ラストも良い
エデンの檻、打ち切り作品だけど個人的にはラストも含めてかなり好き🦝
— 新生たぬき (@sinsei0708) August 4, 2023
あらすじネタバレのように、エデンの檻の最後の結末は読者によってはモヤモヤが残るラストだったでしょう。全ての謎が解明されないままラストを迎えたことで、一部では打ち切り説も有力視されています。一方、打ち切り作品であるもののストーリーは面白く、ラストまで好きとの感想も見られます。エデンの檻の漫画は、読者によって評価が大きく分かれやすい作品でしょう。
感想3:予想外の結末に驚き
エデンの檻、この終わり方マジか…
— くれせりあ@TCG (@CRESSELIA_TCG) August 18, 2023
最終巻でこれってまさか…と思いはしたけど…
最終巻ではライカ島に関する全ての謎が明かされると多くの期待が寄せられるも、あらすじネタバレのように最後の結末ではいくつかの謎が残されました。また、未回収の伏線の中にはライカ島の謎に大きく関わるものも含まれ、それらが解明されることも望まれました。衝撃的な最後から打ち切りの噂も浮上したエデンの檻の最終回。モヤモヤする結末に納得がいかないとの声も見られます。
感想4:最終回のその後が気になる
『エデンの檻』、大好きな作品です。
— サカイ2 (@simjapan19) February 8, 2023
ただ、帰国するために作った船に乗ってその後どうなったのか?
日本に無事帰国したはいいが、
時代が変わっている日本でどう暮らすのか?
そのへんが気になります。是非今後書く機会があれば書いていただきたいです。
『サタノファニ』も次巻楽しみです。
あらすじネタバレのように、エデンの檻の最終回結末はライカ島から日本を目指すアキラ達の姿で締めくくられました。不時着直後は島からの脱出も絶望的だった一行でしたが、島でのサバイバル生活を経てようやく島の外に出ることが出来ました。果たして、ライカ島を脱出したアキラ達は日本へ帰国することが出来たのでしょうか。自分たちが知る世界でなくなった日本でどのような生活を送るのか、その後が気になるとの声も見られます。
エデンの檻のネタバレまとめ
エデンの檻のネタバレあらすじや最後の結末、打ち切りの噂、未回収伏線のネタバレ考察、感想や評価をまとめました。ミステリアスな世界観と、少しづつ明かされていく島の正体が読者の興味をそそるエデンの檻。ライカ島とは何だったのか、アキラ達の正体は何者だったのか考察するごとに謎が深まるでしょう。